JP2000272115A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2000272115A
JP2000272115A JP11081740A JP8174099A JP2000272115A JP 2000272115 A JP2000272115 A JP 2000272115A JP 11081740 A JP11081740 A JP 11081740A JP 8174099 A JP8174099 A JP 8174099A JP 2000272115 A JP2000272115 A JP 2000272115A
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Soichi Hiramatsu
壮一 平松
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/145Arrangement thereof
    • B41J2/15Arrangement thereof for serial printing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J19/00Character- or line-spacing mechanisms
    • B41J19/18Character-spacing or back-spacing mechanisms; Carriage return or release devices therefor
    • B41J19/20Positive-feed character-spacing mechanisms
    • B41J19/202Drive control means for carriage movement

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 微小振動等によって生じる画像むらや色ずれ
を抑え、高品質な画像を記録する。 【解決手段】 記録装置は、キャリッジモータ5による
駆動力がタイミングベルト7を介して伝達され、ガイド
軸3に沿って移動されるキャリッジ2を備えている。キ
ャリッジ2には、複数のノズルからなるノズル列をそれ
ぞれ備えた各色の記録ヘッド1y,1m,1c,1k
が、各々のノズル列が互いに平行になるように配列され
た状態で搭載される。互いに隣接する各色記録ヘッドの
ノズル列同士の間隔は、キャリッジ2の移動速度をv、
キャリッジ2を移動させるキャリッジ駆動系の固有振動
数をfとしたときに、v/fの整数倍の間隔となるよう
に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に画像を
記録する記録装置に関する。なお、本発明における「記
録」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を記録媒体に
対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持
たない画像を付与することをも意味するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、記録ヘッドが搭載されたキャ
リッジを記録媒体の搬送方向に対して直交する方向に移
動して記録媒体の表面に記録を行う、いわゆるシリアル
記録装置が知られている。このようなシリアル記録装置
では、記録媒体の搬送とキャリッジの移動による記録動
作とを交互に繰り返しながら行うことによって、記録媒
体上に画像が記録されていく。一般的に、キャリッジは
キャリッジ軸に沿って移動され、その駆動源としてモー
タが用いられる。モータの駆動力は、モータの軸に取り
付けられたプーリに巻回され、キャリッジに一部が固定
されたタイミングベルトを介して、キャリッジに伝達さ
れる。
【0003】近年では、画像形成の高速化並びに高画質
化を実現する要求が高まっている。このため、複数の画
素からなる画素列を複数列用いて画像を記録する構成が
とられている。例えばイエロー、マゼンタ、シアンおよ
びブラックの各色の複数の記録ヘッドをキャリッジの移
動方向に並べた状態でキャリッジに備え、各色を重ね合
わせてカラー印字を行うカラー用記録装置等が提案され
ている。
【0004】ここで、上記に説明したように、キャリッ
ジの駆動源としてモータを駆動したときには、例えば駆
動プーリの振れ(偏芯)によって、キャリッジの移動速
度に速度変動が発生する。このようにして発生するキャ
リッジの速度変動が、記録画像に「むら」を生じさせる
ことになる。この記録むらは、例えば前述の4色の複数
の記録ヘッドをキャリッジの移動方向に並べた状態でキ
ャリッジに備え、各色を重ね合わせてカラー印字を行う
カラー用記録装置等では、記録画像において色ずれとな
って現れ、画像品質の低下を招くことになる。
【0005】上記のシリアル型の記録装置のうち、特
に、記録ヘッドからインク滴を吐出して画像記録を行う
インクジェット記録装置においては、上述したようなキ
ャリッジの速度変動による画像品質低下を低減するため
に、複数の記録ヘッド間の距離を駆動プーリの1回転分
の移動量とほぼ等しいか、またはその移動量の整数倍と
したものが、例えば特開平3−246059号公報や特
開平5−155092号公報に開示されている。また、
プーリ振れによるキャリッジの速度変動を補正すべく、
各記録ヘッドのインクの吐出タイミングを変化させるも
のが、特開平6−91896号公報や特開平9−248
922号公報に開示されている。
【0006】上述の問題はキャリッジの速度変動に起因
するものであり、その速度変動の周期はプーリ1周分程
度と比較的大きく、また加速度成分としては比較的小さ
い。従来のインクジェット記録装置においては、インク
吐出時の記録ヘッドの位置がこの速度変動によってずれ
ることで、記録画像のむらや色ずれが発生している。そ
のため、例えば、キャリッジの移動範囲に設置されたエ
ンコーダ等を用いてインクの吐出タイミングをとること
により、上述の問題を解消することも可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、キャリ
ッジの速度変動の要因としては、上述したもの以外に
も、例えば、タイミングベルトの歯部間隔による振動
や、モータのトルクリップルや、駆動系全体の振動系の
固有振動数等に起因する、周期が比較的小さく、また加
速度成分としては比較的大きなものがある。
【0008】上記の要因により発生する画像むらや色ず
れは、プーリの偏芯等により発生するものに比べて少な
い。しかし、この画像むらや色ずれは、上記に挙げた振
動等に起因して、記録ヘッドを搭載しているキャリッジ
とキャリッジ軸との間の「ガタ」に微小振動等が発生す
ることによって生じるものであり、エンコーダ等を用い
てインクの吐出タイミングをとる構成では、このような
微小振動を防ぐことができない。
【0009】そこで本発明は、微小振動等によって生じ
る画像むらや色ずれを抑え、高品質な画像を記録するこ
とができる記録装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の記録装置は、それぞれ複数の画素からなる
複数の画素列を互いに平行に配列した状態で備え記録媒
体に画像を記録する記録手段を搭載し、前記各画素列の
配列方向に沿って移動されるキャリッジを有する記録装
置において、前記キャリッジの移動速度をv、前記キャ
リッジを移動させるキャリッジ駆動系の固有振動数をf
としたときに、互いに隣接する前記各画素列同士の間隔
がv/fの整数倍の間隔となるように構成されているこ
とを特徴とする。
【0011】また、本発明の他の記録装置は、それぞれ
複数の画素からなる複数の画素列を互いに平行に配列し
た状態で備え記録媒体に画像を記録する記録手段を搭載
し、前記各画素列の配列方向に沿って移動されるキャリ
ッジと、該キャリッジを移動させる駆動源の駆動力を前
記キャリッジに伝達させるためのタイミングベルトとを
有する記録装置において、互いに隣接する前記各画素列
同士の間隔が、前記タイミングベルトの歯部間隔の整数
倍の間隔となるように構成されていることを特徴とす
る。
【0012】また、本発明の他の記録装置は、それぞれ
複数の画素からなる複数の画素列を互いに平行に配列し
た状態で備え記録媒体に画像を記録する記録手段を搭載
し、前記各画素列の配列方向に沿って移動されるキャリ
ッジと、該キャリッジを移動させる駆動源とを有する記
録装置において、互いに隣接する前記各画素列同士の間
隔が、前記駆動源が有するトルクリップル間隔の整数倍
の間隔となるように構成されていることを特徴とする。
【0013】上記のように構成された本発明の記録装置
によれば、記録媒体上の被記録位置に対する各画素列の
位置ずれの位相が合致するため、キャリッジに微小振動
が発生することが抑えられ、各画素列による記録画像が
重ね合わされたときに画像むらや色ずれが発生すること
が防止される。
【0014】さらに、前記記録媒体を搬送する搬送手段
が備えられている構成としてもよい。
【0015】さらには、前記搬送手段は、前記記録媒体
を前記キャリッジの移動方向に対して交差する方向に搬
送するように構成されていてもよい。
【0016】また、前記画素は吐出口からインクを吐出
するノズルである構成としてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0018】(第1の実施形態)図1は、本発明の記録
装置の第1の実施形態を示す斜視図である。
【0019】本実施形態の記録装置は、いわゆるインク
ジェット記録方式の記録ヘッド1を備えたインクジェッ
ト記録装置である。この記録ヘッド1は、インクジェッ
ト記録方式の中でも、特に、インク吐出を行わせるため
に利用されるエネルギーとして熱エネルギーを発生する
手段を備え、その熱エネルギーによりインクの状態変化
を生起させる方式を用いることにより、記録画像の高密
度化および高精細化を達成しているものである。記録ヘ
ッド1はイエロー記録ヘッド1y、マゼンタ記録ヘッド
1m、シアン記録ヘッド1cおよびブラック記録ヘッド
1kの4色の記録ヘッドを有し、各色の記録ヘッド1
y,1m,1c,1kは、ガイド軸3の長さ方向に沿っ
て配列された状態すなわちキャリッジ2の移動方向に沿
った状態でキャリッジ2に搭載されている。
【0020】図1において、記録ヘッド1は図示下向き
にインクを吐出する姿勢でキャリッジ2に搭載されてお
り、キャリッジ2の軸受け部2aがガイド軸3に沿って
移動しながらインク液滴を吐出して、記録用紙等の記録
媒体4上に1走査分の画像を形成していく。なお、キャ
リッジ2のガイド軸3に沿った往復移動は、キャリッジ
モータ5の駆動力が伝達されたプーリ6の回転により、
タイミングベルト7を介して行われる。
【0021】記録ヘッド1による1走査分の記録が終了
すると、記録ヘッド1は記録動作を中断し、フィードモ
ータ9が駆動されて、プラテン8上に位置する記録媒体
4がキャリッジ2の移動方向に対して直交する方向に所
定量だけ搬送される。次いで、再びキャリッジ2をガイ
ド軸3に沿って移動させながら次の1走査分の画像形成
を行う。これらの動作を繰り返すことにより、記録媒体
4の全体に画像が記録される。
【0022】記録装置本体の図示右側には記録ヘッド1
のインク吐出状態を良好に保つための回復動作を行う回
復機器10が配設されている。回復機器10には、記録
ヘッド1をキャップするキャップ11、記録ヘッド1の
インク吐出面を拭うワイパー12、および記録ヘッド1
のインク吐出ノズルからインクを吸引するための吸引ポ
ンプ(不図示)等が設けられている。
【0023】また、本実施形態の記録装置はエンコーダ
スケール13およびエンコーダヘッド14を備えてお
り、キャリッジ2の移動速度の検出を行い、キャリッジ
モータ5の駆動時にそのフィードバック制御を行うよう
に構成されている。また、エンコーダスケール13の位
置情報をエンコーダヘッド14により読み取ることで、
記録ヘッド1のインク吐出タイミングがとられている。
【0024】図2は、図1に示した記録装置における制
御回路の構成を示すブロック図である。
【0025】図2において、符号1700は記録信号を
入力するインターフェイス、符号1701はMPU、符
号1702はMPU1701が実行する制御プログラム
を格納するROM、符号1703は各種データを保存し
ておくDRAMを示す。また、符号1704は記録ヘッ
ド1に対する記録データの供給制御を行うゲートアレイ
(G.A.)を示し、このゲートアレイ1704はイン
ターフェイス1700、MPU1701、RAM170
3間のデータ転送制御も行うものである。符号1705
は記録ヘッド1を駆動するヘッドドライバ、符号170
6はフィードモータ9を駆動するためのモータドライ
バ、符号1707はキャリッジモータ5を駆動するため
のモータドライバを示す。また、符号14は図1に示し
たエンコーダヘッドを示す。
【0026】上記のように構成された制御回路の動作を
説明すると、インターフェイス1700に記録信号が入
ると、ゲートアレイ1704とMPU1701との間で
記録信号がプリント用の記録データに変換される。そし
て、モータドライバ1706,1707が駆動されると
ともにヘッドドライバ1705に送られた記録データに
したがって記録ヘッド1が駆動され、記録が行われる。
このとき、エンコーダ14から入力された信号により、
キャリッジモータ5用のモータドライバ1707がフィ
ードバック制御されるとともに、エンコーダ14から入
力された信号により発生した吐出タイミングで記録ヘッ
ド1が駆動される。
【0027】図3は、図1に示した各色の記録ヘッドの
ノズル列同士の配列ピッチを示す図である。
【0028】上述したように、本実施形態における記録
ヘッド1はイエロー記録ヘッド1y、マゼンタ記録ヘッ
ド1m、シアン記録ヘッド1c、およびブラック記録ヘ
ッド1kにて構成されており、各色の記録ヘッドのノズ
ル列は互いに間隔Lだけ間をおいて配列されている。各
色の記録ヘッドは、記録媒体4(図1参照)に画像記録
を行うための画素として、吐出口からインク滴を吐出す
る複数のノズル(不図示)を備えている。これらの複数
のノズルは一列に配列され、ノズル列が形成されてい
る。各色の記録ヘッドが上記のように配列されているこ
とにより、各色の記録ヘッドに備えられたノズル列は互
いに平行に配列されている。
【0029】図4は、記録ヘッド1が搭載されたキャリ
ッジ2を速度v1で移動させたときの、各色記録ヘッド
の位置ずれ幅を示す図である。キャリッジ2は、本実施
形態の記録装置におけるキャリッジ駆動系の固有振動数
fにて決まる周期にて振動を起こし、各色の記録ヘッド
ともこの周期にて位置ずれが繰り返されている。
【0030】図4において、横軸には印字位置すなわち
各色記録ヘッドの移動時の位置がとられており、位置ず
れ周期に応じた位置ずれピッチ(距離)がP1で示され
ている。このピッチP1は、(キャリッジ2の速度v1)
/(キャリッジ駆動系の固有振動数f)にて決まる。本
実施形態では、各色記録ヘッドのノズル列同士の間隔L
がP1の整数倍である5倍となっており、記録媒体4上
の被記録位置に対して、各記録ヘッド1y,1m,1
c,1kの位置ずれの位相が合致する構成となってい
る。
【0031】図5は、記録ヘッド1が搭載されたキャリ
ッジ2を速度v2で移動させたときの、各色記録ヘッド
の位置ずれ幅を示す図である。
【0032】速度v2は上記速度v1の5/4倍の速度で
あるため、(キャリッジ2の速度v 2)/(キャリッジ
駆動系の固有振動数f)にて決まる位置ずれピッチ(距
離)P2は、上記ピッチP1の5/4倍となる。そのた
め、図5に示す例では、各色記録ヘッドのノズル列同士
の間隔LもピッチP2の整数倍である4倍となる。その
結果、図4と同様に、記録媒体4上の被記録位置に対し
て、記録ヘッド1y,1m,1c,1kの位置ずれの位
相が合致する構成となっている。
【0033】このように、キャリッジ駆動系の固有振動
数fが予め決まっているときは、各色記録ヘッドのノズ
ル列同士の間隔Lもしくはキャリッジ2の移動速度vを
適宜に変更することにより、間隔Lを(速度v)/(固
有振動数f)の整数倍にすることが可能となる。そのた
め、このように構成された記録装置では、位置ずれピッ
チ(距離)Pの整数倍が各色記録ヘッドのノズル列同士
の間隔Lとなり、記録媒体4上の被記録位置に対する各
記録ヘッド1y,1m,1c,1kの位置ずれの位相が
合致するため、各色記録ヘッドによる記録画像が重ね合
わされたときに画像むらや色ずれが発生することを抑え
ることが可能となる。
【0034】(第2の実施形態)図6は、本発明の記録
装置の第2の実施形態における記録ヘッドおよびタイミ
ングベルトを示す図である。
【0035】図6に示すように、本実施形態におけるタ
イミングベルト27は、歯部間隔P TMを有するように構
成されている。本実施形態の記録装置のその他の構成は
図1に示した記録装置と同様であるので、詳しい説明は
省略する。
【0036】図7は、記録ヘッド1が搭載されたキャリ
ッジ2を図6に示したタイミングベルト27を介して移
動させたときの、各色記録ヘッドの位置ずれ幅を示す図
である。キャリッジ2は、タイミングベルト27の歯部
間隔PTMに応じた周期にて微小振動を起こし、各色の記
録ヘッドともこの周期にて位置ずれが繰り返されてい
る。
【0037】図7において、横軸には印字位置すなわち
各色記録ヘッドの移動時の位置がとられており、各色記
録ヘッドの位置ずれピッチ(距離)がP3で示されてい
る。このピッチP3は、タイミングベルト27の歯部間
隔PTMにて決まる。本実施形態では、各色記録ヘッドの
ノズル列同士の間隔Lが位置ずれピッチP3の整数倍で
ある5倍となっており、記録媒体4上の被記録位置に対
して、各記録ヘッド1y,1m,1c,1kの位置ずれ
の位相が合致する構成となっている。
【0038】このように、本実施形態の記録装置も、位
置ずれピッチ(距離)Pの整数倍が各色記録ヘッドのノ
ズル列同士の間隔Lとなるように構成されているので、
記録媒体4上の被記録位置に対する各記録ヘッド1y,
1m,1c,1kの位置ずれの位相が合致し、各色記録
ヘッドによる記録画像が重ね合わされたときに画像むら
や色ずれが発生することを抑えることが可能となる。
【0039】(第3の実施形態)図8は、本発明の記録
装置の第3の実施形態における記録ヘッド、キャリッジ
モータ、プーリおよびタイミングベルトを示す図であ
る。
【0040】図8に示すように、本実施形態におけるキ
ャリッジモータ35は、その駆動時に、1回転につき1
0周期分のトルクリップルPTRを有している。このトル
クリップルは、プーリ6を介して振動源としてキャリッ
ジ2に伝達される。この振動源は、トルクリップルPTR
に応じた周期でキャリッジ2を微小振動させる。
【0041】図9は、記録ヘッド1が搭載されたキャリ
ッジ2を図8に示したキャリッジモータ25を駆動源と
して移動させたときの、各色記録ヘッドの位置ずれ幅を
示す図である。キャリッジ2は、キャリッジモータ25
のトルクリップルPTRに応じた周期にて微小振動を起こ
し、各色の記録ヘッドともこの周期にて位置ずれが繰り
返されている。
【0042】図9において、横軸には印字位置すなわち
各色記録ヘッドの移動時の位置がとられており、各色記
録ヘッドの位置ずれピッチ(距離)がP4で示されてい
る。このピッチP4は、キャリッジモータ25のトルク
リップルPTRの間隔にて決まる。本実施形態では、各色
の記録ヘッドのノズル列同士の間隔Lが位置ずれピッチ
4の整数倍である2倍となっており、記録媒体4上の
被記録位置に対して、各記録ヘッド1y,1m,1c,
1kの位置ずれの位相が合致する構成となっている。
【0043】このように、本実施形態の記録装置も、位
置ずれピッチ(距離)Pの整数倍が各色記録ヘッドのノ
ズル列同士の間隔Lとなるように構成されているので、
記録媒体4上の被記録位置に対する各記録ヘッド1y,
1m,1c,1kの位置ずれの位相が合致し、各色記録
ヘッドによる記録画像が重ね合わされたときに画像むら
や色ずれが発生することを抑えることが可能となる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の記録装置
は、キャリッジの移動速度をv、キャリッジを移動させ
るキャリッジ駆動系の固有振動数をfとしたときに、互
いに隣接する各画素列同士の間隔がv/fの整数倍の間
隔となるように構成され、あるいは、互いに隣接する各
画素列同士の間隔が、駆動源の駆動力をキャリッジに伝
達するタイミングベルトの歯部間隔の整数倍の間隔とな
るように構成され、あるいは、互いに隣接する各画素列
同士の間隔が、キャリッジを移動させるための駆動源が
有するトルクリップル間隔の整数倍の間隔となるように
構成されているので、記録媒体上の被記録位置に対する
各画素列の位置ずれの位相が合致し、キャリッジに微小
振動が発生することを抑えることができる。その結果、
各画素列による記録画像が重ね合わされたときに画像む
らや色ずれが発生することを抑えることができ、高品質
な画像を記録することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録装置の第1の実施形態を示す斜視
図である。
【図2】図1に示した記録装置における制御回路の構成
を示すブロック図である。
【図3】図1に示した各色の記録ヘッド同士の配列ピッ
チを示す図である。
【図4】記録ヘッドが搭載されたキャリッジを速度v1
で移動させたときの、各色記録ヘッドの位置ずれ幅を示
す図である。
【図5】記録ヘッドが搭載されたキャリッジを速度v2
で移動させたときの、各色記録ヘッドの位置ずれ幅を示
す図である。
【図6】本発明の記録装置の第2の実施形態における記
録ヘッドおよびタイミングベルトを示す図である。
【図7】記録ヘッドが搭載されたキャリッジを図6に示
したタイミングベルトを介して移動させたときの、各色
記録ヘッドの位置ずれ幅を示す図である。
【図8】本発明の記録装置の第3の実施形態における記
録ヘッド、キャリッジモータ、プーリおよびタイミング
ベルトを示す図である。
【図9】記録ヘッドが搭載されたキャリッジを図8に示
したキャリッジモータを駆動源として移動させたとき
の、各色記録ヘッドの位置ずれ幅を示す図である。
【符号の説明】
1 記録ヘッド 1y イエロー記録ヘッド 1m マゼンダ記録ヘッド 1c シアン記録ヘッド 1k ブラック記録ヘッド 2 キャリッジ 2a 軸受け部 3 ガイド軸 4 記録媒体 5,35 キャリッジモータ 6 プーリ 7,27 タイミングベルト 8 プラテン 9 フィードモータ 10 回復機器 11 キャップ 12 ワイパー 13 エンコーダスケール 14 エンコーダヘッド 1700 インターフェース 1701 MPU 1702 ROM 1703 DRAM 1704 ゲートアレイ 1705 ヘッドドライバ 1706,1707 モータドライバ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ複数の画素からなる複数の画素
    列を互いに平行に配列した状態で備え記録媒体に画像を
    記録する記録手段を搭載し、前記各画素列の配列方向に
    沿って移動されるキャリッジを有する記録装置におい
    て、 前記キャリッジの移動速度をv、前記キャリッジを移動
    させるキャリッジ駆動系の固有振動数をfとしたとき
    に、互いに隣接する前記各画素列同士の間隔がv/fの
    整数倍の間隔となるように構成されていることを特徴と
    する記録装置。
  2. 【請求項2】 それぞれ複数の画素からなる複数の画素
    列を互いに平行に配列した状態で備え記録媒体に画像を
    記録する記録手段を搭載し、前記各画素列の配列方向に
    沿って移動されるキャリッジと、該キャリッジを移動さ
    せる駆動源の駆動力を前記キャリッジに伝達させるため
    のタイミングベルトとを有する記録装置において、 互いに隣接する前記各画素列同士の間隔が、前記タイミ
    ングベルトの歯部間隔の整数倍の間隔となるように構成
    されていることを特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】 それぞれ複数の画素からなる複数の画素
    列を互いに平行に配列した状態で備え記録媒体に画像を
    記録する記録手段を搭載し、前記各画素列の配列方向に
    沿って移動されるキャリッジと、該キャリッジを移動さ
    せる駆動源とを有する記録装置において、 互いに隣接する前記各画素列同士の間隔が、前記駆動源
    が有するトルクリップル間隔の整数倍の間隔となるよう
    に構成されていることを特徴とする記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体を搬送する搬送手段が備え
    られている請求項1から3のいずれか1項に記載の記録
    装置。
  5. 【請求項5】 前記搬送手段は、前記記録媒体を前記キ
    ャリッジの移動方向に対して交差する方向に搬送するよ
    うに構成されている請求項4に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記画素は吐出口からインクを吐出する
    ノズルである請求項1から5のいずれか1項に記載の記
    録装置。
JP11081740A 1999-03-25 1999-03-25 記録装置 Pending JP2000272115A (ja)

Priority Applications (2)

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