JPH03246059A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH03246059A
JPH03246059A JP2042514A JP4251490A JPH03246059A JP H03246059 A JPH03246059 A JP H03246059A JP 2042514 A JP2042514 A JP 2042514A JP 4251490 A JP4251490 A JP 4251490A JP H03246059 A JPH03246059 A JP H03246059A
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heads
pulley
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/38Drives, motors, controls or automatic cut-off devices for the entire printing mechanism
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J19/00Character- or line-spacing mechanisms
    • B41J19/18Character-spacing or back-spacing mechanisms; Carriage return or release devices therefor
    • B41J19/20Positive-feed character-spacing mechanisms

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  • Ink Jet (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は記録装置に関し、特に複数の記録ヘッドを用い
、これら記録ヘッドによって被記録材に重ね記録を行う
記録装置に関する。
[従来の技術] 記録装置の一例を第5図に示す。
第5図に示される記録装置はインクジェット方式の記録
装置である。インクジェット記録へラド101は、第5
図中矢印方向に往復移動可能に構成されたキャリッジ1
02に搭載されている。キャリッジ102は、駆動モー
タ103の回動軸に固定された駆動プーリ104とこれ
と装置の対向する側に配置されたアイドラブー1月05
との間に掛は渡された駆動ベルト106と接続部102
°で接続されている。これによりキャリッジ102は、
駆動モータ103の正逆転運動に応じ摺動レール107
上を往復運動し、これに伴ない記録ヘッド101は、記
録紙10gにインクを吐出することにより記録を行う。
なお、109は搬送ローラであって、記録紙108を搬
送する。
[発明が解決しようとする課題] 上側のような記録装置において、駆動プーリやアイドラ
プーリは、程度の差はあってもその回動軸が偏心してい
ることや非真円であることは製造上等の理由で避けられ
ないことである。この偏心等によって駆動ベルト106
の走行において発生する速度むらは、上記偏心が所定の
範囲を越えると、従来の記録装置では、無視できない記
録むらを生じさせることがあった。ただし、第5図に示
されるような、単一記録ヘッドのプリンタの場合、すな
わち1色で記録を行う場合、その記録むらは比較向見る
者にとって認識されにくく許容される程度のものである
ことが多かった。
ところで、近年パーソナルコンピューター等におけるデ
イスプレーのカラー化が進み、プリンタについてもカラ
ー記録できるものへの需要が急速に高まっている。こう
したプリンタでは、第6図に示すように、複数個の色の
それぞれに対応した記録ヘッド101A〜101Dをキ
ャリッジ102に搭載し、色を重ねながら例えば1つの
画素を形成し、これによりフルカラー記録を行う。一般
にフルカラー記録を行うには、シアン、マゼンタ、イエ
ロー及びブラックの4つの色の記録ヘッドを具える。
このような色重ねの場合、上記記録むらは色ずれとなっ
て表われ、この色ずれは見る者にとり比較的はっきりと
認識される。
以下、プーリ偏心によって発生する記録むらと色ずれに
関して説明する。
第7図は、駆動プーリ104およびアイドラープーリ1
05が真円かつ偏心していない場合のプーリ回転による
駆動ベルト106の移動状況を示す模式図である。駆動
ベルト106上の図中Aで示される位置に着目すると、
駆動プーリ104のa位置からb位置までの180°の
回転により位置Aにあるベルトには図中Bで示される位
置まで移動する。
さらに駆動プーリが180@回転すると位置Cに至り、
駆動プーリ104の1回転が完了する。
このとき、プーリに偏心等がなければ当然位置A−B間
2位置B−C間の距離は等しく、駆動プーリ104が定
常速度で回転する間、駆動ベルト106の走行速度は一
定に保たれる。これにより、記録ヘッドは所定時間ごと
に記録を行うことで色ずれのない記録画像を得ることが
できる。
次に、駆動プーリ104が偏心しその量がαである場合
について第8図を参照して説明する。
まず、図中実線で示される位置に駆動プーリ104が位
置すると、駆動ベルト106は、駆動プーリ104のa
゛を通り掛は渡される。これから明らかなように、プー
リが真円かつ偏心していない場合のベルトの位置と比較
すると例えば、第7図に示される位置Aの場合右側に移
動する。その移動量は、実際にベルトが掛は渡される長
さが変化するため、ベルトのテンションが変化しベルト
に伸びやつぶれ、また、プーリを軸支する部分に変位が
生じ、経験的に概略α/2になる。
さらにこの位置から駆動プーリ104が180°回転し
た場合は、駆動ベルト106はプーリ104のす。
を通って掛け、渡される状態となる。このとき、位置A
のベルトは第7図に示したように本来位置Bに至るはず
であるが上記偏心のために位置Bから左側にα/2移動
することになる。さらに180°回転し、駆動プーリ1
04が1回転したときには本来あるべき位置Cからα/
2右側に移動した状態となる。
偏心等のない場合のベルトの定位置からの位置ずれ量を
縦軸(右側へのずれを+)にとり、横軸には、本来(る
べき位置をとり、位置ずれ曲線を描くと第9図のように
なる。
こうした位置ずれを起こす状態のベルト駆動によって記
録を行った場合の記録結果と、偏心等の無い場合の記録
(以下、正規記録ともいう)の記録結果とを比較すると
第1O図に示すようになる。
第1O図は、正規記録と偏心を有した記録のそれぞれに
ついてインクドツトの打たれる位置を模式的に示す図で
ある。この図から明らかなように、記録結果には駆動プ
ーリ104の回転周期に応じた疎密状態が発生すること
が分かる。
次に、複数個の記録ヘッドを用いた記録装置の場合(説
明上2個のヘッド)の位置ずれについて第11図を参照
して説明する。
2つのヘッドl0IAおよびヘッドl0IBが距離ρで
キャリッジ102に搭載され、駆動プーリ104の1回
転によるキャリッジの移動距離をL(記録紙108のA
−C)、βとLの関係が2=α/2となっている場合を
考える。プーリに偏心等が無いとすると、駆動プーリ1
04の回転に伴なって、ヘッド101AはA地点に達す
るときにインクを吐出し、A地点にドツトを形成すると
、ヘッド101 Bは、さらに駆動プーリ104が回転
しヘッド101AがB地点に達したときにインクを吐出
すれば、A地点にドツトを重ねることができる。
しかし、駆動プーリ104に偏心αがある場合は、ヘッ
ドl0IAにより記録されるドツトは正規記録に対して
位置ずれを起し第1O図に示したような記録が行なわれ
ることになる。このとき、ヘッド101Bによる記録も
同様の位置ずれを生じるが、その位置ずれの位相はヘッ
ド間距離ρだけずれる。
この様子は1.第12図に示される。
すなわち、第12図を参照すると、ヘッド101Bがイ
ンクを吐出するタイミングは、記録ヘッドの間隔がβで
、これはキャリッジ102の移動距離のL/2  (A
B間)と等しいため、ヘッドl0IAによる吐出後駆動
プーリ104が180°回転したときにヘッド101B
の吐出が行われる。そのためにヘッド101Bにより形
成されるドツトの位置ずれは、ヘッド101Aによる記
録のB地点での位置ずれ量と同一のものとなる。つまり
位置ずれの位相がヘッド間距離氾だけずれることになる
このときA地点に形成されるべきドツトに着目すると、
2つのヘッドによるドツトの重なり具合は、l0IAに
よるドツトが+α/2.101Bによるドツトは一α/
2ずれて記録されるために両者はαだけずれて記録され
ることになる。仮に、駆動プーリの偏心量を30μmに
押えたとしてもそれだけはずれることになる。現実には
アイドラプーリ105の偏心の影響も受は位置ずれの程
度は大きくなりやすい。
近年のフルカラープリンタの画素密度は1インチ当り3
60〜400 ドツトが一般的であり、ドツト間距離に
して70.6〜63.5μmとなる。こうした記録密度
で先の位置ずれが生じると、文字などでは記録場所によ
り色味が異なったり、あるいは滲みなどの感覚を見る者
に与えてしまうことになる。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたもの
であり、複数の記録ヘッドのヘッド間距離を、例えばプ
ーリ1回転当りのヘッド移動距離と概略等しいか、また
は整数倍とすることにより、複数個のヘッドによる重ね
記録を行ったときに、それぞれの記録位置のずれを生じ
ないかまたは位置ずれを最小限とすることが可能な記録
装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] そのために本発明では、複数の記録ヘッドにより、当該
複数の記録ヘッドの移動に伴なって被記録材の同−箇所
に記録を行う記録装置において、前記複数の記録ヘッド
を搭載するキャリッジと、該キャリ、ツジに駆動力を伝
達することにより当該キャリッジを移動させるための駆
動力伝達手段と、該駆動力伝達手段により伝達される駆
動力を発生するためのモータとを具え、前記複数の記録
ヘッドの各々の間の距離を、前記駆動力伝達手段の伝達
の1周期による前記複数の記録ヘッドの移動量とほぼ等
しいか、または該移動量の整数倍としたことを特徴とす
る。
[作 用] 以上の構成によれば、複数の記録ヘッドのヘッド間距離
を、例えばプーリ1回転当りのヘッド移動距離と概略等
しいか、または整数倍とすることにより、プーリの偏心
等によって生じる各記録ヘッドにおける記録位置のずれ
は、被記録材の同一箇所ではいずれの記録ヘッドによっ
ても等しいか、またはほぼ等しくなる。
[実施例〕 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
第1図(A)は本発明の一実施例に関するインクジェッ
ト記録装置を概略的に示す上面図、第1図(B)はその
斜視図である。上記第5図〜第12図にて示した要素と
同様の要素には同一の符号を付しての説明は一部省略す
る。
記録ヘッド101A〜1010は、それぞれシアン、マ
ゼンダ、イエロー、ブラックの各インク色に対応して設
けられており、それぞれのヘッドの吐出口間の距離βで
キャリッジ102上に搭載されている。また、駆動用プ
ーリ104およびアイドラプーリ105は、その一回転
により駆動ベルト1(16を介してキャリッジ102を
ヘッドの吐出口間の距離と等しい距離ρだけ移動するよ
うに径が設定されている。また、各記録ヘッドl0IA
 −101Dは、それぞれのヘッドが記録紙10gのG
点がらH点まで記録を行えるようにキャリッジ102の
移動範囲が設定されている。
ここで、駆動プーリ104が偏心し、その量がβであり
、ヘッドl0IAが記録開始点Gに達したとき最大位置
ずれを生じる場合、ヘッド101Aによる記録の位置ず
れ曲線は第9図と同様で第2図に示されるようになる。
さらに各々の記録ヘッド101B〜101Dによる記録
の位置ずれは前述第12図に示したのと同様それぞれそ
の位置ずれの位相が互いにヘッド間距離βだけずれたも
のとなる。その結果、第2図からも明らかなように各記
録ヘッドによる記録の位置ずれの周期はヘッド間距離氾
に対応したものであるため、全ての記録ヘッドの位置ず
れは記録紙の同じ位置では等しくなる。
すなわち、4つの記録ヘッドのそれぞれによる記録の間
にずれは発生しないこととなり、偏心等によって生じる
のは第10図に示されるような個々の記録ヘッドにおけ
るプーリの回転周期で生じる疎密のむらだけとなる。
また、アイドラプーリ105の一回転当りのベルト10
6を介したキャリッジ102の移動量もβに設定してい
るので、本来駆動プーリ104とアイドラブー1月05
の各々の偏心等により複合されて発生する位置ずれもそ
の周期は距離ρに対応したものとなり、各々の記録ヘッ
ド間でのずれは発生しない。
第1図(B)は、本発明の好適な一実施例として、電気
熱変換体を吐出エネルギ発生手段として有する所謂バブ
ルジェット(BJ)記録方式のカラーインクジェット記
録装置の構成の一例を示す。
第1図(B)において、用紙またはプラスチックシート
などの被記録材108は、記録領域の上下に配置された
各一対のローラから成る搬送ローラ2・109によって
支持され、シート送りモータで駆動される搬送ローラ2
・109によって矢印A方向へ搬送される。搬送ローラ
2・109の前方にはこれと平行にガイドシャフト10
7が設けられている。このガイドシャフト107に沿っ
てキャリッジ102がキャリッジモータ103の出力に
よりベルト106を介して矢印B方向に往復駆動される
キャリッジ102には、BJ方式のインクジェットヘッ
ドである記録ヘッドユニット101が搭載されている。
この記録ヘッドユニット101は、カラー画像記録用で
あり、走査方向に配列され、シアン(C)、マゼンダ(
M)、イエロー(Y)、ブラック(BK)の各色のイン
クに対応させて設けた4個の記録ヘッド、すなわちl0
IA、 l0IB、 l0IC,l0LDから成ってい
る。各記録ヘッド101の前面、すなわち被記録材10
8と所定間隔(例えば0.08mm)をおいて対向する
面には複数(例えば8個)のインク吐出口を縦1列に配
置した記録部が設けられている。前記記録ヘッド101
(記録ヘッドl0IA〜1010のいずれでも同じ)は
、被記録材108に対向する面に、縦方向に所定ピッチ
で複数のインク吐出口が設けられ、記録情報に基づいて
各インク吐出口に対応して設けられた電気熱変換体(発
熱抵抗体など)を駆動(通電加熱)してインク内にバブ
ル(泡)を発生せしめ、このときの圧力により飛翔イン
ク滴を形成し、被記録材108に所定のパターンでイン
クドツトを付着させながら記録が行われる。
各記録ヘッド101には、上述のように駆動を行うため
の駆動回路(ドライバー)29の回路基板が装着されて
いる。また記録装置の制御回路(cpu)やこれに併設
されたROM、 RAM等を含む制御部は、制御基板1
5上に形成されており、この制御部は、コンピュータ等
のホスト装置14から指令信号やブタ信号(記録情報)
を受信し、これに基づいて各種モータ等の駆動源などと
ともに前記ヒートドライバを介して各記録ヘッドl0I
A〜101Dに電気熱変換体の駆動電圧(ヒート電圧)
を印加する。さらに記録装置の外装ケース(不図示)に
取付けられる操作パネル160には、オンライン/オフ
ライン切換えキー16A、ラインフィードキー16B、
フオームフィードキー160.記録モード切換えキー1
6D等のキー設定部の他、い(っがのアラームランプ1
6Eや電源ランプ16F等の警告ランプを含む表示部が
設けられている。本実施例に示すカラーインクジェット
記録装置においても、第1図(A)に示すのと同様に、
各々のヘッドの吐出口間の距離がβであって、プーリ1
04・105はその一回転によりベルト106を介して
キャリッジ102を距離氾だけ移動するよう径が設定さ
れている。
第3図は、複数の記録ヘッドの吐出口間の距離が一律で
ない場合の実施例を示す記録ヘッド部の概略上面図であ
る。フルカラー記録が可能なインクジェット記録装置で
、黒色を記録することが多い記録装置の場合には、黒色
インクが多量に消費される。そのため、第3図に示され
るように、インクを収容する例えばカセットの大きさを
、装置全体の大きさを考慮して記録ヘッドの移動方向に
増すことがある。この場合、ヘッド間隔距離i。
は忍°〉βどなる。こうした場合でも、β°崎nI2、
℃は上述したようにプーリ1回転で移動するヘッドの距
離、nは整数、となるように設定すれば、記録位置ずれ
の位相はヘッドl0IGによる位置ずれの位相とn周期
分ずれるだけであり、記録ヘッド間での記録位置のずれ
を発生することはない。
また、前述の各実施例においては、ヘッド間距離ρと、
プーリ1回転当りのヘッド搬送距離Cとを完全に一致さ
せた例で示したが、ヘッド間距離がβ±47ρの範囲内
であれば、第4図に示されるような位置ずれとなり、記
録ヘッド間の記録位置ずれはプーリ偏心量等の半分程度
となり、このずれによって生じる記録むらは許容される
程度のものとなる。
なお、上記各実施例では、プーリ回転軸の偏心によって
記録位置ずれが生じる場合を説明したが、プーリが真円
でない場合にも発明は同様の効果を奏することができる
また、上記各実施例では、インクジェット記録方式の記
録装置について説明したが、本発明の適用はこれに限ら
れず、例えばサーマル記録方式あるいはインパクト記録
方式等を適用した記録装置にも本発明を適用することは
可能である。この場合記録素子としては、例えばサーマ
ルヘッドの発熱素子、ワイヤー、ハンマー等が含まれる
(その他) なお、本発明はインクジェット記録方式を用いた場合に
は、特にインクジェット記録方式の中でもバブルジェッ
ト方式の記録ヘッド、記録装置において優れた効果をも
たらすものである。かかる方式によれば記録の高密度化
、高精細化が達成できるからである。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許
第4723129号明細書、同第4740796号明細
書に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好
ましい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニュ
・アス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデ
マンド型の場合には、液体(インク)が保持されている
シートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に
、記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上
昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加することに
よって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せしめ、記録
ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの
駆動信号に一対一で対応した液体(インク)内の気泡を
形成できるので有効である。この気泡の成長、収縮によ
り吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、少
なくとも1つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形
状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので
、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき
、より好ましい。このパルス形状の駆動信号としては、
米国特許第4463359号明細書、同第434526
2号明細書に記載されているようなものが適している。
なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特
許第4313124号明細書に記載されている条件を採
用すると、さらに優れた記録を行うことができる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示され
ているような吐出口、液路、電気熱変換体の組合せ構成
(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用部が屈
曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許第
4558333号明細書、米国特許第4459600号
明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。加
えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリット
を電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭5
9−123670号公報や熱エネルギの圧力波を吸収す
る開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭59
−138461号公報に基いた構成としても本発明の効
果は有効である。すなわち、記録ヘッドの形態がどのよ
うなものであっても、記録を確実に効率よ(行いうるか
らである。
さらに、上側のようなシリアルタイプのものでも装置本
体に装着されることで、装置本体との電気的な接続や装
置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチッ
プタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体
的に設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを用い
た場合にも本発明は有効である。
また、本発明に記録装置の構成として設けられる、記録
ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付加
することは本発明の効果を一層安定できるので、好まし
いものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッド
に対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧
或は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子
或はこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録とは
別の吐出を行なう予備吐出モードを行なうことも安定し
た記録を行なうために有効である。
また、搭載される記録ヘッドの種類ないし個数について
も、記録色や濃度を異にする複数のインクに対応して複
数個数設けられるものであってもよい。
さらに加えて、本発明記録装置の形態としては、コンピ
ュータ等の情報処理機器の画像出力端末として用いられ
るものの他、リーグ等と組合せた複写装置、さらには送
受信機能を有するファクシミリ装置の形態を採るもので
あってもよい。
さらに加えて、以上説明した本発明実施例においては、
インクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で
固化するインクであって、室温で軟化もしくは液化する
もの、あるいはインクジェット方式ではインク自体を3
0℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を行ってインク
の粘性を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが
一般的であるから、使用記録信号付与時にインクが液状
をなすものであればよい。加えて、積極的に熱エネルギ
による昇温をインクの固形状態から液体状態への状態変
化のエネルギとして使用せしめることで防止するか、ま
たはインクの蒸発防止を目的として放置状態で固化する
インクを用いるかして、いずれにしても熱エネルギの記
録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イン
クが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点ではす
でに固化し始めるもの等のような、熱エネルギによって
初めて液化する性質のインクを使用する場合も本発明は
適用可能である。このような場合のインクは、特開昭5
4−56847号公報あるいは特開昭60−71260
号公報に記載されるような、多孔質シート凹部または貫
通孔に液状又は固形物として保持された状態で、電気熱
変換体に対して対向するような形態としてもよい。本発
明においては、上述した各インクに対して最も有効なも
のは、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば複数の
記録ヘッドのヘッド間距離を、例えばプーリ1回転当り
のヘッド移動距離と概略等しいか、または整数倍とする
ことにより、プーリの偏心等によって生じる各記録ヘッ
ドにおける記録位置のずれは、被記録材の同一箇所では
いずれの記録ヘッドによっても等しいか、またはほぼ等
しくなる。
この結果、フルカラーの記録を行った場合など色ずれの
ない鮮明な記録結果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は、本発明の一実施例に係るインクジェッ
ト記録装置の概路上面図、 第1図(B)はその外観斜視図、 第2図は、上記装置における記録ヘッドの移動に伴なっ
て生じる、その記録位置ずれ量を示す線図、 第3図は、本発明の他の実施例に係るインクジェット記
録装置の記録ヘッド部を示す概路上面図、 第4図は、本発明の更に他の実施例に係り、記録ヘッド
間の記録位置ずれを示す線図、第5図は、単一記録ヘッ
ドを具えたインクジェット記録装置の概路上面図、 第6図は、複数の記録ヘッドを具えたインクジェット記
録装置の記録ヘッド部を示す概路上面図、 第7図はキャリッジ駆動ベルトの走行ベルト駆動プーリ
の回転との関係を示す概略正面図、第8図は、ベルト駆
動プーリが偏心している場合の駆動ベルトにおける位置
ずれを説明するための概略正面図、 第9図は、第8図に示す駆動系によって生じる記録ヘッ
ドの記録位置ずれを示す線図、第10図は、上記記録位
置ずれを模式的に示す図、 第11図は、インクジェット記録装置の一従事例を示す
概路上面図、 第12図は、上記従来例における記録ヘッド間の記録位
置ずれを示す線図である。 101A、 l0IB、 l0IC,1010・・・言
己録ヘッド、・・・キャリッジ、 ・・・駆動モータ、 ・・・駆動プーリ、 ・・・アイドラプーリ、 ・・・駆動ベルト、 ・・・摺動レール、 ・・・記録紙。 第 図 第 4 図 第 図 第 9 図 第 11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)複数の記録ヘッドにより、当該複数の記録ヘッドの
    移動に伴なって被記録材の同一箇所に記録を行う記録装
    置において、 前記複数の記録ヘッドを搭載するキャリッジと、 該キャリッジに駆動力を伝達することにより当該キャリ
    ッジを移動させるための駆動力伝達手段と、 該駆動力伝達手段により伝達される駆動力を発生するた
    めのモータと、 を具え、前記複数の記録ヘッドの各々の記録素子間の距
    離を、前記駆動力伝達手段の伝達の1周期による前記複
    数の記録ヘッドの移動量とほぼ等しいか、または該移動
    量の整数倍としたことを特徴とする記憶装置。 2)前記駆動力伝達手段は、前記キャリッジにその一部
    が接続するベルトおよび該ベルトを駆動するための駆動
    プーリを有し、前記記録素子間の距離は、該駆動プーリ
    の1回転による前記複数の記録ヘッドの移動量とほぼ等
    しいか、または該移動量の整数倍としたことを特徴とす
    る請求項1に記載の記録装置。 3)前記駆動プーリと前記ベルトを介して対向する側に
    配設されるアイドラプーリをさらに有し、当該駆動プー
    リおよびアイドラプーリの1回転による前記複数の記録
    ヘッドの移動量とほぼ等しいか、または該移動量の整数
    倍としたことを特徴とする請求項2に記載の記録装置。 4)前記記録ヘッドは記録素子としての吐出口を有し、
    熱エネルギーによってインク中に膜沸騰を生じさせ、該
    膜沸騰による気泡の成長に伴なって前記吐出口からイン
    クを吐出することを特徴とする請求項1ないし3のいず
    れかに記載の記録装置。
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