JP2000272011A - 外面防食金属管の部分防食方法及び防食材 - Google Patents
外面防食金属管の部分防食方法及び防食材Info
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- JP2000272011A JP2000272011A JP8293599A JP8293599A JP2000272011A JP 2000272011 A JP2000272011 A JP 2000272011A JP 8293599 A JP8293599 A JP 8293599A JP 8293599 A JP8293599 A JP 8293599A JP 2000272011 A JP2000272011 A JP 2000272011A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ガス本管のような口径の大なる外面防食鋼管で
も、内面にホットメルト接着剤を有する熱収縮性チュ−
ブでホットメルト接着剤の本来の高い接着力で部分防食
することを可能とする外面防食金属管の部分防食方法を
提供する。 【解決手段】熱収縮性外被材1を外面防食金属管の部分
的被防食部を包囲して熱収縮させ、その外被材1と被防
食部との間のシ−ル剤層を加圧する方法において、シ−
ル剤層の両端部を粘着剤製3,3とし、これらの間の部
分をホットメルト接着剤製4とする。
も、内面にホットメルト接着剤を有する熱収縮性チュ−
ブでホットメルト接着剤の本来の高い接着力で部分防食
することを可能とする外面防食金属管の部分防食方法を
提供する。 【解決手段】熱収縮性外被材1を外面防食金属管の部分
的被防食部を包囲して熱収縮させ、その外被材1と被防
食部との間のシ−ル剤層を加圧する方法において、シ−
ル剤層の両端部を粘着剤製3,3とし、これらの間の部
分をホットメルト接着剤製4とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は外面防食金属管の部
分防食方法及びその方法で使用する防食材に関し、外面
防食金属管の溶接接合部の防食や既設外面防食金属管路
の防食補修に有用なものである。
分防食方法及びその方法で使用する防食材に関し、外面
防食金属管の溶接接合部の防食や既設外面防食金属管路
の防食補修に有用なものである。
【0002】
【従来の技術】工場防食した外面防食金属管を溶接接合
して都市ガス管路、上水道管、石油や蒸気の輸送用パイ
プライン等を施工する場合、内面にマステック型接着剤
層をシ−ル剤として設けた通電式発熱線付の熱収縮性チ
ュ−ブで接合部を包囲し、通電式発熱線の通電発熱で熱
収縮性チュ−ブを収縮させてマステック型接着剤層を加
圧している。
して都市ガス管路、上水道管、石油や蒸気の輸送用パイ
プライン等を施工する場合、内面にマステック型接着剤
層をシ−ル剤として設けた通電式発熱線付の熱収縮性チ
ュ−ブで接合部を包囲し、通電式発熱線の通電発熱で熱
収縮性チュ−ブを収縮させてマステック型接着剤層を加
圧している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし近来、外面防食
金属管の防食被覆材にアスファルトやコ−ルタ−ルエナ
メルに代えポリエチレン等の合成樹脂が使用されるよう
になり、これらの防食被覆材との熱融着による高度なシ
−ル性を期待して上記熱収縮性チュ−ブ内面のシ−ル剤
層にホットメルト接着剤を使用することが望まれてい
る。
金属管の防食被覆材にアスファルトやコ−ルタ−ルエナ
メルに代えポリエチレン等の合成樹脂が使用されるよう
になり、これらの防食被覆材との熱融着による高度なシ
−ル性を期待して上記熱収縮性チュ−ブ内面のシ−ル剤
層にホットメルト接着剤を使用することが望まれてい
る。
【0004】従来、小口径の防食金属管の部分的防食や
電線接続部の防水処理に対しては、内面にホットメルト
接着剤を設けた熱収縮性チュ−ブを使用することがあ
る。しかしながら、本発明者等の検討結果によれば、口
径が600mmφにも達するガス本管や水道本管の溶接
接合部の防食に、内面にホットメルト接着剤層を設けた
熱収縮性チュ−ブを使用しても、その防食層の接着力を
前記の内面シ−ル剤にマステック型接着剤を用いた熱収
縮性チュ−ブの場合に較べさして向上できない。その理
由は、溶融したホットメルト接着剤を熱収縮中の熱収縮
性チュ−ブで完全に保持し得ずに溶融ホットメルト接着
剤が流下し、チュ−ブの頂上側でホットメルト接着剤が
痩せることによると推定される。特に、チユーブの両端
ではこの傾向が大きく、熱収縮チューブの収縮によりホ
ットメルト接着剤がなくなることもある。
電線接続部の防水処理に対しては、内面にホットメルト
接着剤を設けた熱収縮性チュ−ブを使用することがあ
る。しかしながら、本発明者等の検討結果によれば、口
径が600mmφにも達するガス本管や水道本管の溶接
接合部の防食に、内面にホットメルト接着剤層を設けた
熱収縮性チュ−ブを使用しても、その防食層の接着力を
前記の内面シ−ル剤にマステック型接着剤を用いた熱収
縮性チュ−ブの場合に較べさして向上できない。その理
由は、溶融したホットメルト接着剤を熱収縮中の熱収縮
性チュ−ブで完全に保持し得ずに溶融ホットメルト接着
剤が流下し、チュ−ブの頂上側でホットメルト接着剤が
痩せることによると推定される。特に、チユーブの両端
ではこの傾向が大きく、熱収縮チューブの収縮によりホ
ットメルト接着剤がなくなることもある。
【0005】本発明の目的は、ガス本管のような口径の
大なる外面防食鋼管でも、内面にホットメルト接着剤を
有する熱収縮性チュ−ブでホットメルト接着剤の本来の
高い接着力で部分防食することを可能とする外面防食金
属管の部分防食方法及びその方法で使用する防食材を提
供することにある。
大なる外面防食鋼管でも、内面にホットメルト接着剤を
有する熱収縮性チュ−ブでホットメルト接着剤の本来の
高い接着力で部分防食することを可能とする外面防食金
属管の部分防食方法及びその方法で使用する防食材を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る外面防食金
属管の部分防食方法は、熱収縮性外被材を外面防食金属
管の部分的被防食部を包囲して熱収縮させ、その外被材
と被防食部との間のシ−ル剤層を加圧する方法におい
て、シ−ル剤層の両端部を粘着剤製とし、これらの間の
部分をホットメルト接着剤製とすることを特徴とする構
成である。本発明に係る防食材は、通電式発熱線を有す
る熱収縮性チュ−ブの内面両端部に粘着剤層を設け、そ
れらの間の内面中間部にホットメルト接着剤層を設けた
ことを特徴とする構成である。
属管の部分防食方法は、熱収縮性外被材を外面防食金属
管の部分的被防食部を包囲して熱収縮させ、その外被材
と被防食部との間のシ−ル剤層を加圧する方法におい
て、シ−ル剤層の両端部を粘着剤製とし、これらの間の
部分をホットメルト接着剤製とすることを特徴とする構
成である。本発明に係る防食材は、通電式発熱線を有す
る熱収縮性チュ−ブの内面両端部に粘着剤層を設け、そ
れらの間の内面中間部にホットメルト接着剤層を設けた
ことを特徴とする構成である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。図1の(イ)は本発明に
係る防食材の一例を示す図面、図1の(ロ)は同防食材
の縦断面図である。図1において、1は熱収縮性チュ−
ブ、例えばゲル分率30〜80%の架橋ポリエチレンチ
ュ−ブであり、熱収縮性チュ−ブの全周にわたり通電式
発熱線2を蛇行状で、かつ蛇行平行部の方向をチュ−ブ
の軸心方向に一致させて付設してある(内面または外面
に接してあるいは埋込により設けてある)。3,3は熱
収縮性チュ−ブ1の内面両端部に設けた粘着剤層であ
る。4は同内面の粘着剤層3,3間に設けたホットメル
ト接着剤層であり、その巾は後述するように外面防食金
属管の溶接接合部の外面防食層端をホットメルト接着剤
層端の内側に充分な距離で位置させ得る寸法としてあ
る。上記防食材の内径は、通常外面防食金属管の外径の
1.1〜1.2倍とされる。
実施の形態について説明する。図1の(イ)は本発明に
係る防食材の一例を示す図面、図1の(ロ)は同防食材
の縦断面図である。図1において、1は熱収縮性チュ−
ブ、例えばゲル分率30〜80%の架橋ポリエチレンチ
ュ−ブであり、熱収縮性チュ−ブの全周にわたり通電式
発熱線2を蛇行状で、かつ蛇行平行部の方向をチュ−ブ
の軸心方向に一致させて付設してある(内面または外面
に接してあるいは埋込により設けてある)。3,3は熱
収縮性チュ−ブ1の内面両端部に設けた粘着剤層であ
る。4は同内面の粘着剤層3,3間に設けたホットメル
ト接着剤層であり、その巾は後述するように外面防食金
属管の溶接接合部の外面防食層端をホットメルト接着剤
層端の内側に充分な距離で位置させ得る寸法としてあ
る。上記防食材の内径は、通常外面防食金属管の外径の
1.1〜1.2倍とされる。
【0008】上記防食材は、熱収縮性シ−トの片面の巾
両端部にシ−ト状粘着剤を粘着し、その両端部間にシ−
ト状ホットメルト接着剤を圧着し、このシ−トを片面を
内側にしてチュ−ブに形成し、その合わせ目を熱接着す
ることにより製作できる。
両端部にシ−ト状粘着剤を粘着し、その両端部間にシ−
ト状ホットメルト接着剤を圧着し、このシ−トを片面を
内側にしてチュ−ブに形成し、その合わせ目を熱接着す
ることにより製作できる。
【0009】上記防食材を使用して外面防食金属管の溶
接接合部を防食するには、図2の(イ)に示すように、
金属管端部の外面防食層5を剥離し、一方の金属管pに
上記防食材Aを引き通し、金属管p,p’相互を溶接接
合し、而るのち、前記防食材Aを溶接接合部上に引き戻
し、防食材Aの発熱線2を通電し、図2の(ロ)に示す
ように、熱収縮性チュ−ブ1を収縮させると共にホット
メルト接着剤4を溶融させ、熱収縮性チュ−ブ1の熱収
縮の終結をまって発熱線2の通電を停止し、これにて防
食作業を終了する。
接接合部を防食するには、図2の(イ)に示すように、
金属管端部の外面防食層5を剥離し、一方の金属管pに
上記防食材Aを引き通し、金属管p,p’相互を溶接接
合し、而るのち、前記防食材Aを溶接接合部上に引き戻
し、防食材Aの発熱線2を通電し、図2の(ロ)に示す
ように、熱収縮性チュ−ブ1を収縮させると共にホット
メルト接着剤4を溶融させ、熱収縮性チュ−ブ1の熱収
縮の終結をまって発熱線2の通電を停止し、これにて防
食作業を終了する。
【0010】上記において、熱収縮性チュ−ブ1は半径
方向のみならず長手方向にも熱収縮するから、この長手
方向の収縮停止をもって熱収縮の完結を判断することが
できる。
方向のみならず長手方向にも熱収縮するから、この長手
方向の収縮停止をもって熱収縮の完結を判断することが
できる。
【0011】上記において、ホットメルト接着剤4が溶
融状態となっても、その溶融ホットメルト接着剤を挾ん
でいる粘着剤層3,3がそのゴム弾性と粘着性のために
溶融ホットメルト接着剤に対しシ−ル作用を呈するか
ら、溶融ホットメルト接着剤4が充分に一様厚みに保持
されつつ熱収縮性チュ−ブ1で加圧される。従って、ホ
ットメルト接着剤と外面防食金属管の防食層端部外面及
びホットメルト接着剤と熱収縮性チュ−ブとの間を強力
に接着でき、優れたシ−ル性を保証できる。
融状態となっても、その溶融ホットメルト接着剤を挾ん
でいる粘着剤層3,3がそのゴム弾性と粘着性のために
溶融ホットメルト接着剤に対しシ−ル作用を呈するか
ら、溶融ホットメルト接着剤4が充分に一様厚みに保持
されつつ熱収縮性チュ−ブ1で加圧される。従って、ホ
ットメルト接着剤と外面防食金属管の防食層端部外面及
びホットメルト接着剤と熱収縮性チュ−ブとの間を強力
に接着でき、優れたシ−ル性を保証できる。
【0012】上記ホットメルト接着剤4には、外面防食
金属管の外面防食被覆層5に対し優れた熱融着性を呈す
るものが使用され、例えば、エチレン酢酸ビニル共重合
体、ポリエチレン、ボリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポ
リエステル、ポリアミド等の熱可塑性樹脂を使用するこ
とができる。上記粘着剤3には、ホットメルト接着剤の
融点のもとでも粘着性やゴム弾性を安定に保持し得る耐
熱性を備えたものが使用され、天然ゴム、スチレン・ブ
タジエン共重合体、ブタジエン重合体、クロロプレン共
重合体等の弾性体に粘着付与樹脂(例えばロジン、ダン
マル、コ−バル、水添ロジン、クマロンインデン、ポリ
テルペン、フェノ−ル樹脂、アルキッド樹脂、石油炭化
水素樹脂、キシレン樹脂、エポキシ樹脂)や可塑剤(例
えばフタル酸エステル、リン酸エステル、塩化パラフィ
ン)を添加したものを使用できる。特に、弾性に優れた
粘着剤として知られているマステック型接着剤が適切で
ある。
金属管の外面防食被覆層5に対し優れた熱融着性を呈す
るものが使用され、例えば、エチレン酢酸ビニル共重合
体、ポリエチレン、ボリ塩化ビニル、ポリウレタン、ポ
リエステル、ポリアミド等の熱可塑性樹脂を使用するこ
とができる。上記粘着剤3には、ホットメルト接着剤の
融点のもとでも粘着性やゴム弾性を安定に保持し得る耐
熱性を備えたものが使用され、天然ゴム、スチレン・ブ
タジエン共重合体、ブタジエン重合体、クロロプレン共
重合体等の弾性体に粘着付与樹脂(例えばロジン、ダン
マル、コ−バル、水添ロジン、クマロンインデン、ポリ
テルペン、フェノ−ル樹脂、アルキッド樹脂、石油炭化
水素樹脂、キシレン樹脂、エポキシ樹脂)や可塑剤(例
えばフタル酸エステル、リン酸エステル、塩化パラフィ
ン)を添加したものを使用できる。特に、弾性に優れた
粘着剤として知られているマステック型接着剤が適切で
ある。
【0013】本発明に係る外面防食金属管の部分防食方
法は、通電式発熱線付きの熱収縮性チュ−ブを一方の外
面防食金属管に引き通し、外面防食金属管相互を溶接接
合し、この溶接接合部上に各外面防食金属管の外面防食
層剥取り端部を覆ってホットメルト接着剤層を設け(例
えば、シ−ト状ホットメルト接着剤の巻付けにより設
け)、このホットメルト接着剤層の両端側に粘着剤層を
設け(例えば、シ−ト状粘着剤の巻付けにより設け)、
更に上記熱収縮性チュ−ブを引き戻してホットメルト接
着剤層及び粘着剤層を通電式発熱線付き熱収縮性チュ−
ブで包囲し、而るのち、通電式発熱線の通電発熱でホッ
トメルト接着剤を溶融させると共に熱収縮性チュ−ブを
収縮させる形態で実施することもできる。
法は、通電式発熱線付きの熱収縮性チュ−ブを一方の外
面防食金属管に引き通し、外面防食金属管相互を溶接接
合し、この溶接接合部上に各外面防食金属管の外面防食
層剥取り端部を覆ってホットメルト接着剤層を設け(例
えば、シ−ト状ホットメルト接着剤の巻付けにより設
け)、このホットメルト接着剤層の両端側に粘着剤層を
設け(例えば、シ−ト状粘着剤の巻付けにより設け)、
更に上記熱収縮性チュ−ブを引き戻してホットメルト接
着剤層及び粘着剤層を通電式発熱線付き熱収縮性チュ−
ブで包囲し、而るのち、通電式発熱線の通電発熱でホッ
トメルト接着剤を溶融させると共に熱収縮性チュ−ブを
収縮させる形態で実施することもできる。
【0014】この場合、通電式発熱線付き熱収縮性チュ
−ブの使用に代え、上記ホットメルト接着剤層及び粘着
剤層を覆って熱収縮性シ−トを巻回し、その外部にマッ
トヒ−タを巻き付け、このマットヒ−タの通電発熱で巻
回熱収縮性シ−トを縮径させると共にホットメルト接着
剤を溶融させることも可能である。
−ブの使用に代え、上記ホットメルト接着剤層及び粘着
剤層を覆って熱収縮性シ−トを巻回し、その外部にマッ
トヒ−タを巻き付け、このマットヒ−タの通電発熱で巻
回熱収縮性シ−トを縮径させると共にホットメルト接着
剤を溶融させることも可能である。
【0015】本発明に係る外面防食金属管の部分防食方
法は外面防食金属管の溶接接合部の防食以外に既設の外
面防食金属管路の防食補修にも使用できる。
法は外面防食金属管の溶接接合部の防食以外に既設の外
面防食金属管路の防食補修にも使用できる。
【0016】
【実施例】〔実施例〕防食材は図1に示す構成とし、熱
収縮性チュ−ブに厚み1.5mm,長さ600mm、内
径680mm,熱収縮率50%の架橋ポリエチレンチュ
−ブを用い、各粘着剤層に厚み1.5mm,巾30mm
のブチルゴムを主成分とした弾性のあるマステック型接
着剤層を用い、ホットメルト接着剤層に厚み1.5m
m,巾540mm,融点ほぼ100℃のエチレン酢酸ビ
ニル共重合体層を用いた。また、線径0.7mmφヒ−
タ用エナメル線をピッチ9.3mmの蛇行状として通電
式発熱線を付設した。外面防食金属管は外径ほぼ600
mmのポリエチレン被覆鋼管であり、各管端部からポリ
エチレン被覆層を長さ150mmだけ除去し、一方の鋼
管に上記防食材を引き通し、金属管相互を溶接接合し、
而るのち、前記防食材を溶接接合部上に引き戻し、防食
材の発熱線を40分間通電して部分防食を行った。熱収
縮性チュ−ブが長手方向にも収縮した結果、熱収縮性チ
ュ−ブ両端からマステック型接着剤層の一部が表出した
が、ホットメルト接着剤の流出は生じなかった。
収縮性チュ−ブに厚み1.5mm,長さ600mm、内
径680mm,熱収縮率50%の架橋ポリエチレンチュ
−ブを用い、各粘着剤層に厚み1.5mm,巾30mm
のブチルゴムを主成分とした弾性のあるマステック型接
着剤層を用い、ホットメルト接着剤層に厚み1.5m
m,巾540mm,融点ほぼ100℃のエチレン酢酸ビ
ニル共重合体層を用いた。また、線径0.7mmφヒ−
タ用エナメル線をピッチ9.3mmの蛇行状として通電
式発熱線を付設した。外面防食金属管は外径ほぼ600
mmのポリエチレン被覆鋼管であり、各管端部からポリ
エチレン被覆層を長さ150mmだけ除去し、一方の鋼
管に上記防食材を引き通し、金属管相互を溶接接合し、
而るのち、前記防食材を溶接接合部上に引き戻し、防食
材の発熱線を40分間通電して部分防食を行った。熱収
縮性チュ−ブが長手方向にも収縮した結果、熱収縮性チ
ュ−ブ両端からマステック型接着剤層の一部が表出した
が、ホットメルト接着剤の流出は生じなかった。
【0017】この溶接部上防食層の頂上位置(12時の
位置)、その直下の底位置(6時の位置)及び左右の9
時と3時の位置でのホットメルト接着剤の長手方向接着
力を180°ピ−ルにより測定したところ、何れの位置
の接着力も14kg/cm以上であった。
位置)、その直下の底位置(6時の位置)及び左右の9
時と3時の位置でのホットメルト接着剤の長手方向接着
力を180°ピ−ルにより測定したところ、何れの位置
の接着力も14kg/cm以上であった。
【0018】〔比較例1〕熱収縮性チュ−ブ内面に厚み
1.5mm,長さ600mmのマステック型接着剤層を
設け、他は実施例と同様にして部分防食を行った。実施
例と同様にして、溶接部上防食層の12時の位置、6時
の位置及び左右の9時と3時の位置での長手方向接着力
を180°ピ−ルにより測定したところ、何れの位置の
接着力も10〜5kg/cmであった。
1.5mm,長さ600mmのマステック型接着剤層を
設け、他は実施例と同様にして部分防食を行った。実施
例と同様にして、溶接部上防食層の12時の位置、6時
の位置及び左右の9時と3時の位置での長手方向接着力
を180°ピ−ルにより測定したところ、何れの位置の
接着力も10〜5kg/cmであった。
【0019】〔比較例2〕熱収縮性チュ−ブ内面に実施
例1で用いたものと同じホットメルト接着剤を厚み1.
5mm,長さ600mmの層状に設け、他は実施例と同
様にして部分防食を行ったところ、熱収縮性チュ−ブの
両端からホットメルト接着剤の漏出が観られた。実施例
と同様にして、溶接部上防食層の12時の位置、6時の
位置及び左右の9時と3時の位置での長手方向接着力を
180°ピ−ルにより測定したところ、溶接部上防食層
の6時の位置では10kg/cmを越えたが、12時の
位置及び左右の9時と3時の位置では10〜5kg/c
m(端部においては5kg/cm以下のところも見られ
た)であってマステック型接着剤使用の場合との優位性
は認められなかった。
例1で用いたものと同じホットメルト接着剤を厚み1.
5mm,長さ600mmの層状に設け、他は実施例と同
様にして部分防食を行ったところ、熱収縮性チュ−ブの
両端からホットメルト接着剤の漏出が観られた。実施例
と同様にして、溶接部上防食層の12時の位置、6時の
位置及び左右の9時と3時の位置での長手方向接着力を
180°ピ−ルにより測定したところ、溶接部上防食層
の6時の位置では10kg/cmを越えたが、12時の
位置及び左右の9時と3時の位置では10〜5kg/c
m(端部においては5kg/cm以下のところも見られ
た)であってマステック型接着剤使用の場合との優位性
は認められなかった。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、熱収縮性チュ−ブの内
面にホットメルト接着剤を有する防食材により口径の大
なる外面防食金属管の溶接接合部を防食する場合、溶融
ホットメルト接着剤の流下を防止してホットメルト接着
剤の厚みの一様性を充分に保持させ得るから、防食層の
周方向に沿ってどの位置でもホットメルト接着剤の接着
力を満足に発揮させ得、外面防食金属管の溶接部等を優
れたシ−ル性で防食できる。
面にホットメルト接着剤を有する防食材により口径の大
なる外面防食金属管の溶接接合部を防食する場合、溶融
ホットメルト接着剤の流下を防止してホットメルト接着
剤の厚みの一様性を充分に保持させ得るから、防食層の
周方向に沿ってどの位置でもホットメルト接着剤の接着
力を満足に発揮させ得、外面防食金属管の溶接部等を優
れたシ−ル性で防食できる。
【図1】本発明に係る防食材を示す図面である。
【図2】本発明に係る外面防食金属管の部分防食方法を
示す図面である。
示す図面である。
【符号の説明】 1 熱収縮性チュ−ブ 2 通電式発熱線 3 粘着剤層 4 ホットメルト接着剤層 5 金属管防食層 p 外面防食金属管 p’ 外面防食金属管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F211 AA04 AD05 AD12 AE01 AG03 AG08 AG23 AH43 SA11 SC01 SD04 SD18 SN02 SN08 SN10 SN13
Claims (2)
- 【請求項1】熱収縮性外被材を外面防食金属管の部分的
被防食部を包囲して熱収縮させ、その外被材と被防食部
との間のシ−ル剤層を加圧する方法において、シ−ル剤
層の両端部を粘着剤製とし、これらの間の部分をホット
メルト接着剤製とすることを特徴とする外面防食金属管
の部分防食方法。 - 【請求項2】通電式発熱線を有する熱収縮性チュ−ブの
内面両端部に粘着剤層を設け、それらの間の内面中間部
にホットメルト接着剤層を設けたことを特徴とする防食
材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8293599A JP2000272011A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 外面防食金属管の部分防食方法及び防食材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8293599A JP2000272011A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 外面防食金属管の部分防食方法及び防食材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000272011A true JP2000272011A (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=13788095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8293599A Pending JP2000272011A (ja) | 1999-03-26 | 1999-03-26 | 外面防食金属管の部分防食方法及び防食材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000272011A (ja) |
-
1999
- 1999-03-26 JP JP8293599A patent/JP2000272011A/ja active Pending
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