JP2000271071A - 内視鏡挿入部の先端部構造 - Google Patents

内視鏡挿入部の先端部構造

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JP2000271071A
JP2000271071A JP11082027A JP8202799A JP2000271071A JP 2000271071 A JP2000271071 A JP 2000271071A JP 11082027 A JP11082027 A JP 11082027A JP 8202799 A JP8202799 A JP 8202799A JP 2000271071 A JP2000271071 A JP 2000271071A
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JP
Japan
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distal end
hole
hard
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endoscope insertion
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JP11082027A
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English (en)
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Mitsunori Machida
光則 町田
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Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、先端硬質部のプラスチック製の本体
と湾曲部の節輪とを球体を介して連結することにより、
先端硬質部の小径化を図る。 【解決手段】本発明は、先端硬質部24のプラスチック
製の本体54に凹部70を形成し、先端節輪42に通し
孔72を形成し、凹部70と通し孔72とを重ね合わ
せ、通し孔72を介して球体68を凹部70に嵌入さ
せ、凹部70と通し孔72とを球体68を介して連結さ
せることにより、湾曲部22と先端硬質部24とを連結
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡の挿入部に
設けられた湾曲部に先端硬質部を連結するための内視鏡
挿入部の先端部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡挿入部の先端部を構成する湾曲部
と先端硬質部とは、湾曲部を構成する金属製の節輪と、
先端硬質部を構成する金属製の本体とを止めねじによっ
て固定することにより連結されている。先端硬質部の本
体は、その露出面がプラスチック製のキャップで被覆さ
れ、電気メス使用時等における火傷対策がなされてい
る。前記キャップと先端硬質部の本体とは接着固定され
ているが、この接着作業は特殊工程のため技術を要し、
多大な工数が生じるという不具合があった。
【0003】そこで、このような不具合を解消するため
に、先端硬質部の本体をプラスチック化することが提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先端硬
質部のプラスチック製の本体と湾曲部の節輪とを止めね
じで連結しようとすると、プラスチック製の本体にはピ
ッチの小さいねじ孔を加工することができないので、本
体の肉厚を厚くしてピッチの大きいねじ孔を加工しなけ
ればならず、これによって、先端硬質部の本体が大径化
するという欠点があった。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、湾曲部と先端硬質部との連結構造を改善する
ことにより、先端硬質部の小径化を図ることができる内
視鏡挿入部の先端部構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、内視鏡挿入部に設けられるとともに複数
の節輪が連結されて湾曲可能に構成された湾曲部と、湾
曲部の先端に連結された先端硬質部とからなる内視鏡挿
入部の先端部構造において、前記湾曲部の節輪に通し孔
を形成するとともに、前記先端硬質部の本体に凹部を形
成し、前記通し孔と前記凹部とを重ね合わせ、該通し孔
を介して凹部に球体を嵌入し、該球体を介して通し孔と
凹部とを連結させることにより湾曲部と先端硬質部とを
連結したことを特徴とする。
【0007】本発明によれば、湾曲部の節輪に形成され
た通し孔と、先端硬質部に形成された凹部とを重ね合わ
せ、そして、通し孔を介して凹部に球体を嵌入し、この
球体で通し孔と凹部とを連結させることにより湾曲部と
先端硬質部とを連結する。これにより、本発明は、止め
ねじを使用することなく湾曲部と先端硬質部とを連結す
ることができるので、本体にねじ孔を加工する必要がな
くなり、先端硬質部を小径化することができる。
【0008】このように、両者を球体で連結させると、
先端硬質部の本体をプラスチック化することができるの
で、先端硬質部の本体にプラスチック製のキャップを接
着固定する工数を削減することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る内視鏡挿入部の先端部構造の好ましい実施の形態につ
いて詳述する。図1は、本発明の内視鏡挿入部の先端部
構造が適用された電子内視鏡10の全体構成図である。
【0010】同図に示す内視鏡10は、手元操作部12
と、この手元操作部12に接続された挿入部14を有し
ている。前記挿入部14は、軟性部20、湾曲部22、
及び先端硬質部24から構成されており、前記湾曲部2
2は、手元操作部12に設けられた一対の湾曲操作用ノ
ブ26、26を回動させることにより遠隔的に湾曲操作
され、これによって、先端硬質部24が所望の方向に向
けられる。
【0011】手元操作部12には、鉗子等の処置具が挿
入される鉗子孔34が設けられるとともに、シャッター
ボタン28、吸引ボタン30、送気・送水ボタン32が
並設されている。また、手元操作部12には、LG(ラ
イトガイド)軟性部16を介してLG(ライトガイド)
コネクタ18が連結されている。LGコネクタ18に
は、図示しない光源装置に接続されるライトガイド棒1
9が設けられ、さらにLGコネクタ18には連結チュー
ブ36を介して電気コネクタ38が接続されている。な
お、図1の符号39は、電気コネクタ38の防水用キャ
ップである。
【0012】前記湾曲部22は図2に示すように、リン
グ状に形成された金属製の複数の節輪40、40…、管
状に形成された金属製の先端節輪42、及び外皮チュー
ブ44から構成されており、これらの節輪40、40
…、42は、先端節輪42を先頭にしてカシメピン4
6、46…により軸方向に連結されている。このように
構成された湾曲部22の内部には、鉗子チューブ48、
CCDの信号ケーブル50、ライトガイド52、送気・
送水チューブ(図示せず)等の複数の内容物が挿通され
ている。なお、外皮チューブ44と先端硬質部24と
は、外皮チューブ44の先端部に糸53を巻き、この糸
53を接着剤55で固着することにより連結されてい
る。
【0013】前記先端硬質部24は、管状に形成された
プラスチック製の本体54によって構成される。前記本
体54の先端面には図2、図3に示す対物レンズ56、
送気・送水ノズル58、照明用レンズ60、60、鉗子
チャンネル62がそれぞれ所定の位置に設けられてい
る。前記対物レンズ56の後方には図2に示すように、
プリズム64が配置され、このプリズム64の下部には
CCD66が配置されている。したがって、対物レンズ
56から取り込まれた観察像は、プリズム64を介して
CCD66の受光面に結像される。CCD66の受光面
に結像された観察像は、CCD66によって電気信号に
変換される。そして、この電気信号は、前記信号ケーブ
ル50を介して図1の電気コネクタ38に伝送される。
【0014】図2に示す照明用レンズ60の後方には、
前記ライトガイド52の出射端が配置され、ライトガイ
ド52を介して伝送されてきた照明光が照明用レンズ6
0を介して患部に出射される。前記湾曲部22と先端硬
質部24とは球体68によって連結される。その連結構
造は図4、図5に示すように、先端硬質部24の本体5
4の外周面に球体68が嵌入する円形状の凹部70が形
成されている。そして、前記球体68が挿通される通し
孔72が先端節輪42に形成されている。この凹部70
と通し孔72とを重ね合わせた後、通し孔72を介して
凹部70に球体68を嵌入し、球体68を介して通し孔
72と凹部70とを連結させることにより、湾曲部22
と先端硬質部24とが連結されている。
【0015】このように、先端硬質部24の本体54と
先端節輪42とを球体68を介して連結すれば、止めね
じを使用することなく両者を連結することができるの
で、本体54にねじ孔を加工する必要がなくなり、これ
によって、先端硬質部24を小径化することができる。
また、このように両者を連結させると、先端硬質部の本
体54を図2の如くプラスチック化することができる。
【0016】また、本実施の形態では、球体68を凹部
70から取り外すだけで湾曲部22と先端硬質部24と
を分離できるので、先端硬質部24の交換や、先端硬質
部24及び湾曲部22のメンテナンスが容易になる。な
お、前記球体68、凹部70及び孔72からなる連結部
の数は、1つに限定されるものではなく、複数設けるこ
とが連結強度を高める観点から好ましい。また、本実施
の形態では、凹部70と孔72とを重ね合わせること
で、本体54と先端節輪42とを位置合わせすることが
できるので、更に便利になる。
【0017】更に、本実施の形態では、先端硬質部24
の本体54をプラスチック製としたが、これに限られる
ものではなく、本体54を金属製とした場合でも、本体
54と節輪42とを球体68で連結すれば、先端硬質部
24を小径化することができる。また、本実施の形態で
は、先端硬質部24の本体54に先端節輪42を外装す
る例について述べたが、先端硬質部24の本体54に先
端節輪42を内装するものにも適用することができる。
この場合には、先端硬質部24の本体54に通し孔を形
成し、先端節輪42に凹部を形成すればよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る内視鏡
挿入部の先端部構造によれば、湾曲部の節輪に形成され
た通し孔と、先端硬質部に形成された凹部とを重ね合わ
せ、通し孔を介して凹部に球体を嵌入し、球体で通し孔
と凹部とを連結させることにより湾曲部と先端硬質部と
を連結したので、先端硬質部を小径化することができ
る。また、このように、両者を球体で連結させると、先
端硬質部の本体をプラスチック化することができるの
で、先端硬質部の本体にプラスチック製のキャップを接
着固定する工数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内視鏡挿入部の先端部構造が適用され
た内視鏡の全体構成図
【図2】図1に示した湾曲部及び先端硬質部の断面図
【図3】図1に示した内視鏡挿入部の先端硬質部の正面
【図4】先端硬質部と湾曲部との連結構造を示す説明図
【図5】先端硬質部と湾曲部との連結構造を示す拡大断
面図
【符号の説明】
10…内視鏡、22…湾曲部、24…先端硬質部、42
…先端節輪、54…本体、68…球体、70…凹部、7
2…通し孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡挿入部に設けられるとともに複数
    の節輪が連結されて湾曲可能に構成された湾曲部と、湾
    曲部の先端に連結された先端硬質部とからなる内視鏡挿
    入部の先端部構造において、 前記湾曲部の節輪に通し孔を形成するとともに、前記先
    端硬質部の本体に凹部を形成し、前記通し孔と前記凹部
    とを重ね合わせ、該通し孔を介して凹部に球体を嵌入
    し、該球体を介して通し孔と凹部とを連結させることに
    より湾曲部と先端硬質部とを連結したことを特徴とする
    内視鏡挿入部の先端部構造。
  2. 【請求項2】 前記先端硬質部の本体はプラスチック製
    であり、前記湾曲部の節輪は金属製であることを特徴と
    する請求項1記載の内視鏡挿入部の先端部構造。
JP11082027A 1999-03-25 1999-03-25 内視鏡挿入部の先端部構造 Pending JP2000271071A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007325610A (ja) * 2006-06-06 2007-12-20 Pentax Corp 内視鏡の先端部
WO2013183353A1 (ja) * 2012-06-06 2013-12-12 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡

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