JP2000270902A - 射出成形靴およびその製造方法 - Google Patents

射出成形靴およびその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【目的】胛被と、ミッドソールと、ミッドソールと一体
化したテープ部および本底からなる3層構造の射出成形
靴のテープ部の成形性を向上させるとともに、靴重量の
軽量化を図れる射出成形靴およびその製造方法を提供す
る。 【構成】胛被底面の少なくとも一部に欠損部を形成し、
ミッドソールは前記胛被底面下部および前記欠損部に充
填されるとともに、胛被の厚みT1が、テープ部との重
なり部分の胛被の厚みT2に対してT1>T2である射
出成形靴。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも、胛被
と、ミッドソールと、ミッドソールと一体化したテープ
部および本底からなる射出成形靴およびその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図6に示すように、胛被0
2’と、ミッドソールと、ミッドソールと一体化したテ
ープ部03’および本底04’からなる、胛被側面に三
つの構成要素を表出する射出成形靴1’が知られてい
る。このような射出成形靴1’は、不図示のラストモー
ルドとダミーボトムモールド等からなる空隙部に胛被成
形用合成樹脂を射出して胛被02’を成形するととも
に、ボトムモールド等からなる空隙部に本底成形用合成
樹脂を射出して本底04’を成形し、次いで、前記ダミ
ーボトムモールドと前記本底04’を装着したボトムモ
ールドとを入れ替えて、サイドモールドと前記本底0
4’を装着したボトムモールドおよび胛被底面下部から
なる空隙部にミッドソールおよびテープ部成形用合成樹
脂を射出して、ミッドソールと、ミッドソールと一体化
したテープ部03’が成形される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、上記
のような射出成形靴1’においても、それらの構成要素
が胛被側面意匠として顕著に表われるソール部05’の
意匠に多様なデザインを施したものや、また靴重量が軽
量のものが求められている。そして、そのような射出成
形靴1’を成形する場合には、特にテープ部03’の成
形性が問題となる。
【0004】すなわち、前記テープ部03’は、ミッド
ソール部分に向けて射出された射出材料が、左右胛被側
面方向に流れてテープ部にまで充填されることにより、
ミッドソールと一体化したテ−プ部03’が成形される
ものである。したがって、テープ部03’に、例えば凹
凸等の多様なデザインを施して成形するには、射出材料
が胛被側面方向にまで充分に流れなければテープ部0
3’が良好に成形されないが、この場合、射出材料の通
り道であるミッドソール部分にある程度の厚みがない
と、胛被側面方向にまで射出材料がうまく流れず、テー
プ部の凹凸等に欠けが生じてしまうなど、成形性に劣る
という欠点があった。
【0005】上記の欠点を解消するためには、ミッドソ
ール部分を厚くすれば、胛被側面方向にまで射出材料が
充分に流れ、テープ部03’が良好に成形されるもので
ある。しかしながら、その反面、ミッドソール部分を厚
くしてしまうと、ソール部05’の総厚が増して靴の見
栄えが悪くなるとともに、靴の総重量も増して履き心地
が悪くなるなどの問題があった。
【0006】また、テープ部03’は、胛被底部周縁に
立ち上がって胛被側面に意匠を表すものであるが、その
立ち上がり部分は胛被と重なるものであるため、あまり
厚みを持たせることができず、薄い分成形性が悪いとい
う問題点もあった。
【0007】本発明は、このような従来の欠点を克服す
るためになされたものであり、その目的は、胛被と、ミ
ッドソールと、ミッドソールと一体化したテープ部およ
び本底からなる射出成形靴でありながら、ミッドソール
部分を厚くせずともテープ部を良好に成形することが可
能であり、また本来のミッドソール厚を薄くしてもテー
プ部の成形性が劣ることなく、ソール部総厚を薄くして
靴本体の軽量化が図れ、さらにはテープ部の剥離強度も
向上し得る射出成形靴およびその製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の射出成形靴は、
胛被と、ミッドソールと、ミッドソールと一体化された
テープ部および本底とからなる射出成形靴であって、胛
被は、胛被底面の少なくとも一部に欠損部を形成してお
り、ミッドソールは、前記胛被底面下部および前記欠損
部に充填されるとともに、胛被底部周縁を立ち上がって
覆うテープ部と一体に成形されており、かつ前記胛被の
厚みT1は、テープ部との重なり部分の胛被の厚みT2
に対してT1>T2であることを特徴とする射出成形靴
である。また、前記欠損部を除いた胛被底面下部に位置
するミッドソールのベース厚は、1mm〜10mmであ
ることを特徴とする射出成形靴である。さらに、本発明
の射出成形靴の製造方法は、まず、ラストモールドとサ
イドモールド、およびダミーボトムモールドからなる空
隙部に胛被成形用合成樹脂を射出して胛被を成形する工
程において、前記ダミーボトムモールドは、胛被底面相
当部の少なくとも一部に突出部を形成し、かつ前記ラス
トモールドと前記サイドモールドからなる空隙部14a
の厚みt1が、前記ラストモールドと前記ダミーボトム
モールドからなる空隙部14bの厚みt2に対してt1
>t2であって、前記空隙部14aおよび14bからな
る胛被成形用空隙部に胛被成形用合成樹脂を射出して、
底面に欠損部を形成し、かつ空隙部14aによって形成
された胛被の厚みT1が空隙部14bによって形成され
た胛被の厚みT2に対してT1>T2である胛被を成形
する工程と、ボトムモールドとオンメンダミーモールド
とからなる空隙部に本底成形用合成樹脂を射出して本底
を成形する工程と、次いで前記ダミーボトムモールドと
前記本底を装着したボトムモールドとを入れ替えて、サ
イドモールドと前記本底を装着したボトムモールドおよ
び前記欠損部とからなる空隙部に、ミッドソールおよび
テープ部成形用合成樹脂を射出して、ミッドソールと、
ミッドソールと一体化したテープ部を成形する工程を備
えたことを特徴とする射出成形靴の製造方法である。ま
た、前記ダミーボトムモールドの突出部は、その上部表
面に向けて幅を狭めたテーパー状に隆起していることを
特徴とする射出成形靴の製造方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて更に詳細に説明する。なお、本実施例では、3色
3層構造ブーツの製造を例とする。
【0010】図1において、10はブーツ胛被成形部で
あり、ラストモールド11とダミーボトムモールド12
およびサイドモールド13とにより、ブーツ胛被成形用
空隙部14を形成するようになっている。このとき、ラ
ストモールド11とサイドモールド13からなるブーツ
胛被成形用空隙部14aの厚みt1は、ラストモールド
11とダミーボトムモールド12からなるブーツ胛被成
形用空隙部14bの厚みt2より厚くなるように形成さ
れる。また、ブーツ胛被成形用空隙部14には、射出ゲ
ート15a,15bが連通している。
【0011】ここで、図1に示すように、ダミーボトム
モールド12は、ブーツ胛被底面相当部に突出部12’
を形成している。前記突出部12’の高さTは、ラスト
モールド11とダミーボトムモールド12からなるブー
ツ胛被成形用空隙部14bの厚みt2に略等しく、前記
突出部12’の頂部は、ラストモールド11のブーツ胛
被底面相当部と接触するのが好ましい。
【0012】一方、20は本底成形部であり、オンメン
ダミーモールド21とボトムモールド22とにより、本
底成形用空隙部24を形成するようになっている。この
本底成形用空隙部24には、射出ゲート27が連通して
いる。また、突起部(ミッドソール突出部)成形用空隙
部26に達する射出ゲート28が設けられている。オン
メンダミーモールド21は、本底成形用空隙部24をミ
ッドソールおよびテープ部成形用空隙部25および突起
部(ミッドソール突出部)成形用空隙部26と連通させ
ないための栓の役目をするようになっている。
【0013】上記ブーツ胛被成形部10と本底成形部2
0とは、プレート30を挟んで背中合わせに取り付けら
れている。すなわち、プレート30の一方の側には、サ
イドモールド13がねじ31により固着されており、プ
レート30の他の一方の側には、プレート30に固着し
たプレート30’に、オンメンダミーモールド21を取
り付けたオンメン保持プレート23がねじ32により固
着されている。
【0014】さらに、上記ダミーボトムモールド12と
ボトムモールド22とは、ボトムプレート40に固着さ
れている。このボトムプレート40は、図示しないエア
シリンダによって矢印AまたはBの方向に昇降できるよ
うになっているとともに、矢印CまたはDの方向に18
0°回転できるようになっている。また、上記射出ゲー
ト15a,15b、27、28は、ボトムプレート40
にも設けられている。
【0015】ここで、ボトムモールド22の高さHは、
ミッドソールの厚さにもよるが、ボトムプレート40を
180°回転させてボトムモールド22をサイドモール
ド13に連結した時、ダミーボトムモールド12がオン
メンダミーモールド21に接触しないようにダミーボト
ムモールド12の高さhより高くなっている。
【0016】次に、上記ブーツ成形装置の作用について
説明する。図2に示すように、ラストモールド11とダ
ミーボトムモールド12およびサイドモールド13とに
より、ブーツ胛被成形用空隙部14を形成するととも
に、オンメンダミーモールド21とボトムモールド22
とにより本底成形用空隙部24を形成した状態におい
て、射出ゲート15a,15bから深緑色に着色された
ブーツ胛被成形用合成樹脂を射出すると、胛被成形用空
隙部14内に、テープ部と重なる部分の胛被の厚みT2
が胛被の厚みT1より薄く、かつ、底面に欠損部を形成
した、柔軟性を有する深緑色のブーツ胛被01が成形さ
れる。ブーツ胛被成形用合成樹脂としては、従来ブーツ
胛被成形用合成樹脂として使用されている各種エラスト
マー、熱可塑性ゴム等の常用される各種材料が適用でき
る。
【0017】次いで、射出ゲート27から黒色に着色さ
れた本底成形用合成樹脂を射出すると、本底成形用空隙
部24内に適度の硬さと耐摩耗性を有する黒色の本底0
3が成形される。本底成形用合成樹脂としても、従来本
底成形用合成樹脂として使用されているものであればい
かなるものであってもよく、各種エラストマー、熱可塑
性ゴム等の常用される各種材料が適用できる。
【0018】次いで、図3に示すように、ボトムプレー
ト40を矢印Aの方向に降下させ、ダミーボトムモール
ド12をサイドモールド13から引き離すとともに、ボ
トムモールド22の中に本底03を保持したままオンメ
ンダミーモールド21から引き離したのち、ボトムプレ
ート40を矢印Cの方向に180°回転させる。
【0019】次いで、図4に示すように、ボトムプレー
ト40を矢印Bの方向に上昇させることにより、ボトム
モールド22をサイドモールド13に連結したのち、射
出ゲート28から茶色に着色されたミッドソールおよび
テープ部成形用合成樹脂を射出すると、ブーツ胛被底面
下部とその欠損部および本底03との間に、茶色のミッ
ドソール04と、同じく茶色のミッドソールと一体化さ
れたテープ部02および突起部(ミッドソール突出部)
041とが成形される。ミッドソールおよびテープ部成
形用合成樹脂としても、従来使用されてきたいかなるも
のであってもよく、各種エラストマー、熱可塑性ゴム等
の常用される各種材料が適用できる。
【0020】次いで、ボトムプレート40を矢印Aの方
向に降下させたのち、サイドモールド13を割り、ラス
トモールド11から射出成形靴1を取り出すと、図5に
示すようなブーツ1が得られる。このブーツ1は、柔軟
性を有し、底面に欠損部を形成した深緑色のブーツ胛被
01と、前記胛被底面下部およびその欠損部に充填され
た、ミッドソール04と一体化した茶色のテープ部02
と、前記ミッドソールと一体化したテープ部02の外側
に被装された、適度の硬さと耐摩耗性を有する黒色の本
底03とから形成されている。
【0021】図7は本発明の他の実施例を示す説明図で
ある。ここでは、ダミーボトムモールド12に形成され
る突出部12’は、その上部表面に向かって幅を狭めた
テーパー状に隆起して形成されている。突出部の隆起を
このようなテーパー状にすることにより、欠損部にミッ
ドソールおよびテープ部成形用合成樹脂を充填した際
に、角にエア溜まりなどが発生するのを防止するととも
に、胛被側面方向への樹脂の流れも良くなり、ミッドソ
ールおよびテープ部がさらに良好に成形され好ましいも
のである。
【0022】前記突出部の隆起角度は、1°〜90°の
範囲であるが、好ましくは30°〜60°の範囲であ
る。また、図8に示すように、隆起側面をアール形状に
形成することもできる。
【0023】また、前記突出部の、ブーツ胛被底面を占
める領域は少なくとも一部であればよいが、領域が大き
い方が、よりミッドソールおよびテープ部成形用合成樹
脂の流れが良くなり、好ましいものである。
【0024】また、ブーツ胛被欠損部を除いたブーツ胛
被底面下部に位置するミッドソールのベース厚は、靴の
サイズ、デザインにより適宜選定されるが、靴重量の面
からも薄い方が好ましく、1mm〜10mmの範囲であ
り、好ましくは1.5mm〜4mmの範囲である。
【0025】以上で本発明の実施例を説明したが、本発
明はこの実施例に必ずしも限定されることはなく、要旨
を逸脱しない範囲での変更などがあっても本発明に含ま
れる。
【0026】例えば、実施例では、ブーツについて説明
したが、これに限定するものではなく、射出成形できる
靴であれば、深靴などの如何なる靴およびその製造にも
適用できる。
【0027】また、この実施例では、胛被を深緑色、ミ
ッドソールおよびテープ部を茶色、本底を黒色とした
が、これらの色彩を適宜選択することにより、ファショ
ン性を付与することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明の射出成形靴は上記のように、欠
損部にもミッドソール成形用合成樹脂を充填することに
より、欠損部相当分のミッドソール厚が増し、胛被底面
下部のミッドソールのベース厚を変えることなく、テー
プ部の成形性を向上することが可能である。
【0029】また、本来のミッドソールのベース厚より
厚みを薄くしてもテープ部の成形性を損なうことがない
ので、ミッドソールのベース厚を薄くしてソール部総厚
を薄くできるとともに、靴重量の軽量化も図れるもので
ある。
【0030】また、本来の胛被の厚みに対し、テープ部
との重なり部分の胛被の厚みが薄いので、その分テープ
部を厚く成形でき、テープ部の成形性を向上することが
可能である。
【0031】さらに、ミッドソールは、胛被底面と欠損
部にて勘合接着しているため、従来の胛被底面との面接
着よりも剥離強度が一層向上されるものである。
【0032】そして、請求項3のような方法で製造すれ
ば、例えば既存の製造設備を大きく変更する必要がな
く、ダミーボトムモールドに突出部を設ける等の軽易な
変更だけで、三つの構成要素からなる射出成形靴を効率
的に成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブーツ射出成形装置の断面図
である。
【図2】本発明の実施例のブーツ射出成形工程を示す説
明図である。
【図3】本発明の実施例のブーツ射出成形工程を示す説
明図である。
【図4】本発明の実施例のブーツ射出成形工程を示す説
明図である。
【図5】本発明の実施例のブーツの断面図である。
【図6】従来のブーツの断面図である。
【図7】本発明のダミーボトムモールドの一実施例を示
す説明図である。
【図8】本発明のダミーボトムモールドの他の実施例を
示す説明図である。
【符号の説明】
01 胛被 02 テープ部 03 本底 04 ミッドソール 1 射出成形靴 11 ラストモールド 12 ダミーボトムモールド 12’突出部 13 サイドモールド 14 空隙部 21 オンメンダミーモールド 22 ボトムモールド 24 空隙部 25 空隙部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胛被と、ミッドソールと、ミッドソール
    と一体化されたテープ部および本底とからなる射出成形
    靴であって、 胛被は、胛被底面の少なくとも一部に欠損部を形成して
    おり、 ミッドソールは、前記胛被底面下部および前記欠損部に
    充填されるとともに、胛被底部周縁を立ち上がって覆う
    テープ部と一体に成形されており、 かつ前記胛被の厚みT1は、テープ部との重なり部分の
    胛被の厚みT2に対してT1>T2であることを特徴と
    する射出成形靴。
  2. 【請求項2】前記欠損部を除いた胛被底面下部に位置す
    るミッドソールのベース厚は、1mm〜10mmである
    ことを特徴とする請求項1記載の射出成形靴。
  3. 【請求項3】 胛被と、ミッドソールと、ミッドソール
    と一体化されたテープ部および本底とからなる射出成形
    靴の製造方法であって、 まず、ラストモールドとサイドモールド、およびダミー
    ボトムモールドからなる空隙部に胛被成形用合成樹脂を
    射出して胛被を成形する工程において、 前記ダミーボトムモールドは、胛被底面相当部の少なく
    とも一部に突出部を形成し、かつ前記ラストモールドと
    前記サイドモールドからなる空隙部14aの厚みt1
    が、前記ラストモールドと前記ダミーボトムモールドか
    らなる空隙部14bの厚みt2に対してt1>t2であ
    って、前記空隙部14aおよび14bからなる胛被成形
    用空隙部に胛被成形用合成樹脂を射出して、底面に欠損
    部を形成し、かつ空隙部14aによって形成された胛被
    の厚みT1が空隙部14bによって形成された胛被の厚
    みT2に対してT1>T2である胛被を成形する工程
    と、 ボトムモールドとオンメンダミーモールドとからなる空
    隙部に本底成形用合成樹脂を射出して本底を成形する工
    程と、 次いで前記ダミーボトムモールドと前記本底を装着した
    ボトムモールドとを入れ替えて、サイドモールドと前記
    本底を装着したボトムモールドおよび前記欠損部とから
    なる空隙部に、ミッドソールおよびテープ部成形用合成
    樹脂を射出して、ミッドソールと、ミッドソールと一体
    化したテープ部を成形する工程を備えたことを特徴とす
    る射出成形靴の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記ダミーボトムモールドの突出部は、
    その上部表面に向けて幅を狭めたテーパー状に隆起して
    いることを特徴とする請求項3項記載の射出成形靴の製
    造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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