JPH0521561B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0521561B2 JPH0521561B2 JP63177741A JP17774188A JPH0521561B2 JP H0521561 B2 JPH0521561 B2 JP H0521561B2 JP 63177741 A JP63177741 A JP 63177741A JP 17774188 A JP17774188 A JP 17774188A JP H0521561 B2 JPH0521561 B2 JP H0521561B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding cavity
- body molding
- boots
- molding
- cavity
- Prior art date
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- Expired - Fee Related
Links
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- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 claims description 7
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- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D35/00—Producing footwear
- B29D35/0009—Producing footwear by injection moulding; Apparatus therefor
- B29D35/0018—Moulds
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は長靴の射出成形法に関するものであ
る。
る。
(従来の技術)
従来、昭和55年1月31日付、特許庁より発行さ
れた靴の製造に関する周知慣用技術集165,1
66に掲載されているように、ラスト(雄金型)
の下辺、即ち中底成形キヤビテイの下面に開口す
るゲートから中底成形キヤビテイを通して、胴部
成形キヤビテイに胴部成形材を射出充填すること
によつて胴部を成形する長靴の射出成形法は一般
に周知である。しかしながら胴部成形キヤビテイ
は、成形される長靴の胴部に対応して、中底部成
形キヤビテイや靴底成形キヤビテイに比較して、
形状が複雑で間〓が狭く、しかもその表面積が大
きいため、中底成形キヤビテイの下面に開口する
ゲートから中底成形キヤビテイを通して中底成形
キヤビテイからほぼ垂直に立ち上がつた胴部成形
キヤビテイに胴部成形材を射出充填した場合、ゲ
ートから遠い位置にある胴部成形キヤビテイの上
端部、複雑な曲面構造を有する胴部成形キヤビテ
イ前方部において、射出圧が低下され、胴部成形
材の流動性にばらつきが生じ、このようにして成
形された長靴の胴部は、その表面にヒケやフロー
マーク、欠けが形成され、その外観が著しく低下
される欠点があつた。
れた靴の製造に関する周知慣用技術集165,1
66に掲載されているように、ラスト(雄金型)
の下辺、即ち中底成形キヤビテイの下面に開口す
るゲートから中底成形キヤビテイを通して、胴部
成形キヤビテイに胴部成形材を射出充填すること
によつて胴部を成形する長靴の射出成形法は一般
に周知である。しかしながら胴部成形キヤビテイ
は、成形される長靴の胴部に対応して、中底部成
形キヤビテイや靴底成形キヤビテイに比較して、
形状が複雑で間〓が狭く、しかもその表面積が大
きいため、中底成形キヤビテイの下面に開口する
ゲートから中底成形キヤビテイを通して中底成形
キヤビテイからほぼ垂直に立ち上がつた胴部成形
キヤビテイに胴部成形材を射出充填した場合、ゲ
ートから遠い位置にある胴部成形キヤビテイの上
端部、複雑な曲面構造を有する胴部成形キヤビテ
イ前方部において、射出圧が低下され、胴部成形
材の流動性にばらつきが生じ、このようにして成
形された長靴の胴部は、その表面にヒケやフロー
マーク、欠けが形成され、その外観が著しく低下
される欠点があつた。
(発明の解決しようとする問題点)
この発明は胴部表面にヒケやフローマーク、欠
けが形成されることがなく、外観が良好で安定し
た肉厚を有する胴部を備えた長靴を提供しようと
するものである。
けが形成されることがなく、外観が良好で安定し
た肉厚を有する胴部を備えた長靴を提供しようと
するものである。
(問題点を解決するための手段、実施例)
以下この発明の実施状態を示す図面によつて説
明すれば、この発明はラスト13または中底成形
キヤビテイCを介して胴部成形キヤビテイ1の下
辺部の相対向する位置に開口された複数のゲート
2,2…から胴部成形キヤビテイ1に、胴部成形
材を射出充填して、胴部3を成形することを特徴
とする長靴の射出成形法を発明の要旨とするもの
である。
明すれば、この発明はラスト13または中底成形
キヤビテイCを介して胴部成形キヤビテイ1の下
辺部の相対向する位置に開口された複数のゲート
2,2…から胴部成形キヤビテイ1に、胴部成形
材を射出充填して、胴部3を成形することを特徴
とする長靴の射出成形法を発明の要旨とするもの
である。
この発明において、胴部成形キヤビテイ1はサ
イドモールド11,11とボトムモールド12と
ラスト13とによつて形成されている。この発明
において、ゲート2,2…は第1図に示すように
ボトムモールドの外周部121、または第2図に
示すようにサイドモールドの下辺部111におい
て胴部成形キヤビテイ1の下辺部に開口されてい
る。そしてこの発明においてゲート2,2…の開
口方向を胴部成形キヤビテイ1の上方部部辺に向
けておけば胴部成形キヤビテイ1での胴部成形材
の流動性を一層促進することができ、より品質の
安定した長靴を得ることができる。
イドモールド11,11とボトムモールド12と
ラスト13とによつて形成されている。この発明
において、ゲート2,2…は第1図に示すように
ボトムモールドの外周部121、または第2図に
示すようにサイドモールドの下辺部111におい
て胴部成形キヤビテイ1の下辺部に開口されてい
る。そしてこの発明においてゲート2,2…の開
口方向を胴部成形キヤビテイ1の上方部部辺に向
けておけば胴部成形キヤビテイ1での胴部成形材
の流動性を一層促進することができ、より品質の
安定した長靴を得ることができる。
さらに胴部成形キヤビテイ1を形成するラスト
13に必要によりメリヤス等の伸縮布で構成され
た裏布(図示されていない)を被覆させておけ
ば、胴部3の射出成形と同時に胴部3に裏布を一
体的に接着させることができるので便利である。
この発明において、胴部成形キヤビテイ1に射出
充填される胴部成形材としては塩化ビニル系樹
脂、エチレンと酢酸ビニル共重合体、ポリウレタ
ン樹脂、1,2ポリブタジエンゴム、スチレンブ
タジエンブロツク共重合体等の熱可塑性ゴム等が
挙げられる。これらの樹脂またはゴムは常法によ
つてゲート2,2…を通して胴部成形キヤビテイ
1に射出充填される胴部3が成形されるものであ
るが胴部3成形に先立つてボトムモールド12表
面に予め接地底4を成形しておけば胴部3成形時
に胴部3を接地底4に一体的に溶着成形できるの
で便利である。
13に必要によりメリヤス等の伸縮布で構成され
た裏布(図示されていない)を被覆させておけ
ば、胴部3の射出成形と同時に胴部3に裏布を一
体的に接着させることができるので便利である。
この発明において、胴部成形キヤビテイ1に射出
充填される胴部成形材としては塩化ビニル系樹
脂、エチレンと酢酸ビニル共重合体、ポリウレタ
ン樹脂、1,2ポリブタジエンゴム、スチレンブ
タジエンブロツク共重合体等の熱可塑性ゴム等が
挙げられる。これらの樹脂またはゴムは常法によ
つてゲート2,2…を通して胴部成形キヤビテイ
1に射出充填される胴部3が成形されるものであ
るが胴部3成形に先立つてボトムモールド12表
面に予め接地底4を成形しておけば胴部3成形時
に胴部3を接地底4に一体的に溶着成形できるの
で便利である。
(発明の効果)
この発明は以上のように胴部成形キヤビテイ1
の下辺部に開口されたゲート2,2…から直接的
に胴部成形キヤビテイ1に胴部成形材を射出充填
するため、胴部成形キヤビテイ1での胴部成形材
の流動性が良好で、胴部成形キヤビテイの上端部
a、複雑な曲面構造を有する胴部成形キヤビテイ
の前方部bにおいても射出圧が低下されることな
く、胴部成形材の流動性にばらつきが生じること
がない。従つて、成形される長靴の胴部表面に従
来のように、ヒケやフローマークや欠けが生じる
ことがなく、外観の良好な胴部を有する長靴を成
形できる。しかもラスト1が、胴部成形キヤビテ
イ1の上端部のみによつて、サイドモールド11
によつて宙吊り状態で胴部成形キヤビテイ1に支
持されていても、ラスト13または中底成形キヤ
ビテイCを介して胴部成形キヤビテイ1の下辺部
の相対向する位置に開口された複数のゲート2,
2…から同時に胴部成形材が胴部成形キヤビテイ
1に射出されるため、射出圧によつてラスト13
が偏位することなく射出成形時に胴部成形キヤビ
テイ1の間〓を一定幅に保持でき、肉厚の安定し
た胴部3を有する長靴を提供できる。
の下辺部に開口されたゲート2,2…から直接的
に胴部成形キヤビテイ1に胴部成形材を射出充填
するため、胴部成形キヤビテイ1での胴部成形材
の流動性が良好で、胴部成形キヤビテイの上端部
a、複雑な曲面構造を有する胴部成形キヤビテイ
の前方部bにおいても射出圧が低下されることな
く、胴部成形材の流動性にばらつきが生じること
がない。従つて、成形される長靴の胴部表面に従
来のように、ヒケやフローマークや欠けが生じる
ことがなく、外観の良好な胴部を有する長靴を成
形できる。しかもラスト1が、胴部成形キヤビテ
イ1の上端部のみによつて、サイドモールド11
によつて宙吊り状態で胴部成形キヤビテイ1に支
持されていても、ラスト13または中底成形キヤ
ビテイCを介して胴部成形キヤビテイ1の下辺部
の相対向する位置に開口された複数のゲート2,
2…から同時に胴部成形材が胴部成形キヤビテイ
1に射出されるため、射出圧によつてラスト13
が偏位することなく射出成形時に胴部成形キヤビ
テイ1の間〓を一定幅に保持でき、肉厚の安定し
た胴部3を有する長靴を提供できる。
図面はこの発明の長靴の射出成形状態を示す要
部断面図であり、第1図は第1実施例であり、第
2図は第2実施例である。 符号の説明、1……胴部成形キヤビテイ、11
……サイドモールド、111……下辺部、12…
…ボトムモールド、121……外周部、12……
ラスト、2……ゲート、3……胴部、4……接地
底、a……胴部成形キヤビテイの上端部、b……
胴部成形キヤビテイの前方部、c……中底成形キ
ヤビテイ。
部断面図であり、第1図は第1実施例であり、第
2図は第2実施例である。 符号の説明、1……胴部成形キヤビテイ、11
……サイドモールド、111……下辺部、12…
…ボトムモールド、121……外周部、12……
ラスト、2……ゲート、3……胴部、4……接地
底、a……胴部成形キヤビテイの上端部、b……
胴部成形キヤビテイの前方部、c……中底成形キ
ヤビテイ。
Claims (1)
- 1 ラスト13または中底成形キヤビテイCを介
して胴部成形キヤビテイ1の下辺部の相対向する
位置に開口された複数のゲート2,2…から胴部
成形キヤビテイ1に、胴部成形材を射出充填し
て、胴部3を成形することを特徴とする長靴の射
出成形法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63177741A JPH0226501A (ja) | 1988-07-16 | 1988-07-16 | 長靴の射出成形法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63177741A JPH0226501A (ja) | 1988-07-16 | 1988-07-16 | 長靴の射出成形法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0226501A JPH0226501A (ja) | 1990-01-29 |
JPH0521561B2 true JPH0521561B2 (ja) | 1993-03-24 |
Family
ID=16036310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63177741A Granted JPH0226501A (ja) | 1988-07-16 | 1988-07-16 | 長靴の射出成形法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0226501A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5265231B2 (ja) * | 2008-04-02 | 2013-08-14 | 株式会社シマノ | 釣り用ブーツ |
US20220024086A1 (en) * | 2018-12-07 | 2022-01-27 | East Rock Union Limited | Rubber injection guide plate, vulcanized rubber boot and transfer molding mold, manufacturing equipment and manufacturing method thereof |
-
1988
- 1988-07-16 JP JP63177741A patent/JPH0226501A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0226501A (ja) | 1990-01-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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