JP2000270031A - 高周波電力増幅装置 - Google Patents

高周波電力増幅装置

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JP2000270031A JP11067958A JP6795899A JP2000270031A JP 2000270031 A JP2000270031 A JP 2000270031A JP 11067958 A JP11067958 A JP 11067958A JP 6795899 A JP6795899 A JP 6795899A JP 2000270031 A JP2000270031 A JP 2000270031A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】擬似的搬送波を付加するタイプのSSB変調方
式のカーティシアン型高周波電力増幅装置で変調出力と
復調入力の搬送波間の位相ずれの補正のために移相器8
に与えられる位相シフト量が固定値であると、搬送波周
波数の変動、電力増幅部の温度特性、アンテナ負荷変動
等によって位相ずれの量が変化した場合、歪み補償特性
が劣化する。 【解決手段】直交復調器8出力の帰還復調信号Qx’か
ら、ローパスフィルタ12によって、直交変調器4のバ
イアス直流分を取り出し、これを最小にするように位相
制御器13から位相器9に制御信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波電力増幅装
置に関し、特に搬送波を有するSSB変調信号の電力増
幅器の非直線歪みを補償するために負帰還制御を行う高
周波電力増幅装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタル携帯電話等のディジタ
ル無線通信において、4値PSK(Phase Shift Keyin
g)や16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)
等の線形変調方式を用いる場合が多くなっており、これ
らの変調信号を増幅する高周波電力増幅器の線形性への
要求が厳しくなっている。そして、この高周波電力増幅
器の線形化の手法の1つとして、例えば、電力増幅器の
出力の一部を復調してベースバンド信号の形で負帰還を
施すことにより非線形歪みを補償するカーティシャンル
ープ型の負帰還増幅器がある。図3は、従来の擬似的な
搬送波成分を付加するタイプのSSB変調にカーティシ
ャンループ型の負帰還増幅器を適用した例を示す構成概
要図である。同図に示すように本負帰還増幅器は、入力
ベースバンド信号の同相成分Iから帰還ベースバンド信
号の同相成分I’を減算する減算器1a及び入力変調信
号の直交成分Qから帰還ベースバンド信号の直交成分
Q’を減算する減算器1bと、減算器1a、1bのそれ
ぞれの出力信号の帯域制限を行うローパスフィルタ2
a、2bと、帯域制限された信号Iにバイアス用直流信
号を付加する加算器3と、搬送波信号を発生する発振器
10と、前記減算器1bの出力信号及び加算器3の出力
信号で前記発振器10が発生する搬送波信号を直交変調
する直交変調器4と、直交変調器4の出力の直交変調波
を所定の電力に増幅する電力増幅器5と、電力増幅器5
の出力を放射するアンテナ6と、電力増幅器5の出力を
所定のレベルに減衰させる減衰器7と、発振器10が発
生する搬送波信号の位相を変化させて復調用搬送波を出
力する移相器9と、復調用搬送波によって減衰器7から
供給された帰還信号を復調し帰還復調信号の同相成分I
x’及び直交成分Qx’を出力する直交復調器8と、帰
還復調信号Ix’、Qx’の直流成分をそれぞれ遮断し
て帰還ベースバンド信号I’、Q’を生成するキャパシ
タ11a、11bとで構成される。
【0003】上記構成において、入力端に入力ベースバ
ンド信号I及びQが入力すると、減算器1a及び2bに
おいてはベースバンド信号I及びQから帰還ベースバン
ド信号I’及びQ’をそれぞれ減算し、得られた変調信
号をローパスフィルタ2a、2bに入力する。ローパス
フィルタ2a、2bではそれぞれの変調信号の帯域制限
を行う。前記ローパスフィルタ2a出力の変調信号は、
加算器3においてバイアス用直流信号Cが付加されて変
調信号Ixとなり、該変調信号Ixと前記ローパスフィ
ルタ2bの出力の変調信号Qxが直交変調器4に入力さ
れる。直交変調器4は、発振器10が発生する角周波数
ω0の搬送波信号を前記変調信号Ix及びQxによって
直交変調して、式(1)に示される直交変調によるSS
B信号変調波Sを得る。 S= Ix cos ω0t + Qx sin ω0t (1) この直交変調波Sは、電力増幅器5によって増幅されて
送信信号SAとなり、アンテナ6より放射される。ここ
でこの例のように、Ixに直流バイアスとしてCを付加
すると直交変調波Sに単側帯波のみならず、擬似的な搬
送波成分が現われ、この擬似搬送波成分を利用すること
により、受信側では同期確立や搬送波再生が容易になる
ことが知られている。
【0004】送信信号SAの一部は、図示しないカップ
ラ等で分岐されて減衰器7に入力される。減衰器7は、
送信信号SAを所定のレベルに減衰させた帰還信号Rを
直交復調器8に供給する。直交復調器8は、発振器10
が発生する角周波数ω0の搬送波信号(直交変調器に供
給する信号と同一の信号)を移相器9で位相変化させた
復調用搬送波信号によって帰還信号Rを復調して、直交
変調器4の入力変調信号Ix及びQxに対応する帰還復
調信号Ix’及びQx’を出力する。帰還復調信号I
x’及びQx’は、それぞれキャパシタ11a及び11
bによって信号中に含まれる直流成分が遮断され、入力
ベースバンド信号I及びQに対応する帰還ベースバンド
信号I’及びQ’となって前記減算器1a及び1bに入
力される。前記帰還ベースバンド信号I’及びQ’は、
電力増幅器5の非線形歪みにより振幅歪み及び位相歪み
を受けているが、図の負帰還増幅器においては、帰還ベ
ースバンド信号I’及びQ’を上述のように減算器1
a、1bに供給して、電力増幅器5の非線形歪み成分を
負帰還することによって、電力増幅器5の非線形歪みを
補償している。
【0005】上記電力増幅器5の非線形歪みを補償する
原理を、図5に示す増幅部に歪みを有する負帰還増幅回
路の原理図で説明する。同図に示すように、入力Xが、
歪みdをもつ増幅率Aの非線形増幅器で増幅され、その
出力Yが帰還率βで入力にフィードバックされ、そのル
ープゲインがGである負帰還増幅回路においては、出力
Yは、 Y=(X−βY)GA+d と表わされ、β=1/Aとし、また、G>>1を当ては
めると、式(2)が得られる。 Y=GAX/(1+G)+d/(1+G) Y≒AX+d/G (2) また、負帰還をかけずに、入力を歪みdをもつ増幅率A
の非線形増幅器で増幅したときは、式(3)が得られ
る。 Y=AX+d (3) 即ち、負帰還増幅することによって、出力の歪み成分は
1/Gに低減されることになる。
【0006】上記のような負帰還を行う高周波増幅器で
は、一般的に負帰還回路のループ長、電力増幅器5の周
波数特性等によって、直交変調波Sに比べ帰還信号Rが
遅延し、両者の搬送波の位相が異なってしまう。この位
相のずれをΔψとすると、式(1)の直交変調波Sに対
し、帰還信号Rは式(4)のようにあらわされる。 R=( Ix cos Δψ + Qx sinΔψ)cosω0t +( Qx cos Δψ− Ix sinΔψ )sinω0t (4) 従って、帰還復調信号Ix’、Qx’は、入力変調信号
Ix、Qxとは異なった、式(5)、(6)で表わされ
る信号となり、負帰還増幅器の歪み補償特性に劣化を与
えることになる。 Ix’= Ix cos Δψ + Qx sin Δψ (5) Qx’= Qx cos Δψ − Ix sinΔψ (6) このため、予め移相器8に対し予想される位相のずれ分
だけ位相をシフトさせる制御信号を与えて、位相ずれの
補正を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
位相ずれの補正のために移相器8に与えられる位相シフ
ト量Δφが固定値であると、チャネル変更に伴う搬送波
周波数の変動、電力増幅部の温度特性、アンテナ負荷変
動等によって位相ずれの量が変化した場合、歪み補償特
性が劣化するという問題があった。本発明は、上記課題
を解決するためになされたものであって、 簡単な構成
で優れた位相ずれの補正制御を行うことができるカーテ
ィシアン型のSSB高周波電力増幅装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明においては、同相及び直交入力ベースバンド
信号から、同相及び直交帰還復調信号から直流分を除去
した信号をそれぞれ減算する第1及び第2の減算器と、
前記同相信号の減算器出力に直流バイアスを付加する加
算器と、前記加算器出力の同相変調信号と前記第2の減
算器出力の直交変調信号とで搬送波を変調する直交変調
器と、前記直交変調器出力を復調して同相成分と直交成
分の帰還復調信号を出力する直交復調器と、前記直交復
調器に位相制御された搬送波を供給する移相器とで構成
される高周波電力増幅装置において、前記帰還復調信号
の直交成分から変調信号を除去して直流成分を取り出す
フィルタと、該フィルタ出力が最小となるように前記移
相器を制御する位相制御回路を備えたことを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した実施
の形態に基づいて説明する。図1は、本発明に係わる搬
送波を付加したタイプのSSB変調波に対する高周波電
力増幅装置の実施の一形態例を示す構成概要図である。
同図に示すように、本高周波電力増幅装置は入力ベース
バンド信号の同相成分Iから帰還ベースバンド信号の同
相成分I’を減算する減算器1a及び入力変調信号の直
交成分Qから帰還ベースバンド信号の直交成分Q’を減
算する減算器1bと、減算器1a、1bのそれぞれの出
力信号の帯域制限を行うローパスフィルタ2a、2b
と、帯域制限された信号Iにバイアス用直流信号を付加
する加算器3と、搬送波信号を発生する発振器10と、
前記減算器1bの出力信号及び加算器3の出力信号で前
記発振器10が発生する搬送波信号を直交変調する直交
変調器4と、前記直交変調器4の出力の直交変調波を所
定の電力に増幅する電力増幅器5と、電力増幅器5の出
力を放射するアンテナ6と、電力増幅器5の出力を所定
のレベルに減衰させる減衰器7と、発振器10が発生す
る搬送波信号の位相を変化させて復調用搬送波を出力す
る移相器9と、復調用搬送波によって減衰器7から供給
された帰還信号を復調し帰還復調信号の同相成分Ix’
及び直交成分Qx’を出力する直交復調器8と、帰還復
調信号Ix’及びQx’からそれぞれ直流成分を遮断し
て帰還ベースバンド信号I’及びQ’を生成するキャパ
シタ11a、11bと、前記帰還復調信号Qx’からベ
ースバンド信号を除去して直流成分を取り出すローパス
フィルタ12と、該ローパスフィルタ12の出力に基づ
いて前記移相器9の動作を制御する位相制御器13とで
構成される。
【0010】本発明の高周波電力増幅装置は、従来技術
の負帰還増幅器に前記のローパスフィルタ12と位相制
御器13とを追加した構成であり、この追加した構成部
分と移相器9の機能以外は従来技術の負帰還増幅器と同
じで、構成各部の符号も同じ番号を付与しており、ここ
ではその機能、動作の説明を省略する。
【0011】図1の高周波電力増幅装置において、直交
復調器8から出力される帰還復調信号Ix’及びQx’
は、前述のように、一般的に負帰還回路のループ長、電
力増幅器5の周波数特性等によって直交変調波Sと帰還
信号Rの搬送波の間に位相ずれΔψを生じるため、入力
ベースバンド信号I及びQに対応する変調信号の成分
I’及びQ’のほかに、図4のI、Q平面上のバイアス
直流分Cのベクトル図に示すように、それぞれにバイア
ス直流分Cに対応する直流分Ci’及びCq’を含んだ
信号となっている。そして、 直交変調波Sと帰還信号
Rの搬送波の間に位相ずれ(Δψ)が無い場合は、前記
直交成分Qx’には直流分は現れず、Cq’=0であ
る。本発明は、このQx’に含まれている直流分Cq’
を検出して、 Cq’を最小にするように位相器9を制
御する点が特徴となっている。
【0012】本高周波電力増幅装置においては、直交復
調器8出力の帰還復調信号Qx’はローパスフィルタ1
2に入力され、変調信号に対応する帰還ベースバンド信
号Q’が除去されて直流分Cq’が取り出され、位相制
御器13に出力される。前記ローパスフィルタ12は、
例えばベースバンド信号の帯域が300Hzから3.4
kHzの音声信号の場合は、遮断周波数が300Hz以
下であればよい。位相制御器13は、直流分Cq’=0
となるように搬送波の位相をシフトさせる制御信号を位
相器9に出力し、該制御信号に基づいて位相器9は発振
器10出力の復調用搬送波の位相を変化させることによ
って位相のずれの補正を行う。
【0013】図2は、本発明に係わる搬送波を有するS
SB変調波に対する高周波電力増幅装置の他の実施例を
示す構成概要図である。本実施例の高周波電力増幅装置
は、同図に示すように、図1の高周波電力増幅装置にお
ける帰還復調信号Qx’からベースバンド信号を除去し
て直流成分を取り出して移相器9に制御信号を出力する
ためのローパスフィルタ12と位相制御器13の回路
を、前記帰還復調信号Qx’をディジタル信号に変換す
るA/D変換器14と、ディジタル化されたQx’のう
ちのベースバンド信号成分を除去して直流成分を取り出
すディジタルのローパスフィルタ15と、該ディジタル
ローパスフィルタ15の出力に基づいて移相器9の制御
信号を出力する位相制御器16と、該位相制御器16の
出力信号をアナログ信号に変換して前記移相器9に出力
するD/A変換器16とに置き換えた構成になってい
る。
【0014】図2に示される高周波電力増幅装置は、図
1の高周波電力増幅装置においてはアナログ処理によっ
て直交復調器8出力の帰還復調信号Qx’から直流分C
q’を取り出していたものを、ディジタル処理によって
行うものである。その他の構成部分の動作・機能は、図
1で説明した動作・機能と同じであるので説明は省略す
る。同図の直交復調器8出力の帰還復調信号Qx’は、
前記A/D変換器14によってディジタル信号に変換さ
れ、ディジタルローパスフィルタ15によって帰還ベー
スバンド信号成分が除去され、直流分Cq’のみが出力
される。該直流分Cq’は位相制御器13に入力され、
位相制御器13においては直流分Cq’=0となるよう
に復調用搬送波の位相をシフトさせるディジタル制御信
号が生成される。該制御信号をD/A変換器17でアナ
ログ信号に変換して位相器9に出力し、入力された制御
信号に基づいて位相器9は発振器10出力の復調用搬送
波の位相を変化させることによって位相のずれを補正す
ることができる。本変形実施例の帰還復調信号Qx’を
ディジタル信号に変換してディジタルローパスフィルタ
で除去する回路構成は、アナログ信号で除去する手段に
比べ、低コストで信頼性の高い構成であり、より有利な
手段であるといえる。なお、上記の構成に替えて、帰還
復調信号Qx’からアナログのローパスフィルタで直流
分を取り出し、その直流成分をA/D変換器でディジタ
ル信号に変換して位相制御回路で制御信号を生成し、こ
の信号をD/A変換器でアナログ信号に変換して移相器
9に入力するようにしてもよいことは当然のことであ
る。
【0015】上記実施例では、帰還復調信号の直流分が
最小となるように移相器9を制御しているが、帰還復調
信号Ix’の直流分が最大となるように、或いはIx’
とQx’の差(または比)が最大となるように移相器9
を制御するといった変形が可能である。更に、上記の実
施例は、RZ−SSBのような擬似的な搬送波成分を付
加するタイプのSSB変調方式を前提として説明した
が、通常の抑圧搬送波SSB変調方式であっても、ベー
スバンド信号に直流分を付加して本発明を実現してもよ
く、このとき受信側では擬似搬送波成分を無視して、こ
れまで通り単側帯波成分のみを復調すればよいから、受
信側には何ら変更を加える必要は生じない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
直交変調器出力と直交復調器入力の搬送波の間に位相の
ずれが生じたときに、直交復調器出力の帰還復調信号の
直交成分に現れる直流バイアス成分を検出し、これが最
小(同相成分に現れる直流バイアス成分を検出を検出す
る場合は、最大)となるように位相器を制御するように
構成したので、簡単な回路構成で、温度特性の変動等で
位相回転が変化しても歪み補償特性が劣化することのな
い高周波電力増幅装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高周波電力増幅装置の実施の一形
態例を示す構成概要図。
【図2】本発明に係る高周波電力増幅装置の他の変形実
施例を示す構成概要図。
【図3】従来のカーティシアン型の負帰還増幅器の一例
を示す構成概要図。
【図4】I、Q平面上のバイアス直流分Cのベクトル
図。
【図5】増幅部に比線形歪みを有する負帰還増幅回路の
動作原理図。
【符号の説明】
1a、1b・・減算器、 2a、2b・・ローパス
フィルタ、3・・加算器、 4・・直交変調器、
5・・電力増幅器、6・・アンテナ、 7・・減
衰器、 8・・直交復調器、9・・移相器 10
・・発振器 11a、11b・・キャパシタ、(以
下、本発明に係わる)12・・ローパスフィルタ、
13・・移相制御器、14・・A/D変換器、 15
・・ディジタルローパスフィルタ、16・・移相制御
器、 17・・ D/A変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J090 AA01 AA41 CA21 FA19 GN02 GN06 HA29 HN08 HN17 KA16 KA23 KA26 KA32 KA34 KA42 KA53 KA55 MA13 TA01 TA02 5J091 AA01 AA41 CA21 FA19 HA29 KA16 KA23 KA26 KA32 KA34 KA42 KA53 KA55 MA13 TA01 TA02 UW01 5J092 AA01 AA41 CA21 FA19 HA29 KA16 KA23 KA26 KA32 KA34 KA42 KA53 KA55 MA13 TA01 TA02 VL08 5K004 AA05 FA26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同相及び直交入力ベースバンド信号から、
    同相及び直交帰還復調信号から直流分を除去した信号を
    それぞれ減算する第1及び第2の減算器と、前記同相信
    号の減算器出力に直流バイアスを付加する加算器と、前
    記加算器出力の同相変調信号と前記第2の減算器出力の
    直交変調信号とで搬送波を変調する直交変調器と、前記
    直交変調器出力を復調して同相成分と直交成分の帰還復
    調信号を出力する直交復調器と、前記直交復調器に位相
    制御された搬送波を供給する移相器とで構成される高周
    波電力増幅装置において、前記帰還復調信号の少なくと
    も一方から変調信号を除去して直流成分を取り出し、該
    直流成分に基づいて前記移相器を制御するようにしたこ
    とを特徴とする高周波電力増幅装置。
  2. 【請求項2】前記帰還復調信号の直交成分から変調信号
    を除去して直流成分を取り出し、該直流成分が最小とな
    るように前記移相器を制御する位相制御手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の高周波電力増幅装置。
  3. 【請求項3】前記帰還復調信号の同相成分から変調信号
    を除去して直流成分を取り出し、該直流成分が最大とな
    るように前記移相器を制御する位相制御手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の高周波電力増幅装置。
  4. 【請求項4】前記帰還復調信号の同相及び直交成分から
    変調信号を除去してそれぞれの直流成分を取り出し、両
    者の比もしくは差が最大となるように前記移相器を制御
    する位相制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記
    載の高周波電力増幅装置。
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