JP2000266454A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2000266454A
JP2000266454A JP6665399A JP6665399A JP2000266454A JP 2000266454 A JP2000266454 A JP 2000266454A JP 6665399 A JP6665399 A JP 6665399A JP 6665399 A JP6665399 A JP 6665399A JP 2000266454 A JP2000266454 A JP 2000266454A
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temperature
room
refrigerator
compartment
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JP6665399A
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English (en)
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Toshiyuki Shibuya
敏幸 渋谷
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/36Visual displays
    • F25D2400/361Interactive visual displays

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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 庫外から貯蔵室の温度を所望の温度に設定で
きると共に、その設定温度を表示できるようにする。 【解決手段】 冷蔵室の扉5aの前面に操作パネル32
を設け、この操作パネル32に、冷蔵室用の温度表示部
35と温度設定スイッチ43を設けると共に、冷凍室用
の温度表示部38と温度設定スイッチ45を設ける。温
度表示部35、38には、通常は庫内の温度が表示され
ている。温度設定スイッチ43、45を押すと、温度表
示部35、38の表示は一旦消え、設定温度表示にな
り、温度設定スイッチ43、45を再度押すと、表示温
度が1℃ずつ変化し、設定したい温度になったところで
温度設定スイッチ43、45の操作を止め、一定時間経
過するとそれが設定温度に設定され、温度表示部35、
38は庫内温度の表示に戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、設定温度帯が異な
る複数の貯蔵室を備えた冷蔵庫に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】家庭用の冷蔵庫におい
ては、近年、冷蔵室の扉の前面に操作パネルを設け、こ
の操作パネルに、冷蔵室及び冷凍室に対して、それぞれ
温度表示部と、「強・適・弱」などの冷却度合表示部
と、操作スイッチとを設け、操作スイッチの操作で冷却
度合を設定すると共に、各温度表示部に冷蔵室、冷凍室
の現在の庫内温度を1℃単位で表示するようにしたもの
が供されている。
【0003】しかしながら、「強・適・弱」などの表示
では、庫内の温度が何度に設定されているのかは判らな
い。庫内の温度が何度に設定されているのかを知るに
は、取扱説明書を見るか、或いは、設定後の温度表示部
の表示で確かめるしかない。このため、例えば冷凍食品
やアイスクリームなどのように、保存温度が「−18℃
以下」と具体的な数字で示されている食品を保存する場
合に、間違った設定で食品の旨味を逃がしてしまった
り、或いは、逐一取扱説明書を見なければならないとい
った煩わしさがあった。
【0004】本発明は上記した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、庫外から貯蔵室の温度を所望の
温度に設定できると共に、その設定温度を表示すること
ができる使い勝手の良い冷蔵庫を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、設定温度帯が異なる複数の貯
蔵室を備えた冷蔵庫において、前記複数の各貯蔵室の温
度を所望の温度に設定する温度設定操作部と、この温度
設定操作部により設定された設定温度を表示する温度表
示部とを備え、これら温度設定操作部及び温度表示部
を、前記複数の貯蔵室のうちのいずれか一つの貯蔵室の
扉の前面に設けたことを特徴とする。
【0006】上記した手段によれば、温度設定操作部に
より貯蔵室の温度を所望の温度に設定でき、しかも、そ
の設定された設定温度が温度表示部に表示されるので、
貯蔵室の温度が何度に設定されているかが直ぐに判る。
また、温度設定操作部及び温度表示部は貯蔵室の扉の前
面に設けられているので、温度設定操作部を操作し易い
と共に、温度表示部の表示が見易い。
【0007】貯蔵室に、冷凍室と、貯蔵モードが冷凍モ
ードを含む複数のモードに切り替えが可能とされた切替
室とがある場合、前記切替室の冷凍モードでの設定可能
な最低温度は、前記冷凍室の設定温度よりも高くするこ
とが好ましい(請求項2の発明)。通常、切替室は、構
造上、冷凍室よりも温度を下げることができない。この
ため、切替室の冷凍モードでの設定可能な最低温度を、
冷凍室の設定温度よりも少し高くすることで、切替室は
一層正確な温度設定が可能になる。
【0008】庫外の温度を検出する外気温センサを備え
たものにおいて、この外気温センサの検出温度に基づき
貯蔵室の設定可能な温度範囲を変更することが好ましい
(請求項3の発明)。冷蔵庫の貯蔵室の温度は、庫外の
温度に影響される。すなわち、庫外の温度が高い場合に
は貯蔵室は冷え難く、逆に、庫外の温度が低い場合には
貯蔵室は冷え易く、高い温度にはなり難い。このため、
外気温センサの検出温度に基づき貯蔵室の設定可能な温
度範囲を変更することで、貯蔵室は一層正確な温度設定
が可能になる。
【0009】温度設定操作部及び温度表示部が設けられ
た扉に、温度設定操作部により設定された設定温度にな
るまでの時間を表示する時間表示部を備える構成とする
ことが好ましい(請求項4の発明)。これによれば、設
定温度になるまでのおおよその時間が判るため、一層使
い勝手を向上できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につい
て、図1ないし図8を参照して説明する。まず、図2な
いし図4において、冷蔵庫本体1は、鋼板製の外箱2と
プラスチック製の内箱3とを結合し、それらの間の空間
部に例えばウレタンフォームから成る断熱材4を発泡充
填した断熱箱体として構成されている。この冷蔵庫本体
1内には、複数の貯蔵室、この場合、冷蔵室5、野菜室
6、内部温度を複数段階に切替可能な切替室7及び製氷
室8、冷凍室9が上から順に設けられている(ただし、
切替室7と製氷室8とは左右に並んだ状態とされてい
る)。この場合、冷蔵室5と野菜室6は冷蔵温度帯の貯
蔵室を構成し、製氷室8と冷凍室9は冷凍温度帯の貯蔵
室を構成する。
【0011】冷蔵室5の前面にはヒンジ開閉式の断熱性
の扉5aが設けられ、野菜室6、切替室7、製氷室8及
び冷凍室9のそれぞれの前面には、引出し式の断熱性の
扉6a、7a、8a、9aが設けられている。冷蔵室5
と野菜室6との間は、プラスチック製の仕切り板10に
より仕切られている。また、野菜室6と切替室7及び製
氷室8との間は、前記断熱材4の発泡充填時に当該断熱
材4が同時に充填された断熱仕切壁11により仕切られ
ている。さらに、製氷室8と冷凍室9との間は連通状態
とされ、これら製氷室8及び冷凍室9と切替室7との間
は、断熱性のある仕切壁12(図5参照)により仕切ら
れている。
【0012】野菜室6の背部には第1冷却器室13が設
けられていて、この第1冷却器室13に、冷蔵室用冷却
器14、冷蔵用冷気循環ファンを構成するRファン1
5、及び除霜ヒータ16などが配設されている。しかし
て、Rファン15が駆動されると、冷蔵室用冷却器14
により冷却された冷気は、冷蔵室5背部に設けられた送
風ダクト17を通り、各吹出し口17aから冷蔵室5に
供給された後、野菜室6を経て、この野菜室6の背部に
設けられた吸込み口6bから第1冷却器室13に戻され
るというように循環し、もって冷蔵室5及び野菜室6が
冷却される。
【0013】冷凍室9の背部には第2冷却器室18が設
けられていて、この第2冷却器室18に、冷凍室用冷却
器19、冷凍用冷気循環ファンを構成するFファン2
0、及び除霜ヒータ21などが配設されていると共に、
切替室7の背部にモータ式のダンパ22(図5参照)が
設けられている。また、切替室7、製氷室8及び冷凍室
9の背部には、各室に冷気を吹き出すための吹出し口7
b、8b、9bが設けられ、また、切替室7の背部下部
及び冷凍室9の背部下部に吸込み口7c、9cが設けら
れている。
【0014】しかして、Fファン20が駆動されると、
冷凍室用冷却器19により冷却された冷気は、吹出し口
8b及び9bから製氷室8及び冷凍室9に供給されると
共に、吹出し口7bから切替室7に供給される。そし
て、製氷室8及び冷凍室9に供給された冷気は、吸込み
口9cから第2冷却器室18に戻されるというように循
環し、もって製氷室8及び冷凍室9が冷却される。ま
た、切替室7に供給された冷気は、吸込み口7cから第
2冷却器室18に戻されるというように循環し、もって
切替室7が冷却される。このとき、ダンパ22により切
替室7への冷気の供給量が調節され、当該切替室7の温
度が調節される。
【0015】冷蔵室5、切替室7及び冷凍室8の後部に
は、それぞれの室内の温度を検出する冷蔵室温度センサ
23、切替室温度センサ24、冷凍室温度センサ25が
設けられている。また、製氷室8には自動製氷機26が
設けられていて、この自動製氷機26に製氷完了温度を
検出する製氷機温度センサ27(図6参照)が設けられ
ている。
【0016】冷蔵庫本体1の底部には機械室28が形成
されており、この機械室28内に、電動機を駆動源とし
たコンプレッサ29、除霜水を受けて蒸発させる蒸発皿
30、ワイヤコンデンサから成る凝縮器(図示せず)、
コンプレッサ29及び凝縮器を冷却するためのCファン
31などが配設されている。
【0017】一方、上記冷蔵室5の扉5aの前面下部に
は、図1に示すような操作パネル32が設けられてい
る。この操作パネル32には、各種の表示部33と各種
の操作スイッチ34が設けられている。このうち表示部
33としては、冷蔵室5用の温度表示部35、「強・・
・弱」と表示された冷蔵室5用の冷却度合表示部36、
「冷蔵」「野菜」「ワイン」「冷凍」「パーシャル」
「チルド」と表示された切替室7の貯蔵モード表示部3
7、冷凍室9用の温度表示部38、「強・・・弱」と表
示された冷凍室9用の冷却度合表示部39や、一気冷蔵
用表示部40、一気冷凍用表示部41及び一気製氷用表
示部42などがある。この場合、冷蔵室5用の温度表示
部35及び冷凍室9用の温度表示部38はそれぞれ時間
表示部を兼ねている。
【0018】また、操作スイッチ34としては、冷蔵室
5用の温度表示部35の近傍に設けられた冷蔵室5用の
温度設定操作部を構成する温度設定スイッチ43と、切
替室7の貯蔵モード表示部35の近傍に設けられた切替
えスイッチ44と、冷凍室9用の温度表示部36の近傍
に設けられた冷凍室9用の温度設定操作部を構成する温
度設定スイッチ45と、一気冷蔵用表示部40の近傍に
設けられた一気冷蔵用スイッチ46と、冷蔵室用温度設
定スイッチ43の近傍に設けられた時間用スイッチ47
と、一気冷凍用表示部41の近傍に設けられた一気冷凍
用スイッチ48と、一気製氷用表示部42の近傍に設け
られた一気製氷用スイッチ49とがある。
【0019】一方、図6には、概略的な電気的構成が機
能ブロックの組み合わせによって示されている。この図
6において、制御手段を構成する制御回路50は、マイ
クロコンピュータにより構成されている。この制御回路
50の入力ポートには、上記した各種の操作スイッチ3
4、冷蔵室温度センサ23、切替室温度センサ24、冷
凍室温度センサ25、製氷機温度センサ27、及び庫外
の温度を検出する外気温センサ51の信号が入力される
ように接続されている。また、制御回路50の出力ポー
トには、各種の表示部33と、コンプレッサ29、冷媒
の流路を切り替える切替弁52、Rファン15、Fファ
ン20、Cファン31、ダンパ22、自動製氷機26を
それぞれ駆動するための駆動回路53とが接続されてい
る。切替弁52は、コンプレッサ29にて圧縮され、凝
縮器において凝縮された冷媒を冷蔵室用冷却器14に流
す場合と、冷蔵室用冷却器14には流さずに冷凍室用冷
却器19のみに流す場合とを切り替えるためのものであ
る。
【0020】そして、制御回路50は、上記した操作ス
イッチ34、各温度センサ23、24、25、27、5
1の信号と、予め備えた制御プログラムに従って、各種
の表示部33と、コンプレッサ29、切替弁52、Rフ
ァン15、Fファン20、Cファン31、ダンパ22、
自動製氷機26を制御する。
【0021】次に、上記構成の作用を説明する。コンプ
レッサ29により圧縮され、凝縮器で凝縮された冷媒
を、切替弁52により冷蔵室用冷却器14に流れるよう
にした場合には、その冷蔵室用冷却器14で冷却された
冷気が、上述したように冷蔵室5及び野菜室6に供給さ
れてこれらの室が冷却される。また、凝縮器で凝縮され
た冷媒を、切替弁52により冷蔵室用冷却器14には流
さずに、冷凍室用冷却器19のみに流れるようにした場
合には、その冷凍室用冷却器19で冷却された冷気が、
上述したように製氷室8及び冷凍室9に供給されてこれ
らの室が冷却されると共に、切替室7に供給されてこの
切替室7も冷却される。この場合、冷凍室用冷却器19
は、冷蔵室用冷却器14よりも周囲の空気を低い温度に
冷却する。このようにして、冷蔵温度帯の室である冷蔵
室5及び野菜室6と、冷凍温度帯の室である製氷室8及
び冷凍室9、並びに切替室7とが交互に冷却される。な
お、切替室7は、設定された貯蔵モードに対応した温度
となるように、ダンパ22によって調節される。
【0022】一方、操作パネル32において、通常の状
態においては、冷蔵室5用の温度表示部35には冷蔵室
5内の温度(冷蔵室温度センサ23の検出温度)が表示
され、その横の冷却度合表示部36には、予めまたは現
在設定されている冷蔵室5の設定温度に対応した冷却度
合に対応する部分が表示されている。また、冷凍室9用
の温度表示部38には冷凍室9内の温度(冷凍室温度セ
ンサ25の検出温度)が表示され、その横の冷却度合表
示部39には、予めまたは現在設定されている冷凍室9
の設定温度に対応した冷却度合に対応する部分が表示さ
れている。さらに、切替室7の貯蔵モード表示部37に
は、現在設定されているモードに対応する部分が表示さ
れている。
【0023】次に、冷凍室9の温度を設定する場合につ
いて説明する。冷凍室9の温度を設定する場合には、ま
ず、冷凍室用の温度設定スイッチ45を1回押す。する
と、冷凍室9用の温度表示部38に表示されていた温度
表示が一旦消え、この後、設定温度表示に変わり、以前
設定されていた設定温度が表示される。そして、温度設
定スイッチ45を再度押すと、温度表示部38に表示さ
れた設定温度の値が1度ずつ変化してゆく。そして、表
示された値が設定したい値(設定温度)となった時点で
温度設定スイッチ45の操作を停止する。この後、所定
時間、例えば3秒経過したら、制御回路50はそれを設
定温度として設定し、温度表示部38の表示を冷凍室9
内の温度表示に戻す。これにより、冷凍室9の温度設定
の操作が完了する。
【0024】ここで、冷凍室9内の温度は庫外の温度に
影響される。このため、制御回路50は、冷凍室9の設
定可能な温度範囲は、庫外の温度(外気温センサ51の
検出温度)が例えば30℃未満の通常の状態の場合には
−16℃〜−26℃の間とし、設定温度をその範囲内で
1度単位で設定できるようにしている。庫外の温度が例
えば30℃以上のような高温状態の場合には、制御回路
50は、冷凍室9の設定可能な温度範囲を−16℃〜−
24℃の間に変更し、設定温度が−25℃以下にはなら
ないようにする。この時、温度表示部38の横にある冷
却度合表示部39は、設定温度に対応する部分を表示
し、設定温度が判らなくてもどの温度帯に設定されてい
るか判るようにしている。
【0025】また、冷凍室9の設定温度を設定してから
設定温度になるまでの時間を知りたい場合には、時間用
スイッチ47と温度設定スイッチ45とを同時に押す。
すると、制御回路50は、予め備えたデータに基づい
て、設定温度になるまでの時間を求め、これを温度表示
部38に分単位で表示する。この場合、冷却スピードに
ついては冷蔵庫の冷却性能試験などで想定することがで
きる。このデータを制御回路50に予め記憶させてお
き、制御回路50は、現在の冷凍室9の温度(冷凍室温
度センサ25の検出温度)と設定温度とに基づいて設定
温度になるまでの時間を求める。
【0026】図7は、庫外の温度が20℃の場合での冷
凍室9の温度変化を示す一例であり、また、図8は庫外
の温度が30℃の場合での冷凍室9の温度変化を示す一
例であり、例えばこれをデータ化して制御回路50に記
憶させておく。例えば、庫外の温度が通常の状態(20
℃の場合)において、現在の冷凍室9の温度が−14℃
で、設定温度が−18℃の場合には、設定温度になるま
での時間は約35分となり、これを温度表示部38に表
示する。また、庫外の温度が高温状態(30℃の場合)
において、現在の冷凍室9の温度が−14℃で、設定温
度が−18℃の場合には、設定温度になるまでの時間は
約55分となり、これを温度表示部38に表示する。
【0027】一方、冷蔵室5の温度を設定する場合も、
上記した冷凍室9の温度を設定する場合とほぼ同様であ
る。すなわち、冷蔵室5の温度を設定する場合には、ま
ず、冷蔵室用の温度設定スイッチ43を1回押す。する
と、冷蔵室5用の温度表示部35に表示されていた温度
表示が一旦消え、この後、設定温度表示に変わり、以前
設定されていた設定温度が表示される。そして、温度設
定スイッチ43を再度押すと、温度表示部35に表示さ
れた設定温度の値が1度ずつ変化してゆく。そして、表
示された値が設定したい値(設定温度)となった時点で
温度設定スイッチ43の操作を停止する。この後、所定
時間、例えば3秒経過したら、制御回路50はそれを設
定温度として設定し、温度表示部35の表示を冷蔵室5
内の温度表示に戻す。これにより、冷蔵室5の温度設定
の操作が完了する。
【0028】冷蔵室5内の温度も庫外の温度に影響され
る。このため、制御回路50は、冷蔵室5の設定可能な
温度範囲は、庫外の温度(外気温センサ51の検出温
度)が例えば0℃より高い通常の状態の場合には0℃〜
6℃の間とし、設定温度をその範囲内で1度単位で設定
できるようにしている。庫外の温度が例えば0℃以下の
ような低温状態の場合には、制御回路50は、冷蔵室5
の設定可能な温度範囲を0℃〜3℃の間に変更し、設定
温度が4℃以上にはならないようにする。この時も、温
度表示部35の横にある冷却度合表示部36は、設定温
度に対応する部分を表示し、設定温度が判らなくてもど
の温度帯に設定されているか判るようにしている。
【0029】また、冷蔵室5の設定温度を設定してから
設定温度になるまでの時間を知りたい場合には、時間用
スイッチ47と温度設定スイッチ43とを同時に押す。
すると、制御回路50は、予め備えたデータに基づい
て、設定温度になるまでの時間を求め、これを温度表示
部35に分単位で表示する。
【0030】一方、一気冷凍用スイッチ48或いは一気
製氷用スイッチ49が操作された場合には、冷凍室9及
び製氷室8は予め設定された温度、例えば−24℃に設
定される。このため、一気冷凍中或いは一気製氷中は、
冷凍室9の設定温度は−24℃しか設定できないように
している。また、一気冷蔵用スイッチ46が操作された
場合には、冷蔵室5は予め設定された温度、例えば2℃
に設定される。このため、一気冷蔵中は、冷蔵室5の設
定温度は2℃しか設定できないようにしている。
【0031】上記した本実施例によれば、次のような効
果を得ることができる。まず、冷蔵室用の温度設定スイ
ッチ43及び冷凍室用の温度設定スイッチ45により冷
蔵室5及び冷凍室9の温度を所望の温度に設定でき、し
かも、その設定された設定温度が温度表示部35,38
に表示されるので、冷蔵室5及び冷凍室9の温度が何度
に設定されているかが直ぐに判る。また、温度設定スイ
ッチ43及び45、温度表示部35及び38は冷蔵室5
の扉5aの前面に設けられているので、それら温度設定
スイッチ43及び45を操作し易いと共に、温度表示部
35,38の表示が見易い。従って、保存温度を間違え
ることを防止でき、また、逐一取扱説明書を見なければ
ならないといった煩わしさも解消できて、便利である。
【0032】また、庫外の温度を外気温センサ51によ
り検出し、その庫外の温度が異常に高い場合には、冷凍
室9の設定可能な温度範囲を変更し、また、庫外の温度
が異常に低い場合には、冷蔵室5の設定可能な温度範囲
を変更するようにしているので、それら冷凍室9及び冷
蔵室5は一層正確な温度設定が可能になる。
【0033】さらに、温度設定スイッチ43及び45に
より設定された設定温度になるまでの時間を、時間表示
部を兼ねる温度表示部35,38に表示できる構成とし
ているので、その温度表示部35,38の表示を見るこ
とで設定温度になるまでのおおよその時間が判る。この
ため、一層使い勝手を向上できる。
【0034】図9は本発明の第2実施例を示したもので
あり、この第2実施例は上記した第1実施例とは特には
次の点が異なっている。すなわち、操作パネル55にお
いて、表示部33に、切替室7用の温度表示部56を設
けると共に、操作スイッチ34に、切替室7用の温度設
定操作部を構成する温度設定スイッチ57を設けてい
て、切替室7についても温度設定スイッチ57により温
度設定ができると共に、設定した設定温度が温度表示部
56に表示されるようにしている。また、温度表示部5
6は時間表示部を兼ねていて、温度設定スイッチ57と
時間用スイッチ47とを同時に押すことにより、温度表
示部56に、設定温度になるまでの時間が表示されるよ
うになっている。
【0035】切替室7の貯蔵モード表示部58は、第1
実施例の貯蔵モード表示部37とは表示の配置が異なっ
ている。この貯蔵モード表示部58の近傍には、「弱・
適・強」と表示された切替室7用の冷却度合表示部59
が設けられている。冷蔵室5用及び冷凍室9用の冷却度
合表示部60,61も、「弱、適、強」と表示されてい
る。なお、一気冷蔵用表示部40及び一気冷蔵用スイッ
チ46は設けられていない。
【0036】ここで、切替室用の切替えスイッチ44に
より冷凍モードを選択した状態で、温度設定スイッチ5
7により温度設定する場合、設定可能な最低温度は、冷
凍室9の設定温度よりも例えば1℃だけ高くする。具体
的には、冷凍室9の設定温度が−22℃に設定されてい
る場合、切替室7の設定可能な温度範囲は−16℃〜−
21℃とし、−22℃以下には設定できないようにす
る。また、冷凍室9の設定温度が−20℃に設定されて
いる場合、切替室7の設定可能な温度範囲は−16℃〜
−19℃とし、−20℃以下には設定できないようにす
る。これは、切替室7は、構造上、冷凍室9よりも温度
を下げることができないためである。
【0037】このような第2実施例によれば、切替室7
についても温度設定スイッチ57により所望の温度に設
定できると共に、その設定温度が温度表示部56に表示
され、また、温度設定スイッチ57と時間用スイッチ4
7とを同時に押すことにより、温度表示部56に、設定
温度になるまでの時間が表示されるので、使い勝手を向
上できる。また、切替室7の冷凍モードでの設定可能な
最低温度を、冷凍室9の設定温度よりも少し高くするこ
とで、切替室7は一層正確な温度設定が可能になる。
【0038】本発明は、上記した各実施例にのみ限定さ
れるものではなく、次のように変形または拡張すること
ができる。上記した各実施例では、温度表示部35,3
8,56が時間表示部を兼ねる構成としたが、専用の時
間表示部を設けることもできる。また、操作パネル3
2,55は、冷蔵室5の扉5a以外の扉に設けることも
できる。
【0039】
【発明の効果】請求項1の冷蔵庫によれば、温度設定操
作部により貯蔵室の温度を所望の温度に設定でき、しか
も、その設定された設定温度が温度表示部に表示される
ので、貯蔵室の温度が何度に設定されているかが直ぐに
判る。また、温度設定操作部及び温度表示部は貯蔵室の
扉の前面に設けられているので、温度設定操作部を操作
し易いと共に、温度表示部の表示が見易く、使い勝手が
良い。
【0040】請求項2の冷蔵庫によれば、貯蔵室に冷凍
室と切替室とがあり、切替室を冷凍モードで使用する場
合に、その切替室は一層正確な温度設定が可能になる。
請求項3の冷蔵庫によれば、庫外の温度に基づき貯蔵室
の設定可能な温度範囲を変更することで、貯蔵室は一層
正確な温度設定が可能になる。請求項4の冷蔵庫によれ
ば、設定温度になるまでのおおよその時間が判るため、
一層使い勝手を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す要部の正面図
【図2】冷蔵庫全体の外観斜視図
【図3】冷蔵庫の各扉を外した状態での概略的な正面図
【図4】冷蔵庫の縦断側面図
【図5】切替室部分の縦断側面図
【図6】電気的構成を示すブロック図
【図7】庫外の温度が約20℃の場合において、冷凍室
を冷却した場合の温度変化を示す図
【図8】庫外の温度が約30℃の場合において、冷凍室
を冷却した場合の温度変化を示す図
【図9】本発明の第2実施例を示す操作パネルの正面図
【符号の説明】
1は冷蔵庫本体、5は冷蔵室(貯蔵室)、6は野菜室
(貯蔵室)、7は切替室(貯蔵室)、8は製氷室(貯蔵
室)、9は冷凍室(貯蔵室)、5a〜9aはそれぞれ
扉、14は冷蔵室用冷却器、19は冷凍室用冷却器、2
3は冷蔵室温度センサ、24は切替室温度センサ、25
は冷凍室温度センサ、29はコンプレッサ、32は操作
パネル、33は表示部、34は操作スイッチ、35は温
度表示部(時間表示部)、38は温度表示部(時間表示
部)、43は温度設定スイッチ(温度設定操作部)、4
5は温度設定スイッチ(温度設定操作部)、47は時間
スイッチ、50は制御回路、51は外気温センサ、55
は操作パネル、56は温度表示部(時間表示部)、57
は温度設定スイッチ(温度設定操作部)を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定温度帯が異なる複数の貯蔵室を備え
    た冷蔵庫において、 前記複数の各貯蔵室の温度を所望の温度に設定する温度
    設定操作部と、この温度設定操作部により設定された設
    定温度を表示する温度表示部とを備え、これら温度設定
    操作部及び温度表示部を、前記複数の貯蔵室のうちのい
    ずれか一つの貯蔵室の扉の前面に設けたことを特徴とす
    る冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 貯蔵室には、冷凍室と、貯蔵モードが冷
    凍モードを含む複数のモードに切り替えが可能とされた
    切替室とがあり、前記切替室の冷凍モードでの設定可能
    な最低温度は、前記冷凍室の設定温度よりも高いことを
    特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 庫外の温度を検出する外気温センサを備
    え、この外気温センサの検出温度に基づき貯蔵室の設定
    可能な温度範囲を変更することを特徴とする請求項1記
    載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 温度設定操作部及び温度表示部が設けら
    れた扉に、温度設定操作部により設定された設定温度に
    なるまでの時間を表示する時間表示部を備えたことを特
    徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
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