JP2000266122A - 防振マウント - Google Patents

防振マウント

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JP2000266122A
JP2000266122A JP11067923A JP6792399A JP2000266122A JP 2000266122 A JP2000266122 A JP 2000266122A JP 11067923 A JP11067923 A JP 11067923A JP 6792399 A JP6792399 A JP 6792399A JP 2000266122 A JP2000266122 A JP 2000266122A
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vibration
stopper
outer cylinder
rubber
side stopper
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JP11067923A
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English (en)
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Naoki Mori
直樹 森
Haruhiko Nonogaki
晴彦 野々垣
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイドストッパとして十分な大きさを有し、
部品点数の削減および小型化が可能な防振マウントを実
現する。 【解決手段】 外筒部材1を長円形断面形状として、そ
の長径方向の対向する内周面間に略∧形に成形した防振
ゴム体3を架設する。防振ゴム体3の両脚部31、32
間に、外筒部材1の内周面に沿ってストッパ部材6を配
設し、その一端を外筒部材1に設けたフランジ11の幅
広部12表面を覆うように延出して、第1のサイドスト
ッパ部61を形成する。他端は軸方向に延出して外筒部
材1より突出させ第2のサイドストッパ部62とする。
長円形とすることで、防振ゴム体3の両脚部31、32
間の空間が広くなり、ストッパ部材6およびこれと一体
のサイドストッパ部62が大きくなる。サイドストッパ
部62は、フランジ11上に形成することでより面積が
大きくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジンマウント
等、振動体と基体との間に介在して振動伝達を防止する
防振マウントに関し、詳しくはサイドストッパ部を備え
た防振マウントに関する。
【0002】
【従来の技術】かかる従来の防振マウントは、筒状ブラ
ケット内に保持される外筒部材の筒内を横切って防振ゴ
ム体を配設し、該防振ゴム体の略中央部を貫通して内筒
部材を設けてなる。内筒部材は振動体であるエンジン
に、ブラケットは基体である車両ボデーに連結され、振
動入力時に防振ゴム体が弾性変形して振動を低減するよ
うになしてある。上記外筒部材の内周面には、上記防振
ゴム体と所定間隔をおいて対向するストッパゴムが設け
られて、径方向の振動入力による防振ゴム体の過度の変
形を防止している。
【0003】内筒部材は、その両端に配したエンジン側
部材にリング状のゴムシートを介してボルト固定され
る。このゴムシートは外筒部材の外径とほぼ同程度の大
きさでサイドストッパとして機能し、軸方向の振動入力
による防振マウントの両端面とエンジン側部材との干渉
を抑制している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、ストッパゴムとサイドストッパとなるゴ
ムシートを別体で設けているために、部品点数が増加す
る。またゴムシートはボルト締結時に装着されるため
に、部品管理や組付けの手間が増大する不具合がある。
【0005】そこで、サイドストッパをストッパゴムと
一体に設けて部品点数を低減することが検討されるが、
例えば、ストッパゴムを軸方向に延出して外筒部材から
突出させただけではサイドストッパとして十分なゴムボ
リュームが得られない。特に、近年、エンジンルーム内
のスペースに制約がある場合が多く、防振マウントをよ
り小型にする要求があるが、この場合、ストッパゴムの
端部にてサイドストッパを形成する上記構成では、サイ
ドストッパがさらに小さくなり、サイドストッパとして
の効果が小さい。また、防振マウントを全体に小型にす
ると、防振ゴム体が小さくなり、従来と同様のバネ特性
が得られない不具合があった。
【0006】本発明は上記実情に鑑みなされたものであ
り、その目的は、サイドストッパとして十分な大きさを
確保しつつ、部品点数を削減して部品管理や組付けの手
間を少なくすることができ、また、小型化が可能な防振
マウントを得ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を解決するた
めに、請求項1の防振マウントは、筒状ブラケット内に
保持される外筒部材の筒内を横切って配設した防振ゴム
体と、該防振ゴム体の略中央部を貫通する内筒部材と、
上記外筒部材の内周面に上記防振ゴム体と所定間隔をお
いて対向するストッパ部材を有している。上記外筒部材
は長円形断面形状で、その長径方向の対向する内周面間
に略∧形に成形した上記防振ゴム体を架設し、上記防振
ゴム体の両脚部間に、上記外筒部材の内周面に沿って軸
方向に延びるゴム部材を配設して上記防振ゴム体の径方
向の過度の変形を防止する上記ストッパ部材とする。ま
た、上記外筒部材の一端に径方向に張り出すフランジを
設け、該フランジの表面を覆うように上記ストッパ部材
の一端を延出して軸方向の振動入力による部材間の干渉
を防止する第1のサイドストッパ部となす一方、上記ス
トッパ部材の他端を上記外筒部材より突出させて第2の
サイドストッパ部とする。
【0008】上記構成によれば、上記外筒部材を長円形
断面形状として、その長径方向に上記防振ゴム体を配設
したので、上記防振ゴム体の両脚部間の距離を大きくと
ることができる。よって、円形の外筒部材に比べて、上
記両脚部間に配設される上記ストッパ部材を大きくする
ことができ、これと一体に設けられる上記第1、第2の
サイドストッパ部も大きくできる。また、上記第1のサ
イドストッパ部は、上記外筒部材に設けた上記フランジ
上に形成されるので、面積をさらに大きくすることがで
き、サイドストッパとして十分な効果を発揮することが
できる。また、円形の外筒部材に比べて上記防振ゴム体
の両脚部を長く形成できるので、小型に形成してもバネ
特性を低下させることがない。よって、サイドストッパ
としての効果を確保しつつ、部品点数を低減することが
でき、部品管理や組付けが容易になるとともに、小型化
が可能である。
【0009】請求項2のように、上記外筒部材の他端に
径方向に張り出すフランジを設け、該フランジの表面を
覆って上記第2のサイドストッパ部を延出させた構成と
することもできる。上記構成によれば、上記第2のサイ
ドストッパ部をより大きく形成できるので、サイドスト
ッパとしての効果が向上する。また、上記ストッパ部材
の両側に上記フランジを形成することで、上記ブラケッ
トと上記外筒部材の位置ずれ、抜けを防止する効果が得
られる。
【0010】請求項3の防振マウントは、上記外筒部材
を円形断面形状として、その対向する内周面間に略∧形
に成形した上記防振ゴム体を架設し、上記防振ゴム体の
両脚部間に、上記外筒部材の内周面に沿って軸方向に延
びるゴム部材を配設して上記防振ゴム体の径方向の過度
の変形を防止する上記ストッパ部材とする。そして、上
記外筒部材の両端に径方向に張り出すフランジを設け、
該フランジの表面を覆うように上記ストッパ部材を延出
して軸方向の振動入力による部材間の干渉を防止する第
1および第2のサイドストッパ部を形成する。
【0011】上記防振ゴム体の大きさを従来と同程度に
する必要がない場合には、上記外筒部材を円形断面形状
とすることもできる。この場合には、上記防振ゴム体の
両脚部間に形成される上記ストッパ部材が小さくなるた
め、上記第1および第2のサイドストッパ部の両方を、
上記外筒部材の端縁に設けた上記フランジ上に形成し
て、面積を確保することが望ましい。これにより、サイ
ドストッパとしての効果と部品点数の低減とを両立させ
た、小型の防振マウントが得られる。
【0012】請求項4のように、具体的には、上記外筒
部材の軸方向長を上記ブラケットより長く形成し、上記
ブラケットより突出する上記外筒部材の端部内周面に上
記第2のサイドストッパ部となるゴム部材を上記ストッ
パ部材と一体に加硫成形する。そして、上記外筒部材の
端部を上記ゴム部材とともに径方向外方に屈曲させて上
記フランジとする。
【0013】第1および第2のサイドストッパ部の両方
を上記フランジ上に形成する構成の場合、その一方、こ
こでは第2のサイドストッパ部が形成される上記フラン
ジを上記外筒部材に予め形成せず、上記ブラケットより
突出する上記外筒部材の端部を屈曲させることで形成す
る。これにより上記ブラケットへの上記外筒部材の圧入
が容易にできる。
【0014】請求項5のように、具体的には、上記第1
のサイドストッパ部は、予め上記外筒部材の一端に設け
た上記フランジ表面に上記ストッパ部材と一体に加硫成
形されるゴム部材よりなる。上記外筒部材の成形時に上
記フランジを一体に設け、このフランジ表面に上記第1
のサイドストッパ部を上記ストッパ部材と一体に加硫成
形することで、上記第1のサイドストッパ部を容易に形
成することができる。
【0015】請求項6のように、上記第2のサイドスト
ッパ部となるゴム部材を上記ストッパ部材よりも肉厚に
成形することもできる。加硫成形時に上記第2のサイド
ストッパ部となるゴム部材を肉厚に形成することで、上
記第2のサイドストッパ部のゴムボリュームを大きくし
て、サイドストッパの効果を向上させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1、2に基づき、本発明
の第1の実施の形態について説明する。図1(a)〜
(c)は、本発明を適用したエンジンマウントの全体構
成図で、外筒部材1の筒内を横切って配設した防振ゴム
体3と、該防振ゴム体3の略中央部に貫通埋設される内
筒部材2を有し、これら全体を筒状ブラケット4内に保
持している。外筒部材1は長円形断面形状で、その長径
方向(図1(a)、(c)の左右方向)の対向する内周
面間に、略∧形に成形した防振ゴム体3が架け渡されて
いる。防振ゴム体3の両端は外筒部材1の内周面にそれ
ぞれ接合される。
【0017】図1(b)のように、上記内筒部材2の両
端は、振動体であるエンジン側部材5に対向しており、
内筒部材2の筒内に挿通したボルト51によってエンジ
ン側部材5に固定されている。上記外筒部材1は、ブラ
ケット4の長円形の筒状部内に圧入保持され、ブラケッ
ト4は基体である車両ボデー(図略)に固定される。
【0018】図2(a)〜(c)のように、上記外筒部
材1内の、上記防振ゴム体3の両脚部31、32間に
は、外筒部材1の内周面に沿って軸方向に延びる山形断
面のゴム部材が接合されて、ストッパ部材6を構成して
いる。これにより、上記防振ゴム体3の短径方向(図の
上下方向)の過度の変形が防止される。また、内筒部材
2の上半部を覆う防振ゴム体3はやや厚肉に形成され
て、対向する外筒部材1の内周面との干渉を防止するス
トッパ面33となしてある。
【0019】上記外筒部材1の一方の端面(図2(a)
側の端面、図2(b)の左端面)には、その全周に径方
向外方に張り出すフランジ部11が形成してあり、該フ
ランジ部11は上記ストッパ部材6の形成位置に対応す
るその下端側の一部を他の部位より幅広に形成してい
る。そして、この幅広部12の表面を覆うように、上記
ストッパ部材6の端部を軸方向に延出して、第1のサイ
ドストッパ部61となしてある。上記外筒部材1の他方
の端面(図1(c)側の端面、図1(b)の右端面)側
は、上記ストッパ部材6の端部を軸方向に延出して上記
外筒部材1より突出させることにより、第2のサイドス
トッパ部62を形成している。これら第1、第2のサイ
ドストッパ部61、62は、上記ストッパ部材6の加硫
成形時に一体に形成され、エンジン側部材5と内外筒部
材1、2との干渉を防止する機能を有する。
【0020】上記構成において、振動体からの振動が入
力すると上記防振ゴム体3が弾性変形してこれを低減す
る。この時、短径方向(図1(a)の上下方向)におい
ては、上記ストッパ部材6およびストッパ面33の作用
により上記防振ゴム体3の過度の変形、部材間の干渉が
防止される。また、軸方向(図1(b)の左右方向)に
おいては、防振マウントの両端部に第1、第2のサイド
ストッパ部61、62を設けたので、エンジン側部材5
と防振マウント端面の干渉が防止できる。なお、第1、
第2のサイドストッパ部61、62は、防振ゴム体3と
別体としてあるので、防振ゴム体3の防振性能に影響を
及ぼすことはない。
【0021】本実施の形態の構成では、上記外筒部材1
を長円形としたので、同じ高さの円形外筒部材(上記外
筒部材1の短径と同径)を用いた場合に比べて、上記防
振ゴム体3の両脚部31、32間が広くなる。よって、
ストッパ部材6を従来より幅広に形成でき、これと一体
のサイドストッパ部62の面積が大きくなる。また、サ
イドストッパ部61は、フランジ11表面を覆って延出
形成されるので、さらに大面積化できる。従って、例え
ば、防振マウントを設置する際に、部材間の干渉が大き
い側にサイドストッパ部61が位置するように配置すれ
ば、サイドストッパとしての効果を十分に発揮すること
ができる。
【0022】以上のように、上記構成によれば、サイド
ストッパとしての効果を確保しつつ、部品数を削減して
部品管理、組付けの手間を小さくすることができる。ま
た、同じ高さの円形外筒部材より、上記防振ゴム体3の
両脚部31、32の高さを高くできるので、小型にして
もバネ特性が低下することがなく、良好な防振性能を有
する。
【0023】図3(a)〜(e)に、本発明の第2の実
施の形態を示す。本実施の形態では、サイドストッパ部
62の面積をより大きくするために、サイドストッパ部
62側においてもフランジ13を有する構成とし、該フ
ランジ13表面を覆ってサイドストッパ部62を延出形
成する(図3(e))。サイドストッパ部61側(図3
(d))、その他の構成は上記第1の実施の形態と同様
である。
【0024】図3(b)は、本実施の形態で用いる外筒
部材1で、長円形の断面形状を有し、サイドストッパ部
61側となる一方の端部(図の左端部)には、予め全周
にフランジ11を形成してある。フランジ11の一部は
サイドストッパ部61が形成される幅広部12となして
ある。サイドストッパ部62側となる他方の端部(図の
右端部)には、直線部Sを除いて切欠き14が形成して
あり、該直線部Sの一方によってフランジ13が形成さ
れる。図3(a)のように、外筒部材1は、軸方向の長
さLをブラケット4より長く形成して、ブラケット4に
圧入された時に、サイドストッパ部62側の端部が、ブ
ラケット4から突出するようになしてあり、該端部を外
方にかしめてフランジ13を形成する。この時、フラン
ジ12以外の部分も同時にかしめて、該かしめ部とフラ
ンジ11との間にブラケット4を保持するようにすると
よい。
【0025】サイドストッパ部62となるゴム部材は、
図3(c)のように、ブラケット4への圧入に先立ち、
ストッパ部材6と一体に加硫成形される。しかる後、サ
イドストッパ部62となる端部を外方にかしめてフラン
ジ13を形成すると同時に、該フランジ13上にサイド
ストッパ部62を形成する。この時、ブラケット4の先
端に対応するゴム部材表面に凹部63を形成しておく
と、サイドストッパ部62が形成しやすい。凹部63
は、加硫成形時に型成形しても、成形後に切り欠いて形
成してもよい。
【0026】上記構成によれば、サイドストッパ部62
の面積を大きくすることができ、サイドストッパの効果
をさらに高めることができる。また、ブラケット4の両
側にフランジ11、13を設けたので、ブラケット4の
軸方向のずれ、抜けを防止することができる。また、フ
ランジ13は長円形の外筒部材1の直線部Sを用いて形
成されるので、加工がしやすい。
【0027】図4(a)、(b)に、本発明の第3の実
施の形態を示す。本実施の形態では、外筒部材1および
ブラケット4の筒状部形状を円形としており、それ以外
は上記第3の実施の形態と同様に構成されている。図4
(a)のように、外筒部材1は一端側に設けたフランジ
11の一部を幅広部12として、その表面にストッパ部
材6と一体にサイドストッパ部61を形成し、他端側
は、図4(b)のように、ブラケット4より突出する端
部を外方にかしめてフランジ13を形成するようになし
てある。フランジ13上にはストッパ部材6と一体に加
硫成形されるサイドストッパ部62が形成されている。
【0028】必要なバネ特性や設置スペースによって
は、必ずしも、外筒部材1を長円形とする必要はなく、
本実施の形態のように円形とすることもできる。この場
合には、同じ高さの長円形の防振マウントと比べると、
ストッパ部材6の幅が小さくなるため、本実施の形態の
ように、ストッパ部材6の両側にフランジ11、13を
有する構成として、サイドストッパ部61、62のゴム
ボリュームを確保するのがよい。
【0029】図5(a)、(b)は、本発明の第4の実
施の形態を示すもので、本実施の形態では、サイドスト
ッパ部62をストッパ部材6と一体に加硫成形する際
に、サイドストッパ部62となる部分をストッパ部材6
となる部分より肉厚に成形する(図5(a))。これに
より、外筒部材1の端側部をかしめてサイドストッパ部
62とした時に、ゴム高さが高くなり(図5(b))、
ゴムボリュームをより大きくして、サイドストッパの効
果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における防振マウン
ト構成を示す図で、(a)は第1のサイドストッパ部側
端面図、(b)は防振マウントの全体側面図、(c)は
第2のサイドストッパ部側端面図である。
【図2】第1の実施の形態の防振マウントのブラケット
圧入前の図で、(a)は第1のサイドストッパ部側端面
図、(b)は縦断面図、(c)は第2のサイドストッパ
部側端面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示し、(a)は防
振マウントの全体断面図、(b)は外筒部材の斜視図、
(c)は防振マウントの組付け方法を示す部分断面図、
(d)は第1のサイドストッパ部側端面図、(e)は第
2のサイドストッパ部側端面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態を示し、(a)は防
振マウントの第1のサイドストッパ部側端面図、(b)
は防振マウントの第2のサイドストッパ部側端面図であ
る。
【図5】本発明の第4の実施の形態を示し、(a)は外
筒部材をかしめる前の状態を示す防振マウントの部分断
面図、(b)はかしめた後の状態を示す防振マウントの
部分断面図である。
【符号の説明】
1 外筒部材 11 フランジ 12 幅広部 13 フランジ 2 内筒部材 3 防振ゴム 31、32 脚部 4 ブラケット 5 エンジン側部材 6 ストッパ部材 61 第1のサイドストッパ部 62 第2のサイドストッパ部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状ブラケット内に保持される外筒部材
    の筒内を横切って防振ゴム体を配設し、該防振ゴム体の
    略中央部を貫通して内筒部材を設けるとともに、上記外
    筒部材の内周面に上記防振ゴム体と所定間隔をおいて対
    向するストッパ部材を設けた防振マウントにおいて、上
    記外筒部材を長円形断面形状として、その長径方向の対
    向する内周面間に略∧形に成形した上記防振ゴム体を架
    設し、上記防振ゴム体の両脚部間に、上記外筒部材の内
    周面に沿って軸方向に延びるゴム部材を配設して上記防
    振ゴム体の径方向の過度の変形を防止する上記ストッパ
    部材となすとともに、上記外筒部材の一端に径方向に張
    り出すフランジを設け、該フランジの表面を覆うように
    上記ストッパ部材の一端を延出して軸方向の振動入力に
    よる部材間の干渉を防止する第1のサイドストッパ部と
    なす一方、上記ストッパ部材の他端を上記外筒部材より
    突出させて第2のサイドストッパ部となしたことを特徴
    とする防振マウント。
  2. 【請求項2】 上記外筒部材の他端に径方向に張り出す
    フランジを設け、該フランジの表面を覆って上記第2の
    サイドストッパ部を延出させた請求項1記載の防振マウ
    ント。
  3. 【請求項3】 筒状ブラケット内に保持される外筒部材
    の筒内を横切って防振ゴム体を配設し、該防振ゴム体の
    略中央部を貫通して内筒部材を設けるとともに、上記外
    筒部材の内周面に上記防振ゴム体と所定間隔をおいて対
    向するストッパ部材を設けた防振マウントにおいて、上
    記外筒部材を円形断面形状として、その対向する内周面
    間に略∧形に成形した上記防振ゴム体を架設し、上記防
    振ゴム体の両脚部間に、上記外筒部材の内周面に沿って
    軸方向に延びるゴム部材を配設して上記防振ゴム体の径
    方向の過度の変形を防止する上記ストッパ部材となすと
    ともに、上記外筒部材の両端に径方向に張り出すフラン
    ジを設け、該フランジの表面を覆うように上記ストッパ
    部材の両端を延出して軸方向の振動入力による部材間の
    干渉を防止する第1および第2のサイドストッパ部を形
    成したことを特徴とする防振マウント。
  4. 【請求項4】 上記外筒部材の軸方向長を上記ブラケッ
    トより長くし、上記ブラケットより突出する上記外筒部
    材の端部内周面に上記第2のサイドストッパ部となるゴ
    ム部材を上記ストッパ部材と一体に加硫成形するととも
    に、上記外筒部材の端部を上記ゴム部材とともに径方向
    外方に屈曲させて上記フランジとなした請求項2または
    3記載の防振マウント。
  5. 【請求項5】 上記第1のサイドストッパ部が、予め上
    記外筒部材の一端に設けた上記フランジの表面に上記ス
    トッパ部材と一体に加硫成形したゴム部材よりなる請求
    項1ないし4のいずれか記載の防振マウント。
  6. 【請求項6】 上記第2のサイドストッパ部となるゴム
    部材を上記ストッパ部材よりも肉厚に成形した請求項4
    記載の防振マウント。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009097618A (ja) * 2007-10-16 2009-05-07 Kurashiki Kako Co Ltd 防振装置
JP2010096277A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 防振連結ロッド
JP2012102761A (ja) * 2010-11-08 2012-05-31 Tokai Rubber Ind Ltd 防振装置

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