JPS5833314Y2 - 防振ゴム - Google Patents
防振ゴムInfo
- Publication number
- JPS5833314Y2 JPS5833314Y2 JP12545078U JP12545078U JPS5833314Y2 JP S5833314 Y2 JPS5833314 Y2 JP S5833314Y2 JP 12545078 U JP12545078 U JP 12545078U JP 12545078 U JP12545078 U JP 12545078U JP S5833314 Y2 JPS5833314 Y2 JP S5833314Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- cut
- vibration
- vibration rubber
- rubber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Springs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えば気化器等において用いられているコイ
ル状ばねの振動を抑制あるいは防止する防振ゴムに関す
る。
ル状ばねの振動を抑制あるいは防止する防振ゴムに関す
る。
このような防振ゴムの従来例を図面により説明すると、
第1図においてばね1ば、コイル状部分2と両端のフッ
ク部分3,4とから成り、フック部分3,4が気化器絞
り弁5の軸6に固定されているスロットルレバー7と気
化器の固定的な部分8とにそれぞれ引っ掛けられている
。
第1図においてばね1ば、コイル状部分2と両端のフッ
ク部分3,4とから成り、フック部分3,4が気化器絞
り弁5の軸6に固定されているスロットルレバー7と気
化器の固定的な部分8とにそれぞれ引っ掛けられている
。
ばね1は固有振動数を有し、機関振動によって共振状態
になることがある。
になることがある。
ばね1の共振は、ばね1の縦方向および横方向に生じ、
部分的に線間密着あるいは許容値以上の応力を発生させ
、ばね1の破損および寿命低下の原因となっている。
部分的に線間密着あるいは許容値以上の応力を発生させ
、ばね1の破損および寿命低下の原因となっている。
そこでばね1のコイル状部分2と軸方向に接触してばね
1の振動運動を抑制する防振ゴム9がコイル状部分2の
内側に設けられる。
1の振動運動を抑制する防振ゴム9がコイル状部分2の
内側に設けられる。
防振ゴム9は、コイル状部分2と緩く係合しているだけ
であるので、防振ゴム9の脱落を防止するために、従来
のばね1ではコイル状部分2の両端が、防振ゴム9を配
置した後に半径方向の径を縮小されていた。
であるので、防振ゴム9の脱落を防止するために、従来
のばね1ではコイル状部分2の両端が、防振ゴム9を配
置した後に半径方向の径を縮小されていた。
しかし、ばね1の径の縮小という作業は能率が低いとい
う欠点を有している。
う欠点を有している。
本考案の目的は、作業能率を向上して脱落防止を図るこ
とができる防振ゴムを提供することである。
とができる防振ゴムを提供することである。
次に図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第2図ないし第4図はそれぞれ本考案の異なる実施例を
示し、対応部分は同符号で指示されている。
示し、対応部分は同符号で指示されている。
第2図の防振ゴム11は、長方形状の係合部12と係合
部12の一端に一体的に形成されている耳部13とをも
つ。
部12の一端に一体的に形成されている耳部13とをも
つ。
保合部12の長い方の辺16がコイル状部分2に接触係
合する。
合する。
耳部13は切れ目14を形成され、切れ目14の両端に
は、切れ目14に起因する破損、すなわち切れ目14の
長さの増大を防止するための小孔15が設けられている
。
は、切れ目14に起因する破損、すなわち切れ目14の
長さの増大を防止するための小孔15が設けられている
。
第5図に示されるように、切れ目14は、ばね1の一方
のフック部分4を通すための切れ目であり、切れ目14
の長さaは、フック部分4の曲がり部分の横寸法すより
大きい寸法に規定されている0 第3図の防振ゴム17では、係合部18が円筒状に形成
され、係合部18には長さ方向に切れ目19が形成され
ている。
のフック部分4を通すための切れ目であり、切れ目14
の長さaは、フック部分4の曲がり部分の横寸法すより
大きい寸法に規定されている0 第3図の防振ゴム17では、係合部18が円筒状に形成
され、係合部18には長さ方向に切れ目19が形成され
ている。
係合部18の外径はばね1のコイル状部分2の内径より
少し大きく、係合部18は、コイル状部分2の内側に配
置されてコイル状部分2に接触係合する。
少し大きく、係合部18は、コイル状部分2の内側に配
置されてコイル状部分2に接触係合する。
第4図の防振ゴム22では、係合部23は円筒状に形成
され、係合部23の内側の円柱空間内にコイル状部分2
が配置され、係合部23の内周面がコイル状部分2と接
触係合する。
され、係合部23の内側の円柱空間内にコイル状部分2
が配置され、係合部23の内周面がコイル状部分2と接
触係合する。
第5図に示されるように、耳部13が折り曲げられて、
耳部13の切れ目14を介してばね1のフック部分4が
通される。
耳部13の切れ目14を介してばね1のフック部分4が
通される。
第6図および第7図は、防振ゴム11.22がフック部
分4に固定されかつコイル状部分2に接触係合している
状態を示す。
分4に固定されかつコイル状部分2に接触係合している
状態を示す。
このように防振ゴム11,17,22を組み付けられた
ばね1は、次の作業工程において気化器の所定個所に取
り付けられる。
ばね1は、次の作業工程において気化器の所定個所に取
り付けられる。
このように本考案によれば、防振ゴムは、耳部の切れ目
を介してばねのフック部分に固定されることにより脱落
を防止されるので、ばねへの防振ゴムの固定作業が非常
に容易となり、作業能率が向上する。
を介してばねのフック部分に固定されることにより脱落
を防止されるので、ばねへの防振ゴムの固定作業が非常
に容易となり、作業能率が向上する。
また切れ目の長さはばねのフック部分の横寸法より長く
、切れ目の両端は小孔になっているので、フック部分を
切れ目に円滑に通すことができるとともに、フック部分
を切れ目に通す際に切れ目の両端に無理な力が作用する
のを回避して切れ目の拡張を防止し、切れ目の拡大に因
る防振ゴムの損傷を防止することができる。
、切れ目の両端は小孔になっているので、フック部分を
切れ目に円滑に通すことができるとともに、フック部分
を切れ目に通す際に切れ目の両端に無理な力が作用する
のを回避して切れ目の拡張を防止し、切れ目の拡大に因
る防振ゴムの損傷を防止することができる。
また本考案の防振ゴムを気化器のスロットルレバーの戻
しばねに適用する場合には、ばねへの防振ゴムの固定は
、ばねの両端の取付けの前に予め行なわれ、気化器の組
立作業においては防振ゴムの固定を省略することができ
、組立作業を簡略化することができる。
しばねに適用する場合には、ばねへの防振ゴムの固定は
、ばねの両端の取付けの前に予め行なわれ、気化器の組
立作業においては防振ゴムの固定を省略することができ
、組立作業を簡略化することができる。
第1図は従来の防振ゴムをその配置とともに示す図、第
2図ないし第4図はそれぞれ本考案の実施例を示す図、
第5図は耳部の切れ目の長さとフック部分との関係を示
す図、第6図および第7図はそれぞれ本考案の実施例の
防振ゴムがばねに固定された状態を示す図である。 1・・・・・・ばね、2・・・・・・コイル状部分、4
・・・・・・フック部分、11,17,22・・・・・
・防振ゴム、12゜18.23・・・・・・係合部、1
3・・・・・・耳部、14・・・・・・切れ目、15・
・・・・・小孔。
2図ないし第4図はそれぞれ本考案の実施例を示す図、
第5図は耳部の切れ目の長さとフック部分との関係を示
す図、第6図および第7図はそれぞれ本考案の実施例の
防振ゴムがばねに固定された状態を示す図である。 1・・・・・・ばね、2・・・・・・コイル状部分、4
・・・・・・フック部分、11,17,22・・・・・
・防振ゴム、12゜18.23・・・・・・係合部、1
3・・・・・・耳部、14・・・・・・切れ目、15・
・・・・・小孔。
Claims (1)
- ばねのコイル状部分に接触してばねの振動的な運動を抑
制する防振ゴムにおいて、防振ゴムは、ばねのコイル状
部分に接触する係合部と、この係合部の一端から延びる
耳部とをもち、耳部にはばねのフック部分を通される切
れ目が形成され、切れ目は両端において小孔を有し、切
れ目の長さはフック部分の横寸法より長いことを特徴と
する、防振ゴム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12545078U JPS5833314Y2 (ja) | 1978-09-14 | 1978-09-14 | 防振ゴム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12545078U JPS5833314Y2 (ja) | 1978-09-14 | 1978-09-14 | 防振ゴム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5543109U JPS5543109U (ja) | 1980-03-21 |
JPS5833314Y2 true JPS5833314Y2 (ja) | 1983-07-25 |
Family
ID=29086377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12545078U Expired JPS5833314Y2 (ja) | 1978-09-14 | 1978-09-14 | 防振ゴム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5833314Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5726233A (en) * | 1980-07-23 | 1982-02-12 | Hitachi Ltd | Spring breakage preventor for carburetor |
-
1978
- 1978-09-14 JP JP12545078U patent/JPS5833314Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5543109U (ja) | 1980-03-21 |
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