JP2000265105A - ボールペン用水性白色又はパステル調インキ組成物 - Google Patents

ボールペン用水性白色又はパステル調インキ組成物

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JP2000265105A
JP2000265105A JP6554399A JP6554399A JP2000265105A JP 2000265105 A JP2000265105 A JP 2000265105A JP 6554399 A JP6554399 A JP 6554399A JP 6554399 A JP6554399 A JP 6554399A JP 2000265105 A JP2000265105 A JP 2000265105A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 酸化チタンを内包したマイクロカプセル顔料
と、水と、水溶性有機溶剤と、必要により有色染料及び
/又は有色顔料とからなるボールペン用水性白色又はパ
ステル調インキ組成物。 【解決手段】 白色或いはパステル調の鮮明且つ隠蔽性
の高い筆跡を初期及び経時後も形成することができるボ
ールペン用水性組成物を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボールペン用水性白
色又はパステル調インキ組成物に関する。更に詳細には
鮮明な白色又はパステル調の筆跡が得られるボールペン
用水性白色又はパステル調インキ組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、白色の筆跡が得られるボールペン
用水性白色インキ組成物が特開平7−216283号公
報に開示されており、前記インキ組成物の着色剤として
酸化チタンが用いられている。前記酸化チタンは隠蔽性
に優れることから従来より修正液等に使用されており、
近年は濃色の紙面に白色の筆跡を描くためのボールペン
インキ用着色剤としても用いられるようになった。更
に、白色の筆跡のみならず、隠蔽性に優れた有色の筆跡
(パステル調の筆跡)を得るため酸化チタンと有色染料
或いは有色顔料を併用したボールペン用水性インキ組成
物が開示されている(特開平8−113752号公
報)。しかしながら、着色剤として用いられる酸化チタ
ンは比重が凡そ3.9であり、溶剤や他の添加剤と比較
して著しく高いため、経時によりインキ組成物中で沈
降、凝集し易い。よって、筆記先端部を下向き状態(倒
立状態)で放置すると目づまりを生じて筆跡がかすれた
り、或いは、筆記不能になる恐れがある。前記酸化チタ
ンの沈降、凝集を防止するために粒子径が0.1〜0.
5μmの微粒子状酸化チタンを用いる方法が考えられる
が、前記粒子径の酸化チタンを用いると溶媒と共に前記
酸化チタンが紙面の繊維間に浸透し、鮮明な白色の筆跡
が得られ難くなる。更に、前記酸化チタンによる鮮明な
白色の筆跡を形成するために、樹脂粒子を添加して酸化
チタンが紙面の繊維間に浸透することを防止する試み
(特開平8−325503号公報)が開示されている
が、前記樹脂粒子を添加することにより酸化チタンの添
加量が相対的に減少して隠蔽性の高い白色の筆跡が得ら
れ難くなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した問
題を解消するものであって、即ち、インキ組成物中で沈
降、凝集し難く、しかも、濃色の紙面にも白色或いはパ
ステル調の鮮明且つ隠蔽性の高い筆跡を形成できるボー
ルペン用水性白色又はパステル調インキ組成物を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記した
従来の問題点を解消するため鋭意検討した結果、酸化チ
タンが紙面内部まで浸透したり、インキ組成物中で凝集
することを防止するために、酸化チタンを内包したマイ
クロカプセル顔料を適用することを見出した。更に、前
記マイクロカプセル顔料と酸化チタンを併用した系にお
いては、着色剤として酸化チタンのみを用いた場合や、
酸化チタンと樹脂粒子を併用した場合と比較して凝集、
沈降が生じ難く、しかも、鮮明な白色を呈することがで
きること、前記マイクロカプセル顔料と有色染料や有色
顔料を併用したインキ組成物は、前記マイクロカプセル
顔料が有色染料や有色顔料の紙面内部への浸透を抑制し
て鮮明なパステル調の筆跡が得られることを見出した。
【0005】即ち、本発明は、必須成分として、酸化チ
タンを内包したマイクロカプセル顔料と、水と、水溶性
有機溶剤とから少なくともなるボールペン用水性白色イ
ンキ組成物を要件とする。更には、マイクロカプセル顔
料は、油溶性樹脂及び/又は非水系分散剤を含む油性媒
体中に酸化チタンが均質状態に分散してなる着色媒体を
内包した顔料であること、マイクロカプセル顔料は、1
〜10μmの粒子径範囲に80重量%以上の粒子分布を
示す顔料であること、マイクロカプセル顔料と、マイク
ロカプセルに内包しない酸化チタンを併用してなるこ
と、インキ組成物中における酸化チタンとマイクロカプ
セル顔料の重量比率が1:0.07〜40であること、
更には、前記インキ組成物中に有色染料及び/又は有色
顔料を含有してなるボールペン用水性パステル調インキ
組成物を要件とする。更には、前記インキ組成物中に、
剪断減粘性付与剤を含有してなり、粘度が25〜160
mPa・s(25℃でEM型回転粘度計における回転数
100rpmでの値)の範囲にあり、0.1〜0.7の
剪断減粘指数を示すボールペン用水性白色又はパステル
調インキ組成物を要件とする。
【0006】前記マイクロカプセル顔料は、酸化チタン
を油性媒体に分散させた着色液を公知のマイクロカプセ
ル化法により壁膜形成物質からなる殻体に内包させた着
色粒子である。前記殻体を形成する壁膜形成物質として
は、ゼラチン、シェラック、アラビアガム、ロジン、ロ
ジンエステル、エチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース、パラフィン、トリステアリン、ポリビニルア
ルコール、ポリエチレン、ポリプロピレン、アクリル系
樹脂、ビニル系樹脂、ポリイソブテン、ポリウレタン、
ポリブタジエン、ポリエステル、ポリアミド、エポキシ
樹脂、フェノール樹脂、シリコーン樹脂、ポリスチレ
ン、メラミン樹脂等を単独又は混合して使用することが
できる。適用できるマイクロカプセル化法としては、コ
アセルベーション法、インサイチュー重合法、界面重合
法、液中硬化被膜法、水溶液からの相分離法、有機溶媒
からの相分離法、融解分散冷却法、気中けん濁被覆法、
スプレードライイング法等の公知の方法が挙げられる。
本発明インキに適用されるマイクロカプセル顔料は1〜
10μmの粒子径範囲に80重量%以上の粒子分布を示
す着色粒子である。1μm未満のマイクロカプセル顔料
が多量に存在すると、紙内部に浸透する量が多くなるた
め鮮明な白色の筆跡が得難い。10μmを越えるマイク
ロカプセル顔料が多量に存在すると、筆記先端部で目づ
まりを生じて筆跡がかすれたり、或いは、筆記不能にな
り易くなる。なお、着色剤として前記マイクロカプセル
顔料のみを用いる場合、インキ組成中10乃至35重量
%の範囲で用いられる。
【0007】前記マイクロカプセル顔料は、酸化チタン
を油溶性樹脂及び/又は非水系分散剤を含む油性媒体中
に分散させた着色体を前記したマイクロカプセル化法に
より内包して調製することが好ましい。これは、マイク
ロカプセル内で酸化チタンが凝集、沈降することを防止
して均質状態を維持でき、初期と同様の白色を呈するマ
イクロカプセル顔料を得ることができるからである。前
記油性媒体は一塩基酸エステル、二塩基酸モノ−又はジ
エステル,多価アルコールの部分エステル乃至完全エス
テル等のエステル類、アルキルベンゼン,アルキルナフ
タレン等の芳香族炭化水素類、高級アルコール類、ケト
ン類、エーテル類から選ばれる1種又は2種以上の混合
物である。前記油溶性樹脂としては、セルロース樹脂、
アミノ樹脂、アクリル樹脂、ビニル樹脂、マレイン酸樹
脂、ケトン樹脂、ロジンエステル、ポリアミド樹脂、エ
ポキシ樹脂、アルキド樹脂、ウレタン樹脂等が挙げられ
る。前記非水系分散剤としては、アミン系界面活性剤、
両性界面活性剤、高分子界面活性剤、アニオン系界面活
性剤等が挙げられる。
【0008】また、所望により白色をより鮮明にするた
め、マイクロカプセル外に白色顔料を存在させることも
できる。前記マイクロカプセル顔料と、白色顔料を併用
する系においては、インキ組成物中のマイクロカプセル
顔料の添加量は白色顔料1に対して0.07〜40であ
ることが好ましい。これは、沈降、凝集を生じることな
く、より鮮明な白色の筆跡が得られるための適正重量比
率であり、前記した比率範囲外であると、鮮明な白色の
筆跡が得られ難くなったり、凝集、沈降を起こして筆記
できなくなることがある。マイクロカプセル顔料と白色
顔料を併用する場合、前記顔料の総量がインキ組成中5
乃至40重量%の範囲で用いられ、好ましくは5乃至3
5重量%である。前記酸化チタンとしては、ルチル型、
アナターゼ型等の酸化チタンが使用でき、市販されてい
る商品としては、サンダイスーパーホワイトU〔山陽色
素(株)製〕、クロノスKA−10、KA−20、KR
−310、KR−380〔チタン工業(株)製〕、タイ
トーンR−3L、R−5N〔堺化学工業(株)製〕、タ
イピュアR−900、R−931(デュポン社製)等が
挙げられる。なお、前記酸化チタンは表面処理を施した
ものを用いてもよい。
【0009】更に、前記マイクロカプセル顔料と、有色
染料及び/又は有色顔料を併用することにより、隠蔽性
に優れた有色の筆跡(パステル調の筆跡)を呈するボー
ルペン用水性パステル調インキ組成物が得られる。な
お、前記有色染料や有色顔料は、マイクロカプセル中に
酸化チタンと共に内包してもよいし、マイクロカプセル
外に存在させてもよい。更には、マイクロカプセル内と
マイクロカプセル外に共に存在させることもできる。
【0010】前記有色染料としては、カラーインデック
スのソルベント染料及び分散染料に分類される油溶性染
料や分散染料が例示でき、アゾ系、金属錯塩アゾ系、ア
ンスラキノン系及び金属フタロシアニン系の構造を有す
る染料が挙げられる。前記顔料はアゾ系、アンスラキノ
ン系、縮合ポリアゾ系、チオインジゴ系、金属錯塩系、
フタロシアニン系、ペリノン系、ペリレン系、ジオキサ
ジン系及びキナクリドン系の有機顔料等や無機顔料が挙
げられる。なお、前記有色染料や有色顔料は、インキ組
成中1乃至25重量%の範囲で用いられる。
【0011】前記水溶性有機溶剤は水に相溶性のある溶
剤が全て有効であり、エチレングリコール、ジエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、1,3−プロパ
ンジオール、プロピレングリコール、ブチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、チオジエチレングリコー
ル、ソルビトール、グリセリン、ポリエチレングリコー
ル等の多価アルコール、エチレングリコールモノメチル
エーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、
トリエタノールアミン、2−ピロリドン、N−メチル−
2−ピロリドン、ジメチルホルムアミド等を一種又は二
種以上併用して用いることができ、添加量はインキ組成
物中2〜35重量%が好ましい。
【0012】また、所望に応じて防腐剤、消泡剤、酸化
防止剤、安定剤、PH調製剤、界面活性剤、潤滑剤等の
慣用の添加剤を添加することもできる。前記添加剤は、
PH調整剤として、炭酸ナトリウム、リン酸ナトリウ
ム、酢酸ソーダ等の無機塩類、水溶性のアミン化合物等
の有機塩基性化合物等が適用できる。防錆剤としては、
ベンゾトリアゾール、トリルトリアゾール、ジシクロヘ
キシルアンモニウムナイトライト、ジイソプロピルアン
モニウムナイトライト、サポニン等が適用できる。防腐
剤、防黴剤としては、石炭酸、1,2−ベンズチアゾリ
ン3−オンのナトリウム塩、安息香酸ナトリウム、デヒ
ドロ酢酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム、パラオキシ
安息香酸プロピル、2,3,5,6−テトラクロロ−4
−(メチルスルフォニル)ピリジン等が適用できる。湿
潤剤としては、尿素、ノニオン系界面活性剤、ソルビッ
ト、マンニット、ショ糖、ぶどう糖、還元デンプン加水
分解物、ピロリン酸ナトリウム等が適用できる。潤滑剤
としては、リン酸エステル系界面活性剤、脂肪酸の塩
類、アミノ酸型ベタイン両性界面活性剤、ジチオカルバ
ミン酸誘導体、アルキルスルファミン酸塩、ワックスエ
マルジョン、脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル類、多価アルコールのアルキレンオキサ
イド付加物、アルキルアミンのアルキレンオキサイド付
加物、等が挙げられ、単独或いは併用して適用すること
ができる。前記潤滑剤はインキ組成物中0.05〜5重
量%の範囲で用いることが好ましい。
【0013】なお、好適に用いられる潤滑剤としては、
下記一般式(1)又は特公平1−13508号公報に記
載のリン酸エステル系界面活性剤が挙げられる。
【化1】 (式中、R1 は8〜18のアルキル基、アルケニル基、
或いは、フェニル基、アルキルフェニル基を示し、R2
はOH、OM、R−O−(CH2 CH2 O)nを示し、
Mは、アルカリ金属、アミン、アルカノールアミンを示
し、nは、1〜30を示す。)
【0014】その他、インキの浸透性向上剤としてのフ
ッ素系界面活性剤やシリコン系、ノニオン、アニオン、
カチオン系の界面活性剤、ジメチルポリシロキサン等の
消泡剤、分散剤等を使用してもよい。前記添加剤はいわ
ゆる慣用的添加剤と呼ばれるもので、公知の化合物から
適宜必要に応じて使用することができる。更に、水性ビ
ヒクル媒体にはインキの流動性の向上や分散安定化、粘
着性の微調整の目的で従来公知の水溶性樹脂や、水性樹
脂エマルジョンを添加することもできる。
【0015】本発明のインキ組成物をボールペンに適用
する場合、マイクロカプセル顔料やマイクロカプセル系
外の着色剤がインキ組成物中で更に沈降し難くするた
め、インキ組成物中に剪断減粘性付与剤を添加して、得
られたインキ組成物の25℃におけるEMD型粘度計を
用いた100rpmの粘度が25〜160mPa・sで
あり、且つ、剪断減粘指数が0.1〜0.7を示すよう
に調整することが好ましい。前記した調整によってマイ
クロカプセル顔料やマイクロカプセル系外の着色剤の沈
降、分離もなく経時的に安定なボールペンを得ることが
できる。前記100rpmにおけるインキ粘度が160
mPa・sを越えるとインキ吐出性が低下して、筆記不
能になったり、かすれを生じる。また、25mPa・s
未満では顔料の分散安定性が充分に保てない。更に、剪
断減粘指数が前記範囲外では剪断減粘性による効果が適
正でなく、粘着性着色樹脂粒状体の分離防止、インキ吐
出性及び筆跡性能に支障を来す。なお、前記におけるイ
ンキの剪断減粘指数は、剪断応力値(T)及び剪断速度
値(j)の如き粘度計による流動学測定から得られる実
験式(T=Kjn :K及びnは計算された定数である)
にあてはめることによって計算されるn値である。
【0016】前記剪断減粘性付与剤としては、従来公知
の化合物を用いることが可能であり、キサンタンガム、
ウエランガム、構成単糖がグルコースとガラクトースの
有機酸修飾ヘテロ多糖体であるサクシノグリカン(平均
分子量約100乃至800万)、グアーガム、ローカス
トビーンガム及びその誘導体、ヒドロキシエチルセルロ
ース、アルギン酸アルキルエステル類、メタクリル酸の
アルキルエステルを主成分とする分子量10万〜15万
の重合体、グリコマンナン、寒天やカラゲニン等の海藻
より抽出されるゲル化能を有する炭水化物、ベンジリデ
ンソルビトール及びベンジリデンキシリトール又はこれ
らの誘導体、架橋性アクリル酸重合体等を例示でき、単
独或いは混合して使用することができる。更に、剪断減
粘性付与剤としてポリグリセリン脂肪酸エステル類、ポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、ポリエ
チレングリコール脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレ
ンヒマシ油類、ポリオキシエチレンラノリン・ラノリン
アルコール・ミツロウ誘導体、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル・ポリオキシプロピレンアルキルエーテル
類、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、
脂肪酸アミド類等から選ばれるHLB値が8〜12の範
囲のノニオン系界面活性剤、ジアルキル又はジアルケニ
ルスルホコハク酸の中和物、N−アルキル−2−ピロリ
ドンとアニオン系活性剤の混合物、ポリビニルアルコー
ルとアクリル系樹脂の混合物等を例示でき、単独或いは
混合して使用することができる。前記剪断減粘性付与剤
はインキ組成物中0.1〜20重量%の範囲で用いるこ
とが好ましい。
【0017】ボールペン自体の構造、形状は特に限定さ
れるものではなく、従来より汎用のものが適用でき、例
えば、軸筒内にインキ組成物を充填したインキ収容管を
有し、該インキ収容管はボールを先端部に装着したチッ
プに連通しており、さらにインキの端面には逆流防止用
の液栓が密接しているボールペンが例示できる。
【0018】前記インキ組成物を充填するボールペンに
ついて更に詳しく説明すると、筆記先端部(チップ)の
構造は、従来より汎用の機構が有効であり、金属製のパ
イプの先端近傍を外面より内方に押圧変形させたボール
抱持部にボールを抱持してなるチップ、或いは、金属材
料をドリル等による切削加工により形成したボール抱持
部にボールを抱持してなるチップ、或いは、金属製のパ
イプや金属材料の切削加工により形成したチップに抱持
するボールをバネ体により前方に付勢させたもの等を適
用できる。又、前記ボールは、超硬合金、ステンレス
鋼、ルビー、セラミック等の0.3〜1.2mm径程度
のものが適用できる。
【0019】前記インキ組成物を収容するインキ収容管
は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチ
レンテレフタレート等の熱可塑性樹脂からなる成形体
が、インキの低蒸発性、生産性の面で好適に用いられ
る。又、前記インキ収容管は、2.5〜10mmの内径
を有するものが好適に用いられる。更に、前記インキ収
容管として透明、着色透明、或いは半透明の成形体を用
いることにより、インキ色やインキ残量等を確認でき
る。前記インキ収容管にはチップを直接連結する他、接
続部材を介して前記インキ収容管とチップを連結しても
よい。尚、前記インキ収容管は、ボールペン用レフィル
の形態として、前記レフィルを軸筒内に収容するもので
もよいし、先端部にチップを装着した軸筒自体をインキ
収容体として、前記軸筒内に直接インキを充填してもよ
い。前記軸筒内に収容するレフィルの内径は、2.5〜
5mmのものが好適に用いられ、インキを直接収容する
軸筒の内径は、4〜10mmのものが好適に用いられ
る。
【0020】前記インキ収容管に収容したインキ組成物
の後端にはインキ逆流防止体を充填することが好まし
い。前記インキ逆流防止体としては、液状または固体の
いずれを用いることもでき、前記液状のインキ逆流防止
体としては、ポリブテン、シリコーン油等の不揮発性媒
体が挙げられ、所望により前記媒体中にシリカ、珪酸ア
ルミニウム等を添加することもできる。また、固体のイ
ンキ逆流防止体としては樹脂成形物が挙げられる。更
に、前記液状及び固体のインキ逆流防止体を併用するこ
ともできる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明のボールペン用水性白色又
はパステル調インキ組成物は、前記公知のマイクロカプ
セル化法により調製されるマイクロカプセル顔料分散
液、別に調製される水性樹脂液及び水の所定量を混合し
て得られる混合物を、ディスパーにかけ約1時間攪拌
し、必要によってその他添加剤を添加して更に約1時間
攪拌することにより得られる。
【0022】
【実施例】以下に実施例を示すが、本発明はこれらの実
施例によって何ら限定されるものではない。なお、実施
例中の数字は重量部を示す。又、実施例における粒子径
分布の測定にはレーザー回折式粒度分布測定機〔(株)
島津製作所製;SALD1100〕を用いて測定した。
【0023】実施例1 酸化チタンを内包したマイクロカプセル顔料分散液の調
製 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂で表面処理された酸
化チタン(チバガイギー社製、商品名:マイクロリスホ
ワイトR−K)12.5重量部、及び、2−エチルヘキ
サン酸セチル12.5重量部を酢酸エチル50.0重量
部中に分散、溶解した分散体に芳香族多価イソシアネー
ト10.0重量部を加えて加温下均質に混合した混合物
を、約70℃に加温された5%水溶性保護コロイド分散
媒100.0重量部中に加えて約3μmの微小滴となる
よう高速攪拌した。ついで、水溶性脂肪族ポリアミン
1.0重量部を水24.0重量部中に溶解した溶液を微
量ずつ添加した後、液温を80℃にあげて約3時間攪拌
を続けることにより酢酸エチルを揮散させ、室温下で放
冷した。更に水を加えて固形分(マイクロカプセル顔
料)を50重量%に調製して酸化チタンを内包したマイ
クロカプセル顔料分散液Aを得た。なお、前記分散液を
遠心分離法によって固液分離して得られるマイクロカプ
セル顔料の平均粒子径は3.2μmであり、1〜10μ
mの粒子径範囲に全顔料の91.3重量%が含まれるも
のであった。
【0024】ボールペン用水性白色インキ組成物の調製 以下の組成によりインキ組成物を調製した。 マイクロカプセル顔料分散液A 60.0 ジエチレングリコール 9.0 エチレングリコール 5.0 シリコーン変性消泡剤 0.1 防腐剤(ゼネカ社製、商品名:プロキセルXL−2) 0.1 サクシノグリカン(有機酸修飾ヘテロ多糖体、 0.2 平均分子量約100万〜800万) リン酸エステル系界面活性剤〔日光ケミカルズ(株)製、 0.5 商品名:TDD−10〕 トリエタノールアミン 0.5 水 24.6 100.0 前記配合物を混合してディスパーにて均質になるまで攪
拌してインキ組成物を得た。得られたインキ組成物の粘
度は48mPa・s(EM型回転粘度計における回転数
100rpmでの値、25℃)であり、剪断減粘指数は
0.240であった。
【0025】実施例2 ボールペン用水性白色インキ組成物の調製 以下の組成によりインキ組成物を調製した。 マイクロカプセル顔料分散液A 50.0 酸化チタン分散体〔山陽色素(株)製、固形分60重量%、 8.3 商品名:Sandye Super White U〕 グリセリン 9.0 エチレングリコール 5.0 シリコーン変性消泡剤 0.1 防腐剤(ゼネカ社製、商品名:プロキセルXL−2) 0.1 サクシノグリカン(有機酸修飾ヘテロ多糖体、 0.2 平均分子量約100万〜800万) リン酸エステル系界面活性剤〔第一工業製薬(株)製、 0.5 商品名:プライサーフM208B〕 水 26.8 100.0 前記配合物を混合してディスパーにて均質になるまで攪
拌してインキ組成物を得た。得られたインキ組成物の粘
度は44mPa・s(EM型回転粘度計における回転数
100rpmでの値、25℃)であり、剪断減粘指数は
0.234であった。
【0026】実施例3 酸化チタンを内包したマイクロカプセル顔料分散液の調
製 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合樹脂で表面処理された酸
化チタン(チバガイギー社製、商品名:マイクロリスホ
ワイトR−K)10.0重量部、及び、ミリスチン酸ス
テアリル15.0重量部を酢酸エチル50.0重量部中
に分散、溶解した分散体にエポキシ樹脂(ビスフェノー
ルA/ジグリシジルエーテル系樹脂、エポキシ当量18
4〜194)10.0重量部を加えて加温下均質に混合
した混合物を、約70℃に加温された5%ゼラチン水溶
液60.0重量部中に加えて約5μmの微小滴となるよ
う高速攪拌した。ついで、エポキシ樹脂硬化剤(脂肪族
ポリアミン)2.5重量部を水22.5重量部中に溶解
した溶液を微量ずつ添加した後、液温を80℃にあげて
約5時間攪拌を続けることにより酢酸エチルを揮散さ
せ、室温下で放冷した。更に水を加えて固形分(マイク
ロカプセル顔料)を50重量%に調製して酸化チタンを
内包したマイクロカプセル顔料分散液Bを得た。なお、
前記分散液を遠心分離法によって固液分離して得られる
マイクロカプセル顔料の平均粒子径は5.8μmであ
り、1〜10μmの粒子径範囲に全顔料の90.2重量
%が含まれるものであった。
【0027】ボールペン用水性白色インキ組成物の調製 以下の組成によりインキ組成物を調製した。 マイクロカプセル顔料分散液B 30.0 酸化チタン分散体〔山陽色素(株)製、固形分60重量%、 25.0 商品名:Sandye Super White U〕 グリセリン 9.0 エチレングリコール 5.0 シリコーン変性消泡剤 0.1 防腐剤(ゼネカ社製、商品名:プロキセルXL−2) 0.1 サクシノグリカン(有機酸修飾ヘテロ多糖体、 0.2 平均分子量約100万〜800万) リン酸エステル系界面活性剤〔第一工業製薬(株)製、 0.5 商品名:プライサーフAL〕 トリタノールアミン 0.5 水 29.6 100.0 前記配合物を混合してディスパーにて均質になるまで攪
拌してインキ組成物を得た。得られたインキ組成物の粘
度は55mPa・s(EM型回転粘度計における回転数
100rpmでの値、25℃)であり、剪断減粘指数は
0.298であった。
【0028】実施例4 ボールペン用水性白色インキ組成物の調製 以下の組成によりインキ組成物を調製した。 マイクロカプセル顔料分散液B 10.0 酸化チタン分散体〔山陽色素(株)製、固形分60重量%、 41.7 商品名:Sandye Super White U〕 ジエチレングリコール 9.0 シリコーン変性消泡剤 0.1 防腐剤(ゼネカ社製、商品名:プロキセルXL−2) 0.1 モノイソステアリン酸ヘキサグリセリル〔阪本薬品工業(株)製、 9.0 商品名:SフェイスIS−601、HLB値10.8〕 リン酸エステル系界面活性剤〔第一工業製薬(株)製、 0.5 商品名:プライサーフM208B〕 水 29.6 100.0 前記配合物を混合してディスパーにて均質になるまで攪
拌してインキ組成物を得た。得られたインキ組成物の粘
度は45mPa・s(EM型回転粘度計における回転数
100rpmでの値、25℃)であり、剪断減粘指数は
0.233であった。
【0029】実施例5 ボールペン用水性パステル調インキ組成物の調製 以下の組成によりインキ組成物を調製した。 マイクロカプセル顔料分散液B 30.0 酸化チタン分散体〔山陽色素(株)製、固形分60重量%、 19.0 商品名:Sandye Super White U〕 赤色加工顔料〔山陽色素(株)製、 6.0 商品名:Sandye Super Carmine FB〕 エチレングリコール 5.0 シリコーン変性消泡剤 0.1 防腐剤(ゼネカ社製、商品名:プロキセルXL−2) 0.1 サクシノグリカン(有機酸修飾ヘテロ多糖体、 0.2 平均分子量約100万〜800万) リン酸エステル系界面活性剤〔第一工業製薬(株)製、 0.5 商品名:プライサーフM208B〕 水 30.1 100.0 前記配合物を混合してディスパーにて均質になるまで攪
拌してインキ組成物を得た。得られたインキ組成物の粘
度は53mPa・s(EM型回転粘度計における回転数
100rpmでの値、25℃)であり、剪断減粘指数は
0.234であった。
【0030】比較例1 ボールペン用水性白色インキ組成物の調製 以下の組成によりインキ組成物を調製した。 酸化チタン分散体〔山陽色素(株)製、固形分60重量%、 50.0 商品名:Sandye Super White U〕 グリセリン 9.0 エチレングリコール 5.0 シリコーン変性消泡剤 0.1 防腐剤(ゼネカ社製、商品名:プロキセルXL−2) 0.1 サクシノグリカン(有機酸修飾ヘテロ多糖体、 0.2 平均分子量約100万〜800万) リン酸エステル系界面活性剤〔第一工業製薬(株)製、 0.5 商品名:プライサーフM208B〕 水 35.1 100.0 前記配合物を混合してディスパーにて均質になるまで攪
拌してインキ組成物を得た。得られたインキ組成物の粘
度は44mPa・s(EM型回転粘度計における回転数
100rpmでの値、25℃)であり、剪断減粘指数は
0.256であった。
【0031】比較例2 ボールペン用水性白色インキ組成物の調製 以下の組成によりインキ組成物を調製した。 酸化チタン分散体〔山陽色素(株)製、固形分60重量%、 67.0 商品名:Sandye Super White U〕 グリセリン 9.0 エチレングリコール 5.0 シリコーン変性消泡剤 0.1 防腐剤(ゼネカ社製、商品名:プロキセルXL−2) 0.1 サクシノグリカン(有機酸修飾ヘテロ多糖体、 0.2 平均分子量約100万〜800万) リン酸エステル系界面活性剤〔第一工業製薬(株)製、 0.5 商品名:プライサーフM208B〕 水 18.1 100.0 前記配合物を混合してディスパーにて均質になるまで攪
拌してインキ組成物を得た。得られたインキ組成物の粘
度は72mPa・s(EM型回転粘度計における回転数
100rpmでの値、25℃)であり、剪断減粘指数は
0.336であった。
【0032】ボールペンの作成 透明ポリプロピレン製パイプの一端に、直径0.7mm
の超硬合金製ボールを抱持したステンレススチール製チ
ップを備えたレフィールを、透明な軸筒内に嵌挿させて
なる構造のボールペンを用いて、前記レフィール内に実
施例及び比較例のインキ組成物を各々、所定量充填した
後、前記インキ組成物の後端面に密接させてシリコーン
グリース系インキ逆流防止体を充填してボールペンを得
た。
【0033】初期筆記試験 前記各ボールペンを用いて黒色画用紙〔リンテック
(株)製、ニューカラー(カラーNo.418)〕に直
径20mmの円形を手書きにより連続筆記し、その筆跡
濃度を目視により観察した。
【0034】経時筆記試験 前記各ボールペンを筆記先端部が下向き状態(倒立状
態)で、50℃の温度下で1カ月間放置した後、直径2
0mmの円形を手書きにより連続筆記して、その筆跡の
状態を目視により観察した。
【0035】テスト結果を表1に示す。
【表1】
【0036】表中の評価基準は以下のとおり。 初期筆記試験 ◎:紙内部に着色剤が浸透せず、しかも、鮮明な白色又
はパステル調の筆跡が視覚される。 ○:紙内部に着色剤が浸透せず、白色又はパステル調の
筆跡が視覚される。 △:紙内部に着色剤が若干浸透して、筆跡が若干黒く視
覚される。 ×:紙内部に着色剤が浸透して筆跡が黒ずみ、鮮明な白
色又はパステル調の筆跡が視覚されない。 経時筆記試験 ○:連続した良好な筆跡が得られる。 ×:筆跡がかすれたり、線切れを生じる。
【0037】
【発明の効果】本発明は、着色剤として用いられる着色
剤として酸化チタンを内包したマイクロカプセル顔料を
用いることにより、白色の鮮明且つ隠蔽性の高い筆跡を
初期及び経時後も形成することができるボールペン用水
性白色インキ組成物を提供できる。また、インキ組成物
中に前記マイクロカプセル顔料と、マイクロカプセルに
内包しない酸化チタンを併用することによって、より鮮
明な白色の筆跡を形成できる白色インキ組成物を提供で
き、更に、有色染料や有色顔料を併用することによっ
て、隠蔽性に優れた鮮明な有色の筆跡、所謂パステル調
の筆跡を形成できるパステル調白色インキ組成物を提供
することができる。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 必須成分として、酸化チタンを内包した
    マイクロカプセル顔料と、水と、水溶性有機溶剤とから
    少なくともなるボールペン用水性白色インキ組成物。
  2. 【請求項2】 前記マイクロカプセル顔料は、油溶性樹
    脂及び/又は非水系分散剤を含む油性媒体中に酸化チタ
    ンが均質状態に分散してなる着色媒体を内包した顔料で
    ある請求項1記載のボールペン用水性白色インキ組成
    物。
  3. 【請求項3】 前記マイクロカプセル顔料は、1〜10
    μmの粒子径範囲に80重量%以上の粒子分布を示す顔
    料である請求項1又は2記載のボールペン用水性白色イ
    ンキ組成物。
  4. 【請求項4】 前記マイクロカプセル顔料と、マイクロ
    カプセルに内包しない酸化チタンを併用してなる請求項
    1乃至3記載のいずれかのボールペン用水性白色インキ
    組成物。
  5. 【請求項5】 インキ組成物中における酸化チタンとマ
    イクロカプセル顔料の重量比率が1:0.07〜40で
    ある請求項4記載のボールペン用水性白色インキ組成
    物。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5記載のいずれかのインキ
    組成物中に、有色染料及び/又は有色顔料を含有してな
    るボールペン用水性パステル調インキ組成物。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6記載のいずれかのインキ
    組成物中に、剪断減粘性付与剤を含有してなり、粘度が
    25〜160mPa・s(25℃でEM型回転粘度計に
    おける回転数100rpmでの値)の範囲にあり、0.
    1〜0.7の剪断減粘指数を示す請求項1乃至6記載の
    いずれかのボールペン用水性白色又はパステル調インキ
    組成物。
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