JP2000263297A - 空き缶等プレス装置 - Google Patents

空き缶等プレス装置

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JP2000263297A
JP2000263297A JP11070584A JP7058499A JP2000263297A JP 2000263297 A JP2000263297 A JP 2000263297A JP 11070584 A JP11070584 A JP 11070584A JP 7058499 A JP7058499 A JP 7058499A JP 2000263297 A JP2000263297 A JP 2000263297A
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chute
distribution chute
magnet
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JP11070584A
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Kinzo Matsunaga
金造 松永
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B1/00Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
    • B30B1/02Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by lever mechanism
    • B30B1/06Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by lever mechanism operated by cams, eccentrics, or cranks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/32Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars
    • B30B9/321Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars for consolidating empty containers, e.g. cans
    • B30B9/322Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars for consolidating empty containers, e.g. cans between jaws pivoting with respect to each other

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Abstract

(57)【要約】 【課題】空き缶プレス装置の従来の分別機構では外形が
大きく、構造も複雑で、分別スピードも上がらない。自
動販売機等の脇に配置することが困難。 【解決手段】プレス機構23から落ちてくる空き缶17
をアルミ缶回収路72に向ける第一の位置とスチール缶
回収路80に臨む第二の位置との間を回動する振分けシ
ュート65と、この振分けシュートに対面した面にマグ
ネット69が取り付けられた振り子シュート制御子67
をプレス機構のモーターで回転するカム51で揺動させ
る。振分けシュートがマグネットに乗って第一の位置で
待機するとき、この振分けシュートにプレス済み空き缶
17´が落ちて来て、アルミ缶はそのまま滑って落ちる
がスチール缶は振分けシュートに磁気吸着され、この缶
は、振分けシュートが第二の位置に戻った後マグネット
が遠ざかることで落下する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空き缶等プレス装
置に係る。詳しくは、プレス機構と分別機構を備えてい
て、プレス機構がプレスした空き缶等を、所謂アルミ缶
等の非磁性材料製のものとスチール缶等の磁性材料製の
ものに、その場で自動的に分別できるようにした空き缶
等プレス装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、清涼飲料水等の容器として用いら
れた空き缶等をプレスするプレス装置としては様々なも
のが提案されており、その中には、空き缶をスチール缶
等磁性材料製のものとアルミ缶等非磁性材料製のものと
に分別する分別機構を備えたものもある。この分別機構
にも各種あって、プレスした後に分別するタイプもあれ
ば、プレスする前に分別するタイプもあり、分別の方式
は、磁気コンベアや磁気ローラーを使用したものが多
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような方式の分別
機構を備えた従来の空き缶等プレス装置にあっては、分
別機構が大きなスペースを占めるために、外形が大きく
なってしまい、構造も複雑で、分別スピードも上がらな
い等の問題があり、外形が大きいために、自動販売機等
の脇に配置することも容易で無かった。
【0004】また、空き缶を潰すためのプレス機構が鋏
型のもの、即ち、固定側プレス板と、下端部が回動自在
に支持された可動側プレス板とを備えていて、これら両
プレス板が互いにV字形に開いた状態でこれらの間に空
き缶が投入され、この状態から可動側プレス板が固定側
プレス板に対して閉じることで当該空き缶が潰されるタ
イプのものである場合は、構造がコンパクトで済むとい
う利点がある反面、可動側プレス板が空き缶を押す力の
一部が、空き缶を両プレス板の間から押し出す力として
も作用するため、空き缶の大きさや投入されたときの位
置等によっては、空き缶が飛び出したり、一部潰し残り
が生じることがあるという問題があった。
【0005】本発明は上記した従来の問題点に鑑みて為
されたもので、磁気コンベア等を使用しなくても、プレ
スされた空き缶等がプレス機構から自重で落下する際に
自動的に分別でき、しかも、分別を行う機構をプレス機
構の下にコンパクトに配置することができて形状を大き
くしないで済み、安全性や分別の信頼性も高い空き缶等
プレス装置を提供することを目的とする。また、本発明
は、プレス機構が関節型のものであっても、投入された
空き缶を確実に捉えて逃がすことが無くて、動作の信頼
性の高い空き缶等プレス装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明空き缶等プレス装置は、空き缶をプレスする
プレス機構と、非磁性材料製の空き缶だけを回収する第
一の回収エリアと、磁性材料製の空き缶だけを回収する
第二の回収エリアと、プレス機構から落ちて来たプレス
済みの空き缶を第一の回収エリアに落す第一の位置と第
二の回収エリアに落す第二の位置との間を往復移動する
振分けシュートと、この振分けシュートの空き缶を受け
る面に磁界を形成する位置とこの磁界を形成しない位置
との間を移動するマグネットと、このマグネットの位置
を制御する制御手段とを備え、マグネットは、少なくと
も振分けシュートがプレス済みの空き缶等を受けて第一
の位置を経て第二の位置まで移動する間はこの振分けシ
ュートに磁界を形成する位置に保持され、振分けシュー
トが第二の位置に到達した後にこの振分けシュートに磁
界を形成しない位置へと移動されるようにしたものであ
る。
【0007】従って、この空き缶等プレス装置にあって
は、プレス機構から振分けシュートに落ちたプレス済み
の空き缶が非磁性材料製のものである場合はそのまま振
分けシュートを滑って又は振分けシュートが第一の位置
へと移動したとき第一の回収エリアに落され、その空き
缶が磁性材料製のものである場合は、振分けシュートに
磁気吸着されて第二の回収エリアに運ばれる。
【0008】しかして、本発明によれば、プレスした空
き缶等を、プレス機構から自重で落下する際に自動的に
分別して回収することができる。特に、本発明にあって
は、2つの回収エリアに空き缶を振り分ける振分けシュ
ートそのものを動かして分別回収するようにしたので、
磁気コンベアや磁気ローラーで分別する従来の分別方式
とは違って、部品点数が非常に少なくて済み、形状もか
なりコンパクトにすることができる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1に記載した空
き缶等プレス装置において、振分けシュートはプレス機
構から落ちてくる空き缶の落下方向を第一の回収エリア
に向ける第一の位置と第二の回収エリアに臨む第二の位
置との間を移動するように回動自在に設け、振分けシュ
ートの回動方向と略同じ方向へ回動するように設けた振
分けシュート制御子の振分けシュートに対向した面にマ
グネットを取り付け、振分けシュート制御子がマグネッ
トを挾んで振分けシュートを押すことでこの振分けシュ
ートが第一の位置へと移動され、この状態でプレス機構
からの空き缶の落下が行われ、次いで、振分けシュート
制御子が振分けシュートを第二の位置に戻した後にこの
振分けシュート制御子がマグネットを振分けシュートか
ら遠ざける位置まで移動されるようにしたものである。
【0010】従って、本発明にあっては、振分けシュー
トを動かす手段が、この振分けシュートに磁界を形成し
たりそれを消失させたりする手段を兼ねるので、機構が
一層簡単になり、磁界を制御する動作の信頼性、換言す
れば分別の信頼性も増す。
【0011】請求項3の発明は、請求項2に記載した空
き缶等プレス装置において、プレス機構の駆動手段によ
って回転されるカムと、このカムにより揺動される揺動
部材と、この揺動部材と振分けシュート制御子とを連結
する連結部材とを設け、カムの回転に従って振分けシュ
ート制御子が回動されるようにしたものである。このよ
うにすれば、分別を行う動作部材を動かすための特別な
駆動手段が必要無いので、装置を更に小型かつ低コスト
に構成することができる。
【0012】請求項4の発明は、請求項2又は3に記載
した空き缶等プレス装置において、プレス機構は固定側
プレス板と可動側プレス板とを備え、空き缶を投入する
ための投入口を開閉し空き缶を乗せて上記投入口を閉じ
る閉じ位置へと移動させることで当該空き缶がプレス機
構に投入される投入シュートと、この投入シュートが閉
じ位置へと移動されたときプレス機構の駆動手段に運転
開始トリガーを出力するスイッチと、可動側プレス板が
少なくともプレス完了位置に来た後に上記駆動手段に運
転停止トリガーを出力するスイッチとを設けたものであ
る。
【0013】このようにすれば、空き缶等を投入する作
業だけで、その空き缶等に対するプレスから分別までの
全ての処理が自動的に完遂され、しかも、その完遂によ
って自動的に運転が停止する。従って、安全性が高いだ
けで無く、使用感覚は、単なる空き缶等回収ボックスに
空き缶等を投入するときの感覚と同じ感覚になるため、
誰にでも簡単に且つ安全に使うことができるという優れ
た利点を有する。
【0014】請求項5の発明は、請求項1から4に記載
した空き缶等プレス装置のいずれかにおいて、プレス機
構は固定側プレス板と下端部が回動自在に支持された可
動側プレス板とを備え、これら固定側プレス板と可動側
プレス板の互いに対向する面の少なくとも一方に、先端
が非尖形の小さなスパイクを多数設けたものである。従
って、本発明によれば、プレス機構が鋏型のものである
にも拘らず、固定側と可動側の両プレス板の間に投入さ
れた空き缶はスパイクによって確実に捉えられて潰さ
れ、それでいて、スパイクの先端は非尖形であるからこ
れが空き缶に刺さってプレス板から落ちなくなる虞れも
無い。これにより、プレス動作の高い信頼性を得ること
ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態に係
る空き缶等プレス装置1を図面に従って説明する。3は
空き缶等プレス装置1の外筐を示す。この外筐3は、縦
長の箱型に形成され、その底面は開口しており、底面の
隅角部に足取付片5が固定されている。この装置1を移
動タイプとするときは足取付片5に自在車7を取り付
け、清涼飲料水等の自動販売機の脇に据え付ける固定タ
イプとするときは足取付片5にアウトリガーを取り付け
るか又は据付け場所に直にボルト止めする。
【0016】外筐3の前面は、その下半部が図示しない
扉で構成され、その上半部が前面パネル9で構成されて
おり、この前面パネル9の下寄り部分はその余の部分よ
りある程度前方へ突出している。前面パネル9の上端部
中央には、空き缶17を投入するための横長矩形の投入
口9a(図3参照)が形成されている。この投入口9a
は、後述するプレス機構の空き缶投入空間に空き缶を投
入するための口であって、空き缶を横長の姿勢で通すこ
とができる大きさになっている。
【0017】投入口9aには、ここを開閉する扉を兼ね
た投入シュート11が設けられている。この投入シュー
ト11は、投入口9aを開閉する扉部11aと、この扉
部11aが垂直になっている状態で見てその下端から後
ろやや下方へ向けて延びたシュート部11bと、扇形を
した左右の側板11cとから構成されている。投入シュ
ート11は、投入口9aの下縁にヒンジ13を介して回
動自在に支持されていて、扉部11aが投入口9aを外
側から閉じた閉じ位置と、シュート部11bが投入口9
aを内側から閉じるように位置して扉部11aが投入口
9aから前方へ突き出るように位置した開き位置との間
を移動される。左側の側板11cにはスイッチ操作腕1
5(図2乃至図4参照)が取り付けられている。
【0018】外筐3の内部における上下方向中間部には
水平な機構ベース21が設けられており、この機構ベー
ス21から下の空間は、プレスした空き缶をスチール缶
等の磁性材料製のものとアルミニューム等非磁性材料製
のものに分別して回収する分別回収室になっている。
【0019】機構ベース21上にプレス機構23が設け
られている。このプレス機構23は鋏型のもので、前後
方向で互いに対向するように設けられた固定側プレス板
25及び可動側プレス板27と、モーター29と、減速
機31と、可動側プレス板27を前後方向へ回動させる
ためのピストンロッド33等から構成されている。
【0020】固定側、可動側両プレス板25、27に
は、一方の面に網目様の突条が形成されたいわゆる網板
が用いられ、その突条が互いに対向する向きで設けられ
ている。そして、この互いに対向する面に、小さなスパ
イク60が多数設けられており(図5から図8では図示
を省略してある。)、このスパイク60は、円錐台形状
や砲弾形など、その先端が空き缶に刺さることの無い非
尖形な形状になっていて、固定側プレス板25上のスパ
イク60と可動側プレス板27上のスパイク60は互い
に対向しないように位置をずらせてある。
【0021】固定側プレス板25は比較的厚い略正方形
の平板状をしており、機構ベース21における前面パネ
ル9近くの位置に垂直に立った姿勢で固定され、機構ベ
ース21との間に図示しない補強腕が掛け渡されてい
て、可動側プレス板27による押圧に対して固定側プレ
ス板25が十分な耐力を持つようにされている。この固
定側プレス板25の高さは、投入シュート11を閉じ位
置へと移動したときそのシュート部11bの先端が固定
側プレス板25の上端面に近接又は軽く接触する高さに
なっている(図3参照)。
【0022】可動側プレス板27も固定側プレス板25
と略同じ大きさの平板状をしており、その上端から略上
方へ向けて突出した受止めプレート19が取り付けられ
ている。可動側プレス板27の下端部27aは、その余
の部分が垂直な姿勢になった状態で見て(図6参照)、
後ろ下方へ向けて屈曲されており、この下端部27aの
背面における先端近くの位置に左右方向へ延びる支持軸
35が固定されている。そして、この支持軸35の両端
部は機構ベース21の上面に固定された軸受37に回転
自在に支持されている。従って、可動側プレス板27
は、その下端部27aのほぼ先端部を回動中心として略
前後方向へ回動自在となるように設けられている。
【0023】このような可動側プレス板27の回動は、
図6に示すプレス完了位置、即ち、下端部27aを除く
部分が固定側プレス板25と略平行に対面した位置と、
図3に示すように垂直姿勢に対して後ろ倒れに略25°
傾斜した待機位置との間で行われ、待機位置に来た状態
では、下端部27aは略垂直な向きになる。可動側プレ
ス板27の上端部には右側へ向けて水平に突出したスイ
ッチ操作腕38(図2、図4参照)が取り付けられてい
【0024】これら固定側、可動側両プレス板25、2
7の左右両脇にはガード壁39(図2、図4参照)が設
けられている。可動側プレス板27が、その回動範囲に
おけるいずれの位置に来ていても、固定側プレス板25
と可動側プレス板27との間の空間である空き缶投入空
間41の左右両側面はガード壁39によって画される。
空き缶17のプレスは、上記空き缶投入空間41に空き
缶17等が入った後、可動側プレス板27がプレス完了
位置へと移動することで完了する。
【0025】空き缶17の潰しの厚さは、可動側プレス
板27がプレス完了位置に来た状態における下端部27
aを除く部分と固定側プレス板25との間の間隔αによ
って規定される。この間隔αの値は任意であるが、15
乃至20ミリメートル程度が望ましいと思われる。
【0026】可動側プレス板27が支持軸35に支持さ
れている下端部27aは前記したように屈曲しているの
で、この可動側プレス板27がプレス完了位置から受入
れ完了位置へ向かって倒れて行くと、上記間隔αだけで
無く、下端部27aと固定側プレス板25との間の間隔
も、多少ではあるが次第に開いて行く。従って、プレス
が完了した空き缶17´は、可動側プレス板27がプレ
ス完了位置から待機位置へ向けて戻り始めるのと略同時
に空き缶投入空間41から落ちる。
【0027】モーター29及び減速機31は、機構ベー
ス21の後部に左右に並んで配置され、モーター29の
回転力はVベルト45によって減速機31へ伝達され
る。減速機31はその出力軸31aがケーシングから左
方へ突出する向きで設けられ、この出力軸31aに、太
さの割に軸長が短い円筒形をしたボス47が取り付けら
れている。このボス47には、その先端部から軸と直交
する方向へ突出した比較的短いクランクアーム49が固
定されると共に、その基端部からクランクアーム49と
同じ方向へ突出したカム51が固定されている。出力軸
31aの回転方向は、右側から見た反時計周り方向であ
る。
【0028】可動側プレス板27の背面における中央部
にはピストンロッド33と連結するための連結ピン53
が取り付けられている。ピストンロッド33は略前後方
向へ延び、その後端部が上記クランクアーム49の先端
部と回転自在に連結され、前端部が連結ピン53と回動
自在に連結されている。従って、モーター29が回転す
ると、クランクアーム49が回転してピストンロッド3
3を略前後方向へ移動させるので、それによって、可動
側プレス板27が回動される。当然、この可動側プレス
板27の動きはクランクアーム49が1回転する間に1
往復行われる。
【0029】ピストンロッド33は、後端部が上記クラ
ンクアーム49の先端部と回転自在に連結された後ろロ
ッド33aと、前端部が可動側プレス板27の連結ピン
53と回動自在に連結された前ロッド33bと、互いに
逆ネジを為す螺軸部が両端部に形成された調整ロッド3
3cとから構成され、この調整ロッド33cの螺軸部が
後ろロッド33aと前ロッド33bとに各別にねじ込ま
れている。従って、ピストンロッド33の全長は、調整
ロッド33cを所望の方向へ回すことで変更されるの
で、この全長を調整することによって、固定側、可動側
両プレス板25、27の間の前記間隔αを微調整するこ
とができる。即ち、空き缶17の潰しの厚さは調整ロッ
ド33cを操作することで調整することができる。
【0030】プレス機構23の動作は、クランクアーム
49の1回転を1サイクルとして制御され、この1サイ
クルは、投入シュート11を閉じたときの信号を運転開
始トリガーとして開始し、可動側プレス板27がプレス
完了位置から受入れ完了位置側へ向けて戻り始めたとき
の信号を運転停止トリガーとして終了する。
【0031】このような信号を得るために、一方向型の
2つのリミットスイッチ55、57(図2、図4参照)
が設けられている。一方のリミットスイッチ55が運転
開始トリガーを得るためのもので、そのアクチュエータ
55aのローラーが、投入シュート11に取り付けられ
ているスイッチ操作腕15の移動軌跡上にあるように配
置され、投入シュート11が閉じ位置に到達する直前に
スイッチ操作腕15がアクチュエータ55aを押圧する
ようにタイミング調整されている。
【0032】別のリミットスイッチ57が運転停止トリ
ガーを得るためのもので、そのアクチュエータ57aの
ローラーが、可動側プレス板27に取り付けられている
スイッチ操作腕38の移動軌跡上にあるように配置さ
れ、この可動側プレス板27がプレス完了位置から後へ
戻り始めた直後にスイッチ操作腕38がアクチュエータ
57aを押圧するようにタイミング調整されている。こ
の運転停止トリガーによってモーター29への給電が停
止し、それまでの回転の慣性によって可動側プレス板2
7が待機位置まで戻される。この停止動作については、
モーター29にブレーキ付きモーターを使用して、可動
側プレス板27が待機位置に到達するときリミットスイ
ッチが運転停止トリガーを出力するように構成しても良
い。
【0033】61は分別機構を示し、この分別機構61
は、プレス機構23によってプレスされた空き缶17´
を磁性材料製のものと非磁性材料製のものに分別する働
きをするものである。機構ベース21の下に配置された
固定シュート63と、振分けシュート65と、振分けシ
ュート制御板67と、この振分けシュート制御板67に
取り付けられたマグネット69と、カム51によって揺
動されることで振分けシュート制御板67を所定のタイ
ミングで回動させる連結アーム71等から構成される。
【0034】固定シュート63は、前後幅が比較的小さ
く、外筐3内の前後方向におけるほぼ中間部に、後ろ下
がりに大きく傾斜した姿勢で設けられており、その前端
は固定側プレス板25の真下より所要の距離β(図3参
照)後ろへ離れたところに配置されている。固定シュー
ト63から右側の空間が、非磁性材料製の空き缶のみを
回収する第一の回収エリア72になっている。
【0035】機構ベース21の下面のうち固定側プレス
板25の略真下の位置に、上下幅が小さいシュート取付
部材73が取り付けられている。振分けシュート65と
振分けシュート制御板67は、いずれも、ステンレスス
チール等の非磁性材によって矩形の平板状を為すように
形成され、互いに前後方向で対面する向きで設けられて
いる。そして、振分けシュート65の上端はヒンジ75
によってシュート取付部材73の背面に回動自在に支持
され、振分けシュート制御板67の上端はヒンジ77に
よってシュート取付部材73の前面に回動自在に支持さ
れている。振分けシュート制御板67にはその右端から
突出した連結耳79が取り付けられている。固定シュー
ト63と振分けシュート65との間を上端部とする空間
が、磁性材料製の空き缶のみを回収するための第二の回
収エリア80になっている。
【0036】マグネット69は略正方形の平板状をして
おり、その磁束の方向が厚み方向を向くように着磁さ
れ、振分けシュート制御板67の背面(振分けシュート
65側を向いた面)に、磁束の方向がこの振分けシュー
ト制御板67の厚み方向を向く向きで固定されている。
従って、振分けシュート65と振分けシュート制御板6
7とがマグネット69を挾んで重なった状態では、振分
けシュート65の表面に磁界が形成され、この形成され
た磁界は振分けシュート制御板67が振分けシュート6
5から前方へ離れることで消失する。
【0037】カム51は、左右方向から見て略U形をし
ていて、その両端がボス47の外周面に段差無く連続し
ており、カム51の外周面とこれが続くボス47の外周
面とで、長円形の無端状に延びるカム面51aを形成し
ている。
【0038】連結アーム71は、揺動レバー81と、連
結ロッド83と、コイルバネ85等から成り、揺動レバ
ー81の上端部にカムフォロア87が設けられている。
揺動レバー81は、カムフォロア87が上記カム面51
aに後ろから対向するように設けられ、その上端側へ寄
った位置が、機構ベース21から立ち上がったブラケッ
ト89(図3参照)に回動自在に支持され、その下端は
機構ベース21よりある程度下の位置まで延びている。
そして、揺動レバー81の下端近くと機構ベース21と
の間にコイルバネ85が張設され、このコイルバネ85
により、揺動レバー81には、常時、右側から見た反時
計回り方向への回動力が付勢され、この回動力によって
カムフォロア87が常時カム面51aに接触される。
【0039】揺動レバー81の下端部には右側へ突出し
た連結ピン90が取り付けられている。連結ロッド83
は、前後方向に長く、その前端が振分けシュート制御板
67の連結耳79に回動自在に連結され、その後端部が
揺動レバー81の連結ピン90の右端部に回動自在に連
結されている。
【0040】カム面51aのうちボス47の外周面が担
う領域がカムフォロア87に接触している間は、カム面
51aがこのカムフォロア87を変位させることが無い
ので、揺動レバー81は図5等に示すように上下方向へ
略真っ直ぐに延びた姿勢に保持される。また、カムフォ
ロア87に、カム面51aのうちカム51が担う領域が
接触し始めてカム51の先端頂部が接触するまでの間
は、カムフォロア87が後方へ押されて行くので、揺動
レバー81は右側から見た時計周り方向へ回動し、次い
でカムフォロア87がボス47の外周面に接触するまで
の間はカムフォロア87が前方へ戻って行くために揺動
レバー81は反時計周り方向へ回動して元の姿勢に戻さ
れる。
【0041】しかして、揺動レバー81はカム51の回
転に伴って間欠的に前後方向へ1往復揺動されるので、
これに従って、振分けシュート制御板67も間欠的に前
後方向へ回動される。即ち、揺動レバー81が上下方向
へ真っ直ぐ延びた姿勢になっている状態では、振分けシ
ュート制御板67は図5等に示すように後下がりに傾斜
した振出し位置に保持され、揺動レバー81が時計回り
方向へ一番傾いた姿勢になる手前のところまで来たと
き、振分けシュート制御板67は図3等に示すように略
下垂状の姿勢となった退避位置に来る。
【0042】振分けシュート制御板67が振出し位置に
来ている状態では、振分けシュート65はマグネット6
9を挾んで振分けシュート制御板67に乗っていて、こ
れと略平行に傾斜した姿勢の第一の位置に保持される
(図5参照)。この第一の位置に来た振分けシュート6
5は、固定シュート63を指向するように位置する。
【0043】91はストッパーを示す(図3、図4等参
照)。このストッパー91は、振分けシュート65の前
方への回動を所定の位置で規制するためのもので、振分
けシュート65の左端部に前側から対向する位置で、ブ
ラケット92に取り付けられている。振分けシュート6
5がストッパー91に当接したときの位置が、この振分
けシュート65の第二の位置(図面においては、垂直姿
勢より20°ぐらい前倒れに傾斜した姿勢で示してあ
る。)であり、この第二の位置での姿勢は、ストッパー
91の位置を調整することで変更できる。即ち、ストッ
パー91には比較長いボルトが使用され、ナット94を
緩めた状態で前後方向へ移動することができるようにし
てあり、振分けシュート65の姿勢は、このストッパー
91を後方へ移動することで傾斜が緩くなり、ストッパ
ー91を前方へ移動することで垂直に近づく。空き缶等
プレス装置1は以上のように構成されている。
【0044】次に、この空き缶等プレス装置1の使用方
法と動作を説明する(図3、図5乃至図8参照)。図3
に示す状態が初期状態であり、この状態において、カム
フォロア87はカム面51aの先端頂部よりやや外れた
位置に接していて、可動側プレス板27は待機位置に来
ている。また、揺動レバー81は時計回り方向へ最も回
動した姿勢に近い姿勢になっていて、振分けシュート制
御板67は退避位置に来ており、振分けシュート65は
ストッパー91に当たって第二の位置に保持されてい
る。この装置1の使用に先立って、外筐3の内部におけ
る下方空間に適宜な回収容器を前後2つ置く。即ち、固
定シュート63の後端の下方即ち前記第一の回収エリア
72の下方に、非磁性材料製の空き缶だけを回収する回
収容器93を配置し、第二の回収エリア80の下方に磁
性材料製の空き缶だけを回収する回収容器95を配置す
る。この容器には使用済みの一斗缶等を用いると良い。
【0045】空き缶17の投入は、前記投入シュート1
1を開き位置に出して、これに空き缶17を図3に二点
鎖線で示すように1個乗せ、投入シュート11を閉じ位
置へと戻すことで行う。これにより、当該空き缶17
が、同図に実線で示すように空き缶投入空間41にすっ
ぽり収まる。投入シュート11を勢い良く閉じた場合の
空き缶17は、同図に一点鎖線で示すように受止めプレ
ート19に当たって下に落ちる。そして、投入シュート
11を閉じると、前記リミットスイッチ55が運転開始
トリガー信号を出力して、モーター29を回転させる。
【0046】モーター29が回転すると、図5に示すよ
うにピストンロッド33が可動側プレス板27を前方へ
起して行って空き缶17をプレスし始めると共に、揺動
レバー81が姿勢を立てて行って振分けシュート制御板
67を振出し位置に移動させ、これにより、振分けシュ
ート65がマグネット69に乗って第一の位置へと移動
される。従って、振分けシュート65の表面にはマグネ
ット69の漏れ磁束による磁界が形成される。
【0047】そして、可動側プレス板27がプレス完了
位置に到達することで空き缶17に対するプレスが完了
する(図6に示す状態)。この間、固定側プレス板25
と可動側プレス板27との間に位置した空き缶17は、
前記スパイク60によって確実に捉えられてこれら両プ
レス板25、27に対して位置が固定するため、空き缶
投入空間41から押し出されたり、潰れ残しが生じたり
することは無く、確実に潰される。しかも、スパイク6
0の先端は非尖形であるから、これが空き缶17に刺さ
ってプレス板25、27から落ちなくなることも無い。
【0048】プレスが完了した後、可動側プレス板27
がプレス完了位置から後ろへ戻り始めた直後に、リミッ
トスイッチ57から運転停止トリガー信号が出力されて
モーター29への給電が停止し、これと略同時に、プレ
スされた空き缶17´が空き缶投入空間41から落ち
る。この状態が図7に示す状態であり、プレスされた空
き缶17´は第一の位置に来ている振分けシュート65
に平面接触するように落ちる。このとき、当該空き缶1
7´が非磁性材料製のものである場合は、そのまま振分
けシュート65を滑って回収容器93に落ち、この空き
缶17´が磁性材料製のものである場合は、振分けシュ
ート65に落ちたところでこれに磁気吸着される。この
磁気吸着によって振分けシュート65も振分けシュート
制御板に圧着される。
【0049】次いで、カム面51aがカムフォロア87
を押すことで振分けシュート制御板67が退避位置に向
けて戻されて行き、これに引かれるようにして振分けシ
ュート65も前方へ向けて回動して行く。そして、図8
に示すように、振分けシュート65は第二の位置に来た
ところで前方への回動を阻止され、ここからは振分けシ
ュート制御板67だけが退避位置からやや先の位置まで
移動され、その結果、マグネット69が振分けシュート
65から大きく離間して前記磁界が消失する。これによ
り、振分けシュート65に空き缶17´が磁気吸着され
ていた場合は、その空き缶17´が自重で回収容器95
に落下する。この直後に振分けシュート制御板67が退
避位置に落ち着き、これと略同時に可動側プレス板27
が待機位置に到達して初期状態に戻る。
【0050】尚、投入シュート11を閉じてから可動側
プレス板27がプレス完了位置に到達するまでの所要時
間が2秒足らずになるように減速機31の出力軸31a
の回転速度を設定すれば、1つの空き缶をプレス中に更
に別の空き缶を空き缶投入空間41に投入することは事
実上不可能になるため、プレス動作と分別動作は空き缶
1個ごとに行われることになって、分別に高い信頼性を
得ることができる。振分けシュート65に磁気吸着され
た空き缶17´を落とす位置は、ストッパー91の位置
を調整して振分けシュート65の第二の位置を調節する
ことで行う。
【0051】また、内容物が残ったままの空き缶17が
投入された場合、空き缶17のプレスによってその内容
物が側方へ飛び散ることがあるが、その飛び散った内容
物は前記ガード壁39で止められて空き缶投入空間41
から外の構造を汚す虞れは無い。空き缶17を投入して
その場を立ち去っても、装置1は、その投入された空き
缶7をプレス処理して分別回収したところで自動的に運
転を停止するので、安全性も高く、自動販売機の脇にお
いて一般客の使用に供しても何ら問題ない。
【0052】以上、本発明の実施の形態について詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設
計の変更などがあっても本発明に含まれる。例えば、実
施の形態においては、振分けシュートと振分けシュート
制御子とを機械的に結合しない構造とし、空き缶等が磁
気吸着されていない状態における振分けシュートの第二
の位置への移動はこの振分けシュートの自重で行われる
ようにしたが、場合によっては、振分けシュートと振分
けシュート制御子とを引張りスプリングで連結し、振分
けシュートの第二の位置への移動は振分けシュート制御
子によって機械的に行われ、振分けシュートが第二の位
置に到達したところからは引張りスプリングが伸びるよ
うに構成することも考えられる。
【0053】また、実施の形態では、プレス機構を、可
動側プレス板が回動状に移動する鋏型にしたが、この型
式による場合は、可動側プレス板を下端部とその余の主
部に分けて形成してこれらをヒンジで連結し、当該主部
を固定側プレス板に対して平行移動させることも考えら
れる。そして、プレス板に設けるスパイクは固定側、可
動側のいずれか一方のプレス板だけにしても良いし、プ
レス機構の型式を、2枚のプレス板が直線方向で相対的
に開閉する方式にしても良い。本発明は、清涼飲料水の
容器として用いられた空き缶に限らず、各種の空き缶や
使用済みの金属容器をプレスするためのプレス装置とし
て広く適用することができる。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明空き缶等プレス装
置によれば、プレスした空き缶等を、プレス機構から自
重で落下する際に自動的に分別して回収することができ
る。特に本発明にあっては、2つの回収エリアに空き缶
を振り分ける振分けシュートそのものを動かして分別回
収するようにしたので、磁気コンベアや磁気ローラーで
分別する従来の分別方式とは違って、部品点数が非常に
少なくて済み、形状もかなりコンパクトにすることがで
きる。
【0055】請求項2の発明によれば、振分けシュート
を動かす手段が、この振分けシュートに磁界を形成した
りそれを消失させたりする手段を兼ねるので、機構が一
層簡単になり、動作の信頼性も増す。
【0056】請求項3の発明によれば、分別を行う動作
部材を動かすための特別な駆動手段が必要無いので、装
置を更に小型かつ低コストに構成することができる。
【0057】請求項4の発明によれば、空き缶等を投入
する作業だけで、その空き缶等に対するプレスから分別
までの全ての処理が自動的に完遂され、しかも、その完
遂によって自動的に運転が停止する。従って、安全性が
高いだけで無く、使用感覚は、単なる空き缶等回収ボッ
クスに空き缶等を投入するときの感覚と同じ感覚になる
ため、誰にでも簡単に使うことができるという優れた利
点を有する。
【0058】請求項5の発明によれば、プレス機構が鋏
型のものであるにも拘らず、固定側と可動側の両プレス
板の間に投入された空き缶はスパイクによって確実に捉
えられて潰され、それでいて、スパイクの先端は非尖形
であるからこれが空き缶に刺さってプレス板から落ちな
くなる虞れも無い。これにより、プレス動作の高い信頼
性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る空き缶等プレス装置
の外観斜視図である。
【図2】図1に示す空き缶等プレス装置を、外筐の天板
を取り外した状態で拡大した平面図である。
【図3】図1に示す空き缶等プレス装置の要部を拡大し
た垂直断面図である。
【図4】図1に示す空き缶等プレス装置の要部を拡大し
た一部切欠斜視図である。
【図5】図1に示す空き缶等プレス装置における、プレ
ス開始直後の状態を示す要部拡大断面図である。
【図6】図1に示す空き缶等プレス装置における、プレ
ス完了状態を示す要部拡大断面図である。
【図7】図1に示す空き缶等プレス装置において、プレ
ス完了直後に空き缶が落下する状態を示す要部拡大断面
図である。
【図8】図1に示す空き缶等プレス装置において、可動
側プレス板に磁気吸着された空き缶が落下する状態を示
す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 空き缶等プレス装置 9a 投入口 11 投入シュート 17 空き缶 17´ (プレス済みの)空き缶 23 プレス機構 25 固定側プレス板 27 可動側プレス板 29、31 プレス機構の駆動手段 51 カム 51、51a、67、81、83、85、87
マグネットの位置を制御する制御手段 55 運転開始トリガーを出力するスイッチ 57 運転停止トリガーを出力するスイッチ 60 スパイク 65 振分けシュート 67 振分けシュート制御子 69 マグネット 72 第一の回収エリア 80 第二の回収エリア 81 揺動部材 83 連結部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空き缶をプレスするプレス機構と、非磁性
    材料製の空き缶だけを回収する第一の回収エリアと、磁
    性材料製の空き缶だけを回収する第二の回収エリアと、
    プレス機構から落ちて来たプレス済みの空き缶を第一の
    回収エリアに落す第一の位置と第二の回収エリアに落す
    第二の位置との間を往復移動する振分けシュートと、こ
    の振分けシュートの空き缶を受ける面に磁界を形成する
    位置とこの磁界を形成しない位置との間を移動するマグ
    ネットと、このマグネットの位置を制御する制御手段と
    を備え、マグネットは、少なくとも振分けシュートがプ
    レス済みの空き缶等を受けて第一の位置を経て第二の位
    置まで移動する間はこの振分けシュートに磁界を形成す
    る位置に保持され、振分けシュートが第二の位置に到達
    した後にこの振分けシュートに磁界を形成しない位置へ
    と移動されることを特徴とする空き缶等プレス装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した空き缶等プレス装置に
    おいて、振分けシュートはプレス機構から落ちてくる空
    き缶の落下方向を第一の回収エリアに向ける第一の位置
    と第二の回収エリアに臨む第二の位置との間を移動する
    ように回動自在に設け、振分けシュートの回動方向と略
    同じ方向へ回動するように設けた振分けシュート制御子
    の振分けシュートに対向した面にマグネットを取り付
    け、振分けシュート制御子がマグネットを挾んで振分け
    シュートを押すことでこの振分けシュートが第一の位置
    へと移動され、この状態でプレス機構からの空き缶の落
    下が行われ、次いで、振分けシュート制御子が振分けシ
    ュートを第二の位置に戻した後にこの振分けシュート制
    御子がマグネットを振分けシュートから遠ざける位置ま
    で移動されることを特徴とする空き缶等プレス装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載した空き缶等プレス装置に
    おいて、プレス機構の駆動手段によって回転されるカム
    と、このカムにより揺動される揺動部材と、この揺動部
    材と振分けシュート制御子とを連結する連結部材とを設
    け、カムの回転に従って振分けシュート制御子が回動さ
    れるようにしたことを特徴とする空き缶等プレス装置。
  4. 【請求項4】請求項2又は3に記載した空き缶等プレス
    装置において、プレス機構は固定側プレス板と可動側プ
    レス板とを備え、空き缶を投入するための投入口を開閉
    し空き缶を乗せて上記投入口を閉じる閉じ位置へと移動
    させることで当該空き缶がプレス機構に投入される投入
    シュートと、この投入シュートが閉じ位置へと移動され
    たときプレス機構の駆動手段に運転開始トリガーを出力
    するスイッチと、可動側プレス板が少なくともプレス完
    了位置に来た後に上記駆動手段に運転停止トリガーを出
    力するスイッチとを設けたことを特徴とする空き缶等プ
    レス装置。
  5. 【請求項5】請求項1から4に記載した空き缶等プレス
    装置のいずれかにおいて、プレス機構は固定側プレス板
    と下端部が回動自在に支持された可動側プレス板とを備
    え、これら固定側プレス板と可動側プレス板の互いに対
    向する面の少なくとも一方に、先端が非尖形の小さなス
    パイクを多数設けたことを特徴とする空き缶等プレス装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2247914A1 (es) * 2004-02-26 2006-03-01 Joaquin Gonzalez Valle Colector-prensa y separador por materiales para latas usadas de bebidas y refrescos.
KR101015875B1 (ko) * 2008-12-01 2011-02-23 전주대학교 산학협력단 캔 압착장치
CN114589839A (zh) * 2022-03-11 2022-06-07 连云港国旺塑业有限公司 一种废旧塑料回收加工用快速收集处理装置及使用方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2247914A1 (es) * 2004-02-26 2006-03-01 Joaquin Gonzalez Valle Colector-prensa y separador por materiales para latas usadas de bebidas y refrescos.
KR101015875B1 (ko) * 2008-12-01 2011-02-23 전주대학교 산학협력단 캔 압착장치
CN114589839A (zh) * 2022-03-11 2022-06-07 连云港国旺塑业有限公司 一种废旧塑料回收加工用快速收集处理装置及使用方法
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