JP2000263168A - H形鋼のフランジ曲げ装置 - Google Patents
H形鋼のフランジ曲げ装置Info
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- JP2000263168A JP2000263168A JP11068113A JP6811399A JP2000263168A JP 2000263168 A JP2000263168 A JP 2000263168A JP 11068113 A JP11068113 A JP 11068113A JP 6811399 A JP6811399 A JP 6811399A JP 2000263168 A JP2000263168 A JP 2000263168A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 H形鋼を基台に固定するとともに、フランジ
先端部の拡開を歪ませることなく安全・正確に行なえる
ようにしたH形鋼のフランジ曲げ装置を提供する。 【解決手段】 ウェーブ7Eと一方のフランジ7Aとの
間を折曲点Kまで切り込んだH形鋼7のフランジを所定
の位置まで拡開させるH形鋼のフランジ曲げ装置であっ
て、H形鋼7の折曲点Kから端部側までを非拘束の状態
で固定する機枠10上に配置した基台19と、上記機枠
10上に設けられ一方のフランジの端部付近を拡開方向
に押圧する押圧手段40と、からなるH形鋼のフランジ
曲げ装置100である。
先端部の拡開を歪ませることなく安全・正確に行なえる
ようにしたH形鋼のフランジ曲げ装置を提供する。 【解決手段】 ウェーブ7Eと一方のフランジ7Aとの
間を折曲点Kまで切り込んだH形鋼7のフランジを所定
の位置まで拡開させるH形鋼のフランジ曲げ装置であっ
て、H形鋼7の折曲点Kから端部側までを非拘束の状態
で固定する機枠10上に配置した基台19と、上記機枠
10上に設けられ一方のフランジの端部付近を拡開方向
に押圧する押圧手段40と、からなるH形鋼のフランジ
曲げ装置100である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、H形鋼の先端を切
り開き、これに補助板を溶接するためのH形鋼のフラン
ジ曲げ装置に関し、特に、各種寸法のH形鋼の先端加工
を簡単、且つ、安全・正確に行えるようにしたものであ
る。
り開き、これに補助板を溶接するためのH形鋼のフラン
ジ曲げ装置に関し、特に、各種寸法のH形鋼の先端加工
を簡単、且つ、安全・正確に行えるようにしたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、H形鋼の用途として、図17に示
すように、4角コラム1を建築用の柱3とし、この上下
柱1,2の接続部(フランジ)5にH形鋼7を梁9とし
て接続(溶接)している。通常は、接続部(フランジ)
5の上下幅h1と、H形鋼7の上下幅h2とが一致して
いるから、H形鋼7の先端部をそのまま接続部(フラン
ジ)5に当接させた状態にて溶接する。しかし、図18
に示すように、接続部(フランジ)5の上下幅h1より
も、H形鋼7の上下幅h2´が狭い時は、H形鋼の先端
を切り開き、これに補助板11を溶接して、H形鋼7の
上下幅h2´を接続部(フランジ)5の上下幅h1に、
一致させた状態h1´にして溶接している。
すように、4角コラム1を建築用の柱3とし、この上下
柱1,2の接続部(フランジ)5にH形鋼7を梁9とし
て接続(溶接)している。通常は、接続部(フランジ)
5の上下幅h1と、H形鋼7の上下幅h2とが一致して
いるから、H形鋼7の先端部をそのまま接続部(フラン
ジ)5に当接させた状態にて溶接する。しかし、図18
に示すように、接続部(フランジ)5の上下幅h1より
も、H形鋼7の上下幅h2´が狭い時は、H形鋼の先端
を切り開き、これに補助板11を溶接して、H形鋼7の
上下幅h2´を接続部(フランジ)5の上下幅h1に、
一致させた状態h1´にして溶接している。
【0003】上記H形鋼の先端を切り開き、これに補助
板を溶接する作業は、図19や図20に示すようにして
行われる。先ず、図19では、H形鋼7の先端7Aを火
焔であぶって加熱し、このH形鋼の上下フランジ7B,
7C間の片側に油圧ジャツキGを介在して切り込み
(A)を入れた上側フランジ7Bを上方へ押し開くもの
である。この方法によるH形鋼の先端加工では、上下フ
ランジ7B,7C間の片側だけが押し広げられるから、
上側フランジ7Bの片側Bが2点鎖線7A´のように、
広く変形してしまい補助板の挿入が正確に行えない。ま
た、レバーブロツクで引っ張る方法や図20に示すよう
に、切り込み(A)を入れた上側フランジ7Bにワイヤ
ロープWを引っ掛け、このワイヤロープWを上方へ引っ
張る方法がある。このワイヤロープWにより引っ張る方
法によると、正確な拡開作業が困難であるとともに、作
業そのものを危険にしている。
板を溶接する作業は、図19や図20に示すようにして
行われる。先ず、図19では、H形鋼7の先端7Aを火
焔であぶって加熱し、このH形鋼の上下フランジ7B,
7C間の片側に油圧ジャツキGを介在して切り込み
(A)を入れた上側フランジ7Bを上方へ押し開くもの
である。この方法によるH形鋼の先端加工では、上下フ
ランジ7B,7C間の片側だけが押し広げられるから、
上側フランジ7Bの片側Bが2点鎖線7A´のように、
広く変形してしまい補助板の挿入が正確に行えない。ま
た、レバーブロツクで引っ張る方法や図20に示すよう
に、切り込み(A)を入れた上側フランジ7Bにワイヤ
ロープWを引っ掛け、このワイヤロープWを上方へ引っ
張る方法がある。このワイヤロープWにより引っ張る方
法によると、正確な拡開作業が困難であるとともに、作
業そのものを危険にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
H形鋼のフランジ曲げ装置では、H形鋼の先端を不安定
な状態で拡開しなければならないから、油圧ジャツキや
ワイヤロープが外れる危険がある。特に、拡開した三角
空間に三角形の補助板を挿入するとき、油圧ジャツキや
ワイヤロープが外れると、作業者が大怪我を負うという
危険がある。更に、フランジが変形して拡開されるか
ら、フランジはこの折曲点で正確に折り曲げられず、拡
開の微調節により補助板を高精度に挿入することが困難
であるという問題点もある。このように、従来のフラン
ジ曲げ装置では、H形鋼の先端が正確に拡開できないと
ともに、補助板の挿入時に危険を伴う。従って、高精度
なH形鋼の先端曲げ加工が行なわれない。
H形鋼のフランジ曲げ装置では、H形鋼の先端を不安定
な状態で拡開しなければならないから、油圧ジャツキや
ワイヤロープが外れる危険がある。特に、拡開した三角
空間に三角形の補助板を挿入するとき、油圧ジャツキや
ワイヤロープが外れると、作業者が大怪我を負うという
危険がある。更に、フランジが変形して拡開されるか
ら、フランジはこの折曲点で正確に折り曲げられず、拡
開の微調節により補助板を高精度に挿入することが困難
であるという問題点もある。このように、従来のフラン
ジ曲げ装置では、H形鋼の先端が正確に拡開できないと
ともに、補助板の挿入時に危険を伴う。従って、高精度
なH形鋼の先端曲げ加工が行なわれない。
【0005】本発明は、上記従来のH形鋼のフランジ曲
げ装置における問題点に鑑みてなされたもので、各種寸
法のH形鋼において、H形鋼を基台で固定することで安
全を図るとともに、フランジ先端部の拡開を歪ませるこ
となく正確に行なえるようにしたH形鋼のフランジ曲げ
装置を提供することを目的とする。
げ装置における問題点に鑑みてなされたもので、各種寸
法のH形鋼において、H形鋼を基台で固定することで安
全を図るとともに、フランジ先端部の拡開を歪ませるこ
となく正確に行なえるようにしたH形鋼のフランジ曲げ
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案の請求項1記載の
H形鋼のフランジ曲げ装置は、ウェーブと一方のフラン
ジとの間を折曲点まで切り込んだH形鋼のフランジを所
定の位置まで拡開させるH形鋼のフランジ曲げ装置であ
って、機枠と、この機枠上に設けられH形鋼の折曲点よ
り端部側を非拘束の状態で固定する固定手段を備えた基
台と、上記機枠上に設けられ一方のフランジの端部付近
を拡開方向に押圧する押圧手段と、上記押圧手段を駆動
する駆動手段と、を具備したことを特徴とする。
H形鋼のフランジ曲げ装置は、ウェーブと一方のフラン
ジとの間を折曲点まで切り込んだH形鋼のフランジを所
定の位置まで拡開させるH形鋼のフランジ曲げ装置であ
って、機枠と、この機枠上に設けられH形鋼の折曲点よ
り端部側を非拘束の状態で固定する固定手段を備えた基
台と、上記機枠上に設けられ一方のフランジの端部付近
を拡開方向に押圧する押圧手段と、上記押圧手段を駆動
する駆動手段と、を具備したことを特徴とする。
【0007】請求項2記載のH形鋼のフランジ曲げ装置
は、請求項1記載のH形鋼のフランジ曲げ装置におい
て、上記機体に、基台に固定されたH形鋼の他方のフラ
ンジの一方のフランジ側への移動を阻止する保持手段を
備えていることを特徴とする。
は、請求項1記載のH形鋼のフランジ曲げ装置におい
て、上記機体に、基台に固定されたH形鋼の他方のフラ
ンジの一方のフランジ側への移動を阻止する保持手段を
備えていることを特徴とする。
【0008】請求項3記載のH形鋼のフランジ曲げ装置
は、請求項2記載のH形鋼のフランジ曲げ装置におい
て、上記保持手段は、止め駒の保持位置を移動可能に取
付けていることを特徴とする。
は、請求項2記載のH形鋼のフランジ曲げ装置におい
て、上記保持手段は、止め駒の保持位置を移動可能に取
付けていることを特徴とする。
【0009】請求項4記載のH形鋼のフランジ曲げ装置
は、請求項1から3のうちいずれか1項記載のH形鋼の
フランジ曲げ装置において、上記基台は、H形鋼の取付
け方向を規制する定規体を備えていることを特徴とす
る。
は、請求項1から3のうちいずれか1項記載のH形鋼の
フランジ曲げ装置において、上記基台は、H形鋼の取付
け方向を規制する定規体を備えていることを特徴とす
る。
【0010】
【作用】請求項1記載のフランジ曲げ装置によると、先
ず、H形鋼におけるウェーブと一方のフランジとの間に
所定位置の折曲点まで切り込みを入れる。上記H形鋼に
おける切り込みを入れたフランジ側を、折曲点より端部
側を非拘束の状態で基台に固定手段により固定する。続
いて、上記基台に固定されたH形鋼における一方のフラ
ンジの端部付近に位置する押圧手段を作動させる。この
押圧手段は駆動手段の操作により一方のフランジを拡開
方向に押圧して、フランジを折曲点の位置から全体的に
拡開する。この拡開状態にある一方のフランジの端部
に、三角形の補助板をクサビのように挿入し、この挿入
状態にて押圧手段を少量緩めると、一方のフランジの端
部が弾性復元(スプリングバック)して、ウェーブとの
間で補助板を強力に挾み付けて保持する。この挾み付け
状態で、補助板とフランジ及びウェーブ間を仮溶接し、
この後、本溶接して仕上げる。
ず、H形鋼におけるウェーブと一方のフランジとの間に
所定位置の折曲点まで切り込みを入れる。上記H形鋼に
おける切り込みを入れたフランジ側を、折曲点より端部
側を非拘束の状態で基台に固定手段により固定する。続
いて、上記基台に固定されたH形鋼における一方のフラ
ンジの端部付近に位置する押圧手段を作動させる。この
押圧手段は駆動手段の操作により一方のフランジを拡開
方向に押圧して、フランジを折曲点の位置から全体的に
拡開する。この拡開状態にある一方のフランジの端部
に、三角形の補助板をクサビのように挿入し、この挿入
状態にて押圧手段を少量緩めると、一方のフランジの端
部が弾性復元(スプリングバック)して、ウェーブとの
間で補助板を強力に挾み付けて保持する。この挾み付け
状態で、補助板とフランジ及びウェーブ間を仮溶接し、
この後、本溶接して仕上げる。
【0011】従って、上記フランジ曲げ装置によると、
H形鋼を基台で固定することでフランジ先端部の拡開作
業の安全が図れるとともに、フランジ先端部の拡開を調
節可能に歪ませることなく正確に行なえる。
H形鋼を基台で固定することでフランジ先端部の拡開作
業の安全が図れるとともに、フランジ先端部の拡開を調
節可能に歪ませることなく正確に行なえる。
【0012】請求項2記載のフランジ曲げ装置による
と、先ず、拡開作業の前に、H形鋼の他方のフランジ
を、一方のフランジ側への移動を阻止する保持手段によ
り位置決め固定する。上記のように、H形鋼の他方のフ
ランジを位置決め固定した状態にて、駆動手段を作動さ
せ、一方のフランジの端部付近を、押圧手段により拡開
方向に押圧して一方のフランジを拡開する。この拡開時
に、他方のフランジが保持手段に保持されていているの
で、H形鋼全体が一方のフランジ側へ撓んで変位しない
から、正確な拡開角度となるとともに、拡開後にもH形
鋼の他方のフランジに変形歪みが残らない。
と、先ず、拡開作業の前に、H形鋼の他方のフランジ
を、一方のフランジ側への移動を阻止する保持手段によ
り位置決め固定する。上記のように、H形鋼の他方のフ
ランジを位置決め固定した状態にて、駆動手段を作動さ
せ、一方のフランジの端部付近を、押圧手段により拡開
方向に押圧して一方のフランジを拡開する。この拡開時
に、他方のフランジが保持手段に保持されていているの
で、H形鋼全体が一方のフランジ側へ撓んで変位しない
から、正確な拡開角度となるとともに、拡開後にもH形
鋼の他方のフランジに変形歪みが残らない。
【0013】請求項3記載のフランジ曲げ装置による
と、保持手段は、その保持位置を移動可能に機体上に取
付けているので、各種寸法のH形鋼において、H形鋼の
他方のフランジを任意の位置で自由に保持することがで
きる。これにより、各種寸法のH形鋼のフランジ曲げ加
工が高精度に行える。
と、保持手段は、その保持位置を移動可能に機体上に取
付けているので、各種寸法のH形鋼において、H形鋼の
他方のフランジを任意の位置で自由に保持することがで
きる。これにより、各種寸法のH形鋼のフランジ曲げ加
工が高精度に行える。
【0014】請求項4記載のフランジ曲げ装置による
と、基台には、H形鋼の取付け方向を規制する定規体を
備えており、H形鋼の一方のフランジを基台に固定する
時、上記定規体によりH形鋼の取付け方向を直角に合わ
せられる。これにより、一方のフランジの端部は、H形
鋼の長手方向と直交する横方向へ変位されることなくH
形鋼の長手方向に正確に向けて拡開され、H形鋼のフラ
ンジ曲げ加工が高精度に行える。
と、基台には、H形鋼の取付け方向を規制する定規体を
備えており、H形鋼の一方のフランジを基台に固定する
時、上記定規体によりH形鋼の取付け方向を直角に合わ
せられる。これにより、一方のフランジの端部は、H形
鋼の長手方向と直交する横方向へ変位されることなくH
形鋼の長手方向に正確に向けて拡開され、H形鋼のフラ
ンジ曲げ加工が高精度に行える。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明のH
形鋼のフランジ曲げ装置の第1実施形態を説明する。図
1はH形鋼のフランジ曲げ装置の斜視図であり、図2は
同上装置の断面図、図3は同上装置の平面図である。
形鋼のフランジ曲げ装置の第1実施形態を説明する。図
1はH形鋼のフランジ曲げ装置の斜視図であり、図2は
同上装置の断面図、図3は同上装置の平面図である。
【0016】本発明のフランジ曲げ装置100は、構造
鋼10A,10B,10C,10Dにより四角の機枠1
0を形成し、この4隅に脚部13を付設している。上記
機枠10の上面には、2本の構造鋼15,17を機枠1
0上に橋渡した基台19を形成し、この基台19上に固
定手段30を備えている。上記固定手段30は、一対の
締付体31,33よりなり、締付体31,33でH形鋼
7のフランジ7Aの両側を固定する。
鋼10A,10B,10C,10Dにより四角の機枠1
0を形成し、この4隅に脚部13を付設している。上記
機枠10の上面には、2本の構造鋼15,17を機枠1
0上に橋渡した基台19を形成し、この基台19上に固
定手段30を備えている。上記固定手段30は、一対の
締付体31,33よりなり、締付体31,33でH形鋼
7のフランジ7Aの両側を固定する。
【0017】上記上記H形鋼のフランジ曲げ装置100
の基本構成は、まず、H形鋼のウェーブ7E端からフラ
ンジ7Aに向けて切り込みAを入れておき、このフラン
ジ7Aを下側にして、上記切り込みAの終端(折曲点
K)A1からフランジ7Aの先端までを基台から外した
非拘束の状態で固定する。押圧手段40は、上記機枠1
0の右壁面10Fに付設されており、上記H形鋼7の下
側フランジ7Aの先端部付近に、一対の押圧体41,4
3の先端押圧片41A,43Aを位置させ、これを駆動
機構Cである油圧シリンダOCで回動させて引き下げ、
下側フランジ7Aの先端部を拡開する。更に、上記機体
10の上面片側に門型に立設した2本の柱55,57に
付設した面板55Aに保持手段50となる止め駒51,
53を備えている。この止め駒51,53は、上下位置
が調節可能で、H形鋼7の上側フランジ7Bの先端部の
両側の下方に配置・固定され、H形鋼7の上側フランジ
7Bの変位を拘束する。
の基本構成は、まず、H形鋼のウェーブ7E端からフラ
ンジ7Aに向けて切り込みAを入れておき、このフラン
ジ7Aを下側にして、上記切り込みAの終端(折曲点
K)A1からフランジ7Aの先端までを基台から外した
非拘束の状態で固定する。押圧手段40は、上記機枠1
0の右壁面10Fに付設されており、上記H形鋼7の下
側フランジ7Aの先端部付近に、一対の押圧体41,4
3の先端押圧片41A,43Aを位置させ、これを駆動
機構Cである油圧シリンダOCで回動させて引き下げ、
下側フランジ7Aの先端部を拡開する。更に、上記機体
10の上面片側に門型に立設した2本の柱55,57に
付設した面板55Aに保持手段50となる止め駒51,
53を備えている。この止め駒51,53は、上下位置
が調節可能で、H形鋼7の上側フランジ7Bの先端部の
両側の下方に配置・固定され、H形鋼7の上側フランジ
7Bの変位を拘束する。
【0018】続いて、上記H形鋼のフランジ曲げ装置1
00における各部30,40,50の詳細構成を説明す
る。先ず、図3〜図6に示すように、基台19上の固定
手段30であるが、基台19上に2本の定規体20,2
1を図中左右方向に向け、その間隔幅Lを各H形鋼7の
フランジ幅L1の規格に合わせて所定の螺孔(又は長
孔)Nの1つに合わせボルトB1,B2で位置調節可能
に固着されている。上記定規体20,21には、その長
手方向の中央位置(又は、両側2ケ所でもよい)に、中
腹付近に孔をあけた締付体31,33と、締付体31,
33の中腹付近に垂直方向に貫通させた締付ボルト31
B,33Bを螺合させている。これにより、図4,図5
に示すように、上記締付体31,33の片側をH形鋼7
の下側フランジ7A上面に載せ、他方側を定規体20,
21の上面に載せて跨がらせ、締付ボルト31B,33
Bを締め込んでH形鋼7を基台19上に固定する。尚、
上記定規固定体20,21は、面板55Aに対して直角
方向(90度)に向けて基台19上に固定させられてい
るから、H形鋼7の下側フランジ7Aの外縁を定規体2
0,21に面当りさせて締付ボルト31B,33Bを締
め込むことで、H形鋼7を正確に面板55Aに対して直
角方向(90度)に向けて固定できる。
00における各部30,40,50の詳細構成を説明す
る。先ず、図3〜図6に示すように、基台19上の固定
手段30であるが、基台19上に2本の定規体20,2
1を図中左右方向に向け、その間隔幅Lを各H形鋼7の
フランジ幅L1の規格に合わせて所定の螺孔(又は長
孔)Nの1つに合わせボルトB1,B2で位置調節可能
に固着されている。上記定規体20,21には、その長
手方向の中央位置(又は、両側2ケ所でもよい)に、中
腹付近に孔をあけた締付体31,33と、締付体31,
33の中腹付近に垂直方向に貫通させた締付ボルト31
B,33Bを螺合させている。これにより、図4,図5
に示すように、上記締付体31,33の片側をH形鋼7
の下側フランジ7A上面に載せ、他方側を定規体20,
21の上面に載せて跨がらせ、締付ボルト31B,33
Bを締め込んでH形鋼7を基台19上に固定する。尚、
上記定規固定体20,21は、面板55Aに対して直角
方向(90度)に向けて基台19上に固定させられてい
るから、H形鋼7の下側フランジ7Aの外縁を定規体2
0,21に面当りさせて締付ボルト31B,33Bを締
め込むことで、H形鋼7を正確に面板55Aに対して直
角方向(90度)に向けて固定できる。
【0019】次に、上記押圧手段40は、図2,図3,
図8に示すように、上記機枠10の左側の壁面10Eに
付設した取付体45,47に、L形の押圧体41,43
が、その湾曲位置41B,43Bに取付けた軸受48に
支軸49を通して上下回動自在に支持されている。上記
押圧体41,43は、所定間隔(H形鋼7のフランジ幅
L1より狭く)L2となるように、スペーサS1,S2
により連結されている。上記押圧体41,43の下側端
41C,43Cには、右側の壁面10Fに枢支した駆動
機構Cとなる油圧シリンダOCのシリンダロッドRの継
手部JがピンS3で連結されている。そして、上記押圧
体41,43の上端41D,43Dには、一対の押圧片
41A,43Aを、所定間隔L2となるように離隔・付
設している。上記押圧手段40により、押圧体41,4
3は、油圧シリンダOCの実線・鎖線で示す伸縮に対し
て、実線・鎖線で示すように上下円弧方向に回動する。
これにより、図2,図3に示すように、2つの押圧片4
1A,43Aは、H形鋼7の中央位置に垂直配置するウ
ェーブ7Eの両側で下側フランジ7Aの両先端部を下方
へ押し下げて拡開することができる。
図8に示すように、上記機枠10の左側の壁面10Eに
付設した取付体45,47に、L形の押圧体41,43
が、その湾曲位置41B,43Bに取付けた軸受48に
支軸49を通して上下回動自在に支持されている。上記
押圧体41,43は、所定間隔(H形鋼7のフランジ幅
L1より狭く)L2となるように、スペーサS1,S2
により連結されている。上記押圧体41,43の下側端
41C,43Cには、右側の壁面10Fに枢支した駆動
機構Cとなる油圧シリンダOCのシリンダロッドRの継
手部JがピンS3で連結されている。そして、上記押圧
体41,43の上端41D,43Dには、一対の押圧片
41A,43Aを、所定間隔L2となるように離隔・付
設している。上記押圧手段40により、押圧体41,4
3は、油圧シリンダOCの実線・鎖線で示す伸縮に対し
て、実線・鎖線で示すように上下円弧方向に回動する。
これにより、図2,図3に示すように、2つの押圧片4
1A,43Aは、H形鋼7の中央位置に垂直配置するウ
ェーブ7Eの両側で下側フランジ7Aの両先端部を下方
へ押し下げて拡開することができる。
【0020】上記押圧手段40における油圧シリンダO
Cを作動させる手動油圧器C1は、図1,図9(a)に
示すように、足踏式の油圧機器OKにおける加圧ペダル
P1によりシリンダロッドRを伸長させ、減圧ペダルP
1により油圧シリンダOCのシリンダロッドRを収縮さ
せるようになっている。上記各ペダルP1,P2の踏み
加減により、シリンダロッドRの伸長・収縮量がコント
ロールされ、押圧片41A,43Aの押圧力の微調節が
できる。
Cを作動させる手動油圧器C1は、図1,図9(a)に
示すように、足踏式の油圧機器OKにおける加圧ペダル
P1によりシリンダロッドRを伸長させ、減圧ペダルP
1により油圧シリンダOCのシリンダロッドRを収縮さ
せるようになっている。上記各ペダルP1,P2の踏み
加減により、シリンダロッドRの伸長・収縮量がコント
ロールされ、押圧片41A,43Aの押圧力の微調節が
できる。
【0021】尚、駆動機構Cの油圧シリンダOCを作動
させる自動油圧器C2は、図9(b)に示すように、モ
ータMに直結した油圧ポンプOPを、モータMの正逆転
駆動により油圧シリンダOCへの油圧の供給・排出を支
配し、シリンダロッドRの伸長・収縮量をコントロール
するとともに、モータMの回転制御又は圧油の流量制御
によりシリンダロッドRの伸長・収縮の微調節ができ
る。勿論、上記駆動機構Cに替えて、シリンダ機構を直
結し、または、機械式の伸縮機構であるジャッキ、ウォ
ームギア、倍力リンク等を使用しても良い。
させる自動油圧器C2は、図9(b)に示すように、モ
ータMに直結した油圧ポンプOPを、モータMの正逆転
駆動により油圧シリンダOCへの油圧の供給・排出を支
配し、シリンダロッドRの伸長・収縮量をコントロール
するとともに、モータMの回転制御又は圧油の流量制御
によりシリンダロッドRの伸長・収縮の微調節ができ
る。勿論、上記駆動機構Cに替えて、シリンダ機構を直
結し、または、機械式の伸縮機構であるジャッキ、ウォ
ームギア、倍力リンク等を使用しても良い。
【0022】更に、上記保持手段50は、図1,図2,
図3に示すように、機体10上の2本の柱55,57に
付設した面板55Aに備えられている。この面板55A
には、図10,図11に示すように、上下方向にあけた
2つの長孔55B,55Cが設けられている。この長孔
55B,55Cに、座板59を介して裏側から締付ボル
トB3,B4を通し、面板55Aの表側に位置する2つ
の止め駒51,53の背面に螺設したネジ孔51A,5
3Aに締付ボルトB3,B4を締結して固定している。
しかして、上記止め駒51,53は、その上下位置の調
節が長孔55B,55C内に通る締付ボルトB3,B4
を緩めることにより、上下調節され、H形鋼7の上側フ
ランジ7Bの下面に止め駒51,53の上面を接触させ
た状態で固定される。従って、各種寸法のH形鋼7の上
側フランジ7Bを保持することができる。
図3に示すように、機体10上の2本の柱55,57に
付設した面板55Aに備えられている。この面板55A
には、図10,図11に示すように、上下方向にあけた
2つの長孔55B,55Cが設けられている。この長孔
55B,55Cに、座板59を介して裏側から締付ボル
トB3,B4を通し、面板55Aの表側に位置する2つ
の止め駒51,53の背面に螺設したネジ孔51A,5
3Aに締付ボルトB3,B4を締結して固定している。
しかして、上記止め駒51,53は、その上下位置の調
節が長孔55B,55C内に通る締付ボルトB3,B4
を緩めることにより、上下調節され、H形鋼7の上側フ
ランジ7Bの下面に止め駒51,53の上面を接触させ
た状態で固定される。従って、各種寸法のH形鋼7の上
側フランジ7Bを保持することができる。
【0023】本発明のH形鋼のフランジ曲げ装置100
は、上記のように構成されており、以下のように作用す
る。H形鋼7の折り曲げ作用を図12〜図15を中心に
説明する。先ず、フランジ曲げ装置100にH形鋼7を
取付ける前に、H形鋼7における一方のフランジ7Aと
ウェーブ7Eとの間に、折曲点Kまで切り込みAを入れ
る。この切り込みAは、ウェーブ7Eの端部から一方の
フランジ7Aに向けて斜め右下りに切られ、その終点A
1が折曲点Kとなる。次に、図2〜図6に示すように、
上記フランジ曲げ装置100の基台19に、H形鋼にお
ける切り込みAを入れたフランジ7Aを、折曲点Kから
端部側を非拘束の状態で固定する。その固定方法の詳細
は、2本の定規体20,21の間隔幅L内にH形鋼7の
下側フランジ7Aを嵌め込む。そして、定規固定体2
0,21上の締付体31,33の片側をH形鋼7の下側
フランジ7A上面に載せ、他方側を定規体20,21の
上面に載せて跨がらせ、締付ボルト31B,33Bを締
め込み、H形鋼7を基台30上に固定する。この時、上
記定規体20,21は、面板55Aに対して直角方向
(90度)に向けて基台19上に固定しているから、H
形鋼7の下側フランジ7Aの外縁を定規体20,21に
面当りして締付ボルト31B,33Bを締め込むこと
で、H形鋼7が面板55に対して正確な直角方向(90
度)に向けて固定されている。
は、上記のように構成されており、以下のように作用す
る。H形鋼7の折り曲げ作用を図12〜図15を中心に
説明する。先ず、フランジ曲げ装置100にH形鋼7を
取付ける前に、H形鋼7における一方のフランジ7Aと
ウェーブ7Eとの間に、折曲点Kまで切り込みAを入れ
る。この切り込みAは、ウェーブ7Eの端部から一方の
フランジ7Aに向けて斜め右下りに切られ、その終点A
1が折曲点Kとなる。次に、図2〜図6に示すように、
上記フランジ曲げ装置100の基台19に、H形鋼にお
ける切り込みAを入れたフランジ7Aを、折曲点Kから
端部側を非拘束の状態で固定する。その固定方法の詳細
は、2本の定規体20,21の間隔幅L内にH形鋼7の
下側フランジ7Aを嵌め込む。そして、定規固定体2
0,21上の締付体31,33の片側をH形鋼7の下側
フランジ7A上面に載せ、他方側を定規体20,21の
上面に載せて跨がらせ、締付ボルト31B,33Bを締
め込み、H形鋼7を基台30上に固定する。この時、上
記定規体20,21は、面板55Aに対して直角方向
(90度)に向けて基台19上に固定しているから、H
形鋼7の下側フランジ7Aの外縁を定規体20,21に
面当りして締付ボルト31B,33Bを締め込むこと
で、H形鋼7が面板55に対して正確な直角方向(90
度)に向けて固定されている。
【0024】上記H形鋼7の下側フランジ7Aを基台1
9に固定した時、図10,図11に示すように、H形鋼
7の上側フランジ7Bの両下面に、保持手段50である
止め駒51,53の上面を接触させた状態で固定する。
その固定方法は、面板55Aの表側にある一対の止め駒
51,53の締付ボルトB3,B4を緩めて、この上下
位置の調節を長孔55B,55C内に通る締付ボルトB
3,B4により行ない、H形鋼7の上側フランジ7Bの
下面に止め駒51,53の上面を接触させた状態で締付
ボルトB3,B4を締め付けて固定する。従って、各種
寸法のH形鋼7の上側フランジ7Bを任意の位置で自由
に保持することができる。
9に固定した時、図10,図11に示すように、H形鋼
7の上側フランジ7Bの両下面に、保持手段50である
止め駒51,53の上面を接触させた状態で固定する。
その固定方法は、面板55Aの表側にある一対の止め駒
51,53の締付ボルトB3,B4を緩めて、この上下
位置の調節を長孔55B,55C内に通る締付ボルトB
3,B4により行ない、H形鋼7の上側フランジ7Bの
下面に止め駒51,53の上面を接触させた状態で締付
ボルトB3,B4を締め付けて固定する。従って、各種
寸法のH形鋼7の上側フランジ7Bを任意の位置で自由
に保持することができる。
【0025】続いて、H形鋼7における一方のフランジ
7Aの拡開作業は、図2,図12に示すようにして行わ
れる。即ち、押圧手段40における油圧シリンダOCの
シリンダロッドRの収縮で実線位置に持ち上げられてい
る押圧体41,43は、この上端41D,43Dの一対
の押圧片41A,43Aを、H形鋼7の中央位置に垂直
配置するウェーブ7Eの両側で下側フランジ7Aの両先
端部に当接する。ここで、図2に示すように、油圧シリ
ンダOCのシリンダロッドRを伸長させ、鎖線のように
時計方向へ下降回動させる。これにより、図3,図13
に示すように、2つの押圧片41A,43Aは、H形鋼
7の中央位置に垂直配置するウェーブ7Eの両側で下側
フランジ7Aの両先端部を下方へ押し下げる。すると、
ウェーブ7Eの肉幅がなく強度の弱い折曲点Kを中心に
して拡開する。この時、H形鋼7における他方のフラン
ジ7B先端部は、止め駒51,53により下方への移動
を拘束され、且つ、下側フランジ7Aが基台19に固定
されているから、H形鋼7の先端側を下方へ歪ませるこ
とがなく、一方のフランジ7Aの端部が正確な拡開角度
に拡開される。
7Aの拡開作業は、図2,図12に示すようにして行わ
れる。即ち、押圧手段40における油圧シリンダOCの
シリンダロッドRの収縮で実線位置に持ち上げられてい
る押圧体41,43は、この上端41D,43Dの一対
の押圧片41A,43Aを、H形鋼7の中央位置に垂直
配置するウェーブ7Eの両側で下側フランジ7Aの両先
端部に当接する。ここで、図2に示すように、油圧シリ
ンダOCのシリンダロッドRを伸長させ、鎖線のように
時計方向へ下降回動させる。これにより、図3,図13
に示すように、2つの押圧片41A,43Aは、H形鋼
7の中央位置に垂直配置するウェーブ7Eの両側で下側
フランジ7Aの両先端部を下方へ押し下げる。すると、
ウェーブ7Eの肉幅がなく強度の弱い折曲点Kを中心に
して拡開する。この時、H形鋼7における他方のフラン
ジ7B先端部は、止め駒51,53により下方への移動
を拘束され、且つ、下側フランジ7Aが基台19に固定
されているから、H形鋼7の先端側を下方へ歪ませるこ
とがなく、一方のフランジ7Aの端部が正確な拡開角度
に拡開される。
【0026】上記拡開状態にある一方のフランジ7Aの
端部に、図13(a)に示すように、三角形の補助板6
0をくさびのようにして挿入し、この挿入状態にて押圧
手段40のシリンダロッドRを少量収縮して緩めると、
一方のフランジ7Aの端部が弾性復元(スプリングバッ
ク)してウェーブ7Eとの間で、補助板60を強力に挾
み付けて保持する。この時、図14に2点鎖線60´で
示すように、補助板60がウェーブ7Eの側面7Fから
ズレていると、再度、拡開度合いを少量大きくして補助
板60の側面をウェーブ7Eの側面7Fにハンマーで叩
いて微調節する。この後、再びフランジ7Aの拡開度合
いを狭めてスプリングバッさせ、補助板60を保持す
る。本発明によると、上記補助板の保持作業が容易且つ
安全にしかも正確に行われる。この挾み付け状態で、図
14に2点鎖線で示すように、補助板60とフランジ7
A及びウェーブ7E間を仮溶接する。この後、本溶接
し、拡開されたH形鋼7として仕上げられる。
端部に、図13(a)に示すように、三角形の補助板6
0をくさびのようにして挿入し、この挿入状態にて押圧
手段40のシリンダロッドRを少量収縮して緩めると、
一方のフランジ7Aの端部が弾性復元(スプリングバッ
ク)してウェーブ7Eとの間で、補助板60を強力に挾
み付けて保持する。この時、図14に2点鎖線60´で
示すように、補助板60がウェーブ7Eの側面7Fから
ズレていると、再度、拡開度合いを少量大きくして補助
板60の側面をウェーブ7Eの側面7Fにハンマーで叩
いて微調節する。この後、再びフランジ7Aの拡開度合
いを狭めてスプリングバッさせ、補助板60を保持す
る。本発明によると、上記補助板の保持作業が容易且つ
安全にしかも正確に行われる。この挾み付け状態で、図
14に2点鎖線で示すように、補助板60とフランジ7
A及びウェーブ7E間を仮溶接する。この後、本溶接
し、拡開されたH形鋼7として仕上げられる。
【0027】尚、図15に示すように、拡開状態にある
一方のフランジ7Aの端部に、三角形の補助板60をく
さびのようにして挿入時に、補助板60とウェーブ7E
の側面7Fとが簡単に面一になるようにするために、ウ
ェーブ側面7Fにマグネット体MGを吸着させておき、
この面に補助板60の側面60Aを合わせるようにする
と、より一層精度の良い接合が容易に可能となり、安全
な挿入作業となる。
一方のフランジ7Aの端部に、三角形の補助板60をく
さびのようにして挿入時に、補助板60とウェーブ7E
の側面7Fとが簡単に面一になるようにするために、ウ
ェーブ側面7Fにマグネット体MGを吸着させておき、
この面に補助板60の側面60Aを合わせるようにする
と、より一層精度の良い接合が容易に可能となり、安全
な挿入作業となる。
【0028】上記H形鋼のフランジ曲げ装置100によ
ると、以下の効果を奏する。先ず、一方のフランジ7A
の端部付近を、駆動手段を作動させ、押圧手段40によ
り拡開方向に押圧して一方のフランジ7Aの端部を拡開
するものであり、この時、他方のフランジ7Bは保持手
段50で下方への移動が拘束され、一方のフランジ側へ
撓んで変位しないから、正確な拡開角度となるととも
に、拡開後にもH形鋼7の他方のフランジ7Bに変形歪
みが残らない。
ると、以下の効果を奏する。先ず、一方のフランジ7A
の端部付近を、駆動手段を作動させ、押圧手段40によ
り拡開方向に押圧して一方のフランジ7Aの端部を拡開
するものであり、この時、他方のフランジ7Bは保持手
段50で下方への移動が拘束され、一方のフランジ側へ
撓んで変位しないから、正確な拡開角度となるととも
に、拡開後にもH形鋼7の他方のフランジ7Bに変形歪
みが残らない。
【0029】また、他方のフランジ7Bの一方のフラン
ジ7A側への移動を阻止する保持手段50は、その保持
位置を移動可能に取付けているので、各種寸法のH形鋼
において、H形鋼の他方のフランジ7Bを任意の位置で
自由に保持することができる。
ジ7A側への移動を阻止する保持手段50は、その保持
位置を移動可能に取付けているので、各種寸法のH形鋼
において、H形鋼の他方のフランジ7Bを任意の位置で
自由に保持することができる。
【0030】更に、基台19には、H形鋼7の取付け方
向を規制する定規体20,21を備えているので、H形
鋼のフランジ7Aを基台19に固定するとき、上記定規
体20,21によりH形鋼の取付け方向を面板や押圧片
に直角に合わせられ、上記フランジ7Aの端部は、長手
方向に対する横方向へ変位されることなくH形鋼の長手
方向に正確に拡開され、H形鋼のフランジ曲げ加工が高
精度に行える。
向を規制する定規体20,21を備えているので、H形
鋼のフランジ7Aを基台19に固定するとき、上記定規
体20,21によりH形鋼の取付け方向を面板や押圧片
に直角に合わせられ、上記フランジ7Aの端部は、長手
方向に対する横方向へ変位されることなくH形鋼の長手
方向に正確に拡開され、H形鋼のフランジ曲げ加工が高
精度に行える。
【0031】以上は、本発明の実施形態を紹介したもの
であり、この実施形態に限定されず本発明要旨内での設
計変更が可能である。例えば、図16の(a)に示すよ
うに、上記保持手段50を、面板55Aの前面55Bに
代用させても良い。この前面55BにH形鋼7の他方の
フランジ7Bの端部7B´及びウェーブ端部7E´を面
当りさせ、H形鋼の他方のフランジ7Bを一方のフラン
ジ7A側への移動を阻止することができる。また、図1
6の(b)に示すように、H形鋼7のフランジ7Aを固
定する基台19について複数組みの固定手段(締付体3
1,33)を設け、2箇所以上で固定を確実に行なわせ
るようにしても良い。上記のようにH形鋼7を固定した
場合は、これ自体の剛性が高いことから、保持手段50
がなくてもフランジ7Aの拡開作業が支障なく行える。
であり、この実施形態に限定されず本発明要旨内での設
計変更が可能である。例えば、図16の(a)に示すよ
うに、上記保持手段50を、面板55Aの前面55Bに
代用させても良い。この前面55BにH形鋼7の他方の
フランジ7Bの端部7B´及びウェーブ端部7E´を面
当りさせ、H形鋼の他方のフランジ7Bを一方のフラン
ジ7A側への移動を阻止することができる。また、図1
6の(b)に示すように、H形鋼7のフランジ7Aを固
定する基台19について複数組みの固定手段(締付体3
1,33)を設け、2箇所以上で固定を確実に行なわせ
るようにしても良い。上記のようにH形鋼7を固定した
場合は、これ自体の剛性が高いことから、保持手段50
がなくてもフランジ7Aの拡開作業が支障なく行える。
【0032】上記のように、保持手段50を省略したフ
ランジ7Aの拡開作業によると、H形鋼のフランジ曲げ
装置100の全体構成を簡略化でき、且つ、低コストな
フランジ曲げ装置100を提供できる。
ランジ7Aの拡開作業によると、H形鋼のフランジ曲げ
装置100の全体構成を簡略化でき、且つ、低コストな
フランジ曲げ装置100を提供できる。
【0033】
【発明の効果】本発明の請求項1によると、機枠と、こ
の機枠上に設けられH形鋼の折曲点より端部側を非拘束
の状態で固定する固定手段を備えた基台と、上記機枠上
に設けられ一方のフランジの端部付近を拡開方向に押圧
する押圧手段と、上記押圧手段を駆動する駆動手段と、
を備えているから、H形鋼は基台に確実に固定されて、
曲げ作業の安全が図られるとともに、フランジ先端部の
拡開を歪ませることなく正確に行なえる効果が発揮され
る。
の機枠上に設けられH形鋼の折曲点より端部側を非拘束
の状態で固定する固定手段を備えた基台と、上記機枠上
に設けられ一方のフランジの端部付近を拡開方向に押圧
する押圧手段と、上記押圧手段を駆動する駆動手段と、
を備えているから、H形鋼は基台に確実に固定されて、
曲げ作業の安全が図られるとともに、フランジ先端部の
拡開を歪ませることなく正確に行なえる効果が発揮され
る。
【0034】請求項2によると、基台に固定されたH形
鋼の他方のフランジを一方のフランジ側への移動を阻止
する保持手段により保持するから、一方のフランジの端
部を拡開しても、他方のフランジが一方のフランジ側へ
撓んで変位せず、正確な拡開角度となるとともに、拡開
後にもH形鋼の他方のフランジに変形歪みが残らず正確
な折り曲げができる効果が発揮される。
鋼の他方のフランジを一方のフランジ側への移動を阻止
する保持手段により保持するから、一方のフランジの端
部を拡開しても、他方のフランジが一方のフランジ側へ
撓んで変位せず、正確な拡開角度となるとともに、拡開
後にもH形鋼の他方のフランジに変形歪みが残らず正確
な折り曲げができる効果が発揮される。
【0035】請求項3によると、保持手段は、その保持
位置を移動可能としたから、各種寸法のH形鋼におい
て、H形鋼の他方のフランジを任意の位置で自由に保持
でき、高精度なH形鋼のフランジ曲げ加工ができる効果
が発揮される。
位置を移動可能としたから、各種寸法のH形鋼におい
て、H形鋼の他方のフランジを任意の位置で自由に保持
でき、高精度なH形鋼のフランジ曲げ加工ができる効果
が発揮される。
【0036】本発明の請求項4によると、基台は、H形
鋼の取付け方向を規制する定規体を備えているから、H
形鋼の他方のフランジを基台に固定する時、上記定規体
によりH形鋼の取付け方向を直角に合わせられ、一方の
フランジの端部は、横方向へ変位されることなくH形鋼
の長手方向に正確に向けて拡開され、高精度なH形鋼の
フランジ曲げができる効果が発揮される。
鋼の取付け方向を規制する定規体を備えているから、H
形鋼の他方のフランジを基台に固定する時、上記定規体
によりH形鋼の取付け方向を直角に合わせられ、一方の
フランジの端部は、横方向へ変位されることなくH形鋼
の長手方向に正確に向けて拡開され、高精度なH形鋼の
フランジ曲げができる効果が発揮される。
【図1】本発明の第1実施形態を示し、H形鋼のフラン
ジ曲げ装置の斜視図である。
ジ曲げ装置の斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示し、H形鋼のフラン
ジ曲げ装置の断面図である。
ジ曲げ装置の断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態を示し、H形鋼のフラン
ジ曲げ装置の平面図である。
ジ曲げ装置の平面図である。
【図4】本発明の第1実施形態を示し、基台AーA線の
断面図である。
断面図である。
【図5】本発明の第1実施形態を示し、基台BーB線の
断面図である。
断面図である。
【図6】本発明の第1実施形態を示し、基台の平面図で
ある。
ある。
【図7】本発明の第1実施形態を示し、H形鋼のフラン
ジ曲げ装置の左側面図である。
ジ曲げ装置の左側面図である。
【図8】本発明の第1実施形態を示し、押圧体の斜視図
である。
である。
【図9】本発明の第1実施形態を示し、油圧シリンダの
手動油圧器及び自動油圧器の回路図である。
手動油圧器及び自動油圧器の回路図である。
【図10】本発明の第1実施形態を示し、保持手段の断
面図である。
面図である。
【図11】本発明の第1実施形態を示し、保持手段の平
面図である。
面図である。
【図12】本発明の第1実施形態を示し、H形鋼のフラ
ンジ曲げ加工の作用図である。
ンジ曲げ加工の作用図である。
【図13】本発明の第1実施形態を示し、H形鋼のフラ
ンジ曲げ加工の作用図である。
ンジ曲げ加工の作用図である。
【図14】本発明の第1実施形態を示し、H形鋼の拡開
端の端面図である。
端の端面図である。
【図15】本発明の第1実施形態を示し、H形鋼の拡開
端の作用端面図である。
端の作用端面図である。
【図16】本発明の第2,3実施形態を示し、フランジ
曲げ装置の正面図である。
曲げ装置の正面図である。
【図17】柱の梁に使用されるH形鋼の斜視図である。
【図18】柱の梁に使用される拡開されるH形鋼の斜視
図である。
図である。
【図19】従来例のH形鋼のフランジ曲げ装置の斜視図
である。
である。
【図20】従来例のH形鋼のフランジ曲げ装置の斜視図
である。
である。
7 H形鋼 7A,7B フランジ 7E ウェーブ 7F 側面 10 機枠 19 基台 20,21 定規体 31,33 締付体 31B,33B 締付ボルト 40 押圧手段 41,43 押圧体 41A,43A 押圧片 50 保持手段 51,53 止め駒 55,57 柱 55B,55C 長孔 55A 面板 59 座板 60 補助板 B3,B4 締付ボルト A 切り込み C1 手動油圧器 C2 自動油圧器 L 定規体の間隔幅 L1 フランジ幅 L2 押圧体の間隔幅 K 折曲点 MG マグネット体 C 駆動機構 OC 油圧シリンダ OK 油圧機器 OP 油圧ポンプ R シリンダロッド 100 H形鋼のフランジ曲げ装置
Claims (4)
- 【請求項1】 ウェーブと一方のフランジとの間を折曲
点まで切り込んだH形鋼のフランジを所定の位置まで拡
開させるH形鋼のフランジ曲げ装置であって、機枠と、
この機枠上に設けられH形鋼の折曲点より端部側を非拘
束の状態で固定する固定手段を備えた基台と、上記機枠
上に設けられ一方のフランジの端部付近を拡開方向に押
圧する押圧手段と、上記押圧手段を駆動する駆動手段
と、を具備したことを特徴とするH形鋼のフランジ曲げ
装置。 - 【請求項2】 上記機枠に、基台に固定されたH形鋼の
他方のフランジの一方のフランジ側への移動を阻止する
保持手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の
H形鋼のフランジ曲げ装置。 - 【請求項3】 上記保持手段は、止め駒の保持位置を移
動可能に取付けていることを特徴とする請求項2記載の
H形鋼のフランジ曲げ装置。 - 【請求項4】 上記基台は、H形鋼の取付け方向を規制
する定規体を備えていることを特徴とする請求項1から
3のうちいずれか1項記載のH形鋼のフランジ曲げ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11068113A JP2000263168A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | H形鋼のフランジ曲げ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11068113A JP2000263168A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | H形鋼のフランジ曲げ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000263168A true JP2000263168A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13364378
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11068113A Pending JP2000263168A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | H形鋼のフランジ曲げ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000263168A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110886389A (zh) * | 2019-11-26 | 2020-03-17 | 乐清市智能装备与制造研究院 | 用于钢梁连接的可拆卸定位机构 |
-
1999
- 1999-03-15 JP JP11068113A patent/JP2000263168A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110886389A (zh) * | 2019-11-26 | 2020-03-17 | 乐清市智能装备与制造研究院 | 用于钢梁连接的可拆卸定位机构 |
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