JP2000262750A - 電子装置 - Google Patents

電子装置

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JP2000262750A
JP2000262750A JP11075788A JP7578899A JP2000262750A JP 2000262750 A JP2000262750 A JP 2000262750A JP 11075788 A JP11075788 A JP 11075788A JP 7578899 A JP7578899 A JP 7578899A JP 2000262750 A JP2000262750 A JP 2000262750A
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card
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JP11075788A
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English (en)
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Renkichi Takagi
錬吉 高木
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キャラクタの画像を表示して動作する電子ゲー
ム装置等の電子装置であって、センタ装置等との通信ア
クセスを要することなく、予め記憶されたキャラクタデ
ータの読み出し不可状態を簡単な操作で解除して表示す
ること。 【解決手段】装置本体11内のキャラクタメモリにおいて
複数種類のキャラクタの画像をそのそれぞれを示すキャ
ラクタコードに対応付けて記憶すると共に、いくつかの
キャラクタについては読み出し表示不可能な状態にフラ
グで設定しておき、表示不可解除フラグ“1”のセット
されたキャラクタのみ表示部13に読み出し表示される状
態で、各カード毎に異なる種類のキャラクタコードが記
録されたキャラクタカード16をカード挿入部15に挿入す
ると、該カード16から読み取られたコードに対応する前
記メモリ内のキャラクタに対し表示不可解除フラグがセ
ットされ、表示不可状態にあったキャラクタが新たに表
示可状態に設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データとして
記憶されたキャラクタを表示して動作する電子ゲーム装
置等の電子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子ゲーム装置において、ROM
に対し生物のキャラクタを画像データとして記憶させて
おき、この記憶されたキャラクタを表示画面に表示させ
てゲーム等を行なうようにしたものがある。
【0003】そして、予め複数のキャラクタを記憶させ
た場合に、装置の使用開始からROMに記憶されている
複数のキャラクタの全てを読み出し表示可能とするので
はなく、一部のキャラクタについては読み出し表示不可
能な状態に設定しておき(隠れキャラクタと称す)、電
話等を介した通信手段により当該ゲーム装置の提供元サ
ーバとアクセスすることで、前記隠れキャラクタの読み
出し不可状態を段階的に解除するようにしたゲームシス
テムが考えられている。
【0004】すなわち、ゲーム装置の提供元サーバとア
クセスして前記隠れキャラクタの読み出し不可状態を段
階的に解除することで、ユーザから見ればその通信アク
セスの度に新たなキャラクタがあたかも該通信先から与
えられたようになり、よりゲームの面白さを増すように
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電子ゲーム装置のように、予めROMに記憶された
複数のキャラクタの読み出し不可状態を、一々通信手段
を介したゲーム提供元サーバとの通信アクセスによって
段階的に解除するようにしたのでは、ユーザ側において
電話回線と接続するためのモデムが必要になるばかりで
なく、通信費用も負担しなければならず、気軽で簡単な
ゲーム装置として使用することができない問題がある。
【0006】また、ゲーム装置の提供元においても、通
信システムの設備投資や維持管理費用が必要になり、簡
単で面白いゲーム装置を低コストで提供できない問題が
ある。
【0007】本発明は、前記のような問題に鑑みなされ
たもので、センタ装置等との通信アクセスを要すること
なく、予め記憶されたキャラクタデータの読み出し不可
状態を簡単な操作で解除して表示することが可能になる
電子装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項1に係る電子装置は、複数のキャラクタを記憶するキ
ャラクタ記憶手段と、このキャラクタ記憶手段に記憶さ
れた複数のキャラクタのそれぞれに対応してそのキャラ
クタを表示不可能な状態に設定する表示不可設定手段
と、各カード毎に前記複数のキャラクタの1つを示す情
報が書き込まれた複数のカードと、前記カードに書き込
まれたキャラクタを示す情報を読み取るカード読み取り
手段と、このカード読み取り手段により読み取られたカ
ードのキャラクタに対応して前記表示不可設定手段によ
り設定されている表示不可能な状態を解除する表示不可
解除手段と、この表示不可解除手段により表示不可能な
状態が解除されたキャラクタを前記キャラクタ記憶手段
から読み出して表示するキャラクタ表示手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0009】このような請求項1に係る電子装置では、
カードに書き込まれた複数のキャラクタの1つを示す情
報をカード読み取り手段により読み取ると、読み取られ
たカードのキャラクタに対応して、表示不可設定手段に
より設定されている表示不可能な状態が解除され、その
表示不可能な状態が解除されたキャラクタが、複数のキ
ャラクタを記憶しているキャラクタ記憶手段から読み出
されて表示されるので、所望のキャラクタの情報を有す
るカードの読み取を行なわせるだけで、簡単に表示不可
状態を解除してキャラクタ表示できることになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の実施の形
態について説明する。
【0011】図1は本発明の電子装置の実施形態に係る
電子ゲーム装置の外観構成を示す図であり、同図(A)
はキャラクタカード挿入前の外観図、同図(B)はキャ
ラクタカード挿入後の外観図である。
【0012】この電子ゲーム装置の装置本体11は、ユ
ーザが片手で容易に把持できるサイズの小型で四角い筐
体に収容されてなり、この装置本体11の正面には、キ
ー部12及び液晶表示部13が設けられ、また、右上の
角部には、外部の同仕様の電子ゲーム装置とデータ通信
を行なうための赤外線通信部14が設けられる。
【0013】前記キー部12には、電源のオン/オフを
行なうためのオン/オフキー12a、外部の同仕様の電
子ゲーム装置との間で前記赤外線通信部14を介したキ
ャラクタ同士のバトルゲームを行なうためのバトルボタ
ン12b、表示画面上でのカーソルあるいはキャラクタ
の移動操作やデータ選択操作を行なうためのカーソルキ
ー12cが設けられる。
【0014】さらに、電子ゲーム装置の装置本体11の
右側面には、カード挿入部15が設けられ、このカード
挿入部15には、装置本体11内で予め画像データとし
て記憶された動物キャラクタの読み出し不可状態を解除
するためのキャラクタカード16が挿入される。このキ
ャラクタカード16は、例えば電子ゲーム装置の装置本
体11とは別売で用意され、読み出し不可の解除対象と
なるキャラクタの1種類毎に1枚ずつ用意される。
【0015】例えば、図1(A)に示すように、予め読
み出し可能な状態に設定されて内部メモリに記憶されて
いるマンモスのキャラクタC1が液晶表示部13に表示
された状態で、図1(B)に示すように、ティラノザウ
ルスのキャラクタカード16がカード挿入部15に挿入
されると、前記内部メモリに予め読み出し不可状態に設
定されて記憶されているティラノザウルスのキャラクタ
C2の読み出し不可状態が解除され、液晶表示部13に
表示できることになる。
【0016】図2は前記電子ゲーム装置の電子回路の構
成を示すブロック図である。
【0017】この電子ゲーム装置の電子回路には、CP
U(制御部)21が備えられる。
【0018】このCPU21は、キー部12から入力さ
れるユーザ操作信号あるいは赤外線通信部14から入力
される外部装置からの受信データ、さらにはカード挿入
部15から入力されるキャラクタカード16に基づくカ
ードデータに応じて、ROM22に予め記憶されている
システムプログラムを起動させ、RAM23をワークメ
モリとして回路各部の動作の制御を行なうものである。
【0019】前記CPU(制御部)21には、システム
及びデータバスを介して、前記キー部12、液晶表示部
13、赤外線通信部14、カード挿入部15、ROM2
2、RAM23がそれぞれ接続される。
【0020】図3は前記電子ゲーム装置の電子回路のR
AM23に確保されるデータメモリの構成を示す図であ
る。
【0021】このRAM23には、現在日時メモリ23
a、キャラクタデータメモリ23b、カードデータメモ
リ23c、キャラクタ制限テーブル23d、バトルデー
タメモリ23e、その他、前記CPU(制御部)21に
て入出力される種々のデータが必要に応じて記憶される
ワークメモリが備えられる。
【0022】前記現在日時メモリ23aには、CPU
(制御部)21に内蔵されるタイマ回路からのタイムカ
ウントに基づき計時される現在の日付及び時刻データが
逐次更新されて記憶される。
【0023】図4は前記電子ゲーム装置のRAM23に
備えられるキャラクタデータメモリ23bのデータ記憶
内容を示す図である。
【0024】このキャラクタデータメモリ23bには、
例えば50種類のキャラクタの表示用画像データが、各
キャラクタ毎の読み出し表示の可/不可を示すフラグ
と、表示可能な状態での期限データと、バトルゲーム用
のパワーデータと共に、各キャラクタ固有のコード(キ
ャラクタコード)に対応付けられて記憶されるもので、
前記フラグは“0”で読み出し不可に設定され、“1”
がその解除フラグとして読み出し可に設定される。
【0025】また、前記カードデータメモリ23cに
は、カード挿入部16に挿入されたキャラクタカード1
6から読み込まれたキャラクタの種類を示すキャラクタ
コード、及び当該カードの電子ゲーム装置に対する挿入
使用回数を示す使用回データが記憶される。
【0026】図5は前記電子ゲーム装置のRAM23に
備えられるキャラクタ制限テーブル23dのテーブルデ
ータを示す図である。
【0027】このキャラクタ制限テーブル23dは、前
記キャラクタカード16の挿入使用による対応するキャ
ラクタの読み出し不可状態の解除に際し、当該キャラク
タカード16の挿入使用回数に応じて前記キャラクタデ
ータメモリ23bにて設定記憶される表示可能期限及び
バトルパワーを制限するためもので、例えばキャラクタ
カード16の挿入使用回数が1回目である場合には、キ
ャラクタデータの表示可能期限及びバトルパワー共に制
限はなく、挿入使用回数が2〜4回まで段階的に表示可
能期限及びバトルパワー共に大きく制限される。
【0028】そして、前記キャラクタカード16の挿入
使用回数が5回以上である場合には、対応するキャラク
タデータの読み出し不可の解除フラグはリセットされ、
読み出し不可能なまま保持される。
【0029】また、前記バトルデータメモリ23eに
は、赤外線通信部14を介した外部の電子ゲーム装置と
のキャラクタバトルの開始に際し、前記キャラクタデー
タメモリ23bから選択表示された当方装置側のバトル
対象キャラクタのパワーデータと相手装置側のバトル対
象キャラクタのパワーデータとが記憶されるもので、こ
の双方のパワーデータの大小比較判断により各キャラク
タの勝敗が決定される。
【0030】次に、前記構成による電子ゲーム装置の動
作について説明する。
【0031】図6は前記電子ゲーム装置の全体制御処理
を示すフローチャートである。
【0032】キー部12におけるオン/オフキー12a
により電源オンの操作が為されると、RAM23内のキ
ャラクタデータメモリ23bに記憶されている各キャラ
クタ毎の表示不可解除フラグ“1”の設定状態が確認さ
れ、例えば図1(A)に示すように、解除フラグ“1”
が設定されているところのマンモスのキャラクタC1の
表示用画像データが読み出され、液晶表示部13に表示
される(ステップS1,S2,S3)。
【0033】そして、カード挿入部15に対するキャラ
クタカード16の挿入判断処理、キー部12におけるバ
トルボタン12bの判断処理、キャラクタデータメモリ
23bにおける解除フラグ“1”が設定されているとこ
ろのキャラクタ表示可能期限データの期限切れ判断処
理、キー部12におけるオン/オフキー12aによる電
源オフ操作の判断処理が繰り返し実行される(ステップ
S4〜S7→S3)。
【0034】ここで、例えば図1(B)に示すように、
別売で購入したティラノザウルスのキャラクタカード1
6がカード挿入部15に挿入されると、該キャラクタカ
ード16に記録されているキャラクタコードと挿入使用
回数データが読み取られ、RAM23内のカードデータ
メモリ23cに記憶される(ステップS4→S8)。
【0035】すると、前記キャラクタカード16から読
み取られたキャラクタコード、例えば“002”に応じ
てティラノザウルスC2のキャラクタデータに対応する
表示不可解除フラグ“1”がセットされる(ステップS
9)。
【0036】また、前記キャラクタカード16から読み
込まれた使用回データにより、当該キャラクタカード1
6の挿入使用回数が1回目か又は2回目以上の何回目か
が判断される(ステップS10)。
【0037】そして、1回目の使用であると判断された
場合には、RAM23内に記憶されているキャラクタ制
限テーブル23d(図5参照)に従って、対応するキャ
ラクタデータの表示可能期限及びパワーデータ共に制限
されることなく、単に次に挿入使用する場合の回数が2
回目であることの情報がカード挿入部15にてキャラク
タカード16に書き込まれ、前記解除フラグ“1”のセ
ットされたティラノザウルスC2のキャラクタ表示用画
像データが読み出され、液晶表示部13に解除表示され
る(ステップS10→S11→S3)。
【0038】一方、前記キャラクタカード16から読み
込まれた使用回データにより、当該キャラクタカード1
6の挿入使用回数が2回目であると判断された場合に
は、RAM23内に記憶されているキャラクタ制限テー
ブル23d(図5参照)に従って、キャラクタデータメ
モリ23bで前記読み込みキャラクタコード“002”
に対応するティラノザウルスC2のキャラクタデータの
表示可能期限が、RAM23内の現在日時メモリ23a
から読み出された現在日時から12ヶ月後の日時であ
る、例えば「2000年3月10日」にセットされると
共に、バトル用のパワーデータが予めセットされている
「150」から50%制限した「75」に変更されてセ
ットされる(ステップS10→S12)。
【0039】そして、次に挿入使用する場合の回数が3
回目であることの情報がカード挿入部15にてキャラク
タカード16に書き込まれ、前記解除フラグ“1”のセ
ットされたティラノザウルスC2のキャラクタ表示用画
像データが読み出され、液晶表示部13に解除表示され
る(ステップS11→S3)。
【0040】また、前記RAM23内のキャラクタデー
タメモリ23bにおいて表示不可解除フラグ“1”がセ
ットされているところのキャラクタ表示用画像データが
読み出されて液晶表示部13に解除表示されている状態
で、現在日時メモリ23aにて記憶更新される現在の日
時が、前記解除表示されているキャラクタデータに対応
してセットされている表示可能期限に到達したと判断さ
れた場合には、当該キャラクタデータに対応する表示不
可解除フラグ“1”は“0”にリセットされて表示不可
状態に設定され、前記液晶表示部13に解除表示されて
いたキャラクタデータは表示されなくなる(ステップS
6→S13→S3)。
【0041】また、キー部12におけるバトルボタン1
2bが操作されると、赤外線通信部14を介して、外部
の同仕様の電子ゲーム装置との間で、互いの液晶表示部
13に表示されているキャラクタデータ同士によるバト
ルゲームが行なわれる(ステップS5→S14)。
【0042】すなわち、RAM23内のキャラクタデー
タメモリ23bから読み出されて液晶表示部13に表示
されているキャラクタデータに対応するパワーデータが
バトルデータメモリ23eに記憶されると共に、該キャ
ラクタ表示用の画像データ及びそのパワーデータが赤外
線通信部14を介して相手方の電子ゲーム装置に送信さ
れる。そして、相手方の電子ゲーム装置から送信された
キャラクタ表示用の画像データ及びそのパワーデータが
取り込まれ、当該相手方のキャラクタが液晶表示部13
に対し既に表示されている当方側のキャラクタと対向し
て表示されると共に、相手方のパワーデータは前記バト
ルデータメモリ23eに対して記憶され、既に記憶され
ている当方側のキャラクタデータのパワーデータと大小
比較される。そして、パワーデータの値の大きい方のキ
ャラクタに対する勝者表示が行なわれる。
【0043】また、キー部12におけるオン/オフキー
12aにより電源オフの操作が為されたと判断される
と、前記一連の制御処理が終了され電源の供給が遮断さ
れる。
【0044】図7は前記電子ゲーム装置で使用可能な4
種類のキャラクタカード16a〜16dの構成を示す図
であり、同図(A)はメモリカード式キャラクタカード
16aを示す図、同図(B)は磁気カード式キャラクタ
カード16bを示す図、同図(C)はパンチカード式キ
ャラクタカード16cを示す図、同図(D)はPCBカ
ード式キャラクタカード16dを示す図である。
【0045】図7(A)に示すようなメモリカード式キ
ャラクタカード16aを使用した場合、当該キャラクタ
カード16aに応じてそれぞれ異なるキャラクタの種類
を示すキャラクタコード、及び挿入使用回数データは、
nビットのデジタルデータとして、予め内蔵されている
半導体メモリ16a1に対して記憶され、装置本体11の
カード挿入部15に対する挿入使用に際しては、データ
端子16a2を介して接続される。
【0046】この場合、装置本体11のカード挿入部1
5には、前記メモリカード式キャラクタカード16aの
データ端子16a2と電気的に接触する接続端子を設けれ
ばよい。
【0047】図7(B)に示すような磁気カード式キャ
ラクタカード16bを使用した場合、当該キャラクタカ
ード16bに応じてそれぞれ異なるキャラクタの種類を
示すキャラクタコード、及び挿入使用回数データは、当
該カード16bに予め一体形成されている磁気記録帯1
6b1に対して、nビットの磁気コードとして磁気記録さ
れる。
【0048】この場合、装置本体11のカード挿入部1
5には、前記磁気カード式キャラクタカード16bの磁
気記録帯16b1に対して磁気コードの書き込み及び読み
出しが可能な磁気記録再生機構を設ければよい。
【0049】図7(C)に示すようなパンチカード式キ
ャラクタカード16cを使用した場合、当該キャラクタ
カード16bに応じてそれぞれ異なるキャラクタの種類
を示すキャラクタコード、及び挿入使用回数データは、
当該カード16bに穿孔形成されるパンチ穴16c1の配
列パターンにより記録される。
【0050】この場合、装置本体11のカード挿入部1
5には、前記パンチカード式キャラクタカード16cに
対してパンチ穴16c1の穿孔及び配列位置読み取りが可
能なパンチ穴穿孔読み取り機構を設ければよい。
【0051】図7(D)に示すようなPCBカード式キ
ャラクタカード16dを使用した場合、当該キャラクタ
カード16bに応じてそれぞれ異なるキャラクタの種類
を示すキャラクタコード、及び挿入使用回数データは、
当該カード16dに形成したプリント領域16d1内の導
通パターンにより記録される。
【0052】この場合、装置本体11のカード挿入部1
5には、前記PCBカード式キャラクタカード16dに
対してPCB導通パターンの付加及び読み取りが可能な
PCB書き込み読み取り機構を設ければよい。
【0053】したがって、前記構成の電子ゲーム装置に
よれば、装置本体11に内蔵されるRAM23のキャラ
クタデータメモリ23bにおいて複数種類のキャラクタ
の画像データをそのそれぞれを示すキャラクタコードに
対応付けて記憶すると共に、いくつかのキャラクタにつ
いては読み出し表示不可能な状態にフラグで設定してお
き、表示不可解除フラグ“1”のセットされたキャラク
タのみ液晶表示部13に読み出し表示される状態で、各
カード毎に異なる種類のキャラクタコードが記録されて
いるキャラクタカード16をカード挿入部15に挿入す
ると、挿入されたキャラクタカード16から読み取られ
たキャラクタコードに対応する前記キャラクタデータメ
モリ23b内のキャラクタに対し表示不可解除フラグが
セットされ、表示不可能な状態にあったキャラクタが新
たに表示可能な状態に設定されるので、この電子ゲーム
装置の提供元サーバ等との通信アクセスを行なう必要な
く、簡単な操作且つ低コストで、表示使用可能なキャラ
クタ数を増加させて楽しむことができるようになる。
【0054】また、前記構成の電子ゲーム装置によれ
ば、前記キャラクタカード16に対しては、装置本体1
1のカード挿入部15への挿入使用毎に、その挿入使用
回数が記録され、該キャラクタカード16の挿入使用に
際し、その使用回数データが複数回となっている場合に
は、キャラクタコードに対応するキャラクタの表示不可
解除フラグ“1”の設定期限データ(表示可能期限)が
セットされると共に、当該キャラクタのバトルゲーム用
のパワーデータも減少制限され、しかも、前記使用回数
が多い程、前記期限データは短く、前記パワーデータは
小さく制限され、さらに、使用回数所定回以上では、前
記表示不可解除フラグ“1”そのものがリセットされて
表示不可状態まま保持されるので、複数の電子ゲーム装
置の間で1枚のキャラクタカード16を使い回しした場
合には、そのカード使用のメリットを低減あるいは皆無
にすることができる。
【0055】なお、前記実施形態では、前記キャラクタ
カード16を装置本体11で挿入使用の都度、挿入使用
回数を記録し、表示不可解除されるキャラクタの状態に
制限を加えることで、カード使い回しによるメリットを
低減あるいは皆無にする構成としたが、1回の挿入使用
により直ちにカード無効データを書き込み、該カード1
6の使い回しを完全に防止する構成としてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係る
電子装置によれば、カードに書き込まれた複数のキャラ
クタの1つを示す情報をカード読み取り手段により読み
取ると、読み取られたカードのキャラクタに対応して、
表示不可設定手段により設定されている表示不可能な状
態が解除され、その表示不可能な状態が解除されたキャ
ラクタが、複数のキャラクタを記憶しているキャラクタ
記憶手段から読み出されて表示されるので、所望のキャ
ラクタの情報を有するカードの読み取を行なわせるだけ
で、簡単に表示不可状態を解除してキャラクタ表示でき
るようになる。
【0057】よって、センタ装置等との通信アクセスを
要することなく、予め記憶されたキャラクタデータの読
み出し不可状態を簡単な操作で解除して表示することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子装置の実施形態に係る電子ゲーム
装置の外観構成を示す図であり、同図(A)はキャラク
タカード挿入前の外観図、同図(B)はキャラクタカー
ド挿入後の外観図。
【図2】前記電子ゲーム装置の電子回路の構成を示すブ
ロック図。
【図3】前記電子ゲーム装置の電子回路のRAMに確保
されるデータメモリの構成を示す図。
【図4】前記電子ゲーム装置のRAMに備えられるキャ
ラクタデータメモリのデータ記憶内容を示す図。
【図5】前記電子ゲーム装置のRAMに備えられるキャ
ラクタ制限テーブルのテーブルデータを示す図。
【図6】前記電子ゲーム装置の全体制御処理を示すフロ
ーチャート。
【図7】前記電子ゲーム装置で使用可能な4種類のキャ
ラクタカードの構成を示す図であり、同図(A)はメモ
リカード式キャラクタカードを示す図、同図(B)は磁
気カード式キャラクタカードを示す図、同図(C)はパ
ンチカード式キャラクタカードを示す図、同図(D)は
PCBカード式キャラクタカードを示す図。
【符号の説明】
11 …装置本体、 12 …キー部、 12a…オン/オフキー、 12b…バトルボタン、 12c…カーソルキー、 13 …液晶表示部、 14 …赤外線通信部、 15 …カード挿入部、 16 …キャラクタカード、 16a…メモリカード式キャラクタカード、 16a1…半導体メモリ、 16a2…データ端子、 16b…磁気カード式キャラクタカード、 16b1…磁気記録帯、 16c…パンチカード式キャラクタカード、 16c1…パンチ穴、 16d…PCBカード式キャラクタカード、 16d1…プリント領域、 C1,C2…キャラクタ、 21 …CPU(制御部)、 22 …ROM、 23 …RAM、 23a…現在日時メモリ、 23b…キャラクタデータメモリ、 23c…カードデータメモリ、 23d…キャラクタ制限テーブル、 23e…バトルデータメモリ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のキャラクタを記憶するキャラクタ
    記憶手段と、 このキャラクタ記憶手段に記憶された複数のキャラクタ
    のそれぞれに対応してそのキャラクタを表示不可能な状
    態に設定する表示不可設定手段と、 各カード毎に前記複数のキャラクタの1つを示す情報が
    書き込まれた複数のカードと、 前記カードに書き込まれたキャラクタを示す情報を読み
    取るカード読み取り手段と、 このカード読み取り手段により読み取られたカードのキ
    ャラクタに対応して前記表示不可設定手段により設定さ
    れている表示不可能な状態を解除する表示不可解除手段
    と、 この表示不可解除手段により表示不可能な状態が解除さ
    れたキャラクタを前記キャラクタ記憶手段から読み出し
    て表示するキャラクタ表示手段と、を備えたことを特徴
    とする電子装置。
  2. 【請求項2】 複数のキャラクタを記憶するキャラクタ
    記憶手段と、 このキャラクタ記憶手段に記憶された複数のキャラクタ
    のそれぞれに対応してそのキャラクタを表示不可能な状
    態に設定する表示不可設定手段と、 各カード毎に前記複数のキャラクタの1つを示す情報及
    びそのカード使用回数が書き込まれた複数のカードと、 前記カードに書き込まれたキャラクタを示す情報及びカ
    ード使用回数を読み取るカード読み取り手段と、 このカード読み取り手段により読み取られたカードのキ
    ャラクタに対応して前記表示不可設定手段により設定さ
    れている表示不可能な状態を解除する表示不可解除手段
    と、 この表示不可解除手段により表示不可能な状態が解除さ
    れたキャラクタを前記キャラクタ記憶手段から読み出し
    て表示するキャラクタ表示手段と、 前記カード読み取り手段により読み取られたカードの使
    用回数に応じて前記表示不可解除手段により表示不可能
    な状態が解除されたキャラクタに制限を加えるキャラク
    タ制限手段と、を備えたことを特徴とする電子装置。
  3. 【請求項3】 前記キャラクタ制限手段は、前記カード
    読み取り手段により読み取られたカードの使用回数に応
    じて前記表示不可解除手段により表示不可能な状態が解
    除されたキャラクタに、その解除の期限を設定するキャ
    ラクタ制限手段である、ことを特徴とする請求項2に記
    載の電子装置。
  4. 【請求項4】 キャラクタ同士でバトルゲームを行なう
    機能を備えた電子装置であって、 前記キャラクタ制限手段は、前記カード読み取り手段に
    より読み取られたカードの使用回数に応じて前記表示不
    可解除手段により表示不可能な状態が解除されたキャラ
    クタのバトルゲーム用のパワーを制限するキャラクタ制
    限手段である、ことを特徴とする請求項2に記載の電子
    装置。
  5. 【請求項5】 さらに、 前記カード読み取り手段により読み取られたカードの使
    用回数が所定回数以上である場合には、前記表示不可解
    除手段により表示不可能な状態を解除したキャラクタを
    再度表示不可能な状態に設定する表示不可再設定手段を
    備えたことを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れか
    1項に記載の電子装置。
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