JP2000262403A - 圧力炊飯器 - Google Patents

圧力炊飯器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発生した水蒸気の外部への排出を抑制しつ
つ、適切な炊飯を行う。 【解決手段】 蓋体2に内外を連通する蒸気排出路38
を、調圧孔10を通過した水蒸気を直接外部に排出する
ための第一排気孔を備えた第一排気流路7と、調圧孔1
0を通過した水蒸気を結露空間37を流動させた後、外
部に排出するための第二排気孔31を備えた第二排気流
路32,37とで構成する。予熱工程で、前記調圧孔1
0を開放し、前記第一排気孔8を閉塞すると共に、前記
第二排気孔31を開放する。圧力炊飯工程で、前記調圧
孔10を閉塞し、前記第一排気孔8を開放すると共に、
前記第二排気孔31を閉塞する。蒸らし工程で、前記調
圧孔10を開放し、前記第一排気孔8を開放すると共
に、前記第二排気孔31を閉塞する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力炊飯器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、圧力炊飯器では、1気圧を超える
内圧で炊飯器できるように、蓋体に設けた蒸気排出路の
内部空間側に開口する調圧孔を、ソレノイドの駆動によ
り移動する調圧ボールで開閉するようにしている。
【0003】例えば、圧力炊飯工程では、加熱コイルへ
の通電制御を行うと共に、調圧孔を調圧ボールで閉塞す
るようにしている。また、その後の蒸らし工程では、加
熱コイルへの通電を停止すると共に、調圧ボールを移動
させて調圧孔を開放するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記圧力炊
飯器では、予熱工程で、圧力炊飯工程と同様に、調圧孔
を閉塞している。このため、最も適した炊飯状態を得る
ことは難しい。この場合、単に調圧孔を開放しただけで
は、発生する水蒸気が外部に漏れ出ることになり好まし
くない。
【0005】そこで、本発明は、発生した水蒸気の外部
への排出を抑制しつつ、適切な炊飯を行うことのできる
圧力炊飯器を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するための手段として、蓋体に内外を連通する蒸気排
出路を備え、該蒸気排出路の内部空間側に開口する調圧
孔を調圧ボールにより開閉するようにした圧力炊飯器に
おいて、前記蒸気排出路を、調圧孔を通過した水蒸気を
直接外部に排出するための第一排気孔を備えた第一排気
流路と、調圧孔を通過した水蒸気を結露空間を流動させ
た後、外部に排出するための第二排気孔を備えた第二排
気流路とで構成し、予熱工程で、前記調圧孔を開放し、
前記第一排気孔を閉塞すると共に、前記第二排気孔を開
放し、圧力炊飯工程で、前記調圧孔を閉塞し、前記第一
排気孔を開放すると共に、前記第二排気孔を閉塞し、蒸
らし工程で、前記調圧孔を開放し、前記第一排気孔を開
放すると共に、前記第二排気孔を閉塞する開閉手段を備
えたものである。
【0007】この構成により、炊飯が本格的に開始され
る前の予熱工程では、内圧が1気圧を超えることを防止
してより一層おいしくご飯を炊くことができるだけでな
く、発生した水蒸気を第二排気流路で結露させることが
可能となる。また、圧力炊飯工程では、調圧孔は閉塞さ
れるので、内圧は1気圧を超える設定圧力に維持され
る。そして、内圧が設定圧力を超える場合には、調圧ボ
ールが浮き上がって設定圧力に減圧され、排出された水
蒸気は、第一排気流路を通過し、第一排気孔を介して外
部に排出される。さらに、蒸らし工程では、調圧孔及び
第一排気孔が開放され、第一排気流路を介して炊飯器の
内外が連通されるので、内部が負圧となることがない。
【0008】そして、無圧炊飯では、全工程で、前記調
圧孔を開放し、前記第一排気孔を開放すると共に、前記
第二排気孔を閉塞すればよい。
【0009】前記開閉手段は、第一排気孔を開閉する第
一開閉ボールと、前記第二排気孔を開閉する第二開閉ボ
ールと、前記調圧ボール、第一開閉ボール及び第二開閉
ボールを駆動する同一駆動部材とで構成すると、各工程
に応じた所望の炊飯状態を構造を複雑化することなく簡
単に得ることができる点で好ましい。
【0010】前記蒸気排出路を通過する水蒸気の全気化
熱を吸熱可能な結露部材を設けると、発生する水蒸気を
十分に結露させることができる点で好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を添
付図面に従って説明する。
【0012】図1は、圧力炊飯器の内鍋1と、蓋体2の
一部を示す断面図である。蓋体2は、図示しない蓋上板
と蓋下板3とを一体化したものである。
【0013】蓋下板3のほぼ中央には、下方側筒状部4
と、その上方に配設される上方側筒状部5とで調圧室6
が形成されている。この調圧室6は、第一排気流路7か
ら第一排気孔8を介して外部へと連通している。第一排
気孔8は第一開閉ボール9によって開閉されるようにな
っている。
【0014】下方側筒状部4の天井壁中央には調圧孔1
0が形成されている。調圧孔10には、その内周面及び
上下周縁を覆うようにシール部材11が設けられてい
る。また、調圧孔10は、調圧ボール12によって開閉
されるようになっている。調圧ボール12は、後述する
圧力炊飯工程で、内圧が1気圧よりも高い設定圧力(こ
こでは、1.25気圧)を超えた場合に浮き上がる重量
のものが使用されている。なお、調圧ボール12の周囲
にはガイド壁13が形成され、調圧ボール12の移動範
囲が規制されている。
【0015】上方側筒状部5の側壁には開口部14が形
成されている。開口部14は、可撓性を有する隔壁15
によって閉塞されている。隔壁15の中央には、内方に
向かって突出する膨出部16が形成されている。
【0016】前記蓋下板3に形成した筒状壁17と、後
述する放熱板27との間にはパッキン18が設けられて
いる。このパッキン18は、蓋下板3と放熱板27との
間に形成される空間を封止する。また、パッキン18の
内縁は、放熱板27の中央孔27aからその下方周縁を
覆うように延び、そこには切欠きが形成されている。
【0017】蓋下板3の上面には、ソレノイド19が調
圧室6の中心を通る放射線に沿って設置されている。ソ
レノイド19のプランジャー20には、駆動軸部21と
駆動プレート22とが係合されている。駆動軸部21の
先端部分は、前記調圧室6の隔壁15に形成した膨出部
16に挿入されている。駆動プレート22は、3箇所に
貫通孔23a,23b,23cが穿設され、それぞれ調
圧ボール12、第一開閉ボール9及び後述する第二開閉
ボール33が配設されている。したがって、前記ソレノ
イド19を駆動してプランジャー20を移動させると、
前記各ボール12,9,33を移動させることが可能で
ある。
【0018】前記ソレノイド19は、前半部と後半部と
にそれぞれコイル24a,24bが巻回され、両コイル
24a,24bのみならず、前半部のコイル24aだけ
にも通電可能となっている。これにより、プランジャー
20を、いずれのコイル24a,24bにも通電しない
無励磁の場合には、スプリング25の付勢力によって最
も右側に位置させ、両コイル24a,24bに通電する
場合には、逆に最も左側に位置させ、前半部のコイル2
4aのみに通電する場合には、これらの中間に位置させ
ることが可能となっている。
【0019】蓋下板3の開放側の端部には、断面逆L字
形のフック26が回動可能に取り付けられている。フッ
ク26は、蓋体2を開放するためのもので、両コイル2
4a,24bに通電することにより、プランジャー20
が最も左側に移動した場合には操作不能となる。
【0020】蓋下板3の下方には、蓋ヒータ(図示せ
ず)を貼り付けた放熱板27がねじ止めされている。放
熱板27の外周部にはパッキン28が設けられ、内鍋1
の鍔部29との間の封止を行えるようになっている。ま
た、放熱板27には貫通孔30が形成され、蓋下板3の
第二排気孔31から延びる筒部32が連通している。第
二排気孔31は、第二開閉ボール33によって開閉され
るようになっている。
【0021】前記調圧室6を構成する下方側筒状部4に
は、内蓋34が着脱可能に取り付けられている。内蓋3
4は、その外周縁が下方側に屈曲され、そこには内蓋パ
ッキン35が装着されている。内蓋34のほぼ中央には
開口部36が形成され、前記調圧室6を構成する下方側
筒状部4に着脱可能に取り付けられている。内蓋34と
放熱板27との間には所定の間隙が形成されることによ
り、内鍋1から発生した水蒸気が通過する結露空間37
となっている。そして、この結露空間37と、前記蓋下
板3に形成した筒部32とで第二排気流路が構成されて
いる。
【0022】内蓋34は、蓋体2を閉じると、その外周
縁が内鍋1の上端曲げ部に圧接し、内蓋パッキン35の
下端が内鍋1の内周面に接触するようになっている。し
たがって、炊飯中に内鍋1内の圧力が上昇すると、内蓋
パッキン35の下端が変形して内鍋1の内周面に圧接す
るようになっている。
【0023】次に、本実施形態に係る圧力炊飯器の動作
について説明する。
【0024】この圧力炊飯器では、図3に示すように、
予熱工程、蒸気処理工程、圧力炊飯工程及び蒸らし工程
により圧力炊飯制御が行われる。
【0025】予熱工程は、図示しない炊飯スイッチが操
作されてオン状態となることにより開始される。この予
熱工程では、従来同様、図示しない加熱ヒータ(又は誘
導加熱コイル)への供給電力を低い値でデューティ制御
(通電率20%)することにより、内鍋1を徐々に加熱
する。そして、所定の予熱時間(例えば、12分間)が
経過すれば、蒸気処理工程に移行する。
【0026】蒸気処理工程では、加熱ヒータへの供給電
力を最大値(通電率100%)に維持し、内鍋温度を上
昇させる。そして、図示しない温度センサにより内鍋温
度が120℃に達し、ご飯の温度が100℃になったと
判断されれば、圧力炊飯工程に移行する。
【0027】前記予熱工程及び蒸気処理工程では、ソレ
ノイド19の前半部のコイル24aのみに通電すること
により、プランジャー20を中間位置に移動させる。そ
して、駆動プレート22を介して各ボール12,9,3
3を図2(a)に示す位置に移動させる。これにより、
調圧孔10は半開、第一排気孔8は全閉、第二排気孔3
1は全開となり、内鍋1内は、調圧孔10から調圧室
6、第二排気流路32,37、第二排気孔31を介して
外部に連通する。したがって、内鍋1内は大気圧に維持
され、発生した水蒸気は、第二排気流路32,37を通
過した後、外部に排気される。そして、水蒸気は、第二
排気流路32,37の結露空間37を通過する際に十分
に結露されるので、外部に排出されることはない。
【0028】圧力炊飯工程では、ソレノイド19の両コ
イル24a,24bに通電することにより、最も左側に
移動させる。そして、駆動プレート22を介して各ボー
ル12,9,33を図2(b)に示す位置に移動させ
る。これにより、調圧孔10は全閉となる。また、加熱
ヒータへの供給電力を最大値(通電率100%)とし、
次のようにしてデューティ制御する。すなわち、図示し
ない圧力センサで検出される内鍋1内の圧力が最大設定
圧力(1.25気圧)を超えれば、加熱ヒータへの供給
電力を停止し、最小設定圧力(1.2気圧)未満となれ
ば、加熱ヒータへの供給電力を最大値とする。これによ
り、内鍋1内の圧力は、最小設定圧力(1.2気圧)か
ら最大設定圧力(1.25気圧)の間に維持される。ま
た、第一排気孔8は全開、第二排気孔31は全閉となっ
ているので、内圧が設定圧力を超えた場合には、発生し
た水蒸気が第一排気流路7から第一排気孔8を介して外
部に排出される。そして、圧力炊飯工程の開始から所定
時間(例えば、25分間)経過すれば、加熱ヒータへの
供給電力を抑制し(通電率35%)とし、温度センサに
より内鍋温度が炊上り温度に達すれば、蒸らし工程に移
行する。
【0029】蒸らし工程では、加熱ヒータへの供給電力
を徐々に抑制した後、停止する。この間、ソレノイド1
9では、コイル24a,24bへの通電を停止して無励
磁状態とし、スプリング25の付勢力によりプランジャ
ー20を最も右側に移動させ、駆動プレート22を介し
て各ボール12,9,33を図2(c)に示す位置に移
動させる。これにより、調圧孔10及び第一排気孔8は
全開、第二排気孔31は全閉となり、第一排気流路7を
介して内鍋1内と外部とが連通される。したがって、内
圧が大気圧となり、その後の蓋体2の開放を容易に行う
ことが可能となる。
【0030】なお、前記圧力炊飯器で無圧炊飯を行う場
合には、ソレノイド19を無励磁状態に維持し、第一排
気流路7を介して内鍋1内と外部とを連通しておけばよ
い。
【0031】このように、前記実施形態では、内鍋1で
発生した水蒸気を第二排気流路の結露空間37で結露さ
せるようにしたが、図4に示すように、結露部材39を
設けることにより省スペースで結露させるように構成す
ることも可能である。
【0032】すなわち、図4に示す圧力炊飯器では、蒸
気排出路38を分岐させることなく、そのまま外部と連
通させている。そして、蒸気排出路38の途中に結露部
材39を配設している。結露部材39は、アルミ合金か
らなり、150g以上の重量を有するものが使用されて
いる。重量を150g以上としたのは、その重量以上で
あれば、炊飯制御の予熱工程及び蒸気発生工程に発生す
る全水蒸気を結露させるのに十分な蓄熱量(潜熱)を有
していると考えられるからである。なお、前記結露部材
39の板厚を1.5mm以上としても同様の効果を得る
ことが可能である。
【0033】また、前記結露部材39は、蒸気排出路3
8内に突出する結露フィン40と、蒸気排出路38の外
部、すなわち、蓋下板3の上方の蓋上板とで形成される
内部空間に突出する放熱フィン41とを備えている。前
記内部空間にはファン42が設けられ、放熱フィン41
に向かって送風することにより、その熱交換効率を高め
ることができるようになっている。したがって、発生す
る水蒸気量がさらに多くなったとしても、十分に結露さ
せることが可能である。なお、43は圧力センサであ
る。
【0034】また、前記図4に示すものでは、蒸気排出
路38の途中に結露フィン40を設けるようにしたが、
図5に示すように、蓋上板44に設けた蒸気排出キャッ
プ45に直接設けるようにしてもよい。さらに、前記図
4に示すものでは、別個独立して結露部材39を設ける
ようにしたが、放熱板27自体の重量を150g以上あ
るいは板厚が1.5mm以上となるように構成しても同
様の効果を得ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る圧力炊飯器によれば、蒸気排出路を、第一排気流
路と第二排気流路とで構成し、予熱工程で、調圧孔及び
第二排気孔を開放して第二排気流路を介して内外を連通
するようにしたので、発生した水蒸気が第二排気流路で
結露し、外部に流出することを防止することができる。
また、圧力炊飯工程で、調圧ボールにて調圧孔を閉塞す
るようにしたので、内圧を1気圧を超える設定圧力に維
持して所望の圧力炊飯を行うことができる。この場合、
万一内圧が設定圧力を超えたとしても、調圧ボールが浮
き上がり、第一排気流路から第一排気孔を介して外部に
排出させることができる。さらに、蒸らし工程で、第一
排気流路を介して内外を連通するようにしたので、内部
が負圧となることがなく、蓋体をスムーズに開放するこ
とが可能となる。
【0036】また、調圧ボール、第一開閉ボール及び第
二開閉ボールを同一駆動部材にて駆動することにより、
調圧孔、第一排気孔及び第二排気孔を開閉するようにし
たので、簡単な構造であるにも拘わらず、各工程に応じ
た的確な炊飯状態の制御が可能となる。
【0037】特に、結露空間に、蒸気排出路を通過する
水蒸気の全気化熱を吸熱可能な結露部材を配設するよう
にしたので、予熱工程で発生する水蒸気を確実に結露さ
せることができ、外部に漏れ出る心配がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係る圧力炊飯器の内鍋及び蓋体
の一部を示す断面図(a)及びその部分拡大図(b)で
ある。
【図2】 図1の各ボールの移動状態を示す模式図で、
予熱工程(a)、圧力炊飯工程(b)及び蒸らし工程又
は無圧炊飯(c)での各位置を示す。
【図3】 本実施形態に係る圧力炊飯器による圧力炊飯
での各パラメータの変化を示すグラフである。
【図4】 他の実施形態に係る蓋体の一部を示す断面図
である。
【図5】 さらに他の実施形態に係る蓋体の一部を示す
断面図である。
【符号の説明】
1…内鍋 2…蓋体 3…蓋下板 4…下方側筒状部 5…上方側筒状部 6…調圧室 7…第一排気流路 8…第一排気孔 9…第一開閉ボール 10…調圧孔 12…調圧ボール 19…ソレノイド 20…プランジャー 24a,24b…コイル 27…放熱板 31…第二排気孔 32…筒部(第二排気流路) 33…第二開閉ボール 34…内蓋 37…結露空間(第二排気流路) 40…結露部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B055 AA02 AA08 BA54 BA61 CA22 CA69 CA73 CB08 CB27 CC04 CC29 CC39 CC53 GA04 GB08 GC12 GC33 GD05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋体に内外を連通する蒸気排出路を備
    え、該蒸気排出路の内部空間側に開口する調圧孔を調圧
    ボールにより開閉するようにした圧力炊飯器において、 前記蒸気排出路を、調圧孔を通過した水蒸気を直接外部
    に排出するための第一排気孔を備えた第一排気流路と、
    調圧孔を通過した水蒸気を結露空間を流動させた後、外
    部に排出するための第二排気孔を備えた第二排気流路と
    で構成し、 予熱工程で、前記調圧孔を開放し、前記第一排気孔を閉
    塞すると共に、前記第二排気孔を開放し、 圧力炊飯工程で、前記調圧孔を閉塞し、前記第一排気孔
    を開放すると共に、前記第二排気孔を閉塞し、 蒸らし工程で、前記調圧孔を開放し、前記第一排気孔を
    開放すると共に、前記第二排気孔を閉塞する開閉手段を
    備えたことを特徴とする圧力炊飯器。
  2. 【請求項2】 無圧炊飯では、全工程で、前記調圧孔を
    開放し、前記第一排気孔を開放すると共に、前記第二排
    気孔を閉塞したことを特徴とする請求項1に記載の圧力
    炊飯器。
  3. 【請求項3】 前記開閉手段は、第一排気孔を開閉する
    第一開閉ボールと、前記第二排気孔を開閉する第二開閉
    ボールと、前記調圧ボール、第一開閉ボール及び第二開
    閉ボールを駆動させる同一駆動部材とからなることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の圧力炊飯器。
  4. 【請求項4】 前記蒸気排出路を通過する全水蒸気を結
    露させる結露部材を設けたことを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれか1項に記載の圧力炊飯器。
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