JP2000261543A - コードレス電話機 - Google Patents

コードレス電話機

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JP2000261543A
JP2000261543A JP11058158A JP5815899A JP2000261543A JP 2000261543 A JP2000261543 A JP 2000261543A JP 11058158 A JP11058158 A JP 11058158A JP 5815899 A JP5815899 A JP 5815899A JP 2000261543 A JP2000261543 A JP 2000261543A
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cordless handset
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JP11058158A
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Daisuke Yagi
大亮 八木
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NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC AccessTechnica Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最先に使用した方を優先するコードレス電話
機では、無線の接続要求を拒否された子機のユーザによ
る無駄な接続要求を繰り返すことがある。また、優先さ
れているため使用を継続できている側のユーザには、別
のユーザからの使用要求があったことが分からない。 【解決手段】本体10のユーザがコピー機能を実行して
いる最中に、コードレス子機20のユーザが外線接続要
求をした場合、本体制御部11は、接続要求を拒否する
返事と拒否された理由である本体側使用状況を示す信号
を生成して、コードレス親機無線部12からコードレス
子機20へ無線送信し、コードレス子機表示部24にそ
れらを表示すると共に、コードレス子機音声通知部25
により警告音又は警告のための音声を発音して通知す
る。これにより、コードレス子機20のユーザは、子機
20が使用できないことと、その理由を知ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコードレス電話機に
係り、特に留守番電話機能、ファクシミリ機能、又はコ
ピー機能を有するコードレス電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】留守番電話機能、ファクシミリ機能、又
はコピー機能を有するコードレス電話機では、通常、コ
ードレス電話機の本体(親機)にかかる機能を持たせ、
本体から分離して移動可能とされたコードレス子機から
は、電話の発呼や着呼並びに上記の各機能のリモート制
御が可能である。しかし、本体とコードレス子機が直接
見えない位置関係にある場合、コードレス子機側のユー
ザからは本体側での使用状況が分からず、コードレス子
機側のユーザが使用目的で操作する際に、本体側で他の
ユーザが既に使用中であることがあり得る。
【0003】この場合、ハードウェア及びソフトウェア
を各機能毎に、かつ、本体用と子機用とで別々に設けれ
ば、同時並行的に使用可能であるが、ハードウェア上又
はソフトウェア上の制約、更には重複するハードウェア
やソフトウェアの部分のコストも考慮して、本体側での
留守番電話機能、ファクシミリ機能、又はコピー機能
と、コードレス電話の機能を同時に動作させることを禁
止するシステム構成をとることが多い。
【0004】従来、本体側での留守番電話機能、ファク
シミリ機能、又はコピー機能と、コードレス電話の機能
を同時に動作させることを禁止するために、最先に使用
した方を優先するコードレス電話機が考えられる。この
コードレス電話機では、本体側にいるユーザが本体側の
機能を先に使用し、後からコードレス子機側にいるユー
ザがコードレス子機を操作した場合、本体側のシステム
制御部はコードレス子機からの無線の接続要求を拒否
し、コードレス子機が使用できないようにする。
【0005】また、従来、本体(親機)に設けた記録部
に、本体に接続されたファクシミリ装置等の状態や本体
あるいは各コードレス子機の使用中等を記録しておき、
本体から送信された信号によりコードレス子機の表示部
に上記の記録部の内容を表示させるようにしたコードレ
ス電話機も知られている(特開平5−207176号公
報)。
【0006】図2はかかる従来のコードレス電話機の一
例のブロック図を示す。同図(A)はコードレス電話機
の親機、すなわち本体の構成を示し、同図(B)はコー
ドレス子機の構成を示す。この従来のコードレス電話機
では、本体の記録部31が本体に接続されたファクシミ
リ装置等の状態のデータ、あるいは当該本体の使用中や
各子機の使用中等のデータを記録する。そして、記録部
31のデータが書き換えられた場合、制御部32を介し
判別部33によりこのデータ書き換えが判別され、制御
部32を介して記録部31よりデータを読み出し、送受
信部34より各子機に送信する。
【0007】この送信信号は、子機の送受信部41で受
信され、制御部42を介して判別部43に入力され、こ
こで判別され、その判別結果に基づき制御部42がメモ
リ部44より対応する表示データを読み出し、表示部4
5に入力し、上記の記録部31の記録内容を表示させ
る。また、子機の操作部46の特定キーの操作に基づ
き、制御部42を介して送受信部41より本体側へ状態
表示要求信号を送信した場合は、この信号を受信した本
体側において記録部31の記録内容を読み出して子機へ
送信し、子機でこの信号を受信することで、表示部45
に記録部31の記録内容を表示させることもできる。
【0008】なお、本体において記憶部35は子機別に
設定された識別コードを記憶し、表示部36は記録部3
1から読み出したデータを表示する。また、子機におい
て、記憶部47は自機の識別コードを記憶している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、最先に使用
した方を優先するコードレス電話機では、本体側で電話
又はファクシミリ機能の送信あるいは受信をしている最
中に、コードレス子機から使用する操作をした場合、本
体側からコードレス子機に対して無線の接続要求を拒否
することとなるが、その拒否の際に単純にコードレス子
機の接続をしないで警告音等にて子機に通知するだけの
構成とした場合は、「本体側から接続拒否された」の
か、「無線接続で失敗した」のかが子機のユーザでは判
断がつかず、再度接続要求を繰り返したり、場合によっ
ては「コードレス電話機能に不具合や故障が発生した」
とか「妨害電波による誤動作が発生した」と考えるユー
ザもいる。
【0010】また、上記の接続拒否の際に、本体側が使
用中であるために接続拒否したことを子機側に表示させ
る従来のコードレス電話機もあるが、この場合は、本体
側にて使用している機能の詳細状況についての表示や通
知がコードレス子機側で行わなれないため、「本体側ユ
ーザが外線使用中」なのか「本体側ユーザがファクシミ
リ機能等を使用中」なのか等の状況がコードレス子機側
のユーザには分からない。更に、優先されているため使
用を継続できている側のユーザには、「別のユーザから
の使用要求があり、別のユーザが拒否された」ことが分
からないという問題もある。
【0011】また、特開平5−207176号公報記載
の従来のコードレス電話機では、コードレス子機の表示
部45には、本体側の詳細状況や他の子機の使用状況が
表示されるので、コードレス子機側のユーザには現在の
使用状況を把握できるが、最先に使用した方を優先する
構成ではないので、本体又は他の子機で使用中の場合
に、表示部45の表示を見誤ったり、見忘れたりしてコ
ードレス子機のユーザが接続操作を行ってしまう可能性
があり、その場合は、通話等に支障を与えてしまう。
【0012】更に、上記の公報記載の従来のコードレス
電話機では、本体及び当該本体に収容されているすべて
の子機の最新の使用状況並びに本体に接続されている、
又は本体が有しているファクシミリ機能、コピー機能、
留守番電話機能などの各種の機能の最新の使用状況に関
するデータを、記録部31に常時、更新記録しておく必
要があるので、比較的容量の大きなメモリが必要でコー
ドレス電話機自体のコストが高く、更には、ファクシミ
リ装置がコードレス電話機の外付けであるので、ハード
ウェアやソフトウェアが両者で重複するものがあり、こ
の点からもコスト的な問題がある。
【0013】また、上記のいずれの従来のコードレス電
話機でも、コードレス子機側から本体の留守番電話機能
やファクシミリ機能を遠隔操作している場合、「コード
レス子機が使用中である」ことは本体側の表示部36で
の表示や通知により分かるが、本体側のユーザには「コ
ードレス子機側ユーザが外線通話をしている」のか、
「コードレス子機側ユーザが本体側機能を使用してい
る」のかの区別がつかない。
【0014】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
コードレス子機のユーザの無駄な接続操作を防止し得る
コードレス電話機を提供することを目的とする。
【0015】また、本発明の他の目的は、接続拒否され
たコードレス子機あるいは本体側のユーザに対する配慮
して、使い勝手を向上し得るコードレス電話機を提供す
ることにある。
【0016】更に、本発明の他の目的は、安価な構成に
より本体側の各種機能とコードレス電話の機能の同時動
作を禁止し得るコードレス電話機を提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、留守番電話機能及びファクシミリ機能の少
なくとも一方の機能を有しており、回線に接続される本
体と、本体との間で無線送受信を行い、本体を介して回
線に接続された相手端末との電話通信、及び本体の有す
る機能のリモート操作制御が可能な一又は二以上のコー
ドレス子機とからなるコードレス電話機において、本体
は、コードレス子機から本体が有する機能のリモート操
作制御の要求又は電話接続要求を検出したときは、本体
自身が本体が有する機能及び電話のいずれかを現在使用
中であるかどうか判定する判定手段と、判定手段により
機能及び電話のいずれか一方を現在使用中であると判定
したときは、コードレス子機からの要求を拒否して不接
続とする拒否手段と、要求拒否と本体で現在使用中の状
況を示す信号を生成して、コードレス子機へ送信する信
号送信手段とを有し、コードレス子機は、本体から送信
された信号を受信して、要求拒否と本体の現在使用中の
状況を、コードレス子機のユーザに報知する第1の報知
手段を有することを特徴とする。
【0018】この発明では、本体がその機能及び電話の
いずれかを使用中のときに、コードレス子機からの本体
の機能のリモート操作又は電話接続の要求があったとき
は、そのコードレス子機の要求を拒否して、コードレス
子機のユーザに対して、要求拒否と要求拒否の理由であ
る本体の現在使用中の状況を報知することができる。
【0019】また、本発明は上記の目的を達成するた
め、本体は、信号送信手段により信号を送信するとき
は、コードレス子機からリモート操作制御の要求又は電
話接続要求があったことを、本体のユーザに報知する第
2の報知手段を有することを特徴とする。この発明で
は、本体が使用中のときに、コードレス子機から本体の
使用要求があったことを、第2の報知手段で報知するこ
とができる。
【0020】また、本発明は上記の目的を達成するた
め、留守番電話機能及びファクシミリ機能の少なくとも
一方の機能を有しており、回線に接続される本体と、本
体との間で無線送受信を行い、本体を介して回線に接続
された相手端末との電話通信、及び本体の有する機能の
リモート操作制御が可能な一又は二以上のコードレス子
機とからなるコードレス電話機において、本体は、本体
の使用要求を検出したときは、コードレス子機から本体
が有する機能のリモート操作制御及び電話接続のいずれ
かを現在実行中であるかどうか判定する判定手段と、判
定手段により機能及び電話接続のいずれか一方を現在実
行中であると判定したときは、本体の使用要求を拒否す
る拒否手段と、要求拒否と本体で現在実行中の状況を、
本体のユーザに報知する第1の報知手段とを有する構成
としたものである。
【0021】この発明では、コードレス子機が本体の機
能及び電話のいずれかを使用中のときに、本体からの本
体の機能の使用又は電話接続の要求があったときは、そ
の本体の要求を拒否して、本体のユーザに対して、要求
拒否と要求拒否の理由である本体で現在実行中の状況を
報知することができる。
【0022】また、本発明は上記の目的を達成するた
め、本体は、拒否手段による要求拒否と本体で現在実行
中の状況を示す信号を生成して、コードレス子機へ送信
する信号送信手段を更に有し、コードレス子機は、信号
送信手段により送信された信号を受信して、本体での使
用要求があったことを、コードレス子機のユーザに報知
する第2の報知手段を有することを特徴とする。この発
明では、コードレス子機が本体を使用中であるときに、
本体から使用要求があったことを、コードレス子機のユ
ーザに報知することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明になるコードレス
電話機の一実施の形態のブロック図を示す。本実施の形
態のコードレス電話機は、コードレス電話機の親機、す
なわち本体10と、コードレス子機20とよりなる。な
お、図1では便宜上、コードレス子機20は一台のみ図
示しているが、複数台であってもよいことは勿論であ
る。
【0024】本体10は、システム制御を行う本体制御
部11と、コードレス子機20との間の無線送受信を行
うコードレス親機無線部12と、本体側の操作入力をす
るための本体操作部13と、本体側のダイヤルや状態を
表示又は光で通知するための本体表示部14と、着信や
警告及び状態を音や音声にて通知するための本体音声通
知部15と、回線との接続制御を行う網制御部16と、
留守番電話の機能を有する留守番電話部17と、ファク
シミリの送受信を行うファクシミリ部18とを有し、本
体10の使用状態やコードレス子機20の使用状態のデ
ータを記憶するための記憶部は有していない。本体操作
部13は、ダイヤルのためのテンキーや内線通話を要求
及び許可をする内線キーや留守番電話部17及びファク
シミリ部18を操作するためのキー等を備えている。
【0025】本体制御部11は、前記請求項1、3にお
ける判定手段、拒否手段及び信号送信手段を構成してお
り、コードレス親機無線部12は本体制御部11と共に
請求項1、3における信号送信手段、請求項5における
第1の信号送信手段、請求項6における第2の信号送信
手段を構成している。また、本体表示部14及び本体音
声報知部15は請求項2における第2の報知手段、請求
項3における第1の報知手段を構成している。
【0026】一方、コードレス子機20は、コードレス
子機20自身のシステム制御を行うコードレス子機制御
部21と、本体10との間の無線送受信を行うコードレ
ス子機無線部22と、コードレス子機の操作入力をする
ためのコードレス子機操作部23と、ダイヤルや状態を
表示又は光で通知するためのコードレス子機表示部24
と、着信や警告及び状態を音や音声にて通知するための
コードレス子機音声通知部25を有する。コードレス子
機操作部23は、コードレス子機20から接続の要求及
び許可をするための外線通話キーや内線通話を要求及び
許可をするための内線キー等を備えている。コードレス
子機表示部24とコードレス子機音声通知部25は、請
求項1における第1の報知手段、請求項4における第2
の報知手段を構成している。
【0027】コードレス子機20のユーザからの接続要
求に対して、本体10内の本体制御部11はコードレス
子機との無線接続が可能かどうかを判断し、接続不可の
場合は接続拒否の返事と接続拒否の理由をコードレス子
機20のコードレス子機制御部21に返し、コードレス
子機20ではその旨をコードレス子機20のユーザに表
示等で通知する。また、これと同時に、本体制御部11
は、「コードレス子機側のユーザから使用要求があっ
た」ことを、本体10のユーザに表示等で通知する。
【0028】更に、本体制御部11は、本体10のユー
ザが本体側機能を使用可能かを判断し、コードレス子機
20のユーザが本体側機能を使用中であり、本体10の
ユーザの使用要求に対して許可できない場合は、「使用
不可である」こととその理由を本体10のユーザに表示
等で通知する。また、これと同時に、本体制御部11
は、「本体側のユーザから使用要求があった」ことを、
コードレス親機無線部12及びコードレス子機無線部2
2を経由してコードレス子機制御部21にデータ送付す
ることで、コードレス子機20のユーザに表示等でその
旨を通知する。
【0029】次に、この実施の形態の動作について、本
体10のユーザが先に使用していた場合を例にとって説
明する。まず、本体10のユーザが本体10内の本体操
作部13を操作し、ファクシミリ部18におけるコピー
機能を使用するものとする。ここで、ハードウェア上又
はソフトウェア上の制約やコスト低減の観点からコピー
機能等の本体側機能を実行中は、同時にコードレス子機
20からの発呼や着呼及びリモート制御ができないとい
うシステム構成が一般的であり、この実施の形態ではこ
のようなシステム構成をとる場合に効果的である。
【0030】本体10のユーザがコピー機能を実行して
いる最中に、コードレス子機20のユーザがコードレス
子機操作部23の外線通話キーを操作したものとする
と、コードレス子機制御部21はコードレス子機無線部
22から本体10に対して、発呼のための接続要求信号
を無線送信する。この接続要求信号は、コードレス親機
無線部12により受信され、本体制御部11に供給され
る。すると、本体制御部11は、現在コピー機能を実行
中であるため、コードレス子機20からの発呼要求に対
して接続不可であると判断し、接続要求を拒否する返事
と拒否された理由である本体側使用状況を示す信号を生
成して、コードレス親機無線部12からコードレス子機
20へ無線送信する。
【0031】この送信信号は、コードレス子機20内の
コードレス子機無線部22で受信され、コードレス子機
制御部21に供給される。すると、コードレス子機制御
部21は、無線接続動作を終了すると共に、コードレス
子機表示部24に「本体がコピー機能を使用中であり、
現在コードレス子機が使用できない」ことを表示すると
共に、コードレス子機音声通知部25により警告音又は
警告のための音声を発音して通知する。これにより、コ
ードレス子機20のユーザはこの表示又は警告音声に
て、コードレス子機20が使用できないことと、その理
由を知ることができる。
【0032】また、これと同時に、本体制御部11は本
体表示部14により「コードレス子機から接続要求があ
った」ことを表示させ、かつ、本体音声通知部15によ
り警告音又は警告のための音声を発音させる。本体10
のユーザは上記の表示又は警告音又は警告のための音声
にて、コードレス子機20から接続要求があったことを
知ることができるため、コードレス子機20のユーザが
早く使用できるように早々にコピー機能の使用を終了す
るとか、コピー機能の使用が終了したところでコードレ
ス子機20に使用終了を通知するといった配慮ができ、
コードレス電話機を使い勝手の良いものとすることがで
きる。
【0033】なお、上記の説明は、本体10がコピー機
能実行中に、コードレス子機20から外線通話の接続要
求があった場合の例であるが、本体10が留守番電話機
能やファクシミリ機能等、コピー機能以外の機能実行中
に、コードレス子機20から外線接続、内線接続、リモ
ート接続等の操作要求があった場合も上記と同様の動作
が行われる。
【0034】次に、コードレス子機20のユーザが本体
機能を先に使用していた場合について説明する。まず、
コードレス子機20のユーザがコードレス子機20内の
コードレス子機操作部23を操作し、本体10の例えば
留守番電話機能部17のリモート再生を行っているもの
とする。ここで、ハードウェア上又はソフトウェア上の
制約やコスト低減の観点から、留守番電話機能等の本体
側機能をコードレス子機20にてリモート制御実行中
は、同時に本体10の操作を禁止するというシステム構
成が一般的であり、この実施の形態ではこのようなシス
テム構成をとる場合に効果的である。
【0035】コードレス子機無線部22とコードレス親
機無線部12との間の無線接続が行われ、コードレス子
機20のユーザが本体10の留守番電話部17をリモー
ト操作・制御し、録音されている用件を再生している最
中に、本体10のユーザが例えばファクシミリ送信のた
めに本体操作部13の操作キーを操作したものとする
と、本体制御部11は、コードレス子機20が現在留守
番電話部17をリモート操作実行中であるため、使用不
可であると判断し、ファクシミリ送信動作及び回線接続
動作を拒否すると共に、本体表示部14に「コードレス
子機が留守番電話機能を使用中であり、現在ファクシミ
リ送信が使用できない」ことを表示し、また本体音声通
知部15により警告音又は警告のための音声を発音して
通知する。これにより、本体10のユーザはこの表示又
は警告音声にて、本体10のファクシミリ部18が使用
できないことと、その理由を知ることができる。
【0036】また、これと同時に、本体制御部11は本
体10からの使用要求があったことを示す信号を生成し
て、コードレス親機無線部12からコードレス子機20
へ無線送信する。この送信信号は、コードレス子機20
内のコードレス子機無線部22で受信され、コードレス
子機制御部21に供給される。すると、コードレス子機
制御部21は、コードレス子機表示部24に「本体10
から使用要求があったが、使用拒否された」ことを表示
すると共に、コードレス子機音声通知部25により警告
音又は警告のための音声を発音して通知する。
【0037】これにより、コードレス子機20のユーザ
は、この表示又は警告音声にて、本体10から接続要求
があったことを知ることができるため、本体10のユー
ザが早く使用できるように早々に留守番電話機能の使用
を終了するとか、留守番電話機能の使用が終了したとこ
ろで本体10に使用終了を通知するといった配慮がで
き、コードレス電話機を使い勝手の良いものとすること
ができる。
【0038】なお、上記の説明は、コードレス子機20
が留守番電話機能実行中に、本体10からファクシミリ
送信の要求があった場合の例であるが、コードレス子機
20がファクシミリ機能やコピー機能等の留守番電話機
能以外の機能のリモート操作実行中に、本体10から外
線接続、リモート接続等の操作要求があった場合も上記
と同様の動作が行われる。
【0039】このように、この実施の形態では、本体1
0及びコードレス子機20のうちの一方が使用中に、他
方が使用をするための接続要求や使用要求を行った場
合、後からの使用を本体10が拒否すると共に、接続拒
否あるいは使用拒否と、その拒否の理由を、後から接続
要求や使用要求を行った本体10又はコードレス子機2
0の表示部14又は24で表示させると共に、音声通知
部15又は25で警告音声を発音させるようにしたた
め、拒否された理由がユーザに明確に分かるので、接続
のための操作を何回も繰り返すといった無駄な操作を防
止できる。
【0040】また、優先されているため使用を継続でき
ている側のユーザには、「別のユーザからの使用要求が
あり、別のユーザが拒否された」ことの表示及び音声に
より通知するようにしているので、自分の使用を早めに
切り上げようという配慮が働き、コードレス電話機全体
の使い勝手を向上できる。
【0041】また、この実施の形態では、本体10及び
コードレス子機20のうちの一方が接続要求や使用要求
を行ったときに、他方が現在使用中であるか否かを判断
し、その判断結果に基づいてリアルタイムで接続要求や
使用要求の可否を決定するようにしているため、本体1
0及びコードレス子機20の使用状況を常時記憶してお
くための記憶部を不要にでき、コードレス電話機を安価
に構成できる。
【0042】なお、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、例えば本体表示部14及びコードレ
ス子機表示部24による表示だけでなく、本体音声通知
部15やコードレス子機音声通知部25による警告音、
警告音声を併せて行うことにより、ユーザの注意を喚起
できるので最も望ましいが、本体音声通知部15やコー
ドレス子機音声通知部25を設けなくてもよい。また、
本体音声通知部15やコードレス子機音声通知部25に
より、警告音声のみにて接続拒否理由を報知するように
した場合は、本体表示部14及びコードレス子機表示部
24を省略することも可能である。
【0043】また、上記の実施の形態では、一台のコー
ドレス子機20と本体10について説明したが、2台の
子機の一方が使用中に、他方の子機が使用要求をした場
合も、上記の実施の形態と同様にして、最先に使用して
いた子機の使用のみを継続できるものである。また、本
体10は留守番電話部17とファクシミリ部18の一方
のみが設けられている構成でもよい。更に、留守番電話
機能やファクシミリ機能の代わりに、データ通信機能や
他の機能に置き換えても、本発明を適用できる。また、
コードレス電話機能を実現する部分は、アナログ方式で
もディジタル方式でもよいことは勿論である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
留守番電話機能及びファクシミリ機能の少なくとも一方
の機能を有している本体が、その本体の備える機能及び
電話のいずれかを使用中のときに、コードレス子機から
の本体の機能のリモート操作又は電話接続の要求があっ
たときは、そのコードレス子機の要求を拒否して、コー
ドレス子機のユーザに対して、要求拒否と要求拒否の理
由である本体の現在使用中の状況を報知するようにした
ため、コードレス子機側ユーザが、「無線接続要求が拒
否された」のか、「無線接続に失敗した」のかの区別が
でき、よって、コードレス子機から無駄な接続操作を繰
り返すことを防止できる。
【0045】また、本発明によれば、本体が使用中のと
きに、コードレス子機から本体の使用要求があったこと
を、本体の報知手段で報知するようにしたため、自分の
使用を早めようという配慮が本体のユーザに働き、コー
ドレス電話機全体の使い勝手を向上できる。
【0046】また、本発明によれば、コードレス子機が
本体の機能及び電話のいずれかを使用中のときに、本体
からの本体の機能の使用又は電話接続の要求があったと
きは、その本体の要求を拒否して、本体のユーザに対し
て、要求拒否と要求拒否の理由である本体で現在実行中
の状況を報知するようにしたため、本体のユーザによる
無駄な接続操作を繰り返すことを防止することができ
る。
【0047】また、本発明によれば、コードレス子機が
本体を使用中であるときに、本体から使用要求があった
ことを、コードレス子機のユーザに報知するようにした
ため、自分の使用を早めようという配慮がコードレス子
機のユーザに働き、コードレス電話機全体の使い勝手を
向上できる。
【0048】また、更に、本発明によれば、本体及びコ
ードレス子機のうちの一方が接続要求や使用要求を行っ
たときに、他方が現在使用中であるか否かを判断し、そ
の判断結果に基づいてリアルタイムで接続要求や使用要
求の可否を決定するようにしているため、本体及びコー
ドレス子機の使用状況を常時記憶しておくための記憶部
を不要にでき、更に、ファクシミリ機能を内部に有して
いるので、ファクシミリ装置を外付けにした場合に比べ
てハードウェアとソフトウェアの重複を回避できるの
で、コードレス電話機を安価に構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図2】従来の一例のブロック図である。
【符号の説明】
10 本体 11 本体制御部 12 コードレス親機無線部 13 本体操作部 14 本体表示部 15 本体音声通知部 16 網制御部 17 留守番電話部 18 ファクシミリ部 20 コードレス子機 21 コードレス子機制御部 22 コードレス子機無線部 23 コードレス子機操作部 24 コードレス子機表示部 25 コードレス子機音声通知部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA02 AA12 AA37 AB22 AB26 AB46 AF15 BA00 BA01 5K027 AA12 FF22 FF25 FF28 5K039 BB05 CC06 FF05 JJ06 JJ09 5K067 AA34 BB08 DD23 DD24 DD27 EE02 EE10 FF02 FF20 FF25 HH05 HH21 HH22 5K101 KK01 KK06 LL14 NN12 NN18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 留守番電話機能及びファクシミリ機能の
    少なくとも一方の機能を有しており、回線に接続される
    本体と、該本体との間で無線送受信を行い、該本体を介
    して前記回線に接続された相手端末との電話通信、及び
    前記本体の有する機能のリモート操作制御が可能な一又
    は二以上のコードレス子機とからなるコードレス電話機
    において、 前記本体は、前記コードレス子機から該本体が有する機
    能のリモート操作制御の要求又は電話接続要求を検出し
    たときは、該本体自身が該本体が有する機能及び電話の
    いずれかを現在使用中であるかどうか判定する判定手段
    と、 前記判定手段により前記機能及び電話のいずれか一方を
    現在使用中であると判定したときは、前記コードレス子
    機からの要求を拒否して不接続とする拒否手段と、 前記要求拒否と前記本体で現在使用中の状況を示す信号
    を生成して、前記コードレス子機へ送信する信号送信手
    段とを有し、 前記コードレス子機は、前記本体から送信された信号を
    受信して、前記要求拒否と前記本体の現在使用中の状況
    を、該コードレス子機のユーザに報知する第1の報知手
    段を有することを特徴とするコードレス電話機。
  2. 【請求項2】 前記本体は、前記信号送信手段により前
    記信号を送信するときは、前記コードレス子機からリモ
    ート操作制御の要求又は電話接続要求があったことを、
    該本体のユーザに報知する第2の報知手段を有すること
    を特徴とする請求項1記載のコードレス電話機。
  3. 【請求項3】 留守番電話機能及びファクシミリ機能の
    少なくとも一方の機能を有しており、回線に接続される
    本体と、該本体との間で無線送受信を行い、該本体を介
    して前記回線に接続された相手端末との電話通信、及び
    前記本体の有する機能のリモート操作制御が可能な一又
    は二以上のコードレス子機とからなるコードレス電話機
    において、 前記本体は、該本体の使用要求を検出したときは、前記
    コードレス子機から該本体が有する機能のリモート操作
    制御及び電話接続のいずれかを現在実行中であるかどう
    か判定する判定手段と、 前記判定手段により前記機能及び電話接続のいずれか一
    方を現在実行中であると判定したときは、該本体の使用
    要求を拒否する拒否手段と、 前記要求拒否と前記本体で現在実行中の状況を、該本体
    のユーザに報知する第1の報知手段とを有することを特
    徴とするコードレス電話機。
  4. 【請求項4】 前記本体は、前記拒否手段による前記要
    求拒否と前記本体で現在実行中の状況を示す信号を生成
    して、前記コードレス子機へ送信する信号送信手段を更
    に有し、 前記コードレス子機は、前記信号送信手段により送信さ
    れた前記信号を受信して、前記本体での使用要求があっ
    たことを、該コードレス子機のユーザに報知する第2の
    報知手段を有することを特徴とする請求項3記載のコー
    ドレス電話機。
  5. 【請求項5】 留守番電話機能及びファクシミリ機能の
    少なくとも一方の機能を有しており、回線に接続される
    本体と、該本体との間で無線送受信を行い、該本体を介
    して前記回線に接続された相手端末との電話通信、及び
    前記本体の有する機能のリモート操作制御が可能な一又
    は二以上のコードレス子機とからなるコードレス電話機
    において、 前記本体は、前記コードレス子機から該本体が有する機
    能のリモート操作制御の要求又は電話接続要求を検出し
    たときは、該本体自身が該本体が有する機能及び電話の
    いずれかを現在使用中であるかどうか判定し、該本体の
    使用要求を検出したときは、前記コードレス子機から該
    本体が有する機能のリモート操作制御及び電話接続のい
    ずれかを現在実行中であるかどうか判定する判定手段
    と、 前記判定手段により前記機能及び電話のいずれか一方を
    該本体が現在使用中であると判定したときは、前記コー
    ドレス子機からの要求を拒否して不接続とする第1の拒
    否手段と、 前記判定手段により前記機能及び電話接続のいずれか一
    方を前記コードレス子機が現在実行中であると判定した
    ときは、該本体の使用要求を拒否する第2の拒否手段
    と、 前記第1の拒否手段による要求拒否と前記本体で現在使
    用中の状況を示す信号を生成して、前記コードレス子機
    へ送信する第1の信号送信手段と、 前記第2の拒否手段による要求拒否と前記本体で現在実
    行中の状況を、該本体のユーザに報知する第1の報知手
    段とを有し、 前記コードレス子機は、前記第1の信号送信手段により
    送信された信号を受信して、前記第1の拒否手段による
    要求拒否と前記本体の現在使用中の状況を、該コードレ
    ス子機のユーザに報知する第2の報知手段を有すること
    を特徴とするコードレス電話機。
  6. 【請求項6】 前記本体は、前記第1の信号送信手段に
    より前記信号を送信するときは、前記コードレス子機か
    らリモート操作制御の要求又は電話接続要求があったこ
    とを、該本体のユーザに報知する第3の報知手段と、前
    記第2の拒否手段による前記要求拒否と前記本体で現在
    実行中の状況を示す信号を生成して、前記コードレス子
    機へ送信する第2の信号送信手段を更に有し、 前記コードレス子機は、前記第2の信号送信手段により
    送信された前記信号を受信して、前記本体での使用要求
    があったことを、該コードレス子機のユーザに報知する
    第4の報知手段を有することを特徴とする請求項5記載
    のコードレス電話機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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