JP2000257195A - 部屋の間仕切り装置 - Google Patents
部屋の間仕切り装置Info
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- JP2000257195A JP2000257195A JP11062564A JP6256499A JP2000257195A JP 2000257195 A JP2000257195 A JP 2000257195A JP 11062564 A JP11062564 A JP 11062564A JP 6256499 A JP6256499 A JP 6256499A JP 2000257195 A JP2000257195 A JP 2000257195A
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- partitioning
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 間仕切り装置では、レールは部屋の決まった
位置に設けられているので、使用する部屋を決まった面
積(レイアウト)にしか間仕切ることができないといっ
た不自由さがあった。 【解決手段】 移動自在な複数の間仕切り体3,4によ
って部屋2を所望のスペースに間仕切ることができ、便
利であり、第一遮蔽手段23および第二遮蔽手段32に
よって、間仕切り体3,4と壁面との間の隙間および天
井面との間の隙間を遮蔽することができるので、遮音性
にも優れ、間仕切りの際に、扉体12Aを開けて傾斜防
止用ボルトを下緩衝材20の厚み分だけ回してその底部
を床面21に当てることで、各間仕切り体3,4を安定
させて立てることができ、また、扉体12Aを開けた状
態で接合用ボルト・ナットを締結し、各間仕切り体3,
4同士を側面同士を当接するように接合するので、作業
が容易である。
位置に設けられているので、使用する部屋を決まった面
積(レイアウト)にしか間仕切ることができないといっ
た不自由さがあった。 【解決手段】 移動自在な複数の間仕切り体3,4によ
って部屋2を所望のスペースに間仕切ることができ、便
利であり、第一遮蔽手段23および第二遮蔽手段32に
よって、間仕切り体3,4と壁面との間の隙間および天
井面との間の隙間を遮蔽することができるので、遮音性
にも優れ、間仕切りの際に、扉体12Aを開けて傾斜防
止用ボルトを下緩衝材20の厚み分だけ回してその底部
を床面21に当てることで、各間仕切り体3,4を安定
させて立てることができ、また、扉体12Aを開けた状
態で接合用ボルト・ナットを締結し、各間仕切り体3,
4同士を側面同士を当接するように接合するので、作業
が容易である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅や会議室、あ
るいは催し物会場などの部屋を必要な面積に間仕切るた
めの間仕切り装置に関する。
るいは催し物会場などの部屋を必要な面積に間仕切るた
めの間仕切り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅や会議室、催し物会場などに
用いる部屋を必要な面積に間仕切るための間仕切り装置
は、部屋の床面および天井の所定の位置に設けたレール
と、このレールに摺動かつ着脱自在な仕切りパネルとか
ら構成されている。そしてこの間仕切り装置では、レー
ルに仕切りパネルを順次取付け、レールに沿って各仕切
りパネルを隅の方へ順に移動させて部屋を間仕切るよう
にしている。
用いる部屋を必要な面積に間仕切るための間仕切り装置
は、部屋の床面および天井の所定の位置に設けたレール
と、このレールに摺動かつ着脱自在な仕切りパネルとか
ら構成されている。そしてこの間仕切り装置では、レー
ルに仕切りパネルを順次取付け、レールに沿って各仕切
りパネルを隅の方へ順に移動させて部屋を間仕切るよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記間仕切り装置にお
いて、そのレールは部屋の決まった位置に設けられてい
るので、使用する部屋を決まった面積(レイアウト)に
しか間仕切ることができないといった不自由さがあっ
た。そこで本発明は、使用する部屋を自由な面積に間仕
切り得るとともに、設置の容易な間仕切り装置の提供を
目的とする。
いて、そのレールは部屋の決まった位置に設けられてい
るので、使用する部屋を決まった面積(レイアウト)に
しか間仕切ることができないといった不自由さがあっ
た。そこで本発明は、使用する部屋を自由な面積に間仕
切り得るとともに、設置の容易な間仕切り装置の提供を
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明における課題を解
決するための手段は、複数の箱状の間仕切り体の側面同
士を接合することで壁間に並べて配置して部屋を間仕切
る部屋の間仕切り装置であって、前記間仕切り体に、隣
り合う間仕切り体と接合される当接側面が形成され、間
仕切り体の前面または背面の少なくとも一方に開閉板が
一方の側面寄りに配置されたヒンジ部を介して縦軸回り
に開閉自在に取付けられ、前記開閉板の底部に、間仕切
り体の設置時に開閉板を開とした状態で床面に当接して
開閉板を介して間仕切り体全体の傾斜を防止する傾斜防
止手段が設けられ、開閉板を開とした状態で前記側面同
士を接合する接合手段が設けられ、傾斜防止手段とし
て、開閉板の底部に取付けられるボルトが用いられ、接
合手段として、隣り合う間仕切り体同士の側面側に設け
た側板と、これら側板同士を挿通して固定するためのボ
ルト・ナットとを備えている。
決するための手段は、複数の箱状の間仕切り体の側面同
士を接合することで壁間に並べて配置して部屋を間仕切
る部屋の間仕切り装置であって、前記間仕切り体に、隣
り合う間仕切り体と接合される当接側面が形成され、間
仕切り体の前面または背面の少なくとも一方に開閉板が
一方の側面寄りに配置されたヒンジ部を介して縦軸回り
に開閉自在に取付けられ、前記開閉板の底部に、間仕切
り体の設置時に開閉板を開とした状態で床面に当接して
開閉板を介して間仕切り体全体の傾斜を防止する傾斜防
止手段が設けられ、開閉板を開とした状態で前記側面同
士を接合する接合手段が設けられ、傾斜防止手段とし
て、開閉板の底部に取付けられるボルトが用いられ、接
合手段として、隣り合う間仕切り体同士の側面側に設け
た側板と、これら側板同士を挿通して固定するためのボ
ルト・ナットとを備えている。
【0005】また、部屋の天井と間仕切り体の天面の隙
間を埋める第一遮蔽手段が設けられ、この第一遮蔽手段
は、間仕切り体に対し天井に向けて鉛直方向にスライド
自在に構成された第一遮蔽部材を有している。さらに、
壁と壁側の間仕切り体の側面の隙間を埋める第二遮蔽手
段が設けられ、この第二遮蔽手段は、間仕切り体に対し
壁に向けて水平方向にスライド自在に構成された第二遮
蔽部材を有している。
間を埋める第一遮蔽手段が設けられ、この第一遮蔽手段
は、間仕切り体に対し天井に向けて鉛直方向にスライド
自在に構成された第一遮蔽部材を有している。さらに、
壁と壁側の間仕切り体の側面の隙間を埋める第二遮蔽手
段が設けられ、この第二遮蔽手段は、間仕切り体に対し
壁に向けて水平方向にスライド自在に構成された第二遮
蔽部材を有している。
【0006】上記構成において、間仕切り体を用いて部
屋を間仕切る際、間仕切り体を並べて開閉板をヒンジ部
を介して縦軸回りに回動して開とし、傾斜防止手段で間
仕切り体が傾斜するのを防止し、開閉板を開とした状態
で接合手段を用いて隣り合う間仕切り体の当接側面同士
を接合し、部屋の天井と間仕切り体の天面の隙間を第一
遮蔽手段の第一遮蔽部材を用いて遮蔽し、壁と壁側の間
仕切り体の側面の隙間を第二遮蔽手段の第二遮蔽部材を
用いて遮蔽し、また、開閉板を閉じて部屋を間仕切る。
屋を間仕切る際、間仕切り体を並べて開閉板をヒンジ部
を介して縦軸回りに回動して開とし、傾斜防止手段で間
仕切り体が傾斜するのを防止し、開閉板を開とした状態
で接合手段を用いて隣り合う間仕切り体の当接側面同士
を接合し、部屋の天井と間仕切り体の天面の隙間を第一
遮蔽手段の第一遮蔽部材を用いて遮蔽し、壁と壁側の間
仕切り体の側面の隙間を第二遮蔽手段の第二遮蔽部材を
用いて遮蔽し、また、開閉板を閉じて部屋を間仕切る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
間仕切り装置を、図1〜図3に基づいて説明する。この
間仕切り装置1は、図1に示すように、住宅や会議室、
催し物会場などの部屋2を、必要な面積(レイアウト)
に間仕切るためのもので、複数(図では3個)の箱状の
間仕切り体3,4によって構成されている。
間仕切り装置を、図1〜図3に基づいて説明する。この
間仕切り装置1は、図1に示すように、住宅や会議室、
催し物会場などの部屋2を、必要な面積(レイアウト)
に間仕切るためのもので、複数(図では3個)の箱状の
間仕切り体3,4によって構成されている。
【0008】まず、中央の間仕切り体3の構成を説明す
ると、これには、底部5Aと、両側部6Aと、天部7A
からなる正面視矩形の金属製(例えばアルミニウムが用
いられる)のフレーム8Aが設けられ、図2に示すよう
に、底部5A、両側部6Aおよび天部7Aは、前側の狭
幅部10aと、この狭幅部10aの後側に固定される広
幅部11aとから構成され、前記底部5Aと両側部6
A、両側部6Aと天部7Aの狭幅部10aとは、それぞ
れビス12によって固定されている。
ると、これには、底部5Aと、両側部6Aと、天部7A
からなる正面視矩形の金属製(例えばアルミニウムが用
いられる)のフレーム8Aが設けられ、図2に示すよう
に、底部5A、両側部6Aおよび天部7Aは、前側の狭
幅部10aと、この狭幅部10aの後側に固定される広
幅部11aとから構成され、前記底部5Aと両側部6
A、両側部6Aと天部7Aの狭幅部10aとは、それぞ
れビス12によって固定されている。
【0009】このようなフレーム8Aの前面にフレーム
8Aとほぼ同じ大きさに形成された開閉板(以下「扉
体」という)12Aが配置され、この扉体12Aは、前
記狭幅部10aと、この狭幅部10aの前面にビス13
によって固定された扉板13Aとから構成され、図3に
示すように、扉体12Aは、一方の側部6A寄りに配置
されたヒンジ部15Aを介して開閉自在に取付けられて
いる。フレーム8Aの後面に、フレーム8Aと同じ大き
さに形成された背板14Aが配置され、この背板14A
はフレーム8Aにビス16によって固定されている。
8Aとほぼ同じ大きさに形成された開閉板(以下「扉
体」という)12Aが配置され、この扉体12Aは、前
記狭幅部10aと、この狭幅部10aの前面にビス13
によって固定された扉板13Aとから構成され、図3に
示すように、扉体12Aは、一方の側部6A寄りに配置
されたヒンジ部15Aを介して開閉自在に取付けられて
いる。フレーム8Aの後面に、フレーム8Aと同じ大き
さに形成された背板14Aが配置され、この背板14A
はフレーム8Aにビス16によって固定されている。
【0010】前記ヒンジ部15Aは、フレーム8Aの一
方の側部6Aに形成された凹球面17aと、扉体12A
の狭幅部10aに形成されて前記凹球面17aに摺動自
在に嵌合する凸球面18aと、フレーム8Aの一方の側
部6Aに形成されて凸球面18aの回動範囲を制限(例
えば90°)する当接片19とを有している。また、図
2に示すように、フレーム8Aの底部5Aに、部屋2の
床面21に当接する合成ゴム製の下緩衝材20が取付け
られ、従って、この下緩衝材20の厚み分だけ扉体12
Aは、床面21から浮いた状態にある。
方の側部6Aに形成された凹球面17aと、扉体12A
の狭幅部10aに形成されて前記凹球面17aに摺動自
在に嵌合する凸球面18aと、フレーム8Aの一方の側
部6Aに形成されて凸球面18aの回動範囲を制限(例
えば90°)する当接片19とを有している。また、図
2に示すように、フレーム8Aの底部5Aに、部屋2の
床面21に当接する合成ゴム製の下緩衝材20が取付け
られ、従って、この下緩衝材20の厚み分だけ扉体12
Aは、床面21から浮いた状態にある。
【0011】また、図2に示すように、フレーム8Aの
天部7Aに、部屋2の天井面22との隙間を埋める第一
遮蔽手段23が設けられ、この第一遮蔽手段23は、フ
レーム8Aの天部7Aに対し天井面22に向けて鉛直方
向にスライド自在に構成された第一遮蔽部材(型材が用
いられる)24と、この第一遮蔽部材24を鉛直方向に
スライドさせるために天部7Aに挿通された昇降用ボル
ト・ナット25と、第一遮蔽部材24の上面に取付けら
れて天井面22に当接する上緩衝材26とから構成され
ている。
天部7Aに、部屋2の天井面22との隙間を埋める第一
遮蔽手段23が設けられ、この第一遮蔽手段23は、フ
レーム8Aの天部7Aに対し天井面22に向けて鉛直方
向にスライド自在に構成された第一遮蔽部材(型材が用
いられる)24と、この第一遮蔽部材24を鉛直方向に
スライドさせるために天部7Aに挿通された昇降用ボル
ト・ナット25と、第一遮蔽部材24の上面に取付けら
れて天井面22に当接する上緩衝材26とから構成され
ている。
【0012】また、図1および図3に示すように、扉体
12Aの底部5Aの狭幅部10aに、後述するような間
仕切り体3,4の設置時に扉板13Aを開とした状態で
床面21に当接して扉板13Aを介して間仕切り体3の
傾斜を防止する傾斜防止手段27が設けられ、この傾斜
防止手段27として、扉体12Aの狭幅部10aに螺入
される傾斜防止用ボルトが用いられている。
12Aの底部5Aの狭幅部10aに、後述するような間
仕切り体3,4の設置時に扉板13Aを開とした状態で
床面21に当接して扉板13Aを介して間仕切り体3の
傾斜を防止する傾斜防止手段27が設けられ、この傾斜
防止手段27として、扉体12Aの狭幅部10aに螺入
される傾斜防止用ボルトが用いられている。
【0013】また、図3に示すように、扉板13Aを開
とした状態で隣り合う前記側部すなわち側面6a,6a
同士を接合する接合手段28が3個所に設けられ、この
接合手段28として、間仕切り体3,4および後述の一
方の(隣り合う)間仕切り体3,4並びに他方の間仕切
り体3,4同士のフレーム8A,8Bの両側部6A,6
Aに形成された接合用孔29と、これら側部6A,6A
同士を挿通して固定するための接合用ボルト・ナット3
0とを備えている。
とした状態で隣り合う前記側部すなわち側面6a,6a
同士を接合する接合手段28が3個所に設けられ、この
接合手段28として、間仕切り体3,4および後述の一
方の(隣り合う)間仕切り体3,4並びに他方の間仕切
り体3,4同士のフレーム8A,8Bの両側部6A,6
Aに形成された接合用孔29と、これら側部6A,6A
同士を挿通して固定するための接合用ボルト・ナット3
0とを備えている。
【0014】次に、一方の間仕切り体4の構成を説明す
る。この一方の間仕切り体4は、前記中央の間仕切り体
3に、壁面31側の隙間を埋める第二遮蔽手段32が設
けられたもので、この第二遮蔽手段32は、側部6Aに
取付けた摺動案内部材37の摺動案内面36に対し、壁
面31に向けて水平方向にスライド自在に構成された第
二遮蔽部材(型材が用いられる)33と、この第二遮蔽
部材33が壁面31に当接した状態でこれを側部6Aに
対して固定する遮蔽用ねじ34が、側部6Aの前面に螺
合されたものである。
る。この一方の間仕切り体4は、前記中央の間仕切り体
3に、壁面31側の隙間を埋める第二遮蔽手段32が設
けられたもので、この第二遮蔽手段32は、側部6Aに
取付けた摺動案内部材37の摺動案内面36に対し、壁
面31に向けて水平方向にスライド自在に構成された第
二遮蔽部材(型材が用いられる)33と、この第二遮蔽
部材33が壁面31に当接した状態でこれを側部6Aに
対して固定する遮蔽用ねじ34が、側部6Aの前面に螺
合されたものである。
【0015】他方の間仕切り体4の構成は、図3に示す
ように、一方の間仕切り体4の構成と対称の構成である
ので、一方の間仕切り体4と同様の機能を有する構成部
品については、同一の符号を付してその説明を省略す
る。次に、上記構成の間仕切り装置1を用いた部屋2の
間仕切り方法を説明する。なお、図では、3個の間仕切
り体3,4を用いて部屋2を間仕切るものとする。
ように、一方の間仕切り体4の構成と対称の構成である
ので、一方の間仕切り体4と同様の機能を有する構成部
品については、同一の符号を付してその説明を省略す
る。次に、上記構成の間仕切り装置1を用いた部屋2の
間仕切り方法を説明する。なお、図では、3個の間仕切
り体3,4を用いて部屋2を間仕切るものとする。
【0016】すなわち、部屋2を間仕切る場合、所定の
収納場所に収納しておいた間仕切り体3,4を壁面31
側から立てるようにする。このとき、図1に示すよう
に、各間仕切り体3,4において例えば扉体12Aをい
っぱいに(90°)開いておき、傾斜防止手段27すな
わち、傾斜防止用ボルトを下緩衝材20の厚み分だけ回
してその底部を床面21に当てる。このようにすること
により、各間仕切り体3,4を安定させて立てることが
できる。なお、他方の間仕切り体4においては、中央の
間仕切り体3および一方の間仕切り体3の扉体12Aの
開き方向と反対方向に開く。
収納場所に収納しておいた間仕切り体3,4を壁面31
側から立てるようにする。このとき、図1に示すよう
に、各間仕切り体3,4において例えば扉体12Aをい
っぱいに(90°)開いておき、傾斜防止手段27すな
わち、傾斜防止用ボルトを下緩衝材20の厚み分だけ回
してその底部を床面21に当てる。このようにすること
により、各間仕切り体3,4を安定させて立てることが
できる。なお、他方の間仕切り体4においては、中央の
間仕切り体3および一方の間仕切り体3の扉体12Aの
開き方向と反対方向に開く。
【0017】そして、扉体12Aを開けた状態で、接合
手段28の接合用孔29を介して接合用ボルト・ナット
30を締結し、各間仕切り体3,4同士を側面6a,6
a同士を当接するようにして接合する。このとき、接合
用ボルト・ナット30の一方のナットを袋ナットとし
て、他方のナットを回転することで、接合用ボルト・ナ
ット30の締結が容易に行うことができる。そして、間
仕切り体4,4と壁面31との間に隙間が生じている場
合、図3に示すように、第二遮蔽手段32の摺動案内部
材37の摺動案内面36に対し、壁面31に向けて第二
遮蔽部材33を水平方向にスライドさせてこれを壁面3
1に当接し、遮蔽用ねじ34を締め付けることで、第二
遮蔽部材33と壁面31を当接した状態を保持する。
手段28の接合用孔29を介して接合用ボルト・ナット
30を締結し、各間仕切り体3,4同士を側面6a,6
a同士を当接するようにして接合する。このとき、接合
用ボルト・ナット30の一方のナットを袋ナットとし
て、他方のナットを回転することで、接合用ボルト・ナ
ット30の締結が容易に行うことができる。そして、間
仕切り体4,4と壁面31との間に隙間が生じている場
合、図3に示すように、第二遮蔽手段32の摺動案内部
材37の摺動案内面36に対し、壁面31に向けて第二
遮蔽部材33を水平方向にスライドさせてこれを壁面3
1に当接し、遮蔽用ねじ34を締め付けることで、第二
遮蔽部材33と壁面31を当接した状態を保持する。
【0018】さらに、各間仕切り体3,4と天井面22
との間に隙間が生じている場合、第一遮蔽手段23の昇
降用ボルト・ナット25を回転させ、第一遮蔽部材24
を押し上げ、上緩衝材26を天井面22に当接させる。
これにより、各間仕切り体3,4と天井面22との間の
隙間を遮蔽することができる。上記のようにして部屋2
を間仕切りが終了した時点で、傾斜防止用ボルトを回転
させて上昇させて扉体12Aを閉め、底部5A、両側部
6Aおよび天部7Aに対しビス止め等行う。間仕切り装
置1を撤去する場合は、上記と逆の動作を行えばよい。
との間に隙間が生じている場合、第一遮蔽手段23の昇
降用ボルト・ナット25を回転させ、第一遮蔽部材24
を押し上げ、上緩衝材26を天井面22に当接させる。
これにより、各間仕切り体3,4と天井面22との間の
隙間を遮蔽することができる。上記のようにして部屋2
を間仕切りが終了した時点で、傾斜防止用ボルトを回転
させて上昇させて扉体12Aを閉め、底部5A、両側部
6Aおよび天部7Aに対しビス止め等行う。間仕切り装
置1を撤去する場合は、上記と逆の動作を行えばよい。
【0019】このように、本発明の実施の形態によれ
ば、移動自在な複数の間仕切り体3,4によって部屋2
を所望のスペースに間仕切ることができ、便利であり、
第一遮蔽手段23および第二遮蔽手段32によって、間
仕切り体3,4と壁面31との間の隙間および天井面2
2との間の隙間を遮蔽することができるので、遮音性に
も優れる。
ば、移動自在な複数の間仕切り体3,4によって部屋2
を所望のスペースに間仕切ることができ、便利であり、
第一遮蔽手段23および第二遮蔽手段32によって、間
仕切り体3,4と壁面31との間の隙間および天井面2
2との間の隙間を遮蔽することができるので、遮音性に
も優れる。
【0020】また、間仕切りの際に、扉体12Aを開け
て傾斜防止用ボルトを下緩衝材20の厚み分だけ回して
その底部を床面21に当てることで、各間仕切り体3,
4を安定させて立てることができ、また、扉体12Aを
開けた状態で接合用ボルト・ナット30を締結し、各間
仕切り体3,4同士を側面6a,6a同士を当接するよ
うに接合するので、作業が容易である。
て傾斜防止用ボルトを下緩衝材20の厚み分だけ回して
その底部を床面21に当てることで、各間仕切り体3,
4を安定させて立てることができ、また、扉体12Aを
開けた状態で接合用ボルト・ナット30を締結し、各間
仕切り体3,4同士を側面6a,6a同士を当接するよ
うに接合するので、作業が容易である。
【0021】なお、上記実施の形態では、フレーム8A
の天部7Aと部屋2の天井面22との隙間を埋める第一
遮蔽手段23は、フレーム8Aの天部7Aに対し天井面
22に向けて鉛直方向にスライド自在に構成された第一
遮蔽部材24と、この第一遮蔽部材24を鉛直方向にス
ライドさせるために天部7Aに挿通された昇降用ボルト
・ナット25と、第一遮蔽部材24の上面に取付けられ
て天井面22に当接する上緩衝材26とから構成した
が、これに限定されるものではなく、図4に示すよう
に、フレーム8Aの天部7Aに対し天井面22に向けて
鉛直方向にスライド自在に構成された第一遮蔽部材24
と、この第一遮蔽部材24を鉛直方向上方に付勢するば
ね40と、このばね40が巻回されて天部7Aおよび第
一遮蔽部材24の底部に挿通された案内軸部材41と、
第一遮蔽部材24の上面に取付けられて天井面22に当
接する上緩衝材26とから構成するようにしてもよく、
この場合、ばね40によって第一遮蔽部材24が常に上
方に付勢されているので、間仕切り作業が一層容易にな
る。
の天部7Aと部屋2の天井面22との隙間を埋める第一
遮蔽手段23は、フレーム8Aの天部7Aに対し天井面
22に向けて鉛直方向にスライド自在に構成された第一
遮蔽部材24と、この第一遮蔽部材24を鉛直方向にス
ライドさせるために天部7Aに挿通された昇降用ボルト
・ナット25と、第一遮蔽部材24の上面に取付けられ
て天井面22に当接する上緩衝材26とから構成した
が、これに限定されるものではなく、図4に示すよう
に、フレーム8Aの天部7Aに対し天井面22に向けて
鉛直方向にスライド自在に構成された第一遮蔽部材24
と、この第一遮蔽部材24を鉛直方向上方に付勢するば
ね40と、このばね40が巻回されて天部7Aおよび第
一遮蔽部材24の底部に挿通された案内軸部材41と、
第一遮蔽部材24の上面に取付けられて天井面22に当
接する上緩衝材26とから構成するようにしてもよく、
この場合、ばね40によって第一遮蔽部材24が常に上
方に付勢されているので、間仕切り作業が一層容易にな
る。
【0022】また、上記実施の形態では、間仕切り体
3,4は3個用いて部屋2を間仕切る例を示したがこれ
に限定されるものではなく、部屋2の広さあるいは間仕
切る場所によってそれ以上の個数の間仕切り体3,4を
用いるようにしてもよいことは勿論である。この場合
も、両側すなわち壁面31側の間仕切り体4に第二遮蔽
手段32を設ける。
3,4は3個用いて部屋2を間仕切る例を示したがこれ
に限定されるものではなく、部屋2の広さあるいは間仕
切る場所によってそれ以上の個数の間仕切り体3,4を
用いるようにしてもよいことは勿論である。この場合
も、両側すなわち壁面31側の間仕切り体4に第二遮蔽
手段32を設ける。
【0023】さらに、上記実施の形態では、扉体12A
はフレーム8Aの前面にフレーム8Aとほぼ同じ大きさ
に形成するよう構成したが、これに限定されるものでな
く、上記実施の形態における扉体12Aを半割りにし、
そのうちの一方を扉体12Aとして用いてもよい。この
場合も、扉体12Aを開いて傾斜防止用ボルトを下緩衝
材20の厚み分だけ回してその底部を床面21に当てる
ことで各間仕切り体3,4を傾斜させることなく立てる
ことができる。
はフレーム8Aの前面にフレーム8Aとほぼ同じ大きさ
に形成するよう構成したが、これに限定されるものでな
く、上記実施の形態における扉体12Aを半割りにし、
そのうちの一方を扉体12Aとして用いてもよい。この
場合も、扉体12Aを開いて傾斜防止用ボルトを下緩衝
材20の厚み分だけ回してその底部を床面21に当てる
ことで各間仕切り体3,4を傾斜させることなく立てる
ことができる。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明
は、間仕切り体に、隣り合う間仕切り体と接合される当
接側面が形成され、間仕切り体の前面に対し開閉板が一
方の側面寄りに配置されたヒンジ部を介して開閉自在に
取付けられ、開閉板の底部に、間仕切り体の設置時に開
閉板を開とした状態で床面に当接して開閉板を介して間
仕切り体の傾斜を防止する傾斜防止手段が設けられ、開
閉板を開とした状態で前記側面同士を接合する接合手段
が設けられ、傾斜防止手段として、扉体の底板に取付け
られるボルトが用いられ、接合手段として、隣り合う間
仕切り体同士の側面側に設けた側板と、これら側板同士
を挿通して固定するためのボルト・ナットとを備え、部
屋の天井と間仕切り体の天面の隙間を埋める第一遮蔽手
段が、間仕切り体に対し天井に向けて鉛直方向にスライ
ド自在に構成された第一遮蔽部材を有し、壁と壁側の間
仕切り体の側面の隙間を埋める第二遮蔽手段が、間仕切
り体に対し壁に向けて水平方向にスライド自在に構成さ
れた第二遮蔽部材を有しているので、間仕切り体を用い
て部屋を間仕切る際、間仕切り体を並べて開閉板をヒン
ジ部を介して開とし、傾斜防止手段で間仕切り体が傾斜
するのを防止し、開閉板を開とした状態で接合手段を用
いて隣り合う間仕切り体の当接側面同士を接合し、部屋
の天井と間仕切り体の天面の隙間を第一遮蔽手段の第一
遮蔽部材を用いて遮蔽し、壁と壁側の間仕切り体の側面
の隙間を第二遮蔽手段の第二遮蔽部材を用いて遮蔽する
ことで、部屋を必要な面積に間仕切ることができる。
は、間仕切り体に、隣り合う間仕切り体と接合される当
接側面が形成され、間仕切り体の前面に対し開閉板が一
方の側面寄りに配置されたヒンジ部を介して開閉自在に
取付けられ、開閉板の底部に、間仕切り体の設置時に開
閉板を開とした状態で床面に当接して開閉板を介して間
仕切り体の傾斜を防止する傾斜防止手段が設けられ、開
閉板を開とした状態で前記側面同士を接合する接合手段
が設けられ、傾斜防止手段として、扉体の底板に取付け
られるボルトが用いられ、接合手段として、隣り合う間
仕切り体同士の側面側に設けた側板と、これら側板同士
を挿通して固定するためのボルト・ナットとを備え、部
屋の天井と間仕切り体の天面の隙間を埋める第一遮蔽手
段が、間仕切り体に対し天井に向けて鉛直方向にスライ
ド自在に構成された第一遮蔽部材を有し、壁と壁側の間
仕切り体の側面の隙間を埋める第二遮蔽手段が、間仕切
り体に対し壁に向けて水平方向にスライド自在に構成さ
れた第二遮蔽部材を有しているので、間仕切り体を用い
て部屋を間仕切る際、間仕切り体を並べて開閉板をヒン
ジ部を介して開とし、傾斜防止手段で間仕切り体が傾斜
するのを防止し、開閉板を開とした状態で接合手段を用
いて隣り合う間仕切り体の当接側面同士を接合し、部屋
の天井と間仕切り体の天面の隙間を第一遮蔽手段の第一
遮蔽部材を用いて遮蔽し、壁と壁側の間仕切り体の側面
の隙間を第二遮蔽手段の第二遮蔽部材を用いて遮蔽する
ことで、部屋を必要な面積に間仕切ることができる。
【図1】本発明の実施の形態を示す間仕切り装置を用い
て部屋を間仕切る状態の斜視図である。
て部屋を間仕切る状態の斜視図である。
【図2】同じく間仕切り体の縦断面図である。
【図3】同じく間仕切り体の横断面図である。
【図4】他の実施の形態を示す第一遮蔽手段部分の縦断
面図である。
面図である。
1 間仕切り装置 2 部屋 3 中央の間仕切り体 4 一方および他方の間仕切り体 5A 底部 6A 側部 7A 天部 8A フレーム 12A 扉体 13A 扉板 14A 背板 15A ヒンジ部 17a 凹球面 18a 凸球面 19 当接片 20 下緩衝材 21 床面 22 天井面 23 第一遮蔽手段 24 第一遮蔽部材 25 昇降用ボルト・ナット 26 上緩衝材 27 傾斜防止手段 28 接合手段 30 接合用ボルト・ナット 31 壁面 32 第二遮蔽手段 33 第二遮蔽部材 34 遮蔽用ねじ 36 摺動案内面 37 摺動案内部材
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の箱状の間仕切り体の側面同士を接
合することで壁間に並べて配置して部屋を間仕切る部屋
の間仕切り装置であって、前記間仕切り体に、隣り合う
間仕切り体と接合される当接側面が形成され、間仕切り
体の前面または背面の少なくとも一方に開閉板が一方の
側面寄りに配置されたヒンジ部を介して縦軸回りに開閉
自在に取付けられ、前記開閉板の底部に、間仕切り体の
設置時に開閉板を開とした状態で床面に当接して開閉板
を介して間仕切り体全体の傾斜を防止する傾斜防止手段
が設けられ、開閉板を開とした状態で前記側面同士を接
合する接合手段が設けられたことを特徴とする部屋の間
仕切り装置。 - 【請求項2】 傾斜防止手段として、開閉体の底部に取
付けられるボルトが用いられたことを特徴とする請求項
1記載の部屋の間仕切り装置。 - 【請求項3】 接合手段として、隣り合う間仕切り体同
士の側面側に設けた側板と、これら側板同士を挿通して
固定するためのボルト・ナットとを備えたことを特徴と
する請求項1又は請求項2記載の部屋の間仕切り装置。 - 【請求項4】 部屋の天井と間仕切り体の天面の隙間を
埋める第一遮蔽手段が設けられ、この第一遮蔽手段は、
間仕切り体に対し天井に向けて鉛直方向にスライド自在
に構成された第一遮蔽部材を有したことを特徴とする請
求項1〜請求項3の何れかに記載の部屋の間仕切り装
置。 - 【請求項5】 壁と壁側の間仕切り体の側面の隙間を埋
める第二遮蔽手段が設けられ、この第二遮蔽手段は、間
仕切り体に対し壁に向けて水平方向にスライド自在に構
成された第二遮蔽部材を有したことを特徴とする請求項
1〜請求項4の何れかに記載の部屋の間仕切り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11062564A JP2000257195A (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | 部屋の間仕切り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11062564A JP2000257195A (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | 部屋の間仕切り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000257195A true JP2000257195A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13203920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11062564A Pending JP2000257195A (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | 部屋の間仕切り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000257195A (ja) |
-
1999
- 1999-03-10 JP JP11062564A patent/JP2000257195A/ja active Pending
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