JP2000256378A - 含ケイ素有機リン酸化合物、その製造方法、これを含む難燃剤及び難燃性樹脂組成物 - Google Patents
含ケイ素有機リン酸化合物、その製造方法、これを含む難燃剤及び難燃性樹脂組成物Info
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Abstract
系化合物、その製造方法、これを含む難燃剤及びこれを
配合した難燃性及び耐熱性に優れた難燃性樹脂組成物を
提供する。 【解決手段】下記一般式(1)で示される含ケイ素有機
リン酸化合物 【化1】 (式中、R1〜R6は各々独立して水素原子又は炭素数1
〜10のアルキル基を表し、a〜fは各々独立して1〜
3の整数を表し、R7及びR8は各々独立して炭素数1〜
10のアルキル基、フェニル基又は炭素数1〜10のア
ルキル基が1〜3個置換したフェニル基を表す。)、そ
の製造方法、これを含む難燃剤及び難燃性樹脂組成物を
用いる。
Description
まない新規な含ケイ素有機リン酸化合物、その製造方
法、これを含む難燃剤及び難燃性樹脂組成物に関するも
のであり、各種電気機器などに多用される難燃樹脂用配
合型難燃剤として使用可能である。
ン系の難燃剤が難燃性、樹脂物性、価格の面で優れてい
るために広く用いられてきたが、発煙性、加工及び燃焼
時の毒性ガスの発生の問題により、近年ハロゲン系化合
物を使用しない難燃処方の開発が盛んに行われている。
含まないリン酸エステル系化合物としては、トリフェニ
ルホスフェート、トリクレジルホスフェート(いずれも
例えば、特公昭53−418号公報)、オリゴマー型の
縮合リン酸エステル(例えば、特開平7−109416
号公報)が知られている。
化合物は、揮発性が高く耐熱性が十分でないものが多
く、難燃性能及び配合樹脂の機械物性の面でさらなる改
善が求められていた。そのため、種々のリン酸エステル
系化合物の提案がなされ、様々な用途で使い分けがなさ
れているものの、近年の難燃規制の強化、配合した難燃
樹脂の性能のさらなる向上要求が高く、従来品の課題を
克服できる剤の創製が望まれていた。
鑑みてなされたものであり、その目的はハロゲン原子を
含まない新規なリン酸エステル系化合物、これを含む難
燃剤及びこれを配合した難燃性及び耐熱性に優れた難燃
性樹脂組成物を提供することにある。
解決するため鋭意検討した結果、本発明のケイ素を含む
有機リン酸化号物(以下「含ケイ素有機リン酸化合物」
という)が耐熱性、難燃性付与性能に優れ、樹脂等に混
ぜることで十分な難燃性を発揮させることができること
を見出し、本発明を完成させるに至った。
又は炭素数1〜10のアルキル基を表し、a〜fは各々
独立して1〜3の整数を表し、R7及びR8は各々独立し
て炭素数1〜10のアルキル基、フェニル基又は炭素数
1〜10のアルキル基が1〜3個置換したフェニル基を
表す。)で表される含ケイ素有機リン酸化合物、その製
造方法、これを含む難燃剤及び難燃性樹脂組成物に関す
る。
一般式(2)で表される構造である。
々独立して水素原子又は炭素数1〜10のアルキル基で
あることが好ましく、さらに、製造の容易さから水素原
子であることが好ましい。また、R1〜R6として炭素数
1〜10のアルキル基を有した化合物の場合、一般式
(2)中のa〜fは1〜3の整数であることが好まし
く、その置換基の位置は特に限定されず、殊にR3ある
いはR4とシラノール(Si−O−)基との位置につい
ても各々が任意の位置に置換されておればよい。
して炭素数1〜10のアルキル基、フェニル基又は炭素
数1〜10のアルキル基が1〜3個置換したフェニル基
であることが好ましく、さらに、容易に製造できること
から炭素数1〜10のアルキル基又はフェニル基、特に
フェニル基であることが好ましい。
脂に混ぜることで得られる樹脂組成物とする場合には、
本発明の含ケイ素有機リン酸化合物の内の単一の構造の
化合物を用いるのみならず、上記記載の範囲内で任意の
位置に置換基を有したものや、置換基の数の異なるもの
を混合物として樹脂に混ぜてもよい。
方法については特に限定されないが、例えば、アミン存
在下、ジヒドロキシアリールとジアリールリン酸クロラ
イドとの反応により下記一般式(3)
又は炭素数1〜10のアルキル基を表し、a〜cは各々
独立して1〜3の整数を表し、OH基とR3との位置関
係も任意であってよい。)で示される化合物を得、さら
にアミン存在下、一般式(3)で示される化合物とジク
ロロジアリールシラン又はジクロロジアルキルシランと
の反応等により得ることができる。
としては、具体的にはカテコール、3−メチルカテコー
ル、4−メチルカテコール、3−メチル−5−n−プロ
ピルカテコール、3,5−ジイソプロピルカテコール、
4−t−ブチルカテコール、3、5−ジ−t−ブチルカ
テコール、2−メチルレゾルシノール、5−メチルレゾ
ルシノール、4−エチルレゾルシノール、2,5−ジメ
チルレゾルシノール、4−ヘキシルレゾルシノール、4
−ドデシルレゾルシノール、ハイドロキノン、メチルハ
イドロキノン、2,3−ジメチルハイドロキノン、トリ
メチルハイドロキノン、t−ブチルハイドロキノン、
2,5−ジ−t−ブチルハイドロキノン等が挙げられ
る。
ライドとしては、具体的にはジフェニルリン酸クロライ
ド、ジトリルリン酸クロライド、フェニルトリルリン酸
クロライド、ジキシリルリン酸クロライド、2−エチル
フェニルフェニルリン酸クロライド、ジ−3−n−プロ
ピルフェニルリン酸クロライド、ジ−4−t−ブチルフ
ェニルリン酸クロライド等が挙げられる。
ラン又はジクロロジアルキルシランとしては、具体的に
はジクロロジメチルシラン、ジクロロジエチルシラン、
ジクロロジフェニルシラン、ジクロロジトリルシラン、
ジクロロジキシリルシラン等が挙げられる。
的にはトリエチルアミン、ジエチルアニリン、ピリジ
ン、ジメチルアニリン、イソキノリン、キノリン、トリ
エチレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラメチル
エチレンジアミン等が挙げられる。
いが、ジヒドロキシアリールや一般式(3)で示される
化合物に対して通常1〜1.3当量用いられる。
として反応に用いられる。
に限定されるものではないが、ジアリールリン酸クロラ
イドに対して通常1〜3当量用いられる。
アルキルシランの使用量としては特に限定されるもので
はないが、一般式(3)で示される化合物に対して通常
0.5〜0.65当量用いられる。
活性であればあらゆるものが適用可能であり、ジクロロ
メタン、ジブロモメタン、クロロホルム、ブロモホル
ム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、1,1,2
−トリクロロエタン等のハロゲン化炭化水素、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、1,4−
ジオキサン等のジオキサン、テトラヒドフラン等の環状
エーテルなどが挙げられる。
のジヒドロキシアリール及び一般式(3)で示される化
合物に対してあらゆる量比で使用可能であるが、1重量
倍量以下では反応終了後の反応液粘度が高くなることが
あり、また100重量倍量以上では経済的ではないこと
から、1〜100重量倍量の範囲、さらに2〜50重量
倍量の範囲が好ましい。
より左右され一概にいえないが、通常−10℃〜60℃
の範囲で実施され、より好ましくは0〜30℃の範囲で
ある。
温度により左右され一概にいえないが、通常1〜24時
間の範囲で実施され、より好ましくは5〜10時間の範
囲である。
液を濃縮することにより目的とする含ケイ素有機リン酸
化合物が得られる。
脂または熱可塑性樹脂、本発明の含ケイ素有機リン酸化
合物及び難燃助剤等から構成され、さらに必要に応じて
紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、帯電防止剤、無
機充填剤等の添加剤を添加してもよい。
可能な樹脂としては、フェノール樹脂、ユリア樹脂、メ
ラミン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン、
アルキド樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂や、低密
度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレン−ビニ
ルアセテート共重合体、ポリスチレン、耐衝撃性ポリス
チレン、発泡ポリスチレン、アクリロニトリル−スチレ
ン共重合体、アクリロニトリル−スチレン−ブタジエン
共重合体(以下ABSと略す)、ポリプロピレン、石油
樹脂、ポリメチルメタクリレート、ポリアミド、ポリカ
ーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレート、ポリフェニレンエーテル等の熱可塑
性樹脂が挙げられ、さらに熱可塑性樹脂を2種以上混合
したポリカーボネート−ABS、ポリフェニレンエーテ
ル−ポリスチレン等に代表されるポリマーアロイ等も例
示できる。これらのうち、低密度ポリエチレン、高密度
ポリエチレン、エチレン−ビニルアセテート共重合体、
ポリスチレン、耐衝撃性ポリスチレン、発泡ポリスチレ
ン、アクリロニトリル−スチレン共重合体、アクリロニ
トリル−スチレン−ブタジエン共重合体、ポリプロピレ
ン、石油樹脂、ポリメチルメタクリレート、ポリアミ
ド、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート、ポリフェニレンエーテル
等の熱可塑性樹脂や、熱可塑性樹脂を2種以上混合した
ポリカーボネート−ABS、ポリフェニレンエーテル−
ポリスチレン等に代表されるポリマーアロイが好適な樹
脂として例示される。
への配合量としては、配合する樹脂の種類や目的とする
難燃性能により異なり、特に限定されるものではない
が、樹脂100重量部に対して1〜100重量部配合す
ることが好ましく、さらに難燃性樹脂組成物としての効
果をより発揮させるために10〜100重量部、特に1
5〜100重量部配合することが好ましい。
に配合するにあたり、単独でも配合可能であるが、その
他のリン酸化合物、臭素含有化合物等の難燃剤を混合し
ても使用可能である。
に配合するにあたり、三酸化アンチモン、アンチモン酸
ソーダ、テフロン(登録商標)、ポリエーテルイミド、
ほう酸亜鉛、メラミンシアヌレート等の難燃助剤を添加
してもよく、この場合、本発明の含ケイ素有機リン酸化
合物100重量部に対して通常5〜80重量部添加され
る。
系の紫外線吸収剤、2,2,6,6−テトラメチルピペ
リジン誘導体の光安定剤、ヒンダードフェノール系の酸
化防止剤等を添加してもよく、この場合本発明の難燃性
樹脂組成物100重量部に対して通常0.05〜5重量
部添加される。これらの他、必要に応じて帯電防止剤や
タルク、グラスファイバー等の無機充填剤を添加しても
よい。
への配合方法としては、熱硬化性樹脂に配合する場合に
は、例えば、あらかじめ本発明の含ケイ素有機リン酸化
合物を樹脂原料に分散させた後硬化させればよく、熱可
塑性樹脂に配合する場合には、例えばコニカルブレンダ
ーやタンブラーミキサーを用いて必要な配合試剤を混合
し、二軸押出機等を用いてペレット化してもよい。これ
らの方法で得られた難燃性樹脂組成物の加工方法は、特
に限定されるものではなく、例えば押出成型、射出成型
等を行い、目的とする成型品を得ることができる。
耐熱性が高いため、樹脂に配合する際に高温での処理が
必要であっても難燃性能が低下することなく配合でき、
多くの樹脂に適用できるという利点がある。
発明の含ケイ素有機リン酸化合物を含んでおり、樹脂等
へ配合することで難燃性能を付与できるものである。こ
こで、主成分とは難燃剤の効果を示す成分であり、その
効果が認められる量を有しておればよい。他の成分とし
ては、本発明の難燃剤以外の既存の難燃剤、上記した難
燃助剤、増量剤、劣化防止剤などを含んでいてもよい。
剤型としては使用する態様により選択すればよく、溶液
状、懸濁状、固形状など種々の剤型を採用できる。
るが、本発明はこれら実施例のみに限定されるものでは
ない。
ットルのガラス反応器にハイドロキノン198.2g
(1.80モル)、1,4−ジオキサン3600g及び
トリエチルアミン182.1g(1.80モル)を仕込
み、撹拌下、室温で滴下ロートよりジフェニルリン酸ク
ロライド161.2(0.60モル)及び1、4−ジオ
キサン1200gを1.5時間かけて滴下し、滴下終了
後室温で1時間熟成を行った。反応後、濾過を行い溶媒
を留去することにより結晶170.5gを得た。得られ
た結晶170.0g及び水酸化ナトリウム12.0gを
水600gに加え、不溶物を濾過した後、母液に塩酸を
加え結晶化させ濾過することにより結晶78.6g(収
率38.3%)を得た。
点測定、核磁気共鳴スペクトル及び赤外吸収スペクトル
を測定した結果を以下に示す。
素分析計により、リンはICPにより、ケイ素は重量法
により行った。また、熱天秤測定は、空気中、室温より
600℃まで10℃/分の速度で昇温させる条件にて行
った。
下の式(4)で示される化合物の理論値とほぼ一致し
た。
H、単位はppm):δ6.5〜6.6(d、2H)、
6.9〜7.0(d、2H)7.2〜7.4(m、10
H)。
理、単位はcm-1):3248、1601、1587、
1507、1487、1455、1261、1215、
1186、1176、1026、1011、984、9
73、837、770、757、689、579、54
6、521、504。
トを備えた1リットルのガラス反応器に先に得られた結
晶68.5g(0.20モル)、1,4−ジオキサン5
00g及びトリエチルアミン20.3g(0.20モ
ル)を仕込み、撹拌下、室温で滴下ロートよりジクロロ
ジフェニルシラン26.4g(0.10モル)及び1、
4−ジオキサン100gを0.5時間かけて滴下し、滴
下終了後室温で1時間熟成を行った。
より粘稠な含ケイ素有機リン酸化合物(A)86.8g
(収率99.1%)を得た。
核磁気共鳴スペクトル、赤外吸収スペクトル及び熱天秤
を測定した結果を以下に示す。
下の式(5)で示される化合物の理論値とほぼ一致し
た。
H、単位はppm):δ6.5〜6.6(d、4H)、
6.9〜7.0(d、4H)7.2〜7.4(m、30
H)。
理、単位はcm-1):1591、1498、1490、
1301、1183、1129、1025、1010、
960、840、768、762、723、692、6
88、520。
(327)、10%重量減少(366)、50%重量減
少(492)。
H)100重量部に対して、実施例1で得られた含ケイ
素有機リン酸化合物である化合物A(実施例2、表3で
は化合物Aと記載)又は市販の有機リン酸化合物(比較
例1:大八化学製、CR−733S、比較例2:大八化
学製、CR−741CA)を10重量部、テフロン(旭
アイシーアイフロロポリマーズ製CD−4)を0.05
重量部、ポリエーテルイミド樹脂(GE Plasti
cs製ウルテム1000)を1.6重量部を配合し、異
方二軸押出機にてシリンダー温度285℃でペレット化
を行い、射出成形機にて295℃で試料片を作製した。
得られた試料片を、JISK7201に規格されている
酸素指数測定法およびUL94V垂直燃焼性試験方法に
準拠して燃焼性の評価を行った。その結果を表3に示
す。
発明の化合物AをPPE100重量部に対して10重量
部配合して得られた組成物は市販剤を配合して得た組成
物よりも優れた難燃性を示すことが分かる。
す組成となるように配合し、実施例2、比較例1、2と
同様にして試料片を作製し、その評価を行った。結果を
表3にあわせて示す。
発明の化合物AをPPE100重量部に対して14重量
部配合して得られた組成物は市販剤を配合して得た組成
物よりも優れた難燃性を示すことが分かる。さらに、比
較例3〜5の結果から、テフロン、ポリエーテルイミド
樹脂のいずれかあるいは両方を配合しないことで難燃性
はより劣っており、これらは樹脂組成物の難燃性に寄与
していることが分かる。
す組成となるように配合し、実施例2、比較例1、2と
同様にして試料片を作製し、その評価を行った。結果を
表3にあわせて示す。
発明の化合物AをPPE100重量部に対して18重量
部配合して得られた組成物は市販剤を配合して得た組成
物よりも優れた難燃性を示すことが分かる。
す組成となるように配合し、実施例2、比較例1、2と
同様にして試料片を作製し、その評価を行った。結果を
表3にあわせて示す。
と、本発明の化合物AをPPE100重量部に対して2
2重量部配合して得られた組成物は市販剤を配合して得
た組成物よりも優れた難燃性を示すことが分かる。
販の有機リン酸化合物(比較例12:大八化学製、CR
−733S、比較例13:大八化学製、CR−741C
A)を10℃/分の昇温速度条件における熱天秤測定を
行った。結果を表4に示す。
規な化合物であり、難燃剤として優れた性能を示す。本
発明の製造方法はこの含ケイ素有機リン酸化合物を容易
に製造できる。また、本発明の含ケイ素有機リン酸化合
物を熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂に配合して得られる難
燃性樹脂組成物は、高い難燃性能を有する。
Claims (4)
- 【請求項1】下記一般式(1)で示される含ケイ素有機
リン酸化合物。 【化1】 (式中、R1〜R6は各々独立して水素原子又は炭素数1
〜10のアルキル基を表し、a〜fは各々独立して1〜
3の整数を表し、R7及びR8は各々独立して炭素数1〜
10のアルキル基、フェニル基又は炭素数1〜10のア
ルキル基が1〜3個置換したフェニル基を表す。) - 【請求項2】アミン存在下でジアリールリン酸クロライ
ドとジヒドロキシアリールを反応させ、次いでアミン存
在下でジクロロジアリールシラン又はジクロロジアルキ
ルシランを反応させることを特徴とする請求項1に記載
の含ケイ素有機リン酸化合物の製造方法。 - 【請求項3】請求項1に記載の含ケイ素有機リン酸化合
物を主成分として含むことを特徴とする難燃剤。 - 【請求項4】樹脂100重量部に対して請求項1に記載
の含ケイ素有機リン酸化合物を1〜100重量部含むこ
とを特徴とする難燃性樹脂組成物。
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