JP2000254897A - テープ形成用カッター刃 - Google Patents
テープ形成用カッター刃Info
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- JP2000254897A JP2000254897A JP11057994A JP5799499A JP2000254897A JP 2000254897 A JP2000254897 A JP 2000254897A JP 11057994 A JP11057994 A JP 11057994A JP 5799499 A JP5799499 A JP 5799499A JP 2000254897 A JP2000254897 A JP 2000254897A
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Abstract
ーフカットおよびフルカットする製造方法に使用するカ
ッター刃であって、研磨に要する時間を削減し、生産性
を向上するカッター刃を提供することにある。 【解決手段】 本発明の特徴は、多層テープ素材4を同
一工程でハーフカットおよびフルカットするテープの製
造に用いるテープ形成用カッター刃1であって、ハーフ
カット用刃部3およびフルカット刃部2を別体として形
成し、組み合わせて一つのカッター刃1としたことにあ
る。
Description
同一工程でハーフカットおよびフルカットするテープの
製造に使用するテープ形成用カッター刃に関する。
の製造方法として、2層テープ素材を同一エ程1つのカ
ッター刃によりハーフカット(1層を残してカット)お
よびフルカット(2層ともカット)する製造方法を用い
ることがある。
は、図9に断面を示す通りであり、1つのカッター刃3
0にハーフカット用刃部31およびフルカット用刃部3
2を設けたものが使用されている。
加工方法は図10に示す通りであり、スタンピング用プ
レスの上型にカッター刃30を取り付け、2層テープ3
3を搬送しながらプレスを昇降させ、カッター刃30に
よりテープの加工を行う。
31は2層テープ素材33の第1層34のみをカット
し、フルカット用刃部32は全層(第1層34および第
2層35)をカットするため、ハーフカット用刃部31
の刃先36とフルカット用刃部32の刃先37の高さが
異なる構成となっていた。
30を用いたは2層テープ33の加工方法では、同一カ
ッター刃の刃部によりハーフカットおよびフルカットを
行うため、ハーフカット用刃部31の刃先36は第1層
34のみをカットし、フルカット用刃部32の刃先37
は第1層34および第2層35をカットして2層テープ
33を搭載しているダイ38に接する。
36に比べフルカット用刃部32の刃先37の消耗が激
しくなり、各刃先の消耗に差が発生する。
度が保てなくなり、フルカット用刃部32の刃先37が
ダイ38まで届かずにフルカットができない問題や、ハ
ーフカット用刃部31の刃先36が深く入りすぎて2層
目のテープが損傷する問題が生じる。
全ての刃部の刃先を再研磨し無ければならず、生産性を
悪くする原因となり、また、カッター刃の寿命を短くす
る要因ともなっていた。
カットおよびフルカットを行う場合、フルカット用刃部
がダイに強く押し付けられるため、フルカット用刃部の
消耗が激しく、再研磨の回数が多くなり、問題となって
いた。
等の接着に使用するテープにおいては、高い寸法精度が
要求され、刃部がに求められる精度も高く、少しの消耗
でも再研磨が必要となるため、再研磨の回数が多くな
り、特に問題となっていた。
ものであり、本発明の目的は、多層テープを同一工程で
ハーフカットおよびフルカットする製造方法に使用する
カッター刃であって、研磨に要する時間を削減し、生産
性を向上するカッター刃を提供することにある。
ピングにより多層テープ素材を同一工程でハーフカット
およびフルカットするテープの製造に用いるテープ形成
用カッター刃であって、ハーフカット用刃部およびフル
カット刃部を別体として形成し、組み合わせて一つのカ
ッター刃としたことにある。
工程でハーフカットおよびフルカットする半導体装置用
テープの製造に用いるテープ形成用カッター刃であっ
て、ハーフカット用刃部およびフルカット刃部を別体と
して形成し、組み合わせて一つのカッター刃としたこと
にある。
を用い詳細に説明する。
により半導体装置用テープを形成するものであり、本実
施形態で用いるテープ形成用カッター刃1は図1に断面
図を示す通りフルカット用刃部2およびハーフカット用
刃部3がそれぞれ別体で隣接して設けられ、フルカット
用刃部2でハーフカット用刃部3をはさむ構造となって
いる。
層テープ4の第1層5および第2層6をカットし、ハー
フカット用刃部3は第1層5のみカットするため、フル
カット用刃部2の刃先7がハーフカット用刃部3の刃先
8より突出して設けられている。
の第1層5が加工されて半導体装置テープとなり、第2
層は台紙となる。
まず、図3に示すようにそれぞれの刃部を個別に形成
し、組み合わせることにより図1に示すカッター刃1を
形成する。
スタンピングによりテープを形成する方法は図4に示す
通りであり、カッター刃1をプレスの上型に取り付け、
2層テープ4を搬送しながらカッター刃1のフルカット
用刃部2の刃先7がダイ9に接触する用にプレスを昇降
させる。
層テープ4の不要部分を剥がし、図5および図6に示す
半導体装置用テープ10及び台紙11を形成する。
調整方法は図7に示す通りであり、フルカット用刃部2
の消耗がハーフカット用刃部3の消耗より激しくなり、
ハーフカット用刃部3の刃先8に対するフルカット用刃
部2の刃先7の突出量が減少した場合、図7(a)に示
すようにハーフカット用刃部3を取り外し、刃先7の突
出量の減少量Y分ハーフカット用刃部3の取り付け面1
2を研磨し、図7(b)に示すよう組みなおすことによ
り、ハーフカット用刃部3の刃先8の突出を少なくし、
ハーフカット用刃部3の刃先8に対するフルカット用刃
部2の刃先7の突出量を調整する。
耗が激しくなった場合、フルカット用刃部2の刃先7の
み再研磨し、消耗および再研磨によってフルカット用刃
部2の刃先7の突出量が減少した分ハーフカット用刃部
3の取り付け面12を研磨すればよい。
なった場合、再研磨ができない刃部のみを交換すればよ
い。
要な刃部のみ研磨することができるので、調整時間を短
縮することができ、また、一方の刃先のみ消耗した場合
に、全ての刃先を再研磨する必要がなくなるため、刃部
の寿命を長くすることができる。
10は、図8に示す半導体装置20の放熱板21とサポ
ートフレーム22の接着、およびリードの形成されたを
TABテープ23とサポートフレーム22の接着に使用
される。
ては、テープの精度が悪ければチップ電極24とTAB
テープ23の導通に影響を与えて導通不良が発生する問
題や、ポッティング樹脂25による封止において樹脂の
流入を妨げパッケージクラックの原因となる問題があ
る。
が必要となり、再研磨回数が多くなるため、本発明をこ
のような半導体装置用テープ10の形成に用いることは
特に有効である。
ンピングによりカットする例について述べたが、これは
任意であり、本発明はこれに拘束されるものではなく、
3層以上のテープの加工に本発明を用いてもよいし、ス
タンピング以外のローラー等によるカットに本発明を用
いてもよい。
ける刃部の研磨回数が多く必要であるスタンピングによ
るテープ形成および半導体装置用テープの形成におい
て、必要な刃部のみ研磨することができるので、全ての
刃先を再研磨する必要がなくなり、調整時間を短縮する
ことができる。
面図である。
である。
法を示す図である。
法を示す図である。
用テープ及び台紙を示す図である。
用テープ及び台紙を示す図である。
法を示す図である。
用テープを用いた半導体装置を示す図である。
る。
ープを加工する状態を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 スタンピングにより多層テープ素材を同
一工程でハーフカットおよびフルカットするテープの製
造に用いるテープ形成用カッター刃であって、ハーフカ
ット用刃部およびフルカット刃部を別体として形成し、
組み合わせて一つのカッター刃としたことを特徴とする
テープ形成用カッター刃。 - 【請求項2】 多層テープ素材を同一工程でハーフカッ
トおよびフルカットする半導体装置用テープの製造に用
いるテープ形成用カッター刃であって、ハーフカット用
刃部およびフルカット刃部を別体として形成し、組み合
わせて一つのカッター刃としたことを特徴とするテープ
形成用カッター刃。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11057994A JP2000254897A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | テープ形成用カッター刃 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11057994A JP2000254897A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | テープ形成用カッター刃 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000254897A true JP2000254897A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13071572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11057994A Pending JP2000254897A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | テープ形成用カッター刃 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000254897A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
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- 1999-03-05 JP JP11057994A patent/JP2000254897A/ja active Pending
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