JP2000254071A - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

Info

Publication number
JP2000254071A
JP2000254071A JP11060404A JP6040499A JP2000254071A JP 2000254071 A JP2000254071 A JP 2000254071A JP 11060404 A JP11060404 A JP 11060404A JP 6040499 A JP6040499 A JP 6040499A JP 2000254071 A JP2000254071 A JP 2000254071A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing
degree
water
contamination
washing water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11060404A
Other languages
English (en)
Inventor
Genichiro Kono
源一郎 河野
Tatsuya Saito
達也 齋藤
Kenji Suzuki
賢司 鈴木
Shigemitsu Suzuki
重光 鈴木
Yoshio Ikeda
義雄 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP11060404A priority Critical patent/JP2000254071A/ja
Publication of JP2000254071A publication Critical patent/JP2000254071A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄水の汚れ度を検出し、汚れ度に応じて洗
い強度を変える。 【解決手段】 洗い運転中、1分経過する度に洗浄水の
汚れ度を検出し、その汚れ度が閾値未満であるか否かに
よって洗浄ポンプの回転数を切り換えて噴射ノズルアー
ムからの洗浄水の噴出力を強弱変化させる。これによ
り、汚れ程度の大きい食器類に対しては洗浄水を強く当
てて洗浄力を強めたり、汚れ程度の小さい食器類に対し
ては洗浄水の噴出力を弱くして低騒音運転を行うことが
可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗浄水をポンプによ
り噴射体に送って食器に噴射し洗浄する構成の食器洗浄
機に係り、特に水の汚れ度に応じて洗浄水の噴出力を変
化させるようにしたものに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、食器洗浄機
では、洗浄槽内に食器を収容して運転をスタートする
と、「洗い」から「すすぎ」を経て「乾燥」までの各行
程が自動的に行われるようになっている。かかる食器洗
浄機では、洗浄槽内に噴射ノズルアームとヒータとを設
け、洗浄槽内に溜められた水をポンプによって噴射ノズ
ルアームに送って洗い、すすぎを行い、乾燥時にはヒー
タを発熱させて温風により食器を乾燥させるようにして
いる。
【0003】このような構成の食器洗浄機には、洗浄水
の汚れ度を検出する光学式の汚れ度検出装置を設け、洗
浄水の汚れ度に応じて洗い時間やすすぎ時間を変えるよ
うにしたものがある。例えば、特開平4−279136
号公報には、光透過窓の汚れや発光素子の特性劣化によ
って汚れ度検出に影響が出ないようにするために、複数
回実行されるすすぎ洗いのうち、最初のすすぎ洗い時に
光強度の校正を行った後、次のすすぎ時に洗浄水の汚れ
度を検出し、その検出値に応じて以後のすすぎ回数(時
間)を決定する技術が開示されている。
【0004】このように、従来の汚れ度検出装置を設け
た食器洗浄機は、汚れ度を検出して洗い時間やすすぎの
時間を制御しようとするものであり、食器の汚れを落と
すという本来の機能に直接的に関係する洗浄力の制御に
利用することついては全くなされていない。そこで、本
発明の目的は、洗浄水の汚れ度の検出を汚れを落とすと
いう機能の制御のために利用することができる食器洗浄
機を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1記載の食器洗浄機は、洗浄室と、この洗浄
室の内部に収容された食器に洗浄水を噴出して洗浄する
噴射体と、この洗浄槽内に溜められた水を洗浄水として
前記噴射体に供給するポンプと、前記洗浄水の循環経路
に設けられ、洗浄水の汚れ度を検出する汚れ度検出手段
と、この汚れ度検出手段により検出された洗浄水の汚れ
度に応じて前記噴射体の洗浄水の噴出力を変化させる噴
出力調節手段とを具備してなるものである。
【0006】この構成によれば、洗浄水の汚れ度に応じ
て噴射体の洗浄水の噴出力を変化させるので、食器類の
汚れ程度に応じて洗浄水を噴出力を変えたりすることが
できる。このため、汚れ程度の大きい食器類に対しては
洗浄水を強く当て洗浄力を強めたり、汚れ程度の小さい
食器類に対しては洗浄水の噴出力を弱くして低騒音運転
を行うことができる。
【0007】この場合、請求項2記載の食器洗浄機のよ
うに、ポンプを速度制御可能に構成し、該ポンプの回転
数を変化させることによって噴射体の洗浄水の噴出力を
変化させるように構成することができる。また、請求項
3記載の食器洗浄機のように、洗浄水の循環経路に絞り
手段を設け、この絞り手段の絞り量を変化させることに
よって噴射体の洗浄水の噴出力を変化させるように構成
することもできる。
【0008】また、汚れ程度の小さい食器類であること
を判断して無駄に洗浄水の噴出力を強くしたりしないよ
うにするために、請求項4記載の食器洗浄機のように、
汚れ度の変化度合が小さいとき、噴射体の洗浄水の噴出
力を弱くするように構成することができる。
【0009】汚れ程度の小さい食器類であることを判断
して無駄に洗浄水の噴出力を強くしたり、無駄に洗浄時
間を費やさないようにするために、請求項5記載の食器
洗浄機のように、汚れ度の変化度合が小であるとき、洗
浄手段の洗浄水の噴出力を弱くすると共に洗浄時間を短
縮するように構成することができる。
【0010】洗浄水が食器類の汚れ付着部分に当たって
いないような場合、これを検出して汚れ付着部分に洗浄
水を当てるために、請求項6記載の食器洗浄機のよう
に、汚れ度検出手段により検出された汚れ度の変化がほ
とんどないとき、噴射体の洗浄水の噴出力を強くするよ
うに構成しても良い。
【0011】食器類の量を判断し、量が多いときでもま
んべんなく洗浄することができるようにするために、請
求項7記載の食器洗浄機のように、噴射体から洗浄水が
噴射されている時に検出した汚れ度と噴射を停止した時
に検出した汚れ度との差が大きい時、洗浄手段の洗浄水
の噴出力を大きくすることができる。
【0012】洗浄水から気泡を排除して汚れ度検出を正
確に行うために、請求項8記載の食器洗浄機のように、
噴射体からの洗浄水の噴出力を小さくした後、汚れ度検
出動作を実行するように構成することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例により具体
的に説明する。 [第1実施例]本発明の第1実施例は図1〜図6に示さ
れている。まず、図2〜図4には食器洗浄機の全体構成
が示されており、外箱1内には洗浄槽2が配設されてい
る。この洗浄槽2の前面には、該洗浄槽2の内部である
洗浄室3に食器類を出し入れするための出入口4が形成
されており、この洗浄室3の出入口4を開閉する扉5が
外箱1に枢設されている。扉5は下辺部を中心に回動し
て出入口4を開閉するもので、その開放時、扉上部5a
は図3に示すように起立するようになっており、この扉
上部5aの外部に把手6が設けられている。また、扉5
の前面中央部分は洗浄室3の内部を透視するための透視
板7とされている。
【0014】図4に示すように、洗浄室3内には底部に
ヒータ8が配設され、そのヒータ8の上方に噴射体とし
ての噴射ノズルアーム9がアーム支え10により回転可
能に配設されている。このアーム支え10は中空状のも
ので、該アーム支え10の中空内部は噴射ノズルアーム
9内に連通している。また、洗浄室3内には噴射ノズル
アーム10の上方に位置して引出式の食器かご11,1
2が上下2段に配設されている。
【0015】また、洗浄槽2の背面部には給水弁13が
取り付けられている。この給水弁13には図示しない水
道に通ずる給水管14が接続されており、給水時には洗
浄室3内に給水管14を通じて水道水が供給される。洗
浄槽2の外下部には洗浄室3に連通する貯水タンク15
が設けられている。貯水タンク15は洗浄槽2の背部外
側に配設された水位検知装置16に接続管17を介して
接続されており、水位検知装置16は接続管17および
貯水タンク15を介して連通する洗浄室3内の水位を検
知するようになっている。
【0016】洗浄槽2の外下部には、噴出力調整手段と
しての洗浄ポンプ18、排水ポンプ19およびこれらを
駆動するポンプモータ20が配設されている。ポンプモ
ータ20は、その正転によって洗浄ポンプ18を作動さ
せ、逆転によって排水ポンプ19を作動させるようにな
っている。これら両ポンプ18,19の吸入部は共通の
吸入管21を介して貯水タンク15に接続されており、
従って洗浄室3内の水は貯水タンク18から両ポンプ1
5,16のうちポンプモータ17の回転方向に応じて作
動状態となる側のポンプに吸入される。
【0017】そして、洗浄ポンプ18の吐出部は吐出管
22によりアーム支え10に接続されており、これによ
り洗浄ポンプ15から吐出された水は洗浄水として吐出
管22からアーム支え10を介して噴射ノズルアーム9
に圧送される。噴射ノズルアーム9に圧送された洗浄水
は噴射ノズルアーム9の上面部に形成された噴出孔9a
から上部の食器かご11,12に向けて噴出される。こ
のとき、洗浄水は噴射ノズルアーム9の側面部に生成さ
れた噴射孔9bからも噴出されるようになっており、そ
の噴出水の反動によって噴射ノズルアーム9が回転する
ように構成されている。
【0018】一方、排水ポンプ19の吐出部には排水ホ
ース23が接続されており、この排水ホース23は周知
のように外箱1外に導出されている。従って、排水ポン
プ19の作動時には、洗浄槽3内の水は貯水タンク15
から排水ポンプ19に吸引され、排水ホース23によっ
て流し台のシンクなど所望の排水場所に排出することが
できるようになっている。
【0019】洗浄槽2の背部外側には送風装置24が設
けられている。この送風装置24は食器の乾燥時に外気
を吸引し、これをダクト25を通じて洗浄室3の下部か
ら該洗浄室3内に供給する。ダクト25から洗浄室3内
に供給された外気はヒータ8により加熱されて温風化さ
れ、この温風によって食器類が乾燥される。そして、食
器類を乾燥した後の空気は洗浄槽2の前面上部に設けら
れた排気口26から外部に排出される。
【0020】さて、洗浄ポンプ18の作動時における水
の循環経路、例えば貯水タンク15には、洗浄水の汚れ
度を検出する汚れ度検出手段としての汚れ度検出装置2
7が設けられている。この汚れ度検出装置27は図5に
示す光透過型の光センサから成り、ほぼコ字形のホルダ
28に発光素子29と受光素子30とを対向状態に設け
てなる。そして、発光素子29と受光素子30とは貯水
タンク15に形成された2つの凹部31,32内に収納
されており、その2つの凹部31,32の対向面部分は
例えば2色成形によって透明に形成された光透過面31
a,32aとされている。従って、発光素子29から発
せられた光は一方の光透過面31aから貯水タンク15
内に入射し、該貯水タンク15内の洗浄水を透過して他
方の光透過面32aを介して受光素子30に受光され
る。このとき、貯水タンク15内の洗浄水が汚れていれ
ば、その透過度が低くなって受光素子30の受光量が少
なくなるので、受光素子30の出力によって洗浄水の汚
れ度を検出することができるものである。
【0021】外箱1の前面下部には操作パネル33が設
けられており、その裏側には制御手段を構成するマイク
ロコンピュータ34が取り付けられている。このマイク
ロコンピュータ34には図6に示すように水位検出装置
16の検出信号が水位検出回路35を介して入力される
と共に、洗浄槽2の外底部に設けられた温度センサ36
の温度検出信号が温度検出回路37を介してそれぞれ入
力される他、汚れ度検出装置27の受光素子30の検出
信号が受光素子出力処理回路38を介して入力される。
【0022】そして、マイクロコンピュータ34は各種
の入力信号、予め定められたプログラムに基づきヒータ
8、給水弁13、送風装置24、汚れ度検出装置27の
発光素子29をヒータ制御回路39、給水弁制御回路4
0、送風装置制御回路41、発光素子制御回路42を介
して制御する。
【0023】本実施例では、前記ポンプモータ20は例
えば直流ブラシレスモータにより構成され、インバータ
装置43によって駆動される。インバータ装置43は商
用の交流電源を所定電圧の直流電源に変換する直流電源
回路44、ポンプモータ20が有する複数相のコイルに
順次通電するための複数のスイッチング素子を備えたイ
ンバータ主回路45、インバータ制御回路46とを備え
ている。
【0024】そして、インバータ制御回路46はポンプ
モータ20のロータ(図示せず)の回転位置を検出する
位置検出器47からの位置情報とマイクロコンピュータ
34から与えられる速度指令信号ことに基づいて、イン
バータ主回路45のスイッチング素子をオンオフ制御
し、ポンプモータ20が指令速度で回転するように制御
する。
【0025】本実施例では、マイクロコンピュータ34
は洗浄水の汚れ度に応じて噴射ノズルアーム9による洗
浄水の噴出力が変化するように制御するようになってお
り、以下にその制御内容を図1に示すフローチャートを
参照しながら説明する。食器かご11、12に食器類を
収納すると共に、洗浄室3内に洗剤を投入し、扉5を閉
じた上で自動運転のスタート操作を行う。すると、マイ
クロコンピュータ34は給水弁13を開動作させて水道
水を洗浄室3内に供給する給水を行う。そして、ヒータ
8が水中に没するような水位になると、水位検出装置3
5からの検出信号によりマイクロコンピュータ34は給
水弁13を閉動作させて給水を停止させる(以上、ステ
ップS1)。
【0026】そして、マイクロコンピュータ34は発光
素子29を発光させて受光素子30の出力信号を読み込
み、貯水タンク15に溜められている洗浄水の汚れ度を
検出する(ステップS2)。このとき、貯水タンク15
内の洗浄水は洗浄運転開始前の清浄状態にあるから、そ
の透過度はほぼ100%(汚れ度はほぼ0)である。そ
こで、マイクロコンピュータ34は受光素子30の出力
信号が汚れ度0の出力レベルから大きく外れていたりし
た場合には、汚れ度検出装置27の故障と判断し(ステ
ップS3で「YES」)、操作パネル33に設けられた
図示しない表示器に故障表示を行い(ステップS4)、
エンドとなる。
【0027】汚れ度検出装置27が正常に機能している
場合(ステップS3で「NO」)、マイクロコンピュー
タ34はステップS2で汚れ度検出装置27が検出した
汚れ度レベルを補正初期値として記憶し、以後、この記
憶レベルが汚れ度0のレベルであるとして洗浄水の汚れ
度を検出する(ステップS5)。このように洗浄運転開
始前の洗浄水の汚れ度を検出し、そのときの検出レベル
を汚れ度0と設定することにより、経時変化による発光
素子29の発光強度、受光素子30の受光精度の劣化な
どによって汚れ度検出に誤りが生ずることを防止してい
る。
【0028】この後、マイクロコンピュータ34はヒー
タ8に通電して洗浄水を加熱して温水化しながら洗い運
転を開始する(ステップS6)。なお、温度センサ36
によって検出される洗浄水の温度が60℃になると、以
後、マイクロコンピュータ34は温度センサ36の検出
温度に基づき洗浄水の温度が60℃を維持するようにヒ
ータ8を通断電制御するようになっている。
【0029】洗い運転はマイクロコンピュータ34から
インバータ制御回路46に正回転指令信号および速度指
令信号を出力することによって開始される。インバータ
制御回路46はマイクロコンピュータ34から指令信号
を受けると、インバータ主回路45のスイッチング素子
のオンオフ制御を開始し、これによりポンプモータ20
が正方向に所定の速度で回転駆動されるようになる。こ
の洗い運転開始時の洗い強度は中とされ、ポンプモータ
20の速度は中程度に制御される。
【0030】すると、洗浄ポンプ18が中程度のポンプ
能力で作動し、貯水タンク15内の洗浄水を吸入管21
を介して吸引し、吐出管22からアーム支え10を介し
て噴射ノズルアーム9に吐出する。そして、噴射ノズル
アーム9は洗浄ポンプ18から供給された洗浄水を食器
かご11、12内に収納された食器類の向けて噴射し、
該食器類を洗浄する。このときの噴射ノズルアーム9か
ら食器類の向けて噴射される洗浄水の噴出力は、洗浄ポ
ンプ18がポンプモータ20により中程度の速度で回転
駆動されてポンプ能力・中で作動することにより中程度
のものとなる。
【0031】ここで、洗い強度(洗浄ポンプ18のポン
プ能力)を具体的数値を挙げて説明する。この実施例で
は、洗い強度は強、中、弱の3段階に設定できるように
なっており、洗い強度・強のときには洗浄ポンプ18の
回転数は3300rpm以上で、噴射ノズルアーム9か
らの洗浄水の噴出力(噴出圧)は大きく、噴出量も毎分
75リットル以上と多い。洗い強度・中のときには洗浄
ポンプ18の回転数は3000rpm程度で、噴射ノズ
ルアーム9からの洗浄水の噴出力は中程度、噴出量も中
程度の毎分70リットルとなる。洗い強度・弱のときに
は洗浄ポンプ18の回転数は2600rpm以下で、噴
射ノズルアーム9からの洗浄水の噴出力は低く、噴出量
も毎分60リットル以下と少なくなる。
【0032】さて、洗い強度・中で洗い運転を開始した
後、1分を経過すると(ステップS7で「YES」)、
マイクロコンピュータ34は前述したと同様にして洗浄
水の汚れ度Xnを検出し(ステップS8)、検出した汚
れ度Xnが洗い運転の開始後1分経過毎に定められた閾
値Dn未満であるか否かを判断する(ステップS9)。
上記の添字nは洗い開始からの経過時間(分)を示す
が、今は洗い開始後1分経過時であるから、汚れ度X1
が1分経過時の閾値D1 未満であるか否かを判断するも
のである。
【0033】D1 >X1 のとき、マイクロコンピュータ
34はステップS9で「YES」と判断し、次のステッ
プS10でポンプモータ20の回転速度を上昇させて洗
い強度が強となるように制御する。また、D1 ≦X1 の
とき、マイクロコンピュータ34はステップS9で「N
O」と判断し、次のステップS11でポンプモータ20
の回転速度を下げて洗い強度が弱となるように制御す
る。
【0034】次に、マイクロコンピュータ34は、ステ
ップS12に移行して一定時間に定められた洗い運転時
間(例えば20分)が経過したか否かを判断し、経過前
であるならば(ステップS12で「NO」)、前記ステ
ップS7に戻り、以後、1分経過毎に汚れ度Xnを検出
してその検出した汚れ度Xnと洗い運転開始後の1分経
過毎に予め定められた閾値Dnとの大小関係を判断す
る。そして、マイクロコンピュータ34は、その1分経
過毎に検出した汚れ度Xnと閾値Dnとの比較結果によ
り、洗い強度を設定する。
【0035】洗い開始から所定の洗い時間が経過すると
(ステップS12で「YES」)、マイクロコンピュー
タ34はポンプモータ20を停止させて洗いを終了し
(ステップS13)、次いで、ポンプモータ20を逆方
向に回転させて排水ポンプ19を作動させ、洗浄室3内
の洗浄水を排水ホース23から機外に排出する排水を行
う(ステップS14)。
【0036】排水終了後、マイクロコンピュータ34
は、洗浄室3内に所定量の洗浄水を供給し、洗浄ポンプ
18を作動させてその洗浄水を噴射ノズルアーム9から
食器類の噴射する動作を所定時間行うすすぎと、排水ポ
ンプ19を作動させて洗浄室3への洗浄水を機外に排出
する排水とを繰り返し行う(ステップS15、ステップ
S16、ステップS17で「NO」の繰り返し)。この
すすぎ運転においても、洗い運転の時と同様に洗浄水の
汚れ度を検出し、その汚れ度に応じて洗浄水の噴出力が
調整される。
【0037】すすぎと排水を所定回数Nだけ行うと(ス
テップS17で「YES」)、マイクロコンピュータ3
4は洗浄室3内に所定量の洗浄水を供給し、その洗浄水
をヒータ8により加熱しながら洗浄ポンプ18を作動さ
せる加熱すすぎを行う(ステップS18)。そして、マ
イクロコンピュータ34は洗浄水が70℃になった時点
で加熱すすぎを終了し、その後、前記したと同様の排水
(ステップS19)、温風で食器類を乾燥させる乾燥運
転を所定時間行い(ステップS20)、以上により食器
洗浄運転を終了する。
【0038】このように本実施例によれば、汚れ度を検
出してその汚れ度に応じて洗い強度(ポンプ能力)、ひ
いては噴射ノズルアーム9からの洗浄水の噴出力を変化
させるようにしている。このため、洗浄水の汚れ度が低
い場合には、食器類からの汚れが未だ落ちておらず、そ
れ故に洗浄水が汚れていないのであるから、噴射ノズル
アーム9の洗浄水の噴出力を強くして強力に洗うことが
できる。逆に、洗浄水の汚れ度が高い場合には、食器類
からの汚れが落ちて洗浄水が汚れているのであるから、
噴射ノズルアーム9の洗浄水の噴出力を弱くして弱い洗
浄力で洗うようにし、これにより噴射ノズルアーム9か
らの洗浄水が食器類や洗浄室3の内面などに当たる時に
生ずる音を小さくでき、低騒音運転を行うことができ
る。
【0039】[第2実施例]本発明の第2実施例は図7
および図8に示されている。この実施例は噴射力調節手
段としての絞り装置48を洗浄ポンプ18の吐出管22
に設けたことを特徴とするもので、以下、前記第1実施
例と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略
し、異なる部分のみを説明する。
【0040】吐出管22には径方向両側に突出するハウ
ジング49が形成されており、このハウジング49内に
吐出管22の内径よりもやや小さな外形のほぼ円柱状の
絞り部材50が配設されている。絞り部材50は外周面
に形成された雄ねじ50aをハウジング49の内周面に
形成された雌ねじ49aに螺合しており、回転されると
軸方向に進退移動する。
【0041】吐出管22には取付板51が固定され、こ
の取付板51にギヤドモータ52が取付けられている。
ギヤドモータ52の回転軸52aはほぼD字形の断面を
有するように形成され、この回転軸52aは絞り部材5
0に形成された断面ほぼD字形の連結穴50bに嵌合さ
れている。そして、ギヤドモータ52により絞り部材5
0が回転されると、その回転方向に応じて進退方向(図
8の左右方向)に移動する。なお、図8において、53
はハウジング49のキャップ、54はパッキンである。
【0042】そして、絞り部材50の進退移動によって
吐出管22の開度調節が行われる。すなわち、絞り部材
50は最も進出した位置(図8に実線で示す)にあると
き吐出管22内を横切った状態にあり、このとき吐出管
22は絞り部材50の両側が僅かに開かれた最大絞り状
態にある。また、絞り部材50は最も後退した位置(図
8に二点鎖線で示す)にあるとき吐出管22内への突出
量が減少した状態にあり、このとき吐出管22は最小絞
り状態にある。そして、絞り部材50が最進出位置と最
後退位置との間で移動することによって、吐出管22の
開度が上記の最大絞り状態と最小絞り状態との間で調節
される。
【0043】このようにギヤドモータ52を正逆回転さ
せると、絞り部材50が進退移動して吐出管22の開度
を変化させる。すると、洗浄ポンプ18が一定の回転数
で回転していても、換言すれば一定のポンプ能力で作動
していても、噴射ノズルアーム9へと圧送される洗浄水
の圧力と量が変化し、その結果、噴射ノズルアーム9か
らの洗浄水の噴出力が変化する。
【0044】このように洗浄水の循環経路中に絞り装置
48を設けた場合には、噴射ノズルアーム9からの洗浄
水の噴出力は、吐出管22の開度を調節することによっ
て変化させることができる他、洗浄ポンプ18のポンプ
能力を変化させることによっても変化させることができ
る。
【0045】ところで、洗い強度を左右する要因として
は、図11に示すように、洗い時間、洗浄水の温度、洗
浄水の噴出量と圧力で表される洗浄水の噴出力、洗浄ポ
ンプ18の回転数などがある。絞り装置48が設けられ
ていない場合には、洗浄ポンプ18の回転数と洗浄水の
噴出力とは一定の関係があって、洗浄水の噴出力の調節
範囲が比較的狭いという事情がある。
【0046】しかしながら、本実施例のように、洗浄水
の循環経路中に絞り装置48を設けた場合には、洗浄ポ
ンプ18の回転数が一定であっても、噴射ノズルアーム
9からの洗浄水の噴出力を変化させることができるの
で、より広範囲に噴出力を調節することができる。
【0047】[第3実施例]本発明の第3実施例は図9
および図10に示されている。この実施例は絞り装置4
8の変形例を示すもので、ハウジング55内に断面が半
円状をなす絞り部材56が回転可能に設けられている。
この絞り部材56はギヤドモータ52の回転軸52aに
連結されて該回転軸52aによって回転される。
【0048】絞り部材56はその平坦面56aが吐出管
22の軸線方向と直交する回転位置にあるとき(図10
に二点鎖線で示す)、吐出管22は絞り部材50の両側
が僅かに開かれた最大絞り状態にある。また、絞り部材
50が最大絞り位置から90度回転すると吐出管22は
最小絞り状態となる(図10実線参照)。そして、絞り
部材50が最大絞り位置と最小絞り位置との間で回転す
ることによって、吐出管22の開度が上記の最大絞り状
態と最小絞り状態との間で調節される。
【0049】[グラフの説明]これから先に説明する実
施例は、汚れ度を検出する時期、検出した汚れ度の処
理、洗いの強弱選択についての他の例を示すものである
が、それらの実施例をより良く理解するために実験結果
の数例を図18〜図20により説明する。図18は洗浄
時間と洗浄水の透過度との関係を示す。予備洗いを行っ
た食器はある程度大きな汚れが除去されていると共に、
食器に付着している汚れも湿潤されているため、洗浄開
始初期から汚れが洗浄中に溶出する。このため、洗浄が
開始されると直ぐに洗浄水の透過度は低下して行く傾向
となる。
【0050】予備洗いを行わない食器では、ソースや醤
油などの洗浄水に溶けやすい汚れは水に濡らされると直
ぐに落ちるため、洗浄水の透過度は運転開始後の早い時
期から下降して行く。その後、徐々に澱粉質や蛋白質な
どが溶出するため徐々に透過度が低下して行く。
【0051】食事を終えた後、数時間放置された食器は
乾燥し、汚れがこびりついた状態になっている。このた
め、洗浄開始当初の数分間は汚れが湿潤されながら溶出
する状態となるため、透過度の低下は少ない。汚れが十
分に湿潤された後は、予備洗いを行った場合と同様に徐
々に汚れが溶出し、透過度は徐々に低下して行く。
【0052】そして、汚れの程度が等しければ、予備洗
いしたもの、予備洗いしなかたもの、放置しておいたも
の全て、溶出時間に差はあれ、洗浄水の透過度は最終的
に同一となる。図18にXa、Xb、Xcは洗いを終了
しても良いと判断できる時点である。すなわち、本来な
らば、透過度の変化がなくなるX時点で洗い完了と判断
すべきであるが、実際にはその後のすすぎ行程において
も汚れの溶出、最付着などがあり、最終の加熱すすぎま
でにはきれいに洗い上がり、洗い行程時にX時点まで洗
ったと同様の洗浄効果が得られるからである。
【0053】図19は噴射ノズルアーム9からの洗浄水
の噴出力と時間経過に伴う透過度変化との関係を示す。
食器は予備洗いを行っていない食事直後のものを使用と
した。噴出力「大」のものは洗浄初期から透過度が急速
に低下し、汚れの溶出は13分程度でほぼ終っている。
噴出力「中」のものは洗浄初期に透過度が急に低下し、
その後、途中、透過度の低下度合いは少なくなるが、2
0分程度で溶出がほぼ終了している。噴出力「小」のも
のは洗浄初期から透過度の低下度合は少なく、溶出がほ
ぼ終了するまでに30分程度かかる。
【0054】図20は食器の汚れ程度と時間経過に対す
る透過度の変化を示す。汚れ「小」の食器では短時間
(7分程度)で汚れの溶出が終了し、且つ透過度の低下
度合も少ない。汚れ「大」の食器では汚れの溶出量が多
く、且つ汚れの溶出完了時間が長い。汚れ「中」の食器
はそれらの中間である。
【0055】[第4実施例]図12は本発明の第4実施
例を示す。この実施例は最終的には、汚れ度の変化量に
よって洗いの強度を変化させるものである。なお、以下
の実施例では、洗いの強弱変化は洗浄水の噴出力を変化
させることによって行っている。この実施例では、マイ
クロコンピュータ34の動作は、ステップSA1からス
テップSA6までは第1実施例におけるステップS1か
らステップS6までと同様で、次のステップSA7で洗
い開始から5分経過したか否かを判断する。5分経過す
ると(ステップSA7で「YES」)、マイクロコンピ
ュータ34は汚れ度X5 を検出し(ステップSA8)、
検出した汚れ度X5 が予め設定された閾値D5 未満であ
るか否かを判断する(ステップSA9)。そして、マイ
クロコンピュータ34は、D5 >X5 のとき(ステップ
SA9で「YES」)、洗い強度をそれまでの中から弱
に変更し(ステップSA10)、D5 ≦X5 のとき(ス
テップSA9で「NO」)、同じく洗い強度をそれまで
の中から強に変更し(ステップSA11)、洗い開始か
ら10分経過するまで待つ(ステップS12)。
【0056】洗い開始から10分経過すると(ステップ
S12で「YES」)、マイクロコンピュータ34は汚
れ度を検出し(ステップSA13)、検出した汚れ度X
10が予め設定された閾値D10未満であるか否かを判断す
る(ステップSA14)。そして、マイクロコンピュー
タ34は、D10>X10のとき(ステップSA14で「Y
ES」)、洗い強度を弱にして洗浄を継続し(ステップ
SA15)、D10≦X10のとき(ステップSA14で
「NO」)、洗い強度を強にして洗浄を継続する(ステ
ップSA11)。
【0057】この後、洗い開始から12分経過すると
(ステップSA17で「YES」)、マイクロコンピュ
ータ34は汚れ度を検出し(ステップSA18)、前記
10分経過時の汚れ度X10から12分経過時の汚れ度X
12への変化度合ΔX(12-10) =[(X12−X10)/(1
2−10)]を演算して予め定められた同変化度合の閾
値DX12未満であるか否かを判断する(ステップSA1
9)。
【0058】そして、マイクロコンピュータ34は、Δ
X(12-10) <DX12のとき(ステップSA19で「YE
S」)、洗い強度を弱に設定し(ステップSA20)、
ΔX(12-10) ≧DX12のとき(ステップSA19で「N
O」)、洗い強度を強に設定する(ステップSA2
1)。この後、マイクロコンピュータ34は予め設定さ
れた洗い時間が経過すると(ステップSA22で「YE
S」)、洗いを終了し(ステップSA23)、以下、第
1実施例と同様に排水(ステップSA24)を経てすす
ぎへと移行する。なお、図12ではすすぎ以降は省略し
た。
【0059】このように本実施例では、まず洗い開始か
ら5分、10分経過した時点で汚れ度に応じて洗い強度
を選択するようにし、次に、洗い開始から10分経過時
点と12分経過時点の汚れ度の変化度合を求め、その変
化度合に応じて洗い強度を選択するようにした。その理
由は次の通りである。
【0060】洗い開始から5分、10分経過した時点で
洗浄水の汚れ度が低い(透過度が高い)場合、その原因
としては第1に図20に示すように食器類の汚れが少な
いことが挙げられ、第2に図18に示すように食器類に
汚れがこびりついていてすぐに落ちない場合が挙げられ
る。食器類の汚れが少ない場合には、噴出力が小さくと
も汚れを落とすことができるので、噴出力は小さくて差
支えない(図19参照)。また、食器類に汚れがこびり
ついている場合には、汚れが湿潤するまでは洗浄水の噴
出力を強くしてもその汚れは落ちない。汚れを湿潤させ
るには、洗浄力が弱くとも支承ないので、運転の静粛
性、省電力を考えた場合、噴出力を小さくした方が得策
である。食器類の汚れが大きい場合には、図20に示す
ように汚れが落ちるまでに時間がかかるので、噴出力を
強くして短時間で洗い終えた方が好ましい。
【0061】このため、洗い開始から5分、10分経過
した時点で汚れ度X5 、X10を検出し、その汚れ度X5
、X10を閾値D5 、D10と比較してX5 <D5 、X10
<D10のとき(透過度高い)、洗い強度を弱(噴出力
小)とし、X5 ≧D5 のとき(透過度低い)、洗い強度
を強(噴出力大)としたのである。
【0062】一方、図20に示されているように、洗い
開始から10分経過時点と12分経過時点の汚れ度の変
化度合は食器類の汚れが大きい場合には大きい。また、
図18に示すように、食器類に汚れがこびりついている
場合には、洗い開始から10分〜12分経過時点での洗
浄水の汚れ度の変化度合は大きい。このため、洗い開始
から10分経過時点と12分経過時点の汚れ度の変化度
合ΔX(10-12) を閾値DX12と比較し、ΔX(10-12) <
閾値DX12のとき、洗い強度を弱とし、ΔX(10-12) ≧
閾値DX12のとき、洗い強度を強としたのである。
【0063】このように本実施例によれば、その時点で
の食器類の汚れ程度、汚れのこびりつき程度に応じた洗
い強度で洗うことができるもので、洗い時間の短縮、省
電力を図ることができるものである。
【0064】[第5実施例]図13は本発明の第5実施
例を示す。この実施例は最終的には、汚れ度の変化量に
よって洗いの強度に加えて洗い時間をも変化させるもの
である。この実施例では、洗い開始から5分経過時点で
洗浄水の汚れ度と閾値とを比較して洗い強度を強または
弱に設定し、その後、10分経過時点から12分経過時
点までの洗浄水の汚れ度の変化度合を閾値と比較するま
では前記第4実施例と同様である。
【0065】洗い開始から5分経過時点での洗浄水の汚
れ度X5 と閾値D5 との比較結果により、洗い強度を弱
に設定し(ステップSB10)、その後、10分経過時
点での汚れ度X10で洗い強度を選択し、そして10分経
過時点から12分経過時点までの洗浄水の汚れ度の変化
度合ΔX(12-10) を閾値DX12と比較し(ステップSB
19)、その結果がΔX(12-10) <DX12であった場合
(ステップSB19で「YES」)、マイクロコンピュ
ータ34は洗い強度を弱に設定すると共に、洗いの残り
時間を1分(洗い全体の時間は13分)に設定し(ステ
ップSB20)、ΔX(12-10) ≧DX12であった場合に
は、マイクロコンピュータ34は洗い強度を強に設定す
ると共に、洗いの残り時間を8分(洗い全体の時間は2
0分)に設定する(ステップSB21)。
【0066】また、洗い開始から5分経過時点での洗浄
水の汚れ度X5 と閾値D5 との比較結果により、洗い強
度を強に設定し(ステップSB11)、その後、10分
経過時点での汚れ度X10で洗い強度を選択し、そして1
0分経過時点から12分経過時点までの洗浄水の汚れ度
の変化度合ΔX(12-10) を閾値DX12と比較し(ステッ
プSB29)、その結果がΔX(12-10) <DX12であっ
た場合(ステップSB29で「YES」)、マイクロコ
ンピュータ34は洗い強度を弱に設定すると共に、洗い
の残り時間を3分(洗い全体の時間は15分)に設定し
(ステップSB30)、ΔX(12-10) ≧DX12であった
場合には(ステップSB29で「NO」)、マイクロコ
ンピュータ34は洗い強度を強に設定すると共に、洗い
の残り時間を5分(洗い全体の時間は17分)に設定す
る(ステップSB31)。
【0067】その後、マイクロコンピュータ34は上記
のように設定した残り時間が経過したか否かを判断する
ステップSB32に移行し、その残り時間が経過したと
ころで(ステップSB32で「YES」)、洗いを終了
し(ステップSB33)、以下、第1実施例と同様に排
水(ステップSB34)を経てすすぎへと移行する。
【0068】このように本実施例では、10分経過時点
から12分経過時点までの洗浄水の汚れ度の変化度合に
よって洗い時間を変化させるようにしたので、食器類の
汚れの程度に応じて洗い時間を変化させることができ、
最短の時間できれいに洗うことができる。
【0069】[第6実施例]図14は本発明の第6実施
例を示す。この実施例では、ステップSC1からステッ
プSC6までは第1実施例におけるステップS1からス
テップS6までと同様で、次のステップSC7でn=2
にセットし洗い開始から(n−1)分経過したか否かを
判断する。なお、この実施例では、nの初期値は2にセ
ットされる。
【0070】洗い開始から1分経過すると、マイクロコ
ンピュータ34はステップSC7で「YES」と判断
し、次のステップSC8で洗浄水の汚れ度X(n-1) を検
出する。その後、マイクロコンピュータ34は洗い開始
からn分、この場合には2分経過したか否かを判断し
(ステップSC9)、2分経過すると(ステップSC9
で「YES」)、次のステップSC10で洗浄水の汚れ
度Xnを検出する。そして、マイクロコンピュータ34
はXnとX(n-1) との差(1分間の汚れ度の変化量)を
演算し、その変化量が0若しくは0に近いか否かを判断
する(ステップSC11)。
【0071】1分間の汚れ度の変化量が0若しくは0に
近い場合(ステップSC11で「YES」)、マイクロ
コンピュータ34はステップSC12に移行してnに1
を加算し(ステップSC12)、次いでnが5以上とな
ったか否かを判断し(ステップSC13)、n<5であ
ったら(ステップSC13で「NO」)、前記ステップ
SC7に戻り、以後、n≧5となるまで以上のステップ
SC7〜ステップSC13を繰り返す。
【0072】そして、nが5にセットされると(ステッ
プSC13で「YES」)、次にマイクロコンピュータ
34は洗い開始から5分経過するのを待って(ステップ
SC14で「YES」)、汚れ度X5 を検出し(ステッ
プSC15)、4分経過時から5分経過時までの汚れ度
の変化量を演算する(ステップSC16)。次にマイク
ロコンピュータ34は4分経過時から5分経過時までの
汚れ度の変化量が0若しくは0に近いか否かを判断し
(ステップSC16)、0若しくは0に近い場合(ステ
ップSC16で「YES」)、ステップSC17に移行
して洗い強度を強とする。また、0でなく、0に近くも
ない場合には(ステップSC16で「NO」)、マイク
ロコンピュータ34はステップSC18に移行して洗い
強度を弱とし、そして予め設定された洗い時間が経過す
るまで洗い運転を行う(ステップSC19)。所定の洗
い時間が経過すると(ステップSC19で「YE
S」)、マイクロコンピュータ34は洗いを終了し(ス
テップSC20)、そして排水(ステップSC21)、
すすぎへと移行する。
【0073】なお、洗い開始から5分経過するまでに1
分間の汚れ度の変化量が0でなく、0に近くもなくなっ
た場合には、マイクロコンピュータ34はステップSC
11で「NO」となってステップSC19に移行し、予
め設定された洗い時間が経過するまで洗い運転を行う。
【0074】このように本実施例は洗い開始から5分経
過するまで、1分間の汚れ度の変化量を求めることを特
徴としている。洗浄水の汚れ度の変化がない場合として
は、食器類がない場合、食器類が汚れてなく、きれいで
ある場合、食器類の汚れている部分に洗浄水が当たって
いない場合などが考えられる。食器類がない場合、食器
類が汚れてなく、きれいである場合は食器類の洗浄を必
要としないことから有り得ないと考えられる。そこで、
洗浄水の汚れ度の変化がない場合には、食器類の汚れ部
分に洗浄水が当たっていないと思われるので、洗浄水の
噴出力を強くして、食器類の全体に洗浄水が当たるよう
にしているのである。従って、本実施例によれば、食器
類をむらなく洗うことができるものである。
【0075】[第7実施例]図15は本発明の第7実施
例を示す。この実施例は洗浄水中に含まれる気泡の影響
を排除しながら汚れ度を検出することができるようにし
たものである。図21は洗浄水の噴出力と食器の量と洗
浄水中に混入する気泡の量とを実験により求めたもので
ある。同図によれば、噴出力が強いほど、食器の量が多
いほど洗浄中に混入する気泡の量は多くなる。また、図
22は清浄な洗浄水に気泡が含まれた場合、その混入量
に対して透過度がどのように変化するかを実験したもの
である。同図によれば、気泡の混入割合が増加すれば、
それに応じて透過度が低下することが理解される。
【0076】そこで、本実施例では、汚れ度を検出する
時は、洗浄水の噴出力を弱くして洗浄水への気泡の混入
量をできるだけ少なくするようにし、且つ弱くしてから
一定時間後の安定した状態になった状態で汚れ度を検出
するようにしたものである。本実施例において、ステッ
プSD1からステップSD6までは第1実施例における
ステップS1からステップS6までと同様であり、マイ
クロコンピュータ34は次のステップSD7で洗い開始
から1分経過したか否かを判断し、1分経過すると、ス
テップSD8で洗い強度を中から弱に変更する。その
後、マイクロコンピュータ34は汚れ度X1 を検出し
(ステップSD9)、その汚れ度X1 が閾値D1 より大
であるか否かを判断する(ステップSD10)。
【0077】そして、マイクロコンピュータ34はX1
>D1 のとき、ステップSD10で「YES」と判断し
て次のステップSD11で洗い強度を強に変更し、X1
≦D1 のとき、ステップSD12で洗い強度を弱のまま
にし、そして所定の洗い時間が経過するまで洗いを続行
する(ステップSD13)。所定の洗い時間が経過する
と、マイクロコンピュータ34はステップSD13で
「YES」となり、洗いを終了し(ステップSD1
4)、排水を行う(ステップSD15)。
【0078】このように本実施例によれば、洗浄水の噴
出力を弱めてから1分間後に汚れ度の検出を行うので、
気泡の影響を受け難い状態で汚れ度を検出できる。ま
た、洗浄水が僅かに流れている状態で汚れ度を検出する
ので、光透過面31a,32aに気泡が付着することを
防止しつつ汚れ度を検出でき、汚れ度をより正確に検出
できる。その上、洗浄ポンプ18を停止させるのではな
いから、起動・停止の繰り返しによるポンプ羽根車の繰
り返し応力の発生、起動時のキャビティテーションの発
生の機会を極力少なくでき、長寿命化を図ることができ
る。
【0079】洗浄水の噴出力を弱めてから1分間後に汚
れ度の検出を行う理由は、洗浄ポンプ18の運転を停止
してから洗浄水の透過度が安定化するまでに要する時間
を求める実験の結果による。この実験結果は図23に示
されている。同図に示すように、洗浄ポンプ18の運転
を停止してから1分経過後は、透過度はほぼ安定する。
そこで、汚れ度の検出は洗浄水の噴出力を弱めてから1
分経過後に行うようにしたものである。
【0080】また、本実施例では、X1 >D1 のとき、
つまり食器類から汚れが落ちて洗浄水が汚れているので
あるから、洗い強度を強(噴出力大)として食器類から
汚れが更に落ちるようにし、X1 ≦D1 のとき、つまり
洗浄水が汚れていない場合には、食器類が余り汚れてい
ないと考えられるので、洗い強度を弱(噴出力小)とし
て静寂運転を行うもので、食器類の汚れ程度に応じて洗
い強度(噴出力)を変えることができるものである。
【0081】[第8実施例]図16は本発明の第8実施
例を示す。この実施例は、洗浄水中に混入する気泡の量
により食器の量を判定し、洗浄水の噴出力を変えるよう
にしたものである。すなわち、図21のグラフから理解
されるように、食器の量が多いほど洗浄水中に混入する
気泡の量が多い。また、図23のグラフから分かるよう
に、洗浄ポンプ18の運転を停止してから一定時間(1
分)経過すると、洗浄水中から気泡が消え、透過度が洗
浄水の透過度になる。
【0082】そこで、本実施例では洗浄ポンプ18の運
転中と運転停止から1分経過後の汚れ度とでは、気泡の
混入量に応じた差が生ずることに着目し、その汚れ度の
差から食器の量を判定してその食器量に応じた噴出力で
洗いを行うようにしたものである。
【0083】本実施例において、ステップSE1からス
テップSE6までは第1実施例におけるステップS1か
らステップS6までと同様であり、マイクロコンピュー
タ34は次のステップSE7でnを例えば2にセットし
て洗い開始から(n−1)分、すなわち1分経過したか
否かを判断し、洗い開始から1分経過すると(ステップ
SE7で「YES」)、洗浄ポンプ18を中運転したま
ま汚れ度X(n-1) を検出する(ステップSE8)。
【0084】その後、マイクロコンピュータ34は、洗
浄ポンプ18の運転を一時停止し(ステップSE9)、
洗い開始からn分(nは2であるから洗浄ポンプ18停
止から1分)経過したか否かを判断する(ステップSE
10)。洗浄ポンプ18停止から1分経過すると(ステ
ップSE10で「YES」)、マイクロコンピュータ3
4は汚れ度Xnを検出し(ステップSE11)、その汚
れ度Xnと洗浄ポンプ18の運転中に検出汚れ度X(n-
1) との差が予め定められた閾値DXn未満であるか否
かを判断する(ステップSE12)。
【0085】(Xn−X(n-1) )<DXnならば、食器
類の量が少ないと判断されるので、マイクロコンピュー
タ34はステップSE12で「YES」となって次のス
テップSE13で洗い強度を弱にして洗いを再開する。
(Xn−X(n-1) )≧DXnならば、食器類の量が多い
と判断されるので、マイクロコンピュータ34はステッ
プSE12で「NO」となって次のステップSE14で
洗い強度を強にして洗いを再開する。
【0086】その後、マイクロコンピュータ34は所定
の洗い時間が経過するまで洗いを続行し(ステップSE
15)、所定の洗い時間が経過すると(ステップSE1
5で「YES」)、洗いを終了し(ステップSE1
6)、排水を行う(ステップSE17)。
【0087】このような本実施例によれば、食器量に応
じて噴出力を変化させることができるので、むらなく均
一に洗うことができる。
【0088】なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施
例に限定されるものではなく、以下のような変形或いは
拡張が可能である。汚れ度検出装置27は図17に示す
本発明の第9実施例のように反射型の光センサから構成
しても良い。この構成によれば、発光素子29から発せ
られた光は貯水タンク15の光透過面15cから貯水タ
ンク15内に入射し、該貯水タンク15内の洗浄水を透
過して貯水タンク15の内面で反射し、再び洗浄水を透
過して貯水タンク15の光透過面15cから受光素子3
0に受光されるので、洗浄水の透過度(汚れ度)を検出
できるものである。
【0089】絞り部材50はカムで往復移動させたり、
電磁ソレノイドで往復移動させたりしても良い。洗浄水
の汚れ度の検出は洗浄ポンプ18を停止してから所定時
間経過後に行うようにしても良い。ポンプモータ20の
回転数制御はタップ切り換えによる極数切り換えによる
もの、移送制御によるものであっても良い。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果を得ることができる。請求項1記載の発明
では、洗浄水の汚れ度に応じて噴射体の洗浄水の噴出力
を変化させるので、食器類の汚れ程度に応じて洗浄水を
噴出力を変えることができ、汚れ程度の大きい食器類に
対しては洗浄水を強く当てて洗浄力を強めたり、汚れ程
度の小さい食器類に対しては洗浄水の噴出力を弱くして
低騒音運転を行うことができる。
【0091】請求項2記載の発明では、ポンプの回転数
を変化させることによって洗浄水の噴出力を容易に変化
させることができ、また、請求項3記載の発明では、絞
り手段の絞り量を変化させることによって洗浄水の噴出
力を容易に変化させることができる。
【0092】請求項4記載の発明では、汚れ度の変化度
合が小さいとき、噴射体の洗浄水の噴出力を弱くするの
で、汚れ程度の小さい食器類であることを判断して無駄
に洗浄水の噴出力を強くしたりしないようにすることが
できる。
【0093】請求項5記載の発明では、汚れ度の変化度
合が小であるとき、洗浄手段の洗浄水の噴出力を弱くす
ると共に洗浄時間を短縮するので、汚れ程度の小さい食
器類であることを判断して無駄に洗浄水の噴出力を強く
したり、無駄に洗浄時間を費やさないようにすることが
できる。
【0094】請求項6記載の発明では、汚れ度検出手段
により検出された汚れ度の変化がほとんどないとき、噴
射体の洗浄水の噴出力を強くするので、洗浄水が食器類
の汚れ付着部分に当たっていないような場合、これを検
出して汚れ付着部分に洗浄水を当てることができる。
【0095】請求項7記載の発明では、噴射体から洗浄
水が噴射されている時に検出した汚れ度と噴射を停止し
た時に検出した汚れ度との差が大きい時、洗浄手段の洗
浄水の噴出力を大きくするので、食器類の量を判断し、
量が多いときでもまんべんなく洗浄することができる。
【0096】請求項8記載の発明では、噴射体からの洗
浄水の噴出力を小さくした後、汚れ度検出動作を実行す
るので、洗浄水から気泡を排除して汚れ度検出を正確に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すフローチャート
【図2】食器洗浄機の外観斜視図
【図3】扉を開放して示す図2相当図
【図4】食器洗浄機の縦断面図
【図5】汚れ度検出装置の横断面図
【図6】電気的構成を示すブロック図
【図7】本発明の第2実施例を示すポンプ部分の縦断面
【図8】絞り装置の横断面図
【図9】本発明の第3実施例を示す図8相当図
【図10】図9のA−A線に沿う断面図
【図11】洗い強度の要因を示す図
【図12】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図13】本発明の第5実施例を示す図1相当図
【図14】本発明の第6実施例を示す図1相当図
【図15】本発明の第7実施例を示す図1相当図
【図16】本発明の第8実施例を示す図1相当図
【図17】本発明の第9実施例を示す図5相当図
【図18】洗浄時間と洗浄水の光透過度との関係を示す
グラフその1
【図19】洗浄時間と洗浄水の光透過度との関係を示す
グラフその2
【図20】洗浄時間と洗浄水の光透過度との関係を示す
グラフその3
【図21】洗浄水の噴出力を洗浄水に混入する気泡量と
の関係を示すグラフ
【図22】洗浄水への気泡の混入割合と洗浄水の光透過
度との関係を示すグラフ
【図23】洗浄水の噴出を停止した後の洗浄水の光透過
度の変化を示すグラフ
【符号の説明】
図中、3は洗浄質、9は噴射ノズルアーム(噴射体)、
13は吸水弁、15は貯水タンク、16は水位検出装
置、18は洗浄ポンプ(噴出力調整手段)、19は排水
ポンプ、20はポンプモータ、23は排水ホース、24
は送風装置、27は汚れ度検出装置(汚れ度検出手
段)、29は発光素子、30は受光素子、34はマイク
ロコンピュータ、43はインバータ装置、48は絞り装
置(噴出力調整手段)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 齋藤 達也 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社東 芝愛知工場内 (72)発明者 鈴木 賢司 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社東 芝愛知工場内 (72)発明者 鈴木 重光 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社東 芝愛知工場内 (72)発明者 池田 義雄 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社東 芝愛知工場内 Fターム(参考) 3B082 BD01 DC02 DC04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄室と、 この洗浄室の内部に収容された食器に洗浄水を噴出して
    洗浄する噴射体と、 この洗浄槽内に溜められた水を洗浄水として前記噴射体
    に供給するポンプと、 前記洗浄水の循環経路に設けられ、洗浄水の汚れ度を検
    出する汚れ度検出手段と、 この汚れ度検出手段により検出された洗浄水の汚れ度に
    応じて前記噴射体の洗浄水の噴出力を変化させる噴出力
    調節手段とを具備してなる食器洗浄機。
  2. 【請求項2】 ポンプは速度制御可能に構成され、噴出
    力調節手段は、該ポンプの回転数を変化させることによ
    って噴射体の洗浄水の噴出力を変化させる構成からなる
    ことを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
  3. 【請求項3】 洗浄水の循環経路に絞り手段が設けら
    れ、噴出力調節手段は、この絞り手段の絞り量を変化さ
    せることによって噴射体の洗浄水の噴出力を変化させる
    構成からなることを特徴とする請求項1記載の食器洗浄
    機。
  4. 【請求項4】 噴出力調節手段は、汚れ度検出手段によ
    り検出された汚れ度の変化度合が小さいとき、噴射体の
    洗浄水の噴出力を弱くするように構成されていることを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の食器洗
    浄機。
  5. 【請求項5】 噴出力調節手段は、一定時間経過後に、
    汚れ度検出手段によって検出された汚れ度の変化度合が
    小であるとき、洗浄手段の洗浄水の噴出力を弱くすると
    共に洗浄時間を短縮するように構成されていることを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の食器洗浄
    機。
  6. 【請求項6】 噴出力調節手段は、汚れ度検出手段によ
    り検出された汚れ度の変化がほとんどないとき、噴射体
    の洗浄水の噴出力を強くするように構成されていること
    を特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の食器
    洗浄機。
  7. 【請求項7】 噴出力調節手段は、汚れ度検出手段が噴
    射体から洗浄水が噴射されている時に検出した汚れ度と
    噴射を停止した時に検出した汚れ度との差が大きい時、
    洗浄手段の洗浄水の噴出力を大きくすることを特徴とす
    る請求項1ないし6のいずれかに記載の食器洗浄機。
  8. 【請求項8】 汚れ度検出手段は、噴出力調節手段によ
    り噴射体からの洗浄水の噴出力を小さくした後、汚れ度
    検出動作を実行するように構成されていることを特徴と
    する請求項1ないし7のいずれかに記載の食器洗浄機。
JP11060404A 1999-03-08 1999-03-08 食器洗浄機 Pending JP2000254071A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11060404A JP2000254071A (ja) 1999-03-08 1999-03-08 食器洗浄機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11060404A JP2000254071A (ja) 1999-03-08 1999-03-08 食器洗浄機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000254071A true JP2000254071A (ja) 2000-09-19

Family

ID=13141216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11060404A Pending JP2000254071A (ja) 1999-03-08 1999-03-08 食器洗浄機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000254071A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006263025A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 食器洗い機
KR20070056284A (ko) * 2005-11-29 2007-06-04 엘지전자 주식회사 식기 세척기의 제어 방법
JP2007330650A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Mitsubishi Electric Corp 食器洗浄機
JP2010172641A (ja) * 2009-02-02 2010-08-12 Panasonic Corp 食器洗い機
WO2019087283A1 (ja) * 2017-10-31 2019-05-09 三菱電機株式会社 食器洗浄機および食器洗浄方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006263025A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 食器洗い機
JP4501744B2 (ja) * 2005-03-23 2010-07-14 パナソニック株式会社 食器洗い機
KR20070056284A (ko) * 2005-11-29 2007-06-04 엘지전자 주식회사 식기 세척기의 제어 방법
JP2007330650A (ja) * 2006-06-19 2007-12-27 Mitsubishi Electric Corp 食器洗浄機
JP4553871B2 (ja) * 2006-06-19 2010-09-29 三菱電機株式会社 食器洗浄機
JP2010172641A (ja) * 2009-02-02 2010-08-12 Panasonic Corp 食器洗い機
WO2019087283A1 (ja) * 2017-10-31 2019-05-09 三菱電機株式会社 食器洗浄機および食器洗浄方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9204778B2 (en) Dishwasher with a manually adaptable wash program
WO2008030051A2 (en) Operating method of washing machine
AU2014201047B2 (en) Dishwasher and a method of controlling the same
JP2000254071A (ja) 食器洗浄機
RU2531269C2 (ru) Посудомоечная машина с оптимизированной последовательностью наполнения
KR102577548B1 (ko) 식기세척기 및 그 제어방법
JP4116842B2 (ja) 食器洗い乾燥機
US9155442B2 (en) Dishwasher with an improved pump-off sequence
JP3572218B2 (ja) 食器洗浄機
JP3985398B2 (ja) 食器洗浄機
JP4496145B2 (ja) 食器洗い機
JP2001078948A (ja) 食器洗浄機
JP3340334B2 (ja) 飯米処理機能を備えた食器洗浄機
JP2001087203A (ja) 食器洗浄機
JP4052903B2 (ja) 食器洗い乾燥機
KR100198615B1 (ko) 식기세척기의 세제투입방법
JP2004321403A (ja) 食器洗浄機
KR200368994Y1 (ko) 식기 세척기
JPH0731574A (ja) 食器洗浄機
JPH11302A (ja) 食器洗浄機
JP2005087326A (ja) 食器洗い機
KR20200007405A (ko) 식기 세척기 및 그 제어방법
JP2001104235A (ja) 食器洗浄機
KR20200005382A (ko) 식기 세척기 및 그 제어방법
KR19980057087U (ko) 식기세척기의 펌핑수압 조절회로