JP2000253890A - 光学活性アルコール化合物の製造方法 - Google Patents

光学活性アルコール化合物の製造方法

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JP2000253890A
JP2000253890A JP11065430A JP6543099A JP2000253890A JP 2000253890 A JP2000253890 A JP 2000253890A JP 11065430 A JP11065430 A JP 11065430A JP 6543099 A JP6543099 A JP 6543099A JP 2000253890 A JP2000253890 A JP 2000253890A
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Tamotsu Fujisawa
有 藤澤
Makoto Shimizu
真 清水
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来法に比し光学純度を向上し得る光学活性
アルコール化合物の製造方法を提供する。 【解決手段】明細書に記載の一般式(1)で示されるア
ルキルメタンチオスルホナートまたは明細書に記載の一
般式(2)で示されるチオグリコール酸もしくはそのエ
ステルの存在下、非対称カルボニル化合物に、カルボニ
ル基を不斉還元する能力を有する酵素を作用させること
を特徴とする光学活性アルコール化合物の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学活性アルコー
ル化合物の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】光学活
性アルコール化合物は、降圧剤、喘息治療薬、抗肥満薬
等の種々の医薬または農薬の中間体として有用である。
光学活性アルコール化合物の製造方法としては、例えば
酵母を利用する生化学的方法が知られている(J. Am. C
hem. Soc., 105, 5925 (1983)、J. Org. Chem., 53, 25
89 (1988)、J. Org. Chem., 45,3352 (1980)等)。しか
しながら、得られる光学活性アルコール化合物の光学純
度が充分ではない場合があり、光学純度を向上し得る方
法の開発が望まれていた。
【0003】
【発明を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な状況下、鋭意検討を行った結果、非対称カルボニル化
合物に、カルボニル基を不斉還元する能力を有する酵素
を作用させるに際し、アルキルメタンチオスルホナート
またはチオグリコール酸エステルを添加することによっ
て、より高い光学純度の光学活性アルコール化合物が得
られることを見出して本発明に至った。
【0004】即ち本発明は、一般式(1) (式中、R1は置換されていてもよいC1−9アルキル
基、置換されていてもよいC4−8シクロアルキル基、
または置換されていてもよいC5−12シクロアルキル
アルキル基を表す。)で示されるアルキルメタンチオス
ルホナートまたは一般式(2) HS−CH2COOR2 (2) (式中、R2は水素原子、または置換されていてもよい
C1−9アルキル基を表す。)で示されるチオグリコー
ル酸もしくはそのエステルの存在下、非対称カルボニル
化合物に、カルボニル基を不斉還元する能力を有する酵
素を作用させることを特徴とする光学活性アルコール化
合物の製造方法(以下、本発明方法と記す。)に関する
ものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明方法を詳細に説明す
る。本発明方法において用いられるアルキルメタンチオ
スルホナート(1)におけるR1は置換されていてもよ
いC1−9アルキル基、置換されていてもよいC4−8
シクロアルキル基、または置換されていてもよいC5−
12シクロアルキルアルキル基であり、好ましくは置換
されていてもよいC3−6アルキル基、置換されていて
もよいC5−7シクロアルキル基または置換されていて
もよいC6〜11シクロアルキルアルキル基等を挙げる
ことができる。ここで置換されていてもよいC1−9ア
ルキル基、置換されていてもよいC4−8シクロアルキ
ル基、および置換されていてもよいC5−12シクロア
ルキルアルキル基における置換されていてもよいとは、
通常はC1−2アルコキシ基;水酸基;シアノ基;カル
ボキシル基;C2−5アルキルオキシカルボニル基;ア
ミノ基;モノまたはジ(C1−5アルキル)アミノ基;
フェニル基;C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ
基および水酸基から選ばれる1種以上で置換されたフェ
ニル基;およびハロゲン原子等からなる群より選択され
る同一または相異なる1個以上、好ましくは1〜3個で
置換されていてもよいことを意味する。
【0006】アルキルメタンチオスルホナート(1)の
具体例としては、n−ブチルメタンチオスルホナート、
n−ペンチルメタンチオスルホナート、n−ヘキシルメ
タンチオスルホナート、シクロヘキシルメタンチオスル
ホナート、シクロヘキシルメチルメタンチオスルホナー
ト等を挙げることができる。
【0007】チオグリコール酸もしくはそのエステル
(2)において、R2は水素原子、または置換されてい
てもよいC1−9アルキル基であり、好ましくは、置換
されていてもよいC1−8アルキル基を挙げることがで
きる。ここで置換されていてもよいC1−9アルキル基
における置換されていてもよいとは、通常はC1−2ア
ルコキシ基;水酸基;シアノ基;カルボキシル基;C2
−5アルキルオキシカルボニル基;アミノ基;モノまた
はジ(C1−5アルキル)アミノ基;フェニル基;C1
−3アルキル基、C1−3アルコキシ基および水酸基か
ら選ばれる1種以上で置換されたフェニル基;およびハ
ロゲン原子等からなる群より選択される同一または相異
なる1個以上、好ましくは1〜3個で置換されていても
よいことを意味する。チオグリコール酸もしくはそのエ
ステル(2)の具体例としては、チオグリコール酸メチ
ル、チオグリコール酸エチル、チオグリコール酸n−ブ
チル、チオグリコール酸n−ヘキシル、チオグリコール
酸n−オクチル等を挙げることができる。
【0008】本発明方法において、非対称カルボニル化
合物が一般式(3) (式中、R3は置換されていてもよいフェニル基又は置
換されていてもよいナフチル基を表し、R4は、水素原
子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルキル基、アル
コキシ基、アルキルカルボニルオキシ基またはアルコキ
シカルボニル基を表し、R5及びR6は同一または相異な
る水素原子、ハロゲン原子または置換されていてもよい
アミノ基を表す。)で示される非対称アリールケトン化
合物である場合には、得られる光学活性アルコール化合
物は、一般式(4) (式中、R3、R4、R5及びR6は前記と同じ意味を表
す。*はR配置またはS配置のいずれか一方の不斉炭素
原子を表す。)で示される光学活性ベンジルアルコール
誘導体である。
【0009】R3において、置換されていてもよいフェ
ニル基および置換されていてもよいナフチル基における
置換されていてもよいとは、通常はC1−3アルキル
基;C1−2ハロゲン化アルキル基;C1−2アルコキ
シ基;メチレンジオキシ基;水酸基;シアノ基;カルボ
キシル基;C2−5アルキルオキシカルボニル基;アミ
ノ基;モノまたはジ(C1−5)アルキルアミノ基;フ
ェニル基;C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基
および水酸基から選ばれる1種以上で置換されたフェニ
ル基:フェノキシ基;C1−3アルコキシ基および水酸
基から選ばれる1種以上で置換されたフェノキシ基;お
よびハロゲン原子からなる群、好ましくは、メチル基、
エチル基、モノクロロメチル基、トリフルオロメチル
基、メトキシ基、メチレンジオキシ基、水酸基、シアノ
基、アミノ基、カルボキシル基、フェニル基、フッ素原
子、塩素原子および臭素原子からなる群、より選択され
る同一または相異なる1個以上、好ましくは1〜3個で
置換されていてもよいことを意味する。
【0010】R4は通常は、水素原子、ハロゲン原子、
ヒドロキシル基、C1−5アルキル基、C1−5アルコ
キシ基、C2−5アルキルカルボニルオキシ基またはC
2−5アルコキシカルボニル基を表し、R5及びR6は同
一または相異なって、通常は水素原子、ハロゲン原子ま
たはアミノ基、モノまたはジ(C1−5アルキル)アミ
ノ基を表す。
【0011】非対称アリールケトン化合物(3)の具体
例としては、アセトフェノン、1−フェニル−2−ヒド
ロキシエタン−1−オン、1−フェニル−2−クロロエ
タン−1−オン、1−(3−クロロフェニル)−2−ク
ロロエタン−1−オン、1−(3,4−ジヒドロキシフ
ェニル)−2−クロロエタン−1−オン、1−(4−ヒ
ドロキシフェニル)−2−トリフルオロエタン−1−オ
ン、1−(4−アミノフェニル)−2−トリフルオロエ
タン−1−オン、1−(4−フェニルフェニル)−2−
トリフルオロエタン−1−オン、プロピオン酸 2−フ
ェニル−2−オキソエチル、3−フェニル−2−クロロ
−3−オキソプロピオン酸メチル、2−アミノ−3−フ
ェニル−3−オキソプロピオン酸メチル等を挙げること
ができる。
【0012】本発明方法において、非対称カルボニル化
合物が一般式(5) (式中、R7は水素原子、置換されていてもよいアルキ
ル基、置換されていてもよいアルキルカルボニルオキシ
基、置換されていてもよいフェニル基または置換されて
いてもよいフェノキシ基を表し、R8は水素原子、ハロ
ゲン原子または置換されていてもよいアミノ基を表し、
9は水素原子またはアルキル基を表す。但し、R8が水
素原子である場合にはR7とR9とは相異なる置換基を表
す。)で示される非対称ジアルキルケトン化合物である
場合には、得られる光学活性アルコール化合物は一般式
(6) (式中、R7、R8、R9および*は前記と同じ意味を表
す。)で示される光学活性アルカノール誘導体である。
【0013】R7において、置換されていてもよいアル
キル基および置換されていてもよいアルキルカルボニル
オキシ基における置換されていてもよいとは、通常はC
1−2アルコキシ基;水酸基;シアノ基;アミノ基;モ
ノまたはジ(C1−5アルキル)アミノ基;フェニル
基;C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基および
水酸基から選ばれる1種以上で置換されたフェニル基;
フェノキシ基;C1−3アルキル基、C1−3アルコキ
シ基および水酸基から選ばれる1種以上で置換されたフ
ェノキシ基;およびハロゲン原子等からなる群、好まし
くはメトキシ基、水酸基、シアノ基、アミノ基、フェニ
ル基、フッ素原子、塩素原子および臭素原子からなる群
より選択される同一または相異なる1個以上、好ましく
は1〜3個で置換されていてもよいことを意味する。ま
たR7において、置換されていてもよいフェニル基およ
び置換されていてもよいフェノキシ基における置換され
ていてもよいとは、通常はC1−3アルキル基;C1−
2ハロゲン化アルキル基;C1−2アルコキシ基;水酸
基;シアノ基;アミノ基;モノまたはジ(C1−5アル
キル)アミノ基;フェニル基;C1−3アルキル基、C
1−3アルコキシ基および水酸基から選ばれる1種以上
で置換されたフェニル基;フェノキシ基;C1−3アル
キル基、C1−3アルコキシ基および水酸基から選ばれ
る1種以上で置換されたフェノキシ基;およびハロゲン
原子からなる群、好ましくはメチル基、エチル基、モノ
クロロメチル基、トリフルオロメチル基、メトキシ基、
水酸基、シアノ基、アミノ基、フェニル基、フッ素原
子、塩素原子および臭素原子からなる群より選択される
同一または相異なる1個以上、好ましくは1〜3個で置
換されていてもよいことを意味する。
【0014】R8は通常、水素原子、ハロゲン原子、ア
ミノ基またはモノまたはジ(C1−5アルキル)アミノ
基であり、R9は通常、水素原子またはC1−9アルキ
ル基である。但し、R8が水素原子である場合にはR7
9とは相異なる置換基である。
【0015】非対称ジアルキルケトン化合物(5)の例
としては、例えば、ペンタン−2−オン、1−(3,4
−ジメトキシフェニル)−2−プロパノン、1−(3−
フェノキシフェノキシ)−2−プロパノン等を挙げるこ
とができる。
【0016】本発明方法における非対称カルボニル化合
物が一般式(7) (式中、R10は水素原子またはアルキル基を表し、R11
は水素原子または置換されていてもよいアミノ基を表
し、R12はアルキル基、ハロアルキル基、アルコキシア
ルキル基または置換されてもよいピロリジル基を表
す。)で示されるβ−ケトカルボン酸類である場合に
は、得られる光学活性アルコール化合物は一般式(8) (式中、R10、R11、R1および*は前記と同じ意味を
表す。)で示される光学活性β−ヒドロキシカルボン酸
類である。
【0017】R10は通常、水素原子またはC1−9アル
キル基であり、R11は通常、水素原子、アミノ基または
モノまたはジ(C1−5アルキル)アミノ基である。R
12は通常、C1−9アルキル基;C1−9ハロアルキル
基;C2−10アルコキシアルキル基;1−、2−もし
くは3−ピロリジル基;またはC1−5アルキル基、C
1−5アルコキシ基およびヒドロキシ基から選ばれる置
換基で置換された1−、2−もしくは3−ピロリジル基
である。
【0018】β−ケトカルボン酸類(7)としては例え
ば、4−クロロ−3−オキソ酪酸ヘキシル、3−オキソ
酪酸エチル、3−オキソカプロン酸、3−オキソ吉草酸
ブチル、4−メトキシ−3−オキソ酪酸ブチル、3−フ
ェニル−3−オキソ酢酸プロピル、3−(4−ヒドロキ
シ−1−メチルピロリジン−3−イル)−3−オキソプ
ロピオン酸エチル、2−アミノ−3−オキソ酪酸エチル
等を挙げることができる。
【0019】本発明方法において非対称カルボニル化合
物が一般式(9) (式中、R13は水素原子またはアルキル基を表し、R14
は置換されていてもよいアルキル基または置換されてい
てもよいフェニル基を表す。)で示されるα−ケトカル
ボン酸類である場合には、得られる光学活性アルコール
化合物は一般式(10) (式中、R13、R14および*は前記と同じ意味を表
す。)で示される光学活性α−ヒドロキシカルボン酸類
である。
【0020】R13は通常、水素原子またはC1−9アル
キル基である。R14は通常、置換されていてもよいC1
−9アルキル基または置換されていてもよいフェニル基
である。
【0021】R14において、置換されていてもよいアル
キル基における置換されていてもよいとは、通常はC1
−2アルコキシ基;水酸基;シアノ基;アミノ基;モノ
またはジ(C1−5アルキル)アミノ基;フェニル基;
C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基および水酸
基から選ばれる1種以上で置換されたフェニル基;フェ
ノキシ基;C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基
および水酸基から選ばれる1種以上で置換されたフェノ
キシ基;およびハロゲン原子等からなる群、好ましくは
メトキシ基、水酸基、シアノ基、アミノ基、フェニル
基、フッ素原子、塩素原子および臭素原子からなる群よ
り選択される同一または相異なる1個以上、好ましくは
1〜3個で置換されていてもよいことを意味する。また
14において、置換されていてもよいフェニル基におけ
る置換されていてもよいとは、通常はC1−3アルキル
基;C1−2ハロゲン化アルキル基;C1−2アルコキ
シ基;水酸基;シアノ基;アミノ基;モノまたはジ(C
1−5アルキル)アミノ基;フェニル基;C1−3アル
キル基、C1−3アルコキシ基および水酸基から選ばれ
る1種以上で置換されたフェニル基;フェノキシ基;C
1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基および水酸基
から選ばれる1種以上で置換されたフェノキシ基;およ
びハロゲン原子からなる群、好ましくはメチル基、エチ
ル基、モノクロロメチル基、トリフルオロメチル基、メ
トキシ基、水酸基、シアノ基、アミノ基、フェニル基、
フッ素原子、塩素原子および臭素原子からなる群より選
択される同一または相異なる1個以上、好ましくは1〜
3個で置換されていてもよいことを意味する。
【0022】α−ケトカルボン酸類(9)としては例え
ば、2−オキソカプロン酸、2−オキソ−2−(2−ク
ロロフェニル)酢酸、2−オキソヘプタン酸エチル、2
−オキソヘプタン酸ブチル等を挙げることができる。
【0023】本発明において、非対称カルボニル化合物
が一般式(11) (式中、R15、R16およびR17は、同一または相異なっ
て、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルキ
ル基、アルコキシ基、アルキルカルボニルオキシ基、ア
ルコキシカルボニル基または置換されていてもよいアミ
ノ基を表し、mおよびnは、0または1を表す。ただ
し、mおよびnがともに0であることはない。)で示さ
れるシクロアルカノン類である場合には、得られる光学
活性アルコール化合物は一般式(12) (式中、R15、R16、R17、m、nおよび*は前記と同
じ意味を表す。)で示される光学活性シクロアルカノー
ル誘導体である。R15、R16およびR17は通常、同一ま
たは相異なって、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシ
ル基、C1−3アルキル基、C1−3アルコキシ基、C
2−5アルキルカルボニルオキシ基、C2−5アルコキ
シカルボニル基または1個または同一もしくは相異なる
2個のC1−5アルキル基で置換されていてもよいアミ
ノ基である。
【0024】光学活性シクロアルカノン類(11)とし
ては、例えば、2−クロロインダン−1−オン、1−テ
トラロン、2−テトラロン、7−メトキシ−2−テトラ
ロン等を挙げることができる。
【0025】本発明方法に用いられる還元酵素は、アル
キルメタンチオスルホナート(1)またはチオグリコー
ル酸もしくはそのエステル(2)の存在下、非対称カル
ボニル化合物から光学活性アルコール化合物を選択的に
生成させる反応を触媒する能力、即ち、非対称カルボニ
ル化合物に於いてそのカルボニル基を不斉還元する能力
を有する酵素(以下、本酵素と記す。)である。使用さ
れる本酵素は基質となる非対称カルボニル化合物の種類
により適宜選択されるが、例えば、微生物由来の還元酵
素をあげることができる。具体的には、市販のパン酵
母、ビール酵母などの酵母由来の還元酵素をあげること
ができる。
【0026】本酵素が微生物由来の還元酵素の場合は、
微生物を通常使用される炭素源、窒素源、有機塩、無機
塩等を適宜含む各種培地を用いて培養することによって
産生させることができる。炭素源としては例えば、グル
コース、シュークロース、グリセロール、澱粉、有機
酸、廃糖蜜があげられる。窒素源としては例えば、酵母
エキス、肉エキス、ペプトン、カザミノ酸、麦芽エキ
ス、大豆粉、コーンスティープリカー(corn steep liq
uor)、綿実粉、乾燥酵母、硫安、硝酸ナトリウムがあ
げられる。有機塩や無機塩としては例えば、カリウム、
ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄、マンガ
ン、コバルト、亜鉛、アンモニウムの塩化物、硫酸塩、
酢酸塩、燐酸塩類、炭酸塩類を挙げることができ、具体
的には例えば、塩化ナトリウム、塩化カリウム、炭酸ナ
トリウム、燐酸水素一カリウム、燐酸水素二カリウム、
炭酸カルシウム、酢酸アンモニウム、硫酸マグネシウ
ム、硫酸銅、硫酸亜鉛、硫酸第一鉄、塩化コバルトを挙
げることができる。
【0027】培養は、一般微生物における通常の方法に
準じて行い、固体培養、液体培養(試験管振盪培養、フ
ラスコ培養、ジャーファーメンター培養等)のいずれに
おいても適用可能である。培養温度や培養pHは、微生
物が生育できる範囲で適宜選択すればよいが、例えば、
約15℃〜約45℃の範囲、pH約4〜約8の範囲が好
ましい。培養時間は、種々の培養条件によって異なる
が、通常、約1日間〜約7日間の範囲が好ましい。
【0028】還元酵素を含む培養物は、そのまま、ある
いは、培養物から遠心分離等の方法で菌体を集め、緩衝
液もしくは水にて洗浄した湿菌体として、または湿菌体
の処理物として本発明方法に供することができる。ここ
で湿菌体の処理物とは、例えば、凍結乾燥菌体、アセト
ン乾燥菌体、菌体摩砕物、菌体の自己消化物、菌体の超
音波処理物、菌体のガラスビーズ破砕物、菌体抽出物、
菌体のアルカリ処理物等をあげることができる。さら
に、これら種々の形態の本酵素を、例えば、シリカゲル
やセラミックス等の無機担体、セルロース、ポリスチレ
ンポリマー、イオン交換樹脂等へ吸着させる担体結合法
や、ポリアクリルアミド、含硫多糖ゲル(例えばカラギ
ーナンゲル)、アルギン酸ゲル、寒天ゲル等の高分子の
網目構造の中に閉じ込める包括法などの公知の方法に準
じて固定化した固定化物をあげることもできる。光学選
択性の点からは、湿菌体の処理物が好ましく、菌体のガ
ラスビーズ破砕物が特に好ましい。
【0029】アルキルメタンチオスルホナート(1)、
またはチオグリコール酸もしくはそのエステル(2)の
存在下、非対称カルボニル化合物に、本酵素を作用させ
ることにより光学活性アルコール化合物を光学純度よく
生成させるには例えば、次のようにして行えばよい。非
対称カルボニル化合物の添加量は、反応系中の濃度とし
て、例えば、約0.1×10-2%(w/v)〜約20%
(w/v)であり、アルキルメタンチオスルホナート
(1)またはチオグリコール酸もしくはそのエステル
(2)の添加量は、非対称カルボニル化合物に対して、
例えば、約0.01当量〜約10当量、好ましくは約
0.1当量〜約10当量の範囲であり、本酵素の添加量
は、反応系中の濃度として、例えば、約0.1%(w/
v)〜約30%(w/v)の範囲である。
【0030】また、反応温度としては例えば、約0℃〜
約60℃、好ましくは約0℃〜約30℃である。反応時
のpHとしては例えば、約5〜約9光学選択性の点から
は約7〜約8が好ましい。反応時間としては例えば、約
0.5時間〜約10日間を挙げることができる。
【0031】反応溶媒としては例えば、水、緩衝液、微
生物培養液があげられるが、必要に応じて水溶性有機溶
媒、脂溶性有機溶媒を適宜添加することもできる。さら
に、グルコース、シュークロース、フルクトース、エタ
ノール等の炭素源を反応開始時、又は反応途中に加える
ことにより収率を向上させることが可能な場合がある。
【0032】本発明方法により得られる光学活性アルコ
ール化合物は例えば、遠心分離等の方法により不溶物等
を除去した後、酢酸エチル、ジエチルエーテル、クロロ
ホルム等の有機溶媒にて抽出することにより回収され、
必要により、蒸留、カラムクロマトグラフィー等の通常
の方法により精製することもできる。
【0033】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明する
が、本発明はこれら実施例のみに限定されるものではな
い。
【0034】実施例1 パン酵母(S. I. Lesaffre製)3.0gをリン酸緩衝液
(pH7.5)30mlに懸濁し、これに1mmolの
n−ブチルメタンチオスルホナートのエタノール溶液を
加えて30分間室温下で攪拌した。これに、1−(4−
ヒドロキシフェニル)−2−トリフルオロエタン−1−
オン1mmolをエタノール3mlに溶解した溶液をゆ
っくり滴下しながら加えて30℃にて反応を14時間行
った。その後、反応液に酢酸エチルを加えて振盪するこ
とにより抽出し、分液して回収された酢酸エチル層を無
水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒除去した。得ら
れた残渣を再度酢酸エチルに溶解して、シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(展開溶媒はn−ヘキサン:ジエ
チルエーテル=3:1)と蒸留によって精製を行った
後、定量分析、及び光学異性体分析を行った。その結
果、1−(4−ヒドロキシフェニル)−2−トリフルオ
ロエタノールが収率70%、光学純度83%ee(絶対配
置;S)で得られていることがわかった。
【0035】実施例2 リン酸緩衝液のpHを8.0に変更したこと以外は実施
例1と全く同じ方法で14時間反応を行ったところ、1
−(4−ヒドロキシフェニル)−2−トリフルオロエタ
ノールが収率72%、光学純度88%ee(絶対配置;
S)で得られていることがわかった。
【0036】比較例1 n−ブチルメタンチオスルホナートを添加しないこと以
外は実施例1と全く同じ方法で反応を行ったところ、3
時間後に得られた1−(4−ヒドロキシフェニル)−2
−トリフルオロエタノールの光学純度は59%ee(絶対
配置;S)であった。
【0037】実施例3 パン酵母(S. I. Lesaffre製)3.0gをリン酸緩衝液
(pH7.5)30mlに懸濁し、これに1mmolの
n−ブチルメタンチオスルホナートのエタノール溶液を
加えて30分間室温下で攪拌した。これに、1−(4−
アミノフェニル)−2−トリフルオロエタン−1−オン
1mmolをエタノール3mlに溶解した溶液をゆっく
り滴下しながら加えて30℃にて反応を22時間行っ
た。その後、反応液に酢酸エチルを加えて振盪すること
により抽出し、分液して回収された酢酸エチル層を無水
硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒除去した。得られ
た残渣を再度酢酸エチルに溶解して、シリカゲルカラム
クロマトグラフィー(展開溶媒はn−ヘキサン:ジエチ
ルエーテル=3:1)と蒸留によって精製を行った後、
定量分析、及び光学異性体分析を行った。その結果、1
−(4−アミノフェニル)−2−トリフルオロエタノー
ルが収率44%、光学純度81%ee(絶対配置;S)で
得られていることがわかった。
【0038】比較例2 n−ブチルメタンチオスルホナートを添加しないこと以
外は実施例3と全く同じ方法により反応を行ったとこ
ろ、6時間後に得られた1−(4−アミノフェニル)−
2−トリフルオロエタノールの光学純度は74%ee(絶
対配置;S)であった。
【0039】実施例4 パン酵母(S. I. Lesaffre製)5.0gを水37mlに
懸濁して室温下1時間撹拌後、これにチオグリコール酸
メチル1.0mmolを加えてさらに6時間室温下で攪
拌した。これに、3−オキソペンタン酸n−ブチル1.
0mmolをエタノール3.7mlに溶解した溶液を加
えて30℃にて反応を11時間行った。その後、反応液
に対して酢酸エチルおよびセライトを加えて反応を停止
し、30分間撹拌した後にセライト濾過を行い、酢酸エ
チルで抽出を行い、得られた酢酸エチル層を無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後、減圧下溶媒除去した。得られた残渣
を再度酢酸エチルに溶解して、シリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(展開溶媒はn−ヘキサン:ジエチルエー
テル=5:1)と蒸留によって精製を行った後、定量分
析、及び光学異性体分析を行った。その結果、3−ヒド
ロキシペンタン酸n−ブチルが収率75%、光学純度8
9%ee(絶対配置;S)で得られていることがわかっ
た。
【0040】実施例5 パン酵母(S. I. Lesaffre製)100gを、リン酸緩衝
溶液(pH7.5)200ml及びガラスビーズ(直径
0.45〜0.50mm)100gとともにポリプロピ
レン製1350ml容器に入れ、0℃に冷却した後、E
USTd(ユーロスターデジタル)撹拌機(IKA社
製)を用いて30分間撹拌(1200回転/分)した。
デカンテーションによりガラスビーズと分離し、200
mlのパン酵母破砕液を得た。こうして調製したパン酵
母破砕液20mlにチオグリコール酸メチル1.0mm
olを加えて2時間室温下で攪拌した。これに、3−オ
キソペンタン酸n−ブチル1mmolをエタノール2.
0mlに溶解した溶液を加えて30℃にて反応を16.
5時間行った。その後、反応液に酢酸エチル及びセライ
トを加えて反応を停止し、30分間撹拌した後にセライ
ト濾過を行い、酢酸エチルで抽出を行い、得られた酢酸
エチル層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒除
去した。得られた残渣を再度酢酸エチルに溶解して、シ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒はn−ヘ
キサン:ジエチルエーテル=5:1)と蒸留によって精
製を行った後、定量分析、及び光学異性体分析を行っ
た。その結果、3−ヒドロキシペンタン酸n−ブチルが
収率64%、光学純度98%ee(絶対配置;S)で得ら
れていることがわかった。
【0041】比較例3 チオグリコール酸メチルを添加しないこと以外は実施例
4と全く同じ方法により30時間反応を行ったところ、
3−ヒドロキシペンタン酸n−ブチルが収率60%、光
学純度60%ee(絶対配置;S)で得られていることが
わかった。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、光学純度が向上され得
る光学活性アルコール化合物の製造方法を提供できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C12P 13/00 C12P 13/00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1) (式中、R1は置換されていてもよいC1−9アルキル
    基、置換されていてもよいC4−8シクロアルキル基、
    または置換されていてもよいC5−12シクロアルキル
    アルキル基を表す。)で示されるアルキルメタンチオス
    ルホナートまたは一般式(2) HS−CH2COOR2 (2) (式中、R2は水素原子、または置換されていてもよい
    C1−9アルキル基を表す。)で示されるチオグリコー
    ル酸もしくはそのエステルの存在下、非対称カルボニル
    化合物に、カルボニル基を不斉還元する能力を有する酵
    素を作用させることを特徴とする光学活性アルコール化
    合物の製造方法。
  2. 【請求項2】非対称カルボニル化合物が一般式(3) (式中、R3は置換されていてもよいフェニル基又は置
    換されていてもよいナフチル基を表し、R4は、水素原
    子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルキル基、アル
    コキシ基、アルキルカルボニルオキシ基またはアルコキ
    シカルボニル基を表し、R5及びR6は同一または相異な
    る水素原子、ハロゲン原子または置換されていてもよい
    アミノ基を表す。)で示される非対称アリールケトン化
    合物であり、得られる光学活性アルコール化合物が一般
    式(4) (式中、R3、R4、R5及びR6は前記と同じ意味を表
    す。*はR配置またはS配置のいずれか一方の不斉炭素
    原子を表す。)で示される光学活性ベンジルアルコール
    誘導体である請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】非対称カルボニル化合物が一般式(5) (式中、R7は水素原子、置換されていてもよいアルキ
    ル基、置換されていてもよいアルキルカルボニルオキシ
    基、置換されていてもよいフェニル基または置換されて
    いてもよいフェノキシ基を表し、R8は水素原子、ハロ
    ゲン原子または置換されていてもよいアミノ基を表し、
    9は水素原子またはアルキル基を表す。但し、R8が水
    素原子である場合にはR7とR9とは相異なる置換基を表
    す。)で示される非対称ジアルキルケトン化合物であ
    り、光学活性アルコール化合物が一般式(6) (式中、R7、R8、R9および*は前記と同じ意味を表
    す。)で示される光学活性アルカノール誘導体である請
    求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】非対称カルボニル化合物が一般式(7) (式中、R10は水素原子またはアルキル基を表し、R11
    は水素原子または置換されていてもよいアミノ基を表
    し、R12はアルキル基、ハロアルキル基、アルコキシア
    ルキル基または置換されてもよいピロリジル基を表
    す。)で示されるβ−ケトカルボン酸類であり、光学活
    性アルコール化合物が一般式(8) (式中、R10、R11、R1および*2は前記と同じ意味を
    表す。)で示される光学活性β−ヒドロキシカルボン酸
    類である請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】非対称カルボニル化合物が一般式(9) (式中、R13は水素原子またはアルキル基を表し、R14
    は置換されていてもよいアルキル基または置換されてい
    てもよいフェニル基を表す。)で示されるα−ケトカル
    ボン酸類であり、光学活性アルコール化合物が一般式
    (10) (式中、R13、R14および*は前記と同じ意味を表
    す。)で示される光学活性α−ヒドロキシカルボン酸類
    である請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】非対称カルボニル化合物が一般式(11) (式中、R15、R16およびR17は同一または相異なっ
    て、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルキ
    ル基、アルコキシ基、アルキルカルボニルオキシ基、ア
    ルコキシカルボニル基または置換されていてもよいアミ
    ノ基を表し、mおよびnは、0または1を表す。ただ
    し、mおよびnがともに0であることはない。)で示さ
    れるシクロアルカノン類であり、光学活性アルコール化
    合物が一般式(12) (式中、R15、R16、R17、m、nおよび*は前記と同
    じ意味を表す。)で示される光学活性シクロアルカノー
    ル類である請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】カルボニル基を不斉還元する能力を有する
    酵素が微生物由来である請求項1〜6のいずれかに記載
    の方法。
  8. 【請求項8】微生物由来のカルボニル基を不斉還元する
    能力を有する酵素が酵母由来である請求項7に記載の方
    法。
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