JP2000252722A - 車載用アンテナの給電構造 - Google Patents
車載用アンテナの給電構造Info
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Abstract
アンテナの給電構造を提供する。 【解決手段】 ベースケーシングに内蔵された回路基板
12とアンテナエレメント14との間の給電を給電金具
15を介して行うヘリカルコイルアンテナ10におい
て、給電金具15に回路基板12がベースケーシング内
に組み込まれた際にこの回路基板12の方向に延びると
ともに先端部に球状部15Aaを有する接続端子15A
が形成され、回路基板12の給電金具15に対向する側
に接続端子15の球状部15Aaが着脱自在に嵌合され
る嵌合部16bを備えた接触端子16が取り付けられて
いる。
Description
ナやAM/FMアンテナ等の車載用アンテナに内蔵され
た回路基板とアンテナエレメントとを電気的に接続する
ための給電構造に関する。
M/FMアンテナ等の車載用アンテナには、近年、ヘリ
カルコイルを用いてアンテナの突出長さが短くなるよう
に構成された、所謂、ヘリカルコイルアンテナと呼ばれ
るタイプのものが普及してきている。
コイルアンテナの構成を示すものでる。このヘリカルコ
イルアンテナは、ベースプレート1と、このベースプレ
ート1の上方に間隔を開けて支持された回路基板2と、
この回路基板2を収容するようにベースプレート1上に
取り付けられたベースケーシング3と、このベースケー
シング3にその基端部が支持されたアンテナエレメント
4とを備えている。
イル4Aと、このヘリカルコイル4Aをカバーするアン
テナケーシング4Bとから構成されており、アンテナケ
ーシング4Bの基端部に取り付けられた取付金具4Cが
ベースケーシング3の天井部に取り付けられた給電金具
5に連結されることによって、ベースケーシング3に固
定されるようになっている。そして、この取付金具4C
と給電金具5との連結によって、取付金具4Cに接続さ
れたヘリカルコイル4Aと給電金具5に接続された回路
基板2との間の給電のための接続が行われるようになっ
ている。
うに、回路基板2に給電を行う給電コード6が車体パネ
ルBPに形成された貫通孔から車体内に引き込まれた状
態で、ベースプレート1がパッキンシート7を介してね
じ止めされることにより、車体パネルBP上に固定され
る。
ナは、回路基板2と給電金具5との間の接続が、リード
線8によって行われるか、または、図5に示されるよう
に、上端部が給電金具5に連結され下端部が回路基板2
に嵌合されることによって接続される導電板9によって
行われている。
ルコイルアンテナの構成では、ベースプレート1にベー
スケーシング3を組み付ける際に、リード線8や導電板
9を回路基板2に半田付けしながら配線する必要がある
ため、その配線に細かな作業が必要となり作業時間が長
くなるという問題を有している。
ンテナの組立作業時の問題点を解消するためになされた
ものである。すなわち、この発明は、組立作業の効率化
を図ることが出来る車載用アンテナの給電構造を提供す
ることを目的としている。
アンテナの給電構造は、上記目的を達成するために、ケ
ーシング本体内に内蔵された回路基板とアンテナエレメ
ントとの間の給電をアンテナエレメントが連結されるケ
ーシング本体に取り付けられた給電金具を介して行う車
載用アンテナにおいて、前記給電金具に回路基板がケー
シング本体内に組み込まれた際にこの回路基板の方向に
延びるとともに先端部に連結部を有する接続端子が形成
され、前記回路基板の給電金具に対向する側に前記接続
端子の連結部が着脱自在に嵌合される嵌合部を備えた接
触端子が取り付けられていることを特徴としている。
電構造は、ケーシング本体内に回路基板が組み込まれる
際に、給電金具に形成された接続端子の先端部の連結部
が回路基板に取り付けられた接触端子の嵌合部に嵌合さ
れることによって、回路基板と給電金具との電気的接続
が行われ、さらに、この給電金具にアンテナエレメント
が連結されることによって、給電金具を介して回路基板
とアンテナエレメントとの電気的接続が行われる。
本体ケーシング内に回路基板を組み付けて車載用アンテ
ナを組み立てる際に、回路基板に取り付けられた接触端
子の嵌合部に本体ケーシングに取り付けられた給電金具
の接続端子の連結部を嵌合させるだけで、回路基板と給
電金具との間の電気的な接続を行うことが出来るので、
従来のような面倒な配線作業等が必要なくなり、車載用
アンテナの組立を効率的に行うことが出来るようにな
る。
造は、前記目的を達成するために、第1の発明の構成に
加えて、前記給電端子に形成された接続端子の連結部が
球状に成形され、前記接触端子の給電金具に対向する部
分が二股に成形されてこの二股の部分の内側部分に接続
端子の連結部が嵌合される球状の嵌合部が形成されてい
ることを特徴としている。
電構造は、給電金具の接続端子が回路基板に取り付けら
れた接触端子に接続される際に、接続端子の球状の連結
部が接触端子に形成された二股の部分の間に差し込まれ
てゆく。このとき、接触端子の二股の部分は、両側に拡
開しながら接続端子の球状の連結部の進入を許容し、連
結部が接触端子の二股の部分の内側に形成された球状の
嵌合部に嵌合されると、この連結部を両側から挟圧して
嵌合部内に保持する。
回路基板に取り付けられた接触端子と給電金具の接続端
子との接続が容易に行われるとともに、その接続状態が
保持されるので、車載用アンテナの組み立てを容易に行
うことが出来、その効率化を図ることが出来るようにな
る。
れる実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説
明を行う。図1および2は、この発明による車載用アン
テナの給電構造の実施形態を示す断面図である。
ルアンテナ10は、金属製のベースプレート11と、こ
のベースプレート11の上方に所要の間隔を開けて固定
された回路基板12と、この回路基板12を内側に収容
するようにベースプレート11に取り付けられたベース
ケーシング13と、このベースケーシング13に基端部
が支持されたアンテナエレメント14とを備えている。
そして、このアンテナエレメント14は、ヘリカルコイ
ル14Aと、このヘリカルコイル14Aをカバーするア
ンテナケーシング14Bとから構成されており、アンテ
ナケーシング14Bの基端部に取り付けられた取付金具
14Cがベースケーシング13の天井部に取り付けられ
た給電金具15に連結されることにより、ベースケーシ
ング3に固定されるようになっている。
カルコイルアンテナと同様である。このヘリカルコイル
アンテナ10は、回路基板12とベースケーシング13
に取り付けられた給電金具15との接続が、以下の構成
によって行われるようになっている。
基板12に構成された増幅回路や整合回路等の各電子回
路に接続されたリン青銅製の接触端子16が、給電金具
15の下方に位置するように立設されている。この接触
端子16には、図3に拡大して示されるように、その上
端部にヘリカルコイルアンテナ10の左右方向(図1の
左右方向)に分かれた二股部16aが形成され、さら
に、この二股部16aの内側の互いに対向する内壁面
に、球状に窪んだ嵌合部16bが形成されている。
め下方に延びる給電金具15の本体部と同軸状の接続端
子15Aが一体的に形成されている。そして、この接続
端子15Aの下端部には、接触端子16の嵌合部16b
の内径とほぼ同じ外径を有する球状部15Aaが成型さ
れている。
は、後述するように、ベースケーシング13がベースプ
レート11に組み付けられた際に、その下端部に形成さ
れた球状部15Aaが接触端子16の嵌合部16bと同
位置に位置されるように、その長さが設定されている。
11の下面に形成された給電端子17から引き込まれる
給電コード18が接続されていて、この給電コード18
から給電が行われるようになっている。
は、以下のようにして行われる。すなわち、ベースプレ
ート11にベースケーシング13を組み付ける際に、接
続端子15Aの球状部15Aaを接触端子16の二股部
16aの間に差し込んで、嵌合部16b内に嵌合させ
る。
は、それ自体のばね性によって、両側に拡開して接続端
子15Aの球状部15Aaの進入を許容し、球状部15
Aaが嵌合部16bに嵌合されると、この球状部15A
aを両側から挟圧して嵌合部16b内に保持する。
5と電気的に接続される。そして、給電金具15にアン
テナエレメント14の取付金具14Cを螺合させてベー
スケーシング13にアンテナエレメント14を取り付け
ることにより、ヘリカルコイル14Aが、取付金具14
C,給電金具15および接触端子16を介して回路基板
12に電気的に接続される。
コイルアンテナ10は、給電端子17が車体パネルに形
成された貫通孔に嵌合され、回路基板12に給電を行う
給電コード18が車体パネルの内側に引き込まれた状態
で、ベースプレート11がパッキンシート19を介して
ねじ止めされることにより、車体パネル上に固定され
る。
に断面して示す正面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ケーシング本体内に内蔵された回路基板
とアンテナエレメントとの間の給電をアンテナエレメン
トが連結されるケーシング本体に取り付けられた給電金
具を介して行う車載用アンテナにおいて、 前記給電金具に回路基板がケーシング本体内に組み込ま
れた際にこの回路基板の方向に延びるとともに先端部に
連結部を有する接続端子が形成され、 前記回路基板の給電金具に対向する側に前記接続端子の
連結部が着脱自在に嵌合される嵌合部を備えた接触端子
が取り付けられている、ことを特徴とする車載用アンテ
ナの給電構造。 - 【請求項2】 前記給電端子に形成された接続端子の連
結部が球状に成形され、前記接触端子の給電金具に対向
する部分が二股に成形されてこの二股の部分の内側部分
に接続端子の連結部が嵌合される球状の嵌合部が形成さ
れている請求項1に記載の車載用アンテナの給電構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11050687A JP2000252722A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 車載用アンテナの給電構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11050687A JP2000252722A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 車載用アンテナの給電構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000252722A true JP2000252722A (ja) | 2000-09-14 |
Family
ID=12865849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11050687A Pending JP2000252722A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 車載用アンテナの給電構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000252722A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002056413A1 (fr) * | 2001-01-16 | 2002-07-18 | Nippon Antena Kabushiki Kaisha | Structure de fixation d'element d'antenne |
-
1999
- 1999-02-26 JP JP11050687A patent/JP2000252722A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002056413A1 (fr) * | 2001-01-16 | 2002-07-18 | Nippon Antena Kabushiki Kaisha | Structure de fixation d'element d'antenne |
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A621 | Written request for application examination |
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