JPH07170124A - アンテナ - Google Patents

アンテナ

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JPH07170124A
JPH07170124A JP31364093A JP31364093A JPH07170124A JP H07170124 A JPH07170124 A JP H07170124A JP 31364093 A JP31364093 A JP 31364093A JP 31364093 A JP31364093 A JP 31364093A JP H07170124 A JPH07170124 A JP H07170124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
antenna
antenna unit
circuit board
ground electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP31364093A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuuichi Kushii
裕一 櫛比
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07170124A publication Critical patent/JPH07170124A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】組み立てが容易なアンテナを提供する。 【構成】誘電体1の表面に放射電極2を形成し、誘電体
1の裏面に接地電極3を形成したアンテナユニット4
と、絶縁基板5の一方の面に電子回路6を搭載し、他方
の面に、電子回路6とスルーホール5cで導通する給電
電極5dと、給電電極5dと絶縁した接地電極5eを形
成した回路基板7とからなり、アンテナユニット4の接
地電極3と、回路基板7の接地電極5eとを接合して、
アンテナユニット4と回路基板7を一体にしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、GPS(Global Posit
ioning System)等に用いられるアンテナに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のアンテナを、図7に示す。図7に
おいて、41は誘電体であり、誘電体41の表面に放射
電極42が形成され、裏面に接地電極43が形成され、
放射電極42の給電点42aから裏面にかけて小径の貫
通孔41aが形成され、アンテナユニット44が構成さ
れている。また、45はガラスエポキシ基板等からなる
絶縁基板であり、絶縁基板45の一方の面には、電極パ
ターン45aが形成され、電極パターン45a上に、複
数の電子部品46aからなる、例えば、RFアンプ等の
電子回路46が搭載され、他方の面には、接地電極45
bが形成され回路基板47を構成している。なお、絶縁
基板45には、電極パターン45aを貫通する、小孔4
5cが形成されている。
【0003】そして、アンテナユニット44の接地電極
43と、回路基板47の接地電極45bとが半田で接合
されるとともに、誘電体41の貫通孔41a及び絶縁基
板45の小孔45cに、金属製の給電線48が挿入さ
れ、給電線48の端部が、アンテナユニット44の放射
電極42の給電点42aと、絶縁基板45の電極パター
ン45aに半田付けされ、アンテナ49が構成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
のアンテナ49において、給電線48をスムーズに取り
付けるため、誘電体41の貫通孔41aと、絶縁基板4
5の小孔45cを対向するようにして、アンテナユニッ
ト44と回路基板47とを接合する必要があった。その
ため、アンテナユニット44と回路基板47の接合のた
めの位置合わせに高い精度が要求され、作業性が劣って
いた。
【0005】本発明は、このような問題を解消するため
になされたものであり、組み立てが容易なアンテナを提
供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明においては、誘電体の表面に放射電極を形
成し、前記誘電体基板の裏面に接地電極を形成したアン
テナユニットと、絶縁基板の一方の面に電子回路を搭載
し、他方の面に、前記電子回路と導通する給電電極と、
該給電電極と絶縁した接地電極を形成した回路基板とか
らなり、前記アンテナユニットの接地電極と、前記回路
基板の接地電極とを接合して、前記アンテナユニットと
回路基板を一体にしたことを特徴とするものである。
【0007】また、前記誘電体の裏面に凹部を形成した
ことを特徴とするものである。
【0008】また、誘電体の表面に放射電極を形成し、
前記誘電体基板の裏面に接地電極を形成し、前記放射電
極上に放射板を取り付けたアンテナユニットと、絶縁基
板の一方の面に電子回路を搭載し、他方の面に、前記電
子回路と導通する給電電極と、該給電電極と絶縁した接
地電極を形成した回路基板とからなり、前記アンテナユ
ニットの接地電極と、前記回路基板の接地電極とを接合
して、前記アンテナユニットと回路基板を一体にしたこ
とを特徴とするものである。
【0009】また、前記誘電体の表面に凹部を形成した
ものや、前記誘電体の中央部に表裏面に貫通する開口部
を形成したもの、さらに、前記アンテナユニットの接地
電極と回路基板の接地電極の間に、開口部を有する金属
板を挿入したものである。
【0010】
【作用】上記の構成によれば、アンテナユニットの放射
電極又は放射板と、絶縁基板の給電電極とが対向してい
るため、双方が電磁結合し、信号が放射電極又は放射板
と給電電極間を伝播し、アンテナとして機能する。その
結果、アンテナユニットの放射電極と回路基板を接続す
る給電線が不要になるとともに、アンテナユニットと回
路基板の接合のための位置合わせに高い精度を必要とし
ない。また、アンテナユニットの接地電極と回路基板の
接地電極の間に、開口部を有する金属板を挿入したもの
は、金属板が補強板として機能するため、アンテナの機
械的強度が向上する。
【0011】
【実施例】以下、本発明によるアンテナの実施例を図1
乃至図5を用いて説明する。図1及び図2において、1
は誘電体であり、誘電体1の表面に放射電極2を形成す
るとともに、裏面に接地電極3を形成して、アンテナユ
ニット4を構成している。また、5はガラスエポキシ基
板等からなる絶縁基板であり、絶縁基板5の一方の面に
は、電極パターン5aが形成され、電極パターン5a上
に、複数の電子部品6aからなる、例えば、RFアンプ
等の電子回路6を搭載し、他方の面には、電子回路6の
入力部となる電極パターン5bとスルーホール5cを介
して接続する給電電極5dと、給電電極5dと絶縁する
接地電極5eを形成し、回路基板7を構成している。そ
して、アンテナユニット4の接地電極3と、回路基板7
の接地電極5eとを半田で接合して、アンテナユニット
4と回路基板7を一体とし、アンテナ8を構成してい
る。
【0012】なお、以後の実施例において用いる回路基
板は、上記回路基板7と同等であるため、同一符号を使
用しその説明は省略する。
【0013】図3において、11は裏面中央部を切り欠
いた凹部11aを形成した誘電体であり、誘電体11の
表面に放射電極12を形成するとともに、裏面に接地電
極13を形成して、アンテナユニット14を構成してい
る。そして、アンテナユニット14の接地電極13と、
回路基板7の接地電極5eとを半田で接合して、アンテ
ナユニット14と回路基板7を一体とし、アンテナ15
を構成しているまた、図4において、21は表面中央部
を切り欠いた凹部21aを形成した誘電体であり、誘電
体21の表面に放射電極22を形成し、放射電極22上
に凹部21aを塞ぐように金属板からなる放射板23を
半田にて取り付け、誘電体21の裏面に接地電極24を
形成して、アンテナユニット25を構成している。そし
て、アンテナユニット25の接地電極24と、回路基板
7の接地電極5eとを半田で接合して、アンテナユニッ
ト25と回路基板7を一体とし、アンテナ26を構成し
ている。
【0014】また、図5において、31は表裏面に貫通
する開口部31aを形成した口字状の誘電体であり、誘
電体31の表面に放射電極32を形成し、放射電極32
上に開口部31aを塞ぐように金属板からなる放射板3
3を半田にて取り付け、誘電体31の裏面に接地電極3
4を形成して、アンテナユニット35を構成している。
そして、アンテナユニット35の接地電極34と、回路
基板7の接地電極5eとを半田で接合して、アンテナユ
ニット35と回路基板7を一体とし、アンテナ36を構
成している。
【0015】また、アンテナ8,15,26,36にお
いて、アンテナユニット4,14,25,35の接地電
極3,13,24,34と、回路基板7の接地電極5e
間に、開口部を有する金属板を挿入してアンテナを構成
することができる。例えば、図1のアンテナ8に金属板
を挿入した場合を図6に示す。図6において、開口部3
7aを有する金属板37を、アンテナユニット4の接地
電極3と回路基板7の接地電極5e間に挿入し、接地電
極3と接地電極5eと金属板37とを半田で接合して、
アンテナユニット4と回路基板7を一体とし、アンテナ
38を構成している。このように金属板37を挿入した
アンテナ38は、金属板37が補強板として機能するた
め、機械的強度が向上するものである。
【0016】なお、誘電体1,11,21,31の外
形,凹部11a,21a及び開口部31aの形状、並び
に、放射電極2,12及び放射板23,33は、図1乃
至図5に示した正方形に限ることはなく、長方形,円形
及びその他多角形を用いることができる。また、各アン
テナユニット4,14,25,35,38と回路基板7
との接合、及び、放射電極22,32と放射板23,3
3の接合は、半田以外に導電性接着剤を用いることがで
きる。
【0017】また、絶縁基板5の給電電極5cの形成位
置は、アンテナユニット4,14、38の放射電極2,
12及びアンテナユニット25,35の放射板23,3
3の中心から周辺方向にずれた、給電点2a,12a,
23a,33aと対向する位置がより好ましい。
【0018】このように構成したアンテナ8,15,2
6,36,38は、アンテナユニット4,14の放射電
極2,12又はアンテナユニット25,35の放射板2
3,33と、絶縁基板5の給電電極5eが対向している
ため、相互間で電磁結合し、信号を放射電極2,12又
は放射板23,33より送受信する。その結果、アンテ
ナユニットの放射電極と回路基板を接続する給電線が不
要になるとともに、アンテナユニットと回路基板の接合
のための位置合わせに高い精度を必要としない。
【0019】なお、アンテナ15,26,36は、誘電
体11,21,31に凹部11a,21a及び開口部3
1aを形成して、アンテナユニット14,25,35の
重量を軽減することにより、自動車などの振動や衝撃が
かかる用途において、アンテナユニット14,25,3
5の重量により回路基板7に撓み等の機械的ストレスが
かかることを防止したものである。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるア
ンテナによれば、アンテナユニットの放射電極又は放射
板と、絶縁基板の給電電極とを対向して、アンテナユニ
ットと回路基板とを一体にしているため、放射電極又は
放射板と、絶縁基板の給電電極とが電磁結合し、給電線
が不要になるとともに、アンテナユニットと回路基板の
接合のための位置合わせに高い精度を必要しない。その
ため、アンテナの組み立て作業が容易になるとともに、
コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるアンテナの断面図であ
る。
【図2】図1の分解組立て図である。
【図3】本発明の第二の実施例によるアンテナの、
(a)は平面図であり、(b)は断面図である。
【図4】本発明の第三の実施例によるアンテナの、
(a)は平面図であり、(b)は断面図である。
【図5】本発明の第四の実施例によるアンテナの、
(a)は平面図であり、(b)は断面図である。
【図6】本発明の第五の実施例によるアンテナの、
(a)は平面図であり、(b)は断面図である。
【図7】従来のアンテナの、(a)は平面図であり、
(b)は断面図である。
【符号の説明】
1,11,21,31 誘電体 2,12,22,32 放射電極 3,13,24,34 接地電極 4,14,25,35 アンテナユニット 6 電子回路 7 回路基板 8,15,26 アンテナ 36,38 アンテナ 11a,21a 凹部 23,33 放射板 31a 開口部 37 金属板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】誘電体の表面に放射電極を形成し、前記誘
    電体基板の裏面に接地電極を形成したアンテナユニット
    と、絶縁基板の一方の面に電子回路を搭載し、他方の面
    に、前記電子回路と導通する給電電極及び該給電電極と
    絶縁した接地電極を形成した回路基板とからなり、前記
    アンテナユニットの接地電極と、前記回路基板の接地電
    極とを接合して、前記アンテナユニットと回路基板を一
    体にしたことを特徴とするアンテナ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のアンテナにおいて、誘電体
    の裏面に凹部を形成したことを特徴とするアンテナ。
  3. 【請求項3】誘電体の表面に放射電極を形成し、前記誘
    電体基板の裏面に接地電極を形成し、前記放射電極上に
    放射板を取り付けたアンテナユニットと、絶縁基板の一
    方の面に電子回路を搭載し、他方の面に、前記電子回路
    と導通する給電電極及び該給電電極と絶縁した接地電極
    を形成した回路基板とからなり、前記アンテナユニット
    の接地電極と、前記回路基板の接地電極とを接合して、
    前記アンテナユニットと回路基板を一体にしたことを特
    徴とするアンテナ。
  4. 【請求項4】請求項3記載のアンテナにおいて、誘電体
    の表面に凹部を形成したことを特徴とするアンテナ。
  5. 【請求項5】請求項3記載のアンテナにおいて、誘電体
    の中央部に表裏面に貫通する開口部を形成したことを特
    徴とするアンテナ。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5記載のアンテナにおいて、
    アンテナユニットの接地電極と回路基板の接地電極の間
    に、開口部を有する金属板を挿入したことを特徴とする
    アンテナ。
JP31364093A 1993-12-14 1993-12-14 アンテナ Pending JPH07170124A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002344232A (ja) * 2001-04-17 2002-11-29 Samsung Electronics Co Ltd 平面アンテナ及びその給電構造
KR20030029393A (ko) * 2001-10-08 2003-04-14 엘지전자 주식회사 무선통신용 안테나 제조 방법
KR100408028B1 (ko) * 2001-07-12 2003-12-03 엘지전자 주식회사 무선 통신용 안테나 및 그 제조방법
JP2005012375A (ja) * 2003-06-17 2005-01-13 Mitsumi Electric Co Ltd アンテナ装置

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