JPH07321528A - アンテナの固定構造 - Google Patents

アンテナの固定構造

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JPH07321528A
JPH07321528A JP11293894A JP11293894A JPH07321528A JP H07321528 A JPH07321528 A JP H07321528A JP 11293894 A JP11293894 A JP 11293894A JP 11293894 A JP11293894 A JP 11293894A JP H07321528 A JPH07321528 A JP H07321528A
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JP
Japan
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circuit board
antenna
dielectric
electrode
antenna body
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JP11293894A
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English (en)
Inventor
Tomonao Yamaki
知尚 山木
Kazuya Kawabata
一也 川端
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】振動や衝撃に対する機械的強度が大きいアンテ
ナの固定構造を提供する。 【構成】アンテナ本体5の貫通孔2を前記回路基板6の
突起部7に挿着し、前記アンテナ本体5のグランド電極
4を前記回路基板6のグランドパターン9に半田付した
状態で、前記回路基板6を封止するケース部材10a,
10bの内側に備えた固定部11a,11bによって、
前記アンテナ本体5を前記回路基板6に固定することを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体通信機器等に用
いられるアンテナの固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のアンテナの固定構造を図面を参照
にして説明する。図7に示すように、31は誘電体装荷
型のアンテナ本体であり、円柱状の誘電体32の長手方
向に貫通孔33を設け、貫通孔33の内周に例えばCu
よりなる放射電極34を形成し、誘電体32の一端面に
グランド電極35を設けることで構成される。36はア
ンテナ本体31を取り付ける通信機の回路基板であり、
その一端部に突起部37を設け、表面に通信機の入力部
(図示せず)から突起部37にまで延びる給電線路38
を形成し、その両側にグランドパターン39を形成す
る。この回路基板36の突起部37にアンテナ本体31
の貫通孔33を挿着して、グランド電極35をグランド
パターン39に半田付することにより、アンテナ本体3
1を回路基板36に固定する。これにより、放射電極3
4が給電線路38に接続され、通信機の入力部端とアン
テナ本体31は最短距離で接続されることになり、挿入
損失や共振周波数の変化が小さいアンテナ回路が構成さ
れる。
【0003】また、図8に示すように、41は誘電体装
荷型のアンテナ本体であり、四角柱状の誘電体42の長
手方向に貫通孔43を設け、貫通孔43の内周に例えば
Cuよりなる放射電極44を形成し、誘電体42の一端
面に放射電極44と導通する給電電極45を設け、その
両側にグランド電極46を設けることで構成される。4
7はアンテナ本体41を取り付ける通信機の回路基板で
あり、その表面に通信機の入力部(図示せず)から延び
る給電線路48を形成し、その両端にグランドパターン
49を形成する。この回路基板47の給電線路48にア
ンテナ本体41の給電電極45を半田付し、さらに回路
基板47のグランドパターン49にアンテナ本体41の
グランド電極46を半田付することにより、アンテナ本
体41を回路基板47に表面実装する。これにより、放
射電極44が給電線路48に接続され、通信機の入力部
端とアンテナ本体41は最短距離で接続されることにな
り、図7に示した従来例と同様に、挿入損失や共振周波
数の変化が小さいアンテナ回路が構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のアンテナの固定構造は、アンテナ本体を回路基板
に数箇所半田付するだけの固定であったため、振動や衝
撃に対して機械的強度が小さく、アンテナ本体が回路基
板から離脱する恐れがあった。
【0005】本発明は、このような問題を解消するため
になされたものであり、振動や衝撃に対する機械的強度
が大きいアンテナの固定構造を提供することを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、円柱状の誘電体と、該誘電体の長手方
向に形成された貫通孔と、該貫通孔の内周面に形成され
た放射電極と、前記誘電体の一端面に形成されたグラン
ド電極とを有する誘電体装荷型のアンテナ本体と、一端
部に突起部を設け、表面に一端が前記突起部にまで延び
る給電線路を形成し、該給電線路の両側に給電電極と絶
縁してグランドパターンを形成する回路基板と、前記ア
ンテナ本体と前記回路基板を封止する、少なくとも2つ
の部材を接合してなるケース部材とを具備してなり、前
記アンテナ本体の貫通孔を前記回路基板の突起部に挿着
し、前記アンテナ本体のグランド電極を前記回路基板の
グランドパターンに半田付した状態で、前記ケース部材
の内側に備えた固定部によって、前記アンテナ本体を前
記回路基板に固定したことを特徴とする。
【0007】また、角柱状の誘電体と、該誘電体の長手
方向に形成された貫通孔と、該貫通孔の内周面に形成さ
れた放射電極と、前記誘電体の一端面に形成された前記
放射電極と導通する給電電極と、該給電電極の両側に形
成されたグランド電極とを有する誘電体装荷型のアンテ
ナ本体と、表面に給電線路を形成し、該給電線路の両側
に給電線路と絶縁してグランドパターンを形成する回路
基板と、前記アンテナ本体と前記回路基板を封止する、
少なくとも2つの部材を接合してなるケース部材とを具
備してなり、前記アンテナ本体の給電電極を前記回路基
板の給電線路に半田付し、さらに前記アンテナ本体のグ
ランド電極を前記回路基板のグランドパターンに半田付
した状態で、前記ケース部材の内側に備えた固定部によ
って、前記アンテナ本体を前記回路基板に固定したこと
を特徴とする。
【0008】そして、前記固定部を突起状、バネ状、或
いは、筐体状に形成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記の構成によればケース部材の固定部によっ
てアンテナ本体を固定することにより、振動や衝撃に対
して機械的強度を大きくできる。
【0010】
【実施例】以下、本発明による誘電体装荷アンテナの固
定構造の一実施例を図面を参照に説明する。図1におい
て、1は円柱状の誘電体、2は誘電体1の長手方向に設
けられた貫通孔、3は貫通孔2の内周面に形成された、
例えばCuよりなる放射電極、4は誘電体1の一端面に
形成されたグランド電極であり、誘電体装荷型のアンテ
ナ本体5を構成する。6は通信機の回路基板、7は回路
基板6の一端部に設けられた突起部、8は回路基板6上
に形成された、一端が通信機の入力部(図示せず)に位
置し、他端が突起部7にまで延びる給電線路、9は給電
線路8の両側に形成されたグランドパターンである。1
0a,10bは回路基板6を上下から封止する2つのケ
ース部材、11a,11bはそれぞれケース部材10
a,10bの内側に一対形成された、突起状の固定部で
ある。そして、アンテナ本体5の貫通孔2に回路基板6
の突起部7を挿着することにより、給電線路8を放射電
極3に接続し、グランド電極4をグランドパターン9に
半田付する。さらに、ケース部材10a,10bの固定
部11a,11bで、上下からアンテナ本体5を挟持す
るようにして、回路基板6をケース部材10a,10b
で封止することにより、アンテナ本体5を回路基板6に
固定する。
【0011】なお、本実施例においては、固定部11
a,11bを突起状としているが、図2に示すように、
固定部11a,11bをバネ状に形成して、アンテナ本
体5を挟持することで固定してもよいし、図3に示すよ
うに、固定部11a,11bを筐体状に形成して、アン
テナ本体5を固定部11a,11bを介して嵌合するこ
とで固定してもよい。
【0012】このように、本実施例のアンテナの固定構
造によれば、アンテナ本体1を固定部11a,11bに
よって固定することにより、アンテナ本体5のグランド
電極4を回路基板6のグランドパターン9に半田付した
だけの場合に比べ、振動や衝撃に対して機械的強度を大
きくできる。
【0013】次に、本発明のアンテナの固定構造の第2
の実施例を図4を用いて説明する。ここで、第1の実施
例と同一もしくは同等の部分には同一番号を付し、その
説明を省略する。図4において、21は角柱状の誘電
体、22は誘電体1の長手方向に設けられた貫通孔、2
3は貫通孔22の内周面に形成された、例えばCuより
なる放射電極、24は誘電体21の一端面に設けられ
た、放射電極23に導通する給電電極、25は給電電極
24の両側に形成されたグランド電極であり、誘電体装
荷型のアンテナ本体26を構成する。27は通信機の回
路基板、28は回路基板27上に形成された、通信機の
入力部(図示せず)から延びる給電線路、29は給電線
路28の両端に形成されたグランドパターンである。こ
のアンテナ本体26の給電電極24をこの回路基板27
の給電線路28に半田付し、さらにアンテナ本体26の
グランド電極25を回路基板27のグランドパターン2
9に半田付することにより、アンテナ本体26を回路基
板27に表面実装する。さらに、ケース部材10a,1
0bの突起状の固定部11a,11bにより、上下から
アンテナ本体26とを挟持するようにして、回路基板2
7をケース部材10a,10bで封止することで、アン
テナ本体26を回路基板27に固定する。
【0014】なお、本実施例においても、固定部11
a,11bを突起状としているが、第1の実施例と同じ
く、図5に示すように、固定部11a,11bをバネ状
に形成して、アンテナ本体26を挟持することで固定し
てもよいし、図3に示すように、アンテナ本体26と対
向する一方のケース部材10aだけに、固定部12aを
筐体状に形成して、アンテナ本体26を嵌合することで
固定してもよい。
【0015】このように、本実施例のアンテナの固定構
造によれば、アンテナ本体26を固定部11a,11b
によって固定することにより、アンテナ本体26のグラ
ンド電極25を回路基板27のグランドパターン29に
半田付しただけの場合に比べ、振動や衝撃に対して機械
的強度を大きくできる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるア
ンテナの固定構造によれば、回路基板を封止するケース
の内側にアンテナ本体を固定する固定部を設けることに
より、アンテナ本体を回路基板に固定する部品を新たに
取り付ける必要もなく、振動や衝撃に対して機械的強度
を大きくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるアンテナの固定
構造を示す要部分解斜視図である。
【図2】図1に示したアンテナの固定構造の変形例を示
す要部断面図である。
【図3】図1に示したアンテナの固定構造の他の変形例
を示す要部断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例におけるアンテナの固定
構造を示す要部分解斜視図である。
【図5】図4に示したアンテナの固定構造の変形例を示
す要部断面図である。
【図6】図4に示したアンテナの固定構造の他の変形例
を示す要部断面図である。
【図7】従来のアンテナの固定構造の示す要部斜視図で
ある。
【図8】従来の他のアンテナの固定構造の示す要部斜視
図である。
【符号の説明】
2 貫通孔 4 グランド電極 5 アンテナ本体 6 回路基板 7 突起部 9 グランドパターン 10a ケース部材 10b ケース部材 11a 固定部 11b 固定部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円柱状の誘電体と、該誘電体の長手方向に
    形成された貫通孔と、該貫通孔の内周面に形成された放
    射電極と、前記誘電体の一端面に形成されたグランド電
    極とを有する誘電体装荷型のアンテナ本体と、 一端部に突起部を設け、表面に一端が前記突起部にまで
    延びる給電線路を形成し、該給電線路の両側に給電電極
    と絶縁してグランドパターンを形成する回路基板と、 前記アンテナ本体と前記回路基板を封止する、少なくと
    も2つの部材を接合してなるケース部材とを具備してな
    り、 前記アンテナ本体の貫通孔を前記回路基板の突起部に挿
    着し、前記アンテナ本体のグランド電極を前記回路基板
    のグランドパターンに半田付した状態で、前記ケース部
    材の内側に備えた固定部によって、前記アンテナ本体を
    前記回路基板に固定したことを特徴とするアンテナの固
    定構造。
  2. 【請求項2】角柱状の誘電体と、該誘電体の長手方向に
    形成された貫通孔と、該貫通孔の内周面に形成された放
    射電極と、前記誘電体の一端面に形成された前記放射電
    極と導通する給電電極と、該給電電極の両側に形成され
    たグランド電極とを有する誘電体装荷型のアンテナ本体
    と、 表面に給電線路を形成し、該給電線路の両側に給電線路
    と絶縁してグランドパターンを形成する回路基板と、 前記アンテナ本体と前記回路基板を封止する、少なくと
    も2つの部材を接合してなるケース部材とを具備してな
    り、 前記アンテナ本体の給電電極を前記回路基板の給電線路
    に半田付し、さらに前記アンテナ本体のグランド電極を
    前記回路基板のグランドパターンに半田付した状態で、
    前記ケース部材の内側に備えた固定部によって、前記ア
    ンテナ本体を前記回路基板に固定したことを特徴とする
    アンテナの固定構造。
  3. 【請求項3】前記固定部を突起状に形成したことを特徴
    とする請求項1または請求項2記載のアンテナの固定構
    造。
  4. 【請求項4】前記固定部をバネ状に形成したことを特徴
    とする請求項1または請求項2記載のアンテナの固定構
    造。
  5. 【請求項5】前記固定部を筐体状に形成したことを特徴
    とする請求項1または請求項2記載のアンテナの固定構
    造。
JP11293894A 1994-05-26 1994-05-26 アンテナの固定構造 Pending JPH07321528A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007318282A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Nippon Antenna Co Ltd アンテナ装置
JP2009153094A (ja) * 2007-11-29 2009-07-09 Kyocera Corp 携帯端末及びアンテナ構造
JP2011211332A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Buffalo Inc 無線通信機器、アンテナの固定構造およびアンテナの固定方法
WO2023026790A1 (ja) * 2021-08-27 2023-03-02 株式会社ヨコオ アンテナ装置

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