JP2011211332A - 無線通信機器、アンテナの固定構造およびアンテナの固定方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】無線通信用電子部品を搭載した基板を内部に収容する収容体を、少なくとも2つの部材、例えば蓋体と収容体の組み合わせとして構成し、このうちの一方に、アンテナを固定するリブなどの弾性部材を形成し、収容体内に基板を収容しつつ、2つの部材を組み合わせることにより、アンテナが弾性部材の弾性によって、基板の所定の位置に押圧されて固定されるものとした。
【選択図】図1
Description
アンテナを収納した無線通信機器であって、
無線通信用電子部品を搭載した基板を内部に収容する収容体の一端に、前記アンテナを弾性を用いて保持する保持部材を形成し、
前記基板の一端部を前記アンテナに接触する部位に位置させることにより、前記保持部材によって、前記アンテナが、前記基板の所定の位置に弾性により押圧されて固定される
無線通信機器。
前記収容体を、組み合わせ可能な2つの部材により構成し、該2つの部材の一方を、前記基板を収容する筒状の筐体とし、他方を、前記保持部材を内部に形成した蓋体とした適用例1記載の無線通信機器。
かかる無線通信機器では、収容体を、組み合わせ可能な蓋体と筒状の筐体という2つの部材から構成しており、両者を容易に組み合わせることができる。特に蓋体の外形形状が、筐体より大きい場合には、内部に保持されたアンテナの電気的に必要とされる長さを確保することが容易になる。しかも、この無線通信機器を他の機器のコネクターに取り付けたとき、蓋体が大きいので、取り外しが容易になる。
適用例2記載の無線通信機器であって、
前記蓋体の内部には、前記筐体が挿入される凹所が形成されており、
該凹所の隅部には、前記保持部材としての弾性部材が形成され、
前記アンテナが、前記凹所の前記弾性部材に接する位置に配置され、
前記基板を、前記一端部が前記アンテナと前記弾性部材の間に位置するよう挿入すると、前記弾性部材によって、前記アンテナが前記基板に押圧される
無線通信機器。
適用例1または適用例2記載の無線通信機器であって、
前記アンテナは、アンテナ長を確保するために葛折りされた形状をなし、
該アンテナの両端が前記基板の所定の位置に当接し、かつ前記アンテナは、前記両端をつなぐ線上の両側に亘って前記葛折りされた部分が存在する形状とされた
無線通信機器。
かかる無線通信機器では、アンテナは葛折り形状とされているので、小さな部材に保持されていても、アンテナとして必要な全長を確保することができる。
前記基板の前記アンテナが固定される側の端部には、前記葛折りされたアンテナの部分と干渉しないように、該基板を切り欠いた切欠部を形成した適用例4記載の無線通信機器。
この場合には、葛折りされたアンテナと基板とが干渉しないので、葛折りを複数折りとすることができる。
前記基板の前記アンテナが固定される側とは反対側の端部に、外部との接続用端子部が形成された適用例1ないし適用例5のいずれか記載の無線通信機器。
[適用例7]
前記接続用端子部は、USB規格の端子部である適用例6記載の無線通信機器。
かかる無線通信機器では、アンテナとは反対側端部に端子部が形成されているため、アンテナが外部の機器により影響を受けることがない。また、USB規格により、容易に外部の機器に無線通信の機能を拡張することができる。
無線通信機器の収容体にアンテナを収容する構造であって、
無線通信用電子部品を搭載した基板を内部に収容する収容体の一端に、前記アンテナを弾性を用いて保持する保持部材を形成し、
前記基板の一端部を前記アンテナに接触する部位に位置させることにより、前記保持部材によって、前記アンテナが、前記基板の所定の位置に弾性により押圧されて固定される
アンテナ構造。
収容体内に無線通信用のアンテナを収容した無線通信機器の製造方法であって、
無線通信用電子部品を搭載した基板を内部に収容する収容体の一端に、前記アンテナを弾性を用いて保持する保持部材を形成し、
前記基板の一端部を前記アンテナに接触する部位に位置させることにより、前記保持部材によって、前記アンテナが、前記基板の所定の位置に弾性により押圧して固定する
無線通信機器の製造方法。
かかる無線通信機器の製造方法によれば、アンテナを、容易に組み立てることができ、アンテナと基板の接続のために、半田付けやその他の手間を要しない。また、製造方法を以下のようにすれば、基板とアンテナの接続を確実にしつつ、無線通信機器の製造を、より一層簡易なものとすることができる。
適用例9記載の無線通信機器の製造方法であって、
前記収容体を、組み合わせ可能な2つの部材により構成し、該2つの部材の一方を、前記基板を収容する筒状の筐体とし、他方を、内部に凹所を形成した蓋体とし、
該凹所の隅部には、前記保持部材としての弾性部材を形成し、
前記アンテナを、前記凹所の前記弾性部材に接する位置に配置し、
前記基板の一端部を、前記アンテナと前記弾性部材の間に位置するよう挿入することにより、前記弾性部材によって、前記アンテナを前記基板に押圧して固定する
無線通信機器の製造方法。
(d1+d2+d3+d4+d5/2)×2
となる。なお、立上部47a,47bの長さd2と、立下部49a,49bの長さd4とは、基板30の厚み分sおよびアンテナ40の板厚tだけ異なっており、
d2=d4+s+t
となっている。アンテナ40が無線通信のためのアンテナとして機能する際の電気的な長さについては、後述する。
(α・d1+d2+d3+d4+α・d5/2)×2
となる。通常は、この長さが、使用する周波数帯域の中心周波数(例えば2.4GHz)の電波の波長の1/4となるように設計する。なお、アンテナ40の電気的な長さは、波長の1/4の整数倍としても差し支えない。
20…筐体
21…端部
23…端部
25…開口
30…基板(電子基板)
31,32…切欠部
33…端部
35…電子部材
37…スルーホール
38…端子
39…端部
40…アンテナ
43a,43b…終端部
45a,45b…突起
46…センター部
47a,47b…立上部
48a,48b…上方部
49a,49b…立下部
50…キャップ
51,53,55,57…リブ
Claims (10)
- アンテナを収納した無線通信機器であって、
無線通信用電子部品を搭載した基板を内部に収容する収容体の一端に、前記アンテナを弾性を用いて保持する保持部材を形成し、
前記基板の一端部を前記アンテナに接触する部位に位置させることにより、前記保持部材によって、前記アンテナが、前記基板の所定の位置に弾性により押圧されて固定される
無線通信機器。 - 前記収容体を、組み合わせ可能な2つの部材により構成し、該2つの部材の一方を、前記基板を収容する筒状の筐体とし、他方を、前記保持部材を内部に形成した蓋体とした請求項1記載の無線通信機器。
- 請求項2記載の無線通信機器であって、
前記蓋体の内部には、前記筐体が挿入される凹所が形成されており、
該凹所の隅部には、前記保持部材としての弾性部材が形成され、
前記アンテナが、前記凹所の前記弾性部材に接する位置に配置され、
前記基板を、前記一端部が前記アンテナと前記弾性部材の間に位置するよう挿入すると、前記弾性部材によって、前記アンテナが前記基板に押圧される
無線通信機器。 - 請求項1または請求項2記載の無線通信機器であって、
前記アンテナは、アンテナ長を確保するために葛折りされた形状をなし、
該アンテナの両端が前記基板の所定の位置に当接し、かつ前記アンテナは、前記両端をつなぐ線上の両側に亘って前記葛折りされた部分が存在する形状とされた
無線通信機器。 - 前記基板の前記アンテナが固定される側の端部には、前記葛折りされたアンテナの部分と干渉しないように、該基板を切り欠いた切欠部を形成した請求項4記載の無線通信機器。
- 前記基板の前記アンテナが固定される側とは反対側の端部に、外部との接続用端子部が形成された請求項1ないし請求項5のいずれか記載の無線通信機器。
- 前記接続用端子部は、USB規格の端子部である請求項6記載の無線通信機器。
- 無線通信機器の収容体にアンテナを収容する構造であって、
無線通信用電子部品を搭載した基板を内部に収容する収容体の一端に、前記アンテナを弾性を用いて保持する保持部材を形成し、
前記基板の一端部を前記アンテナに接触する部位に位置させることにより、前記保持部材によって、前記アンテナが、前記基板の所定の位置に弾性により押圧されて固定される
アンテナ構造。 - 収容体内に無線通信用のアンテナを収容した無線通信機器の製造方法であって、
無線通信用電子部品を搭載した基板を内部に収容する収容体の一端に、前記アンテナを弾性を用いて保持する保持部材を形成し、
前記基板の一端部を前記アンテナに接触する部位に位置させることにより、前記保持部材によって、前記アンテナが、前記基板の所定の位置に弾性により押圧して固定する
無線通信機器の製造方法。 - 請求項9記載の無線通信機器の製造方法であって、
前記収容体を、組み合わせ可能な2つの部材により構成し、該2つの部材の一方を、前記基板を収容する筒状の筐体とし、他方を、内部に凹所を形成した蓋体とし、
該凹所の隅部には、前記保持部材としての弾性部材を形成し、
前記アンテナを、前記凹所の前記弾性部材に接する位置に配置し、
前記基板の一端部を、前記アンテナと前記弾性部材の間に位置するよう挿入することにより、前記弾性部材によって、前記アンテナを前記基板に押圧して固定する
無線通信機器の製造方法。
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