JPH07162225A - アンテナ - Google Patents
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- JPH07162225A JPH07162225A JP30649493A JP30649493A JPH07162225A JP H07162225 A JPH07162225 A JP H07162225A JP 30649493 A JP30649493 A JP 30649493A JP 30649493 A JP30649493 A JP 30649493A JP H07162225 A JPH07162225 A JP H07162225A
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- JP
- Japan
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- antenna
- ground electrode
- antenna unit
- circuit board
- radiation
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Abstract
(57)【要約】
【目的】耐振動衝撃性が向上し、組み立てが容易なアン
テナを提供する。 【構成】裏面に凹部１ａを有する誘電体１の表裏面に、
放射電極２及び接地電極３を形成したアンテナユニット
４と、絶縁基板５の一方の面に電子回路６を搭載し、他
方の面に接地電極５ｂを形成した回路基板７とからな
り、アンテナユニット４の接地電極３と、回路基板７の
接地電極５ｂとを接合するとともに、アンテナユニット
４の放射電極２の給電点２ａと電子回路６とを給電線８
で接続したものである。
テナを提供する。 【構成】裏面に凹部１ａを有する誘電体１の表裏面に、
放射電極２及び接地電極３を形成したアンテナユニット
４と、絶縁基板５の一方の面に電子回路６を搭載し、他
方の面に接地電極５ｂを形成した回路基板７とからな
り、アンテナユニット４の接地電極３と、回路基板７の
接地電極５ｂとを接合するとともに、アンテナユニット
４の放射電極２の給電点２ａと電子回路６とを給電線８
で接続したものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＧＰＳ（Global Posit
ioning System)等に用いられるアンテナに関し、特に振
動衝撃に耐える構造を有するアンテナに関するものであ
る。
ioning System)等に用いられるアンテナに関し、特に振
動衝撃に耐える構造を有するアンテナに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来のアンテナを、図６に示す。図６に
おいて、５１は誘電体であり、誘電体５１の表面に放射
電極５２が形成され、裏面に接地電極５３が形成され、
アンテナユニット５４が構成されている。また、５５は
ガラスエポキシ基板等からなる絶縁基板であり、絶縁基
板５５の一方の面には、複数の電子部品５６ａからな
る、例えば、ＲＦアンプ等の電子回路５６が搭載され、
他方の面には接地電極５５ａが形成され回路基板５７を
構成している。
おいて、５１は誘電体であり、誘電体５１の表面に放射
電極５２が形成され、裏面に接地電極５３が形成され、
アンテナユニット５４が構成されている。また、５５は
ガラスエポキシ基板等からなる絶縁基板であり、絶縁基
板５５の一方の面には、複数の電子部品５６ａからな
る、例えば、ＲＦアンプ等の電子回路５６が搭載され、
他方の面には接地電極５５ａが形成され回路基板５７を
構成している。
【０００３】そして、アンテナユニット５４の接地電極
５３と、回路基板５７の接地電極５５ａとを半田で接合
するとともに、アンテナユニット５４の放射電極５２の
給電点５２ａから、回路基板５７の電子回路５６と接続
するパターン５５ｂにかけて、金属製の給電線５８が取
り付けられ、アンテナ５９が構成されている。
５３と、回路基板５７の接地電極５５ａとを半田で接合
するとともに、アンテナユニット５４の放射電極５２の
給電点５２ａから、回路基板５７の電子回路５６と接続
するパターン５５ｂにかけて、金属製の給電線５８が取
り付けられ、アンテナ５９が構成されている。
【０００４】このように構成されたアンテナ５９の誘電
体５１は、アンテナの小型化のため比誘電率の高いもの
が用いられるが、その反面、アンテナの帯域幅は低下す
る方向となる。そのため、誘電体５１の厚みを厚くして
静電容量を低下し帯域幅の低下を防止している。その結
果、アンテナユニット５４の重量が増加し、自動車等の
振動や衝撃を受ける用途では、アンテナユニット５４の
重量の影響により回路基板５７に撓み等の機械的ストレ
スが発生し、絶縁基板５５のパターン剥離や電子部品５
６ａの損傷が発生していた。
体５１は、アンテナの小型化のため比誘電率の高いもの
が用いられるが、その反面、アンテナの帯域幅は低下す
る方向となる。そのため、誘電体５１の厚みを厚くして
静電容量を低下し帯域幅の低下を防止している。その結
果、アンテナユニット５４の重量が増加し、自動車等の
振動や衝撃を受ける用途では、アンテナユニット５４の
重量の影響により回路基板５７に撓み等の機械的ストレ
スが発生し、絶縁基板５５のパターン剥離や電子部品５
６ａの損傷が発生していた。
【０００５】そのため、図７に示すように、アンテナユ
ニット５４と回路基板５７の間に金属板６０が挿入さ
れ、アンテナユニット５４及び回路基板５７のそれぞれ
の接地電極５３，５５ａと金属板６０の表裏面とが半田
で接合され、その強度を向上して振動や衝撃に耐える構
造とした、アンテナ６１が用いられている。
ニット５４と回路基板５７の間に金属板６０が挿入さ
れ、アンテナユニット５４及び回路基板５７のそれぞれ
の接地電極５３，５５ａと金属板６０の表裏面とが半田
で接合され、その強度を向上して振動や衝撃に耐える構
造とした、アンテナ６１が用いられている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
のアンテナ６１において、アンテナユニット５４と回路
基板５７の接合には、アンテナユニット５４の接地電極
５３と金属板６０の表面との接合及び回路基板５７の接
地電極５５ａと金属板６０の裏面との接合という二か所
の接合を行う必要があり、組み立てが複雑となり作業性
が劣っていた。
のアンテナ６１において、アンテナユニット５４と回路
基板５７の接合には、アンテナユニット５４の接地電極
５３と金属板６０の表面との接合及び回路基板５７の接
地電極５５ａと金属板６０の裏面との接合という二か所
の接合を行う必要があり、組み立てが複雑となり作業性
が劣っていた。
【０００７】本発明は、このような問題を解消するため
になされたものであり、耐振動衝撃性が向上し、組み立
てが容易なアンテナを提供することを目的とするもので
ある。
になされたものであり、耐振動衝撃性が向上し、組み立
てが容易なアンテナを提供することを目的とするもので
ある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明においては、誘電体の表裏面に放射電極及
び接地電極を形成したアンテナユニットと、絶縁基板の
一方の面に電子回路を搭載し、他方の面に接地電極を形
成した回路基板とからなり、前記アンテナユニットの接
地電極と、前記回路基板の接地電極とを接合し、前記放
射電極の給電点と電子回路を給電線で接続したアンテナ
において、前記アンテナユニットに中空部を形成したこ
とを特徴とするものである。
めに、本発明においては、誘電体の表裏面に放射電極及
び接地電極を形成したアンテナユニットと、絶縁基板の
一方の面に電子回路を搭載し、他方の面に接地電極を形
成した回路基板とからなり、前記アンテナユニットの接
地電極と、前記回路基板の接地電極とを接合し、前記放
射電極の給電点と電子回路を給電線で接続したアンテナ
において、前記アンテナユニットに中空部を形成したこ
とを特徴とするものである。
【０００９】また、前記誘電体の裏面に凹部を形成した
ことを特徴とするものである。
ことを特徴とするものである。
【００１０】また、誘電体の表裏面に放射電極及び接地
電極を形成し、前記放射電極上に放射板を取り付けたア
ンテナユニットと、絶縁基板の一方の面に電子回路を搭
載し、他方の面に接地電極を形成した回路基板とからな
り、前記アンテナユニットの接地電極と、前記回路基板
の接地電極とを接合し、前記放射板の給電点と電子回路
を給電線で接続したアンテナにおいて、前記アンテナユ
ニットに中空部を形成したことを特徴とするものであ
る。
電極を形成し、前記放射電極上に放射板を取り付けたア
ンテナユニットと、絶縁基板の一方の面に電子回路を搭
載し、他方の面に接地電極を形成した回路基板とからな
り、前記アンテナユニットの接地電極と、前記回路基板
の接地電極とを接合し、前記放射板の給電点と電子回路
を給電線で接続したアンテナにおいて、前記アンテナユ
ニットに中空部を形成したことを特徴とするものであ
る。
【００１１】また、前記誘電体の表面に凹部を形成した
ことを特徴とするものである。
ことを特徴とするものである。
【００１２】また、前記誘電体の中央部に表裏面に貫通
する開口部を形成したことを特徴とするものである。
する開口部を形成したことを特徴とするものである。
【００１３】また、棒状の誘電体の表裏面に放射電極及
び接地電極を形成し、前記誘電体を中央部に中空部を形
成するように複数配置し、該複数の誘電体の放射電極に
跨がって放射板を取り付けたアンテナユニットと、該ア
ンテナユニットの各接地電極に接合し、電子回路を搭載
した回路基板とからなり、前記放射板の給電点と電子回
路を給電線で接続したことを特徴とするものである。
び接地電極を形成し、前記誘電体を中央部に中空部を形
成するように複数配置し、該複数の誘電体の放射電極に
跨がって放射板を取り付けたアンテナユニットと、該ア
ンテナユニットの各接地電極に接合し、電子回路を搭載
した回路基板とからなり、前記放射板の給電点と電子回
路を給電線で接続したことを特徴とするものである。
【００１４】また、前記棒状の誘電体を、一対平行に配
置したことを特徴とするものである。
置したことを特徴とするものである。
【００１５】また、前記棒状の誘電体を、互いに直角に
配置したことを特徴とするものである。
配置したことを特徴とするものである。
【００１６】
【作用】上記の構成によれば、誘電体に設けられた凹部
及び開口部、並びに、棒状の誘電体の組み合わせによ
り、アンテナユニットの中央部に中空部が形成され、ア
ンテナユニットの重量が軽減される。したがって、自動
車等の振動や衝撃を受ける用途において、アンテナユニ
ットと回路基板の間に補強用の金属板を介在させなくて
も、回路基板に撓み等の機械的ストレスが発生しないた
め、絶縁基板のパターン剥離や電子部品の損傷がなくな
り、耐振動衝撃性が向上する。また、金属板が存在しな
いため、アンテナユニットと回路基板との接合箇所が１
か所に減少する。
及び開口部、並びに、棒状の誘電体の組み合わせによ
り、アンテナユニットの中央部に中空部が形成され、ア
ンテナユニットの重量が軽減される。したがって、自動
車等の振動や衝撃を受ける用途において、アンテナユニ
ットと回路基板の間に補強用の金属板を介在させなくて
も、回路基板に撓み等の機械的ストレスが発生しないた
め、絶縁基板のパターン剥離や電子部品の損傷がなくな
り、耐振動衝撃性が向上する。また、金属板が存在しな
いため、アンテナユニットと回路基板との接合箇所が１
か所に減少する。
【００１７】
【実施例】以下、本発明によるアンテナの実施例を図１
乃至図５を用いて説明する。図１において、１は裏面中
央部に中空部となる凹部１ａを形成した誘電体であり、
誘電体１の表面に放射電極２を形成するとともに、裏面
に接地電極３を形成して、アンテナユニット４を構成し
ている。また、５はガラスエポキシ基板等からなる絶縁
基板であり、絶縁基板５の一方の面には、複数の電子部
品６ａからなる、例えば、ＲＦアンプ等の電子回路６を
パターン５ａ上に搭載し、他方の面には接地電極５ｂを
形成し回路基板７を構成している。
乃至図５を用いて説明する。図１において、１は裏面中
央部に中空部となる凹部１ａを形成した誘電体であり、
誘電体１の表面に放射電極２を形成するとともに、裏面
に接地電極３を形成して、アンテナユニット４を構成し
ている。また、５はガラスエポキシ基板等からなる絶縁
基板であり、絶縁基板５の一方の面には、複数の電子部
品６ａからなる、例えば、ＲＦアンプ等の電子回路６を
パターン５ａ上に搭載し、他方の面には接地電極５ｂを
形成し回路基板７を構成している。
【００１８】そして、アンテナユニット４の接地電極３
と、回路基板７の接地電極５ｂとを半田で接合するとと
もに、アンテナユニット４の放射電極２の給電点２ａか
ら、回路基板７の電子回路６と接続するパターン５ａに
かけて、金属製の給電線８を取り付け、アンテナ９を構
成している。なお、以後の実施例において用いる回路基
板は、上記回路基板７と同等であるため、同一符号を使
用しその説明は省略する。
と、回路基板７の接地電極５ｂとを半田で接合するとと
もに、アンテナユニット４の放射電極２の給電点２ａか
ら、回路基板７の電子回路６と接続するパターン５ａに
かけて、金属製の給電線８を取り付け、アンテナ９を構
成している。なお、以後の実施例において用いる回路基
板は、上記回路基板７と同等であるため、同一符号を使
用しその説明は省略する。
【００１９】図２において、１１は表面に中空部となる
凹部１ａを形成した誘電体であり、誘電体１１の表面に
放射電極１２を形成し、放射電極１２上に凹部１１ａを
塞ぐように金属板からなる放射板１３を半田にて取り付
け、誘電体１１の裏面には接地電極１４を形成して、ア
ンテナユニット１５を構成している。
凹部１ａを形成した誘電体であり、誘電体１１の表面に
放射電極１２を形成し、放射電極１２上に凹部１１ａを
塞ぐように金属板からなる放射板１３を半田にて取り付
け、誘電体１１の裏面には接地電極１４を形成して、ア
ンテナユニット１５を構成している。
【００２０】そして、アンテナユニット１５の接地電極
１４と、回路基板７の接地電極５ｂとを半田で接合する
とともに、アンテナユニット１５の放射板１３の給電点
１３ａから、回路基板７の電子回路６と接続するパター
ン５ａにかけて、金属製の給電線１６を取り付け、アン
テナ１７を構成している。
１４と、回路基板７の接地電極５ｂとを半田で接合する
とともに、アンテナユニット１５の放射板１３の給電点
１３ａから、回路基板７の電子回路６と接続するパター
ン５ａにかけて、金属製の給電線１６を取り付け、アン
テナ１７を構成している。
【００２１】また、図３において、２１は表裏面に貫通
し中空部となる開口部２１ａを形成した口字状の誘電体
であり、誘電体２１の表面に放射電極２２を形成し、放
射電極２２上に開口部２１ａを塞ぐように金属板からな
る放射板２３を半田にて取り付け、誘電体２１の裏面に
は接地電極２４を形成して、アンテナユニット２５を構
成している。
し中空部となる開口部２１ａを形成した口字状の誘電体
であり、誘電体２１の表面に放射電極２２を形成し、放
射電極２２上に開口部２１ａを塞ぐように金属板からな
る放射板２３を半田にて取り付け、誘電体２１の裏面に
は接地電極２４を形成して、アンテナユニット２５を構
成している。
【００２２】そして、アンテナユニット２５の接地電極
２４と、回路基板７の接地電極５ｂとを半田で接合する
とともに、アンテナユニット２５の放射板２３の給電点
２３ａから、回路基板７の電子回路６と接続するパター
ン５ａにかけて、金属製の給電線２６を取り付け、アン
テナ２７を構成している。
２４と、回路基板７の接地電極５ｂとを半田で接合する
とともに、アンテナユニット２５の放射板２３の給電点
２３ａから、回路基板７の電子回路６と接続するパター
ン５ａにかけて、金属製の給電線２６を取り付け、アン
テナ２７を構成している。
【００２３】なお、誘電体１，１１，２１の外形，凹部
１ａ，１１ａ及び開口部２１ａの形状は、図１乃至図３
に示した正方形に限ることはなく、長方形，円形及びそ
の他多角形を用いることができる。
１ａ，１１ａ及び開口部２１ａの形状は、図１乃至図３
に示した正方形に限ることはなく、長方形，円形及びそ
の他多角形を用いることができる。
【００２４】また、図４において、３１は断面が正方形
又は長方形の棒状の誘電体であり、誘電体３１の表面に
放射電極３２を形成するとともに、裏面に接地電極３３
を形成し、一対の誘電体３１，３１を、表面の放射電極
３２，３２が同一平面上に位置するとともに、平行に配
置して中央部に中空部を形成し、放射電極３２，３２上
に金属板からなる放射板３４を、放射電極３２，３２に
跨がって半田にて取り付け、アンテナユニット３５を構
成している。
又は長方形の棒状の誘電体であり、誘電体３１の表面に
放射電極３２を形成するとともに、裏面に接地電極３３
を形成し、一対の誘電体３１，３１を、表面の放射電極
３２，３２が同一平面上に位置するとともに、平行に配
置して中央部に中空部を形成し、放射電極３２，３２上
に金属板からなる放射板３４を、放射電極３２，３２に
跨がって半田にて取り付け、アンテナユニット３５を構
成している。
【００２５】そして、アンテナユニット３５の接地電極
３３と、回路基板７の接地電極５ｂとを半田で接合する
とともに、アンテナユニット３５の放射板３４の給電点
３４ａから、回路基板７の電子回路６と接続するパター
ン５ａにかけて、金属製の給電線３６を取り付け、アン
テナ３７を構成している。
３３と、回路基板７の接地電極５ｂとを半田で接合する
とともに、アンテナユニット３５の放射板３４の給電点
３４ａから、回路基板７の電子回路６と接続するパター
ン５ａにかけて、金属製の給電線３６を取り付け、アン
テナ３７を構成している。
【００２６】また、図５において、４１は断面が正方形
又は長方形の棒状の誘電体であり、誘電体４１の表面に
放射電極４２を形成するとともに、裏面に接地電極４３
を形成し、４つの誘電体４１を、表面の各放射電極４２
が同一平面上に位置するとともに、互いに直角に配置し
て中央部に中空部を形成し、各放射電極４２上に金属板
からなる放射板４４を、各放射電極４２に跨がって半田
にて取り付け、アンテナユニット４５を構成している。
又は長方形の棒状の誘電体であり、誘電体４１の表面に
放射電極４２を形成するとともに、裏面に接地電極４３
を形成し、４つの誘電体４１を、表面の各放射電極４２
が同一平面上に位置するとともに、互いに直角に配置し
て中央部に中空部を形成し、各放射電極４２上に金属板
からなる放射板４４を、各放射電極４２に跨がって半田
にて取り付け、アンテナユニット４５を構成している。
【００２７】そして、アンテナユニット４５の接地電極
４３と、回路基板７の接地電極５ｂとを半田で接合する
とともに、アンテナユニット４５の放射板４４の給電点
４４ａから、回路基板７の電子回路品６と接続するパタ
ーン５ａにかけて、金属製の給電線４６を取り付け、ア
ンテナ４７を構成している。
４３と、回路基板７の接地電極５ｂとを半田で接合する
とともに、アンテナユニット４５の放射板４４の給電点
４４ａから、回路基板７の電子回路品６と接続するパタ
ーン５ａにかけて、金属製の給電線４６を取り付け、ア
ンテナ４７を構成している。
【００２８】このように構成したアンテナ９，１７，２
７，３７，４７は、誘電体１，１１，２１に設けた凹部
１ａ，１１ａ及び開口部２１ａ、並びに、誘電体３１，
４１の組み合わせにより、アンテナユニット４，１５，
２５，３５，４５の中央部に中空部を形成しているた
め、アンテナユニット４，１５，２５，３５，４５の重
量が軽減する。
７，３７，４７は、誘電体１，１１，２１に設けた凹部
１ａ，１１ａ及び開口部２１ａ、並びに、誘電体３１，
４１の組み合わせにより、アンテナユニット４，１５，
２５，３５，４５の中央部に中空部を形成しているた
め、アンテナユニット４，１５，２５，３５，４５の重
量が軽減する。
【００２９】したがって、自動車等の振動や衝撃を受け
る用途において、アンテナユニット４，１５，２５，３
５，４５の重量の影響により回路基板７に撓み等の機械
的ストレスが発生せず、絶縁基板５のパターン剥離や電
子部品６ａの損傷がなくなり、耐振動衝撃性が向上す
る。また、各アンテナユニット４，１５，２５，３５，
４５と回路基板７との接合箇所が１か所に減少する。
る用途において、アンテナユニット４，１５，２５，３
５，４５の重量の影響により回路基板７に撓み等の機械
的ストレスが発生せず、絶縁基板５のパターン剥離や電
子部品６ａの損傷がなくなり、耐振動衝撃性が向上す
る。また、各アンテナユニット４，１５，２５，３５，
４５と回路基板７との接合箇所が１か所に減少する。
【００３０】なお、放射電極２，１２，２２及び放射板
１３，２３，３４，４４は、図１乃至図５に示した正方
形に限ることはなく、長方形，円形及びその他多角形を
用いることができる。また、各アンテナユニット４，１
５，２５，３５，４５と回路基板７との接合は、半田以
外に導電接着剤を用いることができる。
１３，２３，３４，４４は、図１乃至図５に示した正方
形に限ることはなく、長方形，円形及びその他多角形を
用いることができる。また、各アンテナユニット４，１
５，２５，３５，４５と回路基板７との接合は、半田以
外に導電接着剤を用いることができる。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるア
ンテナによれば、アンテナユニットの重量が減少するた
め、自動車等の振動や衝撃を受ける用途において、アン
テナユニットの重量の影響による回路基板への機械的ス
トレスが発生しないため、絶縁基板のパターン剥離や電
子部品の損傷がなくなり、耐振動衝撃性が向上する。ま
た、アンテナユニットと回路基板との接合箇所が１か所
に減少するため、組み立て作業が容易になるとともに、
金属板が不要となるためアンテナのコストを低減するこ
とができる。
ンテナによれば、アンテナユニットの重量が減少するた
め、自動車等の振動や衝撃を受ける用途において、アン
テナユニットの重量の影響による回路基板への機械的ス
トレスが発生しないため、絶縁基板のパターン剥離や電
子部品の損傷がなくなり、耐振動衝撃性が向上する。ま
た、アンテナユニットと回路基板との接合箇所が１か所
に減少するため、組み立て作業が容易になるとともに、
金属板が不要となるためアンテナのコストを低減するこ
とができる。
【図１】本発明の実施例によるアンテナの、（ａ）は平
面図であり、（ｂ）は断面図である。
面図であり、（ｂ）は断面図である。
【図２】本発明の第二の実施例によるアンテナの、
（ａ）は平面図であり、（ｂ）は断面図である。
（ａ）は平面図であり、（ｂ）は断面図である。
【図３】本発明の第三の実施例によるアンテナの、
（ａ）は平面図であり、（ｂ）は断面図である。
（ａ）は平面図であり、（ｂ）は断面図である。
【図４】本発明の第四の実施例によるアンテナの、
（ａ）は平面図であり、（ｂ）は断面図である。
（ａ）は平面図であり、（ｂ）は断面図である。
【図５】本発明の第五の実施例によるアンテナの、
（ａ）は平面図であり、（ｂ）は断面図である。
（ａ）は平面図であり、（ｂ）は断面図である。
【図６】従来のアンテナの、（ａ）は平面図であり、
（ｂ）は断面図である。
（ｂ）は断面図である。
【図７】従来の第二のアンテナの断面図である。
１，１１，２１，３１，４１ 誘電体 ２，１２，２２，３２，４２ 放射電極 ３，１４，２４，３３，４３ 接地電極 ４，１５，２５，３５，４５ アンテナユニット ６ 電子回路 ７ 回路基板 ８，１６，２６，３６，４６ 給電線 ９，１７，２７，３７，４７ アンテナ １３，２３，３４，４４ 放射板 ２ａ，１３ａ，２３ａ 給電点 ３４ａ，４４ａ 給電点
Claims (8)
- 【請求項１】誘電体の表裏面に放射電極及び接地電極を
形成したアンテナユニットと、絶縁基板の一方の面に電
子回路を搭載し、他方の面に接地電極を形成した回路基
板とからなり、前記アンテナユニットの接地電極と、前
記回路基板の接地電極とを接合し、前記放射電極の給電
点と電子回路を給電線で接続したアンテナにおいて、前
記アンテナユニットに中空部を形成したことを特徴とす
るアンテナ。 - 【請求項２】請求項１記載のアンテナにおいて、誘電体
の裏面に凹部を形成したことを特徴とするアンテナ。 - 【請求項３】誘電体の表裏面に放射電極及び接地電極を
形成し、前記放射電極上に放射板を取り付けたアンテナ
ユニットと、絶縁基板の一方の面に電子回路を搭載し、
他方の面に接地電極を形成した回路基板とからなり、前
記アンテナユニットの接地電極と、前記回路基板の接地
電極とを接合し、前記放射板の給電点と電子回路を給電
線で接続したアンテナにおいて、前記アンテナユニット
に中空部を形成したことを特徴とするアンテナ。 - 【請求項４】請求項３記載のアンテナにおいて、誘電体
の表面に凹部を形成したことを特徴とするアンテナ。 - 【請求項５】請求項３記載のアンテナにおいて、誘電体
の中央部に表裏面に貫通する開口部を形成したことを特
徴とするアンテナ。 - 【請求項６】棒状の誘電体の表裏面に放射電極及び接地
電極を形成し、前記誘電体を中央部に中空部を形成する
ように複数配置し、該複数の誘電体の放射電極に跨がっ
て放射板を取り付けたアンテナユニットと、該アンテナ
ユニットの各接地電極に接合し、電子回路を搭載した回
路基板とからなり、前記放射板の給電点と電子回路を給
電線で接続したことを特徴とするアンテナ。 - 【請求項７】請求項６記載のアンテナにおいて、一対の
棒状の誘電体を平行に配置したことを特徴とするアンテ
ナ。 - 【請求項８】請求項６記載のアンテナにおいて、棒状の
誘電体を互いに直角に配置したことを特徴とするアンテ
ナ
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30649493A JPH07162225A (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30649493A JPH07162225A (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | アンテナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07162225A true JPH07162225A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=17957702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30649493A Pending JPH07162225A (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | アンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07162225A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001007639A (ja) * | 1999-06-25 | 2001-01-12 | Murata Mfg Co Ltd | アンテナ装置およびそれを用いた通信装置 |
| JP2010148054A (ja) * | 2008-12-22 | 2010-07-01 | Yokowo Co Ltd | アンテナ装置の調整方法 |
| JP2010154215A (ja) * | 2008-12-25 | 2010-07-08 | Yokowo Co Ltd | アンテナ装置およびその調整方法 |
| JP2011151763A (ja) * | 2009-12-24 | 2011-08-04 | Toshiba Corp | カプラ装置 |
| JPWO2020066452A1 (ja) * | 2018-09-27 | 2021-08-30 | 株式会社村田製作所 | アンテナ装置 |
-
1993
- 1993-12-07 JP JP30649493A patent/JPH07162225A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US9288894B2 (en) | 2009-12-24 | 2016-03-15 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Coupler apparatus |
| JPWO2020066452A1 (ja) * | 2018-09-27 | 2021-08-30 | 株式会社村田製作所 | アンテナ装置 |
| US11837788B2 (en) | 2018-09-27 | 2023-12-05 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Antenna device |
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