JP2001308620A - アンテナ装置及び無線通信モジュ−ル - Google Patents

アンテナ装置及び無線通信モジュ−ル

Info

Publication number
JP2001308620A
JP2001308620A JP2000121345A JP2000121345A JP2001308620A JP 2001308620 A JP2001308620 A JP 2001308620A JP 2000121345 A JP2000121345 A JP 2000121345A JP 2000121345 A JP2000121345 A JP 2000121345A JP 2001308620 A JP2001308620 A JP 2001308620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
antenna device
dielectric substrate
antenna
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000121345A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Tanaka
康廣 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2000121345A priority Critical patent/JP2001308620A/ja
Publication of JP2001308620A publication Critical patent/JP2001308620A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 セラミック材料で構成したアンテナ装置は、
アンテナ装置の基体を厚く構成すると、焼成のときの収
縮が大きくなって寸法精度が悪くなり、また、アンテナ
装置全体が重く、価格が割高になる。 【解決手段】 放射電極を形成する誘電体基板と電気回
路を形成する実装回路基板を別々に形成する。誘電体基
板と実装回路基板の間に空間を形成するように支持部材
を介在させて、誘電体基板と実装回路基板を層状に組立
てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナ装置及び
無線通信モジュ−ルに関し、特に、携帯電話やPHSな
どの移動体通信機、LANなどの短距離無線通信機に用
いられるアンテナ装置及び無線通信モジュ−ルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、移動体通信機に用いられるアン
テナ装置は、移動体通信機の軽量化及び薄型化を図るた
めに小さく形成される。図17は、移動体通信機に用い
られる誘電体チップアンテナの1例である。図17に於
いて、アンテナ装置1の基体2は、例えば、酸化バリウ
ム、酸化アルミニウム及びシリカを主成分とする誘電材
料から直方体状に形成される。即ち、基体2は、平坦で
広い面積の2つの主面2a,2bと、この2つの主面2
a,2bをつなぐ4つの側面2c,2d,2e,2fを
有する。基体2の一方主面(表側主面)2aには、導電
体からなるストリップ状の長さλ/4近似の放射電極3
が形成され、基体2の他方主面(裏側主面)2bには、
ほぼ全面に導電体からなる図示しないグランド電極が形
成されており、このグランド電極が図示しない親回路基
板に対し、アンテナ装置1を実装する際の実装面とな
る。放射電極3は、U字形に湾曲し、その一端3aは開
放端を形成し、他端3bは基体2の1つの側面2cに形
成された給電電極4に接続される。
【0003】また、アンテナ装置1を親回路基板に搭載
したとき、放射電極3を実装面から遠ざけ、アンテナ装
置1の周辺に配置される電子部品からの電磁干渉を軽減
するため、基体2の肉厚、即ち、側面の高さHを、例え
ば、H=3〜7mmと厚く形成する。この結果、高価な
誘電材料を多く用いることになり、基体2の重量が増大
すると共に価格が上昇する。これを解決するために、給
電電極4を形成した側面2cに対向しない側面2fから
側面2eに向けて2つの主面2a,2bと平行に空洞5
を形成して、アンテナ装置1の軽量化と誘電材料の削減
を図っている。基体2の側面には、アンテナ装置1を親
回路基板に実装する際にハンダ付けする固定電極6が複
数個所に設けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
なアンテナ装置に於いては、基体2に形成した空洞5を
大きくすると、空洞5の回りの厚みが薄くなり基体2全
体の機械的強度が低下する。また、基体2を製造する焼
成工程で基体2全体の収縮が空洞5を設けない場合に比
べて大きく、基体2の寸法精度が低下する。
【0005】また、基体2の表側主面2aには放射電極
3を、側面2cには給電電極4を、また、裏側主面2b
にはグランド電極を、それぞれ銀、銅或いは銅合金等を
スクリーン印刷、蒸着、銅箔等の張り合わせ又はメッキ
等で形成するが、これらの表面2a,2b,2cに一度
に電極3,4を形成する安価な方法がなく、容易に形成
することができなかった。
【0006】更に、アンテナ装置1を親回路基板に実装
するとき及び実装後に、衝撃、振動、実装時の熱等の物
理的作用に起因して、アンテナ装置1と親回路基板との
結合部分に機械的応力が発生し、基体2の割れ、半田の
剥離等が生じる場合があり、アンテナ装置実装の信頼性
が低下していた。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明の請求項1のアンテナ装置は、放射電極を形
成した誘電体基板と、電気回路を形成するに適した少な
くとも1枚の実装回路基板と、誘電体基板と実装回路基
板を空間を介して層状に支持する支持部材と、放射電極
に接続した給電手段とを有する。
【0008】この構成では、電波を放射し或いは受信す
る放射電極は、誘電体基板の少なくとも1つの表面又は
基板の内部に形成されてアンテナ素子を構成する。放射
電極の長さは、誘電体基板の比誘電率εと共に後述の給
電手段の導体部分の長さも考慮して決められる。比誘電
率が大きい誘電材料を用いると、放射電極の実効線路長
を短くすることができる。実装回路基板は、アンテナ装
置に対する電気回路の付加を可能とし、アンテナ素子の
支持と親回路基板に対するアンテナ装置の表面実装を容
易にする。また、誘電体基板と放射電極からなるアンテ
ナ素子及び実装回路基板は、それぞれの機能を高める如
く個別に作ることができ、また、誘電体基板と実装回路
基板の素材が異なっても良く、誘電体基板と実装回路基
板の間に空間を設けたことで実装回路基板に電子部品の
実装が可能となる。そして、放射電極で受信した電波
は、給電手段を介して実装回路基板又は親回路基板に伝
達され、親回路基板から送信する電気信号は、給電手段
を通して放射電極から放射される。
【0009】請求項2の発明では、支持部材は、一端を
誘電体基板に固定し、他端を実装回路基板に固定する少
なくとも1つの支柱として構成し、給電手段は、1つの
支柱を併用して構成することである。給電手段を独立し
て設ける必要がないので、アンテナ装置の構成が簡略に
なる。
【0010】請求項3の発明は、少なくとも1つの表面
に放射電極を形成した誘電体基板と、給電電極を形成す
る少なくとも1枚の実装回路基板と、誘電体基板と実装
回路基板を空間を介して層状に支持する複数の支柱とを
備え、1つの支柱は、放射電極と給電電極を電気的に結
合する給電手段として構成することである。
【0011】この発明に於いては、放射電極は、誘電体
基板の主面及び側面を使用して任意に形成される。ま
た、アンテナ装置を親回路基板に実装するとき及び実装
した後で、衝撃、振動、熱変化等の物理的要因のため実
装基板及び支柱に親回路基板から機械的応力が加わって
も、その応力は支柱が緩衝材となって吸収し、誘電体基
板を損傷する虞はなくなる。更に、誘電体基板と実装回
路基板の間の空間が広くなるので、アンテナ装置が軽く
なる。
【0012】請求項4の発明は、少なくとも1つの表面
に放射電極を形成した誘電体基板と、回路パターンを有
する実装回路基板と、誘電体基板と実装回路基板の間に
介在し誘電体基板と実装回路基板を層状に維持する少な
くとも1つのスペーサと、放射電極と回路パターンを電
気的に結合する給電手段とを備えたことである。誘電体
基板及び実装回路基板に当接するスペーサの端面の面積
が広いので、アンテナ装置の組立が容易になり、また、
アンテナ装置の構造が堅固になる。
【0013】請求項5の発明では、給電手段は、誘電体
基板及び実装回路基板並びにスペーサからなる組立体の
側面に形成した給電電極である。給電電極は、放射電極
で受信した電気信号及び放射電極から送信する電気信号
の実装回路基板又は親回路基板に対する通路となる。
【0014】請求項6の発明は、上述の何れかのアンテ
ナ装置と、電子部品を実装した親回路配線パターンを有
する親回路基板を備え、アンテナ装置を親回路基板に搭
載すると共にアンテナ装置の放射電極を親回路配線パタ
ーンに接続して構成したことである。親回路基板には、
無線周波の回路が形成されており、アンテナ装置で受信
した電波を受信回路で処理し、また、アンテナ装置から
送信する電気信号を送信回路で処理する。この構成によ
り、アンテナ装置を含めた無線周波回路の動作が確認さ
れる。
【0015】請求項7の発明は、誘電体基板及びこの誘
電体基板に形成された放射電極とからなるアンテナ素子
と、親回路配線パターンを有する親回路基板と、アンテ
ナ素子を空間を介して親回路基板に支持する支持部材
と、放射電極を親回路配線パターンに電気的に結合する
給電手段とを備えることである。この発明では、アンテ
ナ特性を考慮した無線周波回路の調整が行われ、回路動
作の信頼性を高めることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。図1に於いて、アンテナ装置10は、誘電
体からなる直方体状のアンテナ基板11と、回路を形成
するに適した実装回路基板12と、アンテナ基板11と
実装回路基板12が空間を介して上下に重なるように支
持する支柱13,14,15,16とから構成される。
アンテナ基板11は、例えば、酸化バリウム、酸化アル
ミニウム及びシリカを主成分とする誘電材料、或いは、
酸化ニッケル、酸化コバルト及び酸化鉄を主成分とする
磁性材料から形成されたセラミックスの基板で、従来の
基体に比べて1/4程度の厚みとなるように薄型に形成
され、平坦で広い表面の2つの主面(表側主面11aと
裏側主面11b)を有する。アンテナ基板11の表側主
面11aには、所定の幅と厚みを有し帯状に延在するス
トリップ状の放射電極17がU字形に形成される。放射
電極11は一端17aが開放端を形成し、他端17bが
アンテナ基板11の1つの角部分17bで終端し、その
長さは、ほぼλ/4(λ:アンテナの共振周波数の波
長)である。ここで、放射電極11は、銀、銅又は銅合
金等の導電材料をスクリーン印刷、メッキ等の手法で形
成される。
【0017】実装回路基板12は、例えば、セラミック
ス基板、或いは、ガラス繊維入りエポキシ樹脂などの絶
縁基板で、アンテナ基板11と同じ大きさに形成され
る。実装回路基板12は、厚みがほぼアンテナ基板11
と同じで、平坦な表面12a及び裏面12bを有し、表
面12aがアンテナ基板11の裏側主面11bに対向し
て配置される。そして、実装回路基板12の裏面12b
には、図2に示すように、1つの角部分12cを除く全
面にグランド電極18が形成され、また、グランド電極
18が形成されていない部分には、グランド電極18か
ら電気的に分離して給電電極19が形成される。
【0018】支持部材としての4本の支柱13,14,
15,16は、板状をなし、アンテナ基板11と実装回
路基板12の合計の厚みよりも長く且つ同じ長さに形成
される。支柱13,14,15,16は、銅、鉄、銅合
金又はアルミニュウム等の導電材料から作られ、銀、錫
等で表面処理が施される。支柱13,14,15,16
は、アンテナ基板11と実装回路基板12の各々の4つ
の角部分に位置する側面11c,11d,12c,12
dに、アンテナ基板11の2つの主面及び実装回路基板
12の表裏面に対して直角に起立して固定される。電気
的導通を必要とする支柱13の両端部分は、アンテナ基
板11と実装回路基板12の側面11cに導電接着剤、
例えば、導電性銀ペーストで接着固定され、又は、支柱
13の一端は放射電極の終端17bにハンダ付けされ、
他端は給電電極19にハンダ付けで固定される。電気的
導通を必要としない支柱14,15,16は、アンテナ
基板11と実装回路基板12の側面11d,12c,1
2dに、接着剤、例えば、エポキシ樹脂系接着剤等の熱
硬化性接着剤で接着固定される。なお、支柱13,1
4,15,16は、4本とも導電接着剤を用いてアンテ
ナ基板11と実装回路基板12に固定しても良い。
【0019】この構成により、図1の如く、アンテナ基
板11の表側主面11aに形成された放射電極17の終
端17bは、支柱13に電気的に接続される。また、支
柱13は給電電極19に電気的に接続される。支柱1
4,15,16が実装回路基板12の裏面12bに形成
されたグランド電極18に電気的に接続された場合に
は、支柱14,15,16はアース電位となる。アンテ
ナ装置10が親回路基板に実装されるときには、実装回
路基板12の裏面12b側が親回路基板上の所定の位置
に載置され、支柱13,14,15,16が親回路基板
の各々の回路配線パターンにハンダ付けされる。ここに
支柱13,14,15,16は、アンテナ装置10を親
回路基板に実装するとき及び実装した後にアンテナ装置
10に加わる、衝撃、振動、熱サイクル等の機械的スト
レスで変形し又は撓む等の緩衝材としての働きをする。
また、支柱13は、アンテナ基板11を支持する働きと
放射電極17の給電端子としての二重の働きがあり、親
回路基板の送信回路から供給される送信信号を放射電極
17に伝達し、放射電極17が受信した信号を親回路基
板の受信回路に伝達する。実装回路基板12の裏面に形
成したグランド電極18とアンテナ基板11の表側主面
11aに形成した放射電極17の間には、アンテナ装置
の共振周波数を決める静電容量が形成される。
【0020】図3は本発明の他の実施の形態を示す。図
1と相違する部分について説明すると、アンテナ装置2
0のアンテナ基板21は、表側主面21aに放射電極2
7が同じ平面で折れ曲がるミアンダ状に形成される。放
射電極27の一端は開放端27aを形成し、他端はアン
テナ基板21の1つの角部分で終端27bとなる。アン
テナ基板21の四隅には、アンテナ基板21を厚み方向
に貫通する透孔23a,24a,25a,26aが形成
される。この内、1つの透孔23aは、放射電極27の
終端部27bに位置する。アンテナ基板21と同じ大き
さ及び形状の実装回路基板22には、図4に示すよう
に、アンテナ基板21に形成した透孔23a,24a,
25a,26aに対応する位置に、換言すれば、実装回
路基板22の四隅に厚み方向に貫通する透孔23b,2
4b,25b,26bが形成される。アンテナ基板21
と実装回路基板22は空間を介して上下に配置され、4
本の円柱状の支柱23,24,25,26で支持され
る。即ち、支柱23,24,25,26の一端は、先端
がアンテナ基板21の表側主面21aとほぼ面一となる
如くアンテナ基板21の透孔23a,24a,25a,
26aに密に嵌合され、同様に、他端は、先端が実装回
路基板22の裏面22bとほぼ面一になる如く実装回路
基板22の透孔23b,24b,25b,26bに密嵌
合される。支柱23,24,25,26には、銅、銅合
金等の導電材料が使用され、銀、錫等で表面処理され
る。放射電極27の終端部27bと支柱23の先端は、
ハンダ付けされ電気的に接続される。また、実装回路基
板22の裏面22bには、グランド電極28及び給電電
極29が形成される。給電電極29と支柱23の先端
は、ハンダ付けにより電気的に接続される。実装回路基
板22の側面には、給電電極29の給電端子29aが形
成され、また、グランド電極28のアース端子28aが
形成されて、アンテナ装置20を親回路基板に実装する
際のハンダ付け個所となる。
【0021】アンテナ基板11,21及び実装回路基板
12,22と支柱13〜16,23〜26との結合を確
実にするため、これらに次のような加工が考慮される。
図1のように、アンテナ基板11及び実装回路基板12
の側面を利用して支柱13〜16を取付ける場合には、
図5(a)のように、アンテナ基板11及び実装回路基板
12の側面を削り、溝31を形成して支柱13〜16の
先端部を圧入し、この後接着剤で接着固定する。また、
図5(b)のように、アンテナ基板11及び実装回路基板
12の側面に溶接パッド32を埋設して支柱13〜16
の先端部を溶接して固定する。溶接パッド32は、支柱
13〜16と同じ金属とするのが好ましい。更に、アン
テナ基板21及び実装回路基板22には、支柱23〜2
6を嵌着する位置に、図5(c)のように、凹部34が形
成され、この凹部34に支柱23〜26の先端部を挿入
して接着剤で固定する。図示しないが上述の透孔23a
から26a、溝31等を利用して金属の支柱をカシメ止
めし、ハンダ付けや接着剤で補強しても良い。
【0022】支柱は、板状、円柱状、角柱状などの何れ
でも良く、電気的接続を目的としない支柱については、
プラスチックスなどの絶縁体で構成することが望まし
い。また、全部の支柱を絶縁体で構成した場合には、電
気的接続を目的とする支柱については、その表面に銀、
錫等の導体膜を設けて電路とし、放射電極及び給電電極
にハンダ付け、ロー付け等で接続する。支柱の係合手段
としては、図6(a)のように、支柱41を図3の支柱2
3〜26よりも太くして、その先端部分を削って肩部4
1aと小円柱部41bを形成しても良く、図5(c)のよ
うな基板と結合するのに好適である。図7(a)は、図3
のアンテナ基板21の透孔23aに支柱41の小円柱部
41bを嵌合した状態を示し、肩部41aが裏側主面の
透孔23aの周辺と当接し、小円柱部41bが透孔23
aに嵌められる。支柱41と放射電極27は、ハンダ付
け41cで電気的に接続される。また、図5(a)のよう
に、基板の側面に溝31を形成した場合には、図6(b)
のような板状又は角柱状の支柱42が好適である。支柱
42の先端部を凸型に加工して肩部42aと突端部42
bを形成し、図7(b)のように、肩部42aで基板を支
え、突端部42bを溝31に密に嵌め合わせ、必要に応
じてハンダ付け、接着剤で固定する。更に、図6(c)の
ように、支柱の先端部43aをL字状に曲げ加工をし、
図8のアンテナ装置40のように、先端部43aをアン
テナ基板11の表側主面に当て、放射電極17にハンダ
付け、又は、ロー付けし、また、実装回路基板12の裏
面側に当接してグランド電極18、給電電極19にハン
ダ付け、又は、ロー付けし、電気的導通の必要のない個
所では接着剤で接着固定する。このように構成すると、
ハンダ付け又は接着の面積が広くなり、アンテナ基板1
1及び実装回路基板12が薄い厚味の場合でも確実にア
ンテナ装置を構成できる。
【0023】なお、支柱は、図9に示すように、支柱4
4を絶縁体で構成し、その表面に銀、錫等の導体膜を設
けて給電手段とする場合には、高周波電流に対して、図
9(a)のように、導体膜44aの途中にギャップ44b
を設けて容量成分を持たせることができ、また、図9
(b)のように、支柱45に形成した導体膜45aにスリ
ット45bを設けて電路の実効長を長くしてインダクタ
ンス成分を持たせることができる。このインダクタンス
成分は支柱45の回りに導体を螺旋状に形成しても得る
ことができる。
【0024】実装回路基板に対し信号処理回路の一部を
形成するときには、図10に示すように、実装回路基板
58の表面に回路パターン58a及び給電パターン58
bを設け、これらのパターンに集積回路59を接続す
る。給電パターン58bは、上述の支柱を介してアンテ
ナ基板11,21の放射電極17,27に接続され、ま
た、回路パターン58aは、親回路基板に形成した親回
路配線パターンに接続される。
【0025】図1及び図3には、支柱を4本用いる場合
について説明したが、アンテナ基板11,21及び実装
回路基板12,22を支持する強度が得られれば、2本
又は3本の支柱でよく、更には、図11に示すように、
1本の支柱でも良い。即ち、アンテナ基板51に螺旋状
の放射電極57を形成し、この放射電極57をアンテナ
基板51の中央部で終端させ、その中央部に結合孔51
aを設ける。一方、実装回路基板52にも中央部に結合
孔52aを設け、この結合孔52aから縁まで給電パタ
ーン54を形成する。そして、結合孔51a,52aに
一本の支柱53を嵌合し、一端側を放射電極57にハン
ダ付け接続すると共に、他端側を給電パターン54にハ
ンダ付けする。
【0026】図12に示される実施の形態のアンテナ装
置60では、支持部材を2枚の板状スペーサに構成す
る。アンテナ基板61と実装回路基板62との間には、
板状のスペーサ63,64が介在する。スペーサ63,
64の表面は、アンテナ基板61及び実装回路基板62
の対向する縁に沿って配置され、その長さはアンテナ基
板61及び実装回路基板62の縁の長さと同じである。
スペーサ63,64とアンテナ基板61及び実装回路基
板62は、端面で当接しており、接着剤で接着固定され
る。スペーサ63,64の高さは、アンテナ基板61と
実装回路基板62の間に形成される空間が図1又は図3
の空間と同じになる高さである。スペーサ63の側面側
には、給電電極65が銅、銅合金等の導体を印刷、蒸
着、貼合わせ、又はメッキの方法で設けられ、その一端
はアンテナ基板61の表側主面に設けた放射電極67の
終端部と電気的に接続されている。この構成では、スペ
ーサ63,64は、2つで良いため、アンテナ装置60
の組立が容易になる。放射電極67は、アンテナ基板6
1の点線で示した領域に形成されるが、その構成は利用
目的に応じて任意である。2枚のスペーサ63,64を
用いる代わりに、図13のアンテナ装置90に示すよう
に、外形寸法がアンテナ基板91及び実装回路基板92
と一致する枠型スペーサ93を用いても良い。枠型スペ
ーサ92には、上下に貫く導電ピン94を設けても良
く、図12の給電電極65の代わりに用いることができ
る。即ち、アンテナ基板91に設けた放射電極97の終
端部97aにスルーホール97bを設けて、導電ピン9
4の上端を挿入してハンダ付けし、実装回路基板92に
も、同様に、スルーホール92aを設けて導電ピン94
の下端を挿入しハンダ付けしても良い。
【0027】実装回路基板92に電子部品95を搭載す
る場合には、実装回路基板92を多層基板で構成し、実
装回路基板92の表面及び層間に回路パターン96を設
け、これら回路パターン96をスルーホール96aで接
続する。実装回路基板92の裏面には、アンテナ装置9
0を親回路基板に固定するための固定電極92b、親回
路配線パターンに接続するための給電電極92c及びス
ルーホール96aで結合された接続電極92dが設けら
れる。
【0028】上述の実施の形態では、アンテナ装置は、
アンテナ基板と実装回路基板の2層構造について説明し
たが、例えば、図3のアンテナ装置20のアンテナ基板
21と実装回路基板22との間に、図14に示すよう
に、もう1枚の中層の実装回路基板71を挿入した3層
構造のアンテナ装置70としても良い。実装回路基板7
1には、図4のようなグランド電極28又は図10のよ
うな回路を設けることができる。実装回路基板71と実
装回路基板22の間は、導電体で作った支柱24,2
5,26を用いて電気的に回路結合しても良く、また、
回路結合手段が不足する場合には、新たに、実装回路基
板71と実装回路基板22の間に跨って導電ピン72を
植設し回路結合してもよい。
【0029】図15は本発明の更に他の実施の形態を示
す。移動体通信機等の親回路基板81には、無線周波回
路部が形成される。図1のアンテナ素子と同様に構成さ
れたアンテナ素子82は、板状の支柱83,84,8
5,86により、親回路基板81の表面から離して支持
される。支柱83〜86は、親回路基板81に設けた貫
通孔81a,81b,81c,81dに一端を挿入して
植立される。放射電極87の終端部87aにハンダ付け
された支柱83は、親回路基板81に設けた回路配線パ
ターン81eにハンダ付けされる。親回路基板81の裏
面には、点線で示す如くグランド電極88が形成され
る。支柱83〜86は、アンテナ素子81側を図6(c)
の如く折曲げても良い。また、支柱83〜86を親回路
基板81の貫通孔81a〜81dに装着する代わりに、
図16(a)のように、支柱46の下端を折曲げて固定部
46aを形成し、親回路基板81の表面に設けた親回路
配線パターンにハンダ付けして固定しても良い。このよ
うにすると、親回路基板81の厚みが薄い場合でも十分
なハンダ付け面積を得ることができる。また、アンテナ
素子82を、図3のように、アンテナ素子82に透孔を
設け、この透孔に支柱を嵌合して支持する場合には、図
16(b)のように、支柱47の下端に台板47aを設け
て、親回路基板81の表面に固定しても良い。
【0030】上述には、誘電体基板としてセラミックス
材料の例について述べたが、絶縁体であり、例えば、比
誘電率が2〜100である基板であれば良く、ポリスチ
レン樹脂、ポリエステル樹脂等のプラスチックス、又
は、ガラス、マイカ等でも良い。また、上述では、セラ
ミックス基板の表面に放射電極を設けた例について述べ
たが、複数のセラミックスシートを用いてセラミックス
基板の内部に放射電極をミアンダ状、螺旋状等に形成し
ても良く、また、誘電体基板の4面を利用して螺旋状に
形成しても良い。
【0031】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、放射電極を
形成する誘電体基板と実装回路基板は分離されており、
それぞれの機能を個別に構成できるので、基板設計の自
由度が高まり、且つ製造が容易となり、しかも実装回路
基板には電子部品の搭載が可能となるので、アンテナ装
置の付加価値を高めることができる。また、誘電体基板
と実装回路基板は、それぞれ別の基板材料を使用でき、
しかも従来よりも基板の厚みを薄く構成できるので、ア
ンテナ装置全体を軽く構成し且つ安価に製造することが
できる。更に、誘電体基板及び実装回路基板は、マザー
基板からの切出し等最も合理的な方法で作ることができ
るので、生産性を向上し一層の価格低減を図ることがで
きる。
【0032】請求項2に記載の発明は、支持部材を支柱
で構成するので、アンテナ装置を親回路基板に実装する
とき又は実装後に親回路基板から加わる機械的ストレス
を緩和でき、実装の信頼性の向上を図ることができる。
【0033】請求項3に記載の発明は、誘電体基板と実
装回路基板を別々に構成するので、誘電体基板にはアン
テナ特性を追及した放射電極を形成することができ、ま
た、支柱と誘電体基板及び実装回路基板との係合方法も
種々選択できる。更に、支柱は、親回路基板からアンテ
ナ装置に加わる機械的応力を軽減して誘電体基板の割れ
などを防止するのに有用であるばかりでなく、給電手段
としても併用できるので、アンテナ装置の構成が簡略に
なる。
【0034】請求項4に記載の発明は、スペーサと誘電
体基板及び実装回路基板との係合面積が広いので、アン
テナ装置の組立が容易になる。また、スペーサを用いて
組立てたアンテナ装置の組立体の構造は堅固であり、従
来のアンテナ装置に比べて軽く且つ安価に構成できる。
【0035】請求項5に記載の発明は、スペーサを用い
た組立体であっても、従来同様に給電電極を形成するこ
とができる。
【0036】請求項6に記載の発明は、アンテナ装置を
無線周波回路等の親回路基板に載置して回路動作の確認
ができるので、動作の安定した無線通信モジュールを得
ることができる。
【0037】請求項7に記載の発明は、親回路基板に無
線周波回路等を構成する際に、アンテナ素子を親回路基
板に取付るので、アンテナ特性を高めた回路動作の調整
を行うことができ、また、アンテナ素子を支持部材で親
回路基板から離して配置するので、アンテナ素子の下に
も親回路配線パターンを形成でき、親回路基板に於ける
実装密度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるアンテナ装置の斜視図である。
【図2】図1のアンテナ装置に於ける実装回路基板の裏
面斜視図である。
【図3】本発明に係わるアンテナ装置の他の実施の形態
を示す斜視図である。
【図4】図3のアンテナ装置に於ける実装回路基板の裏
面斜視図である。
【図5】本発明に係わるアンテナ装置の基板の1部構成
を示し、(a)及び(b)は斜視図、(c)は断面図である。
【図6】本発明に係わるアンテナ装置の支柱の1部を構
成を示し、(a)及び(b)は斜視図 、(c)は側面図であ
る。
【図7】本発明に係わるアンテナ装置に於ける基板と支
柱の係合を示す1部を構成図で、(a)は断面図 、(b)
は側面図である。
【図8】本発明に係わるアンテナ装置の他の実施の形態
を示す斜視図である。
【図9】本発明に係わるアンテナ装置の支柱の他の実施
の形態を示す斜視図である。
【図10】本発明に係わるアンテナ装置に於ける実装回
路基板の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図11】本発明に係わるアンテナ装置の更に他の実施
の形態を示す斜視図である。
【図12】本発明に係わるアンテナ装置の更に他の実施
の形態を示す斜視図である。
【図13】本発明に係わるアンテナ装置の更に他の実施
の形態を示す分解斜視図である。
【図14】本発明に係わるアンテナ装置の更に他の実施
の形態を示す斜視図である。
【図15】本発明に係わる無線通信モジュールの実施の
形態の1部を示す斜視図である。
【図16】本発明に係わるアンテナ装置に於ける支柱の
更に他の実施の形態を示す斜視図である。
【図17】従来のアンテナ装置の斜視図である。
【符号の説明】
10,20,40,50,60,70,90 アンテナ
装置 11,21,51,61,82,91 アンテナ基板 12,22,52,58,62,71,92 実装回路
基板 13,14,15,16,23,24,25,26,4
1,42,43,44,45,53,83,84,8
5,86 支柱 17,27,57,87,97 放射電極 17b,27b,87a,97a 終端部 18,28,88 グランド電極 19,29,65 給電電極 63,64,93 スペーサ 44a,45a 導体膜 81 親回路基板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射電極を形成した誘電体基板と、電気
    回路を形成するに適した少なくとも1枚の実装回路基板
    と、誘電体基板と実装回路基板を空間を介して層状に支
    持する支持部材と、放射電極に接続した給電手段とを有
    することを特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 支持部材は、一端を誘電体基板に固定
    し、他端を実装回路基板に固定する少なくとも1つの支
    柱として構成し、給電手段は、1つの支柱を併用して構
    成することを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装
    置。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つの表面に放射電極を形成
    した誘電体基板と、給電電極を形成する少なくとも1枚
    の実装回路基板と、誘電体基板と実装回路基板を空間を
    介して層状に支持する複数の支柱とを備え、1つの支柱
    は、放射電極と給電電極を電気的に結合する給電手段と
    して構成することを特徴とするアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つの表面に放射電極を形成
    した誘電体基板と、回路パターンを有する実装回路基板
    と、誘電体基板と実装回路基板の間に介在し誘電体基板
    と実装回路基板を層状に維持する少なくとも1つのスペ
    ーサと、放射電極と回路パターンを電気的に結合する給
    電手段とを備えたことを特徴とするアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 給電手段は、誘電体基板及び実装回路基
    板並びにスペーサからなる組立体の側面に形成した給電
    電極であることを特徴とする請求項4に記載のアンテナ
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5の何れかに記載の
    アンテナ装置と、電子部品を実装した親回路配線パター
    ンを有する親回路基板を備え、アンテナ装置を親回路基
    板に載置すると共にアンテナ装置の放射電極を親回路配
    線パターンに接続して構成したことを特徴とする無線通
    信モジュ−ル。
  7. 【請求項7】 誘電体基板及びこの誘電体基板に形成さ
    れた放射電極とからなるアンテナ素子と、親回路配線パ
    ターンを有する親回路基板と、アンテナ素子を空間を介
    して親回路基板に支持する支持部材と、放射電極を親回
    路配線パターンに電気的に結合する給電手段とを備える
    ことを特徴とする無線通信モジュール。
JP2000121345A 2000-04-21 2000-04-21 アンテナ装置及び無線通信モジュ−ル Pending JP2001308620A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000121345A JP2001308620A (ja) 2000-04-21 2000-04-21 アンテナ装置及び無線通信モジュ−ル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000121345A JP2001308620A (ja) 2000-04-21 2000-04-21 アンテナ装置及び無線通信モジュ−ル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001308620A true JP2001308620A (ja) 2001-11-02

Family

ID=18632012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000121345A Pending JP2001308620A (ja) 2000-04-21 2000-04-21 アンテナ装置及び無線通信モジュ−ル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001308620A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003041222A1 (fr) * 2001-11-09 2003-05-15 Nippon Tungsten Co., Ltd. Antenne
US7081853B2 (en) 2002-09-10 2006-07-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Mobile communication terminal
JP2011097517A (ja) * 2009-11-02 2011-05-12 Smk Corp 高周波結合器
JP2015037318A (ja) * 2013-08-15 2015-02-23 同方威視技術股▲分▼有限公司 ブロードバンドのマイクロストリップアンテナ及びアンテナアレイ
JP2015037319A (ja) * 2013-08-15 2015-02-23 清華大學 導波路ホーンアレー及びその方法、とアンテナシステム
JP2017504274A (ja) * 2014-01-24 2017-02-02 ゼットティーイー コーポレーションZte Corporation アンテナユニット及び端末

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003041222A1 (fr) * 2001-11-09 2003-05-15 Nippon Tungsten Co., Ltd. Antenne
US7081853B2 (en) 2002-09-10 2006-07-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Mobile communication terminal
JP2011097517A (ja) * 2009-11-02 2011-05-12 Smk Corp 高周波結合器
JP2015037318A (ja) * 2013-08-15 2015-02-23 同方威視技術股▲分▼有限公司 ブロードバンドのマイクロストリップアンテナ及びアンテナアレイ
JP2015037319A (ja) * 2013-08-15 2015-02-23 清華大學 導波路ホーンアレー及びその方法、とアンテナシステム
JP2017504274A (ja) * 2014-01-24 2017-02-02 ゼットティーイー コーポレーションZte Corporation アンテナユニット及び端末
US10033088B2 (en) 2014-01-24 2018-07-24 Xi'an Zhongxing New Software Co., Ltd. Antenna unit and terminal

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5530919A (en) Mobile communicator with means for attenuating transmitted output toward the user
JP4053566B2 (ja) アンテナモジュール及びそれを具備した無線電子装置。
EP2696438B1 (en) Antenna device, wireless communication device, and method of manufacturing antenna device
US7483728B2 (en) Portable communication unit and internal antenna used for same
US6937192B2 (en) Method for fabrication of miniature lightweight antennas
EP0696079B1 (en) Antennas for surface mounting and method for adjusting frequency thereof
JP3206825B2 (ja) プリントアンテナ
WO2000072404A1 (fr) Antenne de communication mobile et appareil de communication mobile dans lequel elle est utilisee
JP3147728B2 (ja) アンテナ装置
KR20050054478A (ko) 유전체 안테나 및 그것을 포함하는 통신 장치
CN101461096A (zh) 天线装置及使用该天线装置的无线通信设备
KR102669379B1 (ko) 칩 안테나
JPH0955618A (ja) チップアンテナ
WO2008065640A2 (en) Low cost chip package with integrated rf antenna
JPWO2010013610A1 (ja) 平面アンテナ
CN113678318B (zh) 一种封装天线装置及终端设备
JP2001308620A (ja) アンテナ装置及び無線通信モジュ−ル
KR102382241B1 (ko) 칩 안테나 및 이를 포함하는 칩 안테나 모듈
JP2000188506A (ja) アンテナ装置
JPH1041736A (ja) 板状アンテナ
JP7425554B2 (ja) アンテナ装置
JP2000278036A (ja) 積層チップアンテナ
JPH08162846A (ja) プリントアンテナ
JP4042471B2 (ja) 圧電発振器
CN214203979U (zh) 一种5g双极化辐射单元