JPH08162846A - プリントアンテナ - Google Patents

プリントアンテナ

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JPH08162846A
JPH08162846A JP29621294A JP29621294A JPH08162846A JP H08162846 A JPH08162846 A JP H08162846A JP 29621294 A JP29621294 A JP 29621294A JP 29621294 A JP29621294 A JP 29621294A JP H08162846 A JPH08162846 A JP H08162846A
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JP
Japan
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conductor
printed
antenna
printed circuit
ground conductor
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JP29621294A
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English (en)
Inventor
Atsushi Kobayashi
敦 小林
Hiromichi Goto
弘通 後藤
Kozo Miyai
孝造 宮井
Koji Yamamoto
宏司 山本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型、薄型化が実現することができ、さら
に、製造が容易で、精度良いプリントアンテナを提供す
ることにある。 【構成】 本発明のプリントアンテナは、接地導体板1
と、この接地導体板1に互いに直交して立設する複数の
プリント基板4a、4b・・と、このプリント配線板4
a、4b・・の表面に上記接地導体板1の表面に平行に
なるように頂部容量装荷導体3が形成され、この頂部容
量装荷導体3より垂直に垂直輻射導体2が形成されてい
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、準マイクロ波
帯で使用される移動体通信機器への組み込みに適した、
小形、薄型化されたプリントアンテナに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】移動体通信機器において使用されるアン
テナは、小形で、薄型化された低姿勢のアンテナが好ま
しく、従来、第5図(a)に示すような棒状金属導体2
1を組み合わせた、頂部容量装荷型垂直アンテナ20を
用いていた。
【0003】第5図(b)は、この頂部容量装荷型垂直
アンテナの断面図である。この頂部容量装荷型垂直アン
テナ20は、2つの棒状金属導体21を直交するように
係合して形成された頂部容量装荷導体3に、この頂部容
量装荷導体3の係合部22より、垂直に垂直輻射導体2
が結合されている。この垂直輻射導体2も棒状金属導体
21で構成され、前記頂部容量装荷導体3と電気的に接
続されている。
【0004】さらに、上記垂直輻射導体2は、面状の接
地導体板1に接続されている。この接地導体板1は、板
状の導体板で形成され、裏面に給電用同軸ケーブル23
が接続され、この給電用同軸ケーブル23の給電線24
が、接地導体板1の垂直輻射導体2と接地導体板1の接
続部25から離れた位置に、接地導体板1と絶縁を保っ
た状態で、給電用導体26を介して頂部容量装荷導体3
に接続されている。また、この給電用同軸ケーブル23
の表面の導体部27は、接地導体板1に接続されてい
る。
【0005】上述のような棒状導体21で形成された頂
部容量装荷型垂直アンテナ20は、上記構成要素の相互
配置寸法制度が同調周波数、または、給電インピーダン
スに直接関係するため、例えば、図5(a)中に示す、
垂直輻射導体2の長さ(つまり、頂部容量装荷導体3と
接地導体板1との間隔)H、または、垂直輻射導体2と
給電用導体26との間隔Dなどの寸法を、常に一定に保
つ必要がある。
【0006】したがって、この頂部容量装荷型垂直アン
テナ20を移動体に搭載するためには、振動、衝撃によ
るアンテナ本体の形状変化を避けるため、棒状導体部を
強固する必要があり、頂部容量装荷導体3や垂直輻射導
体2を構成する棒状金属導体21を太くすることによ
り、アンテナの重量が増したり、製作工数が増すことが
あった。
【0007】さらに、上記のような頂部容量装荷型垂直
アンテナ20を複数個並べて、アレイアンテナを形成す
るときは、アンテナを構成するそれぞれの寸法精度に加
えて、アレイアンテナ間の間隔を正しく維持する必要が
あり、棒状金属導体21で所定の寸法を維持することは
非常に難しかった。
【0008】また、外形寸法を小型化するため、棒状金
属導体21で形成された直線状のアンテナ素子導体を折
り曲げて装荷容量を上げる等の加工をすると、自立が困
難になるなど、製作上の困難が増すという欠点があっ
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、
小型、薄型化が実現することができ、さらに、製造が容
易で、精度良いプリントアンテナを提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
プリントアンテナは、接地導体板1と、この接地導体板
1に互いに直交して立設する複数のプリント基板4a、
4b・・と、このプリント配線板4a、4b・・の表面
に上記接地導体板1の表面に平行になるように頂部容量
装荷導体3が形成され、この頂部容量装荷導体3より垂
直に垂直輻射導体2が形成されていることを特徴とす
る。
【0011】本発明の請求項2に係るプリントアンテナ
は、上記接地導体板1に立設するプリント基板4a、4
b・・が、互いに嵌合するための凹部5を備えたことを
特徴とする。
【0012】本発明の請求項3に係るプリントアンテナ
は、上記接地導体板(1)がプリント基板(1a)で構
成されたことを特徴とする。
【0013】本発明の請求項4に係るプリントアンテナ
は、上記プリント基板4a、4b・・の下端に接地導体
板1と嵌合するための凸部7が形成され、前記接地導体
板1には、この凸部7が嵌合する嵌合穴8を備えたこと
を特徴とする。
【0014】本発明の請求項5に係るプリントアンテナ
は、3枚以上嵌合して上記接地導体板1に立設するプリ
ント基板4a、4b・・上に、アレイアンテナ信号処理
回路9が形成されたことを特徴とする。
【0015】本発明の請求項6に係るプリントアンテナ
は、上記接地導体板1を構成するプリント基板1aが多
層プリント配線板で、この多層プリント配線板の内層回
路で接地用導体10を形成し、他の内層回路に、アレイ
アンテナ信号処理回路9が形成されたことを特徴とす
る。
【0016】本発明の請求項7に係るプリントアンテナ
は、上記プリント基板4a、4b・・に形成された頂部
容量装荷導体3の端部に突出部11が形成されているこ
とを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明に係るプリントアンテナによると、接地
導体板1と、この接地導体板1に互いに直交して立設す
る複数のプリント基板4a、4b・・と、このプリント
配線板4a、4b・・の表面に上記接地導体板1の表面
に平行になるように頂部容量装荷導体3が形成され、こ
の頂部容量装荷導体3より垂直に垂直輻射導体2が形成
されているので、接地導体板1の接地導体とプリント基
板4a、4b・・の頂部容量装荷導体3、垂直輻射導体
2により容易に頂部容量装荷型垂直アンテナを形成する
ことができる。
【0018】また、上記接地導体板1に立設するプリン
ト基板4a、4b・・が、互いに嵌合するための凹部5
を備えているので、容易に嵌合することでき、安定性が
良く、互いの導体の導通を図り、同一平面上に頂部容量
装荷導体を直交して配し、各々のアンテナを形成する導
体間の寸法を一定に保つことができる。さらに、接地導
体板1がプリント基板1aで構成されていると、プリン
ト基板1aを構成する金属箔12により容易に接地導体
10を形成することができる。また、この接地導体板1
が、垂直輻射導体2および頂部容量装荷導体3等のアン
テナを構成するプリント基板4a、4b・・が立設する
ための嵌合穴8を備えているので、該プリント基板4
a、4b・・の下部に形成された凸部7をこの嵌合穴8
に嵌め合わせることにより、アンテナを構成するプリン
ト基板を立設した状態のまま固守することができる。
【0019】また、3枚以上嵌合して上記接地導体板1
に立設するプリント基板4a、4b・・上に、アレイア
ンテナ信号処理回路が形成されているので、プリント基
板を形成する方法で、このプリント基板上に容易にアン
テナとアレイアンテナ信号処理回路を形成することがで
き、アンテナとアレイアンテナ信号処理回路とを直接接
続することができ、安定してアンテナで得られた信号を
信号処理部に電送することができる。
【0020】また、接地導体板1を構成するプリント基
板1aが多層プリント配線板で形成されると、内層回路
で接地用導体10を形成し、他の内層回路にアレイアン
テナ信号処理回路9を形成することができるので、アレ
イアンテナの構成要素と、信号処理回路を一体化して構
成することができ、小型化を図り、容易にプリントアン
テナを形成することができる。
【0021】以下、本発明を添付した図面に沿って詳細
に説明する。
【0022】
【実施例】
実施例1 本発明に係るプリントアンテナは、例えば、プリント基
板の表面の導電箔をエッチング加工し、垂直輻射導体お
よび頂部容量装荷導体等の回路を形成し、端面より切削
加工を行って凹部や凸部を形成し、その後、めっきスル
ーホールを形成した接地導体板に嵌合穴を穿設して、上
記プリント基板をこの嵌合穴に嵌合し、半田付けにより
一体に接続する。そして、上記接地導体板に同軸ケーブ
ルを接続することにより、図1(a)の斜視図に示すよ
うにアンテナが直交した位置に配した構造で、図1
(a)のA−Aで破断した、図1(b)に示すような断
面を有するアレイアンテナの1つである頂部容量装荷型
垂直アンテナを得ることができる。また、図1(b)
は、上記頂部容量装荷型垂直アンテナに給電線路を接続
した様子である。また、第1図(c)は、上記プリント
アンテナの組み立て分解図である。
【0023】上記プリントアンテナを構成する接地導体
板1は、プリント基板1aで構成されている。このプリ
ント基板1aは、表裏の金属箔で構成された第1の接地
導体10aと第2の接地導体10bとを備え、この第1
の接地導体10aと第2の接地導体10bとは、めっき
スルーホール12により、互いに電気的導通が図られて
いる。さらに、この接地導体板1には、十字上の嵌合穴
8が穿設されている。
【0024】この接地導体板1に互いに直交して立設す
る第2及び第3のプリント基板4a、4bのそれぞれの
表面には、頂部容量装荷導体3と垂直輻射導体2が形成
され、垂直輻射導体2は、ほぼ頂部容量装荷導体3の中
央部に一端を発し、互いに直交するように形成されてい
る。この頂部容量装荷導体3は、プリント基板4a、4
bを接地導体板1に立設したときに、接地導体板1に表
面に対し平行になるように形成されている。したがっ
て、この頂部容量装荷導体3に垂直に形成された垂直輻
射導体2は、上記接地導体板1の表面に対して垂直に形
成される。
【0025】また、上記第2及び第3のプリント基板4
a、4bには、互いに直交して立設することができるよ
うにプリント基板の中央付近に互いに嵌合するための凹
部5が形成されている。さらに、第2及び第3のプリン
ト基板4a、4bの下端には、上記第1のプリント基板
1aの嵌合穴8と嵌合する凸部7が形成されている。
【0026】さらに、第2のプリント基板4aには、垂
直輻射導体2と平行で、一端が上記頂部容量装荷導体3
と接続された給電用導体14が形成されている。この給
電用導体14の他端は、第2のプリント基板4aの下端
に形成された凸部7により接地導体板1の裏面より突出
し、裏面に突出した部分で、給電用同軸ケーブル15の
給電線16に半田付け等を用いて接続されている。この
給電用導体14が頂部容量装荷導体3と接続される位置
は、頂部容量装荷導体3のほぼ中央に接続された垂直輻
射導体2より、頂部容量装荷導体3の端部側に一定の距
離離れた所で、アンテナ抵抗が50オームになる所が好
ましい。また、上記給電用同軸ケーブル15の給電線1
6を覆う導体部27は、半田付けにより、接地導体板1
の第2の接地導体10bに接合されている。
【0027】上記第2及び第3のプリント基板4a、4
bに形成された頂部容量装荷導体3及び垂直輻射導体2
は、第2及び第3のプリント基板4a、4bの嵌合した
凹部5に半田付けを行うことにより互いに接合され、電
気的導通が図られている。
【0028】さらに、頂部容量装荷導体3より接地導体
板1に対して垂直に形成された垂直輻射導体2も、接地
導体板1の嵌合穴8と凸部7とが嵌合した部分で半田付
けをすることにより、接地導体板1の第1及び第2の接
地導体10a、10bと接合されている。
【0029】したがって、給電用同軸ケーブル15の給
電線16より、頂部容量装荷導体3、垂直輻射導体2、
さらに、接地導体10へと電気的導通が図られている。
【0030】したがって、第2及び第3のプリント基板
4a、4bに形成されたそれぞれの凹部5、さらには、
凸部7と嵌合穴8を嵌合することにより、頂部容量装荷
導体3と接地導体板1との間隔Hを一定の距離に保つこ
とができ、容易に頂部容量装荷型垂直アンテナを形成す
ることができる。さらに、プリント基板の表面に露光、
エッチング等の加工方法を用いて頂部容量装荷導体や垂
直輻射導体を形成するので、設計が容易で、精度が高い
アンテナを形成することができる。
【0031】実施例2 図2は、本発明に係る他の一実施例であるプリントアン
テナの斜視図である。
【0032】本実施例のプリントアンテナは、実施例1
で示した接地導体板に立設するプリント基板の枚数を増
加させたものである。図2(a)は、実施例1と同様、
接地導体板1を形成する第1のプリント基板1aと、第
2及び第3のプリント基板4a、4b、さらに、第4の
プリント基板4cとから構成されている。図2(b)
は、実施例1と同様、接地導体板1を形成する第1のプ
リント基板1aと、第2及び第3のプリント基板4a、
4b、さらに、第4及び第5のプリント基板4c、4d
とから構成されている。
【0033】図2(a)に示されたプリントアンテナ
は、接地導体板1を形成する第1のプリント基板1a
に、2組の頂部容量装荷導体3と垂直輻射導体2が形成
された第2のプリント基板4aを立設し、この第2のプ
リント基板4aのそれぞれの頂部容量装荷導体3に対し
て、頂部容量装荷導体3と垂直輻射導体2が形成された
第3及び第4のプリント基板4b、4cを、頂部容量装
荷導体3が互いに直交するように嵌合することにより形
成された、2素子のアレイアンテナを有するプリントア
ンテナである。
【0034】上記第1、及び、第2〜第4のプリント基
板には、それぞれ、実施例1で説明したような、嵌合
穴、凹部、及び、凸部が形成され、互いに嵌合できる形
状を有している。
【0035】この2素子のアンテナは、上記実施例1で
説明したように嵌合穴、凹部、及び、凸部を嵌合した
後、頂部容量装荷導体と垂直輻射導体、さらに、接地導
体を半田付けにより接合されて一体化し、電気的導通を
有することにより、それぞれがアレイアンテナとして動
作することができる。
【0036】尚、図2(a)でアンテナを構成する頂部
容量装荷導体3の端部には突出部11が形成されている
が、この突出部11により、アンテナの装荷容量を増大
し、アンテナの小型化を実現することができる。
【0037】また、図2(b)に示されたプリントアン
テナは、上記図2(a)で示したプリントアンテナに、
さらに第5のプリント基板4dが加わったプリントアン
テナで、接地導体板1を形成する第1のプリント基板1
aに、それぞれ2組の頂部容量装荷導体3と垂直輻射導
体2が形成された第2〜第5のプリント基板4a〜4d
を互いの頂部容量装荷導体3が直交するように嵌合して
立設し、半田付けにより接合して一体化して形成された
4素子のアレイアンテナを有するプリントアンテナであ
る。
【0038】このように、接地導体板に複数のプリント
基板を嵌合して立設し、さらに、接合して一体化し、電
気的導通を有することにより、多素子のアレイアンテナ
が形成されたプリントアンテナを得ることができる。
【0039】図3は、上記アレイアンテナ構成を有する
プリントアンテナに有効なアレイアンテナ信号処理回路
を示すものである。
【0040】図3(a)は、図2(a)に示すプリント
アンテナの第2のプリント基板、さらには、図2(b)
に示すプリントアンテナの第2、第3、第4、第5のプ
リント基板に相当する、プリント基板の詳細を示す正面
図である。
【0041】このプリント基板は、2素子アンテナ用エ
レメント基板であり、2つの頂部容量装荷導体3が形成
され、それぞれの頂部容量装荷導体3より垂直に垂直輻
射導体2が形成されている。さらに、頂部容量装荷導体
3より垂直輻射導体2と平行で一定間隔離れた所に給電
用導体14が形成されている。そして、それぞれの給電
用導体14a、14bからのアンテナ出力信号をインピ
ーダンス整合して、加え合わせ、合成出力端子13に導
くインピーダンス整合回路18が形成されている。
【0042】図3(b)は、上記2素子アンテナ用エレ
メント基板の裏面の詳細を示す正面図である。それぞれ
のアレイアンテナを整合するインピーダンス整合回路1
8の接地導体10が形成され、一体となって共通接地導
体部19が形成されている。(図中破線で示されている
のは、表側の頂部容量装荷導体3、垂直輻射導体2、給
電用導体14等である。) この実施例では、マイクロストリップラインによるイン
ピーダンス整合回路を示したが、低雑音増幅回路、移相
回路、スイッチ回路等、種々のアレイアンテナ信号処理
回路9を形成することができる。
【0043】実施例3 図4は本発明に係るプリントアンテナの他の実施例を示
す、プリントアンテナの裏面の斜視図である。
【0044】このプリントアンテナは、実施例2の図2
(a)と同様、第1のプリント基板(4)の上面には、
頂部容量装荷型垂直アンテナが形成されている。
【0045】本実施例における第1のプリント基板1a
は、多層プリント配線板で形成され、表面には、接地導
体10が形成され、内層回路10cに回路接地導体、及
び、電源回路導体が形成されている。さらに、裏面に
は、アレイアンテナ信号処理回路9が形成され、図4で
は、アレイアンテナ信号処理回路9として、アンテナ合
成回路導体9aが形成されている。この第1のプリント
基板1aの裏面には、表面に立設した第2、第3等のプ
リント基板4a、4bの凸部7が突出し、凸部7に形成
されているアンテナ給電用導体14が上記アンテナ合成
回路導体9aと半田付け17により接続されている。さ
らに、表面実装部品30等が搭載され、アンテナ合成回
路導体9aと接続したり、アンテナ出力マイクロストリ
ップ線路31が接続されている。
【0046】このように、アンテナを構成するプリント
基板にアンテナ合成回路導体を形成したり、表面実装部
品等を搭載すると、アンテナ出力を直接信号処理回路部
と結合することができるため、信号の損出が少なく、低
雑音受信機、或いは、高能率送信回路を実現することが
できる。
【0047】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明のプリント
アンテナによると、頂部容量装荷型垂直アンテナをプリ
ント基板で構成することができ、小型化、軽量化を図る
ことができる。特に、準マイクロ波帯の移動体通信機器
の組み込みアンテナとして利用すると、組立加工が容易
であるとともに、アンテナ加工の精度を確保することが
できる。さらに、アンテナ素子が、プリント基板で構成
されるため、マイクロストリップ回路、電気部品を一体
に実装できるので、アレイアンテナの制御、合成回路を
アンテナに組み込んで小型化を図り、余分な接続線路に
よる損失が少なくなる。また、アンテナ部全体をプリン
ト基板で一体に構成することができるので、プリント基
板の製造方法で容易にアンテナを製造することができ、
品質精度を確保することができ、容易に量産を実現する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明に係る一実施例のプリントアンテ
ナの斜視図である。 (b)本発明に係る一実施例のプリントアンテナの断面
図である。 (c)本発明に係る一実施例のプリントアンテナの組立
分解図である。
【図2】(a)本発明に係る他の一実施例のプリントア
ンテナ(2素子)の斜視図である。 (b)本発明に係る他の一実施例のプリントアンテナ
(4素子)の斜視図である。
【図3】(a)本発明に係る一実施例のプリントアンテ
ナを構成するプリント基板の表面の正面図である。 (b)本発明に係る一実施例のプリントアンテナを構成
するプリント基板の裏面の正面図である。
【図4】本発明に係る一実施例のプリントアンテナの底
面の斜視図である。
【図5】従来の頂部容量装荷型垂直アンテナの斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 接地導体板 2 垂直輻射導体 3 頂部容量装荷導体 4 プリント基板 5 凹部 7 凸部 8 嵌合穴 9 アンテナ信号処理回路 10 接地用導体 11 突出部 12 スルーホール 13 合成出力端子 14 給電用導体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 宏司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接地導体板(1)と、この接地導体板
    (1)に互いに直交して立設する複数のプリント基板
    (4a、4b・・)と、このプリント配線板(4a、4
    b・・)の表面に上記接地導体板(1)の表面に平行に
    なるように頂部容量装荷導体(3)が形成され、この頂
    部容量装荷導体(3)より垂直に垂直輻射導体(2)が
    形成されているプリントアンテナ。
  2. 【請求項2】 上記プリント基板(4a、4b・・)
    が、互いに嵌合するための凹部(5)を備えた請求項1
    記載のプリントアンテナ。
  3. 【請求項3】 上記接地導体板(1)がプリント基板
    (1a)で構成された請求項1または請求項2記載のプ
    リントアンテナ。
  4. 【請求項4】 上記プリント基板(4a、4b・・)の
    下端に接地導体板(1)と嵌合するための凸部(7)を
    有し、前記接地導体板(1)に、この凸部(7)が嵌合
    する嵌合穴(8)を備えた請求項1乃至は請求項3のい
    づれか記載のプリントアンテナ。
  5. 【請求項5】 3枚以上嵌合して上記接地導体板(1)
    に立設するプリント基板(4a、4b・・)上に、アレ
    イアンテナ信号処理回路(9)が形成されたことを特徴
    とする請求項1乃至請求項4のいずれか記載のプリント
    アンテナ。
  6. 【請求項6】 上記接地導体板(1)を構成するプリン
    ト基板(1a)が多層プリント配線板で、この多層プリ
    ント配線板の内層回路で接地用導体(10)を形成し、
    他の内層回路に上記アレイアンテナ信号処理回路(9)
    が形成されたことを特徴とする請求項5記載のプリント
    アンテナ。
  7. 【請求項7】 上記プリント基板(4a、4b・・)に
    形成された頂部容量装荷導体(3)の端部に突出部(1
    1)が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請
    求項6のいずれか記載のプリントアンテナ。
JP29621294A 1994-11-30 1994-11-30 プリントアンテナ Withdrawn JPH08162846A (ja)

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