JP2011082902A - アンテナの製造方法及びアンテナ - Google Patents

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徹 坂本
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Abstract

【課題】筒状の側壁部とその開口を閉塞する蓋部とにより箱状に形成され、側壁部には、中心軸周りに長尺なスロットが形成されたアンテナを、簡単かつ低コストで作製する。
【解決手段】アンテナ2は、長方形状のプリント配線基板からなる4つの側壁10a〜10dにて筒状に形成された側壁部10と、側壁部10両端の開口を閉塞する蓋部40、50とから構成する。側壁部10は、側壁10a〜10dの短辺に形成された凹凸を嵌合させることで各側壁10a〜10dを筒状に配置し、筒の角部で各側壁10a〜10dの長辺に沿って形成された第1導電体パターン12、14をそれぞれ半田付けすることにより作製する。また、側壁部10両端の開口を閉塞する蓋部40、50は、周囲4辺に接続片42、52と突起44、54とが形成された金属板にて構成し、接続片42、52を、側壁部10の第1導電体パターン12、14部分にねじ止めする。
【選択図】図2

Description

本発明は、筒状の側壁部と、側壁部両端の開口を各々閉塞する蓋部とからなり、側壁部には、その中心軸周りに長尺なスロットが形成されたアンテナを製造する方法、及び、その製造方法にて製造されたアンテナに関する。
従来、地下鉄の駅等の地下施設でFM放送等の放送電波を再送信するアンテナ装置として、天井から吊り下げられた表示板にダイポールアンテナを組み込んだものが知られている(例えば、特許文献1等参照)。
また、このように建造物の天井にアンテナ装置を設置する場合、天井から吊り下げられた表示板等がなければ、ダイポールアンテナ等からなるアンテナ素子を天井に直接設置することになる。
そして、この場合、天井がアルミ板などの金属製化粧板であれば、アンテナ素子を垂直偏波用のものにする必要がある。これは、水平偏波で電波を放射すると、天井を構成している金属板に誘導電流が流れ、アンテナからの放射特性が低下するためである。
従って、ダイポールアンテナを使って垂直偏波の電波を送信するには、エレメントが垂直方向になるように、ダイポールアンテナを設置すればよい。つまり、ダイポールアンテナをこのように設置すれば、水平面上では略無指向性となり、垂直面上ではダイポールアンテナを中心として水平方向に広がる8の字形若しくは繭形の指向特性が得られることから、地下街等で広範囲に効率よく電波を放射することができるようになる。
しかし、地下街の通路等で、ダイポールアンテナを垂直方向にして天井から吊り下げると、通行の邪魔になる。
これに対し,最近では、ダイポールアンテナを使用することなく、天井に設置して、上記のような放射特性が得られるアンテナ素子として、導体壁で囲まれ、筒状で扁平な形状を有する箱体にて構成され、側壁にスロットが形成されたアンテナが提案されている(例えば、特許文献2等参照)。
このアンテナの外形は、筒状で中心軸方向の高さが中空部の径よりも短い側壁部と、この側壁部両端の開口を閉塞する蓋部とからなる扁平な箱形状であり、その箱の側壁部分に、側壁部の中心軸周りに長尺なスロットを形成することにより構成される。
そして、このアンテナは、所謂スロットアンテナであり、中心軸が垂直方向となるように配置することで、ダイポールアンテナをエレメントが垂直方向になるよう設置したときと同様の指向特性が得られる。
従って、このアンテナを天井用アンテナ装置として使用すれば、アンテナ素子にダイポールアンテナを使用した場合に比べて、垂直方向の長さが極めて短くなり、地下街の通路等に設置しても通行の邪魔になることはない。
特開2009−4988号公報 特願2008−47940号
ところで、上記提案のアンテナを製造する場合、例えば、缶詰の缶のように、扁平な円筒形の箱を形成して、その側壁部分にスロットを形成すればよいが、中空で箱状の缶の側壁に長さや幅が規定されたスロットを形成するのは難しく、形成できたとしても工数がかかり、アンテナのコストアップを招くという問題があった。
また、金属板のプレス加工によって、一端が閉塞され、他端が開口された有底筒状の本体部(換言すれば、側壁部と一方の蓋部を一体形成したもの)を形成すると共に、その形成した本体部の側壁部分にスロットとなる長孔を形成し、その後、本体部の開口部を金属板にて閉塞する、といった手順で上記アンテナを製造することも考えられる。
この場合、金型を使って加工できるので、アンテナ作製時の工数を低減できるが、金型を作製する必要があるため、製造コストを低減することはできないという問題があった。
また特に、上記提案のアンテナは、天井用として用途が限定されており、また、送受信する周波数が変わると形状も変更する必要があるため、大量生産する必要はない。このため、上記のように、専用の金型を作製すると、アンテナ一台当たりの製造コストが著しく増加してしまうという問題もある。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、筒状の側壁部と側壁部両端を閉塞する蓋部とにより扁平な箱状に形成され、側壁部に、中心軸周りに長尺なスロットが形成されたアンテナを、簡単かつ低コストで製造するのに好適な製造方法、及び、その製造方法にて作製されたアンテナを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、筒状の側壁部と、該側壁部両端の開口を各々閉塞する一対の蓋部とからなり、前記側壁部に、当該側壁部の中心軸周りに長尺なスロットを形成してなるアンテナの製造方法であって、
長方形状のプリント配線基板からなり、その基板面には、当該プリント配線基板の長手方向の2辺にそれぞれ隣接するよう、互いに平行な一対の第1導電体パターンが形成された複数の第1基板と、
前記第1基板と同形状のプリント配線基板からなり、その基板面には、当該プリント配線基板の長手方向の2辺にそれぞれ隣接するよう、互いに平行な一対の第1導電体パターンが形成されると共に、該一対の第1導電体パターン同士を接続する第2導電体パターンが形成された一つの第2基板と、
を用意し、前記各基板を、長手方向両端の短辺同士が隣接して各基板が筒を形成するように配置すると共に、その隣接される各基板の短辺部分で第1導電体パターン同士を半田付けすることにより、前記各基板に形成された一対の第1導電体パターンと前記第2基板に形成された第2導電体パターンとで囲まれたスロットを有する側壁部を作製し、
更に、該側壁部の開口形状に合わせて形成された一対の導体板を、それぞれ、前記側壁部両端の開口に配置して、当該開口側に位置する第1導電体パターンと電気的に接続することで、前記蓋部を形成することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のアンテナの製造方法において、
前記第1基板及び第2基板において、他の基板と隣接される短辺部分には、他の基板の短辺部分と相互に嵌合可能な凹凸を形成しておき、
各基板の短辺同士を隣接させて各基板の第1導電体パターン同士を半田付けする際には、各基板の凹凸を相互に嵌合させることで、他の基板と連結させることを特徴とする。
また次に、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のアンテナの製造方法において、
前記側壁部において、当該側壁部の中心軸を挟んで前記第2基板と対向する第1基板には、各第1導電体パターンに給電線を接続するための給電用導電体パターンが形成されたプリント配線基板を用いることを特徴とする。
また更に、請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3の何れかに記載のアンテナの製造方法において、
前記蓋部を金属板にて構成し、その周縁には、当該金属板を前記側壁部両端の開口に配置した際に前記各基板の基板面に接するように折り曲げられた接続片を形成しておき、
前記金属板を前記側壁部両端の開口に配置した際には、前記接続片と前記各基板の第1導電体パターン部分とをねじ止めすることで、前記蓋部と前記第1導電体パターンとを電気的に接続することを特徴とする。
一方、請求項5に記載の発明は、筒状の側壁部と、該側壁部両端の開口を各々閉塞する一対の蓋部とからなり、前記側壁部に、当該側壁部の中心軸周りに長尺なスロットを形成してなるアンテナであって、
前記側壁部は、
長方形状のプリント配線基板からなり、その基板面には、当該プリント配線基板の長手方向の2辺にそれぞれ隣接するよう、互いに平行な一対の第1導電体パターンが形成された複数の第1基板と、
前記第1基板と同形状のプリント配線基板からなり、その基板面には、当該プリント配線基板の長手方向の2辺にそれぞれ隣接するよう、互いに平行な一対の第1導電体パターンが形成されると共に、該一対の第1導電体パターン同士を接続する第2導電体パターンが形成された一つの第2基板と、
を備え、前記各基板を、長手方向両端の短辺同士が隣接して各基板が筒を形成するように配置した状態で、その隣接される各基板の短辺部分で第1導電体パターン同士を半田付けすることにより構成され、
前記蓋部は、前記側壁部の開口形状に合わせて形成された一対の導体板を、それぞれ、前記側壁部両端の開口に配置して、当該開口側に位置する第1導電体パターンと電気的に接続することで構成されていることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のアンテナにおいて、
前記第1基板及び第2基板において、他の基板と隣接される短辺部分には、他の基板の短辺部分と相互に嵌合可能な凹凸が形成されており、
前記各基板は、当該凹凸を相互に嵌合させることで、他の基板と連結されていることを特徴とする。
また次に、請求項7に記載の発明は、請求項5又は請求項6に記載のアンテナにおいて、
前記側壁部において、当該側壁部の中心軸を挟んで前記第2基板と対向する位置に配置される第1基板には、各第1導電体パターンに給電線を接続するための給電用導電体パターンが形成されていることを特徴とする。
また更に、請求項8に記載の発明は、請求項5〜請求項7の何れかに記載のアンテナにおいて、
前記蓋部は金属板にて構成され、その周縁には、当該金属板を前記側壁部両端の開口に配置した際に前記各基板の基板面に接するように折り曲げられた接続片が形成されており、
前記蓋部と前記各基板の第1導電体パターンとは、前記接続片と第1導電体パターン部分とをねじ止めすることで、電気的に接続されていることを特徴とする。
請求項1に記載のアンテナの製造方法によれば、まず、筒状の側壁部を作製し、その後、側壁部の開口形状に合わせて形成された一対の導体板を、それぞれ、側壁部両端の開口に配置して、側壁部の各開口側に形成された第1導電体パターンと電気的に接続することで、蓋部を形成する。
また、側壁部の作製には、長方形状のプリント配線基板からなり、その長手方向の2辺に隣接するよう互いに平行な一対の第1導電体パターンが形成された複数の第1基板と、この第1基板と同形状のプリント配線基板からなり、その長手方向の2辺にそれぞれ隣接するよう互いに平行な一対の第1導電体パターンが形成されると共に、その一対の第1導電体パターン同士を接続する第2導電体パターンが形成された一つの第2基板と、を使用する。
そして、側壁部を作製する際には、これら各基板を、長手方向両端の短辺同士が隣接して各基板が筒を形成するように配置し、その隣接される各基板の短辺部分で第1導電体パターン同士を半田付けすることにより、筒状の側壁部を作製する。
従って、側壁部においては、各基板に形成された一対の第1導電体パターンが、それぞれ、半田付けにより順に電気的に接続され、その接続された一対の第1導電体パターンと第2基板に形成された第2導電体パターンとで囲まれたスロットが形成されることになる。
このため、上記のように、側壁部両端の開口に、それぞれ、導体板からなる蓋部を配置し、各開口側の第1導電体パターンと電気的に接続すれば、上記提案のアンテナを作製できることになる。
そして、本発明方法によれば、スロットが形成された側壁部を作製するに当たって、スロットを形成可能な配線パターンを有するプリント配線基板を利用することから、金属板をプレス加工して作製する場合に比べて、上記提案のアンテナを、簡単にしかも低コストで作製することができる。
ここで、第1基板及び第2基板は、四辺が直線状に形成されていてもよいが、側壁部を作製する際に他の基板と接続される短辺が直線状に形成されていると、各基板を筒状に配置するのが難しく、側壁部の組み立て時には、各基板を筒状に配置して保持するための治具が必要になる。
そこで、請求項2に記載のように、第1基板及び第2基板において、他の基板と隣接される短辺部分には、他の基板の短辺部分と相互に嵌合可能な凹凸を形成しておき、各基板の短辺同士を隣接させて各基板の第1導電体パターン同士を半田付けする際には、各基板の凹凸を相互に嵌合させることで、他の基板と連結させるようにするとよい。
つまり、このようにすれば、側壁部の組み立て時に、治具を使用することなく、各基板を筒状に配置して、第1導電体パターン同士を半田付けすることができるようになり、側壁部の組み立てに要するコスト(詳しくは、治具の製造・管理に要するコストや、側壁部の組み立て時の工数等)を低減することができる。
一方、本発明方法にて作製されるアンテナを実際に使用する際には、側壁部に形成されたスロットの中間部分で互いに対向する第1導電体パターン部分を給電点として、その給電線を接続する必要がある。
そこで、請求項3に記載のように、上記のように作製される側壁部において、当該側壁部の中心軸を挟んで第2基板と対向する第1基板(つまり、スロットの中間部分に位置する第2基板)には、各第1導電体パターンに給電線を接続するための給電用導電体パターンが形成されたプリント配線基板を用いるようにするとよい。
つまり、このようにすれば、アンテナの製造後、アンテナに給電線を接続する際に、給電用導電体パターンに給電線を接続(詳しくは半田付け)すればよく、給電性の接続作業を簡単にすることができる。
また、第1導電体パターンに給電線を直接半田付けするようにした場合には、外部から給電線に加わる力によって、第1導電体パターンが基板から剥がれ、アンテナ特性が設計時のものから変化することが考えられる。しかし、請求項3に記載のように、第1導電体パターンの給電部に給電用導電体パターンを形成しておけば、給電部の強度を高めて、給電線が引っ張られた際に第1導電体パターンが剥がれるのを防止し、延いては、アンテナ特性が変化するのを防止できる。
また次に、側壁部両端の開口に蓋部を設ける際には、例えば、蓋部を構成する導体板を、略全面に導電体パターンが形成されたプリント配線基板にて形成し、そのプリント配線基板の導電体パターンと、側壁部の各開口端付近の第1導電体パターンとを半田付けするようにしてもよい。
しかし、このようにすると、アンテナの構成部品の接続が全て半田付けにて行われることになり、アンテナの強度が、使用時に要求される強度よりも低くなってしまうことが考えられる。
そこで、請求項4に記載のように、蓋部を金属板にて構成し、その周縁には、当該金属板を側壁部両端の開口に配置した際に各基板の基板面に接するように折り曲げられた接続片を形成しておき、金属板(つまり蓋部)を側壁部両端の開口に配置した際には、その接続片と各基板の第1導電体パターン部分とをねじ止めすることで、蓋部と第1導電体パターンとを電気的に接続するようにするとよい。
つまり、このようにすれば、側壁部を構成する各基板が、蓋部を構成する金属板にねじ止めされることになるので、蓋部をプリント配線基板にて形成して、側壁部と半田付けにより接続するようにした場合に比べて、アンテナ全体の強度を高めることができ、延いては、アンテナの使用可能範囲を広げることができる。
次に、請求項5〜8に記載の発明は、それぞれ、上記請求項1〜4に記載の製造方法にて作製されたアンテナに関する発明である。
そして、請求項5に記載のアンテナによれば、側壁部が、複数の第1基板、及び、第2基板を、長手方向両端の短辺同士が隣接して各基板が筒を形成するように配置して、各基板の短辺部分で第1導電体パターン同士を半田付けすることにより構成されているため、側壁部を金属板のプレス加工等で作製したものに比べて、低コストで実現できることになる。
また、請求項6に記載のアンテナによれば、第1基板及び第2基板において、他の基板と隣接される短辺部分には、他の基板の短辺部分と相互に嵌合可能な凹凸が形成されており、各基板は、その凹凸を相互に嵌合させることで他の基板と連結されていることから、製造時の半田付け作業が簡単になるだけでなく、その連結により側壁部の強度を向上することができる。
また次に、請求項7に記載のアンテナによれば、側壁部において、当該側壁部の中心軸を挟んで第2基板と対向する位置に配置される第1基板には、各第1導電体パターンに給電線を接続するための給電用導電体パターンが形成されていることから、アンテナを使用するために給電線を接続する際の接続作業を簡単に行うことができる。また、給電用導電体パターンにより給電線接続部分の強度を高めることができるので、給電線接続後でもアンテナを容易に取り扱うことができるようになり、アンテナの使い勝手を向上できる。
また更に、請求項8に記載のアンテナによれば、蓋部が金属板にて構成され、しかも、その周縁には、側壁部を構成する各基板の基板面に接するように折り曲げられた接続片が形成されており、蓋部と各基板の第1導電体パターンとは、その接続片と第1導電体パターン部分とをねじ止めすることで電気的に接続されている。
このため、側壁部の各開口側の第1導電体パターンと蓋部とを半田付けにより接続するようにした場合に比べて、アンテナ全体の強度を高めることができ、延いては、アンテナの使用可能範囲を広げることができるようになる。
実施形態のアンテナ全体の構成を表す斜視図である。 アンテナを側壁部と蓋体とに分解した状態を表す分解斜視図である。 側壁部を構成する基板(3種類)の構成を表す説明図である。 側壁部の組み立て方法を説明する説明図である。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
本実施形態のアンテナ2は、地下街の天井等に設置されて、UHF帯のテレビ放送信号を再送信するためのものであり、図1に示すように、使用時に略水平に配置される上・下面が正方形で、側面の高さが上・下面の各辺よりも短い、扁平な箱形に形成されている。
つまり、本実施形態のアンテナ2は、図2に示すように、長方形状の4つの側壁10a、10b、10c、10dの短辺同士を順に接続することにより筒状に形成された側壁部10と、側壁部10の開口形状に対応して略正方形に形成され、側壁部10の両開口をそれぞれ閉塞する一対の蓋部40、50と、から構成されている。
また、側壁部10を構成する4つの側壁10a〜10dは、プリント配線基板からなり、図3(a)〜(c)に示すように、その外形は、全て同一形状になっている。
また、側壁10aと、側壁10aに対向配置される側壁10cとは、基板面に形成される配線パターンも同一形状になっている。つまり、図3(a)に示すように、側壁10a、10cの基板面両面には、それぞれ、長手方向の2辺にそれぞれ隣接するよう、互いに平行な一対の第1導電体パターン12、14が形成されている。
これに対し、側壁10aと側壁10cとの間に配置される2つの側壁10b、10dの内、一方の側壁10bには、図3(b)に示すように、基板面両面に側壁10a、10cと同様の第1導電体パターン12、14が形成され、しかも、筒状の側壁部10を形成した際に外側に配置される基板面には、第1導電体パターン12、14同士をその中間点で接続する第2導電体パターン16が形成されている。
また、側壁10aと側壁10cとの間に配置される2つの側壁10b、10dの内、他方の側壁10dには、図3(c)に示すように、基板面両面に側壁10a、10cと同様の第1導電体パターン12、14が形成され、しかも、筒状の側壁部10を形成した際に外側に配置される基板面には、第1導電体パターン12、14の略中間点を給電点として給電線(本実施形態では図1に示す同軸ケーブル70)を接続するための給電用導電体パターン18が形成されている。
この給電用導電体パターン18は、側壁10dに形成された一対の第1導電体パターン12、14の内、一方の第1導電体パターン14の略中間点から基板内側に向かって延設された外部導体接続用の導電体パターン18aと、この導電体パターン18aと他方の第1導電体パターン12との間の基板面に形成された中心導体接続用の導電体パターン18bとにより構成されている。
そして、これら各導電体パターン18a、18bに、給電線である同軸ケーブルの外部導体及び中心導体を接続(半田付け)して、アンテナ2を使用する際には、同軸ケーブルの中心導体が接続される導電体パターン18bと第1導電体パターン12との間に、インピーダンス整合用の抵抗72が接続される(図1参照)。
なお、第1導電体パターン12、14は、各側壁10a〜10dの基板面両面に形成されるが、これら各基板面の第1導電体パターン12、14は、それぞれ、蓋部40、50を固定するために各側壁10a〜10dに穿設された貫通孔22、24の内壁や、各側壁10a〜10dの長辺を構成する上・下端縁等に形成された導体箔を介して、接続されている。
また、側壁部10は、上記4つの側壁10a〜10dを、その短辺同士を順に接続することにより筒状に形成されるが、その接続は、各側壁10a〜10dの長辺に沿って形成されている第1導電体パターン12同士、及び、第1導電体パターン14同士を、各側壁10a〜10dの短辺位置で半田付けすることにより行われる。
つまり、このように第1導電体パターン12、14を、それぞれ、隣接する側壁10a〜10d間で接続することにより、側壁部10の外周面に、各側壁10a〜10dに形成された第1導電体パターン12と、同じく第1導電体パターン14と、側壁10bに形成された第2導電体パターン16とで囲まれ、側壁部10の中心軸周りに細長いスロットを形成するのである。
また、このように各側壁10a〜10dの第1導電体パターン12、14を半田付けするには、各側壁10a〜10dを筒状に配置しておく必要があるが、その配置のために治具を使うと、半田付け作業が面倒になるので、本実施形態では、各側壁10a〜10dの短辺部分に、他の側壁10a〜10dの短辺部分と相互に嵌合可能な凹凸を形成している。
具体的には、図3(a)〜(c)に示すように、各側壁10a〜10dの一方の短辺部分(図では右側)に、嵌合用の2つの凹部26を形成し、他方の短辺部分(図では左側)に、嵌合用の2つの凸部28を形成している。
そして、実際に側壁部10を作製する際には、図4(a)に示すように、各側壁10a〜10dの短辺に形成された凹部26と凸部28とを順に嵌合させることで、各側壁10a〜10dを筒状に配置し、その後、図4(b)に示すように、筒の角部で相互に連結された各側壁10a〜10dの第1導電体パターン12同士及び第1導電体パターン14同士を半田付けする、といった手順で、側壁部10を作製する。
なお、この半田付けは、はんだごてを使って角部毎に半田付けするようにしてもよいが、例えば、各側壁10a〜10dに形成された導電体パターンの内、半田付けすべき領域を除く部分に、半田が付着するのを防止するレジスト層を形成しておき、上記のように各側壁10a〜10dを筒状に組み立てた後、側壁部10全体を、半田を溶かした容器(半田槽)に入れることで、半田付けを行うようにしてもよい。
次に、このように作製された筒状の側壁部10の上下の開口には、それぞれ、蓋部40、50が設けられるが、これら各蓋部40、50は、略正方形状の金属板にて構成されている。
そして、図2に示すように、蓋部40、50の周囲4辺には、それぞれ、当該蓋部40、50を側壁部10の開口に配置した際に各側壁10a〜10dの内面(詳しくはその内面に形成された第1導電体パターン12、14)に接するように折り曲げられた接続片42、52が設けられている。
また、この接続片42、52は、各蓋部40、50の4辺に沿って金属板を曲げ加工することにより形成されているが、その曲げ加工される各辺の中央部分には、蓋部40、50の板面に沿って延設された突起44、54が形成されている。
なお、この突起44、54は、蓋部40、50を側壁部10の開口に配置した際に、側壁部10の開口端に当接されて、蓋部40、50を側壁部10の開口端部に位置決めするためのものである。
また、蓋部40、50の周囲4辺に設けられた接続片42、52には、有頭ねじ60のねじ部に螺合可能なねじ孔46、56が形成されている。
このねじ孔46、56は、有頭ねじ60を使って、蓋部40、50を側壁部10に固定するためのものであり、図3に点線で示すように、蓋部40、50を側壁部10の開口に配置して突起44、54をその開口端に当接させた際に、各側壁10a〜10dの第1導電体パターン12、14部分に形成された貫通孔22、24と重なる位置に形成されている。
このため、上記のように筒状の側壁部10を作製した後、側壁部10の両開口に蓋部40、50を設ける際には、各蓋部40、50の各辺に設けられた接続片42、52を側壁部10の内側に配置した状態で、突起44、54が側壁部10の開口端に当接するまで挿入し、その後、側壁部10の外側から有頭ねじ60をねじ孔46、56に螺入し、締め付ける。
この結果、側壁部10の両開口には、金属板からなる蓋部40、50がしっかりとねじ止めされることになり、このねじ止めにより、天井に設置して使用するのに充分な強度を有するアンテナ2(つまり箱形のスロットアンテナ)が完成する。
以上説明したように、本実施形態のアンテナ2は、長方形状のプリント配線基板からなる4つの側壁10a〜10dの短辺同士を接続することにより筒状に形成された側壁部10と、その側壁部10両端の開口を各々閉塞する一対の蓋部40、50とから構成されている。
そして、側壁部10は、側壁10a〜10dの短辺に形成された凹部26と凸部28とを順に嵌合させることで、各側壁10a〜10dを筒状に配置し、その後、筒の角部で、各側壁10a〜10dの長辺に沿って形成された第1導電体パターン12同士及び第1導電体パターン14同士を半田付けすることにより作製される。
このため、本実施形態のアンテナ2によれば、スロットを有する側壁部10を作製する際に、金属板をプレス加工して作製する場合に比べて、側壁部10を、簡単にしかも低コストで作製することができる。
また、側壁部10両端の開口を閉塞するのに用いられる蓋部40、50は、金属板にて構成されており、その周囲4辺には、接続片42、52と、突起44、54とが形成されている。
そして、この蓋部40、50は、各辺に設けられた接続片42、52を側壁部10の内側に配置した状態で、突起44、54が側壁部10の開口端に当接するまで挿入し、その後、側壁部10の外側から有頭ねじ60をねじ孔46、56に螺入し、締め付けることにより、側壁部10に固定される。
このため、蓋部40、50と、側壁部10の各開口側に形成された第1導電体パターン12とは、電気的に確実に接続されると共に、側壁部10を構成する各側壁10a〜10dは、蓋部40、50を介してしっかりと固定されることになる。
従って、完成後のアンテナ2の強度は高く、側壁部10がプリント配線基板を半田付けすることにより構成されているにもかかわらず、外力によってアンテナ2が変形し、アンテナ特性が変化するのを防止できる。
なお、本実施形態において、各側壁10a〜10dを構成するプリント配線基板には、上方に配置される長辺から突出された凸部が形成されているが、この凸部は、アンテナ2を天井に固定するのに用いられる支持板(図示せず)と蓋部40との間に隙間を形成するためのものであり、必ずしも設ける必要はない。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にて、種々の態様をとることができる。
例えば、上記実施形態では、側壁部10は、長方形状のプリント配線基板からなる4枚の側壁10a〜10dを用いて、開口端が略正方形となるように形成されるものとして説明したが、5枚以上の側壁を用いて形成してもよい。
また、上記実施形態では、アンテナ2の強度を確保するために、蓋部40、50は金属板にて構成するものとして説明したが、例えば、アンテナ2を樹脂ケース等に収納して使用する場合等、アンテナ2の強度を高める必要が無いときには、蓋部40、50についても、略全面に導電体パターンが形成されたプリント配線基板にて形成し、その導電体パターンと、側壁部10の第1導電体パターンとを半田付けにて接続するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、第2導電体パターン16や、給電用導電体パターン18は、側壁部10の外壁面に形成するものとして説明したが、これら各導電体パターン16、18は、側壁部10の内壁面に形成してもよい。
なお、この場合、給電用導電体パターン18に給電線(同軸ケーブル等)を接続する際には、給電線を側壁部10の内側に引き込む必要があるため、蓋部40、50の何れかに給電線引き込み用の孔を設ける必要はある。
また、上記実施形態では、第1導電体パターン12、14は、各側壁10a〜10dの両面に形成するものとして説明したが、第2導電体パターン16や給電用導電体パターン18が形成される面にだけ形成するようにしてもよい。
そして、第1導電体パターン12、14を側壁部10の外壁面にだけ形成する場合には、蓋部40、50を第1導電体パターン12、14に接続するための接続片42、52を、側壁部10の外壁面に接するように形成すればよい。なお、この場合、蓋部40、50を側壁部10の開口端に位置決めするための突起44、54は不要になる。
2…アンテナ、10…側壁部、10a〜10d…側壁、12,14…第1導電体パターン、16…第2導電体パターン、18…給電用導電体パターン、18a…導電体パターン(外部導体接続用)、18b…導電体パターン(中心導体接続用)、22,24…貫通孔、26…凹部、28…凸部、40,50…蓋部、42,52…接続片、44,54…突起、46,56…ねじ孔、70…同軸ケーブル、72…抵抗。

Claims (8)

  1. 筒状の側壁部と、該側壁部両端の開口を各々閉塞する一対の蓋部とからなり、前記側壁部に、当該側壁部の中心軸周りに長尺なスロットを形成してなるアンテナの製造方法であって、
    長方形状のプリント配線基板からなり、その基板面には、当該プリント配線基板の長手方向の2辺にそれぞれ隣接するよう、互いに平行な一対の第1導電体パターンが形成された複数の第1基板と、
    前記第1基板と同形状のプリント配線基板からなり、その基板面には、当該プリント配線基板の長手方向の2辺にそれぞれ隣接するよう、互いに平行な一対の第1導電体パターンが形成されると共に、該一対の第1導電体パターン同士を接続する第2導電体パターンが形成された一つの第2基板と、
    を用意し、前記各基板を、長手方向両端の短辺同士が隣接して各基板が筒を形成するように配置すると共に、その隣接される各基板の短辺部分で第1導電体パターン同士を半田付けすることにより、前記各基板に形成された一対の第1導電体パターンと前記第2基板に形成された第2導電体パターンとで囲まれたスロットを有する側壁部を作製し、
    更に、該側壁部の開口形状に合わせて形成された導体板を、それぞれ、前記側壁部両端の開口に配置して、当該開口側に位置する第1導電体パターンと電気的に接続することで、前記蓋部を形成することを特徴とするアンテナの製造方法。
  2. 前記第1基板及び第2基板において、他の基板と隣接される短辺部分には、他の基板の短辺部分と相互に嵌合可能な凹凸を形成しておき、
    各基板の短辺同士を隣接させて各基板の第1導電体パターン同士を半田付けする際には、各基板の凹凸を相互に嵌合させることで、他の基板と連結させることを特徴とする請求項1に記載のアンテナの製造方法。
  3. 前記側壁部において、当該側壁部の中心軸を挟んで前記第2基板と対向する第1基板には、各第1導電体パターンに給電線を接続するための給電用導電体パターンが形成されたプリント配線基板を用いることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアンテナの製造方法。
  4. 前記蓋部を金属板にて構成し、その周縁には、当該金属板を前記側壁部両端の開口に配置した際に前記各基板の基板面に接するように折り曲げられた接続片を形成しておき、
    前記金属板を前記側壁部両端の開口に配置した際には、前記接続片と前記各基板の第1導電体パターン部分とをねじ止めすることで、前記蓋部と前記第1導電体パターンとを電気的に接続することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載のアンテナの製造方法。
  5. 筒状の側壁部と、該側壁部両端の開口を各々閉塞する一対の蓋部とからなり、前記側壁部に、当該側壁部の中心軸周りに長尺なスロットを形成してなるアンテナであって、
    前記側壁部は、
    長方形状のプリント配線基板からなり、その基板面には、当該プリント配線基板の長手方向の2辺にそれぞれ隣接するよう、互いに平行な一対の第1導電体パターンが形成された複数の第1基板と、
    前記第1基板と同形状のプリント配線基板からなり、その基板面には、当該プリント配線基板の長手方向の2辺にそれぞれ隣接するよう、互いに平行な一対の第1導電体パターンが形成されると共に、該一対の第1導電体パターン同士を接続する第2導電体パターンが形成された一つの第2基板と、
    を備え、前記各基板を、長手方向両端の短辺同士が隣接して各基板が筒を形成するように配置した状態で、その隣接される各基板の短辺部分で第1導電体パターン同士を半田付けすることにより構成され、
    前記蓋部は、前記側壁部の開口形状に合わせて形成された一対の導体板を、それぞれ、前記側壁部両端の開口に配置して、当該開口側に位置する第1導電体パターンと電気的に接続することで構成されていることを特徴とするアンテナ。
  6. 前記第1基板及び第2基板において、他の基板と隣接される短辺部分には、他の基板の短辺部分と相互に嵌合可能な凹凸が形成されており、
    前記各基板は、当該凹凸を相互に嵌合させることで、他の基板と連結されていることを特徴とする請求項5に記載のアンテナ。
  7. 前記側壁部において、当該側壁部の中心軸を挟んで前記第2基板と対向する位置に配置される第1基板には、各第1導電体パターンに給電線を接続するための給電用導電体パターンが形成されていることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のアンテナ。
  8. 前記蓋部は金属板にて構成され、その周縁には、当該金属板を前記側壁部両端の開口に配置した際に前記各基板の基板面に接するように折り曲げられた接続片が形成されており、
    前記金属板と前記各基板の第1導電体パターンとは、前記接続片と第1導電体パターン部分とをねじ止めすることで、電気的に接続されていることを特徴とする請求項5〜請求項7の何れかに記載のアンテナ。
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