JP6560623B2 - アンテナ装置 - Google Patents
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Description
「第1の面と第2の面を有する上部誘電体基板と、
第3の面と第4の面を有するパッチ電極と、
第5の面と第6の面を有する中間誘電体基板と、
第7の面と第8の面を有するグランド電極と、
第9の面と第10の面を有する下部誘電体基板と
を有し、
前記上部誘電体基板と前記パッチ電極は、前記第2の面と前記第3の面が接するように配置され、
前記パッチ電極と前記中間誘電体基板は、前記第4の面と前記第5の面が接するように配置され、
前記中間誘電体基板と前記グランド電極は、空隙を介して前記第6の面と前記第7の面が対向するように配置され、
前記グランド電極と前記下部誘電体基板は、前記第8の面と前記第9の面が対向するように配置されている、アンテナ装置。」を特徴とする。
図1に、本実施例に係るアンテナ装置1の概略構造を示す。アンテナ装置1は、上部誘電体基板2、パッチ電極3、中間誘電体基板4、空隙5、グランド電極6、下部誘電体基板7を有する。図2に示すように、上部誘電体基板2の下面と中間誘電体基板4の上面は接しており、パッチ電極3は上部誘電体基板2と中間誘電体基板4の間に挟まれている。パッチ電極3の寸法は、通常のパッチアンテナと同様、得たい共振周波数に基づいて設計される。図1及び図2の場合、パッチ電極3は正方形である。ただし、パッチ電極3の形状は、所望の特性が得られるのであれば、長方形、円形、楕円形等でも良い。パッチ電極3は、銅、アルミニウム、金等の板又は薄膜として形成される。グランド電極6は、下部誘電体基板7の上面を覆うように配置されている。グランド電極6は、空隙5を介して中間誘電体基板4の下面と対向する。グランド電極6は、銅、アルミニウム、金等の板又は薄膜として形成される。本実施例では、グランド電極6は、下部誘電体基板7の上面と接しているが対向していればよい。
図15に、本実施例に係るアンテナ装置1Aの概略構造を示す。図15の場合もポール13とネジ14は省略している。本実施例に係るアンテナ装置1Aでは、図15及び図16に示すように、下部誘電体基板7の下面7bに同軸コネクタ25が実装されている。このアンテナ装置1Aは、例えばパッチアンテナ単体として製品出荷される。
図17に、本実施例に係るアンテナ装置1Bの概略構造を示す。図17に示すアンテナ装置1Bは、上部プリント基板11の上面2aに2つの給電点8a及び8bを持つ。これら2つの給電点8a及び8bは、それぞれ直交する偏波成分を受信できる給電点であり、偏波ダイバーシティー向けアンテナとして利用することが可能である。さらに、給電点8aと給電点8bで受信される信号を、位相を90度異ならせて合成することで、円偏波を受信可能なアンテナを構成することもできる。本実施例では受信アンテナを想定して説明したが、同様の議論は送信アンテナにおいてもそのまま適用可能である。
図18に、給電点8Aが中間誘電体基板4を貫通するものの、上部誘電体基板2を貫通しない構成のアンテナ装置1Cの構成例を示す。この実施例の場合、給電点8Aは、導電性材料(Conductive material)によってパッチ電極3に直接接続される。ここで、導電性材料は、銀ペーストや導電性接着剤などの材料や、銅テープ、アルミテープ、等の導電性の両面テープ等を使う事ができる。もちろん、ハンダであっても良い。
以下では、前述したアンテナ装置1、1A、1B(以下では単に「1」という。)の具体的な設計例について説明する。ここでは、GPS向けアンテナ装置に用いる場合(中心周波数1575.42MHz)について説明する。図19に、設計A(Design A)、設計B(Design B)、設計C(Design C)の3つの設計例を示す。図19には示していないが、設計A、設計B、設計Cのアンテナ装置は、いずれも共振周波数が1575.42MHzとなるように、パッチ電極3の寸法が設計されている。
本発明は、上述した実施例に限定されるものでなく、様々な変形例を含んでいる。例えば前述の実施例の説明では、アンテナ装置1の上部プリント基板11及び下部プリント基板12が、それぞれの4つの角部において、ポール13及びネジ14によって支持されている場合について説明した。しかし、剛性の高い導体部材で形成された信号線15が半田17によってそれぞれの基板と高い接合力で接合されていれば、アンテナ装置1は必ずしも4つの角部にポール13及びネジ14を設けなくてよい。
2…上部誘電体基板
3…パッチ電極
4…中間誘電体基板
4c…スルーホール
5…空隙
6…グランド電極
6c…隙間部
7…下部誘電体基板
8、8A…給電点
9、16…信号用ランド部
10…グランド用ランド部
10c…隙間部
11…上部プリント基板
11c、11d…スルーホール
12…下部プリント基板
12c…スルーホール
12d…ビアホール配線
13…ポール
14…ネジ
15…信号線
17…半田
18…電子回路
19…マイクロストリップ線路
25…同軸コネクタ
Claims (8)
- 第1の面と第2の面を有する上部誘電体基板と、
第3の面と第4の面を有するパッチ電極と、
第5の面と第6の面を有する中間誘電体基板と、
第7の面と第8の面を有するグランド電極と、
第9の面と第10の面を有する下部誘電体基板と、
前記第1の面に形成された第1のランド部と、
前記第10の面に形成された第2のランド部と、
前記第10の面に形成され、前記第2のランド部と電気的に絶縁された第3のランド部と、
前記上部誘電体基板と、前記中間誘電体基板と、前記下部誘電体基板を貫通する導体部材と、
を有し、
前記上部誘電体基板と前記パッチ電極は、前記第2の面と前記第3の面が接するように配置され、
前記パッチ電極と前記中間誘電体基板は、前記第4の面と前記第5の面が接するように配置され、
前記中間誘電体基板と前記グランド電極は、空隙を介して前記第6の面と前記第7の面が対向するように配置され、
前記グランド電極と前記下部誘電体基板は、前記第8の面と前記第9の面が対向するように配置され、
前記第1のランド部と前記パッチ電極とが電気的に接続され、
前記第2のランド部と前記グランド電極とが電気的に接続され、
前記第3のランド部と前記第1のランド部とが、前記導体部材を介して電気的に接続されている、
アンテナ装置。 - 第1の面と第2の面を有する上部誘電体基板と、
第3の面と第4の面を有するパッチ電極と、
第5の面と第6の面を有する中間誘電体基板と、
第7の面と第8の面を有するグランド電極と、
第9の面と第10の面を有する下部誘電体基板と、
前記第1の面に形成された第1のランド部と、
前記第10の面に形成された第2のランド部と、
互いに電気的に絶縁されたグランド端子と信号端子を有し、前記第10の面に装着されるコネクタと、
前記上部誘電体基板と、前記中間誘電体基板と、前記下部誘電体基板を貫通する導体部材と
を有し、
前記上部誘電体基板と前記パッチ電極は、前記第2の面と前記第3の面が接するように配置され、
前記パッチ電極と前記中間誘電体基板は、前記第4の面と前記第5の面が接するように配置され、
前記中間誘電体基板と前記グランド電極は、空隙を介して前記第6の面と前記第7の面が対向するように配置され、
前記グランド電極と前記下部誘電体基板は、前記第8の面と前記第9の面が対向するように配置され、
前記第1のランド部と前記パッチ電極とが電気的に接続され、
前記第2のランド部と前記グランド電極とが電気的に接続され、
前記第2のランド部と前記グランド端子とが電気的に接続され、
前記第1のランド部は、一端が前記信号端子を形成する前記導体部材の他端と電気的に接続されている
アンテナ装置。 - 第1の面と第2の面を有する上部誘電体基板と、
第3の面と第4の面を有するパッチ電極と、
第5の面と第6の面を有する中間誘電体基板と、
第7の面と第8の面を有するグランド電極と、
第9の面と第10の面を有する下部誘電体基板と、
前記第10の面に形成された第1のランド部と、
互いに電気的に絶縁されたグランド端子と信号端子を有し、前記第10の面に装着されるコネクタと、
前記中間誘電体基板と、前記下部誘電体基板を貫通する導体部材と
を有し、
前記上部誘電体基板と前記パッチ電極は、前記第2の面と前記第3の面が接するように配置され、
前記パッチ電極と前記中間誘電体基板は、前記第4の面と前記第5の面が接するように配置され、
前記中間誘電体基板と前記グランド電極は、空隙を介して前記第6の面と前記第7の面が対向するように配置され、
前記グランド電極と前記下部誘電体基板は、前記第8の面と前記第9の面が対向するように配置され、
前記第1のランド部と前記グランド電極とが電気的に接続され、
前記第1のランド部と前記グランド端子とが電気的に接続され、
前記パッチ電極は、一端が前記信号端子を形成する前記導体部材の他端と電気的に直接接続されている、
アンテナ装置。 - 第1の面と第2の面を有する上部誘電体基板と、
第3の面と第4の面を有するパッチ電極と、
第5の面と第6の面を有する中間誘電体基板と、
第7の面と第8の面を有するグランド電極と、
第9の面と第10の面を有する下部誘電体基板と、
前記上部誘電体基板と前記パッチ電極と前記中間誘電体基板で構成される基板部材と前記下部誘電体基板とを連結して支持する複数本のポールと
を有し、
前記上部誘電体基板と前記パッチ電極は、前記第2の面と前記第3の面が接するように配置され、
前記パッチ電極と前記中間誘電体基板は、前記第4の面と前記第5の面が接するように配置され、
前記中間誘電体基板と前記グランド電極は、空隙を介して前記第6の面と前記第7の面が対向するように配置され、
前記グランド電極と前記下部誘電体基板は、前記第8の面と前記第9の面が対向するように配置されている、
アンテナ装置。 - 請求項1に記載のアンテナ装置において、
前記導体部材は複数本である
ことを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1に記載のアンテナ装置において、
前記第10の面に実装される電子回路を更に有する
ことを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項7に記載のアンテナ装置において、
前記電子回路は低雑音増幅回路を含み、前記電子回路の入力端子には信号線が電気的に接続されている
ことを特徴とするアンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016002177A JP6560623B2 (ja) | 2016-01-08 | 2016-01-08 | アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016002177A JP6560623B2 (ja) | 2016-01-08 | 2016-01-08 | アンテナ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017123586A JP2017123586A (ja) | 2017-07-13 |
JP6560623B2 true JP6560623B2 (ja) | 2019-08-14 |
Family
ID=59306462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016002177A Active JP6560623B2 (ja) | 2016-01-08 | 2016-01-08 | アンテナ装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP6560623B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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Family Cites Families (3)
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---|---|---|---|---|
JP2003124719A (ja) * | 2001-10-19 | 2003-04-25 | Fujitsu Ten Ltd | 車載用アンテナおよび車両 |
JP2004312533A (ja) * | 2003-04-09 | 2004-11-04 | Alps Electric Co Ltd | パッチアンテナ装置 |
JP2013223000A (ja) * | 2012-04-13 | 2013-10-28 | Toko Inc | アンテナ装置 |
-
2016
- 2016-01-08 JP JP2016002177A patent/JP6560623B2/ja active Active
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JP2017123586A (ja) | 2017-07-13 |
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