JPH06177629A - 表面実装型プリントアンテナ - Google Patents

表面実装型プリントアンテナ

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JPH06177629A
JPH06177629A JP32185892A JP32185892A JPH06177629A JP H06177629 A JPH06177629 A JP H06177629A JP 32185892 A JP32185892 A JP 32185892A JP 32185892 A JP32185892 A JP 32185892A JP H06177629 A JPH06177629 A JP H06177629A
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antenna
printed
conductor layer
holding plate
circuit board
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JP32185892A
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Atsushi Kobayashi
敦 小林
Hiromichi Goto
弘通 後藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/18Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
    • H05K1/181Printed circuits structurally associated with non-printed electric components associated with surface mounted components

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  • Waveguide Aerials (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高周波回路基板にその表面側から半田付けし
て実装できるようにする。高周波回路基板のアンテナ実
装面積を大きく取る必要をなくす。 【構成】 プリント配線基板1の一方の面にアンテナ導
体層2を設けると共に他方の面にグランド導体層3を設
けてプリントアンテナ本体10を形成する。金属板で形
成されるアンテナ保持板4に半田用穴5を設けると共に
アンテナ保持板4にアース接続用タブ6を延設する。半
田用穴5の内周縁とグランド導体層3との間に半田付け
してアンテナ保持板4にプリントアンテナ本体10を重
ねて一体化固定する。表面実装型プリントアンテナAを
高周波回路基板13の表面に載置してアース接続用タブ
6を高周波回路基板13に半田付けすることによって、
グランド導体層3を電気的に接続しつつ高周波回路基板
13の表面に表面実装型プリントアンテナAを表面実装
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体通信機器等への
組み込みに適した表面実装型プリントアンテナに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】プリントアンテナは両面銅張りエポキシ
樹脂積層板など両面金属箔張り積層板を用いてフォトエ
ッチング技術により作成されるものであり、電気的特性
の再現性が良好であり、しかも小型で、特性が均一で、
量産に適しているために、移動体通信用機器に広く使用
されている。
【0003】特に、小型の外径寸法が要求される携帯電
話機用のアンテナとして、図6に示すような逆F型プリ
ントアンテナが多く用いられている。図6において1は
誘電体層となるプリント配線基板、2は銅箔その他の金
属箔等で形成されるアンテナ導体層、3は銅箔その他の
金属箔等で形成されるグランド導体層であり、プリント
配線基板1の一方の表面と他方の表面にアンテナ導体層
2とグランド導体層3を積層してプリントアンテナAが
構成されるものである。
【0004】そして図6ではこのプリントアンテナAを
プリント配線板によって作成される高周波回路基板13
に表面実装して取り付けるようにしてある。すなわち、
高周波回路基板13に設けたグランド導体パターン(図
示省略)にグランド導体層3を半田付けすることによっ
て高周波回路基板13の表面にプリントアンテナAを取
り付け、給電用同軸ケーブル14の中心導体15の一方
の端部をアンテナ導体層2の給電位置に半田11付け接
続すると共に給電用同軸ケーブル14の外周導体17を
高周波回路基板13のグランド導体パターンに半田11
付け接続し、給電用同軸ケーブル14の中心導体15の
他方の端部を高周波回路基板13の入力部配線パターン
(図示省略)等に半田付け接続してある。また接地用導
体板18を用い、接地用導体板18の一端部をプリント
アンテナAのアンテナ導体層2の端部に、他端部を高周
波回路基板13のグランド導体パターンに、それぞれ半
田11付け接続することによって、アンテナ導体層2を
接地用導体板18で接地するようにしてある。
【0005】ここで、プリントアンテナAのグランド導
体層3を高周波回路基板13のグランド導体パターンに
電気的に確実に接続するために、高周波回路基板13の
グランド導体パターンにグランド導体層3を半田付けす
ることによって、高周波回路基板13の表面にプリント
アンテナAを取り付ける必要がある。そこで、高周波回
路基板13のグランド導体パターンにクリーム半田を塗
布し、プリントアンテナAをリフロー半田付けすること
が考えられているが、プリントアンテナAの熱容量が大
きいためにリフロー半田付けの作業は困難であり、実用
的ではない。
【0006】このために、図7に示すように、高周波回
路基板13のプリントアンテナAと対向する箇所にスル
ーホールメッキした半田用穴19を表裏に開口させて設
け、高周波回路基板13の裏面側から半田用穴19の内
周縁とグランド導体層3との間に半田付けすることによ
って、プリントアンテナAを半田付け固定するようにし
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7のように
高周波回路基板13に半田用穴19を設けて高周波回路
基板13の裏面側から半田付けの作業をおこなうこと
は、プリントアンテナAの実装面と半田面とが反対の面
になるために高周波回路基板13への実装作業が煩雑に
なるという問題があり、また高周波回路基板13の裏面
側から半田付けできるようにするためには高周波回路基
板13のプリントアンテナAを実装する表面だけでなく
裏面にもグランド導体パターンを設ける必要があり、高
周波回路基板13のうちプリントアンテナAを実装する
ためのパターン面積が占める割合が大きくなるという問
題もあった。
【0008】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、高周波回路基板にその表面側から半田付けして実
装することができると共に高周波回路基板のアンテナ実
装面積を大きく取る必要がない表面実装型プリントアン
テナを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る表面実装型
プリントアンテナは、プリント配線基板1の一方の面に
アンテナ導体層2を設けると共に他方の面にグランド導
体層3を設けてプリントアンテナ本体10を形成し、金
属板で形成されるアンテナ保持板4に半田用穴5を設け
ると共にアンテナ保持板4にアース接続用タブ6を延設
し、半田用穴5の内周縁とグランド導体層3との間に半
田付けしてアンテナ保持板4にプリントアンテナ本体1
0を重ねて一体化固定して成ることを特徴とするもので
ある。
【0010】また本発明にあって、アンテナ保持板4に
プリント配線基板1の厚み方向に折曲して接地用導体片
7を設け、接地用導体片7の端部をプリントアンテナ本
体10のアンテナ導体層2に電気的に接続するようにす
ることができる。さらに本発明にあって、アンテナ保持
板4にプリント配線基板1の厚み方向に折曲して容量装
荷導体片8を設け、容量装荷導体片8の端部をプリント
アンテナ本体10のアンテナ導体層2の端部に近接配置
して容量装荷導体片8の端部とアンテナ導体層2の端部
との間の浮遊容量成分をアンテナの装荷容量として用い
るようにすることができる。
【0011】
【作用】金属板で形成されるアンテナ保持板4に半田用
穴5を設けると共にアンテナ保持板4にアース接続用タ
ブ6を延設し、半田用穴5の内周縁とグランド導体層3
との間に半田付けしてアンテナ保持板4にプリントアン
テナ本体10を重ねて一体化固定して表面実装型のプリ
ントアンテナAを形成するようにしているために、アン
テナ保持板4はグランド導体層3に電気的に接続された
状態でプリントアンテナ本体10に一体化固定されてお
り、表面実装型プリントアンテナAを高周波回路基板1
3の表面に載置してアース接続用タブ6を高周波回路基
板13の表面のグランド導体パターンに半田付けするこ
とによって、グランド導体パターンにグランド導体層3
を電気的に接続しつつ高周波回路基板13の表面に表面
実装型プリントアンテナAを表面実装することができ
る。
【0012】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。図1
は本発明の一実施例を示すものであり、両面銅張り積層
板など両面金属箔張り積層板を用いて各金属箔をエッチ
ング加工することによって、誘電体層となるプリント配
線基板1の対向する一方の片面に金属箔でアンテナ導体
層2を設けると共に他方の片面に金属箔でアース導体層
3を設けてプリントアンテナ本体10が形成してある。
【0013】アンテナ保持板4は薄金属板でプリント配
線基板1とほぼ同じ大きさに作成されるものであり、図
2に示すように円形の半田用穴5が複数表裏に開口させ
て設けてある。またアンテナ保持板4の四辺の各端縁に
はアース接続用タブ6が延長して設けてある。さらにア
ンテナ保持板4の端縁には位置決め爪片21が上方へ直
角に屈曲して延設してあると共に、接続用導体片7が上
方へ直角に屈曲して一体に延設してある。接続用導体片
7の高さはプリントアンテナ本体10の厚み寸法とほぼ
等しく設定してあり、接続用導体片7の上端には接続片
7aが屈曲形成してある。
【0014】このアンテナ保持板4にプリントアンテナ
本体1を一体化することによって本発明に係る表面実装
型プリントアンテナAを作成することができるものであ
るが、アンテナ保持板4の表面にグランド導体層3を密
着させてプリントアンテナ本体10を重ね、アンテナ保
持板4の裏面側において半田用穴5の内周縁とグランド
導体層3との間に半田付けすることによって、アンテナ
保持板4にグランド導体層3を電気的に確実に接続する
と共にプリントアンテナ本体10とアンテナ保持板4と
を機械的に強固に一体化固定するようにしてある。この
とき、アンテナ保持板4に設けた位置決め爪片21によ
ってプリントアンテナ本体10の位置決めがなされ、位
置ずれすることなくアンテナ保持板4にプリントアンテ
ナ本体10を一体化することができるものであり、また
アンテナ保持板4に一体に設けた接地用導体片7の接続
片7aをプリントアンテナ本体10のアンテナ導体層2
に半田11付けすることによって、接地用導体片7を介
してアンテナ導体層2をアンテナ保持板4に接地するよ
うにしてある。この接地用導体片7は図6に示した接地
用導体板18と同じ働きをするものであるが、接地用導
体片7はアンテナ保持板4に一体に設けてあるために、
アンテナ保持板4にプリントアンテナ本体10を一体化
固定することによってアンテナ導体層2に対する接地用
導体片7の位置が決められることになり、アンテナ導体
層2への接続位置がずれたりするおそれなく接地用導体
片7をアンテナ導体層2に接続することができるもので
ある。図6のように接地用導体板18を用いる場合に
は、接地用導体板18は独立した部材であるために位置
決めをすることができず、アンテナ導体層2への接地用
導体板18の接続点がずれるおそれがあり、このように
接続点の位置がずれると共振周波数あるいは給電インピ
ーダンスが変化するおそれがあるが、アンテナ保持板4
に一体に設けた接地用導体片7を用いることによって、
接続点の位置ずれをなくしてこのような問題を解消する
ことができるものである。また、図1において22は給
電用導体板であって、その上端と下端にそれぞれ接続片
22aと出力端子片23を反対向きに直角に折曲して設
けてあり、この給電用導体板22をプリント配線基板1
の側面に沿って配設して接続片22aをアンテナ導体層
2の接続部に半田11付けして接続してある。
【0015】上記のようにプリントアンテナ本体10に
アンテナ保持板4を一体化固定して形成される表面実装
型プリントアンテナAは、プリント配線板によって作成
される高周波回路基板13に表面実装して取り付けられ
る。すなわち、高周波回路基板13の表面に設けたグラ
ンド導体パターンの上にアース接続用タブ6を重ねるよ
うに高周波回路基板13に表面実装型プリントアンテナ
Aを搭載して、アース接続用タブ6をグランド導体パタ
ーンに半田付けすることによって、表面実装型プリント
アンテナAを高周波回路基板13に表面実装することが
できる。このとき給電用導体板22は高周波回路基板1
3の表面に設けた高周波回路パターンの入力部配線パタ
ーンに出力端子片23を半田付けすることによって接続
される。このようにして、表面実装型プリントアンテナ
Aを半田付けして高周波回路基板13に表面実装するこ
とによって、アンテナ保持板4を介してプリントアンテ
ナ本体10のグランド導体層3を接地することができる
と共に接地用導体片7及びアンテナ保持板4を介してプ
リントアンテナ本体10のアンテナ導体層2を接地する
ことができるものであり、さらに給電用導体板22によ
ってアンテナ導体層2を高周波回路基板13に接続する
ことができるものである。従って図6のようにアンテナ
導体層2の接続に同軸ケーブル14を用いるような必要
はなくなる。そしてこれらの半田付けは高周波回路基板
13の表面側においておこなうことができるので、半田
付け作業は容易になり、特に半田付けはアンテナ保持板
4から突出するアース接続用タブ6や出力端子片23に
おこなうので、高周波回路基板13の表面にクリーム半
田を印刷等して塗布した後に表面実装型プリントアンテ
ナAを重ねてリフロー半田付けをおこなうことが可能に
なる。
【0016】図3は本発明の他の実施例を示すものであ
り、このものでは図3(a)のように半田用穴5を大き
なものとして形成することによってアンテナ保持板4を
軽量化するようにしてある。また図3(b)に示すよう
にプリントアンテナ本体10の一端部にはアンテナ導体
層2からグランド導体層3に至る接地用スルーホール2
5が設けてあり、接地用スルーホール25の内周に設け
たメッキ層でアンテナ導体層2をグランド導体層3に接
続して接地するようにしてある。この接地用スルーホー
ル25は図6の接地用導体板18に対応するものであ
る。接地用スルーホール25は図3(b)の実施例では
単一のみ設けているが、接地用スルーホール25の穴径
や穴数を増減することによって、接地用導体板18の幅
寸法を変える場合と同様のインピーダンース調整等の効
果を得ることができる。またプリントアンテナ本体10
の一端部には給電用スルーホール26が設けてある。給
電用スルーホール26はグランド導体層3から分離させ
てプリント配線板1の下面に設けた給電用ランド部27
とプリント配線基板1の上面のアンテナ導体層2との間
で設けてある。給電用スルーホール26は図1の給電用
導体板22に対応するものであり、給電用ランド部27
に給電端子導体板28の一端部を半田11付けして接続
することによってプリントアンテナ本体10の側端から
引き出すようにしてある。
【0017】そしてアンテナ保持板4の表面にグランド
導体層3を密着させてプリントアンテナ本体10を重
ね、アンテナ保持板4の裏面側において半田用穴5の内
周縁とグランド導体層3との間に半田11付けすること
によって、プリントアンテナ本体10とアンテナ保持板
4とを一体化固定して表面実装型プリントアンテナAを
図3(c)のように作成することができる(図3(c)
は裏返した状態を図示する)。アンテナ導体層2は接地
用スルーホール25でグランド導体層3に接続してある
ために、アンテナ導体層2をアンテナ保持板4と接続す
るための特別な部材は不要になり、この接地用スルーホ
ール25と対応する箇所において図3(a)のようにア
ンテナ保持板4に半田用穴5aを設けてこの半田用穴5
aの内周と接地用スルーホール25付近のグランド導体
層3との間を半田11付けするようにすればよい。
【0018】図4は本発明のさらに他の実施例を示すも
のであり、プリントアンテナ本体10の接地側と反対側
の端部においてアンテナ保持板4の端縁に図4(a)に
示すように容量装荷導体片8が屈曲して設けてある。そ
してこのアンテナ保持板4の表面に上記と同様にしてプ
リントアンテナ本体10を一体化固定すると、図4
(b)のように容量装荷導体片8はプリント配線基板1
の端面に沿うように配置されるようになっており、容量
装荷導体片8の先端部はプリントアンテナ本体10の接
地端と反対側のアンテナ導体層2の開放端に近接配置さ
れるようにしてある。このものにあっては、容量装荷導
体片8の端部とアンテナ導体層2の端部との間の浮遊容
量成分Cがアンテナの装荷容量として機能し、この容量
装荷によってアンテナ寸法の短縮が可能になるものであ
る。
【0019】図5は本発明のさらに他の実施例を示すも
のであり、この実施例では図4の実施例と異なり、図5
(a)のように容量装荷導体片8をその突出方向と平行
に切断して複数のタブ片8a,8a…に分割するように
してあって、容量装荷導体片8の各タブ片8a,8a…
をそれぞれ折り曲げ角度の調整ができるようにしてあ
る。そして図5(b)(c)のように容量装荷導体片8
の各タブ片8a,8a…の折り曲げ角度を調整すること
によって、容量装荷導体片8の端部とアンテナ導体層2
の端部との間の浮遊容量成分Cを調整することができ、
同調周波数を微調したり、アンテナの装荷容量の調整し
たりすることができるものであり、この調整は実装後に
おいても容易におこなうことができるものである。また
この実施例では図4の実施例と異なり、給電用導体板2
2を用いてアンテナ導体層2に給電するようにしてあ
り、給電用導体板22の幅寸法等を調整することによっ
て給電インピーダンスの調整が容易にできるようにして
ある。また給電用導体板22のアンテナ導体層2への接
続位置を若干変更することでアンテナインピーダンスを
調整することができる。このようにして実装時の特性バ
ラツキを調整することができるものある。
【0020】
【発明の効果】上記のように本発明は、金属板で形成さ
れるアンテナ保持板に半田用穴を設けると共にアンテナ
保持板にアース接続用タブを延設し、半田用穴の内周縁
とグランド導体層との間に半田付けしてアンテナ保持板
にプリントアンテナ本体を重ねて一体化固定するように
したので、アンテナ保持板はグランド導体層に電気的に
接続された状態でプリントアンテナ本体に一体化固定さ
れており、表面実装型プリントアンテナを高周波回路基
板の表面に載置してアース接続用タブを高周波回路基板
の表面のグランド導体パターンに半田付けすることによ
って、グランド導体パターンにグランド導体層を電気的
に接続しつつ高周波回路基板の表面に表面実装型プリン
トアンテナAを表面実装することができるものであり、
高周波回路基板の裏面から半田付けをおこなうような必
要がなくなって、実装を容易におこなうことができると
共に高周波回路基板の裏面側にグランド導体パターンを
設けることが不要になってアンテナ実装面積を大きく取
る必要がなくなるものである。
【0021】また、アンテナ保持板にプリント配線基板
の厚み方向に折曲して接地用導体片を設け、接地用導体
片の端部をプリントアンテナ本体のアンテナ導体層に電
気的に接続するようにしたので、接地用導体片はアンテ
ナ保持板と一体であって、アンテナ保持板にプリントア
ンテナ本体を一体化固定することによってアンテナ導体
層に対する接地用導体片の位置が決められることにな
り、アンテナ導体層への接続位置がずれたりするおそれ
なく接地用導体片をアンテナ導体層に接続することがで
きるものである。
【0022】さらに、アンテナ保持板にプリント配線基
板の厚み方向に折曲して容量装荷導体片を設け、容量装
荷導体片の端部をプリントアンテナ本体のアンテナ導体
層の端部に近接配置して容量装荷導体片の端部とアンテ
ナ導体層の端部との間の浮遊容量成分をアンテナの装荷
容量として用いるようにしたので、この容量装荷によっ
てアンテナ寸法の短縮が可能になるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】同上の実施例のアンテナ保持板の斜視図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例を示すものであり、(a)
はアンテナ保持板の斜視図、(b)はプリントアンテナ
本体の斜視図、(c)は表面実装型プリントアンテナの
裏側から見た斜視図である。
【図4】本発明の更に他の実施例を示すものであり、
(a)はアンテナ保持板の斜視図、(b)は表面実装型
プリントアンテナの正面図である。
【図5】本発明の更に他の実施例を示すものであり、
(a)はアンテナ保持板の斜視図、(b)は表面実装型
プリントアンテナの正面図、(c)は表面実装型プリン
トアンテナの斜視図である。
【図6】従来例の逆F型プリントアンテナの斜視図であ
る。
【図7】同上の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 プリント配線基板 2 アンテナ導体層 3 グランド導体層 4 アンテナ保持板 5 半田用穴 6 アース接続用タブ 7 接地用導体片 8 容量装荷導体片 10 プリントアンテナ本体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線基板の一方の面にアンテナ
    導体層を設けると共に他方の面にグランド導体層を設け
    てプリントアンテナ本体を形成し、金属板で形成される
    アンテナ保持板に半田用穴を設けると共にアンテナ保持
    板にアース接続用タブを延設し、半田用穴の内周縁とグ
    ランド導体層との間に半田付けしてアンテナ保持板にプ
    リントアンテナ本体を重ねて一体化固定して成ることを
    特徴とする表面実装型プリントアンテナ。
  2. 【請求項2】 アンテナ保持板にプリント配線基板の厚
    み方向に折曲して接地用導体片を設け、接地用導体片の
    端部をプリントアンテナ本体のアンテナ導体層に電気的
    に接続して成ることを特徴とする請求項1に記載の表面
    実装型プリントアンテナ。
  3. 【請求項3】 アンテナ保持板にプリント配線基板の厚
    み方向に折曲して容量装荷導体片を設け、容量装荷導体
    片の端部をプリントアンテナ本体のアンテナ導体層の端
    部に近接配置して容量装荷導体片の端部とアンテナ導体
    層の端部との間の浮遊容量成分をアンテナの装荷容量と
    して用いて成ることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の表面実装型プリントアンテナ。
JP32185892A 1992-12-01 1992-12-01 表面実装型プリントアンテナ Withdrawn JPH06177629A (ja)

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