JPH05291818A - プリントアンテナ - Google Patents
プリントアンテナInfo
- Publication number
- JPH05291818A JPH05291818A JP9467092A JP9467092A JPH05291818A JP H05291818 A JPH05291818 A JP H05291818A JP 9467092 A JP9467092 A JP 9467092A JP 9467092 A JP9467092 A JP 9467092A JP H05291818 A JPH05291818 A JP H05291818A
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- Japan
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- antenna
- conductor layer
- conductor
- feeding
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリントアンテナのアンテナインピーダンス
特性の微調整を容易におこなうことができるようにす
る。 【構成】 プリント配線基板１の一方の面にアース導体
層３を設けると共に他方の面にアンテナ導体層２を設け
る。プリント配線基板１を一方の面から他方の面へ貫通
させて給電導体４を設ける。このようなプリントアンテ
ナにおいて、アンテナ導体層２と給電導体４とを複数箇
所の接続部５で選択的に接続するようにする。アンテナ
導体層２と給電導体４とを接続する接続部５の箇所に応
じてアンテナインピーダンス特性を変化させることがで
きる。
特性の微調整を容易におこなうことができるようにす
る。 【構成】 プリント配線基板１の一方の面にアース導体
層３を設けると共に他方の面にアンテナ導体層２を設け
る。プリント配線基板１を一方の面から他方の面へ貫通
させて給電導体４を設ける。このようなプリントアンテ
ナにおいて、アンテナ導体層２と給電導体４とを複数箇
所の接続部５で選択的に接続するようにする。アンテナ
導体層２と給電導体４とを接続する接続部５の箇所に応
じてアンテナインピーダンス特性を変化させることがで
きる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話など移動体通
信機器への組み込みに適したプリントアンテナに関する
ものである。
信機器への組み込みに適したプリントアンテナに関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】携帯電話など移動体通信機器に用いられ
るアンテナはコンパクトで且つ薄い形態のものであるこ
とが必要とされる。そこで図４に示すようなプリントア
ンテナが提供されている。このプリントアンテナはマイ
クロストリップ形アンテナであり、電気的特性の再現性
が良好な両面銅張り積層板など両面金属箔張り積層板を
用いて、誘電体層となるプリント配線基板１の対向する
一方の片面に銅箔等の金属箔のパッチでアンテナ導体層
２を設けると共に他方の片面に銅箔等の金属箔でアース
導体層３を設けることによって形成してあり、特性が均
一で量産に適しているために広く使用されている。
るアンテナはコンパクトで且つ薄い形態のものであるこ
とが必要とされる。そこで図４に示すようなプリントア
ンテナが提供されている。このプリントアンテナはマイ
クロストリップ形アンテナであり、電気的特性の再現性
が良好な両面銅張り積層板など両面金属箔張り積層板を
用いて、誘電体層となるプリント配線基板１の対向する
一方の片面に銅箔等の金属箔のパッチでアンテナ導体層
２を設けると共に他方の片面に銅箔等の金属箔でアース
導体層３を設けることによって形成してあり、特性が均
一で量産に適しているために広く使用されている。
【０００３】図４（ａ）は非接地型にアンテナ導体層２
を形成したプリントアンテナの例を示すものであり、ア
ンテナ導体層２からプリント配線板１を貫通させてスル
ーホール或いは給電ピンによって形成される給電導体４
を設け、プリント配線板１の裏面において給電導体４に
よってアンテナ導体層２を無線機回路部に接続するよう
にしてある。この給電導体４はアース導体層３に接続さ
れないようにアース導体層３を貫通している。
を形成したプリントアンテナの例を示すものであり、ア
ンテナ導体層２からプリント配線板１を貫通させてスル
ーホール或いは給電ピンによって形成される給電導体４
を設け、プリント配線板１の裏面において給電導体４に
よってアンテナ導体層２を無線機回路部に接続するよう
にしてある。この給電導体４はアース導体層３に接続さ
れないようにアース導体層３を貫通している。
【０００４】図４（ｂ）は接地型にアンテナ導体層２を
形成したプリントアンテナの例を示すものであり、給電
導体４の他に、アンテナ導体層２とアース導体層３とを
電気的に接続する接地導体１１がプリント配線板１を貫
通して設けてある。図４（ａ）（ｂ）いずれのものにお
いても、アンテナ同調周波数は、主としてアンテナ導体
層２の寸法・形状によって決まるが、アンテナインピー
ダンス特性は給電導体４がアンテナ導体層２に接続され
る位置によって変化する。しかしアンテナインピーダン
ス特性は一般に要求仕様値が緩やかであり、しかも電圧
定在波比（ＶＳＷＲ）のように位相情報を含まない数値
で規定されているために、微調整するための手段という
のは従来採用されていなかった。
形成したプリントアンテナの例を示すものであり、給電
導体４の他に、アンテナ導体層２とアース導体層３とを
電気的に接続する接地導体１１がプリント配線板１を貫
通して設けてある。図４（ａ）（ｂ）いずれのものにお
いても、アンテナ同調周波数は、主としてアンテナ導体
層２の寸法・形状によって決まるが、アンテナインピー
ダンス特性は給電導体４がアンテナ導体層２に接続され
る位置によって変化する。しかしアンテナインピーダン
ス特性は一般に要求仕様値が緩やかであり、しかも電圧
定在波比（ＶＳＷＲ）のように位相情報を含まない数値
で規定されているために、微調整するための手段という
のは従来採用されていなかった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アンテ
ナと無線機回路部との間で電力の伝達をおこなう場合は
上記のようにＶＳＷＲのみを管理すれば十分であるが、
無線機回路部の雑音指数或いは安定性を考慮すると、ア
ンテナインピーダンス特性の位相成分（特に極性、つま
り容量性あるいは揺動性の別）を微調整する必要が生じ
るものである。また高誘電率のプリント配線基板１を用
いた超小型プリントアンテナではアンテナの受信周波数
が狭帯域になるため、同調周波数の他にアンテナインピ
ーダンス特性を微調整する必要が生じるものである。
ナと無線機回路部との間で電力の伝達をおこなう場合は
上記のようにＶＳＷＲのみを管理すれば十分であるが、
無線機回路部の雑音指数或いは安定性を考慮すると、ア
ンテナインピーダンス特性の位相成分（特に極性、つま
り容量性あるいは揺動性の別）を微調整する必要が生じ
るものである。また高誘電率のプリント配線基板１を用
いた超小型プリントアンテナではアンテナの受信周波数
が狭帯域になるため、同調周波数の他にアンテナインピ
ーダンス特性を微調整する必要が生じるものである。
【０００６】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、アンテナインピーダンス特性の微調整を容易にお
こなうことができるプリントアンテナを提供することを
目的とするものである。
あり、アンテナインピーダンス特性の微調整を容易にお
こなうことができるプリントアンテナを提供することを
目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプリントア
ンテナは、プリント配線基板１の一方の面にアース導体
層３を設けると共に他方の面にアンテナ導体層２を設
け、プリント配線基板１を一方の面から他方の面へ貫通
させて給電導体４を設けたプリントアンテナにおいて、
アンテナ導体層２と給電導体４とを複数箇所の接続部５
で選択的に接続して成ることを特徴とするものである。
ンテナは、プリント配線基板１の一方の面にアース導体
層３を設けると共に他方の面にアンテナ導体層２を設
け、プリント配線基板１を一方の面から他方の面へ貫通
させて給電導体４を設けたプリントアンテナにおいて、
アンテナ導体層２と給電導体４とを複数箇所の接続部５
で選択的に接続して成ることを特徴とするものである。
【０００８】また本発明にあって、接続部５は、金属箔
で作成されるアンテナ導体層２に設けた複数の突部５ａ
と、プリント配線基板１の一方の面に金属箔で作成され
る給電導体４の給電ランド６に設けた複数の突部５ｂと
をそれぞれ対向させて形成するようにしてある。さらに
本発明にあって、接続部５を短絡用チップ抵抗器やチッ
プコンデンサのような素子７で接続するようにしてあ
る。
で作成されるアンテナ導体層２に設けた複数の突部５ａ
と、プリント配線基板１の一方の面に金属箔で作成され
る給電導体４の給電ランド６に設けた複数の突部５ｂと
をそれぞれ対向させて形成するようにしてある。さらに
本発明にあって、接続部５を短絡用チップ抵抗器やチッ
プコンデンサのような素子７で接続するようにしてあ
る。
【０００９】
【作用】アンテナ導体層２と給電導体４とを複数箇所の
接続部５で選択的に接続することによって、アンテナ導
体層２と給電導体４とを接続する箇所に応じてアンテナ
インピーダンス特性を変化させることができる。
接続部５で選択的に接続することによって、アンテナ導
体層２と給電導体４とを接続する箇所に応じてアンテナ
インピーダンス特性を変化させることができる。
【００１０】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。図１
は本発明の一実施例を示すものであり、両面銅張り積層
板など両面金属箔張り積層板を用いて各金属箔をエッチ
ング加工することによって、プリント配線基板１の対向
する一方の片面に金属箔パッチでアンテナ導体層２を設
けると共に他方の片面に金属箔でアース導体層３を設け
てプリントアンテナが形成してある。全体の構造は図１
（ａ）に示したものと同じ非接地型アンテナであって、
図１には一点給電型円偏波受信用アンテナの給電導体４
の付近を示しており、アンテナ導体層２の一部を円形に
エッチング除去してスペース部１２を設けると共にスペ
ース部１２の中央部にアンテナ導体層２を形成する金属
箔の一部を残して給電ランド６が形成してある。そして
この給電ランド６の中央部においてプリント配線基板１
に貫通するスルーホールを設けると共にスルーホールメ
ッキを施すことによって、給電ランド６に電気的に接続
された給電導体４が形成してある。勿論、給電導体４は
このスルーホールの代わりに導体ピン等で形成するよう
にしてもよい。また、アンテナ導体層２のスペース部１
２の内周には複数箇所（図の実施例では４箇所）におい
て突部５ａが内方へ向けて放射状に突出するように金属
箔の一部で形成してあり、給電ランド６の外周には複数
箇所（図の実施例では４箇所）において突部５ｂが内方
へ向けて放射状に突出するように金属箔の一部で形成し
てある。アンテナ導体層２の各突部５ａと給電ランド６
の各突部５ｂとはそれぞれ相対向させてあり、この各対
向する突部５ａ，５ｂによって複数箇所（図の実施例で
は４箇所）に接続部５が形成されるようにしてある。
は本発明の一実施例を示すものであり、両面銅張り積層
板など両面金属箔張り積層板を用いて各金属箔をエッチ
ング加工することによって、プリント配線基板１の対向
する一方の片面に金属箔パッチでアンテナ導体層２を設
けると共に他方の片面に金属箔でアース導体層３を設け
てプリントアンテナが形成してある。全体の構造は図１
（ａ）に示したものと同じ非接地型アンテナであって、
図１には一点給電型円偏波受信用アンテナの給電導体４
の付近を示しており、アンテナ導体層２の一部を円形に
エッチング除去してスペース部１２を設けると共にスペ
ース部１２の中央部にアンテナ導体層２を形成する金属
箔の一部を残して給電ランド６が形成してある。そして
この給電ランド６の中央部においてプリント配線基板１
に貫通するスルーホールを設けると共にスルーホールメ
ッキを施すことによって、給電ランド６に電気的に接続
された給電導体４が形成してある。勿論、給電導体４は
このスルーホールの代わりに導体ピン等で形成するよう
にしてもよい。また、アンテナ導体層２のスペース部１
２の内周には複数箇所（図の実施例では４箇所）におい
て突部５ａが内方へ向けて放射状に突出するように金属
箔の一部で形成してあり、給電ランド６の外周には複数
箇所（図の実施例では４箇所）において突部５ｂが内方
へ向けて放射状に突出するように金属箔の一部で形成し
てある。アンテナ導体層２の各突部５ａと給電ランド６
の各突部５ｂとはそれぞれ相対向させてあり、この各対
向する突部５ａ，５ｂによって複数箇所（図の実施例で
は４箇所）に接続部５が形成されるようにしてある。
【００１１】そしてこの複数箇所の接続部５を選択して
電気的に接続することによって、アンテナ導体層２を給
電導体４に導通接続することができる。接続は、０オー
ムチップ抵抗（ショートジャンパ用０オームチップ抵
抗）や、結合用チップコンデンサ（使用周波数帯で低イ
ンピーダンスを示すコンデンサ）など、接続素子（チッ
プジャンパ）７を接続部５の突部５ａ，５ｂ間に半田付
け等して実装することによっておこなうことができる。
ここで、接続素子７で接続する接続部５を変えることに
よって、等価的に給電導体４の位置が変化した場合と同
様に、給電導体４付近のアンテナ電流分布が変化してア
ンテナインピーダンス特性が変化することになり、接続
素子７で接続する接続部５を選択することによってアン
テナインピーダンス特性を調整することが可能になる。
図１の実施例では１個の接続素子７を用いるようにして
いるが、接続素子７を２個、３個或いは４個用いて複数
箇所の接続素子７を接続することによって、アンテナイ
ンピーダンス特性をさらに微妙に調整することができる
ものである。図１のように接続部５を４箇所で設けると
１４通りの調整が可能になる。
電気的に接続することによって、アンテナ導体層２を給
電導体４に導通接続することができる。接続は、０オー
ムチップ抵抗（ショートジャンパ用０オームチップ抵
抗）や、結合用チップコンデンサ（使用周波数帯で低イ
ンピーダンスを示すコンデンサ）など、接続素子（チッ
プジャンパ）７を接続部５の突部５ａ，５ｂ間に半田付
け等して実装することによっておこなうことができる。
ここで、接続素子７で接続する接続部５を変えることに
よって、等価的に給電導体４の位置が変化した場合と同
様に、給電導体４付近のアンテナ電流分布が変化してア
ンテナインピーダンス特性が変化することになり、接続
素子７で接続する接続部５を選択することによってアン
テナインピーダンス特性を調整することが可能になる。
図１の実施例では１個の接続素子７を用いるようにして
いるが、接続素子７を２個、３個或いは４個用いて複数
箇所の接続素子７を接続することによって、アンテナイ
ンピーダンス特性をさらに微妙に調整することができる
ものである。図１のように接続部５を４箇所で設けると
１４通りの調整が可能になる。
【００１２】図２は本発明の他の実施例を示すものであ
り、全体の構造は図１（ｂ）に示したものと同じ接地導
体１１を設けた接地型アンテナであって、図２にはＦ型
アンテナの給電導体４の付近を示しており、金属箔で形
成されるアンテナ導体層２の端縁に複数箇所（図の実施
例では４箇所）において突部５ａが突出させて設けてあ
る。またアンテナ導体層２からやや離れてアンテナ導体
層２を形成する金属箔の一部を残して給電ランド６が形
成してあり、給電ランド６の中央部に給電ランド６に電
気的に接続された給電導体４がプリント配線基板１を貫
通して形成してある。この給電ランド６からアンテナ導
体層２と平行に接続導体層１３が一体に延設してあり、
接続導体層１３のアンテナ導体層２側の端縁に複数箇所
（図の実施例では４箇所）において突部５ｂがアンテナ
導体層２へ向けて突出するように設けてある。アンテナ
導体層２の各突部５ａと給電ランド６の各突部５ｂとは
それぞれ相対向させてあり、この各対向する突部５ａ，
５ｂによって複数箇所（図の実施例では４箇所）に接続
部５が形成されるようにしてある。そしてこの複数箇所
の接続部５を選択して図１の場合と同様に接続素子７で
電気的に接続することによって、アンテナ導体層２を給
電導体４に導通接続することができ、図１の場合と同様
に接続素子７で接続する接続部５を変えることによって
アンテナインピーダンス特性を調整することができる。
また接続部５は４箇所で設けているために図１の場合と
同様に１４通りの調整が可能になる。
り、全体の構造は図１（ｂ）に示したものと同じ接地導
体１１を設けた接地型アンテナであって、図２にはＦ型
アンテナの給電導体４の付近を示しており、金属箔で形
成されるアンテナ導体層２の端縁に複数箇所（図の実施
例では４箇所）において突部５ａが突出させて設けてあ
る。またアンテナ導体層２からやや離れてアンテナ導体
層２を形成する金属箔の一部を残して給電ランド６が形
成してあり、給電ランド６の中央部に給電ランド６に電
気的に接続された給電導体４がプリント配線基板１を貫
通して形成してある。この給電ランド６からアンテナ導
体層２と平行に接続導体層１３が一体に延設してあり、
接続導体層１３のアンテナ導体層２側の端縁に複数箇所
（図の実施例では４箇所）において突部５ｂがアンテナ
導体層２へ向けて突出するように設けてある。アンテナ
導体層２の各突部５ａと給電ランド６の各突部５ｂとは
それぞれ相対向させてあり、この各対向する突部５ａ，
５ｂによって複数箇所（図の実施例では４箇所）に接続
部５が形成されるようにしてある。そしてこの複数箇所
の接続部５を選択して図１の場合と同様に接続素子７で
電気的に接続することによって、アンテナ導体層２を給
電導体４に導通接続することができ、図１の場合と同様
に接続素子７で接続する接続部５を変えることによって
アンテナインピーダンス特性を調整することができる。
また接続部５は４箇所で設けているために図１の場合と
同様に１４通りの調整が可能になる。
【００１３】図３の実施例では、給電部での寄生インダ
クタンス成分を少なくするために、スペース部１２を扇
形に形成してある。このものも接続素子７で接続する接
続部５を変えることによってアンテナインピーダンス特
性を調整することができる。また接続部５は３箇所で設
けているために７通りの調整が可能になる。尚、上記各
実施例のように、接続部５の接続は接続素子７を表面実
装することによっておこなうことができるようにしてい
るために、自動実装装置で自動実装する際に接続素子７
の実装位置を変更することによって、アンテナインピー
ダンス調整を自動化することができるものである。ま
た、接続部５を金属箔の突部５ａ，５ｂで形成するよう
にしているために、これらの形状によってインダクタン
ス手段やキャパシタンス手段を形成することができるも
のである。
クタンス成分を少なくするために、スペース部１２を扇
形に形成してある。このものも接続素子７で接続する接
続部５を変えることによってアンテナインピーダンス特
性を調整することができる。また接続部５は３箇所で設
けているために７通りの調整が可能になる。尚、上記各
実施例のように、接続部５の接続は接続素子７を表面実
装することによっておこなうことができるようにしてい
るために、自動実装装置で自動実装する際に接続素子７
の実装位置を変更することによって、アンテナインピー
ダンス調整を自動化することができるものである。ま
た、接続部５を金属箔の突部５ａ，５ｂで形成するよう
にしているために、これらの形状によってインダクタン
ス手段やキャパシタンス手段を形成することができるも
のである。
【００１４】
【発明の効果】上記のように本発明は、プリント配線基
板の一方の面にアース導体層を設けると共に他方の面に
アンテナ導体層を設け、プリント配線基板を一方の面か
ら他方の面へ貫通させて給電導体を設けたプリントアン
テナにおいて、アンテナ導体層と給電導体とを複数箇所
の接続部で選択的に接続するようにしたので、アンテナ
導体層と給電導体を接続する接続部を選択することによ
って、アンテナ導体層と給電導体とを接続する箇所に応
じてアンテナインピーダンス特性を変化させることがで
き、アンテナインピーダンス特性の微調整を容易におこ
なうことができるものである。
板の一方の面にアース導体層を設けると共に他方の面に
アンテナ導体層を設け、プリント配線基板を一方の面か
ら他方の面へ貫通させて給電導体を設けたプリントアン
テナにおいて、アンテナ導体層と給電導体とを複数箇所
の接続部で選択的に接続するようにしたので、アンテナ
導体層と給電導体を接続する接続部を選択することによ
って、アンテナ導体層と給電導体とを接続する箇所に応
じてアンテナインピーダンス特性を変化させることがで
き、アンテナインピーダンス特性の微調整を容易におこ
なうことができるものである。
【図１】本発明の一実施例の一部の斜視図である。
【図２】本発明の他の実施例の一部の斜視図である。
【図３】本発明のさらに他の実施例の一部の斜視図であ
る。
る。
【図４】従来例を示すものあり、（ａ），（ｂ）はそれ
ぞれ斜視図である。
ぞれ斜視図である。
１ プリント配線基板 ２ アンテナ導体層 ３ アース導体層 ４ 給電導体 ５ 接続部 ６ 給電ランド ７ 接続素子
フロントページの続き (72)発明者 後藤 弘通 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内
Claims (4)
- 【請求項１】 プリント配線基板の一方の面にアース導
体層を設けると共に他方の面にアンテナ導体層を設け、
プリント配線基板を一方の面から他方の面へ貫通させて
給電導体を設けたプリントアンテナにおいて、アンテナ
導体層と給電導体とを複数箇所の接続部で選択的に接続
して成ることを特徴とするプリントアンテナ。 - 【請求項２】 接続部を、金属箔で作成されるアンテナ
導体層に設けた複数の突部と、プリント配線基板の一方
の面に金属箔で作成される給電導体の給電ランドに設け
た複数の突部とをそれぞれ対向させて形成して成ること
を特徴とする請求項１に記載のプリントアンテナ。 - 【請求項３】 接続部を短絡用チップ抵抗器で接続して
成ることを特徴とする請求項１又は２に記載のプリント
アンテナ。 - 【請求項４】 接続部をチップコンデンサで接続して成
ることを特徴とする請求項１又は２に記載のプリントア
ンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9467092A JPH05291818A (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | プリントアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9467092A JPH05291818A (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | プリントアンテナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05291818A true JPH05291818A (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=14116679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9467092A Withdrawn JPH05291818A (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | プリントアンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05291818A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004520746A (ja) * | 2001-02-13 | 2004-07-08 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 無線通信機能を含む装置 |
| WO2006001049A1 (ja) * | 2004-06-23 | 2006-01-05 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 無線タグ装置 |
-
1992
- 1992-04-15 JP JP9467092A patent/JPH05291818A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004520746A (ja) * | 2001-02-13 | 2004-07-08 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 無線通信機能を含む装置 |
| WO2006001049A1 (ja) * | 2004-06-23 | 2006-01-05 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | 無線タグ装置 |
| JPWO2006001049A1 (ja) * | 2004-06-23 | 2008-04-17 | 三菱電機株式会社 | 無線タグ装置 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990706 |