JP2000252711A - 導波管/マイクロストリップ結合装置 - Google Patents

導波管/マイクロストリップ結合装置

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JP2000252711A
JP2000252711A JP2000047586A JP2000047586A JP2000252711A JP 2000252711 A JP2000252711 A JP 2000252711A JP 2000047586 A JP2000047586 A JP 2000047586A JP 2000047586 A JP2000047586 A JP 2000047586A JP 2000252711 A JP2000252711 A JP 2000252711A
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probe
coupling device
substrate
waveguide
microstrip line
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JP2000047586A
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I Stones David
デイヴィッド・アイ・ストーンズ
M Dixon Jerry
ジェリー・エム・ディクソン
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Northrop Grumman Space and Mission Systems Corp
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TRW Inc
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P5/00Coupling devices of the waveguide type
    • H01P5/08Coupling devices of the waveguide type for linking dissimilar lines or devices
    • H01P5/10Coupling devices of the waveguide type for linking dissimilar lines or devices for coupling balanced lines or devices with unbalanced lines or devices
    • H01P5/107Hollow-waveguide/strip-line transitions

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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Microwave Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】安価で小型の導波管/マイクロストリップ結合
装置を提供する。 【解決手段】導波管32からの信号は、導波管入力63
を介して、基板34上に形成されたプローブ36におい
て受信される。プローブ36には屈曲型のマイクロスト
リップ・ライン40Aが接続されており、該プローブか
ら信号を、プローブとは同一軸上にない出力ポート43
を介して電子信号処理回路へ送る。基板34上にはスタ
ブ38,42が形成され、スタブ38はプローブ36を
終端し、スタブ42は、ラジアル型であってストリップ
・ラインの屈曲部での整合を提供する。これにより、電
子信号処理回路への出力ポートを側面に配置することが
できるので、構成が簡単になり、安価に構成することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、モノリシ
ックのマイクロ波/ミリメータ導波管デバイスに関し、
より詳細には、マイクロ波/ミリメータ導波管デバイス
のためのパッケージ化された導波管/マイクロストリッ
プ結合装置(waveguide-to-microstrip transitions)
に関する。なお、本発明は、米国陸軍の空挺及びミサイ
ル・コマンドによって認可された契約番号DAAH01
−95−C−R200の下での政府支援により、なされ
たものである。
【0002】
【従来の技術】従来、導波管(ウエーブガイド)からマ
イクロストリップへの効率的な結合装置(トランジッシ
ョン)を導入するために、導波管/マイクロストリップ
(waveguide-to-microstrip)結合装置の設計が提案さ
れてきた。このような結合装置は、現在のミリ波(mm
W)及びマイクロ波/ミリメータ波集積回路(MMI
C)技術における多数の応用により、必要となってい
る。軍事用及び商用の両方のシステムにおいて、低ノイ
ズのパワー増幅器のような低価格のMMICコンポーネ
ントの使用が増加しており、このような増加により、よ
り安価でパッケージとして一体化可能な結合装置に対す
る研究が続けられている。ミリ波システム内での信号受
信及びパワー送信の現在の方法として、比較的低い挿入
損失及び高いパワー処理能力を有する矩形導波管があ
る。全体としてのパッケージ・コストを最小にするため
に、所定の許容レベルの性能を維持しつつ、構成が簡単
であり且つ容易にハウジングに一体化される結合装置の
必要性がある。
【0003】従来の設計においては、ステップ型のリッ
ジ導波管を基にした結合装置を使用している。そのよう
なステップ型のリッジ型導波管は、例えば、1984年
3月の「マイクロ波及びRF(Microwave and RF)」の
S.S.ムーチャラ(Moochalla)及びC.アン(An)
による「マイクロストリップ結合装置において使用する
リッジ導波管(Ridge Waveguide Used in Microstrip T
ransition)」、及び1989年の「第19回ヨーロッ
パ・マイクロ波会議会報(Proc. 19th European Microw
ave Conf.)」の第1265〜1269ページのW.メ
ンゼル(Menzel)及びA.クラーセン(Klaassen)によ
る「リッジ導波管からマイクロストリップへの結合装置
において「(On the Transition from Ridged Waveguid
e to Microstrip)」に論じられている。他の設計で
は、アンチポーダル・フィンライン(antipodal finlin
e)を用いており、このような設計については、例え
ば、1997年9月の「エレクトロニック・レターズ(El
ectronic Leters)、Vol.3、No.20」の第6
04〜605ページのL.J.ラベダン(Lavedan)に
よる「ミリメータ波の応用に特に適した導波管/マイク
ロストリップ結合装置の設計(Design of Waveguide-to
-Microstrip Transitions Specifically Suitedto Mill
imeter-Wave Applications)」に論じられている。
【0004】更に別の従来の設計は、プローブ・カップ
リングを用いており、例えば、1989年2月の「マイ
クロ波理論及び技術のIEEE報告書、vol.37」
の第388〜392ページのT.Q.ホー(Ho)及び
Y.シー(Shih)による「E面導波管/マイクロストリ
ップ結合装置のスペクトル・ドメイン分析(Spectral-D
omain Analysis of E-Plane Waveguide to Microstrip
Transitions)」、及びD.I.ストーンズ(Stones)
による「新規なマイクロストリップ/導波管結合装置/
コンバイナの分析(Analysis of a Novel Microstrip-t
o-Waveguide Transition/Combiner)」に論じられてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来例の装置
は、装置構成が複雑でしかもその度合いが多様であると
いう問題がある。従来の結合装置は、大きくて、しかも
組み立てるのに多種の工程を必要とする、幾つかの部品
を用いている。更に、複数レベルの導体を備える2以上
の基板材料、及び導波管のステップ/テーパのようなバ
ックグラウンドのハウジング要素の高い公差の機械加工
を必要とし、又は、バックショート(backshort)の正
確な位置付けを必要とする。このような正確な位置付け
を必要とすることにより、製造後にベンチ調節をするこ
とが必要となる。また、従来例の装置は、導波管ウイン
ドウと、ハウジング要素のハーメチック・シーリングを
行うためのハーメチック・シーリング処理ステップとを
必要とする。これにより、従来例の装置を高価なものに
し、且つパッケージに一体化することを困難にするとい
う問題点がある。更に、従来例の装置はプローブを含ん
でおり、該プローブにより、導波管のキャビティ内のウ
エーブガイド信号を、伝搬のH面方向又はE面方向の何
れかにおいてサンプリングすることによってサンプリン
グを行う。しかし、これらのプローブは、接続するマイ
クロ波ハードウエアをプローブ方向と整列させて配置す
る上で足かせとなり、また、出力ポートの配置位置を制
限することになる。
【0006】
【課題を解決するための手段】電磁波信号を処理するた
めの導波管/マイクロストリップ結合装置は、信号を導
波管入力へ向けるための導波管を含んでいる。基板は、
導波管入力を覆い、導波管に気密封止される。基板上の
プローブは、導波管入力の上に横たわっている。別の実
施形態において、導波管/マイクロストリップ結合装置
は、プローブとマイクロストリップ・ラインとの間のイ
ンピーダンスを整合するために、基板に接続されたアイ
リスを含んでいる。更に別の実施形態では、マイクロス
トリップ・ラインは、信号をプローブから、該プローブ
と整列していない側方出力ポートへ向けるようにするた
めのベンドを含んでいる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1には、導波管/マイクロスト
リップ結合装置のパッケージ30が示されている。導波
管32の開口により、電磁ミリ波/マイクロ波信号が基
板34に到達することが可能となる。プローブ36は、
基板34の上部にエッチングされている。プローブ36
は第1スタブ(突出部)38で終端する。結合装置39
は、プローブ36がマイクロストリップ・ライン40へ
結合される場所である。マイクロストリップ・ライン4
0は、第2スタブ42及び第3スタブ44を有し、これ
らスタブは、開放要素又は短絡要素の何れかに構成する
ことができる。基板34の上にはキャビティ46が、ま
た、基板34の下にはアイリス48が設けられている。
【0008】図2もまたパッケージ30を示しており、
該図においては、パッケージ30の内部構造を明瞭に示
している。ベース52の上部に配置されたリング・フレ
ーム50により、キャビティ46が画定されている。基
板34の背面側にプローブ36がエッチングされてお
り、エッチング形成により、基板とプローブとの固着の
ための別個の組み立て工程を不要となる。エッチング
は、フォトリソグラフィー又は当該技術において既知の
エッチング・プロセスにより行われる。基板34は位置
54で示すようにセルフアライン(自己整合)し、これ
は、特に、Wバンド・パッケージングのような厳しいト
レランスを要求されるアプリケーションに有効である。
基板34は、導波管入力63にオーバーラップし、これ
により、位置56で示すように、自然のハーメチック・
シールとなる。導波管入力63のアイリス48は、位置
58で示すように、プローブ36と導波管入力63とを
整合させる。更に、アイリス48は、キャビティ46を
プローブ36上に形成することを可能とし、これによ
り、バックショートの長さを臨界寸法より小さくするこ
とができる。位置59は、基板へのガラス/金属シール
接触部の除去部分を示している。
【0009】図3を参照すると、パッケージ30は3個
の部分で構成され、これにより、組み立てコストが低減
される。カバー60は、リング・フレーム50の上に配
置される。カバー60は、パッケージ30の両方のRF
要素、及び結合装置39用のバックショートを覆う。導
波管のための開口61が設けられている。更に、トラフ
(凹部)62は、基板34がベース52と正確に整合す
ることを可能にする。基板34は、ハーメチック・シー
ルのために、ベース52に電気的にはんだ付けされるか
又はエポキシ樹脂で取り付けられる。第2の基板64
は、基板34と同じ構成である。
【0010】パッケージ30との間のRFパワーの最適
の結合は、励起された高次モードのアイリスの共振を用
い、さらに、アイリス48(図2)の縁部におけるマイ
クロストリップ・ライン40を第2スタブ38を用いて
ショート回路で終端することにより、達成される。この
ようにすることにより、バックショートを高トレランス
で位置決めすることが不要になる。マイクロストリップ
・ポート69に対するインピーダンス整合は、参照番号
40、42、44で示されたマイクロストリップ要素を
用いることにより達成され、ロー(低)・プロファイル
すなわち側面の高さが非常に低くなるように設計されて
いる。なお、側面が低い設計とは、リッジ型導波管や導
波管/同軸/マイクロストリップ結合装置などのような
設計に比較して、平面マイクロストリップ設計にしたこ
とを表すものである。
【0011】リング・フレーム50は、マイクロストリ
ップ・ライン40用の開口部を除き、結合装置39を内
包する。キャビティ46の周囲部を構成するリング・フ
レーム50は、基板34に沿って一工程で組み立てられ
る。結合装置39の別の特徴は、カバー60がパッケー
ジ30の一体部分であってレーザ溶接することができ、
従って、特別な組み立て工程を必要とせずに、結合装置
39をパッケージ30の一体化部分とすることができ
る、ということである。これらの特徴により、結合装置
39は、非常に低コストで、且つマイクロ波及びミリ波
のマルチチップ・アセンブリ(MCA)・パッケージに
一体化することが極めて容易となる。
【0012】好適な実施形態において、基板34は、ア
ルミナで構成され、かつエッチングされた金製プローブ
36とエッチングされた金製アイリス48とを備え、リ
ング・フレーム50は合金48及び46の複合体で構成
され、ベース52は、AlSiC(鋳造)及びCuMo
(押印)の組成物で構成される。しかし、本発明は、上
述の構成に制限されず、類似の結果が得られる他の材料
を用いることができることが理解されるであろう。例え
ば、基板34は、融解したシリカ、デュリオッド(du
riod)、又はzカット・クオーツで構成することが
でき、また、これらに制限されるものではない。
【0013】図4のAを参照すると、マイクロストリッ
プ・ライン40は、導波管のE面に沿って位置し、アイ
リス48の縁部66と一致し且つ主マイクロストリップ
・ライン(図示せず)に接続する短い構造物、すなわち
第1スタブ38において、終端している。これにより、
縁部66が確実にゼロ電圧状態となり、結局、アイリス
48の開口と信号送信ラインへのRFカップリングとの
間に最大電圧が確実に得られることになる。好適には、
第1スタブ38は、90度スタブである。プローブ3
6、スタブ(38、40、42)、及びアイリス(4
8)は、基板34の両面の金メタライゼーション層をエ
ッチングすることにより形成されたパターンである。
【0014】アイリスの高さ67(Hiris)とアイリス
の幅68(Wiris)との選択により、結合装置の帯域に
関する上側境界が決定される。アイリス48はシャント
回路としてモデル化され、等価回路のパラメータは、不
連続部分において励起された非伝搬の高次モードによっ
て生じる受信エネルギの蓄積をモデル化したものであ
る。これらのシャント・パラメータは、1960年にニ
ューヨークのマグローヒル社から発行されたR.E.コ
リン(Collin)による「ガイドされた波のフィールド理
論(Field Theory of Guided Waves)」の第8章に記載
されているような変分法(variational method)を用い
て、決定される。このようなアドミッタンス合計によ
り、アイリス48はそれ自身の共振となり、結合装置の
帯域幅を拡げるために用いることができる。1996年
のカリフォルニア州サンフランシスコのIEEE MM
T−S国際シンポジウム・ダイジェスト、vol.2の
第875〜878頁のL.ハイボネン(Hyvonen)及び
A.ヒュジャネン(Hujanen)による「コンパクトなM
MICコンパチブルのマイクロストリップ/導波管結合
装置(A Compact MMIC-Compatible Microstrip to Wave
guide Transition)」を参照されたい。
【0015】アイリス48の寸法の最適選択は、アンソ
フト社(Ansoft)のマックスウェル・エミネンス(Maxw
ell Eminence)又はヒューレット・パッカード社のHF
SSのような、有限要素法(FEM)に基づいた3D電
磁シミュレータを用いて、行うことができる。アイリス
48によるインピーダンスのマイクロストリップ・ポー
ト69への整合は、2つの対称的なシャント・ライン7
2及び74を用いることにより達成され、これらのライ
ンは、第2及び第3スタブ42及び44を用いて、ショ
ートされている。シャント・ライン72及び74は、縁
部65から所定の距離70(L 1)だけ離れている。こ
の距離は、以下に説明するように設定される。
【0016】マイクロストリップ・ライン40のアドミ
タンスY0は、以下の式(1)で表される。 Ya=Y0+jBa' (1) シャント・ライン72及び74それぞれの長さL2は、
周波数f0のときに、 j(Ba/2) [モー(mhos)] (2) を、マイクロストリップ・ライン40に対して呈するよ
うに選択される。なお、この式において、Baは式
(1)からのサセプタンスである。並列に2つの対称的
なシャント・ライン72及び74を使用することによ
り、マイクロストリップ・ライン40に見られる高い直
列リアクタンスに起因する広帯域特性を維持することを
支援することになる。 Xa=2/Ba [オーム] (3) 別の実施形態においては、周波数f0に関しての応答の
繊細なチューニングが、Wiris68を変化させることに
よって実現される。
【0017】図5を参照すると、アイリスの近い方の縁
部に関連する入力インピーダンスは、Wiris,Zin(W
iris)#Hirisの関数として、各Hirisに対する曲線の一
員としてパラメータ的にスミス・チャートに描かれてい
る。Wバンドの設計に対しては、Zin(Wiris)#Hiris
において変分が最小の曲線を選択することは、整合され
た結合装置に対して最大の帯域幅を持つアイリス寸法を
選択することと等価である。
【0018】曲線100は、HirisとWirisを対にする
以下の3つの点、(20.0ミル,70ミル(約0.5
08mm,1.778mm))、(20.0ミル,80
ミル(約0.508mm,2.032mm))、(2
0.0ミル,90ミル(約0.508mm,2.286
mm))を示している。なお、1ミルは、約0.025
4mmである。曲線102は、HirisとWirisを対にす
る以下の3つの点、(25.0ミル,70ミル(約0.
635mm,1.778mm))、(25.0ミル,8
0ミル(約0.635mm,2.032mm))、(2
5.0ミル,90ミル(約0.635mm,2.286
mm))を示している。曲線104は、H irisとWiris
を対にする以下の3つの点、(27.5ミル,70ミル
(約0.6985mm,1.778mm))、(27.
5ミル,80ミル(約0.6985mm,2.032m
m))、(27.5ミル,90ミル(約0.6985m
m,2.286mm))を示している。曲線106は、
irisとWirisを対にする以下の3つの点、(30.0
ミル,70ミル(約0.762mm,1.778m
m))、(30.0ミル,80ミル(約0.762m
m,2.032mm))、(30.0ミル,90ミル
(約0.762mm,2.286mm))を示してい
る。曲線106では、Hirisが30.0ミル(約0.7
62mm)において、Wir isの関数として最小の変分を
示している。アイリスが、30.0ミル(約0.762
mm)のHirisと80ミル(2.032mm)のWiris
とを持つように構成されると、本発明は、広帯域性能を
提供することができる。
【0019】図4の(B)を参照すると、キャビティ4
6の寸法(即ち、キャビティの高さ(Hc)78及びキ
ャビティの幅(Wc)80は、モーダル(modal)
共振が動作周波数に近くなり過ぎないように、選択され
る。通常、共振は以下のように選択される。 −f0resi/f0=0.1 (i=1,2) (4) 上記の式において、f0は中心動作周波数であり、f
resiは中心周波数との境界となる2つの最も近い共振周
波数である。キャビティ46がアイリス48によって導
波管32から相対的に分離されるので、本発明において
は、結合装置の電気的性能に関して、バックショートの
高さ(即ち、Hc78)の精度は重要ではない、という
別の利点がある。
【0020】5ミルのアルミナ上でのQバンドの装置
(ζr=9.9)、及び5ミルのzカット・クオーツ上
でのWバンドの装置(ζr=4.7)を、以下に説明す
る。これらの2つのモデルは、比較的厳しい収束基準を
用いる3DのFEMシミュレータを用いてシミュレーシ
ョンされた。結合装置のSパラメータの測定は、背中合
わせ配置で固定された2つの同一の結合装置を用いるこ
とによって、容易となった。例えば図3に示されるよう
に、2つの結合装置が、示されたアクティブのMMIC
デバイスではなく、50オームのマイクロストリップ・
ラインを介して接続される。これら結合装置は、Qバン
ドの取付具に対しては955ミル(約24.257m
m)の長さ、Wバンドの取付具に対しては830ミル
(約21.082mm)の長さの、50オームのマイク
ロストリップ・ラインを用いて接続され、これにより、
相互影響なしに、これら結合装置の特徴を呈することが
できる。
【0021】図6は、Qバンドの結合装置に対しての|
11dB(参照番号90)、|S22dB(参照番号9
2)、及び|S21dB(参照番号94)の理論的な値を
示している。矢印108は、曲線110と112が最も
左の縦座標値を使用することを示している。参照番号9
0は、曲線110についての値であり、導波管からの反
射係数を表している。参照番号92は、曲線112につ
いての値であり、マイクロストリップ・ラインからの反
射係数を表している。参照番号94は、曲線116につ
いての値であり、伝達特性を表している。矢印114
は、曲線116が最も右の縦座標値を使用することを示
している。誘電性平面の導体の理論的な損失は、モデル
・シミュレーションにおいて計算される。周波数は、ほ
ぼ44GHzの領域にある。15dBの反射減衰量に対
しては、10パーセント以上の帯域幅が予測される。対
象とする帯域を通じての結合装置の挿入損は、0.35
dB以下である。
【0022】図7は、自動ネットワーク・アナライザ
(ANA)で得られた2つの背中合わせの結合装置のQ
バンドでの測定データを示している。1つの結合装置に
対応する測定結果は、背中合わせの結合装置のデータか
ら決定することができる。曲線118は挿入損失を示し
ている。曲線120は反射係数を表している。マイクロ
ストリップ・ライン及びテスト器具の損失を別個に測定
した結果(44GHzで、それぞれ、1.8dB/in
及び0.2dB)を考慮することにより、1つの結合装
置の反射減衰量及び挿入損失を計算することができる。
15dBの反射減衰量に対して10%の帯域幅が推定さ
れ、結合装置当りの挿入損失が0.3dBより低いこと
が得られる。帯域の中央近傍では、22dBよりも良好
な反射減衰量が得られている。
【0023】図8は、損失を含むWバンドの結合装置の
理論的な値を示している。曲線122は挿入損失特性を
表している。曲線124は出力反射係数を表している。
曲線126は入力反射係数を表している。周波数は、概
ね94GHzの領域にある。15dBの反射減衰量の帯
域幅に対して、0.35dBより良好な挿入損失を達成
することができる。Wバンドの設計は、帯域幅を考慮し
て、低い誘電率の基板(zカット・クオーツ)上で実現
されている。この周波数帯における回路全体のより高い
Qが、Qバンドでの場合よりも、応答特性を狭くしてい
る。
【0024】図9は、Wバンドの背中合わせの2つの結
合装置の測定データを示している。曲線128は挿入損
失を表している。曲線130は入力反射係数を表してい
る。これらから、結合装置の周波数応答特性は、図8で
示したものよりも比較的広く且つ平坦な帯域を示すこと
が分かる。15dBの挿入損失の12%の帯域幅を推定
することができる。94GHzでマイクロストリップ・
ライン及びテスト器具の損失に対して1.61dB/i
nの値を用いると、挿入損失は、結合装置当り0.2d
Bより少ないことが見出だされる。
【0025】図10は本発明の別の実施形態を示してお
り、該実施形態においては、導波管/マイクロストリッ
プ結合装置のパッケージ30は、屈曲したマイクロスト
リップ・ライン40Aを含んでいる。屈曲マイクロスト
リップ・ライン40Aは、信号が出力ポート43へ送ら
れることを可能にし、この出力ポート43は、プローブ
36の軸41と整列していない(即ち、オフセットして
いる)。出力ポートの軸47は、軸41と整列関係には
ない。すなわち、軸47は軸41との関係において、1
80度以外の角度にあり、好適には、軸41に対してほ
ぼ直角(即ち、約90度)である。
【0026】この実施形態において、アイリス48をも
つ基板34上のプローブ36は、伝搬のE面方向におけ
る導波管の開口部32から入来する信号を集める。マイ
クロストリップ・ライン40Aは、角度のついた屈曲部
とラジアル・スタブのようなショート回路スタブ42を
有し、信号方向を変更する信号整合を提供する。ラジア
ル・スタブ42は、プローブとマイクロストリップ・ラ
インとの間のインピーダンスがほぼ整合するように、調
整される。
【0027】本発明は、約90度の屈曲部をもつマイク
ロストリップ・ラインに制限されず、出力ポートへの信
号の転送を提供するために必要とされる任意の角度の屈
曲部を含むことを、理解すべきである。更に、本発明
は、例えば円形のような、矩形以外の形状の導波管を含
み、また、これらの形状に制限されるものではない。更
に、本発明は、これに制限される訳ではないが、寸法の
減少の利点を含む。これは、側方の出力ポートへの転送
が結合装置自身の中で行われるからである。
【0028】図10の例は、入力ラインから側方の出力
ポート43への信号方向の変更を可能にしている。側方
の出力ポート43は、信号をマイクロストリップ・ライ
ン40Aから電子波処理ハードウエアへ向けるための出
口として働く。そのような電子波処理ハードウエア(例
えば、RF要素)が、例えば、図3において参照番号5
3で示されている。本発明は、屈曲マイクロストリップ
・ライン40Aが図3で示したシステム内で用いられる
別の実施形態を含み、例えば、図3のカバー60が、パ
ッケージ30のRF要素と結合装置39のためのバック
ショートとの両方をカバーする。更に、本発明は、トラ
フ(trough)62(図3)を用いて、基板34と
ベース52とを正確に整列することを可能にする別の実
施形態を含んでいる。
【0029】図11及び図12は、屈曲マイクロストリ
ップ・ライン40Aについての好適な実施形態を示して
いる。寸法はミル(1インチの1000分の1(1ミル
は約0.0254mm))の単位である。これらの寸法
は、好適な寸法であるが、本発明はこれらの寸法に制限
されるものではなく、特定の応用に応じて変更されるも
のである。
【0030】図13及び図14は、34.4〜44.0
GHzの周波数範囲の動作に対しての、別の実施形態に
ついてのシミュレーションされた理論的な値をグラフで
示したものである。図13及び図14の例示的なグラフ
は、設計周波数が約38〜39GHzのシステム内に本
発明を適用した結果の値である。曲線140(縦軸
11)は、出力反射係数(即ち、導波管からの反射)を
表し、曲線142(縦軸S22)は、入力反射係数(即
ち、マイクロストリップ・ラインからの反射)を表して
いる。図13上の点143は、約40GHzで反射が約
−29dBであることを示し、即ち、比較的小さい反射
であり、その結果、多量の入射パワーがマイクロストリ
ップ・ラインを通じて伝導される。。図14における曲
線144(縦軸S21)は、挿入損失を表している。
【0031】これらのグラフの結果を、以下の表に示し
ている。
【表1】
【0032】上述の実施形態は例示目的のものであり、
本発明を制限することを意図していない。当業者は、こ
の明細書で説明した実施形態に対して、特許請求の範囲
で規定した精神及び範囲から逸脱せずに、多種の変更及
び改造が成され得ることを理解するであろう。例えば、
本発明はまた、線形形状の代わりにウエッジ形状のプロ
ーブを含むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の導波管/マイクロストリップ結合装置
の斜視図である。
【図2】本発明の導波管/マイクロストリップ結合装置
のパッケージの内部部分を示している斜視図である。
【図3】本発明の導波管/マイクロストリップ結合装置
の分解図である。
【図4】(A)は、ネットワーク・トポロジを示す導波
管/マイクロストリップ結合装置の上面図であり、
(B)は、導波管及びキャビティの寸法を示す導波管/
マイクロストリップ結合装置の側面図である。
【図5】アイリス用のWバンド寸法を決定するために用
いられるスミス・チャートである。
【図6】Qバンド結合装置の予測される結果を示すX−
Yグラフである。
【図7】背中合わせに配置された2つのQバンド結合装
置の測定されたデータを示すX−Yグラフである。
【図8】Wバンド結合装置の予測される結果を示すX−
Yグラフである。
【図9】背中合わせに配置された2つのWバンド結合装
置の測定されたデータを示すX−Yグラフである。
【図10】本発明の別の実施形態の斜視図である。
【図11】図10に示した実施形態の上面図である。
【図12】図10に示した実施形態の底面図である。
【図13】図10に示した実施形態の反射特性を示すX
−Yグラフである。
【図14】図10に示した実施形態の挿入損失特性を示
すX−Yグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェリー・エム・ディクソン アメリカ合衆国テネシー州38104,メンフ ィス,ヴィントン・アベニュー 1885

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁波信号を変換して電子信号処理要素
    へ送るための導波管/マイクロストリップ結合装置であ
    って、 前記信号を導波管入力へ送る導波管と、 前記の送られた信号を受信するプローブと、 前記プローブに接続され、前記プローブから信号を前記
    電子信号処理要素へ送る屈曲マイクロストリップ・ライ
    ンと、 前記屈曲マイクロストリップ・ラインと前記電子信号処
    理要素との間の接続を提供する出力ポートであって、前
    記プローブに対してオフセットされている出力ポートと
    を備え、 前記マイクロストリップ・ラインは屈曲部を含み、前記
    プローブから信号を前記出力ポートへ送るように構成さ
    れることを特徴とする結合装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の結合装置において、前記
    プローブは、第1の軸に沿って前記マイクロストリップ
    ・ラインに結合し、前記出力ポートは、前記第1の軸か
    ら180度以外の角度にある第2の軸を有し、前記マイ
    クロストリップ・ラインは、前記プローブの前記第1の
    軸に沿って前記出力ポートの前記第2の軸へ信号を送る
    ようにする屈曲部を含んでいることを特徴とする結合装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の結合装置において、前記
    プローブは基板上に配置され、結合装置は更に、 前記基板上に配置された第1スタブ及び第2スタブを備
    え、 前記第1スタブ及び第2スタブは、前記プローブと前記
    マイクロストリップ・ラインとの間のインピーダンスを
    整合させるためにショート回路構成であることを特徴と
    する結合装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の結合装置において、該装
    置は更に、前記導波管入力を覆う基板を備え、該基板は
    前記導波管にハーメチック・シールされていることを特
    徴とする結合装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の結合装置において、該装
    置は更に、 前記基板に接続され、前記プローブを収容するキャビテ
    ィを規定するフレームと、 前記フレームに固定され、結合装置に対するバックショ
    ート及び封止の両方を提供するカバーとを備えることを
    特徴とする結合装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の結合装置において、該装
    置は更に、前記導波管入力を囲むトラフを有するベース
    を備え、前記基板は前記トラフへ挿入可能であり、それ
    によって前記ベースと前記基板との間のハーメチック・
    シールを形成することを特徴とする結合装置。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の結合装置において、前記
    プローブは、前記基板上にエッチング形成されているこ
    とを特徴とする結合装置。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の結合装置において、該装
    置は更に、前記キャビティ内に配置され、前記プローブ
    と前記マイクロストリップ・ラインと間のインピーダン
    スを整合させるアイリスを備えることを特徴とする結合
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の結合装置において、 該装置は更に、前記基板上に配置された第1スタブ及び
    第2スタブを備え前記第1スタブ及び第2スタブは、前
    記プローブと前記マイクロストリップ・ラインとの間の
    インピーダンスを整合させるためにショート回路構成さ
    れていることを特徴とする結合装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の結合装置において、前
    記基板は第1の側と第2の側とを有し、前記プローブ
    は、前記基板の前記第1の側にエッチング形成され、前
    記アイリスは、前記基板の前記第2の側に形成されてい
    ることを特徴とする結合装置。
  11. 【請求項11】 請求項に記載の結合装置において、前
    記基板は、前記導波管入力にオーバーラップしてハーメ
    チック・シールを形成し、前記プローブは、前記基板上
    にエッチング形成されていることを特徴とする結合装
    置。
  12. 【請求項12】 電磁波信号を変換して信号処理要素へ
    送るための導波管/マイクロストリップ結合装置におい
    て、 前記信号を導波管入力へ送る導波管と、 基板上に配置され、前記の送られた信号を受信するプロ
    ーブと、 前記プローブに接続され、前記プローブから信号を前記
    電子信号処理要素へ送る屈曲マイクロストリップ・ライ
    ンと、 基板上に配置され、前記プローブと前記マイクロストリ
    ップ・ラインとの間のインピーダンスを整合させるため
    にショート回路形成されている第1及び第2スタブと、 前記屈曲マイクロストリップ・ラインと前記電子信号処
    理コンポーネントとの間の接続を提供する出力ポートで
    あって、前記プローブに対して整列位置にはない出力ポ
    ートとを備え、 前記プローブは、第1の軸に沿って前記マイクロストリ
    ップ・ラインに結合し、前記出力ポートは、前記第1の
    軸から180度以外の角度にある第2の軸を有し、前記
    マイクロストリップ・ラインは、前記プローブの前記第
    1の軸に沿って信号を、前記出力ポートの前記第2の軸
    へ送るようにする屈曲部を含んでいることを特徴とする
    結合装置。
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