JP2000252007A - レバー嵌合式コネクタ - Google Patents

レバー嵌合式コネクタ

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JP2000252007A
JP2000252007A JP11053287A JP5328799A JP2000252007A JP 2000252007 A JP2000252007 A JP 2000252007A JP 11053287 A JP11053287 A JP 11053287A JP 5328799 A JP5328799 A JP 5328799A JP 2000252007 A JP2000252007 A JP 2000252007A
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Masanori Wakui
雅徳 涌井
Shunsaku Takeuchi
俊作 竹内
Toshiaki Okabe
敏明 岡部
Tetsuya Yamashita
哲也 山下
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Yazaki Corp
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Toyota Motor Corp
Yazaki Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62933Comprising exclusively pivoting lever

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤操作が発生するのを防止して完全にコネク
タの嵌合が行えるレバー嵌合式コネクタを実現する。 【解決手段】 雄コネクタ21に回動自在にレバー22
をボス部27で枢支し、レバー22の側壁28の先端側
の下部に係合突起30を突設し、嵌合初期状態でボス部
27の真下に位置する側面突起31を形成する。雌コネ
クタ23のフード部32の内壁面32Aには、側面突起
31が案内される案内用段差溝37が形成され、案内用
段差溝37の中間部に第1段差部37Aと第2段差部3
7Bとを形成し、第2段差部37Bに側面突起31が当
接したときに、係合突起30が係合溝35に係合し得る
位置にあるように設定した。このため、第2段差部37
Bで仮に止めた状態でレバー22を回動させることによ
り係合突起30と係合溝35とを確実に係合させること
ができ、レバー22の空振りが発生せず、確実に雄コネ
クタ21をフード部32内に嵌合させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタに取り付
けたレバーを回動させることによりコネクタを相手コネ
クタに嵌合させるレバー嵌合式コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レバー嵌合式コネクタとしては、
図6および図7に示すようなものがある。このレバー嵌
合式コネクタは、雄コネクタ1と、雄コネクタ1に回動
自在に取り付けられたレバー2と、雄コネクタ1が嵌合
する雌コネクタ3と、を備えている。
【0003】雄コネクタ1は、上下方向に貫通し、内部
に下方から挿入される雌コネクタ3側の接続端子と接続
される端子が収容される端子収容室4を複数備えてい
る。また雄コネクタ1の両側面5の一端部には、コネク
タの嵌合方向に延びる外れ防止リブ6が側方に突出する
ように形成されている。さらに、雄コネクタ1の両側面
5には、回転軸としてのボス部7が突設されており、こ
のボス部7にレバー2が回動自在に支持されている。雄
コネクタ1の両側面5の下部における外れ防止リブ6の
近傍には、レバー2の初期状態を規定すると共に、雌コ
ネクタ3側に嵌合方向に案内される案内突起5Aが側方
に突設されている。また、雄コネクタ1の両側面5の下
部における後端寄りには、レバー2の操作終点を規定す
る終点規定ブロック5Bが側方に向けてレバー2を構成
する側壁8の厚さと略同一寸法だけ突出するように形成
されている。
【0004】レバー2は、左右一対の側壁8と、左右の
側壁8を後端側の上部で連結する操作部9とを備えてい
る。左右の側壁8には、雄コネクタ1のボス部7が挿入
され、この挿入によってレバー2がボス部7を中心に回
動するようになっている。また、操作部9と反対側であ
る側壁8の先端には、雄コネクタ1の外れ防止リブ6に
嵌合方向に沿って形成された長孔6Aに収容・案内され
る突起部8Aが形成されている。また、側壁8における
突起部8Aとボス部7との間には、レバー回転時の支点
となる係合突起10が側方に向けて突設されている。
【0005】雌コネクタ3は、雄コネクタ1が嵌合する
上面開放のフード部12を有している。このフード部1
2の内壁面12Aの先端側には、雄コネクタ1の外れ防
止リブ6が挿入される長溝13が嵌合方向(上下方向)
に沿って形成されている。また、このフード部12に
は、雄コネクタ1の両側面5に形成された案内突起5A
と対応する、内壁面12Aに、嵌合方向に沿って案内溝
14が形成されている。この案内溝14の中間部には、
レバー2の係合突起10と係合しつつ支点として作用す
る、前方に突出するように形成された係合溝15が連通
して形成されている。また、案内溝14の下部の後方に
は、レバー2を解除方向へ回転させた際に係合突起10
が係当して解除する際に支点となるフード側突起16が
突設されている。さらに、フード部12の内底面には、
上方へ向けて複数の接続端子17が突設されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のレバ
ー嵌合式コネクタでは、図7に示すように、雄コネクタ
1を雌コネクタ3のフード部12へ嵌合した際に、レバ
ー2の係合突起10が、雄コネクタ1を離脱させるとき
の支点となるフード側突起16に突き当たる。これによ
り、レバー2は回転し、雄コネクタ1は雌コネクタ3の
フード部12内に抵抗なく挿入され、やがて雌雄の端子
も接触を始める。しかし、このとき、作業者はレバー2
が回転しているため、コネクタが嵌合されていると誤認
し易いという問題がある。このように、従来のレバー嵌
合式コネクタでは、コネクタの半嵌合が発生し易い構造
であった。
【0007】本発明は、誤操作が発生するのを防止して
完全にコネクタの嵌合が行えるレバー嵌合式コネクタを
提供することを目的とをする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、コネクタにレバーの中間部
を回動自在に枢支し、この枢支部を作用点とすると共に
前記レバー側を相手コネクタ側に係合させて支点とし、
レバーの一端側の操作部を押して該レバーを操作方向へ
回動させることにより前記コネクタを相手コネクタに縦
方向に嵌合させるレバー嵌合式コネクタであって、前記
レバーの側面に、該レバーが嵌合初期状態の姿勢で、前
記枢支部の真下に位置する側面突起が突設され、前記相
手コネクタ側に前記コネクタを当該相手コネクタに嵌合
する際に、前記レバー側と該相手コネクタ側が係合して
支点となり得る位置で、前記側面突起と当接して前記雄
コネクタの挿入を仮に止める案内用段部が形成されてい
ることを特徴とする。
【0009】従って、請求項1記載の発明では、案内用
段部に側面突起が当接したときに、レバー側と相手コネ
クタ側とが係合してレバー回動の支点となり得る状態、
即ち、レバーが操作方向に回動されることにより両者が
係合する状態となる。このとき、側面突起は、レバーの
枢支部の真下に位置するため、レバーには、側面突起が
案内用段部に突き当たったときの反力がモーメントとし
て働かないため、回動させる力として作用しない。この
状態で、レバーの操作部を操作方向へ押すことにより、
レバー側と相手コネクタ側とが係合して回動の支点を作
ることができる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載のレ
バー嵌合式コネクタであって、前記案内用段部に当接し
た前記側面突起は、前記レバーを前記操作方向へ回動さ
せることにより前記案内用段部から外れることを特徴と
する。
【0011】この発明では、請求項1記載の作用に加え
て、案内用段部に当接した側面突起をレバーの回動と共
に、案内用段部から外すことができる。このときは、レ
バー側と相手コネクタ側とは係合して回動の支点とな
る。また、このように、案内用段部から側面突起が外れ
ることにより、レバーを解除方向に回動させる場合に、
側面突起が案内用段部に引っ掛かることを防止できる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2に記載のレバー嵌合式コネクタであって、前記コネ
クタには係合突起が形成され、前記相手コネクタには、
前記係合突起を案内する案内溝と、該案内溝に連通して
前記係合突起が係合する係合溝と、が形成されているこ
とを特徴とする。
【0013】従って、請求項3記載の発明では、請求項
1及び請求項2に記載の発明の作用に加えて、係合突起
が係合溝に係合することにより、レバー側が相手コネク
タ側に係合して、レバーの操作方向への回動の安定な支
点とすることができる。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項3記載のレ
バー嵌合式コネクタであって、前記案内溝における、前
記係合溝の下方位置に、前記レバーを解除方向に回動す
る際に前記係合突起と係当して支点となる段差部が形成
されていることを特徴としている。
【0015】請求項4記載の発明では、請求項3に記載
の発明の作用に加えて、レバーを解除方向へ回動する際
に、係合突起が段差部に係当して支点となるため、レバ
ーの解除方向の回動により、枢支部を作用点としてコネ
クタを相手コネクタから離脱させることができる。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4のいずれか一項に記載のレバー嵌合式コネクタであ
って、前記レバーが一対の側壁と、これらの一対の側壁
の一側を連結すると共に、操作する操作部とで形成さ
れ、前記操作部が一対の側壁の一側同士を連結する連結
板部と、この連結板部の両側部から突設されて連結板部
と両側壁との連続部分を補強する補強リブとを備え、前
記補強リブが、弧状の摘み面を有することを特徴として
いる。
【0017】このレバー嵌合式コネクタでは、補強リブ
を設けたことで、両側壁と連結板部との連続部分の応力
集中を緩和することができて、両側壁と連結板部と連続
部分の強度を向上することができる。また、補強リブ
が、弧状の摘み面を有しているので、この摘み面に指等
を引っかけることにより、レバーを容易に回動させるこ
とができ、レバーの操作性を向上することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るレバー嵌合
式コネクタの詳細を図面に示す実施形態に基づいて説明
する。図1〜図5は、本実施形態のレバー嵌合式コネク
タを示している。
【0019】レバー嵌合式コネクタは、図1に示すよう
に、雄コネクタ21と、この雄コネクタ21に回動自在
に取り付けられたレバー22と、雄コネクタ21が嵌合
する雌コネクタ23と、を備えている。
【0020】雄コネクタ21は、上下方向に貫通し、内
部に下方から挿入される雌コネクタ23側の接続端子と
接続される端子が収容される端子収容室24を複数備え
ている。また雄コネクタ21の両側面25の一端部に
は、コネクタの嵌合方向に延びる外れ防止リブ26が側
方に突出するように形成されている。さらに、雄コネク
タ21の両側面25には、回転軸としてのボス部27が
突設されており、このボス部27にレバー22が回動自
在に支持されている。雄コネクタ21の両側面25の下
部における外れ防止リブ26の近傍には、レバー22の
初期状態を規定すると共に、雌コネクタ23側に嵌合方
向に案内される案内突起25Aが側方に突設されてい
る。また、雄コネクタ21の両側面25の下部における
後端寄りには、レバー22の操作終点を規定する終点規
定ブロック25Bが側方に向けてレバー22の厚さと略
同一寸法だけ突出するように形成されている。
【0021】レバー22は、左右一対の側壁28と、左
右の側壁28を後端側で連結する操作部29とを備えて
いる。左右の側壁28には、雄コネクタ21のボス部2
7が挿入され、この挿入によってレバー22がボス部2
7を中心に回動するようになっている。操作部29は、
左右の側壁28、28を連結する連結板部29aと、こ
の連結板部29aの上面側に設けられた操作接触面29
bと、連結板部29aの両側に突設された補強リブ29
cとで形成されている。操作接触面29bは山形状に形
成されて指等が接触した際に滑らないようになってい
る。
【0022】また、補強リブ29cは、図4に示すよう
に、両側壁28、28の外側に突設され、下面側に向け
て弧状の摘み面29dが形成されている。この補強リブ
29cは、両側壁28、28と連結板部29aの連続部
分の強度を向上させて、この連続部分への応力の集中を
緩和する。さらに、補強リブ29cは、雄コネクタ21
をフード部32内から抜き出す方向へレバー22を回動
させる際に、弧状の摘み面29d側に指等を引っかける
ことにより、レバー22を容易に引き上げることがで
き、レバー22の操作性を向上することができる。
【0023】また、操作部29と反対側である側壁28
の先端には、雄コネクタ21の外れ防止リブ26に嵌合
方向に沿って形成された長孔26Aに収容・案内される
突起部28Aが形成されている。さらに、側壁28にお
ける突起部28Aとボス部27との間には、レバー回転
時の支点となる係合突起30が側方に向けて突設されて
いる。特に、本実施形態では、レバー22が嵌合初期の
状態、即ち図1に示すように案内突起25Aと側壁28
とが当接した状態で、ボス部27の真下に位置するよう
に側壁28の下部に側面突起31が突設されている。な
お、レバー22が嵌合時に初期状態の姿勢をとるように
するため、レバー22の後端側の下部には、後方に向け
て拡開する、反発性および可撓性を有する姿勢規定片3
8、38が設けられている。
【0024】雌コネクタ23は、雄コネクタ21が嵌合
する上面開放のフード部32を有している。このフード
部32の内壁面32Aの先端側には、雄コネクタ21の
外れ防止リブ26が挿入される長溝33が嵌合方向(上
下方向)に沿って形成されている。また、このフード部
32には、雄コネクタ21の両側面25に形成された案
内突起25Aと対応する内壁面32Aに、嵌合方向に沿
って案内溝34が形成されている。この案内溝34の中
間部には、レバー22の係合突起30と係合しつつ支点
として作用する、前方に突出するように形成された係合
溝35が案内溝34に連通して形成されている。また、
案内溝34の下部には、レバー22を解除方向へ回転さ
せた際に係合突起30が係当して解除する際に支点とな
るフード側段部36が形成されている。特に、本実施形
態では、フード部32の内壁面32Aのうちレバー22
に対向する面には、上記したレバー22の側壁28に形
成した側面突起31が嵌合方向に導かれる案内用段差溝
37が形成されている。この案内用段差溝37は、第1
段差部37Aと第2段差部37Bとを有している。さら
に、フード部32の内底面には、上方へ向けて複数の接
続端子40が突設されている。
【0025】以上、第1実施形態のレバー嵌合式コネク
タの構成について説明したが、次に、図を用いてその作
用・動作について説明する。
【0026】まず、図1に示すように、雄コネクタ21
に対してレバー22が嵌合初期の姿勢をとる状態(レバ
ー22の側壁28の下端と案内突起25Aとが当接する
状態)でフード部32に雄コネクタ21を嵌合して、フ
ード部32の長溝33、33に外れ防止リブ26、26
を、それぞれの案内溝34に案内突起25Aおよび係合
突起30を、案内用段差溝37、37にレバー22の側
面突起31、31を、挿入する。このとき、側面突起3
1は、案内用段差溝37の第1段差部37Aに一旦突き
当たり、その後、図3に示すように、第2段差部37B
に載る。このとき、側面突起31は、ボス部27の真下
に位置するため、第2段差部37Bに突き当たったとき
の反力によりレバー22が回動することはない。このた
め、係合突起30は、係合溝35には係合していない。
【0027】次に、この状態でレバー22の操作部29
を押すと、レバー22は回転して、係合突起30は係合
溝35に確実に係合する。その後、レバー22の回動に
伴って側面突起31は第2段差部37Bから外れるが、
図4に示すように、このとき既に係合突起30が係合溝
35に係合してレバー22の回動の支点となっている。
そして、さらにレバー22を回動操作することにより、
係合突起30は係合溝35に入り込み、てこの作用によ
り雄コネクタ21が雌コネクタ23のフード部32内に
完全に押し込まれ、雄コネクタ21側の端子(図示省略
する)と雌コネクタ23側の接続端子40は完全に接続
される。逆に、雄コネクタ21をフード部32から離脱
させるときは、レバー22の操作部29を持ち上げるこ
とにより、レバー22は回動してフード側段部36に係
合突起30が係合して支点となり、操作部29が力点、
ボス部27が作用点となり、雄コネクタ21を引き上げ
る力が作用することにより、雄コネクタ21をフード部
32から容易に離脱させることができる。このとき、側
面突起31は、第2段差部37Bから僅かに離れている
ため、レバー22の回動を妨げることはない。
【0028】さらに、本実施形態のレバー22の操作部
29は、補強リブ29cを設けたことにより、両側壁2
8、28と連結板部29aとの連続部分への応力の集中
を緩和することができると共に、補強リブ29cの下面
側を弧状に形成したことで、レバー22を回動させる際
に、指等を引っかけることができ、レバー22を容易に
回動させることができる。従って、レバー22の操作性
を向上することができる。
【0029】以上、実施形態について説明したが、本発
明はこれに限定されるものではなく構成の要旨に付随す
る各種の設計変更が可能である。例えば、上記した実施
形態では、レバー22に形成した係合突起30がフード
部32の内壁32Aに形成した係合溝35に係合して支
点となるようにしたが、レバー22の先端部がフード3
2側に係合して支点となる構成としてもよい。この場合
も、本発明を適用することにより、誤認により半嵌合状
態で操作を終了するような誤操作を防止することができ
る。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、案内用段部に側面突起が当接し
たときに、レバー側と相手コネクタ側とが係合し得る状
態であるため、レバーの操作部を操作方向へ押すことに
より、レバー側と相手コネクタ側とが確実に係合して支
点を作ることができ、レバーを操作方向へ回動する際に
レバーの空転が起こらず、作業者の誤認によりコネクタ
が半嵌合となることを防止できる。
【0031】請求項2記載によれば、請求項1記載の発
明の効果に加えて、案内用段部から側面突起が外れるこ
とにより、レバーを解除方向に回動させる場合に、側面
突起が案内用段部に引っ掛かることを防止でき、円滑な
解除動作を行うこが可能になる。
【0032】請求項3記載の発明によれば、請求項1及
び請求項2に記載の発明の効果に加えて、レバー側が相
手コネクタ側に容易に係合して、レバーの操作方向への
回動の安定な支点とすることができる。
【0033】請求項4記載の発明によれば、請求項3に
記載の発明の効果に加えて、レバーを解除方向へ回動す
る際に、係合突起が段差部に係当して支点となるため、
確実にコネクタを相手コネクタから離脱させることがで
きる。
【0034】請求項5記載の発明によれば、補強リブを
設けたことで、両側壁と連結板部との連続部分の応力集
中を緩和することができて、両側壁と連結板部と連続部
分の強度を向上することができ、レバーの破損、撓みを
防止することができる。
【0035】さらに、補強リブが、弧状の摘み面を有し
ているので、この摘み面に指等を引っかけることによ
り、レバーを容易に回動させることができ、レバーの操
作性が向上し、コネクタを相手コネクタに容易に嵌合
し、コネクタを相手コネクタから容易に離脱することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレバー嵌合式コネクタの実施形態
において、雄コネクタと雌コネクタとの嵌合前の状態を
示す斜視図である。
【図2】実施形態の嵌合位置を説明する斜視図である。
【図3】レバーを示す平面図である。
【図4】操作部を示し、図3のIV−IV線に沿って切断し
た断面図である。
【図5】実施形態の半嵌合状態を示す断面図である。
【図6】実施形態の半嵌合状態を示す断面図である。
【図7】実施形態の嵌合状態を示す断面図である。
【図8】従来のレバー嵌合式コネクタの分離状態を示す
斜視図である。
【図9】従来のレバー嵌合式コネクタの嵌合前の状態を
示す部分側断面図である。
【符号の説明】
21 雄コネクタ 22 レバー 23 雌コネクタ 27 ボス部(枢支部) 28 側壁 29 操作部 30 係合突起 31 側面突起 32 フード部 34 案内溝 35 係合溝 36 フード側段部 37 案内用段差溝 37B 第2段差部
フロントページの続き (72)発明者 竹内 俊作 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 岡部 敏明 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内 (72)発明者 山下 哲也 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内 Fターム(参考) 5E021 FA05 FA09 FC05 FC25 FC31 FC38 HA03 HB02 HB04 HB05 HB17 HC11 HC31 JA20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタにレバーの中間部を回動自在に
    枢支し、この枢支部を作用点とすると共に前記レバーを
    相手コネクタ側に係合させて支点とし、レバーの一端側
    の操作部を押して該レバーを操作方向へ回動させること
    により前記コネクタを相手コネクタに嵌合させるレバー
    嵌合式コネクタであって、 前記レバーの側面に、該レバーが嵌合初期状態の姿勢
    で、前記枢支部の真下に位置する側面突起が突設され、 前記相手コネクタ側に前記コネクタを当該相手コネクタ
    に嵌合する際に、前記レバーと該相手コネクタ側が係合
    して支点となり得る位置で、前記側面突起と当接して前
    記コネクタの挿入を仮に止める案内用段部が形成されて
    いることを特徴とするレバー嵌合式コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレバー嵌合式コネクタで
    あって、 前記案内用段部に当接した前記側面突起は、前記レバー
    を前記操作方向へ回動させることにより前記案内用段部
    から外れることを特徴とするレバー嵌合式コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のレバー嵌
    合式コネクタであって、 前記コネクタには係合突起が形成され、 前記相手コネクタには、前記係合突起を案内する案内溝
    と、該案内溝に連通して前記係合突起が係合する係合溝
    と、が形成されていることを特徴とするレバー嵌合式コ
    ネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のレバー嵌合式コネクタで
    あって、 前記案内溝における、前記係合溝の下方位置に、前記レ
    バーを解除方向に回動する際に前記係合突起と係当して
    支点となる段差部が形成されていることを特徴とするレ
    バー嵌合式コネクタ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に
    記載のレバー嵌合式コネクタであって、前記レバーが一
    対の側壁と、これらの一対の側壁の一側を連結すると共
    に、レバーを操作する操作部とで形成され、前記操作部
    が一対の側壁の一側同士を連結する連結板部と、この連
    結板部の両側部から突設されて連結板部と両側壁との連
    続部分を補強する補強リブとを備え、前記補強リブが、
    弧状の摘み面を有することを特徴とするレバー嵌合式コ
    ネクタ。
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