JP2000251974A - 基板用コネクタ - Google Patents
基板用コネクタInfo
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- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract description 3
- 238000005549 size reduction Methods 0.000 abstract 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
- H01R12/712—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures co-operating with the surface of the printed circuit or with a coupling device exclusively provided on the surface of the printed circuit
- H01R12/716—Coupling device provided on the PCB
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
- Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 タブの構造を改良することにより、小型化及
び信頼性の向上を可能とし、さらにはフレキシブル配線
板用の雄コネクタの汎用性をも確保することができるこ
と。 【解決手段】 ボトムタイプのハウジング1内に配置さ
れるタブ3をハウジング1外に引き出して配線基板2か
ら突出させ、配線基板2と半田付け7した基板用コネク
タであって、タブ3は、下部垂延部3aと、下部垂延部
3aの上端に直角に折曲形成された水平部3bと、水平
部3bの外端に折曲形成された上部垂延部3cとからな
り、下部垂延部3a及び水平部3bは各々ハウジング1
の内面及び上端面に沿って配置され、上部垂延部3cを
配線基板2に半田付け7する。
び信頼性の向上を可能とし、さらにはフレキシブル配線
板用の雄コネクタの汎用性をも確保することができるこ
と。 【解決手段】 ボトムタイプのハウジング1内に配置さ
れるタブ3をハウジング1外に引き出して配線基板2か
ら突出させ、配線基板2と半田付け7した基板用コネク
タであって、タブ3は、下部垂延部3aと、下部垂延部
3aの上端に直角に折曲形成された水平部3bと、水平
部3bの外端に折曲形成された上部垂延部3cとからな
り、下部垂延部3a及び水平部3bは各々ハウジング1
の内面及び上端面に沿って配置され、上部垂延部3cを
配線基板2に半田付け7する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線基板に組付け
られる基板用コネクタに関し、詳しくは、タブ構造の改
良に関するものである。
られる基板用コネクタに関し、詳しくは、タブ構造の改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、従来の基板用コネク
タは、ハウジング1が、配線基板2の角形の開口部4に
合わせて基板2の下面に固定されている。タブ3は、底
辺部3eの両端に上向きに折曲げられた内側垂延部3d
と外側垂延部3fからなる略U字形状のもので、底辺部
3eをハウジング1の底部にはわせ、内側垂延部3dを
ハウジング1内に突出させ、外端垂延部3fを配線基板
2の上面(裏面)に突出させ、配線基板2の裏面で回路
パターンに半田付け7している。
タは、ハウジング1が、配線基板2の角形の開口部4に
合わせて基板2の下面に固定されている。タブ3は、底
辺部3eの両端に上向きに折曲げられた内側垂延部3d
と外側垂延部3fからなる略U字形状のもので、底辺部
3eをハウジング1の底部にはわせ、内側垂延部3dを
ハウジング1内に突出させ、外端垂延部3fを配線基板
2の上面(裏面)に突出させ、配線基板2の裏面で回路
パターンに半田付け7している。
【0003】図6は、ボトムタイプのハウジング1を配
線基板2から離し、タブ3を介して配線基板2に取り付
けた構造である。タブ3は、底辺部3eと内側垂延部3
dと外側垂延部3fとからなる、図5と類似形状の略U
字形状のもので、底辺部3eをハウジング1の底部に沿
わせ、内側垂延部3dをハウジング1内に突出させると
共に、外側垂延部3fを配線基板2の上面(裏面)に突
出させ、配線基板2の裏面で回路パターンに半田付け7
している。
線基板2から離し、タブ3を介して配線基板2に取り付
けた構造である。タブ3は、底辺部3eと内側垂延部3
dと外側垂延部3fとからなる、図5と類似形状の略U
字形状のもので、底辺部3eをハウジング1の底部に沿
わせ、内側垂延部3dをハウジング1内に突出させると
共に、外側垂延部3fを配線基板2の上面(裏面)に突
出させ、配線基板2の裏面で回路パターンに半田付け7
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記図5及び図6の基
板用コネクタは、共にU字形のタブ3を用いた構造であ
るため、内側垂延部3dおよび外側垂延部3fをハウジ
ング1の高さ分長くとる必要があり、そのため、タブ3
の展開長が長い構造となると共に、外側垂延部3fがハ
ウジング1外に露出するため、コネクタ寸法が大型にな
ると共に信頼性に欠けるいう問題がある。また、ワイヤ
ーハーネス側のコネクタも内側垂延部3dが挿入される
専用のものが必要であり、フレキシブル配線板用の雄コ
ネクタの汎用性に欠けるという問題がある。
板用コネクタは、共にU字形のタブ3を用いた構造であ
るため、内側垂延部3dおよび外側垂延部3fをハウジ
ング1の高さ分長くとる必要があり、そのため、タブ3
の展開長が長い構造となると共に、外側垂延部3fがハ
ウジング1外に露出するため、コネクタ寸法が大型にな
ると共に信頼性に欠けるいう問題がある。また、ワイヤ
ーハーネス側のコネクタも内側垂延部3dが挿入される
専用のものが必要であり、フレキシブル配線板用の雄コ
ネクタの汎用性に欠けるという問題がある。
【0005】本発明は、上述の点に着目してなされたも
ので、タブの構造を改良することにより、小型化及び信
頼性の向上を可能とし、さらにはフレキシブル配線板用
の雄コネクタの汎用性をも確保することができる基板用
コネクタを提供することを目的とする。
ので、タブの構造を改良することにより、小型化及び信
頼性の向上を可能とし、さらにはフレキシブル配線板用
の雄コネクタの汎用性をも確保することができる基板用
コネクタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、ボトムタイプのハウジング
内に配置されるタブをハウジング外に引き出して配線基
板から突出させ該配線基板と半田付けした基板用コネク
タにおいて、前記タブは、下部垂延部と、該下部垂延部
の上端に直角に折曲形成された水平部と、該水平部の外
端に折曲形成された上部垂延部とからなり、前記水平部
を前記ハウジングの側壁を厚み方向に横断させて、前記
下部垂延部を前記ハウジングの側壁の内面に沿って配置
すると共に、前記上部垂延部を前記配線基板に半田付け
して取り付けられていることを特徴とするものである。
め、請求項1記載の発明は、ボトムタイプのハウジング
内に配置されるタブをハウジング外に引き出して配線基
板から突出させ該配線基板と半田付けした基板用コネク
タにおいて、前記タブは、下部垂延部と、該下部垂延部
の上端に直角に折曲形成された水平部と、該水平部の外
端に折曲形成された上部垂延部とからなり、前記水平部
を前記ハウジングの側壁を厚み方向に横断させて、前記
下部垂延部を前記ハウジングの側壁の内面に沿って配置
すると共に、前記上部垂延部を前記配線基板に半田付け
して取り付けられていることを特徴とするものである。
【0007】このため、請求項1記載の発明では、タブ
の上部垂延部の寸法が短かくてすむため、タブの展開長
が短い構造となると共に、ハウジング外に露出せずコネ
クタ寸法を小型化でき、また、下部垂延部がハウジング
の内面に沿って配置されているため、一般的なフレキシ
ブル配線板用の雄コネクタが共用できる。
の上部垂延部の寸法が短かくてすむため、タブの展開長
が短い構造となると共に、ハウジング外に露出せずコネ
クタ寸法を小型化でき、また、下部垂延部がハウジング
の内面に沿って配置されているため、一般的なフレキシ
ブル配線板用の雄コネクタが共用できる。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の基板用コネクタであって、前記ハウジング内面及び
上端面に溝が形成され、前記下部垂延部及び前記水平部
は前記溝に嵌め込まれていることを特徴とするものであ
る。
載の基板用コネクタであって、前記ハウジング内面及び
上端面に溝が形成され、前記下部垂延部及び前記水平部
は前記溝に嵌め込まれていることを特徴とするものであ
る。
【0009】このため、請求項2記載の発明では、下部
垂延部及び水平部が溝内に確実に保持され、これにより
複数のタブを正確なピッチ間隔で設けることができる。
垂延部及び水平部が溝内に確実に保持され、これにより
複数のタブを正確なピッチ間隔で設けることができる。
【0010】また、請求項3記載の発明は、ボトムタイ
プのハウジング内に配置されるタブをハウジング外に引
き出して配線基板から突出させ該配線基板と半田付けす
ると共に、前記タブを介して前記ハウジングを前記配線
基板から離した状態で保持した基板用コネクタにおい
て、前記タブは、下部垂延部と、この下部垂延部の上端
に直角に折曲形成された水平部と、該水平部の外端に折
曲形成された上部垂延部とからなり、前記上部垂延部を
前記ハウジング内の底部の方向に突出させると共に、前
記水平部を前記ハウジングの側壁を貫通させて前記側壁
に一体化させ、かつ前記下部垂延部を前記配線基板に半
田付けして取り付けられていることを特徴とするもので
ある。
プのハウジング内に配置されるタブをハウジング外に引
き出して配線基板から突出させ該配線基板と半田付けす
ると共に、前記タブを介して前記ハウジングを前記配線
基板から離した状態で保持した基板用コネクタにおい
て、前記タブは、下部垂延部と、この下部垂延部の上端
に直角に折曲形成された水平部と、該水平部の外端に折
曲形成された上部垂延部とからなり、前記上部垂延部を
前記ハウジング内の底部の方向に突出させると共に、前
記水平部を前記ハウジングの側壁を貫通させて前記側壁
に一体化させ、かつ前記下部垂延部を前記配線基板に半
田付けして取り付けられていることを特徴とするもので
ある。
【0011】このため、請求項3記載の発明では、ハウ
ジング外に露出するタブの下部垂延部が短くてすむた
め、タブの展開長が短い構造となると共に、コネクタ寸
法も小型化できる。
ジング外に露出するタブの下部垂延部が短くてすむた
め、タブの展開長が短い構造となると共に、コネクタ寸
法も小型化できる。
【0012】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載の基板用コネクタであって、前記水平部には、雌コネ
クタのばね端子が当たる部分にテーパ面を形成したこと
を特徴とするものである。
載の基板用コネクタであって、前記水平部には、雌コネ
クタのばね端子が当たる部分にテーパ面を形成したこと
を特徴とするものである。
【0013】このため、請求項4記載の発明では、雄コ
ネクタのばね部が当たる部分が補強されると共に、ばね
部の通過を容易にしている。
ネクタのばね部が当たる部分が補強されると共に、ばね
部の通過を容易にしている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、図5および図6と同一部材
または同一機能のものは同一符号で示している。
に基づいて説明する。なお、図5および図6と同一部材
または同一機能のものは同一符号で示している。
【0015】図1及び図2は、本発明の第1実施の形態
を示すもので、基板用コネクタAのハウジング1が、そ
の嵌合口14を配線基板2の角形の開口部4に合わせて
配線基板2の下面に固定されている。タブ3は、下部垂
延部3aと、この下部垂延部3aの上端に直角に折曲形
成された水平部3bと、この水平部3bの外端に折曲形
成された上部垂延部3cとからなる形状のものである。
下部垂延部3aは、ハウジング1の側壁1aの内面に形
成された溝5に嵌め込まれ、水平部3bは側壁1aの上
端縁の溝6に嵌め込まれている。そして、上部垂延部3
cは配線基板2の上方に突出し、配線基板2の裏面で回
路パターンに半田付け7されている。
を示すもので、基板用コネクタAのハウジング1が、そ
の嵌合口14を配線基板2の角形の開口部4に合わせて
配線基板2の下面に固定されている。タブ3は、下部垂
延部3aと、この下部垂延部3aの上端に直角に折曲形
成された水平部3bと、この水平部3bの外端に折曲形
成された上部垂延部3cとからなる形状のものである。
下部垂延部3aは、ハウジング1の側壁1aの内面に形
成された溝5に嵌め込まれ、水平部3bは側壁1aの上
端縁の溝6に嵌め込まれている。そして、上部垂延部3
cは配線基板2の上方に突出し、配線基板2の裏面で回
路パターンに半田付け7されている。
【0016】このときタブ3は、ハウジング1とインサ
ート成形等により一体化してもよいし、後付けで溝5、
6に嵌め込んで取り付けるようにしてもよい。
ート成形等により一体化してもよいし、後付けで溝5、
6に嵌め込んで取り付けるようにしてもよい。
【0017】以上のように、本実施の形態の基板用コネ
クタAは、下部垂延部3aをハウジング1の内面に沿わ
せるようにしたので、一般的なフレキシブル配線板用の
雄コネクタが使用可能になる。
クタAは、下部垂延部3aをハウジング1の内面に沿わ
せるようにしたので、一般的なフレキシブル配線板用の
雄コネクタが使用可能になる。
【0018】すなわち図7に、フレキシブル配線板用の
コネクタとワイヤハーネス側の雄コネクタ(一般的なフ
レキシブル配線板用の雄コネクタ)Bを示している。図
7において、ワイヤハーネス12に接続された雄コネク
タBは、本体部10の両側にばね端子11が取り付けら
れた一般的なものである。フレキシブル配線板用の基板
用コネクタは、図7の下部に示すように、基板8の上面
にはフレキシブル配線板15が取り付けられ、このフレ
キシブル配線板15は、端部15aが折曲げられてハウ
ジング1の内面に沿って配置されている。フレキシブル
配線板15の表面に形成された回路パターン9がコネク
タ端子の役目を果たすようになっている。雄コネクタB
を嵌合口14に挿入すると、ばね端子11が回路パター
ン9に接触してワイヤハーネス12と電気的に接続され
る。
コネクタとワイヤハーネス側の雄コネクタ(一般的なフ
レキシブル配線板用の雄コネクタ)Bを示している。図
7において、ワイヤハーネス12に接続された雄コネク
タBは、本体部10の両側にばね端子11が取り付けら
れた一般的なものである。フレキシブル配線板用の基板
用コネクタは、図7の下部に示すように、基板8の上面
にはフレキシブル配線板15が取り付けられ、このフレ
キシブル配線板15は、端部15aが折曲げられてハウ
ジング1の内面に沿って配置されている。フレキシブル
配線板15の表面に形成された回路パターン9がコネク
タ端子の役目を果たすようになっている。雄コネクタB
を嵌合口14に挿入すると、ばね端子11が回路パター
ン9に接触してワイヤハーネス12と電気的に接続され
る。
【0019】以上のように、本第1実施の形態では、下
部垂延部3aと、この下部垂延部3aの上端に直角に折
曲形成された水平部3bと、この水平部3bの外端に折
曲形成された上部垂延部3cとからなるタブ3を、ハウ
ジング1の内面及び上端に沿わせるようにしたので、図
6の従来の外端垂延部3fが不要となると共に、下部垂
延部3aと上部垂延部3c間の寸法、つまり水平部3b
の寸法も従来のU字形のものより短くてすみ、これによ
り、タブ3の展開長が短い構造となり、かつ、タブ3は
ハウジング1外に露出しないので、コネクタ寸法も小型
化できると共に、他部材との干渉もないので信頼性を向
上させることができる。
部垂延部3aと、この下部垂延部3aの上端に直角に折
曲形成された水平部3bと、この水平部3bの外端に折
曲形成された上部垂延部3cとからなるタブ3を、ハウ
ジング1の内面及び上端に沿わせるようにしたので、図
6の従来の外端垂延部3fが不要となると共に、下部垂
延部3aと上部垂延部3c間の寸法、つまり水平部3b
の寸法も従来のU字形のものより短くてすみ、これによ
り、タブ3の展開長が短い構造となり、かつ、タブ3は
ハウジング1外に露出しないので、コネクタ寸法も小型
化できると共に、他部材との干渉もないので信頼性を向
上させることができる。
【0020】さらにまた、上記のように一般的なフレキ
シブル配線板用の雄コネクタBを、嵌合口14からハウ
ジング1に挿入することにより、雄コネクタBのばね端
子11がタブ3の下部垂延部3aに接触して電気的接続
を達成することができるので、一般的なフレキシブル配
線板用の雄コネクタBが共用でき、汎用性に富む利点も
ある。
シブル配線板用の雄コネクタBを、嵌合口14からハウ
ジング1に挿入することにより、雄コネクタBのばね端
子11がタブ3の下部垂延部3aに接触して電気的接続
を達成することができるので、一般的なフレキシブル配
線板用の雄コネクタBが共用でき、汎用性に富む利点も
ある。
【0021】図3は、第2実施の形態の基板用コネクタ
であって、嵌合口14を第1実施の形態とは逆にすると
共に、配線基板2から離したものである。ボトムタイプ
のハウジング1は配線基板2から離し、タブ3を介して
配線基板2に保持される。タブ3は、下部垂延部3p
と、この下部垂延部3pの上端に直角に折曲形成された
水平部3qと、この水平部3qの外端に折曲形成された
上部垂延部3rとからなる形状のもので、この形状自体
は上記第1実施の形態のものと類似形状である。そし
て、上部垂延部3rは、ハウジング1内に上方、すなわ
ち底部方向に向けて突出し、水平部3qはハウジング1
の側壁1aを貫通して外部に引き出され、下部垂延部3
pは配線基板2の下方に突出し、配線基板2の回路パタ
ーンに半田付け7されている。タブ3の水平部3qとハ
ウジング1とはインサート成形等により一体化されてい
る。
であって、嵌合口14を第1実施の形態とは逆にすると
共に、配線基板2から離したものである。ボトムタイプ
のハウジング1は配線基板2から離し、タブ3を介して
配線基板2に保持される。タブ3は、下部垂延部3p
と、この下部垂延部3pの上端に直角に折曲形成された
水平部3qと、この水平部3qの外端に折曲形成された
上部垂延部3rとからなる形状のもので、この形状自体
は上記第1実施の形態のものと類似形状である。そし
て、上部垂延部3rは、ハウジング1内に上方、すなわ
ち底部方向に向けて突出し、水平部3qはハウジング1
の側壁1aを貫通して外部に引き出され、下部垂延部3
pは配線基板2の下方に突出し、配線基板2の回路パタ
ーンに半田付け7されている。タブ3の水平部3qとハ
ウジング1とはインサート成形等により一体化されてい
る。
【0022】以上のように構成された基板用コネクタの
嵌合口14より、図4に示すようなばね部16を有する
雄コネクタを挿入したとき、ばね部16が水平部3qに
当たるので、水平部3qの下面に面打ち等によりテーパ
面15を形成して、補強及びばね部16の通過を容易に
している。
嵌合口14より、図4に示すようなばね部16を有する
雄コネクタを挿入したとき、ばね部16が水平部3qに
当たるので、水平部3qの下面に面打ち等によりテーパ
面15を形成して、補強及びばね部16の通過を容易に
している。
【0023】本第2実施の形態では、下部垂延部3pの
寸法Tが短くてすむため、図6に示す従来のU字形のタ
ブ3よりも展開長が短い構造となり、コネクタ寸法を小
型化できると共に、下部垂延部3pの寸法Tが短くなっ
た分他部材との干渉も避けられ、ひいては信頼性を向上
させることができる。
寸法Tが短くてすむため、図6に示す従来のU字形のタ
ブ3よりも展開長が短い構造となり、コネクタ寸法を小
型化できると共に、下部垂延部3pの寸法Tが短くなっ
た分他部材との干渉も避けられ、ひいては信頼性を向上
させることができる。
【0024】
【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1記載の
発明によれば、タブの下部垂延部をハウジングの内面に
沿って配置したので、一般的なフレキシブル配線板用の
雄コネクタが共用できて該コネクタの汎用性を確保する
ことができ、かつタブの展開長が小さい構造となり、か
つ、タブがハウジング外に露出しないため、コネクタ寸
法を小型化できると共に、信頼性を向上させることがで
きる。
発明によれば、タブの下部垂延部をハウジングの内面に
沿って配置したので、一般的なフレキシブル配線板用の
雄コネクタが共用できて該コネクタの汎用性を確保する
ことができ、かつタブの展開長が小さい構造となり、か
つ、タブがハウジング外に露出しないため、コネクタ寸
法を小型化できると共に、信頼性を向上させることがで
きる。
【0025】また、請求項2記載の発明によれば、ハウ
ジング内面及び上端面形成された溝にタブを嵌め込んだ
構成となっているため、請求項1記載の発明の効果に加
えて、複数のタブが溝内に正確なピッチ間隔で確実に保
持され、強度の高い構造となる。
ジング内面及び上端面形成された溝にタブを嵌め込んだ
構成となっているため、請求項1記載の発明の効果に加
えて、複数のタブが溝内に正確なピッチ間隔で確実に保
持され、強度の高い構造となる。
【0026】また、請求項3記載の発明によれば、タブ
は水平部の両端に折曲形成された上部垂延部と下部垂延
部とからなり、水平部はハウジングと一体化され、上部
垂延部は前記ハウジング内に配置され、下部垂延部を前
記回路パターンに半田付けしたので、タブの下部垂延部
が短くてすむため、タブの展開長が短い構造となり、か
つ、ハウジング外に露出する下部垂延部が少ないため、
コネクタ寸法も小型化できると共に、信頼性を向上させ
ることができる。
は水平部の両端に折曲形成された上部垂延部と下部垂延
部とからなり、水平部はハウジングと一体化され、上部
垂延部は前記ハウジング内に配置され、下部垂延部を前
記回路パターンに半田付けしたので、タブの下部垂延部
が短くてすむため、タブの展開長が短い構造となり、か
つ、ハウジング外に露出する下部垂延部が少ないため、
コネクタ寸法も小型化できると共に、信頼性を向上させ
ることができる。
【0027】また、請求項4記載の発明によれば、水平
部には、雌コネクタのばね端子が当たる部分にテーパ面
を形成したので、請求項3記載の発明の効果に加えて、
雄コネクタのばね部が当たる部分が補強されると共に、
ばね部の通過が容易になり、コネクタの嵌合操作が円滑
に行える。
部には、雌コネクタのばね端子が当たる部分にテーパ面
を形成したので、請求項3記載の発明の効果に加えて、
雄コネクタのばね部が当たる部分が補強されると共に、
ばね部の通過が容易になり、コネクタの嵌合操作が円滑
に行える。
【図1】本発明の基板用コネクタの第1実施の形態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】第1実施の形態の縦断側面図である。
【図3】本発明の基板用コネクタの第2実施の形態を示
す縦断側面図である。
す縦断側面図である。
【図4】第2実施の形態のタブの部分の斜視図である。
【図5】従来の基板用コネクタの縦断側面図である。
【図6】他の従来の基板用コネクタの縦断側面図であ
る。
る。
【図7】一般的なフレキシブル配線板用の雄コネクタ及
びフレキシブル配線板用の基板用コネクタを示す縦断側
面図である。
びフレキシブル配線板用の基板用コネクタを示す縦断側
面図である。
1 ハウジング 1a 側壁(ハウジングの) 2 基板 3 タブ 3a,3p 下部垂延部 3b、3q 水平部 3c,3r 上部垂延部 5、6 溝 7 半田付け 15 テーパ面 16 ばね端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E077 BB23 BB31 CC22 DD01 GG03 JJ10 JJ30 5E085 BB01 BB08 BB22 DD01 DD07 EE33 FF13 HH01 JJ06 JJ36 JJ50 5E086 CC02 CC47 DD09 DD12 DD15 DD33 DD42 LL16 LL17 LL20
Claims (4)
- 【請求項1】 ボトムタイプのハウジング内に配置され
るタブをハウジング外に引き出して配線基板から突出さ
せ該配線基板と半田付けした基板用コネクタにおいて、 前記タブは、下部垂延部と、該下部垂延部の上端に直角
に折曲形成された水平部と、該水平部の外端に折曲形成
された上部垂延部とからなり、前記水平部を前記ハウジ
ングの側壁を厚み方向に横断させて、前記下部垂延部を
前記ハウジングの側壁の内面に沿って配置すると共に、
前記上部垂延部を前記配線基板に半田付けして取り付け
られていることを特徴とする基板用コネクタ。 - 【請求項2】 前記ハウジングの内面及び上端面に溝が
形成され、前記下部垂延部及び前記水平部は前記溝に嵌
め込まれていることを特徴とする請求項1記載の基板用
コネクタ。 - 【請求項3】 ボトムタイプのハウジング内に配置され
るタブをハウジング外に引き出して配線基板から突出さ
せ該配線基板と半田付けすると共に、前記タブを介して
前記ハウジングを前記配線基板から離した状態で保持し
た基板用コネクタにおいて、 前記タブは、下部垂延部と、この下部垂延部の上端に直
角に折曲形成された水平部と、該水平部の外端に折曲形
成された上部垂延部とからなり、前記上部垂延部を前記
ハウジング内の底部の方向に突出させると共に、前記水
平部を前記ハウジングの側壁を貫通させて前記側壁に一
体化させ、かつ前記下部垂延部を前記配線基板に半田付
けして取り付けられていることを特徴とする基板用コネ
クタ。 - 【請求項4】 前記水平部には、雌コネクタのばね端子
が当たる部分にテーパ面を形成したことを特徴とする請
求項3記載の基板用コネクタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11048848A JP2000251974A (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | 基板用コネクタ |
US09/512,078 US6302708B1 (en) | 1999-02-25 | 2000-02-24 | Connector for substrate |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11048848A JP2000251974A (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | 基板用コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000251974A true JP2000251974A (ja) | 2000-09-14 |
Family
ID=12814693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11048848A Pending JP2000251974A (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | 基板用コネクタ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6302708B1 (ja) |
JP (1) | JP2000251974A (ja) |
Families Citing this family (2)
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TWI560952B (en) * | 2014-09-16 | 2016-12-01 | Wistron Neweb Corp | Connector and printed circuit board module having the same |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US4269467A (en) * | 1979-10-23 | 1981-05-26 | Amp Incorporated | Electrical connector receptacle having molded conductors |
JPS6010297Y2 (ja) * | 1981-11-24 | 1985-04-09 | ソニー株式会社 | コネクタ− |
US4732565A (en) * | 1985-05-28 | 1988-03-22 | Mg Company, Ltd. | Electric connector |
JPH0138824Y2 (ja) * | 1985-12-25 | 1989-11-20 | ||
US4767342A (en) * | 1987-12-07 | 1988-08-30 | Hirose Electric Co., Ltd. | Electrical connector for printed circuit board |
US5183404A (en) * | 1992-04-08 | 1993-02-02 | Megahertz Corporation | Systems for connection of physical/electrical media connectors to computer communications cards |
JPH06111865A (ja) * | 1992-08-06 | 1994-04-22 | Du Pont Singapore Pte Ltd | 面実装コネクタ装置及びその製造方法 |
-
1999
- 1999-02-25 JP JP11048848A patent/JP2000251974A/ja active Pending
-
2000
- 2000-02-24 US US09/512,078 patent/US6302708B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6302708B1 (en) | 2001-10-16 |
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