JP2000248307A - 製鋼法 - Google Patents
製鋼法Info
- Publication number
- JP2000248307A JP2000248307A JP5497699A JP5497699A JP2000248307A JP 2000248307 A JP2000248307 A JP 2000248307A JP 5497699 A JP5497699 A JP 5497699A JP 5497699 A JP5497699 A JP 5497699A JP 2000248307 A JP2000248307 A JP 2000248307A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum
- slag
- lime
- empty
- iron bath
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
- Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
Abstract
使用せずに、ホタル石使用と同等の滓化率、スロッピン
グ発生率にし、フッ素を含有せずフッ素が水に溶出せず
環境汚染がない塩基性スラグを形成する製鋼法を提供す
ること。 【解決手段】 鉄浴面下、鉄浴中ガス吹き込みを炉内鉄
浴の攪拌に併用するかしないで、上吹きされる酸素含有
ガスジェットによって炉内鉄浴を攪拌し、酸素含有ガス
流が火点で脱炭反応に代表されるガス−鋼浴反応を起こ
させると共に石灰(石灰石、生石灰)の滓化を促し、脱
リン反応に代表される塩基性スラグ−鋼浴間反応を同時
に進行させる製鋼法において、石灰の滓化促進剤とし
て、慣用のホタル石を使用せずにフッ素化合物を含まな
いアルミニウム含有物質(純アルミニウムを含む)を使
用して、スラグ成分が次式を満たすようにする。 0.95≦(%CaO/%SiO2 )/(%Al
2 O3 )≦1.3
Description
使用せず、かつ環境汚染がない製鋼法に関するものであ
る。
下、鉄浴中ガス吹き込みを炉内鉄浴の攪拌に併用するか
しないで、上吹きされる酸素含有ガスジェットによって
炉内鉄浴を攪拌し、酸素含有ガス流が火点で脱炭反応に
代表されるガス−鉄浴反応を起こさせると共に石灰(石
灰石、生石灰)の滓化を促し、脱リン反応に代表される
塩基性スラグ−鉄浴間反応を同時に進行させる製鋼法が
よく知られている。
高炉溶銑、冷鉄源を加炭溶解して得た高炭素溶鉄(疑似
溶銑)、上記高炉溶銑、高炭素溶鉄(疑似溶銑)に脱
硫、脱リン、脱珪等の予備処理を施した予備処理溶銑、
予備処理溶鉄であり、通常、これら鉄浴の装入前に必要
に応じて主原料の冷鉄源が装入される。
造滓材であり、CaO源である。例えば、純粋なCaO
は2500℃を超す融点であり、上記炉では融解、滓化
が困難である。投入した石灰の融解、滓化が困難な場
合、必要以上に石灰の投入量を増したり、また、一部が
固体状態のまま処理が終了するために、上記炉からのス
ラグの排出が困難になるという弊害が生じる。
は融解、滓化促進材を投入する方法が広く用いられてお
り、その融解、滓化促進材としてフッ化カルシウム(C
aF 2 )を主成分とするホタル石が用いられている。こ
のホタル石投入により石灰の滓化が良好となり、スラグ
排出が容易になるが、排出スラグへフッ素が混入してく
る。一般的に、製鋼スラグは、路盤材等に代表されるよ
うに、再資源化され活用されているが、該フッ素混入に
伴い、スラグが水と接するとスラグ中のフッ素が水へ溶
出し、自然界に存在するフッ素濃度(具体的には、水1
リットル当たり0.8mgのフッ素)以上に達して地球環
境を汚染することにつながってくる。
鑑みなされたもので、石灰の滓化促進剤として、慣用の
ホタル石を使用せずに、ホタル石使用と比べて精錬の熱
源を増加し冷鉄源使用量を増加し、ホタル石使用と同等
の石灰の滓化率(脱リン、脱硫性能)、スロッピング発
生率にすると共に、フッ素を含有せず路盤材等に再資源
化された際にフッ素が水に溶出しないで環境汚染がない
塩基性スラグを形成する製鋼法を提供するものである。
また、上記石灰の滓化促進剤として安価な産業廃棄物を
使用し、製鋼コストを低減する製鋼法を提供するもので
ある。
である。 (1) 鉄浴面下、鉄浴中ガス吹き込みを炉内鉄浴の攪
拌に併用するかしないで、上吹きされる酸素含有ガスジ
ェットによって炉内鉄浴を攪拌し、酸素含有ガス流が火
点で脱炭反応に代表されるガス−鉄浴反応を起こさせる
と共に石灰(石灰石、生石灰)の滓化を促し、脱リン反
応に代表される塩基性スラグ−鉄浴間反応を同時に進行
させる製鋼法において、石灰の滓化促進剤として、慣用
のホタル石を使用せずにフッ素化合物を含まないアルミ
ニウム含有物質(純アルミニウムを含む)を使用して、
スラグ成分が次式を満たすようにすることを特徴とする
製鋼法。 0.95≦(%CaO/%SiO2 )/(%Al2 O3 )≦1.3 (1) (2) フッ素化合物を含まないアルミニウム含有物質
は、アルミニウム製缶蓋を有するスチール缶の空缶屑
(以下、スチール缶空缶屑という)、アルミ灰、アルミ
ニウム缶の空缶屑(以下、アルミニウム缶空缶屑とい
う)の一種または二種以上であること特徴とする(1)
に記載の製鋼法。 (3) スチール缶空缶屑は主原料として、アルミ灰、
アルミニウム缶空缶屑は副原料として使用すること特徴
とする(2)に記載の製鋼法。
おいて、溶銑の炉内装入前に空缶プレス屑を装入し、さ
らに溶銑を装入して脱炭吹錬を行うと、空缶の缶蓋に使
用されているアルミニウムが酸化されスラグ中のAl2
O3 濃度が上昇し、スラグが炉外に流出するスロッピン
グ現象が起きやすくなることを知見した。このことは、
スラグの融解性すなわち滓化性が改善され、流動性が良
くなったためと考えられ、この現象を逆に利用すれば、
一般にスラグの融解性を向上せしめる副原料として使用
しているホタル石の使用を極端に低減すること、ひいて
は皆無にすることが可能と考えた。
滓化促進剤として慣用のホタル石を用いない脱炭精錬、
即ち鉄浴面下、鉄浴中ガス吹き込みを炉内鉄浴の攪拌に
併用するかしないで、上吹きされる酸素含有ガスジェッ
トによって炉内鉄浴を攪拌し、酸素含有ガス流が火点で
脱炭反応に代表されるガス−鉄浴反応を起こさせると共
に石灰(石灰石、生石灰)の滓化を促し、脱リン反応に
代表される塩基性スラグ−鉄浴間反応を同時に進行させ
る製鋼法において、スラグ中のAl2 O3 濃度の滓化
率、スロッピング発生率に及ぼす影響を検討、調査し
た。その結果を図1、2に示す。
CaO/%SiO2 )/(%Al2O3 )をとり、スラ
グの融解性、いわゆる滓化率との関係を整理した。な
お、滓化率は熱力学計算手法から算出している。Al2
O3 濃度が増加することにより、横軸の指標は小さくな
るので、Al2 O3 濃度が増加することによって滓化性
が向上することがわかった。この機構は、難滓化成分で
あるCaOとAl2 O3との間で低融点のカルシウム・
アルミネイトを生成したためである。脱燐性能の面か
ら、縦軸の滓化率は55%以上であれば問題はなく、
(%CaO/%SiO 2 )/(%Al2 O3 )は1.3
0以下であれば良いことを見出した。
ピングが発生するのでこの限界組成について整理した。
図2に(%CaO/%SiO2 )/(%Al2 O3 )が
スロッピング発生に及ぼす影響を示す。Al2 O3 度が
増加して、横軸の指標が小さくなっていき、0.95未
満になると、スロッピングが発生しやすくなる。滓化の
観点からはAl2 O3 を増加させることが好ましいが、
過度のAl2 O3 量はスラグの中でSiO2 と同じ役割
を果たしていくことになるためにスロッピングしやすく
なると考えられる。これは、SiO2 とAl2 O3 は液
体状態では分子間結合が発生し過度の静的及び動的粘性
を増す。その結果、溶鉄浴及びスラグ浴から発生するガ
スの脱ガス性を著しく悪化させ、いわゆるスロッピング
や過度のホーミング状態の発生に至り精錬操業に障害を
来す。すなわち、SiO2 とAl 2 O3 の結合、いわゆ
るネットワークを分断するためにCaOやMgOが必要
となり、過度のAl2 O3 量はこれら副原料の要求量が
増加し、費用面及び省資源の面から芳しくない。
生率を考慮すれば、(%CaO/%SiO2 )/(%A
l2 O3 )=0.95〜1.3の範囲に制御する必要が
ある。特に、1.1〜1.25の範囲に制御することが
望ましい。
l2 O3 )源、即ち石灰(生石灰、石灰石)の滓化促進
剤として慣用のホタル石を使用せずにフッ素化合物を含
まないアルミニウム含有物質(純アルミニウムを含む)
を使用するものである。上記アルミニウム含有物質(純
アルミニウムを含む)中のアルミニウムは、脱炭精錬の
上吹酸素含有ガスにより酸化しアルミナ(Al2 O3 )
となる。また酸化の際に発熱し精錬熱源を増加する。こ
のため精錬の熱源不足とならない範囲でフッ素化合物を
含まないアルミナ含有物質(純アルミナを含む)、例え
ば二次精錬等で発生するアルミナ含有スラグ、アルミナ
耐火物等を併用することもできる。
物質(純アルミニウムを含む)としては、ホタル石より
も安価な産業廃棄物である、アルミニウム製の缶蓋を有
するスチール缶の空缶プレスおよびまたはシュレッダー
屑(以下、単にスチール缶空缶屑という)、アルミ灰
(アルミ精錬の副産物)、アルミニウム缶の空缶プレス
および/またはシュレッダー屑(以下、単にアルミニウ
ム缶空缶屑という)等を使用することが製鋼コストを低
減する上で望ましい。なお、アルミ灰は、袋詰めされた
アルミ灰粉および/またはアルミ灰ブリケットの形態に
て使用することができる。
8〜10%程度(残部は略々鉄)で、アルミ灰のアルミ
ニウム含有率は40%程度(残部は略々アルミナ)であ
り、アルミニウム缶空缶屑は略々純アルミニウムであ
る。
灰、アルミニウム缶空缶屑は副原料として使用すること
ができる。例えば、スチール缶空缶屑を主原料として、
アルミ灰およびまたはアルミニウム缶空缶屑を副原料と
して使用して、上記(1)式の範囲にスラグ組成を制御
するには、主原料の溶銑が例えば、高炉溶銑、予備処理
高炉溶銑の場合は、上記溶銑成分中Si、疑似溶銑(S
iトレース溶銑)、予備処理疑似溶銑の場合は、上記溶
銑成分中Si、Ni精錬副産物スラグ(SiO2 :50
%,Mg0:30%)等の副原料中のSiO2 源投入
量、生石灰等のCaO投入量から(1)式中の(%Ca
O/%SiO2 )、いわゆる塩基度を吹錬前に計算す
る。これに続いて、主原料中のアルミニウム、具体的に
はスチール缶空缶屑の溶解量とスチール缶空缶屑中のア
ルミニウム含有量とから生成するアルミナ(Al
2 O3 )を計算し、一方、副原料として投入するアルミ
灰および/またはアルミニウム缶空缶屑の使用量とその
組成とを考え併せて、生成アルミナ量を計算する。この
計算によって、(1)式を満足するスチール缶空缶屑の
装入量、アルミ灰および/またはアルミニウム缶空缶屑
の投入量を事前に決定し、スチール缶空缶屑の装入量、
アルミ灰およびまたはアルミニウム缶空缶屑の投入量を
調整することで、(1)式の範囲にスラグ組成を制御す
ることができる。
ウム缶空缶屑のアルミニウムは、上吹酸素含有ガスの酸
素により酸化発熱するため融解性が高く、滓化の観点か
らは吹錬の前半以降に投入することも可能であるが、吹
錬最初期からの滓化を図る方がダスト発生低減、上吹ラ
ンスへの地金付き解消にも寄与するため、吹錬直前に投
入するのが望ましい。
灰粉(生石灰粉、石灰石粉)を底吹きノズルから吹き込
んだり、上吹きランスから投射する方法を適宜組み合わ
せることで、CaOの滓化が促進されるので、無駄なC
aO分の添加を削減できる。また、脱炭吹錬中の滓化状
況を音響法(サウンドメーター)で指標化し、吹錬途中
にその指標を監視することで、スラグ滓化が遅れるよう
な場合があれば、適宜、炉上から添加できるアルミ灰、
アルミニウム缶空缶屑を追加する方法も併用することが
できる。
に限定されないが、転炉、横型円筒炉等を挙げることが
でき、上吹きされる酸素含有ガスジェットによる炉内鉄
浴の攪拌に、鉄浴面下、鉄浴中へのN2 ,CO2 等の不
活性ガス吹込みによる炉内鉄浴の攪拌を併用するのが精
錬機能(脱P、Mn)、滓化促進上、好ましい。
素、純酸素にN2 ,CO2 等の不活性ガスを混合した低
純度酸素、純酸素に空気を混合した低純度酸素を用いる
ことができ、低純度酸素を用いることにより、純酸素使
用に比べてダスト発生を抑制できる。また、純酸素に空
気を混合した低純度酸素を用いることにより、純酸素使
用に比べてダスト発生を抑制できると共に、空気中の酸
素が純酸素として活用されるため純酸素原単位を低減で
きる。
純酸素上吹き転炉に、リターン屑を装入し、次いで、表
1に示す組成の1300℃の溶銑を110トン装入し
た。吹錬は上吹き酸素流量20000Nm3 /hr、底吹き
攪拌ガス(CO2 )流量600Nm3 /hrの条件で行い、
途中のサブランスによって温度、[C]を測定し、吹錬
条件の微調整により、吹止め温度1660℃、吹止め
[C]=0.05%で吹錬を終了した。なお、吹錬開始
と同時に石灰(生石灰、石灰石)等の副材料を投入し、
スラグ組成制御(具体的には塩基度狙い3.8)を行っ
た。表1に投入した副材料のCaO量、MgO量、Si
O2 量を併記した。また、石灰(生石灰、石灰石)の滓
化促進剤は吹錬直前に投入した。吹錬中の滓化指標とし
て、炉内発生音の強度を用い(サウンドメーター)て滓
化の良否を判定すると共に、スロッピングの有無、その
発生程度を記録した。また、生成スラグの環境溶出試験
を行い、フッ素の溶出量を測定した。
了時のスラグ(以下、生成スラグという)の(%CaO
/%SiO2 )/(%Al2 O3 )の計算値を示す。な
お、生成スラグの実測値は計算値と同一であった。表3
に滓化指標、スロッピングの有無、その発生程度、フッ
素の溶出量を示す。なおスロッピング有りの場合、スラ
グが炉口から出る程度、炉下まで出る程度、これらの中
間程度をスロッピング発生程度、小、中、大と評価し
た。またスラグの精錬能の代表値として吹き止め溶鋼
[P]濃度を表3に併記した。
缶空缶屑(アルミニウム含有率7%、残部鉄)及び又は
アルミ灰(アルミニウム含有率40%、残部アルミナ)
を使用し、前者は主原料として、後者は副原料として使
用した。従来例では、ホタル石(CaF2 :78%、S
iO2 :20%)を使用した。尚、滓化促進剤としてス
チール缶空缶屑やアルミ灰を使用した場合、スチール缶
空缶屑は主原料としても機能するため、表2に示すよう
にスチール缶の空き缶屑の使用量に応じて、初期装入リ
ターン屑量を変更し、吹止め温度を一定にした。
ミ灰とを併用し、実施例2はアルミ灰のみ使用し、実施
例3、4はスチール缶空缶屑のみ使用し、生成スラグの
(%CaO/%SiO2 )/(%Al2 O3 )を本発明
範囲内の各々1.00、1.10、1.20、1.25
にした場合を示す。
ミ灰の使用量が多すぎ、生成スラグの(%CaO/%S
iO2 )/(%Al2 O3 )が0.90と本発明の下限
値0.95を下回る場合、比較例2はスチール缶空缶屑
とアルミ灰を全く使用せず、かつ、ホタル石も使用しな
いで、生成スラグの(%CaO/%SiO2 )/(%A
l2 O3 )が2.90と本発明の上限値1.30を上回
る場合、従来例1、2はスチール缶空缶屑とアルミ灰を
全く使用せず、逆に、ホタル石を使用した場合、を示し
ている。
ル石を使用せずに、ホタル石使用と比べて精錬の熱源を
増加し冷鉄源(リターン屑)使用量を増加し、ホタル石
使用と同等の石灰の滓化率(脱リン性能)、スロッピン
グ発生率(スロッピング発生程度)にすると共に、フッ
素を含有せず路盤材等に再資源化された際にフッ素が水
に溶出しないで環境汚染がない塩基性スラグを形成する
ことができる。
して、慣用のホタル石を使用せずに、ホタル石使用と比
べて精錬の熱源を増加し冷鉄源使用量を増加し、ホタル
石使用と同等の石灰の滓化率(脱リン、脱硫性能)、ス
ロッピング発生率にすると共に、フッ素を含有せず路盤
材等に再資源化された際にフッ素が水に溶出しないで環
境汚染がない塩基性スラグを形成することができる。ま
た本発明の製鋼法は、石灰の滓化促進剤として安価な産
業廃棄物を使用するものであるから、製鋼コストを低減
することができる。
すグラフ。
Claims (3)
- 【請求項1】 鉄浴面下、鉄浴中ガス吹き込みを炉内鉄
浴の攪拌に併用するかしないで、上吹きされる酸素含有
ガスジェットによって炉内鉄浴を攪拌し、酸素含有ガス
流が火点で脱炭反応に代表されるガス−鉄浴反応を起こ
させると共に石灰(石灰石、生石灰)の滓化を促し、脱
リン反応に代表される塩基性スラグ−鉄浴間反応を同時
に進行させる製鋼法において、石灰の滓化促進剤とし
て、慣用のホタル石を使用せずにフッ素化合物を含まな
いアルミニウム含有物質(純アルミニウムを含む)を使
用して、スラグ成分が次式を満たすようにすることを特
徴とする製鋼法。 0.95≦(%CaO/%SiO2 )/(%Al2 O3 )≦1.3 (1) - 【請求項2】 フッ素化合物を含まないアルミニウム含
有物質は、アルミニウム製缶蓋を有するスチール缶の空
缶屑(以下、スチール缶空缶屑という)、アルミ灰、ア
ルミニウム缶の空缶屑(以下、アルミニウム缶空缶屑と
いう)の一種または二種以上であること特徴とする請求
項1に記載の製鋼法。 - 【請求項3】 スチール缶空缶屑は主原料として、アル
ミ灰、アルミニウム缶空缶屑は副原料として使用するこ
と特徴とする請求項2に記載の製鋼法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5497699A JP2000248307A (ja) | 1999-03-03 | 1999-03-03 | 製鋼法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5497699A JP2000248307A (ja) | 1999-03-03 | 1999-03-03 | 製鋼法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000248307A true JP2000248307A (ja) | 2000-09-12 |
Family
ID=12985694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5497699A Pending JP2000248307A (ja) | 1999-03-03 | 1999-03-03 | 製鋼法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000248307A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1293209C (zh) * | 2003-03-20 | 2007-01-03 | 四川奥龙铸造材料有限公司 | 发热高效脱硫剂 |
JP2013064188A (ja) * | 2011-09-20 | 2013-04-11 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp | 製鋼スラグの資源化方法 |
CN110184418A (zh) * | 2019-06-28 | 2019-08-30 | 张家港市永兴建材厂 | 一种炉外脱硫剂制备方法 |
-
1999
- 1999-03-03 JP JP5497699A patent/JP2000248307A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1293209C (zh) * | 2003-03-20 | 2007-01-03 | 四川奥龙铸造材料有限公司 | 发热高效脱硫剂 |
JP2013064188A (ja) * | 2011-09-20 | 2013-04-11 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp | 製鋼スラグの資源化方法 |
CN110184418A (zh) * | 2019-06-28 | 2019-08-30 | 张家港市永兴建材厂 | 一种炉外脱硫剂制备方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO1995001458A1 (fr) | Procede de production et d'acier au moyen d'un convertisseur | |
JP6693536B2 (ja) | 転炉製鋼方法 | |
JP5343506B2 (ja) | 溶銑の脱燐方法 | |
JP5061545B2 (ja) | 溶銑の脱燐処理方法 | |
JP2000248307A (ja) | 製鋼法 | |
JP2003239009A (ja) | 溶銑の脱りん精錬方法 | |
JP4743072B2 (ja) | 脱燐処理後のスラグの排滓性向上方法およびそれを用いた溶銑の脱燐処理方法 | |
JP2001115205A (ja) | 溶銑の脱燐方法 | |
JP6642739B2 (ja) | 溶銑の脱りん方法 | |
JP2002241829A (ja) | 溶銑脱珪方法 | |
JP2000345226A (ja) | 溶銑の脱りん方法 | |
WO2003029498A1 (fr) | Procede de pretraitement de fer fondu et procede de raffinage | |
JP2002105526A (ja) | 未滓化石灰が少ない溶銑脱燐方法 | |
JP2004190114A (ja) | 溶銑の脱りん方法 | |
JP3419254B2 (ja) | 溶銑の脱りん方法 | |
JP4772454B2 (ja) | 溶銑の精錬方法 | |
JP2002275521A (ja) | 高炭素溶鋼の脱燐精錬方法 | |
JP3297997B2 (ja) | 溶銑の脱p方法 | |
JP2002129220A (ja) | 反応効率の高い溶銑脱燐方法 | |
JP2856106B2 (ja) | 溶銑の脱硫方法 | |
JP2842231B2 (ja) | 底吹きガス撹拌による溶銑の予備処理方法 | |
JP2003013126A (ja) | 溶銑の脱燐方法 | |
JP2004107735A (ja) | 効率の高い溶銑脱りん方法 | |
JPH10317035A (ja) | 鉄系溶融合金の脱硫方法および脱硫剤 | |
JPH08260015A (ja) | 溶銑の予備処理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040818 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060809 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061010 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070105 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070302 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070403 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070528 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070627 |