JP2000248042A - 硬化性樹脂組成物及びその増粘方法 - Google Patents

硬化性樹脂組成物及びその増粘方法

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JP2000248042A
JP2000248042A JP11048996A JP4899699A JP2000248042A JP 2000248042 A JP2000248042 A JP 2000248042A JP 11048996 A JP11048996 A JP 11048996A JP 4899699 A JP4899699 A JP 4899699A JP 2000248042 A JP2000248042 A JP 2000248042A
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Masako Okanuma
雅子 岡沼
Tamotsu Orihara
保 織原
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 (メタ)アクリロイル基を主な反応基とする
ラジカル硬化型の、従来の硬化性樹脂組成物の問題点を
解決し、硬化性を損なうことなく、硬化前における樹脂
の溶融粘度を増す。 【解決手段】 ノボラック樹脂のフェノール性水酸基
と、これに対して当量以下のグリシジル(メタ)アクリ
レートとを反応させて得られる、分子中にフェノール性
水酸基を有する(メタ)アクリロイル化ノボラック樹脂
(A)と、分子中に2つ以上のイソシアネート基を有す
る化合物(B)とを、100℃以下の温度で混練・混合
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、硬化性樹脂組成物
の硬化性を損なうことなく、その硬化前における溶融粘
度を増す方法(増粘方法)、及び、その手法を用いるこ
とによって得られる、成形材料等の用途に好適な硬化性
樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平8−311137号公報には、ノ
ボラック樹脂のフェノール性水酸基と、これに対して当
量より少ないグリシジル(メタ)アクリレートとを反応
させることによって得られる、分子中にフェノール性水
酸基を有する(メタ)アクリロイル化ノボラック樹脂
と、ラジカル開始剤からなる硬化性樹脂組成物が記載さ
れている。しかし本組成物は、従来のノボラック樹脂/
ヘキサメチレンテトラミン型の樹脂組成物や、不飽和ポ
リエステル樹脂、エポキシ(メタ)アクリレート樹脂な
どのラジカル硬化型樹脂組成物の欠点は改善せしめる
が、圧縮、トランスファー、及び射出成形用途に用いる
場合には、以下の問題点が生じてきた。
【0003】即ち、分子中にフェノール性水酸基を有す
る(メタ)アクリロイル化ノボラック樹脂とラジカル開
始剤とからなる樹脂組成物は、通常100〜200℃の
温度で硬化する。この温度範囲では、樹脂組成物は一度
溶融した後、硬化を開始するが、その際、溶融粘度が低
すぎて、金型の隙間からの樹脂流出による多量のバリ発
生、圧縮時に十分な圧力がかからないことによる、得ら
れた硬化物の特性低下、金型中に空気を巻き込むことに
よるボイド発生などの不良が生ずる。
【0004】一般的に、このような欠点に対する対策と
して、樹脂を予備重合し、プレポリマー化して増粘する
手法が効果的であるが、硬化反応に関与する官能基が
(メタ)アクリロイル基である場合、その反応が連鎖反
応であり、且つ反応の進行が急激であるため溶融粘度を
調節することは難しい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の(メ
タ)アクリロイル基を主な硬化反応基とする、ラジカル
硬化型の硬化性樹脂組成物のこのような問題点を解決す
るため、種々の検討の結果なされたもので、硬化性樹脂
組成物の硬化性を損なうことなく、その硬化前における
溶融粘度を増すことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、(メタ)ア
クリロイル化ノボラック樹脂に、分子中に2つ以上のイ
ソシアネート基を有する化合物を配合し、100℃以下
で混練・混合することによって、これらの配合物が硬化
性を損うことなしに、溶融時の粘度が増すことを見出
し、さらに検討を進めて本発明を完成するに至った。
【0007】即ち本発明は、ノボラック樹脂のフェノー
ル性水酸基と、該フェノール性水酸基に対して当量未満
のグリシジル(メタ)アクリレートを反応させることに
より得られる、分子中にフェノール性水酸基を有する
(メタ)アクリロイル化ノボラック樹脂(A)、およ
び、分子中に2つ以上のイソシアネート基を有する化合
物(B)を必須成分として含有することを特徴とする硬
化性樹脂組成物であり、さらには、(メタ)アクリロイ
ル化ノボラック樹脂(A)とイソシアネート基を有する
化合物(B)とを、100℃以下の混練・温度で混合す
ることを特徴とする、硬化性樹脂組成物の増粘方法。
【0008】本発明で用いる(メタ)アクリロイル化ノ
ボラック樹脂(A)は、分子中にフェノール性水酸基と
アルコール性水酸基とを有する。これらの水酸基は、イ
ソシアネート基と100℃以下の温度で反応する。これ
に対して、樹脂中の(メタ)アクリロイル基は、用いる
ラジカル開始剤の種類によっても異なるが、通常100
℃前後以上で反応する。従って、本発明の(メタ)アク
リロイル化ノボラック樹脂は、樹脂中に含まれる水酸基
とイソシアネート基を含む化合物との反応を利用するこ
とにより、(メタ)アクリロイル基を反応させることな
く分子量を増加させ、増粘をはかることが出来る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明で用いるノボラック樹脂
は、フェノール化合物とホルムアルデヒドとを酸性触媒
の存在下で反応させて得られるものである。ノボラック
樹脂に用いられるフェノール化合物は、芳香核に水酸基
を有する化合物であれば良く、例えば、フェノールをは
じめ、クレゾール、キシレノール、ブチルフェノール、
ノニルフェノール等のアルキルフェノール類、さらにカ
テコール、レゾルシノール、ヒドロキノン等の多価フェ
ノール類、ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビス
フェノールS等の多核フェノール類等を挙げることがで
き、これらの1種または2種以上を組み合わせても良
い。また、これらのノボラック樹脂は、可とう性付与等
の目的で変性されたものでも良い。変性剤としては、ト
ルエン、キシレン、メシチレン等の芳香族炭化水素、桐
油、亜麻仁油等の乾性油、ジシクロペンタジエン等が挙
げられる。
【0010】また、これらのフェノール化合物と反応さ
せるホルムアルデヒドのモル比(F/P)は、0.4〜
0.9、望ましくは0.65〜0.9で、樹脂中に含まれ
る遊離フェノールは、2重量%以下とするのが望まし
い。
【0011】本発明で用いる(メタ)アクリロイル化ノ
ボラック樹脂(A)は、上記のノボラック樹脂とグリシ
ジル(メタ)アクリレートを、アミン類等の塩基性触媒
等の存在下、公知慣用の方法で70〜100℃の温度範
囲で反応せしめることによって得られる。また、樹脂合
成時のゲル化防止や生成物の保存安定性、さらには硬化
性の調整の目的で、それぞれ重合禁止剤を用いてもよ
い。このような重合禁止剤としては、例えば、ヒドロキ
ノン、p−t−ブチルカテコール、モノ−t−ブチルヒ
ドロキノン等のヒドロキノン類、ヒドロキノンモノメチ
ルエーテル、ジ−p−クレゾール等のフェノール類、p
−ベンゾキノン、ナフトキノン、p−トルキノン等のキ
ノン類、またはナフテン酸銅のような銅塩などが用いら
れる。
【0012】(メタ)アクリロイル化ノボラック樹脂
(A)の、残存フェノール性水酸基と(メタ)アクリロ
イル基との割合は、1:9から9:1の範囲が好まし
く、さらには1:9から5:5がより好ましい。(メ
タ)アクリロイル基が上記範囲より多いと樹脂の軟化点
が低下し、水飴状、ないしは粘着性の固形となるので、
作業性が悪化する。また、(メタ)アクリロイル基が上
記範囲より少ないと、架橋点が少なくなりすぎるため、
良好な硬化物が得られない。
【0013】一方、本発明で用いられる分子中に2つ以
上のイソシアネート基を持つ化合物(B)は、1分子中
にイソシアネート基を2個以上有するモノマー、オリゴ
マー全般を指す。化合物(B)の分子量は特に限定され
ないが、100℃以下で混合することから、融点または
軟化点が100℃以下のものがより好ましい。このよう
なイソシアネート基を有する化合物としては、2,4−
トルエンジイソシアネート、2,6−トルエンジイソシ
アネート、ジフェニルメタン−4,4'−ジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンビスイソシアネート、及びメチレン
−ビス−(4−シクロヘキシル イソシアネート)等の
ビスイソシアネート化合物、ポリメチレンポリフェニル
ポリイソシアネート、ビスイソシアネート化合物のプレ
ポリマー化イソシアネート等のポリイソシアネート化合
物等が挙げられ、これらは単独で、あるいは2種以上混
合して用いることができる。化合物(B)の配合量は、
ノボラック樹脂(A)に対して、0.1重量部以上20
重量部以下が望ましい。これより少ないと目的とする増
粘効果が得られず、これより多いと増粘が進みすぎて、
成形が困難となるため望ましくない。
【0014】また、有機過酸化物(C)は、(メタ)ア
クリロイル化ノボラック樹脂(A)とイソシアネート基
を有する化合物(B)とを、予め混練・混合して増粘し
た樹脂組成物に添加しても良いし、(メタ)アクリロイ
ル化ノボラック樹脂(A)およびイソシアネート基を有
する化合物(B)と同時に混練・混合しても良い。
【0015】有機過酸化物(C)の分解温度(半減期1
時間)は、100℃以上であるのが望ましい。このよう
な有機過酸化物としては、1,1−ビス(t−ヘキシル
パーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、
1,1−ビス(t−ヘキシルパーオキシ)シクロヘキサ
ン、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5
−トリメチルシクロヘキサン、1,1−ビス(t−ブチ
ルパーオキシ)シクロヘキサン、1,1−ビス(t−ブ
チルパーオキシ)シクロドデカン、2,5−ジメチル−
2,5−ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、ジクミ
ルパーオキシド、ジ−t−ブチルパーオキシド等が挙げ
られる。また、その配合量は、(メタ)アクリロイル化
ノボラック樹脂(A)に対して、0.1重量部以上20
重量部以下が望ましい。これより少ないと硬化が進み難
くく、これより多いと硬化が速すぎ、さらに、分解生成
物によるガス発生などの問題が有るため適当ではない。
【0016】本発明の硬化性樹脂組成物は、熱硬化性樹
脂成形材料などに使用できるものであるが、その際に必
要に応じて、当業者に公知である無機フィラー、有機フ
ィラー、色素、離型剤などの、各種充填材、添加剤を組
み合わせて使用してもかまわない。
【0017】これら各成分の混合には、熱ロール、2軸
押出機、ニーダー等の一般的な混練機を用いるが、10
0℃以下の温度で混練・混合することにより増粘が起こ
る。本発明における(メタ)アクリロイル化ノボラック
樹脂(A)とイソシアネート基を有する化合物(B)と
の反応は、室温程度の温度で十分速やかに進行するが、
均一に混合し反応させるためには、30℃以上ないしは
樹脂の軟化温度近辺の温度条件で混練・混合するのが好
ましい。また、混練時間は特に問わないが、90℃以上
の温度では、長時間の混練は(メタ)アクリロイル基の
重合を招く場合あり、これは硬化物の特性低下の原因と
なる可能性が有るため、混練時間は混練温度に応じて適
宜調整することが望ましい。
【0018】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれによって何ら限定されものではな
い。
【0019】(合成例1)数平均分子量700のノボラ
ック型フェノールホルムアルデヒド樹脂200g、メチ
ルイソブチルケトン(MIBK)100g、グリシジル
メタクリレート220g、およびトリエチルアミン2g
を、ジムロート冷却管を備えた1000mlの三口フラ
スコに仕込み、100℃で6時間反応させ、減圧下にて
溶媒を除去することによって、(メタ)アクリロイル化
ノボラック樹脂を得た。1H−NMRにて分析を行なっ
たところ、(メタ)アクリロイル基とフェノール性水酸
基の比は、8:2であることが確認できた。
【0020】(合成例2)数平均分子量700のノボラ
ック型フェノールホルムアルデヒド樹脂200g、メチ
ルイソブチルケトン(MIBK)100g、グリシジル
メタクリレート140g、およびトリエチルアミン2g
を、ジムロート冷却管を備えた1000mlの三口フラ
スコに仕込み、100℃で5時間反応させ、減圧下にて
溶媒を除去することによって、(メタ)アクリロイル化
ノボラック樹脂を得た。1H−NMRにて分析を行なっ
たところ、(メタ)アクリロイル基とフェノール性水酸
基の比は、5:5であることが確認できた。
【0021】(実施例1)合成例1で得られた(メタ)
アクリロイル化ノボラック樹脂100gと、デスモジュ
ールT−65(住友バイエルウレタン(株)製のトルエン
ジイソシアネート)5gとを、70℃の小型ニーダーに
て10分間混練し、これに、ジクミルパーオキシド5g
を加えて、さらに2分間混合して、硬化性樹脂組成物を
得た。
【0022】この組成物の110℃での溶融粘度は、6
3.2Pa.secであった。また、キュラストメーター
((株)オリエンテック製、JSRキュラストメーター
S.D型)による、150℃における硬化挙動(硬化速
度:最大硬化度に達するまでの傾き、最大硬化度:硬化
が飽和した時のトルク値)、および、160℃で圧縮成
形して得たテストピースによる曲げ強度(JIS−C6
481に基づく)を測定した。測定結果は表1に示し
た。
【0023】(実施例2〜3)表1に示した配合・混合
条件にて、実施例1と同様にして、樹脂組成物を作成し
特性の評価を行なった。その結果を表1に示す。
【0024】(比較例1)合成例1で得られた(メタ)
アクリロイル化ノボラック樹脂100gのみを、70℃
の小型ニーダーにて10分間混練し、これに、ジクミル
パーオキシド5gを加えて、さらに2分間混合して、硬
化性樹脂組成物を得た。この組成物について、実施例1
と同様にして、特性の評価を行なった。その結果を表1
に示す。
【0025】(比較例2)表1に示した配合・混合条件
にて、比較例1と同様にして、樹脂組成物を作成し特性
の評価を行なった。その結果を表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】実施例1〜3と比較例1〜2の比較から明
らかなように、(メタ)アクリロイル化ノボラック樹脂
(A)とイソシアネート化合物(B)とを混練・混合
し、これに更に、有機過酸化物(C)を混合した場合、
110℃での溶融粘度が増加し、且つ、キュラストメー
ター硬化性及び曲げ強度は、比較例(従来の樹脂組成
物)と同等以上の性能を示し、本発明の優れていること
が分かる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、硬化性樹脂組成物の硬
化性を損なうことなく、その硬化前における溶融粘度を
増すことができ、その手法を用いることによって得られ
る硬化性樹脂組成物は、熱硬化性樹脂成形材料等の用途
に好適である。
フロントページの続き Fターム(参考) 4J027 AG12 CB04 CC02 4J034 DA01 DB03 DB07 DJ02 DJ08 DJ11 HA01 HA02 HA06 HA07 HC03 HC12 HC17 HC22 HC46 HC52 HC61 HC63 HC64 HC67 HC71 LA04 LA33 MA13

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノボラック樹脂のフェノール性水酸基
    と、該フェノール性水酸基に対して当量未満のグリシジ
    ル(メタ)アクリレートを反応させることにより得られ
    る、分子中にフェノール性水酸基を有する(メタ)アク
    リロイル化ノボラック樹脂(A)、および、分子中に2
    つ以上のイソシアネート基を有する化合物(B)を必須
    成分として含有することを特徴とする硬化性樹脂組成
    物。
  2. 【請求項2】 (メタ)アクリロイル化ノボラック樹脂
    (A)とイソシアネート基を有する化合物(B)とを、
    100℃以下の温度で混練・混合することを特徴とす
    る、請求項1記載の硬化性樹脂組成物の増粘方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の増粘方法により、予め増
    粘された硬化性樹脂組成物に、更に有機過酸化物(C)
    を配合してなることを特徴とする硬化性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 ノボラック樹脂のフェノール性水酸基
    と、該フェノール性水酸基に対して当量未満のグリシジ
    ル(メタ)アクリレートを反応させることにより得られ
    る、分子中にフェノール性水酸基を有する(メタ)アク
    リロイル化ノボラック樹脂(A)、分子中に2つ以上の
    イソシアネート基を有する化合物(B)、および、有機
    過酸化物(C)を必須成分として含有することを特徴と
    する硬化性樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 (メタ)アクリロイル化ノボラック樹脂
    (A)、イソシアネート基を有する化合物(B)、およ
    び有機過酸化物(C)を、100℃以下の温度で混練・
    混合することを特徴とする、請求項4記載の硬化性樹脂
    組成物の増粘方法。
  6. 【請求項6】 (メタ)アクリロイル化ノボラック樹脂
    (A)の、残存フェノール性水酸基と(メタ)アクリロ
    イル基との割合が、当量比で1:9から9:1の範囲で
    あることを特徴とする、請求項1、請求項3、および請
    求項4のいずれかに記載の硬化性樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 (メタ)アクリロイル化ノボラック樹脂
    (A)の、残存フェノール性水酸基と(メタ)アクリロ
    イル基との割合が、当量比で1:9から9:1の範囲で
    あることを特徴とする、請求項2または請求項5に記載
    の硬化性樹脂組成物の増粘方法。
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JP2002308956A (ja) * 2001-04-17 2002-10-23 Showa Highpolymer Co Ltd 部分(メタ)アクリロイル化ノボラック樹脂

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