JP2000247538A - シート折り機 - Google Patents

シート折り機

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JP2000247538A
JP2000247538A JP11043488A JP4348899A JP2000247538A JP 2000247538 A JP2000247538 A JP 2000247538A JP 11043488 A JP11043488 A JP 11043488A JP 4348899 A JP4348899 A JP 4348899A JP 2000247538 A JP2000247538 A JP 2000247538A
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JP
Japan
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sheet
folding
pair
forming
roller pair
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JP11043488A
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English (en)
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Tatsuji Takizawa
辰治 滝沢
Hirofumi Aranishi
弘文 新西
Nobuhiro Shishido
信宏 宍戸
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SKS KK
Katsuragawa Electric Co Ltd
Original Assignee
SKS KK
Katsuragawa Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 シート折り機 【目的】 折りを付けたシートを下方に落下させる構
成により、シート折り機を小型化すると共に、安定した
シートの折りを行うことができるシート折り機を提供す
ることを目的とする。 【構成】 シートを搬送する搬送装置と、搬送装置の下
方に配置され、互いに異なる方向にシートの折りを行う
2組の空間を隔てて左右並列して配置されたシート折り
形成装置と、搬送装置から搬送されたシートを、各シー
ト折り形成装置に交互に振り分ける搬送切替装置と、各
シート折り形成装置に対応して設けられ搬送切替装置か
ら出力されたシートを各シート折形成装置に案内する2
組の案内板と、搬送切替装置の振り分け動作に連動して
2組の案内板を、シートを各シート折り形成装置に案内
する案内位置と非案内位置に作動させる連動機構とを有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート折り機に関
するものであり、特に、紙等のシートを連続にしてジグ
ザグ状に折りたたむしーと折り機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の折り機として、図12に示すもの
がある(特開昭61ー226461号公報参照)。この
折り機は、互いに圧接して配置された、駆動ロール11
とピンチロール12とから構成されるフィードローラ対
10と、折りロール23と折りピンチロール24とから
構成される第1ローラ対21と、折りロール25と折り
ピンチロール26とから構成される第2ローラ対22
と、用紙ガイド30と、用紙案内ガイド40とからな
る。
【0003】用紙ガイド30は上方より下方に向かうシ
ートを案内するための通路を有している。駆動ロール1
1は図示しない駆動手段により駆動され、ピンチロール
12との間でシート700を上方から下方に向けて搬送
する。フィードローラ対10の下流には用紙ガイド50
が設けられている。用紙ガイド50は、図示しない第1
ソレノイドおよび第2ソレノイドにそれぞれ図で見て左
右反対方向に向けて連結され、各ソレノイドが交互に付
勢、消勢を行うことにより軸60を回動中心として図で
見て左右に揺動可能な構成となっている。
【0004】以上の構成から、シートのジグザグ折り
は、用紙ガイド30を第1折りローラ対21また第2折り
ローラ対22側に交互に向けることによって、すなわ
ち、フィードローラ対10によりシート700を送り且
つ用紙ガイド50の左右の振りに応じて中央のガイド4
0aの上で交互に向きの異なるループをシートに形成さ
せ、同時に第1折りローラ対21と第2折りローラ対22
とを、適宜に正転または逆転させることにより前記ルー
プを銜え込み押し潰すことにより折り目部を形成しまた
は排出を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この構成のシ
ート折り機は、シートのジグザグ折りを一平面上(ガイ
ド40上)で累積的に行うために、すなわち、順次、折
りを形成したものを重ね合わせた状態で第1および第2折
りローラ間を平行移動して、シートの折りを繰り返すた
め、ジグザグ回数が多くなるほど折りたたまれたシート
の厚さが増し、各折りローラのニップの圧力が小さくな
り、しっかりと折り目の付いた安定したシートの折りを
行うことができないという欠点を有する。また、シート
を横方向に移動するため、折りを形成するためのスペー
スが必要となり、シート折り機が大型化するという欠点
を有する。
【0006】本発明は、上記した問題点に鑑みてなされ
たものであり、シート折り機を小型化すると共に、安定
したシートの折りを行うことができるシート折り機を提
供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、シートを搬送する搬送装置と、搬送装置の下方に配
置され、互いに異なる方向にシートの折りを行う2組の
空間を隔てて左右並列して配置されたシート折り形成装
置と、搬送装置から搬送されたシートを、各シート折り
形成装置に交互に振り分ける搬送切替装置と、各シート
折り形成装置に対応して設けられ搬送切替装置から出力
されたシートを各シート折形成装置に案内する2組の案
内板と、搬送切替装置の振り分け動作に連動して2組の
案内板を、シートを各シート折り形成装置に案内する案
内位置と非案内位置に作動させる連動機構とを有するこ
とを特徴とする。
【0008】また、搬送切替装置と連動機構を駆動する
駆動装置を、更に有し、搬送切替手段により、シート
が、一方のシート折り形成装置に案内された時に、他方
のシート折り形成装置によるシートの折り動作を解除
し、該解除されたシートの折り目部を該シート折り形成
装置から放出させることを特徴とする。
【0009】さらに、搬送装置は、フィードローラ対か
ら構成し、シート折り形成装置は、そのニップ間にルー
プを銜え込み押し潰すことにより折り目部を形成する折
りローラ対から構成し、搬送切替装置は、フィードロー
ラ対の軸線とほぼ平行する軸線を中心に所定角度の範囲
で往復スイング運動するバッフルからなることを特徴と
する。
【0010】連動機構は、一端を搬送切替装置の振り分
け動作に連動して往復回転する回転体に固定され他端が
該回転体の半径方向外方のそれぞれ異なる方向に延在す
る一対のアームと、各々のアームに連接されアームの動
作を一対の案内板に伝達するリンクとを有することを特
徴とする。
【0011】また、シート折り機形成装置により折り目
部を形成されたシートの部分が順次にシート折り形成装
置間の空間より下方に排出され、搬送装置切替装置は、
シートに折りを必要としないときは、シート折り形成装
置間の空間にその出口部を向けていることを特徴とす
る。
【0012】さらに、上方から搬送されてくるシートの
搬送方向を下方左右方向に交互に向かうように枢軸を中
心にスイング可能としたシート用通路を有するバッフル
と、バッフルにより向けられたシートのループ部分を銜
え込み押し潰すことにより折り目部を形成する左右並列
に空間を隔てて配置された2組の折りローラ対と、各折
りローラ対に対応して設けられバッフルにより向けられ
たシートのループ部分を、対応する折りローラ対に案内
する2組の案内面とを備え、バッフルが左右一方の折り
ローラ対に向けられたときには、当該折りローラ対に対
応する案内面は当該シートのループ部分を当該折りロー
ラ対に案内するように略水平面上に位置し且つ当該折り
ローラ対はシートのループ部分を銜え込み折り目部を形
成する方向に回転し、他方の折りローラ対は折り目部を
形成したシートの部分を該折りローラ対から解除するよ
うに逆回転し且つ当該他方の折りローラ対と対向する他
方の案内面は折りローラ対間の空間に向かって下方に傾
斜し該シートの部分を排出するように位置することを特
徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施例を図に基づ
いて説明する。図1に、本発明のシート折り機の一例の
斜視図を示す。このシート折り機には、図示しないプリ
ンタ等から排出されたシートが送り込まれる。この実施
例において、シート折り機は、搬送装置100と、2組
のシート折り形成装置200、201と、搬送切替装置
300と、連動機構400と、駆動装置500とを有す
る。
【0014】搬送装置100は、具体的にはフィードロ
ーラ対から構成され、互いに圧接して配置された2つの
ローラが所定方向に回転することにより、プリンタ等
(図示しない。)から送り込まれたシートをそのニップ
間に通して上方から下方に向けて搬送するようになって
いる。
【0015】2組のシート折り形成装置200、201
は、互いに異なる方向に、シートの折りを行うものであ
り、具体的には、折りローラ210とピンチローラ23
0、折りローラ220とピンチローラ240とからなる
2組の折りローラ対から構成される。2組の折りローラ対
は、ほぼ同形および同構造よりなり、各折りローラ対の
ローラによりに形成されるニップの位置がほぼ同一の水
平面上となるように空間を隔てて左右に並列して配置さ
れている。
【0016】各シート折り形成装置200、201は
(以下、「折りローラ対200、201」と呼ぶ。)
は、各折りローラ対200、201の軸線がほぼ平行と
なるように対向して、搬送装置100(以下、「フィー
ドローラ対100」と呼ぶ。)の下方左右方向の位置に
配置されており、次に述べる搬送切替装置300の動作
に伴って連動する。
【0017】搬送切替装置300は、フィードローラ対
100の下方に設けられている。搬送切替装置300
は、具体的には、上下に開口部を有する箱型形状のバッ
フル(以下、搬送切替装置を「バッフルと呼ぶ。」)で
ある。さらにバッフル300は、上方の案内部310と
下方の導入部320とから区分される。導入部320
は、シートの搬送方向にしたがい先細りに形成されてい
る。案内部310の開口部は、導入部320の下方の開
口部よりも幅広く形成され、シートがぶれて搬送されて
も案内部310に確実に入るようになっている。また、
案内部310の内側の適宜位置に、シートの先端が案内
部310を通過したことを検知するセンサ330(図
3)が取り付けられいる。センサ330は、図2に示す
制御装置600に接続されている。
【0018】フィードローラ対100によって搬送され
るシートの搬送量(搬送長さ)は、フィードローラ対1
00の回転速度を一定にしておき、シートの先端がセン
サ330に検知されてからの経過時間を制御装置600
によりカウントすることにより積算して行われる。ま
た、導入部320の両外端面には、後に述べる連動機構
400の構成の一部である回転体410、410となる
回転軸411、412が設けられ、この回転軸411、
412はシート折り機本体の図示しない側板の軸穴に回
転可能に軸支されている。
【0019】一方の回転軸412は後に述べる駆動装置
500に連結され、これにより導入部320は回転軸4
12、411を中心に所定角度の範囲で往復スイング運
動する。導入部320は、導入部320のスイングが規
制される最大角度位置において、導入部320の先端部
が各折りローラ対200のニップにシートの先端および
ループ部分を導入しやすい位置にあるように設定されて
いる。
【0020】連動機構400は、一端を回転軸411、
412に固定され他端が回転軸411、412の半径方
向外方のそれぞれ異なる方向に延在する一対のアーム4
20、430と、各アーム420、430の両端に連接
された対のリンク部(421、422)、(431、4
32)とから構成されている。それぞれのリンク部(4
21、422)、(431、432)は、枢動自在に連
接された第一のアーム420、430のそれぞれの両端
にリンク部材(423、425)、(433、43
5)、第一のリンク部材(423、425)、(43
3、435)のそれぞれの他端に枢動自在に連接された
第二のリンク部材(424、426)、(434、43
6)から構成される。
【0021】第二のリンク部材(424、426)、
(434、436)の他端は、後述する案内板810、
820の端面の適宜位置に固定されている。具体的に
は、折りローラ210とピンチローラ230とのニップ
および折りローラ220とピンチローラ240とのニッ
プを結ぶ平面上に配置されていることが望ましい。な
お、この実施例では、第二のリンク部材(424、42
6)、(434、436)の他端は、上記の折りローラ
およびピンチローラのニップ(210、230)、(2
20、240)近くに固定されている。
【0022】さらに、図1からみて奥側の二つのリンク
部材(424、434)と手前側の二つのリンク部材
(426、436)とにはそれらを連結するように案内
板810、820が、その端面が各リンク部材に接着等
により固定されて各々架設されている。各案内板81
0、820は、バッフル300を介して搬送されたシー
トを折りローラ対200に案内するものであり、各アー
ム420、430に連接された第一および第二のリンク
部材((423、425)、(433、435))、
((424、426)、(434、436))の動作が
伝達されることにより互いに異なる方向に傾斜するよう
に動作する。
【0023】なお、図1から見て、奥側のアーム430
と、リンク部(431、432)は、手前側のアーム4
20と、各アーム420、430とほぼ同一の形状およ
び構成よりなり、それぞれ相対して一体的に動作する。
これにより、案内板810、820は、第二のリンク部
材の先端(436、426)、(434、424)を中
心としてそれぞれ平行動作する。
【0024】駆動装置500は、回転軸411、412
を所定角度の範囲で往復運動(正逆回転)させるととも
にこの運動に追従して連動機構400を動作させるもの
であり、駆動力を発生する駆動源510と駆動力を連動
機構400に伝達する伝達部520とを有する。具体的
には駆動源510をモータ511、伝達部520を二つ
のプーリ522とベルト521とし、モータ511の駆
動力は、ベルト521を介してプーリ522に減速して
伝達するように構成されている。一方、プーリ522は
回転軸412に連結され、モータ511の駆動力が回転
軸412に伝達されることにより、回転軸412が所定
角度で正転駆動され、バッフル300が所要角度で揺動
されるようになっている。バッフル300が所定角度で
いずれかの方法に揺動するかは、制御装置600により
制御される。
【0025】なお、上記した例では、駆動力の伝達手段
として、プーリ522、ベルト521を組み合せた減速
手段としたが、これに代えて、モータ511自体を正逆
可能なパルスモータとして、上記所定角度での正逆往復
運動をなすようにしても良い。
【0026】また更に、駆動源510としてモータ51
1を使用したが、かかるモータを使用する代わりに二つ
の電磁ソレノイドを使用し、かかるソレノイドのプラン
ジャを前記アーム420、430または前記導入部32
0の側面に左右異なる方向から引張ることができるよう
に連結し、これら二つのソレノイドを交互に切り換える
ようにしてオン・オフさせることにより、適宜に導入部
320の往復スイング動作を行うようにさせても良い。
【0027】次に上記した機構のシート折り機の動作お
よび作動を図3乃至図11を参照として説明する。ま
ず、シート700の折りを行わない情報を制御装置60
0に入力すると、図3に示すように、バッフル300は
その出口部を折りローラ対200、201間の空間側に
向けるように下方に向いている。プリンタ等から排出さ
れたシート700はフィードローラ対100まで搬送さ
れる。このとき、各案内板810、820は、各折りロ
ーラ対200のニップ間を結ぶ平面位置より前記空間側
に下方に傾く状態にあり、バッフル300から下方に放
出されるシート700の引っ掛かりを防止している。フ
ィードローラ対100は、シート700がバッフル30
0を介して下方に放出されるまで矢印方向に回転させ
る。
【0028】また、シート700の折りを一回のみ行う
情報を制御装置600に入力すると、プリンタ等から排
出されたシート700は、フィードローラ対100に挟
持されて下方に搬送され、バッフル300の案内部31
0を通る。この時、シート700の先端がセンサ330
で検知されると、制御装置600により、シート700
の通過後の時間と、フィードローラ対100の回転速度
から、シート700の搬送量が計測される。
【0029】この間、バッフル300の導入部320は
徐々に一方向側にスイングする(この実施例では左側と
する。)。この導入部320の動作に追従して、各アー
ム部420、430が回動し、この各アーム部420、
430の動作に連動し、図4に示すように、各案内板8
10、820が互いに異なる方向、すなわち、案内板8
10がほぼ水平に、案内板820が前記空間に向かって
下方に傾斜するように各々の第一のリンク部材(42
3、425)、(433、435)と第二のリンク部材
(424、426)、(434、426)とを動かす。
このとき、バッフル300の導入部320を介して、シ
ート700は搬送され続けられることにより、シート7
00が弛み、折りローラ220とピンチローラ240と
のニップに向かって湾曲し、ループ部分710が形成さ
れる。
【0030】なお、この実施例において、シート700
のループ部分710の形成は、フィードローラ対100
を回転させるとの同時にバッフル300の導入部320
をスイングさせて、案内板810を平行に動かして行う
ことが記載されているが、いったん、シート700の折
りを形成する所定の長さを搬送し、この後、バッフル3
00の導入部320をスイングさせて案内板810を平
行に動かして行っても良い。
【0031】さらに、センサ330により、シート70
0が所定長さまで搬送されたことを制御装置600が計
測すると、図5に示すように、制御装置600は同時に
矢印方向A(反時計方向)に各折りローラ210、22
0を回転させる。これにより、各折りローラ210、2
20は各々のピンチローラ230、240とともに追従
して矢印方向B(時計方向)に回転し、シート700の
ループ部分710がピンチローラ240と折りローラ2
20との間で押し潰されて折り重なった状態で挟まれ、
シート700に折り目が付けられる。
【0032】次いで、折り幅分のシート700が搬送さ
れると、制御装置600により、同時に、各々のピンチ
ローラ230、240および折りローラ210、220
を矢印方向と反対方向に回転させる。この動作と同時
に、制御装置600は駆動装置500を作動させ、徐々
にバッフル300の導入部320を右側へスイングさ
せ、図6に示すように各々の案内板810、820を逆
に動かし、折りが形成されたシート700を下方に放出
する。なお、この図においては、左側でシート700の
折りを形成しているが、右側でシート700の折りを形
成しても差し支えない。
【0033】さらに、連続、すなわちジグザグ状にシー
ト700を行う情報を制御装置600に入力すると、上
述したように、プリンタ等から排出されたシート700
は、フィードローラ対100を介してバッフル300の
案内部310を通り、シート700の先端がセンサ33
0により検知されると制御装置600によりシート70
0の搬送量が計測される。
【0034】この間、制御装置600は、バッフル30
0の導入部320を左側に徐々にスイングさせ、これに
追従して、各アーム部420、430を介して図4に示
すように、各案内板810、820が互いに異なる方向
となるように各々の第一のリンク部材(423、42
5)、(433、435)と第二のリンク部材(42
4、426)、(434、426)とを動かす。この作
動中に、導入部320を介して、シート700は搬送さ
れ続けられることにより、上述したように、シート70
0が弛み、折りローラ220とピンチローラ240との
ニップに向かってループ部分710が形成される。
【0035】さらに、センサ330を介して、シート7
00が所定長さまで搬送されたことを制御装置600が
計測すると、図5に示すように、制御装置600は同時
に矢印方向A(反時計方向)に各折りローラ210、2
20を回転させ、シート700のループ部分710がピ
ンチローラ240と折りローラ220との間で押し潰さ
れて折り重なった状態で挟まれ、シート700に折り目
が付けられる。
【0036】次いで、折り幅分のシート700が搬送さ
れると、制御装置600は、徐々にバッフル300の導
入部320を右側へスイングさせるとともに各々の第一
のリンク部材(423、425)、(433、435)
と第二のリンク部材(424、426)、(434、4
26)とを動かし、図7に示すように右側の案内板82
0上に折りローラ210とピンチローラ230とのニッ
プに向かって、ループ部分710をシート700に形成
させる。このとき、第二のリンク部材(424、42
6)、(434、426)の他端を中心として左側の案
内板800がシート搬送側に傾くことにより、左側で折
りが形成されたシート700は折りローラ対200、2
01間の空間から下方に落下する。
【0037】この後、制御装置600は、センサ330
を介して、シート700が所定長さまで搬送されたこと
を制御装置600が計測すると、図8に示すように、制
御装置600は同時に矢印方向C(時計方向)に各折り
ローラ210、220を回転させ、これに追従して、各
折りローラ210、220は各々のピンチローラ23
0、240を矢印方向D(反時計方向)に回転させる。
この動作により、シート700のループ部分710がピ
ンチローラ230と折りローラ210との間に折り重な
った状態で挟まれ、シート700に折り目が付けられ
る。
【0038】次いで、折り幅分のシート700が搬送さ
れると、制御装置600により、同時に、各々のピンチ
ローラ230、240および折りローラ210、220
を矢印方向と反対方向に回転させる。この間、図9示す
ように、徐々にバッフル300の導入部320を右側へ
スイングさせることにより、右側の案内板820をシー
ト搬送側に傾かせて、折り目が付けられたシート700
を落下させるとともに左側の案内板800上に折りロー
ラ220とピンチローラ240とのニップに向かって、
ループ部分710をシート700に形成させる。
【0039】この後、図10に示すように同時に矢印方
向E(時計方向)に各折りローラ210、220回転さ
せ、これに追従してピンチローラ230、240を矢印
方向Eに回転させることにより、ニップにシート700
のループ部分710を折り重ねた状態にして挟み、シー
ト700に折り目が付けられる。以上の動作を数回繰り
返し、センサ330を介して折り幅分のシート700が
搬送されると、制御装置600は、図11に示すよう
に、バッフル300の導入部320を下方に向けて、左
右の案内板810、820をシート搬送側に傾け、シー
ト700を下方に落下させる。
【0040】
【発明の効果】折りを付けたシートを下方に落下させる
構成により、シート折り機を小型化すると共に、安定し
たシートの折りを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート折り機の斜視図。
【図2】本発明のシート折り機のブロック図。
【図3】本発明に係るシート折り機の折りの動作を示す
図。
【図4】本発明に係るシート折り機の折りの動作を示す
図。
【図5】本発明に係るシート折り機の折りの動作を示す
図。
【図6】本発明に係るシート折り機の折りの動作を示す
図。
【図7】本発明に係るシート折り機の折りの動作を示す
図。
【図8】 本発明に係るシート折り機の折りの動作を示
す図。
【図9】 本発明に係るシート折り機の折りの動作を示
す図。
【図10】 本発明に係るシート折り機の折りの動作を
示す図。
【図11】 本発明に係るシート折り機の折りの動作を
示す図。
【図12】 従来例を示す図。
【符号の説明】
100 搬送装置(フィードローラ対) 200 シート折り形成装置 300 搬送切替装置 400 連動機構 500 駆動装置 600 制御装置 700 シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宍戸 信宏 東京都大田区下丸子四丁目21番3号 桂川 電機株式会社内 Fターム(参考) 3F108 AA01 AB04 AC10 BA04 BA07 BB31 CB03 CB05 CB43 CB45 EA09

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートを搬送する搬送装置と、 前記搬送装置の下方に配置され、互いに異なる方向にシ
    ートの折りを行う2組の空間を隔てて左右並列して配置
    されたシート折り形成装置と、 前記搬送装置から搬送されたシートを、各シート折り形
    成装置に交互に振り分ける搬送切替装置と、 各シート折り形成装置に対応して設けられ前記搬送切替
    装置から出力されたシートを各シート折形成装置に案内
    する2組の案内板と、 前記搬送切替装置の振り分け動作に連動して前記2組の
    案内板を、前記シートを各シート折り形成装置に案内す
    る案内位置と非案内位置に作動させる連動機構とを有す
    ることを特徴とするシート折り機。
  2. 【請求項2】 搬送切替装置と連動機構を駆動する駆動
    装置を、更に有し、 前記搬送切替手段により、前記シートが、一方の前記シ
    ート折り形成装置に案内された時に、他方の前記シート
    折り形成装置によるシートの折り動作を解除し、該解除
    されたシートの折り目部を該シート折り形成装置から放
    出させることを特徴とする請求項1記載のシート折り
    機。
  3. 【請求項3】 前記搬送装置は、フィードローラ対から
    構成される請求項1または2記載のシート折り機。
  4. 【請求項4】 前記シート折り形成装置は、そのニップ
    間にループを銜え込み押し潰すことにより折り目部を形
    成する折りローラ対から構成される請求項1、2または
    3いずれか記載のシート折り機。
  5. 【請求項5】 前記搬送切替装置は、前記フィードロー
    ラ対の軸線とほぼ平行する軸線を中心に所定角度の範囲
    で往復スイング運動するバッフルからなることを特徴と
    する請求項1、2、3または4いずれか記載のシート折
    り機。
  6. 【請求項6】 前記連動機構は、一端を前記搬送切替装
    置の振り分け動作に連動して往復回転する回転体に固定
    され他端が該回転体の半径方向外方のそれぞれ異なる方
    向に延在する一対のアームと、各々のアームに連接され
    アームの動作を一対の案内板に伝達するリンクとを有す
    る請求項1、2、3、4または5いずれか記載のシート
    折り機。
  7. 【請求項7】 前記シート折り機形成装置により折り目
    部を形成されたシートの部分が順次にシート折り形成装
    置間の空間より下方に排出されることを特徴とする請求
    項1、2、3、4、5または6記載のシート折り機。
  8. 【請求項8】 前記搬送装置切替装置は、シートに折り
    を必要としないときは、前記シート折り形成装置間の空
    間にその出口部を向けていることを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5まはた6記載のシート折り機。
  9. 【請求項9】 上方から搬送されてくるシートの搬送方
    向を下方左右方向に交互に向かうように枢軸を中心にス
    イング可能としたシート用通路を有するバッフルと、 前記バッフルにより向けられたシートのループ部分を銜
    え込み押し潰すことにより折り目部を形成する左右並列
    に空間を隔てて配置された2組の折りローラ対と、 各折りローラ対に対応して設けられ前記バッフルにより
    向けられたシートのループ部分を、対応する折りローラ
    対に案内する2組の案内面とを備え、 前記バッフルが左右一方の折りローラ対に向けられたと
    きには、当該折りローラ対に対応する案内面は当該シー
    トのループ部分を当該折りローラ対に案内するように略
    水平面上に位置し且つ当該折りローラ対はシートのルー
    プ部分を銜え込み折り目部を形成する方向に回転し、他
    方の折りローラ対は折り目部を形成したシートの部分を
    該折りローラ対から解除するように逆回転し且つ当該他
    方の折りローラ対と対向する他方の案内面は前記折りロ
    ーラ対間の空間に向かって下方に傾斜し該シートの部分
    を排出するように位置することを特徴とするシート折り
    機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020193070A (ja) * 2019-05-28 2020-12-03 株式会社リコー シート折り装置、及び、画像形成システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020193070A (ja) * 2019-05-28 2020-12-03 株式会社リコー シート折り装置、及び、画像形成システム
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