JP2000244159A - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JP2000244159A
JP2000244159A JP2000043123A JP2000043123A JP2000244159A JP 2000244159 A JP2000244159 A JP 2000244159A JP 2000043123 A JP2000043123 A JP 2000043123A JP 2000043123 A JP2000043123 A JP 2000043123A JP 2000244159 A JP2000244159 A JP 2000244159A
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cooling
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cooling device
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E Hantsuriku Stephen
スティーブン・イー・ハンツリク
A Hansen Michael
ミッシェル・エー・ハンセン
R Wagner Guy
ガイ・アール・ワグナー
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Agilent Technologies Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、従来冷却装置の問題点を解消した
冷却装置を提供する。 【解決手段】 本発明の冷却装置50は、略平坦な表面11
0 と;第一の開放端部118 及び第二の略閉止された端部
124 を有する小室120 と;第二の略閉止された端部124
と略平坦な面110 との間に延在する熱伝導部104 と;小
室120 を略包囲する室壁部114 から成り;室壁部114 の
拡張部分を構成する第一の突出部150 と;室壁部114 の
他の拡張部分を構成する第二の突出部170 と;第一の突
出部150 と第二の突出部170 との間に配設され、且つ第
一の突出部150 及び第二の突出部170 に比べて室壁部11
4 のより小さな部分を構成する凹状領域152 とを具備
し、更に、第一の突出部150 が第二の突出部170 よりも
大きいので、ヒートシンク部を熱集中領域近傍に集中配
備することを可能にし、且つヒートシンク部全体の質量
及び寸法を冷却能力を著しく損なうことなく、減少する
ことを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に冷却装置に関
し、特に、電子機器から熱を除去するための冷却装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路装置のような電子機器は、近年
益々多用されるようになり、その代表例がコンピュータ
である。パーソナルコンピュータを含む大部分のコンピ
ュータの中央処理装置(又は中央処理装置群)は、集積
回路によって構成されている。
【0003】通常に作動する間、各電子機器は可成りの
熱を発生する。この熱が継続的に除去されないと、前記
各電子機器は過熱して該各電子機器に損傷を与えるか、
又は作動性能の低下を招く要因になる。このような過熱
を防ぐために、各種冷却装置が前記各電子機器に関連し
てしばしば利用される。
【0004】このような冷却装置の一つは、ファン付き
ヒートシンク(fan assisted heatsink) 冷却装置であ
り、そのような装置において、前記ヒートシンクは、ア
ルミニウムのような熱を容易に伝導する材料で作られ
る。前記ヒートシンクは通常、前記電子機器の上部でこ
れに接触するように配設される。この接触により、前記
電子機器によって発生した熱は、前記ヒートシンクに伝
わって前記電子機器から除去される。
【0005】前記ヒートシンクは、その表面積を大きく
してそこから周囲空気への熱の伝達を最大にするするた
めに、複数の冷却フィン(fin) を具備することもでき
る。前記ヒートシンクの一例は、Deanの米国特許第5,79
4,685 号明細書( 発明の名称 :Heat sink device havin
g radial heat and airflow paths) に開示され、且つ
それがそこに開示されている全てを参照して本願発明に
組み入れられている。
【0006】前記ヒートシンク装置の冷却容量を強化す
るために、電動ファンは前記ヒートシンクの内部、又は
上部にしばしば配設される。作動中に、前記ファンは空
気を前記ヒートシンク装置の前記フィン周辺に移動さ
せ、その結果、前記フィンから周辺空気への熱の伝達を
促進させることによって前記フィンを冷却させる。ファ
ン付きのヒートシンク装置の一例は、Wagnerの米国特許
第5,785,116 号明細書(発明の名称 : Fan assisted hea
t sink device) に開示され、且つそれがそこに開示さ
れている全てを参照して本願発明に組み入れられてい
る。
【0007】年々前記電子機器類の出力が強化されて来
ると、前記電子機器類によって発生する熱量も増加して
来た。これらの高出力化された電子機器類を十分に冷却
するために、より大きな冷却容量を有する冷却装置が必
要とされる。また、前記各電子機器を多重電子機器パッ
ケージ (multiple electronic device packages)に包装
することが強まる傾向にある。前記多重電子機器パッケ
ージ配列は、数個の熱源をその一個のパッケージ内に配
置することになるので、冷却に関して更なる難問を提供
する。前記パッケージ内の前記各電子機器は熱放散源で
あるので、前記各電子機器は冷却されねばならない。こ
れらの多重電子機器パッケージを十分に冷却するため
に、冷却装置は前記パッケージ内の全ての電子機器に接
触、又は非常に接近する十分に大きなものでなければな
らない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、このような多
重電子機器パッケージを冷却するための冷却装置は通
常、可成り大きい。そのように大きな冷却装置は、比較
的に高価であり、重く、そしてしばしば非効率的である
ので、問題を有している。
【0009】前記ファン付きヒートシンク冷却装置の別
の問題は、前記各ファン、特に、冷却能力を上げるため
に大型及び又は複数個のファンが利用される場合に生じ
る騒音である。この騒音は、ユーザーが機械に近接いる
ことが一般的であるデスクトップコンピュータにおいて
特に問題となる。この問題は、多くの高出力コンピュー
タで発生するように、前記多重電子機器、従って多重冷
却装置が同じコンピュータハウジング中に搭載されてい
る場合、更に悪化する。
【0010】本発明は、前述した従来冷却装置に関わる
問題点を解消した冷却装置を提供することを目的とする
ものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
熱を発散させるための冷却装置であって;前記冷却装置
が、略平坦な表面と;第一の開放端部及び第二の略閉止
された端部を有する小室と;前記第二の略閉止された端
部と前記略平坦な面との間に延在する熱伝導部と;前記
小室を略包囲する室壁部から成り;前記室壁部の拡張部
分を構成する第一の突出部と;前記室壁部の他の拡張部
分を構成する第二の突出部と;前記第一の突出部と前記
第二の突出部との間に配設され、且つ前記第一の突出部
及び前記第二の突出部に比べて前記室壁部のより小さな
部分を構成する凹状領域とを具備し、更に、前記第一の
突出部が前記第二の突出部よりも大きいことを特徴とす
る冷却装置によって達成される。
【0012】主として作動中の集積回路又は他の電子機
器類を冷却するための冷却装置が此処に開示されてい
る。前記冷却装置は、その中に小室を有するヒートシン
ク部を具備する。ファン又は他の空気移動装置が前記小
室内に装着される。それらの間に冷却羽根を画成する複
数個のスロットが、前記小室と前記ヒートシンク部の外
部間に延伸している。前記ヒートシンク部の外周縁部
は、外方に向かって拡張する複数個の突出部と該突出部
間に設けられた凹状領域によって形成される。前記各突
出部は、電子機器パッケージでの熱集中領域に対応する
ように、その寸法及び位置が決定される。一方、前記凹
状領域は、前記電子機器パッケージの前記熱集中領域で
ない領域に対応するよう配設される。このようにして、
ヒートシンク材料は、より多くの熱除去が求められる前
記熱集中領域近傍に集中配備される。従って、前記ヒー
トシンク部全体の質量及び寸法は、前記電子機器から熱
を除去する冷却装置の能力を著しく損なうことなく、減
少される。
【0013】前記各突出部は、例えば略円形状に形成さ
れるが、長方形や三角形のように変形させることもでき
る。前記小室は、その内部にファンが設置され場合、該
ファンの羽根の下に配設される下方壁部を具備する。前
記下方壁部は、半径方向の外側に向けて前記ファンの羽
根から離れるように傾斜させる。このようにして、前記
ファンの羽根と前記下方壁部との間の距離は、前記ファ
ンの羽根が最高速で回転する領域で大きくなる。この大
きく設定された距離は、前記ファンの作動中に前記冷却
装置からの低減された騒音をもたらすものであることが
認められている。
【0014】前記小室は、その上端部により広い部分を
具備し、それによって少なくとも前記小室の外壁部に前
記ファンの羽根からの大きな間隔を有するようにする。
この大きく設定された間隔もまた、前記ファンの作動中
に前記冷却装置からの騒音発生を減少させることが認め
られている。前記ヒートシンク部の前記スロットは、騒
音発生を更に低減させるめに、半径方向にあるいは半径
方向から若干ずらして配向させる。前記冷却装置は、一
体的に形成された取付け脚部又はブラケット構造を用い
ることにより電子部品に取り付けられる。前記ブラケッ
ト構造を利用した場合、前記ブラケットは前記ヒートシ
ンク部と一体に形成するか、あるいは別個の組立部品で
あっても良い。
【0015】 〔発明の詳細な説明〕図3〜図17は、熱を発散させる
ための冷却装置50の概略を示したものである。前記冷
却装置50は、略平坦な表面110と;第一の開放端部
118及び第二の略閉止された端部124を有する小室
120と;前記第二の略閉止された端部124と前記略
平坦な面110との間に延在する熱伝導部104と;前
記小室120を略包囲する室壁部114を具備する。前
記室壁部114は、該室壁部114の拡張部分を構成す
る第一の突出部150と;前記室壁部114の他の拡張
部分を構成する第二の突出部170と;前記第一の突出
部150と前記第二の突出部170との間に配設され、
且つ前記第一の突出部150及び前記第二の突出部17
0に比べて前記室壁部114のより小さな部分を構成す
る凹状領域152とを具備し、更に、前記第一の突出部
150が前記第二の突出部170よりも大きい。
【0016】図3〜図17は更に、第一の熱発生領域4
0と、該第一の熱発生領域40から第一の距離を置いた
第二の熱発生領域42とを有する部品10を冷却するた
めの冷却装置50を示す。前記冷却装置50は、それら
の間に延伸するスロット群200を有する冷却羽根群2
20を具備する。前記冷却羽根群220は、前記冷却装
置50の外周縁部102を画成する。前記外周縁部10
2は、第一の外方に向けて延伸する突出部150と、第
二の外方に向けて延伸する突出部170を具備する。前
記第二の外方に向けて延伸する突出部170は、前記第
一の外方に向けて延伸する突出部150から第一の距離
を置いて配設される。
【0017】図3〜図17は更に、熱源である前記部品
10と冷却装置50を具備する冷却組立体の概略を示
す。前記部品10は、第一の熱発生領域40と、該第一
の熱発生領域40とは別個に位置する第二の熱発生領域
42とを具備する。前記冷却装置50は、それらの間に
延伸するスロット群200を有する冷却羽根群220を
具備する。前記冷却羽根群220は、前記冷却装置50
の外周縁部102を画成する。前記外周縁部102外周
は、第一の外方に向けて延伸する突出部150と、第二
の外方に向けて延伸する突出部170を具備する。前記
第一の外方に向けて延伸する突出部150は、前記第一
の熱発生領域40近傍に配設される。
【0018】以上、本発明の冷却装置の概要を記述した
ので、以下に更に本発明の冷却装置を詳述する。本明細
書における説明のために、別な状態を特定しない限り、
此処に記される方向を示す用語は、次のような意味を持
っている。即ち、「半径方向の」及び「半径方向に」と
言う用語は例えば、図4の軸B−Bに関するものであ
り、通常前記軸B−Bに対して垂直な方向を言う。「上
の」、「更に上の」、「上に」等の用語は、図6の矢印
14に示される方向を言う。「下の」、「更に下の」、
「下に」等の用語は、図6の矢印16に示される方向を
言う。
【0019】上述した用語語は説明の目的に限って定義
したものである。実施に当たって、此処に記述された冷
却装置は如何なる位置にも据え付けが可能であり、従っ
て、「上の」及び「下の」のような用語を前記冷却装置
の向きに関連させてある。図1及び図2は、熱源となる
部品としての電子機器パッケージ10を示す。前記電子
デバイスパッケージ10はハウジング20を具備し、該
ハウジング20は順次、躯体部22(図1)と蓋体部2
4を具備する。前記蓋体部24は上面26と図示されて
いない反対側に位置する下面を有する。各ねじ穴28,
30,32,34が更に前記蓋体部24に形成される。
【0020】前記ハウジング20は、複数個の電子機器
(図示せず)を通常の方法で包封する。前記ハウジング
20は例えば、プラスチック材料から形成される。前記
蓋体部24は、アルミニウムのような熱導伝性の材料か
ら成り、前記ハウジング20内に収納された複数個の電
子機器の少なくとも幾つかと接触する。このようにし
て、前記電子機器群によって発生した熱は、前記蓋体部
24に伝達される。この熱の伝達は、熱集中領域を前記
蓋体部24内に形成させる。特に、図1に示したよう
に、前記各熱集中領域40,42,44が形成される。
【0021】前記熱集中領域40は、該領域40の真下
に位置し且つ前記蓋体部24に接触する例えば、中央演
算処理装置チップ(central processor chip)のような第
一の電子機器に起因する。このようにして、前記第一の
電子機器からの熱は、前記蓋体部24に伝導されて前記
蓋体部24の前記熱集中領域40に熱集中をもたらす。
【0022】前記熱集中領域42は、該領域42の真下
に位置し且つ前記蓋体部24に接触する例えば、キャシ
ュRAMチップ (cache RAM chip) のような第二の電子
機器に起因する。このようにして、前記第二の電子機器
からの熱は、前記蓋体部24に伝導されて前記蓋体部2
4の前記熱集中領域42に熱集中をもたらす。
【0023】前記熱集中領域44は、該領域44の真下
に位置し且つ前記蓋体部24に接触する例えば、別のキ
ャシュRAMチップ (cache RAM chip) のような第三の
電子機器に起因する。このようにして、前記第三の電子
機器からの熱は、前記蓋体部24に伝導されて前記蓋体
部24の前記熱集中領域44に熱集中をもたらす。
【0024】前述した例示において、前記熱集中領域4
0は、前記中央演算処理装置チップ(central processor
chip)に起因するものである一方、前記各熱集中領域4
2,44は、夫々前記キャシュRAMチップ (cache RA
M chip) に起因するものである。前記中央演算処理装置
チップ(central processor chip)は通常、前記キャシュ
RAMチップ (cache RAM chip) よりも多量の熱を発生
させるので、前記熱集中領域40は、前記各熱集中領域
42,44よりも著しく熱くなる。
【0025】前記電子機器パッケージ10は、例えば、
intel社製の PENTIUM II XEON プロセサとして市販さ
れているようなタイプである。前述したように、作動中
の前記各電子機器に対する損傷を防止し、且つそれらの
性能を高めるために、前記電子機器パッケージ10内に
収納されている前記各電子機器から熱を除去する冷却装
置を利用することが望ましい。更に前述したように、前
記電子機器パッケージ10のような多重電子機器パッケ
ージから熱を効果的に除去するために、通常前記電子機
器パッケージ10内の全ての前記電子機器に接触あるい
は近接できる大きな冷却装置を備えることが必要であっ
た。しかしながら、このような大型の冷却装置は高価で
あり、しばしば非効率的であるという問題を抱えてい
る。
【0026】図3には前述した問題を克服する改良され
た冷却装置50が、前記蓋体部24の前記上面26の取
り付けられている。一般的に、前記冷却装置50は、ヒ
ートシンク100内に取り付けられたファン60を具備
する。前記ヒートシンク100は、複数個の外方に向け
て延伸する突出部150,170,190を具備する。
前記各突出部150と170との間に凹状領域152
が、前記各突出部170と190との間に凹状領域17
2が、更に前記各突出部190と150との間に凹状領
域192が夫々配設される。
【0027】図3に示されているように、前記冷却装置
50が、前記蓋体部24の前記上面26の取り付けられ
ると、前記突出部150は前記熱集中領域40(図1)
に直接接触し、前記突出部170は前記熱集中領域42
に直接接触し、更に前記突出部190は前記熱集中領域
44に直接接触することになる。このようにして、前記
冷却装置50は、前記各突出部150,170,190
を介して前記電子機器パッケージ10からの熱除去が求
められる特定位置、即ち前記各熱集中領域40,42,
44に夫々付加的なヒートシンク材を備える。逆に、前
記ヒートシンク材は、前記電子機器パッケージ10から
の熱除去が求められない領域、即ち前記熱集中領域が存
在しない前記各凹状領域152,172,192で割愛
される。
【0028】前記冷却装置50について以下に更に詳述
する。図3を再度参照すると、前記ファン60はファン
回転軸A−Aを中心に回転可能である。前記ファン60
は12ボルトの直流ブラシュレスモータにより駆動さ
れ、該ファン60は、例えば日本の松下電器株式会社製
の商品名:パナフロー(PANAFLO),型式 FBAO6T12Hとして
市販れているハウジング無しのタイプである。前記ファ
ン60は、前記回転軸A−Aに沿って測定した約14m
mの高さとファンの各羽根先端での約56mmの直径を
有する。
【0029】図4〜図9は前記ヒートシンク100を更
に詳細に示す。前記ヒートシンク100は、略平坦な底
面110を具備し(図5〜図8)、該略平坦な底面11
0は図3に示したように前記ヒートシンク100が前記
電子機器パッケージ10に取り付けられると、前記蓋体
部24の前記上面26に接触するように適合される。図
4〜図8を参照すると、前記ヒートシンク100は、前
記底面110に対して直交するように延伸する中心軸B
−Bを有する。前記ファン60が、例えば図3に示した
ように前記ヒートシンク100内に設置されると、前記
ファン回転軸A−Aは前記ヒートシンク100の前記中
心軸B−Bに重なり合う。
【0030】次に図4及び図5を参照すると、前記小室
120が図示したように設けられている。前記小室12
0は略円筒状に形成され、図3に示すように前記ファン
60を受容するように適合される。個々のスロット20
2,204,206,208,214のようなスロット
群200は、前記小室120から半径方向に外方に向け
て前記ヒートシンク100の外周縁部102まで延伸す
る。個々の冷却羽根222,224,226,228,
234のような冷却羽根群220も、前記小室120か
ら半径方向に外方に向けて前記外周縁部102まで延伸
する。前記冷却羽根群220を構成する一個の冷却羽根
は、例えば前記スロット202と前記スロット204と
の間に延伸する前記冷却羽根222、及び前記スロット
204と前記スロット206との間に延伸する前記冷却
羽根224に関連して示されたように、前記スロット群
200を構成する二個のスロット間毎に延伸することが
認められるであろう。
【0031】前記冷却羽根群220を構成する各冷却羽
根は、例えば図4及び図5に関連する前記冷却羽根22
8が半径方向に内周面230と外周面232とを有する
ように、半径方向に内周面と外周面とを有することが認
められるであろう。更に、前記冷却羽根群220を構成
する全ての冷却羽根の半径方向の外周面は、例えば前記
冷却羽根228の半径方向の外周面232と共に、前記
ヒートシンク100の前記外周縁部102を形成するこ
とが認められるであろう。同様に、前記冷却羽根群22
0を構成する全ての冷却羽根の半径方向の内周面は、例
えば前記冷却羽根228の半径方向の内周面230と共
に、前記ヒートシンク100の略環状の表面122を形
成し(図5)、該表面122は前記小室120の半径方
向の外周面を画成する。前記小室120の前記外周面1
22は前記中心軸B−Bから約29mmの半径に形成さ
れる。
【0032】前記スロット群200の半径方向に対して
垂直な方向に測定した幅は、図4に関連して、スロット
の長さに沿って略一定である。その結果、前記冷却羽根
群220を構成する各冷却羽根は、前記ヒートシンク1
00の前記外周縁部102における厚みが前記小室12
0の前記環状の表面122におけるそれよりも厚くな
る。前記各突出部150,170,190における前記
冷却羽根群220は、前記各突出部における前記冷却羽
根群220が前記各凹状領域152,172,192の
前記冷却羽根群220よりも長い半径方向の長さを有す
るので、前記各凹状領域における前記冷却羽根群220
よりも厚くなることが認められるであろう。
【0033】前記冷却羽根群220は、図4及び図5に
関連して、前記小室120の前記外周面122と前記外
周縁部102との間に延伸する室壁部114を概ね画成
する。例えば、図5〜図7を参照すると、前記冷却羽根
群220は、前記各突出部150,170,190の領
域に丸味付けされた輪郭280を具備する。更に、前記
冷却羽根群220は、前記ヒートシンク100の前記底
面110に対して略平行する比較的平坦な上面282を
有し、且つ前記底面110に対して略直交する比較的垂
直な面284を有する。前記ヒートシンク100は、例
えば図6に関連して、前記上面282と前記底面110
との間に延伸する約34.5mmの高さO及び前記外周縁部
102の前記各突出部150,170間に延伸する約10
2.7 mmの幅yを有する。
【0034】図4及び図5を再度参照すると、前記小室
120は更に底面124を具備する。熱伝導性基底部1
04は、前記小室120の前記底面124と前記ヒート
シンク100の前記底面110との間に延伸する。図5
で最も良く示されているように、前記小室120の前記
底面124は、前記ヒートシンク100の前記底面11
0に対して角度aを付けて形成され、従って、該底面1
24は前記底面110に対して半径方向に外方に向けて
斜めに下降する。前記小室120の前記底面124のか
かる斜めの下降構造は、作動中の前記冷却装置50によ
り生じる騒音を減少させることが知られている。
【0035】特に、前記底面124のかかる斜めの下降
構造は、該底面124と前記冷却羽根群220の各下方
エッジ部との間の間隔を半径方向に外方に向けて大きく
させる。前記冷却羽根群220の半径方向の各外側部分
は、その半径方向の各内側部分に対してより高速で回転
することが知られている。前記底面124のかかる斜め
の下降構造は、従って、前記冷却羽根群220が高速で
回転する位置における前記冷却羽根群220の各下方エ
ッジ部から前記底面124を更に離れさせる。このこと
は、次に作動中の前記ファン60により生じる騒音を減
少させることになる。前記騒音を充分に減少させるため
に、前記角度aは約15〜25度の間に設定されねばな
らない。最も好ましくは、前記角度aは約20度に設定
される。
【0036】図4及び図5を参照すると、略円筒状凹部
126が図示したように前記小室120の前記底面12
4の中心に形成される。前記凹部126は、前記中心軸
B−Bを中心に約18.6mmの半径で形成され、且つ前記
底面124より下に約8.0 mmの深さbまで及ぶ。前記
凹部126は、環状の下面128、及び前記底面124
と前記環状の下面128との間に延伸する略円筒状の側
壁面130を具備する。前記環状の下面128は前記ヒ
ートシンク100の前記底面110に対して略平行にな
る。
【0037】更に、他の凹部132が図示したように前
記凹部126の前記環状の下面128の中心に形成され
る。前記他の凹部132は、前記中心軸B−Bを中心に
約14.8mmの半径で形成され、且つ前記環状の下面12
8より下に約11.2mmの深さcまで及ぶ。前記他の凹部
132は、略円形状の下面134、及び前記凹部126
の前記環状の下面128と前記略円形状の下面134と
の間に延伸する略円筒状の側壁面136を具備する。前
記略円形状の下面134は前記ヒートシンク100の前
記底面110から約2.5 mmの距離dを置き、且つ前記
底面110に対して略平行になる。
【0038】前述したように、前記各凹部126,13
2は、前記小室120内への前記ファン60の取り付け
を容易にするために設けられる。特に、図3に示すよう
に、前記ファン60が前記ヒートシンク100内へ挿入
されると、前記ファン60の基底部材は前記凹部126
内に保持される。前記ファン60は、例えば市販されて
いる接着剤で前記凹部126の前記環状の下面128に
固着される。前述した接着剤は、前記ファン60の基底
部材、又は前記環状の下面128、又はその両方に塗着
される。接着剤に代わって、前記ファン60は通常の如
何なる方法によっても前記ヒートシンク100内へ固定
することができる。
【0039】上述した方法による前記ファン60の取り
付けが、開放された円筒状スペース、即ち前記凹部13
2を前記ファン60の基底部材の下に位置することにな
るのは明らかであろう。前記開放された円筒状スペース
は、前記ファン60の前記モータを前記熱伝導性基底部
104から隔離するために設けられ、従って、前記熱伝
導性基底部104から前記モータへ伝達される熱量を減
少させる。前記モーターに過剰な熱を与えることは、該
モーターの性能と寿命を劣化させる傾向にあることが知
られているので、前記開放された円筒状スペースは有用
である。前述したように前記凹部132の前記開放され
た円筒状スペースは、更に前記ヒートシンク100を形
成するために使用される材料の量、従って前記ヒートシ
ンク100の総重量を減少させる。
【0040】図4及び図5に再度参照すると、前記スロ
ット群200を構成する各スロットは、前記熱伝導性基
底部104の中に延伸し、且つ上方に面している開口部
で前記小室120の前記底面124と交差する。例え
ば、前記各スロット202,204,206及び208
は、図4に示すように、上方に面している各開口部20
3,205,207及び209で夫々前記底面124と
交差する。前記各スロット202,204,206及び
208は、各スロットは、前記底面124の最高の高さ
から前記ヒートシンク100より上に約2.5 mmの高さ
e(図5)まで変化する下面を具備する。例えば、図5
の前記スロット208に関して、曲線部分210は前記
小室120の前記底面124から下方に向けて延伸し、
且つて前記ヒートシンク100の前記底面110に対し
略平行する略平坦な部分212に交差する。前記曲線部
分210は、例えば約37.5mm〜約76.0mmの半径に形
成され、好ましくは、前記半径は約50.4mmにする。
【0041】前記室壁部114は、前記各凹状領域15
2,172,192において半径方向の寸法が短いの
で、半径方向の寸法が長い前記各突出部150,17
0,190におけるそれよりも薄いことが注目される。
従って、前記スロットの平坦な部分の半径方向の長さ、
例えば前記スロット208の前記平坦な部分212は、
前記各凹状領域において前記各突出部におけるものより
も短い。
【0042】次に図6を参照すると、前記スロット群2
00を構成する各スロットは、例えば前記スロット21
4の丸味付けした底部輪郭216に関連して示したよう
に、夫々丸味付けした底部輪郭を有する。前記丸味付け
した底部輪郭は、例えば前記ヒートシンク100が鋳造
される場合、その製造適性を改善する。更に、前記丸味
付けした底部輪郭は、前記冷却羽根群220の熱伝導効
率を増強上させる。図6を再度見ると、前記スロット群
200を構成する各スロットは、その上方端部に向けて
幅を増加させ、例えば前記スロット214は約1.5 °の
抜き勾配fを付けていることが認められる。前記抜き勾
配fは前記ヒートシンク100の製造適性を助長する。
特に、前記ヒートシンク100の鋳造又は鍛造法により
製造する場合、前記抜き勾配fは金型又は鋳型からの前
記ヒートシンク100の取り出しを容易にする。更に、
前記抜き勾配fは、前記冷却羽根群220から周辺の外
気への熱の伝達に関して、前記冷却羽根群220の効率
を増加させる。更に、前記抜き勾配fは、前記冷却羽根
群220を通して流動する空気に関する気体力学を向上
させる。
【0043】図4を再度見ればと、前記ヒートシンク1
00は各取付け脚部240,250,260,270を
具備する。前記各取付け脚部の内二個の取付け脚部24
0及び250は、前記両突出部170及び190から外
方に向けて突設される。前記各取付け脚部の内他の二個
の取付け脚部取付け脚部260及び270は前記突出部
150から外方に向けて突設される。前記各取付け脚部
240,250,260,270は、約3.7 mmの穴径
を有して貫通する穴242,252,262,272を
夫々具備する。前記冷却装置50を前記電子機器パッケ
ージ10に取り付けるために、図3に関連して、各ねじ
248、258、268、278が、前記穴242,2
52,262,272を夫々貫通し、前記電子機器パッ
ケージ10の前記蓋体部24における前記各ねじ穴2
8,30,32,34(図1)内に夫々螺着される。
【0044】例えば、図3に示したように、前記各取付
け脚部240,250,260,270は、前記取付け
脚部260の平坦な上面264(図3)のような比較的
平坦な上面を夫々有する。それに代わって、前記各取付
け脚部240,250,260,270の前記各上面
は、例えば鋳造又は鍛造法における前記ヒートシンク1
00の製造適性を助長させるために、ドーム状の輪郭を
付ける。このようなドーム状の輪郭は、前記各取付け脚
部240,250,260,270に剛性を更に付加す
る。
【0045】図9は図5に示した前記取付け脚部270
の拡大図である。図9から明らかなように、前記取付け
脚部270は、前記ヒートシンク100の前記底面11
0から約0.5 mmの距離gを置いたアンダカット面27
4を具備する。前記アンダカット面274は、略垂直な
面276を経て前記ヒートシンク100の前記底面11
0に連続する。前記略垂直な面276は、図8に示した
ように、前記中心軸B−Bから約60.0mmの半径vで形
成される。前記アンダカット面276は、前記冷却装置
50が前記電子機器パッケージ10の前記蓋体部24に
取り付けられると、該蓋体部24の前記上面26との間
隔が与えられる。
【0046】前記間隔は、前記ねじ278に加えられる
締め付けトルクによって、前記取付け脚部270を下方
に向けて撓ませる。前記下方に向けた撓みは、そこで前
記ねじ278の頭部に上方への力を与えて、締着後の前
記ねじ278の緩みを阻止する。更に、前記下方に向け
た撓みは、前記底面110と前記上面26との間に確実
な接触を保証する。前記残りの取付け脚部240,25
0,260も、前記取付け脚部270に関連した前述し
たものと同様のアンダカット面を具備する。
【0047】図3に示すように前記冷却装置50が前記
電子機器パッケージ10の前記蓋体部24に取り付けら
れると、作動による前記熱集中領域40(図1)からの
熱は、前記突出部150の近傍における前記熱伝導性基
底部104に伝達される。前記伝達された熱は、そこか
ら前記突出部150の内部に配設された前記冷却羽根群
220に伝達され、より少ない熱が前記ヒートシンク1
00の残部に伝達される。同様に、前記他の熱集中領域
42,44からの熱も、前記他の突出部170,190
の近傍における前記熱伝導性基底部104に伝達され
る。前記伝達された熱は、そこから前記他の突出部17
0,190の内部に配設された前記冷却羽根群220に
伝達され、より少ない熱が前記ヒートシンク100の残
部に伝達される。
【0048】このようにして前記熱は前記各熱集中領域
40,42,44から放出されるが、冷却すべき前記各
熱集中領域にために別異の冷却装置を設けることとは反
対に、前述したような多重の突出部を有する一個のヒー
トシンクを設けることが有利である点が注目される。こ
れは、多重の突出部を有する一個のヒートシンクにおい
て、前記各突出部が前記熱源から熱を除去するに当たり
前記他の突出部を補助するからである。例えば、前記突
出部170は、主として前記熱集中領域42を冷却する
ように作用する。前記突出部170は、しかしながら前
記各凹状領域152,172を介して前記他の突出部1
70,190に熱的に連結されているので、前記突出部
170は更に前記熱集中領域40,44からも熱を除去
し、従って該熱集中領域40,44を冷却するに当たり
前記他の突出部170,190を夫々補助する。
【0049】前記電子機器パッケージ10の前記蓋体部
24の前記上面26と前記冷却装置50との間の熱伝達
を容易にするため、熱伝導性グリースのような熱伝導性
物質を前記蓋体部24の前記上面26と前記ヒートシン
ク100の前記底面110との間に塗着される。効率的
な冷却のために、前記熱伝導性基底部104と前記冷却
羽根群220に伝達された熱は、更に周辺空気に伝達さ
れねばならない。前記ヒートシンク100のようなヒー
トシンク装置の前記周辺空気に熱を伝達する能力は、種
々の条件の中で、前記周囲空気に曝される前記ヒートシ
ンク装置の表面積に依存する。前記冷却羽根群220
は、前記ヒートシンク100の表面積を効果的に増加さ
せることにより、このような熱伝達を容易にする。
【0050】作動させるに当たり、前記ファン60は、
例えば図3に示すように、反時計方向に回転する。図7
を参照すると、前記反時計方向の回転は、矢印138,
139に示す総括的な方向に空気流を発生させる。特
に、前記冷却装置50の外部からの取り入れ空気は、前
記小室120の前記開放された上端部118を経て前記
小室120に入る。この空気流は図7の矢印140,1
42で示される。前記小室120に入った後、前記空気
は、前記小室120から該小室120の前記底面124
に向けて図5の矢印138,139の方向に沿って下方
に向けて移動する。
【0051】前記下方に向けた移動を続けると、前記空
気は、前記小室120の前記底面124において上方に
面している前記開口部209(図5)のような、前記ス
ロット群200の上方に面している各開口部を経て前記
スロット群200の下方部に入る。前記空気は、その後
例えば、前記スロット208(図5)の前記曲線部分2
10及び前記平坦な部分212に沿って前記スロット群
200の下方部を移動し、図7の矢印144,146で
示されているような略水平な空気流で前記冷却装置50
から排出する。
【0052】上述したように前記空気が前記スロット群
200の前記下方部を通って移動すると、前記空気は、
更に前記熱伝導性基底部104に位置する前記冷却羽根
群220の各下方部間を移動し、それによって、前記冷
却羽根群220が冷却され、前記ヒートシンク100か
ら熱が除去される。図7を再度見ると、付加的な取り入
れ空気流が矢印148,150によって示されている。
前記空気流148,150は、前記冷却装置50の外部
から前記スロット群200の前記上方部を通って前記小
室120の中へ移動する空気から成る。前記空気流14
8,150は、その後、前記空気流140,142と合
流し、前記空気流138,139を形成する。
【0053】上述したように前記空気流148,150
が前記スロット群200の前記上方部を通って移動する
と、前記空気は、更に前記関連する冷却羽根群220の
各上方部間を移動し、それによって、前記冷却羽根群2
20が冷却され、前記ヒートシンク100から熱が除去
される。前述した説明から明らかなように、前記ヒート
シンク100の前記冷却羽根群220は、二つの異なっ
た空気流により冷却される。先ず、前記空気流148,
150は前記冷却羽根群220の上方部を通って移動し
て該冷却羽根群220を冷却する。その後、前記空気流
144,146は、前記冷却羽根群220の下方部を通
って移動して該冷却羽根群220を更に冷却する。従っ
て、前記冷却装置50を通って流れる空気の一部は、冷
却のために二度利用される。即ち、前記空気流148,
150を形成する空気取り入れ時と、前記空気流14
4,146を形成する排気時に利用される。
【0054】前述したように、前記熱伝導性基底部10
4における前記スロット群200は、図5の前記スロッ
ト208の上方に面する前記開口部209のような、上
方に面する各開口部を画成する。前記各開口部は、前記
冷却装置50作動中に前記小室120を出る空気のため
の排出路として作用する。前記スロット群200の下方
部は、図5に示した曲線部分210のような各曲面部を
具備する。これらの曲面部は、前記冷却装置50を通る
前記空気流を、図8に関連させて前述したように、前記
垂直空気流138,139から水平排気流144,14
6へ円滑に移行させる。
【0055】次に図8を参照すると、前記ヒートシンク
100の前記外周縁部102の特定の形状及び寸法を例
示する。第一の軸C−Cは、図示したように位置決めさ
れる。前記第一の軸C−Cは、前記中心軸B−Bと直交
するように位置決めされ、更に、該第一の軸C−Cに関
して前記ヒートシンク100の前記外周縁部102が対
称に配設されるように選定される。第二の軸D−Dは、
前記中心軸B−Bと前記第一の軸C−Cに対して直角に
形成される。点300は、図示したように前記第二の軸
D−Dから約30.3mmの距離hにある。点302は、図
示したように、前記第二の軸D−Dから約22.4mmの距
離i及び前記第一の軸C−Cから約29.8mmの距離jに
ある。点304は、図示したように、前記第二の軸D−
Dから約22.4mmの距離i及び前記第一の軸C−Cから
約29.8mmの距離kにある。
【0056】前記突出部150の領域において、前記ヒ
ートシンク100の前記外周縁部102は、図8に示す
ように、前記点300から約28.4mmの半径lを有して
形成される。前記突出部190の領域において、前記外
周縁部102は、前記点302から約21.5mmの半径m
を有して形成される。前記突出部170の領域におい
て、前記外周縁部102は、前記点304から約21.5m
mの半径nを有して形成される。前記凹状領域152,
172,192において、前記外周縁部102は、前記
中心軸B−Bを中心として約34.5mmの半径oを有して
形成される。
【0057】前記ヒートシンク100の前記室壁部11
4は、前記小室120の前記外周面122と前記ヒート
シンク100の前記外周縁部102との間に延伸するこ
とが明らかであろう。従って、前記各突出部150,1
70,190の領域における前記室壁部114が前記各
凹状領域152,172,192におけるそれよりも充
分に厚くなる。前述したように、前記小室120の前記
外周面122は、前記中心軸B−Bから約29.0mmの半
径に形成される。この半径及び前述した各寸法であれ
ば、前記室壁部114は、前記各突出部150,17
0,190の領域において約29.7mmの最大厚さを有す
る。前記各凹状領域152,172,192において、
前記室壁部114は、約5.5 mmの略均一な厚さを有す
る。
【0058】図4を再度参照すると、前記ヒートシンク
100は、図示したように、前記両穴242,252の
芯間距離pを約90.7mmに、前記両穴242,272の
芯間距離qを約95.5mmに設定してある。図5を参照す
ると、前記ヒートシンク100は、前記両取り付け脚部
250,270の各外側端部間に約141.7 mmの距離r
を設定してある。前記ヒートシンク100は、更に図5
に関連して、前記取り付け脚部270の前記垂直面27
6と前記取り付け脚部250の前記対応する垂直面脚2
76との間に約120 mmの距離sを設定してある。図6
を参照すると、前記ヒートシンク100の前記外周縁部
102は、図示したように、前記両突出部170,19
0間にわたって約102.7 mmの幅tを有する。図7を参
照すると、前記ヒートシンク100は、前記取り付け脚
部250のの外側端部と前記突出部150の領域内の前
記外周縁部102との間にわたって約111.5 mmの長さ
uを有する。
【0059】前述したように、前記ヒートシンク100
は、前記第一の軸C−C(図8)に関して対称になって
いる。従って、前記第一の軸C−Cの両側に位置する前
記ヒートシンク100の質量は、互いに略等しい。前記
ヒートシンク100は、前記第二の軸D−Dに関して対
称に形成されていないけれど、前述した各寸法は、前記
第二の軸D−Dの両側に位置する前記ヒートシンク10
0の質量を互いに略等しくさせる。前記第二の軸D−D
に関する前記質量のバランスは、前記突出部150の質
量が、前記他の突出部170,190を合わせた質量と
略等しいことに起因する。従って、前記突出部150の
質量は、前記他の突出部170,190の夫々の質量よ
りも充分に大きい。前記突出部150は、前述したよう
に前記他の熱集中領域42,44よりも著しく熱い前記
電子機器パッケージ10(図1)の前記熱集中領域40
の上に配設されるので、より大きな質量を有するように
形成される。
【0060】上記から明らかなように、前記ヒートシン
ク100の重心は前記中心軸B−B上、即ち前記第一の
軸C−Cと前記第二の軸D−Dの交点にある。前記ヒー
トシンク100の重心が前記小室120及び前記ファン
60の前記回転軸A−Aに対して中心に位置決めされて
いる点で、このことは前記ヒートシンク100の重要な
特徴である。
【0061】前記ヒートシンク100の形状、特に前記
各突出部150,170,190の寸法及び形状は、冷
却が前記電子機器パッケージ10、例えば前記各熱集中
領域40,42,44(図1)で求められる箇所に前記
ヒートシンクの質量を集中させることが明らかであろ
う。このことは、例えば前記各凹状領域152,17
2,192における材料を削減することによってより小
さな質量にする一方、前記電子機器パッケージ10を充
分に冷却することを可能にする。
【0062】前記特定の電気機器パッケージ10、並び
に前記各突出部150,170,190の形状、寸法及
び位置を含む前記ヒートシンク100の対応する特定の
形状と寸法は、単に例示の目的で此処に開示したもので
あることを留意されたい。前記ヒートシンク100は、
如何なる電気機器パッケージの形態にも対応するように
容易に構成可能である。前記ヒートシンク100は、例
えば、前記電気機器パッケージ10に関連して開示した
例示形態とは異なる熱集中領域の形態を有する電気機器
パッケージに対応させるために、種々の個数の突出部、
及び又は種々の形状、寸法及び位置の突出部を有するよ
うに容易に再構成することが可能である。
【0063】前記各突出部150,170,190は、
此処に略円形であるとして説明して来たことが注目され
る。この円形は、例えば製造適性の見地から非常に望ま
しいものであるにしても、前記各突出部は略円形以外の
形状を有する一方、此処に開示された利点も備えるよう
に容易に形成可能である。前記各突出部150,17
0,190は、例えば長方形又は三角形に容易に形成可
能である。
【0064】前記ヒートシンク100は、如何なる通常
の熱導電性材料から形成され、且つ例えば通常の鋳造法
又は鍛造法で形成される。それらに代わり、前記ヒート
シンク100は、通常の機械加工によって形成される。
好ましくは、前記ヒートシンク100は、アルミニウム
のような比較的高熱伝導性材料から形成される。前記ヒ
ートシンク100が鋳造法で形成される場合、例えばA
B60アルミニウムが利用される。前記ヒートシンク1
00が機械加工で形成される場合、例えば6061又は
6063アルミニウムが利用される。
【0065】図10〜図15は前述した冷却装置50の
他の実施態様を示す。図10を参照すると、ヒートシン
ク400が図示されたように設けられている。前記ヒー
トシンク400は、複数個の外方に向けて延伸する突出
部450,470,490を具備する。前記両突出部4
50,470との間に凹状領域452が、前記両突出部
470,490との間に他の凹状領域陥没部472が、
更に前記両突出部490,450との間に別の凹状領域
陥没部492が夫々配設される。前記ヒートシンク40
0の外周縁部402(図15)は、前述したヒートシン
ク100の外周縁部102と略同等である。
【0066】図11及び図12を参照すると、小室40
2が図示されたように設けられている。個々のスロット
502,504,506,508のようなスロット群5
00は、前記小室402から前記ヒートシンク400の
前記外周縁部102まで、半径方向に外方に向けて延伸
する。個々の冷却羽根522,524,526,534
のような冷却羽根群520も、前記小室402から前記
ヒートシンク400の前記外周縁部102まで、半径方
向に外方に向けて延伸する。前記冷却羽根群520を構
成する一個の冷却羽根は、例えば前記両スロット40
2,404間を延伸する前記冷却羽根422及び前記両
スロット404,406間を延伸する前記冷却羽根43
4に関連して図示されているように、前記スロット群5
00を構成する二個のスロット間毎に延伸することが明
らかであろう。
【0067】前記ヒートシンク400は、以下に詳述す
るように該ヒートシンク400の前記小室402が拡張
部分を有する点を除けば、前述したヒートシンク100
と略同等である。図12を参照すると、前記小室402
は、その下方域で前述したヒートシンク100の前記小
室120の前記外周面122と略同等である外周面42
2を具備する。しかしながら、その上方域においては、
前記外周面422は、図示したように外方に向けて拡張
する。特に、この外方への拡張は、前記冷却羽根群52
0を構成する各冷却羽根に湾曲面456を設けることに
より達成される。前記湾曲面456は約12mmの半径
を有し、前記ヒートシンク400の底面410から約1
4.5mm上方の距離wから始まる。
【0068】前述したように小室420の拡張部分は、
前記ヒートシンク400の室壁部414(図12)に複
数個の開口部を形成させることになる。特に、前記各開
口部454,474,494は、前記各凹状領域45
2,472,492における前記室壁部414の厚さが
薄いので、該各凹状領域に夫々形成される。図14に関
連して、前記湾曲面456は、前記室壁部414をして
前記各凹状領域454,474,494に低い高さzを
与える。前記高さzは、例えば約15.5mmである。
【0069】前述したような前記各開口部454,47
4,494の設置は、前記ヒートシンク400に、例え
ば隣接する電子部品が前記ヒートシンク400の上方エ
ッジ部582(図12)に著しく近接するような僅少な
間隙の周辺環境下で作動することを許容することが認め
られている。このように僅少な間隙の周辺環境下で、空
気は前記ヒートシンク400の前記開放された上方端部
418を通して前記小室402に流入することが略阻止
される。しかしながら、前記各開口部454,474,
494の設置は、前記空気が前記小室402に流入する
こと別の流路を提供し、且つ前記空気に前記ヒートシン
ク400を通して循環することを許容する。従って、前
記ヒートシンク400は、僅少な間隙の周辺環境下でさ
えも効率的に作動する。前記上方エッジ部582の上方
に間隙が全くない周辺環境下であってさえも、前記各開
口部454,474,494を有する前記ヒートシンク
400が機能することが実際に認められている。
【0070】前記湾曲面456について記述してきた
が、前記拡張された小室は、前記小室120の前記外周
面122を単に揃えることによって変更することができ
る。特に、前記外周面122は、前記小室120はその
上方域、即ち前記ヒートシンク100の前記開放された
上方端部118の近傍でその下方域、即ち前記小室12
0の前記底面124の近傍よりも広くなるように、外方
に且つ上方に角度を付ける。前記外周面122は、例え
ば垂直、即ち前記中心軸B−Bに対して約20°の角度
を付ける。
【0071】前記小室402の拡張部分は、前記ファン
60のようなファンが前記小室402に装着されると、
該小室402の少なくとも前記外周面422の部分を前
記ファンの各羽根の各エッジ部から離間させる作用もす
る。この離間作用は、前記ヒートシンク400の熱除去
能力を著しく減少させることなく、作動中に前記ファン
より生じる騒音を減少させることが認められている。更
に、前記拡張された部分は、前記ヒートシンク100に
比べヒートシンク自体の材料の低減をもたらし、その結
果、前記ヒートシンク100に比べ廉価で軽量なヒート
シンクが得られる。前述したような前記小室402の拡
張部分の設置以外に、前記ヒートシンク400は前述し
たヒートシンク100と同等の方法で形成及び機能させ
ることができる。
【0072】図16及び図17は、前記冷却装置50の
別の実施態様を示す。図16を参照すると、冷却装置6
50は前記電子機器パッケージ10に取り付けられて示
されている。前記冷却装置650は、前述したヒートシ
ンク100の前記ファン60と同様の方法でヒートシン
ク700の小室720の中に装着されたファン660を
具備する。前記ヒートシンク700は、前記ヒートシン
ク100と略同等の方法で複数個の外方に向けて延伸す
る突出部及び交互する凹状領域を具備する。個々のスロ
ット802,804,806のようなスロット群800
は、前記小室720から前記ヒートシンク700の外周
縁部702まで外方に向けて延伸する。個々の冷却羽根
822,824,826のような冷却羽根群820も、
前記小室720から前記外周縁部702まで外方に向け
て延伸する。前記冷却羽根群820を構成する一個の冷
却羽根は、例えば前記両スロット802,804間に延
伸する前記冷却羽根824に関連して示したように、前
記スロット群800を構成する二個のスロット間毎に延
伸することが明らかであろう。
【0073】前記ヒートシンク700は、前記ヒートシ
ンク100と略同等である。しかしながら、前記ヒート
シンク700において、前記スロット群800と前記冷
却羽根群820は半径方向になく、代わりに半径方向か
ら片寄っている。図17を参照すると、前記スロット群
800と前記冷却羽根群820は、半径方向890から
約8.0 °の角度xで片寄っていることが認められる。前
記スロット群800と前記冷却羽根群820の非半径方
向の形態は、作動中の前記ファン660により生じる騒
音を低減するために設けられる。
【0074】前記ヒートシンク700は、取り付けブラ
ケット900により前記電子部品10に取り付けられる
点で前記ヒートシンク100と異なる。前記取り付けブ
ラケット900は、前記ヒートシンク700の前記外周
縁部702と略同じ形状を有するように構成される。図
16を参照する、前記取り付けブラケット900は、前
記ヒートシンク700の上方部分に嵌着され、且つ前記
各ねじ穴28,30,32,34(図1)に夫々螺着す
るねじ付きボルト928,930,932,934で前
記電子機器パッケージ10に固定される。
【0075】前記取り付けブラケット900は、前記ヒ
ートシンク700とは別個の部品として形成される。こ
の場合、前記ヒートシンク700は、前記電子機器パッ
ケージ10に対して前記ヒートシンク700に下方向へ
の力を与えることを前記取り付けブラケット900に許
容する肩部(図示せず)を具備する。代わって、前記取
り付けブラケット900は、例えば鋳造方で前記ヒート
シンク700と一体的に成形される。
【0076】前記取り付けブラケット900が前記ヒー
トシンク700と一体的に成形される場合、強度と安定
性を増すために、一個以上の隅肉部(図示せず)が前記
取り付けブラケット900と前記ヒートシンク700と
下方接合部に付けられる。前記取り付けブラケット90
0は、更に空気分離器として作用し、その結果、前記ヒ
ートシンク700の外部周辺への暖かい空気の再循環を
阻止する。前記取り付けブラケット900は、例えば前
記上方の取り込み空気流140,142(図7)を前記
下方の取り込み及び排気空気流144,146,14
8,150と物理的に分離するように作用する。前述し
たように、非半径方向の前記スロット群800と前記冷
却羽根群820、及び前記取り付けブラケット900を
設置する以外、前記ヒートシンク700は、前述したヒ
ートシンク100と同一の方法で形成及び機能させるこ
とができる。
【0077】本発明の好ましい実施態様を此処に詳述し
たが、本発明の概念はそれ以外に種々実施可能であり、
且つ添付した各請求項は、従来技術により制限されるも
のだけを除き、そのような変更された実施態様をも含む
ものと解釈されることを意図しているものと理解される
べきである。なお、本発明に基づく冷却装置の各実施態
様を列挙すれ、概ね以下の通りである。
【0078】1) 熱を発散させるための冷却装置50
であって;前記冷却装置50が、略平坦な表面110
と;第一の開放端部118及び第二の略閉止された端部
124を有する小室120と;前記第二の略閉止された
端部124と前記略平坦な面110との間に延在する熱
伝導部104と;前記小室120を略包囲する室壁部1
14から成り;前記室壁部114の拡張部分を構成する
第一の突出部150と;前記室壁部114の他の拡張部
分を構成する第二の突出部170と;前記第一の突出部
150と前記第二の突出部170との間に配設され、且
つ前記第一の突出部150及び前記第二の突出部170
に比べて前記室壁部114のより小さな部分を構成する
凹状領域152とを具備し、更に、前記第一の突出部1
50が前記第二の突出部170よりも大きいことを特徴
とする冷却装置。
【0079】2) 上記1)に記載の冷却装置50であ
って;前記室壁部114が更に該室壁部114の拡張部
分から成る第三の突出部190を具備することを特徴と
する冷却装置。
【0080】3) 上記1)に記載の冷却装置50であ
って;前記小室120が、前記冷却装置中心軸B−Bに
中心して略円筒状に形成されることを特徴とする冷却装
置。
【0081】4) 上記3)に記載の冷却装置50であ
って;前記小室120の前記第二の略閉止された端部1
24が、前記前記略平坦な面110に向けて、前記冷却
装置中心軸B−Bから半径方向に外方に向けて斜めに下
降することを特徴とする冷却装置。
【0082】5) 上記1)に記載の冷却装置50であ
って、更に、前記略平坦な面110に垂直に延伸する冷
却装置中心軸B−Bから成り;前記小室120が、前記
略平坦な面110から第一の距離で、前記中心軸B−B
に対して垂直に測定した第一の幅を有し;前記小室12
0が、前記第一の距離よりも大きい前記略平坦な面11
0からの距離で、前記中心軸B−Bに対して垂直に測定
した第二の幅を有し;そして、前記第二の幅が前記第一
の幅よりも大きいことを特徴とする冷却装置。
【0083】6) 第一の熱発生領域40と、前記第一
の熱発生領域40から第一の距離を置いた第二の熱発生
領域42を有する部品10を冷却するための冷却装置5
0であって;前記冷却装置50がそれらの間に延伸する
スロット群200を有する冷却羽根群220から成り;
前記冷却羽根群220が前記冷却装置50の外周縁部1
02を画成し;前記外周縁部102が第一の外方に向け
て延伸する突出部150と、第二の外方に向けて延伸す
る突出部170とを具備し;前記第二の外方に向けて延
伸する突出部170が、前記第一の外方に向けて延伸す
る突出部150から、前記第一の距離を置くことを特徴
とする冷却装置。
【0084】7) 上記6)の装置50であって;前記
部品10が、前記第一の熱発生領域40から第三の距離
を置く第三の熱発生領域44を具備し;且つ前記冷却装
置50が更に、第三の外方に向けて延伸する突出部19
0を具備する前記外周縁部102から成り;前記第三の
外方に向けて延伸する突出部190が、前記第一の外方
に向けて延伸する突出部150から、前記第三の距離を
置くことを特徴とする冷却装置。
【0085】8) 上記7)に記載の冷却装置50であ
って;前記第三の外方に向けて延伸する突出部190
が、前記第一の外方に向けて延伸する突出部150より
も小さいことを特徴とする冷却装置。
【0086】9) 第一の熱放散領域40と、該第一の
熱放散領域に対して別個に配設された第二の熱放散領域
42とを具備する熱源10と;それらの間にスロット群
200が延伸する冷却羽根群220を具備し、前記冷却
羽根群220が前記冷却装置50の外周縁部102を画
成し;前記外周縁部102が第一の外方に向けて延伸す
る突出部150と、第二の外方に向けて延伸する突出部
170を具備する冷却装置50から成る冷却組立体であ
って;前記第一の外方に向けて延伸する突出部150
が、前記第一の熱集中領域40に隣接して配設されるこ
とを特徴とする冷却組立体。
【0087】10) 上記9)に記載の冷却組立体であ
って;前記熱源10が、更に前記第一の熱放散領域40
と前記第二の熱放散領域42に対して別個に配設された
第三の熱放散領域44を具備し;前記外周縁部102が
更に第三の外方に向けて延伸する突出部190を具備
し;そして、前記第三の外方に向けて延伸する突出部1
90が前記第三の熱放散領域44に隣接して配設される
ことを特徴とする冷却組立体。
【0088】
【発明の効果】以上、記述した本発明の冷却装置は、以
下に記すような新規な効果を奏するものである。即ち、
本発明の冷却装置は、略平坦な表面と;第一の開放端部
及び第二の略閉止された端部を有する小室と;前記第二
の略閉止された端部と前記略平坦な面との間に延在する
熱伝導部と;前記小室を略包囲する室壁部材から成り;
前記室壁部材の拡張部分を構成する第一の突出部と;前
記室壁部材の他の拡張部分を構成する第二の突出部と;
前記第一の突出部と前記第二の突出部との間に配設さ
れ、且つ前記第一の突出部及び前記第二の突出部に比べ
て前記室壁部材のより小さな部分を構成する凹状領域と
を具備し、更に、前記第一の突出部が前記第二の突出部
よりも大きいことを特徴とするので、前記各突出部は、
電子機器パッケージでの熱集中領域に対応するように、
その寸法及び位置を決定することによって、前記ヒート
シンク材料をより多くの熱除去が求められる前記熱集中
領域近傍に集中配備することが可能になり、従って、前
記ヒートシンク部全体の質量及び寸法を、前記電子機器
から熱を除去する冷却装置の能力を著しく損なうことな
く、減少することが可能になった。
【0089】更に、前記小室は、その下方壁部を半径方
向の外側に向けて前記ファンの羽根から離れるように傾
斜させるので、前記ファンの羽根と前記下方壁部との間
の距離が前記ファンの羽根が最高速で回転する領域で大
きく設定され、前記ファンの作動中に前記冷却装置から
の低減された騒音をもたらすことが可能になった。
【0090】また、前記小室は、その上端部により広い
部分を具備するので、前記ファンの作動中に前記冷却装
置からの騒音発生を減少させることが可能になった。前
記ヒートシンク部の前記スロットは、半径方向にあるい
は半径方向から若干ずらして配向させることによって、
騒音発生を更に低減させることが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子機器パッケージの平面図である。
【図2】図1の電子機器パッケージの前方側面図であ
る。
【図3】図1の電子機器パッケージ上に取付けられた冷
却装置の上方斜視図である。
【図4】図3の冷却装置のヒートシンクの平面図であ
る。
【図5】図4の線5−5に沿って切断して示す断面図で
ある。
【図6】図4を上側から見た場合のの側面図である。
【図7】図4を右側から見た場合の側面図である。
【図8】図4のヒートシンクの底面図である。
【図9】図5の一部の拡大図である。
【図10】図4のヒートシンクの他の実施態様の上方斜
視図である。
【図11】図10のヒートシンクの平面図である。
【図12】図11の線12−12に沿って切断して示す
断面図である。
【図13】図11を上側から見た場合の側面図である。
【図14】図11を右側から見た場合の側面図である。
【図15】図11のヒートシンクの底面図である。
【図16】図1の電子機器パッケージに取り付けられた
図3の冷却装置の他の実施態様の上方斜視図である。
【図17】図16の冷却装置のヒートシンクの平面図で
ある。
【符号の説明】
10 電子機器パッケージ 20 ハウジング 22 躯体部 24 蓋体部 26 上面 40 第一の熱発生領域 42 第二の熱発生領域 44 第三の熱発生領域 50 冷却装置 60 ファン 100 ヒートシンク 400 ヒートシンク 700 ヒートシンク 104 熱伝導部 110 平坦な表面 114 室壁部材 118 第一の開放端部 120 小室 124 第二の略閉止された端部 150 第一の突出部 170 第二の突出部 190 第三の突出部 152 凹状領域 172 凹状領域 192 凹状領域 200 スロット群 220 冷却羽根群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 399117121 395 Page Mill Road P alo Alto,California U.S.A. (72)発明者 ミッシェル・エー・ハンセン アメリカ合衆国 コロラド州 フォート コリンズ,シルヴァーウッド ドライブ 3231 (72)発明者 ガイ・アール・ワグナー アメリカ合衆国 コロラド州 ラブラン ド,エスコンディド ドライブ 2913

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱を発散させるための冷却装置(50)
    であって;前記冷却装置(50)が、略平坦な表面(1
    10)と;第一の開放端部(118)及び第二の略閉止
    された端部(124)を有する小室(120)と;前記
    第二の略閉止された端部(124)と前記略平坦な面
    (110)との間に延在する熱伝導部(104)と;前
    記小室(120)を略包囲する室壁部(114)から成
    り;前記室壁部(114)の拡張部分を構成する第一の
    突出部(150)と;前記室壁部(114)の他の拡張
    部分を構成する第二の突出部(170)と;前記第一の
    突出部(150)と前記第二の突出部(170)との間
    に配設され、且つ前記第一の突出部(150)及び前記
    第二の突出部(170)に比べて前記室壁部(114)
    のより小さな部分を構成する凹状領域(152)とを具
    備し、更に、前記第一の突出部(150)が前記第二の
    突出部(170)よりも大きいことを特徴とする冷却装
    置。
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