JP2000242916A - トラッキング検出装置 - Google Patents

トラッキング検出装置

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JP2000242916A
JP2000242916A JP11037314A JP3731499A JP2000242916A JP 2000242916 A JP2000242916 A JP 2000242916A JP 11037314 A JP11037314 A JP 11037314A JP 3731499 A JP3731499 A JP 3731499A JP 2000242916 A JP2000242916 A JP 2000242916A
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JP
Japan
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signal
time
tracking
reference position
mono
Prior art date
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Pending
Application number
JP11037314A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Takahashi
泰浩 高橋
Toshiji Hayashi
利治 林
Mitsuhiro Takahashi
光弘 高橋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ATF信号の無い磁気記録媒体でも、有効に
トラッキングサーボを行うことができるトラッキング検
出装置を提供する。 【解決手段】 磁気ヘツドを有した回転式シリンダでA
ch/Bch各2個、計4個の基準位置信号を発生する
基準位置信号発生手段と、磁気記録媒体に記録されたデ
ィジタル信号を検出するディジタル信号検出手段と、時
間もしくは距離を計測するためのカウンタとを使用し
て、前記基準位置信号とディジタル信号検出手段で検出
されてディジタル信号との時間差もしくは距離差を検出
し、前記時間差もしくは距離差が目標値に一致して前記
磁気ヘツドが前記磁気記録媒体の記録トラック上を正し
く走行するように前記回転シリンダを駆動するモータの
速度を制御してトラッキングを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転シリンダを使
用し、トラッキングサーボを行う回転ヘッド磁気記録再
生装置のトラッキング検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録再生装置において、より
高密度な記録を行い、データ量を多くする傾向がある。
このため、磁気ヘツドの幅が狭くなり、磁気記録媒体に
記録されるトラック幅も狭くなっている。また、磁気記
録再生装置では、個々の装置で、機械的・電気的に特性
が異なり、磁気記録媒体上のトラック幅は、非常にばら
つく傾向となっている。
【0003】このようなことを吸収して、磁気記録装置
の性能を向上させるには、より精度の高いトラッキング
を行い、磁気記録媒体に記録された信号にいかに忠実に
トラッキングさせれるかということによる。
【0004】従来のトラッキングは、磁気記録媒体に記
録する際、ATF信号と呼ばれるトラッキングサーボ用
の基準信号がトラック上の決められた位置に記録され、
再生時にこのATF信号を用いてトラッキングエラー信
号を作成し、トラッキングエラー信号によつてモータの
速度を変化させてトラッキングを行うようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】大容量化に伴いトラッ
ク幅が狭くなるとともに、ATF信号自体が無くなって
しまうような規格が出てきた。このため、ATF信号を
使用せずにトラッキングサーボが行え、かつ、ATF信
号が記録されている磁気記録媒体についてもトラッキン
グサーボが行える装置が必要であった。
【0006】ATF信号はトラックの入り側と出側に記
録されていたため、トラックの入り側と出側でトラッキ
ングサーボが行えた。それは、リニアリテイの精度を上
げるということになる。
【0007】したがって、本発明の目的は、ATF信号
を必要とせずにトラッキングサーボを行え、かつ、AT
F信号が記録されている磁気記録媒体についてもトラッ
キングサーボが行うことができるトラッキング検出装置
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のトラッキング検
出装置は、磁気ヘツドを有した回転式シリンダで基準位
置信号を発生する基準位置信号発生手段と、磁気記録媒
体に記録されたディジタル信号を検出するディジタル信
号検出手段と、時間もしくは距離を計測するためのカウ
ンタとを使用して、基準位置信号とディジタル信号検出
手段で検出されてディジタル信号との時間差もしくは距
離差を検出し、時間差もしくは距離差が目標値に一致し
て磁気ヘツドが磁気記録媒体の記録トラック上を正しく
走行するように回転シリンダを駆動するモータの速度を
制御してトラッキングサーボを行うことを特徴とする。
【0009】本発明の構成によれば、基準位置信号の発
生時刻とディジタル信号中の所定の信号との間の時間差
もしくは距離差を計測し、その値が目標値になるように
回転シリンダを駆動するモータの速度を制御すること
で、トラッキングサーボを行うことができる。したがっ
て、ATF信号を必要とせずにトラッキングサーボが可
能となる。
【0010】通常、回転ヘッドを使用した磁気記録再生
装置では、Ach/Bchの位相の異なったトラックが
磁気記録媒体に記録されている。この位相の異なったA
ch/Bchのトラックの入り側と出側とでトラッキン
グサーボを行うため、磁気ヘツドを有した回転式シリン
ダにAch/Bchの入り側・出側の基準位置となる信
号を、それそれ2個計4個生成することにより、その基
準位置信号と磁気記録媒体に記録された信号との時間を
計測してトラッキングサーボを行うように構成した。ま
た、トラッキングサーボに使用する磁気記録媒体に記録
された信号は、SYNC/C1/HEADER・PAR
ITY等の信号が使用できるように構成した。
【0011】4個の基準位置信号を構成したことによ
り、Ach/Bchの各トラックの入り側と出側でタイ
ミングトラッキングができ、また従来通りATF信号が
記録された磁気記録媒体でも、新たな規格のテープにお
いてもトラッキングサーボが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1、図2
および図3を参照しながら説明する。
【0013】図1は入り側のトラッキング方法を説明す
るためのタイムチャートであり、(a)は記録媒体を模
式的に示し、(b)はシリンダ基準位置信号PGを示
し、(c)はモノマルチ(単安定マルチバイブレータ)
の出力信号を示し、(d)はSYNC信号を示してい
る。
【0014】図2は出側のトラッキング方法を説明する
ためのタイムチャートであり、(a)は記録媒体を模式
的に示し、(b)はシリンダ基準位置信号PGを示し、
(c)はモノマルチの出力信号を示し、(d)はSYN
C信号を示している。
【0015】図3は誤ったSYNC信号の誤検出を防止
して正しいSYNC信号を検出する方法を説明するため
のタイムチャートであり、(a)はモノマルチの出力信
号を示し、(b)はSYNC信号を示し、(c)はSY
NC WINDOW1信号を示し、(d)はSYNC
WINDOW2信号を示している。
【0016】今回は、SYNC(同期)信号を用いたタ
イミングトラッキングについてSYNC信号の検出方法
とタイミングトラッキングについて説明を行う。また、
他の信号(C1、HEADER等)を用いた場合も、こ
の方法と同様である。タイミングトラッキングは、最終
的にモノマルチの出力信号のタイミングを調整すること
で行う。SYNC信号の立ち上がりエツジまでの時間を
計測し目標値になるようにモノマルチを調整してタイミ
ングトラッキングを行う。
【0017】回転式シリンダの基準位置信号PGの立ち
下がりエッジからモノマルチの信号がスタートする。こ
のモノマルチの立ち下がりのタイミング(時間)を調整
して図1の時間Tが13Block分の時間になるよう
にする。これは、Ach/Bchの各トラックの入り側
についてのトラッキング方法である。
【0018】図2は、出側のトラッキング方法を示して
おり、時間Tが13Block分の時間になるようにす
るのは、図1の場合と同様であり、スタートがSYNC
信号の立ち上がりであり、ストップがモノマルチの出力
信号の立ち下がりである点が図1とは異なる。
【0019】つぎに、SYNC信号の誤検出を防止する
ために、SYNC WINDOWという2つの信号を用
いたSYNC信号の検出について説明する。
【0020】SYNC WINDOW1は、モノマルチ
の立ち上がりでハイレベルになり、SYNC WIND
OW2は、SYNCの立ち上がりでハイレベルになる。
また、SYNC WINDOW2は、ハイレベルになる
と1.5Blockの時聞でローレベルになる。
【0021】正しいSYNC信号を得るためには、SY
NC WINDOW1とSYNCWINDOW2が両方
ともハイレベルでSYNC信号が検出されれば、SYN
CWINDOW2がハイレベルになった時点のSYNC
信号(図3のAのポイント)が正しいSYNC信号と判
定できる。図3の誤ったSYNC信号はこの2つのWI
NDOW信号で除外することができる。
【0022】これまでに説明したモノマルチの調整は、
磁気記録装置に磁気記録媒体が挿入されたときに行うべ
きものであり、様々な磁気記録媒体の個々のタイミング
トラッキングの基本値となる。モノマルチの調整後は、
キヤプスタンモータを制御してモノマルチの立ち下がり
エツジからSYNC信号までが13Block時間にな
るようにサーボをかける。エラーの算出方法はつぎのよ
うになる。
【0023】モノマルチの立ち下がりエツジからSYN
C信号までの時間を測定し、目標値の値を減算する。モ
ノマルチの立ち下がりエツジからSYNC信号までの時
間をTrとすると以下のようになる。
【0024】Tr=T+n×1Blockの時聞 n=1〜7(SYNC信号が何番目か) SYNC信号が最初から検出できたときn=1となる。
時間Trがどのような場合でもSYNC信号を最初から
検出できれば、時間Trから1Block時間分を減算
すればよいが、始めのSYNC信号が検出できなかった
ときを考慮して以下のようにする。
【0025】|Tt(日標時間)−Tr|< 1Blo
ckの時聞/2 上式を満たすまでTrから1Block分だけ減算す
る。
【0026】上式を満たすとエラーは Terr=Tr−Tt で求まる。このエラーTerrが零に近づくように、キ
ャプスタンモータを制御することでトラッキングサーボ
が可能となる。速度が速いとTerrは正の値となり、
速度が遅いとTerrは負の値となる。速度を遅くする
ためには速度系の目標値を大きくし、速度を遅くするた
めには速度系の目標値を小さくすればよい。
【0027】
【発明の効果】本発明は、従来のATF信号を記録した
磁気記録媒体に対応できる。またこの方法を使用するこ
とでATF信号が必要で無くなるため、そのATF信号
部分にデータを記録することができ記録容量を増やすこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のトラッキング検出装置の
動作を示すタイムチャートである。
【図2】本発明の実施の形態のトラッキング検出装置の
動作を示すタイムチャートである。
【図3】本発明の実施の形態のトラッキング検出装置の
動作を示すタイムチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 光弘 香川県高松市古新町8番地の1 松下寿電 子工業株式会社内 Fターム(参考) 5D042 FA02 GA01 HA02 HB02 HC10 5D088 BB02 BB04 5D097 AA01 BB03 CC02 EE03 FF15 LL04 LL14

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘツドを有した回転式シリンダで基
    準位置信号を発生する基準位置信号発生手段と、磁気記
    録媒体に記録されたディジタル信号を検出するディジタ
    ル信号検出手段と、時間もしくは距離を計測するための
    カウンタとを使用して、前記基準位置信号とディジタル
    信号検出手段で検出されてディジタル信号との時間差も
    しくは距離差を検出し、前記時間差もしくは距離差が目
    標値に一致して前記磁気ヘツドが前記磁気記録媒体の記
    録トラック上を正しく走行するように前記回転シリンダ
    を駆動するモータの速度を制御してトラッキングサーボ
    を行うことを特徴とするトラッキング検出装置。
JP11037314A 1999-02-16 1999-02-16 トラッキング検出装置 Pending JP2000242916A (ja)

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