JP2000241196A - エラー検出方法及びエラー検出装置 - Google Patents

エラー検出方法及びエラー検出装置

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JP2000241196A
JP2000241196A JP11040918A JP4091899A JP2000241196A JP 2000241196 A JP2000241196 A JP 2000241196A JP 11040918 A JP11040918 A JP 11040918A JP 4091899 A JP4091899 A JP 4091899A JP 2000241196 A JP2000241196 A JP 2000241196A
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pulse
signal
output
circuit
input
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JP11040918A
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English (en)
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Shigeya Kikuta
重哉 菊田
Takanobu Hosoda
隆信 細田
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Nidec Powertrain Systems Corp
Original Assignee
Nidec Tosok Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カウンターにおける計測値の信頼性を確認す
ることができるエラー検出方法及びエラー検出装置を提
供する。 【解決手段】 第1パルス信号Aのエッジから第2パル
ス信号Bのエッジまでの時間が、パソコンによる測定限
界周波数の周期の4分の1である250nS未満の場合
に、第1及び第2基準立上パルスが第5のアンド回路7
1に同時に入力され”H”パルスが出力されるととも
に、第1及び第2基準立下パルスが第6のアンド回路7
2に同時に入力され”H”パルスが出力されるように構
成する。第5及び第6のアンド回路71,72の出力を
オア回路81に入力し、両アンド回路71,72のいず
れかから”H”パルスが入力された際に”H”パルスを
出力するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンコーダー等か
ら出力された二相信号における周波数の上限を検出する
エラー検出方法及びエラー検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、寸法測定等に用いられるリニアス
ケールには、エンコーダーが設けられており、該エンコ
ーダーは、測定子の移動量を二相信号として出力するよ
うに構成されている。
【0003】出力された二相信号は、カウンターにより
計測されるように構成されており、前記測定子の移動量
を測定できるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記カ
ウンターには、計測可能な測定限界周波数が定められて
おり、この測定限界周波数を超える二相信号が入力され
ると、ミスカウントしてしまう。これにより、計測値が
狂うことがあり、計測値の信頼性が低下するという問題
点があった。
【0005】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、二相信号を計測するカウンターに
おける計測値の信頼性を確認することができるエラー検
出方法及びエラー検出装置を提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の請求項1のエラー検出方法にあっては、約9
0度位相のずれた第1パルス信号及び第2パルス信号か
らなる二相信号をカウンターにより計測する際に、前記
二相信号が前記カウンターによる測定限界周波数に達し
たことを検出するエラー検出方法であって、前記第1及
び第2パルス信号における一方のパルス信号のエッジ入
力時から他方のパルス信号のエッジ入力時までの時間
が、前記測定限界周波数の周期の4分の1未満の場合に
前記測定限界周波数に達したと判断する。
【0007】すなわち、カウンターにより計測される二
相信号の周波数が高くなるに連れて、該二相信号を構成
する第1パルス信号と第2パルス信号との周期が短く
り、第1パルス信号におけるエッジと第2パルス信号の
エッジとの間隔が短くなる。このとき、前記両パルス信
号は、約90度位相がずれるように設定されていること
から、一方のパルス信号のエッジから他方のパルス信号
のエッジまでの時間は、各パルス信号の4分の1周期を
示しており、この時間が、前記カウンターによる測定限
界周波数の周期の4分の1未満となった場合、前記カウ
ンターによる測定限界周波数に達したと判断される。
【0008】また、請求項2のエラー検出装置にあって
は、約90度位相のずれた第1パルス信号及び第2パル
ス信号からなる二相信号をカウンターにより計測する際
に、前記二相信号が前記カウンターによる測定限界周波
数に達したことを検出するエラー検出装置であって、前
記第1パルス信号のエッジを検出した際に、前記測定限
界周波数の周期の4分の1以上のパルス幅を有した第1
基準パルスを出力する第1基準パルス出力手段と、前記
第2パルス信号におけるエッジを検出した際に、前記パ
ルス幅の第2基準パルスを出力する第2基準パルス出力
手段と、前記第1基準パルスと前記第2基準パルスとを
入力するとともに、両パルスが同時に入力された際に、
エラー信号を出力するエラー信号出力手段と、を備えて
いる。
【0009】すなわち、カウンターにより計測される二
相信号の第1パルス信号におけるエッジが検出された際
には、前記カウンターによる測定限界周波数の周期の4
分の1以上のパルス幅を有した第1基準パルスが、第1
基準パルス出力手段より出力される。また、前記二相信
号の第2パルス信号におけるエッジが検出された際に
は、前記パルス幅の第2基準パルスが、第2基準パルス
出力手段より出力される。そして、前記第1基準パルス
と前記第2基準パルスとがエラー信号出力手段へ同時に
入力された際には、該エラー信号出力手段によりエラー
信号が出力される。
【0010】このため、前記二相信号の周波数が高くな
るに連れて前記両パルス信号の周期が短くなり、第1パ
ルス信号におけるエッジと第2パルス信号のエッジとの
間隔が前記パルス幅未満になると、前記第1基準パルス
と第2基準パルスとが前記エラー信号出力手段に同時に
入力されるので、該エラー信号出力手段よりエラー信号
が出力される。このとき、前記両パルス信号は、請求項
1の場合と同様に、約90度位相がずれるように設定さ
れていることから、一方のパルス信号のエッジから他方
のパルス信号のエッジまでの時間は、各パルス信号の4
分の1周期を示している。このため、この時間が、前記
測定限界周波数の周期の4分の1以上に設定された前記
パルス幅未満となり、前記両基準パルスが前記エラー信
号出力手段に同時に入力され、前記エラー信号が出力さ
れた場合、これに基づき、前記二相信号が前記カウンタ
ーによる測定限界周波数に達したと判断される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
に従って説明する。図1は、本実施の形態にかかる測定
装置1を示す模式図であり、円筒状のワーク2の側壁3
の肉厚を計測する状態が一例として示されている。
【0012】この測定装置1は、ワーク2の内側に配置
された第1のリニアスケール11と、ワーク2の外側に
配置された第2のリニアスケール12とを備えている。
両リニアスケール11,12は、各リニアスケール1
1,12より突出した測定子13,14に連動し、該測
定子13,14の移動量を電気信号に変換するエンコー
ダーを備えており、該エンコーダーより出力されるとと
もに、約90度位相のずれた第1パルス信号Aと第2パ
ルス信号Bとからなる二相信号W(図3参照)が、ケー
ブル15,15を介して出力されるように構成されてい
る。両リニアスケール11,12より延出したケーブル
15,15は、端子台16に接続されており、該端子台
16には、エラー検出装置であるエラー検出部17を介
して、パソコン18が接続されている。
【0013】このパソコン18は、前記各リニアスケー
ル11,12の測定子13,14の移動量を示す前記二
相信号Wを入力し、前記測定子13,14の突出量を演
算する寸法測定処理を行うとともに、この測定値を表示
するカウンターとしての機能を備えており、1MHzま
での二相信号Wを測定できるように構成されている。こ
れにより、前記二相信号Wにおける測定限界周波数は、
1MHzに設定されている。また、前記パソコン18
は、前記エラー検出部17より出力されたエラー信号E
RRの入力、及び前記エラー検出部17へのリセット信
号RESの出力を行うように構成されている(図2及び
図4参照)。
【0014】図2は、前記エラー検出部17における回
路図を示すものであり、前記各リニアスケール11,1
2からの前記二相信号Wが入力されるエラー検出回路2
1が示されている(第1のリニアスケール11用のエラ
ー検出回路21のみ図示)。
【0015】このエラー検出回路21は、前記二相信号
Wにおける第1パルス信号Aを増幅する第1のバッファ
31を備えており、該第1のバッファ31の出力には、
遅延回路32が並列に設けられている。該遅延回路32
は、前記第1のバッファ31からの入力を増幅する入力
バッファ33と、抵抗34及びコンデンサ35からなる
積分回路36と、該積分回路36からの出力を反転する
インバーター37とにより構成されており、前記抵抗3
4及びコンデンサ35からなる積分回路36の時定数
は、前記測定限界周波数(1MHz)の周期(1μS)
の4分の1である250nSとなるように設定されてい
る。これにより、前記第1パルス信号Aの立ち上がりエ
ッジUE1入力後には、前記遅延回路32よって250
nSの”H”パルスが出力されるように構成されてお
り、前記第1パルス信号の立ち下がりエッジDE1入力
後には、前記遅延回路よって250nSの”L”パルス
が出力されるように構成されている。
【0016】前記第1のバッファ31の出力と前記遅延
回路32の出力とは、第1のアンド回路41に入力され
ており、前記第1パルス信号Aの立ち上がりエッジUE
1入力後には、第1パルス信号Aの”H”入力と、前記
遅延回路32からの250nSの”H”パルスの入力と
によって、図3に示したように、250nSのパルス幅
Pを有した第1基準立上パルス42が出力されるように
構成されている。また、前記第1のバッファ31の出力
と前記遅延回路32の出力とは、第2のアンド回路43
のインバース端子へ入力されており、前記第1パルス信
号Aの立ち下がりエッジDE1入力後には、第1パルス
信号Aの”L”入力と、前記遅延回路32からの250
nSの”L”パルスとの入力によって、250nSのパ
ルス幅Pを有した第2基準パルス44が出力されるよう
に構成されている。
【0017】また、前記エラー検出回路21は、前記二
相信号Wにおける第2パルス信号Bを増幅する第2のバ
ッファ51を備えており、該第2のバッファ51の出力
にも、遅延回路52が並列に設けられている。該遅延回
路52は、前記第2のバッファ51からの入力を増幅す
る入力バッファ53と、抵抗54及びコンデンサ55か
らなる積分回路56と、該積分回路56からの出力を反
転するインバーター57とにより構成されており、前記
抵抗54及びコンデンサ55からなる積分回路56の時
定数は、前述と同様に250nSに設定されている。こ
れにより、前記第2パルス信号Bの立ち上がりエッジU
E2入力後には、前記遅延回路52より250nSの”
H”パルスが出力されるように構成されており、前記第
2パルス信号Bの立ち下がりエッジDE2入力後には、
前記遅延回路52より250nSの”L”パルスが出力
されるように構成されている。
【0018】前記第2のバッファ51の出力と前記遅延
回路52の出力とは、第3のアンド回路61に入力され
ており、前記第2パルス信号Bの立ち上がりエッジUE
2入力後には、第2パルス信号Bの”H”入力と、前記
遅延回路52からの250nSの”H”パルスの入力と
によって、図3に示したように、250nSのパルス幅
Pを有した第2基準立上パルス62が出力されるように
構成されている。また、前記第2のバッファ51の出力
と前記遅延回路52の出力とは、第4のアンド回路63
のインバース端子へ入力されており、前記第2パルス信
号Bの立ち下がりエッジDE2入力後には、第2パルス
信号Bの”L”入力と、前記遅延回路52からの250
nSの”L”パルスとの入力によって、図3に示したよ
うに、250nSのパルス幅Pを有した第2基準立下パ
ルス64が出力されるように構成されている。
【0019】前記第1のアンド回路41より出力される
第1基準立上パルス42と、前記第3のアンド回路63
より出力される第2基準立上パルス62とは、第5のア
ンド回路71へ入力されており、前記第2のアンド回路
43より出力される第1基準立下パルス44と、前記第
4のアンド回路63より出力される第2基準立下パルス
64とは、第6のアンド回路72へ入力されている。こ
れにより、前記二相信号Wの第1パルス信号Aの立ち上
がりエッジUE1入力時から、第2パルス信号Bの立ち
上がりUE2エッジ入力時までの時間T1が、前記測定
限界周波数(1MHz)の周期の4分の1である250
nS未満の場合に、前記第1パルス信号Aにおける立ち
上がりエッジUE1後に形成される前記第1基準立上パ
ルス42と、第2パルス信号Bにおける立ち上がりエッ
ジUE2後に形成される前記第2基準立上パルス62と
が、前記第5のアンド回路71に同時に入力され、該第
5のアンド回路71から”H”パルスが出力されるよう
に構成されている。また、前記第1パルス信号Aの立ち
下がりエッジDE1入力時から、第2パルス信号Bの立
ち下がりエッジDE2入力時までの時間T2が、前記測
定限界周波数(1MHz)の周期の4分の1である25
0nS未満の場合に、前記第1パルス信号Aにおける立
ち下がりエッジDE1後に形成される前記第1基準立下
パルス62と、第2パルス信号Bにおける立ち下がりエ
ッジDE2後に形成される前記第2基準立下パルス64
とが、前記第6のアンド回路72に同時に入力され、該
第6のアンド回路72から”H”パルスが出力されるよ
うに構成されている。
【0020】前記第5及び第6のアンド回路71,72
の出力は、オア回路81に入力されており、前記両アン
ド回路71,72のいずれかから”H”パルスが入力さ
れた際に、前記オア回路81から”H”パルスHP(図
4中c参照)が出力されるように構成されている。この
オア回路81は、フリップフロップ回路82に接続され
ており、前記オア回路81からの入力を保持するととも
に、これをエラー信号ERRとしてインバーター83を
介して前記パソコン18へ出力するように構成されてい
る。そして、前記フリップフロップ回路82には、入力
バッファ84が接続されており、該入力バッファ84の
入力には、プルアップ抵抗85が接続されている。この
入力バッファ84の入力には、前記パソコン18からの
リセット信号RESが入力されるように構成されてお
り、該リセット信号RESが入力された際に、前記フリ
ップフロップ回路82にて保持されたエラー信号ERR
がリセットされるように構成されている。
【0021】以上の構成にかかる本実施の形態における
エラー検出回路21の動作を、図3及び図4に示すタイ
ミングチャートを用いて説明する。
【0022】すなわち、本実施の形態における測定装置
1にてワーク2の側壁3の肉厚を測定する際には、図1
に示したように、第1のリニアスケール11の測定子1
3をワーク2の内壁面に当接させるとともに、第2のリ
ニアスケール12の測定子14をワーク3外側面に当接
させた状態で、図外の回転装置にて前記ワーク2を回転
させる。すると、ワーク2の内側面及び外側面の凹凸に
応じて前記各リニアスケール11,12の測定子13,
14が移動され、この移動量が各リニアスケール11,
12に内蔵されたエンコーダーにより電気信号に変換さ
れる。この電気信号は、図3に示したように、約90度
位相のずれた第1パルス信号A及び第2パルス信号Bか
らなる二相信号Wにより構成され、該二相信号Wは、そ
のパルス数から前記測定子13,14の移動量が、また
第1パルス信号Aに対する第2パルス信号Bの位相のず
れ方向から各測定子13,14の移動方向が検出され
る。そして、これらが前記パソコン18により処理され
ることによって、前記ワーク2の測定が行われる。な
お、図3においては、第2パルス信号Bの位相が、第1
パルス信号Aに対して約90度遅れている場合が示され
ている。
【0023】このとき、前記ワーク2の内側面又は外側
面に、例えば大きな凹凸が存在した場合、前記測定子1
3,14が急峻に変位する。すると、前記測定子13,
14の移動速度が速くなるとともに、前記パソコン18
により計測される前記二相信号Wの周波数が高くなり、
二相信号Wを構成する第1パルス信号Aと第2パルス信
号Bとの周期が短くなる。この場合、第1パルス信号A
における立ち上がりエッジUE1と第2パルス信号Bの
立ち上がりエッジUE2との間隔、及び第1パルス信号
Aにおける立ち下がりエッジDE1と第2パルス信号B
の立ち下がりエッジDE2との間隔が短くなる。このと
き、前記両パルス信号A,Bは、約90度位相がずれる
ように設定されていることから、一方のパルス信号の立
ち上がりエッジから他方のパルス信号の立ち上がりエッ
ジまでの時間T1は、各パルス信号A,Bの4分の1周
期である約250nSに設定されており、この時間が、
前記パソコン18による測定限界周波数(1MHz)の
周期(1μS)の4分の1である250nS未満となっ
た場合には、エラー検出回路21の第1のアンド回路4
1から出力される第1基準立上パルス42(図4中a参
照)と、第3のアンド回路61から出力される第2基準
立上パルス62(図4中b参照)とが重なり、両立上パ
ルス42,62は、第5のアンド回路71に同時に入力
され、該第5のアンド回路71からは”H”パルスHP
(図4中c参照)が出力される。また、一方のパルス信
号の立ち下がりエッジから他方のパルス信号の立ち下が
りエッジまでの時間T2が、前記パソコン18による測
定限界周波数(1MHz)の周期(1μS)の4分の1
である250nS未満となった場合にも、エラー検出回
路21の第2のアンド回路43から出力される第1基準
立下パルス44(図4中a参照)と、第4のアンド回路
63から出力される第2基準立下パルス64(図4中b
参照)とが重なり、両立下パルス44,64は、第6の
アンド回路72に同時に入力され、該第6のアンド回路
72からは、前述と同様に”H”パルスHP(図4中c
参照)が出力される。
【0024】そして、前記第5及び第6のアンド回路7
1,72からの”H”パルスHPは、オア回路81を介
してフリップフロップ回路82に入力され、該フリップ
フロップ回路82にて保持されるとともに、該フリップ
フロップ回路82よりエラー信号ERRが前記パソコン
18へ出力される。
【0025】これにより、このエラー信号ERRを受け
たパソコン18は、計測中において、前記各リニアスケ
ール11,12から送られてくる第1及び第2パルス信
号A,Bからなる二相信号Wが、前記パソコン18によ
り計測可能な測定限界周波数(1MHz)に達したと判
断することができ、パソコン18による計測値に信頼性
が無いことを確認することができる。これにより、パソ
コン18における二相信号Wのミスカウントに起因した
計測ミスを未然に防止することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
エラー検出方法にあっては、約90度位相がずれた二相
信号における一方のパルス信号のエッジから他方のパル
ス信号のエッジまでの時間が、前記二相信号を計測する
カウンターの測定限界周波数の周期の4分の1未満にな
ったか否かを判断することによって、前記測定限界周波
数に達したことを判断することができる。これにより、
計測中に測定限界周波数に達したか否かを判断すること
により、カウンターによる計測値の信頼性を確認するこ
とができる。したがって、カウンターにおける二相信号
のミスカウントに起因した計測ミスを未然に防止するこ
とができる。
【0027】また、請求項2エラー検出装置にあって
は、エラー信号出力手段よりエラー信号が出力されたこ
とに基づき、二相信号がカウンターの測定限界周波数に
達したと判断することができるので、請求項1と同様
に、計測中に測定限界周波数に達したか否かを判断する
ことによって、カウンターによる計測値の信頼性を確認
することができる。したがって、カウンターにおける二
相信号のミスカウントに起因した計測ミスを未然に防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の形態を模式図である。
【図2】同実施の形態にかかるエラー検出部におけるエ
ラー検出回路を示す回路図である。
【図3】同実施の形態のエラー検出回路の各部における
電気信号の変化を示すタイミングチャートである。
【図4】同実施の形態のエラー検出回路よりエラー信号
が出力される状態を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 測定装置 17 エラー検出部 18 パソコン(カウンター) 21 エラー検出回路 42 第1基準立上パルス 44 第1基準立下パルス 62 第2基準立上パルス 64 第2基準立下パルス A 第1パルス信号 B 第2パルス信号 ERR エラー信号 W 二相信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F069 AA31 DD08 EE06 GG58 GG63 HH14 JJ06 JJ25 NN06 2F077 AA03 QQ03 TT25 TT35 TT71 TT83

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 約90度位相のずれた第1パルス信号及
    び第2パルス信号からなる二相信号をカウンターにより
    計測する際に、前記二相信号が前記カウンターによる測
    定限界周波数に達したことを検出するエラー検出方法で
    あって、 前記第1及び第2パルス信号における一方のパルス信号
    のエッジ入力時から他方のパルス信号のエッジ入力時ま
    での時間が、前記測定限界周波数の周期の4分の1未満
    の場合に前記測定限界周波数に達したと判断することを
    特徴としたエラー検出方法。
  2. 【請求項2】 約90度位相のずれた第1パルス信号及
    び第2パルス信号からなる二相信号をカウンターにより
    計測する際に、前記二相信号が前記カウンターによる測
    定限界周波数に達したことを検出するエラー検出装置で
    あって、 前記第1パルス信号のエッジを検出した際に、前記測定
    限界周波数の周期の4分の1以上のパルス幅を有した第
    1基準パルスを出力する第1基準パルス出力手段と、 前記第2パルス信号におけるエッジを検出した際に、前
    記パルス幅の第2基準パルスを出力する第2基準パルス
    出力手段と、 前記第1基準パルスと前記第2基準パルスとを入力する
    とともに、両パルスが同時に入力された際に、エラー信
    号を出力するエラー信号出力手段と、を備えたことを特
    徴とするエラー検出装置。
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