JPS63309808A - 超音波による厚さ計測方法及び同計測装置 - Google Patents

超音波による厚さ計測方法及び同計測装置

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JPS63309808A
JPS63309808A JP14413887A JP14413887A JPS63309808A JP S63309808 A JPS63309808 A JP S63309808A JP 14413887 A JP14413887 A JP 14413887A JP 14413887 A JP14413887 A JP 14413887A JP S63309808 A JPS63309808 A JP S63309808A
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JP
Japan
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ultrasonic
signal
output
inspected
thickness
Prior art date
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JP14413887A
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English (en)
Inventor
Yasunobu Fujita
康信 藤田
Takashi Kadowaki
門脇 孝志
Susumu Ito
伊東 将
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、起毛波計測方法及び同装置に係り、特に計測
点において音速値の若干異なる特殊材料。
腐食した材料等においても、良好な肉厚計測が可能な信
号処理方法、及び、上記の方法を実施するに好適な計測
装置に関するものである。
(従来の技術〕 この種の技術に関しては特開昭54−55470が公知
である。
第4図は上記公知技術を説明するための系統図である。
トリガ回路1から超音波パルサ2に対してトリガ信号を
与えるとともに、アップカウンタ10に上記トリガ信号
を与えると、該アップカウンタ10はカウントを開始す
る。同時に超音波パルサ2からセンサー3に送信パルス
を入力すると被検材4に発せられた超音波は、該被検材
の底面にて反射する。センサ3で反射超音波を受信し、
アンプ回路5にて増幅される。アンプ回路からの出力信
号を比較器6に入力する。
一方、基準回路14は基準電圧値14Aを発生して上記
の比較器6に入力する。
比較器6において前記アンプ回路出力信号と基準電圧値
14Aとの比較が行われる。
第2図は基準電圧値14と、アンプ回路出力信号B1.
B2.・・・・・B6との比較状態を説明するための図
表である。
第2図(a)は正常時(従来技術によっても正しい計測
値が得られる条件下)を表わしている。
基準電圧値14Aに達しないパルス(図示せず)は雑音
であるとしてこれを排除し、基準電圧値14Aを越える
パルスB1〜B5を真正のエコー信号と判定し、同図に
C2として示した期間をカウントして肉厚寸法を算定す
る。
第2図は、肉厚10mmの被検材を計測した場合を例示
しており、第2図(a)の正常時は、従来技術によって
も10’amという正しい計測値が得られる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第2図(b)は、エコーの小さい特殊材料の場合を示し
たもので、アンプ回路出力信号B1〜B5の内の信号B
2が(特殊材料の故に)小さく、基準電圧値14Aに達
しない。
このため、この信号B2は採用されず、信号B1から信
号B8までの期間C2がカウントされる。
この場合、送、受信間隔時間を2倍に誤認してしまうの
で、その結果として厚さ寸法は2倍の20閣と算出され
る。
また、第2図(l)は、腐食材料を計測した場合を例示
しており、基準電圧値14Aを越えるノイズNlが入っ
ている。
このため、信号B1とノイズN1との時間間隔C2がカ
ウントされ、送、受信間隔時間を172に誤認し、その
結果として厚さ寸法は1/2の5閣と算定される。
本発明は上述の事情に鑑みて為されたもので、エコーの
弱い特殊材料や、大きいノイズが混入し易い腐食材料で
も、厚さ寸法を正確に計測し得る方法、及び同装置を提
供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
従来技術に係る計測において前述のような誤算定を行っ
た原因は、「1,2個のエコー信号によって厚さを算定
しようとしたこと」にある。
本発明は、少なくとも3個(多ければ多いほど良い)の
エコー信号を一旦メモリに入れ、送受信時間間隔算定値
の中から異常値を除き、異常でない値の平均値を以って
計測の答えとする。
上述の原理を実用面に適用するための具体的構成として
、本発明の計測方法は、被検材に対して超音波信号を送
信すると共に該被検材の底面からのエコーを受信し、送
信・受信間の時間を測定して被検材の肉厚寸法を計測す
る方法に適用され、上記の送、受信を少なくとも3回繰
り返して行い、3個以上の計測値中の異常値を削除し、
異常でない計測値の平均値を最終的な計測結果として表
示することを特徴とする。
また、上記の方法を実施するために創作した本発明の装
置は、(a)パルストリガ信号を発生するトリガ回路と
、(b)上記パルストリガ信号を受けて超音波センサに
超音波信号を与える超音波パルサと、(l)上記超音波
パルサから与えられた超音波信号を被検材中へ送信する
と共に、該被検材の底面からのエコーを受信する超音波
センサと、(d)基準電圧値を発生する基準回路と、(
e)前記エコーと基準電圧値とを比較して、基準電圧値
以上のエコーのみを出力する比較器と、(f)前記トリ
ガ回路の出力を入力されて作動を開始するアップカウン
タと、(g)前記比較器の出力と前記アップカウンタの
出力とを入力されて、送、受信の時間間隔を算定して被
検材を厚さ寸法を演算する手段と、(h)上記演算手段
の演算結果を表示する手段とを設けた超音波厚さ計に適
用され、前記(g)項の演算手段は(i)前記比較器の
出力とトリガ回路の出力とを入力されるメモリアドレス
カウンタと、(j)上記メモリアドレスカウンタの出力
と前記アップカウンタの出力とを入力されるメモリ手段
と、(k)上記メモリ手段の記録を読み出して送、受信
の時間間隔を算定して被検材の厚さ寸法を算出する演算
器とを備えたものであり、かつ、(l)上記演算器は少
なくとも3個の送、受信時間間隔を比較して、その内の
異常値を削除し、異常値以外の時間間隔の平均値を算出
する機能を備えたものとする。
〔作用〕
前記の方法によれば、被検材に何らかの異常が有る場合
、例えば第2図(b)のように弱いエコー信号が排除さ
れて異常に長い期間C2がカウントされた時、並びに、
第2図(C)のようにノイズが入って異常に短い期間C
2がカウントされた時、これらの異常値を削除するので
、これらの異常の影響を受けずに正しい計測ができる。
また、前記のように構成した装置によれば、上記の方法
を自動的に行うことが出来る。
〔実施例〕
第1図は本発明の装置の1実施例を示す。従来例の装置
(第4図)に比較して異なるところは、第4図のゲート
15に相当する個所に、破線で囲んで示した構成部分P
atを配設したことである。
本例の装置(第1図)を用いて本発明方法を実施した1
例について次に述べる。トリガ回路1からのトリガ信号
を、超音波パルサ2と、アップカウンタ10と、メモリ
アドレスカウンタ7とに入力すると、上記のアップカウ
ンタ10はカウントを開始する。同様に上記メモリアド
レスカウンタ7はリセットされ初期値A1と成る。同様
に上記超音波パルサ2は、センサ3に送信パルスを入力
する。該センサ3は、送信パルスを入力されると、超音
波信号を被検材4に入力し、かつ被検材底面からの反射
エコーを受信する。受信されたアンプ回路5で増幅され
る。アンプ回路5からの出力信号を比較器6に入力する
該比較器6は、従来例(第4図)におけると同様に、基
準電圧値14との比較を行う。基準電圧値14Aを越え
ている信号は、メモリアドレスカウンタ7及びタイミン
グ回路8に入力される。メモリアドレスカウンタ7は、
エコー信号が第2図中14Aの値を越える毎にカウント
アツプし、メモリ9のアドレス信号入力と成る。
これと同時に、アップカウンタ1oは発振器11を入力
としてカウントアツプする。アップカウンタ10の値は
メモリ9のデータ入力となる。
前述の第2図(b)に示したように、エコー信号B2が
小さくて基準電圧値14Aに達しなかった場合、本実施
例におけるメモリアドレスカウンタ7の番地に収納され
るデータを第3図に示す。
その内容を表として示すと次掲の第1表の如くである。
第 1 表(メモリデータ収納例) この場合、本例の演算器12は「異常値を削除する機能
」を備えているので、次記のように作動する。
(イ)STEPI T1=A2−A1=60 40=20・・(1)T2=
A3−A2=70−60=10・=(2)以下順次同じ
ようにしてT’toまで測定したとすると、 Tg 〜Tto= 10          −(3)
となる。
(ロ)STEP2 Ts=Txoの平均値を求める。
(ハ)STEP3 T1〜T’ioとTの比較を行い異常データは削除する
例えば、 0.875 X〒<Tt<1.125x〒・・・(5)
(5)式の条件が満されないデータTiは削除する。
(5)式による判定を行うと、(1)〜(3)式のデー
タは 0.875 X 11 = 8.25<Ti<12.3
75となり、(1)式のデータ20mnは異常と判定さ
れ削除される。(2)〜(3)式のデータは正常と判定
される。
(ニ)STEP4 (5)式で正常と判定されたデータの平均値を求め肉厚
値とする。
従って肉厚値 T=−(10X9)=10an となり表示器13に正確な値を表示する事が出来る。
次に、第2図(b)に示すように、ノイズN1が入った
場合の作動について説明する。
この場合、カウント10ごとに区分されるべき番号の間
にノイズN ’1が割り込むので、メモリ9には次記第
2表のようなデータが収納される。
(第2表) 先に(1)〜(8)式で説明した例と同様にして(イ)
STEPI Tz=5 T2=5 Ta=10 以下T4〜T1o=10 (ロ)STEP2 T1〜Tzoの平均値を求める 〒= −(5X 2+ 10 X 8)=9 T1−Tioと〒の比較を行い異常データを削除すると
、Tz :5 、 ’rl = 5は異常データとして
削除される。
(ニ)STEP4 (ハ)で正常と判定されたデータの平均値を求めると T=−(10X8)=10mm となり、表示器13に正確な値を表示する事が出来る。
・ 〔発明の効果〕 以上詳述したように、本発明の方法によれば、被検材が
特殊材料であってエコーが弱い場合や、被検材が腐食材
であって大きいノイズが入る場合であっても正しい厚さ
寸法を計測することが出来る。
また、本発明の装置によれば、上記の方法を容易に実施
して、その効果を充分に発揮せしめ得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る計測装置の1実施例を示す系統図
である。 第2図は被検材が正常な場合と、異常な場合とを比較し
て示した、超音波厚さ測定における問題点の説明図であ
る。 第3図は本発明装置を用いて実施した本発明方法の一例
における作用説明図である。 第4図は本発明装置の1実施例を示す系統図である。 1・・・トリガ回路、2・・・超音波パルサ、3・・・
センサ、4・・・被検材、5・・・アンプ回路、6・・
・比較器、7・・・メモリアドレスカウンタ、8・・・
タイミング回路、9・・・データ収納メモリ、10・・
・アップカウンタ、11・・・発振器、12・・・演算
機、13・・・表示器、14・・・基準回路、15・・
・ゲート回路、5A・・・エコー信号、7A・・・メモ
リアドレスデータ、IOA・・・メモリデータ、14A
・・・基準電圧。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被検材に対して超音波信号を送信すると共に該被検
    材の底面からのエコーを受信し、送信・受信間の時間を
    測定して被検材の肉厚寸法を計測する方法において、上
    記の送、受信を少なくとも3回繰り返して行い、3個以
    上の計測値中の異常値を削除し、異常でない計測値の平
    均値を最終的な計測結果として表示することを特徴とす
    る超音波による厚さ計測方法。 2、(a)パルストリガ信号を発生するトリガ回路と、
    (b)上記パルストリガ信号を受けて超音波センサに超
    音波信号を与える超音波パルサと、(c)上記超音波パ
    ルサから与えられた超音波信号を被検材中へ送信すると
    共に、該被検材の底面からのエコーを受信する超音波セ
    ンサと、(d)基準電圧値を発生する基準回路と、(e
    )前記エコーと基準電圧値とを比較して、基準電圧値以
    上のエコーのみを出力する比較器と、(f)前記トリガ
    回路の出力を入力されて作動を開始するアップカウンタ
    と、(g)前記比較器の出力と前記アップカウンタの出
    力とを入力されて、送、受信の時間間隔を算定して被検
    材を厚さ寸法を演算する手段と、(h)上記演算手段の
    演算結果を表示する手段とを設けた超音波厚さ計におい
    て、前記(g)項の演算手段は(i)前記比較器の出力
    とトリガ回路の出力とを入力されるメモリアドレスカウ
    ンタと、(j)上記メモリアドレスカウンタの出力と前
    記アップカウンタの出力とを入力されるメモリ手段と、
    (k)上記メモリ手段の記録を読み出して送、受信の時
    間間隔を算定して被検材の厚さ寸法を算出する演算器と
    を備えたものであり、かつ、(l)上記演算器は少なく
    とも3個の送、受信時間間隔を比較して、その内の異常
    値を削除し、異常値以外の時間間隔の平均値を算出し、
    これを被検体の厚さ寸法として表示手段に与えるもので
    あることを特徴とする、超音波による厚さ計測装置。
JP14413887A 1987-06-11 1987-06-11 超音波による厚さ計測方法及び同計測装置 Pending JPS63309808A (ja)

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JP (1) JPS63309808A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009271007A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Shin Nippon Hihakai Kensa Kk 超音波による厚み測定方法
RU2653122C1 (ru) * 2017-06-28 2018-05-07 Акционерное общество "Научно-Технический Центр Эксплуатации и Ресурса Авиационной Техники" Способ обнаружения коррозионных повреждений на труднодоступных поверхностях изделий

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009271007A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Shin Nippon Hihakai Kensa Kk 超音波による厚み測定方法
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