JP2000240762A - 変速機用の遊び歯車及びその製造方法 - Google Patents

変速機用の遊び歯車及びその製造方法

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JP2000240762A
JP2000240762A JP2000036721A JP2000036721A JP2000240762A JP 2000240762 A JP2000240762 A JP 2000240762A JP 2000036721 A JP2000036721 A JP 2000036721A JP 2000036721 A JP2000036721 A JP 2000036721A JP 2000240762 A JP2000240762 A JP 2000240762A
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ミッシェル ラウール
Jean Claude Doison
ジャン−クロード ドワゾン
Robert Losq
ロベール ロスク
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンパクト、軽量で、熱処理時に不規則な変形
を生じることがなく、組立て時に同心性が損なわれるこ
とのない、変速機用の遊び歯車及びその製造方法を提供
する。 【解決手段】主軸の歯車と噛み合う噛み合い歯と、結合
スリーブと係合する駆動歯と、同期リングと共に同期装
置を構成する台形円錐形部とを含む、副軸に取り付け可
能な変速機用の遊び歯車100を、第1の部分101と
第2の部分102とで構成する。第1の部分101は、
外周面上に設けられた噛み合い歯104と、軸方向の円
筒形の孔とを有する円板からなり、第2の部分102
は、駆動歯116と、台形円錐形部114と、円筒形部
を含むボスからなり、第2の部分102の円筒形部を、
第1の部分101の円筒形の孔へ嵌入して第1の部分1
01と第2の部分102とを互いに固定する。円筒形の
孔と円筒形部とを、両者の間に載置したろう付け材料を
溶融、固化してろう付けすることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用の機械式の
変速機に関し、特に変速機用の遊び歯車及びその製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の自動車用の機械式の変速
機の軸方向の部分断面図である。
【0003】図に示すように、一般に変速機1には、主
軸2と、主軸2と並行に設けられた副軸3とが設けられ
ている。主軸2には、3つの歯車1a、1b、1cが軸
方向に相連続して設けられている。副軸3には、主軸2
の歯車1aと噛み合う遊び歯車3aと、主軸2の歯車1
cと噛み合う遊び歯車3bと、遊び歯車3aと遊び歯車
3bとの間に設けられたボス4とが設けられている。
【0004】遊び歯車3a、3bは直接またはリング5
を介して副軸3に対して回転可能に取り付けられ、それ
ぞれその一方の側はボス4に、他方の側は軸方向のスト
ッパを形成する座金6または7に当接している。各遊び
歯車3a、3bには、同期装置が設けられている。同期
装置は、同期リング8と、ボス4に支持されたバネ10
及びコロ11と、遊び歯車3a、3bに付設された、頭
を切った円錐形部(以下、台形円錐形部という。)9と
からなる。同期リング8の一方の側はボス4と協動し、
他方の側は遊び歯車3a、3bに付設された台形円錐形
部9と協動するように形成されている。
【0005】ボス4の外周上には、軸方向のスプライン
によってボス4と共に回転するように取り付けられた結
合スリーブ12が設けられている。結合スリーブ12に
は、図示されていない後進歯車と係合可能な外側の歯1
2aと、同じく図示されていない操作レバーによって操
作されるシフトフォークを受けるリング状のスロート部
12bとが設けられている。シフトフォークは、スロー
ト部12bを介して結合スリーブ12を軸方向に移動さ
せ、結合スリーブ12の内周面のスプラインと遊び歯車
3aまたは遊び歯車3bの駆動歯車13とを係合させ
る。すなわち、結合スリーブ12は、実現するべき変速
機の減速比に応じて、中立点位置のいずれかの側で、遊
び歯車3aまたは遊び歯車3bと共に回転するように連
結される。
【0006】現在、同期装置の一部を構成する台形円錐
形部と、大直径部に設けられた噛合い歯車と、駆動歯車
とが、相連続して設けられた変速機用の遊び歯車を作成
する種々の方法が公知である。
【0007】第1の公知の方法においては、遊び歯車は
単一ブロックからなる。
【0008】第2の公知の方法においては、駆動歯車を
別途作製し、遊び歯車の該当箇所に熔接して取り付けて
いる。
【0009】第3の公知の方法においては、駆動歯車及
び台形円錐形部を別途作製し、遊び歯車の該当箇所に嵌
合及び熔接して取り付けている。この場合、スプライン
を介して固定することもある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の変速機用の遊び歯車及びその製造方法においては、
単一ブロックからなる遊び歯車においては、駆動歯車ま
たは噛合い歯車を加工する切削工具を操作するために、
駆動歯車と噛合い歯車との間に空間部を設ける必要があ
るので、遊び歯車をコンパクトにすることは困難である
という問題がある。また、上記空間部における軽量化効
果以外には、遊び歯車の軽量化は困難であるという問題
がある。さらに、このような単一ブロック構造の形状は
非対称をなすので、遊び歯車の熱処理時に噛合い歯車に
不規則な変形が生じることがあるという問題がある。
【0011】また、駆動歯車を別途作製し、遊び歯車の
該当箇所に熔接して取り付けた遊び歯車においては、駆
動歯車と噛合い歯車及び台形円錐形部との同心性が不十
分になる可能性があるという問題があり、同心性の欠陥
は、熱処理過程において増幅されうるという問題があ
る。
【0012】また、駆動歯車及び台形円錐形部を別途作
製し、遊び歯車の該当箇所に嵌合及び熔接して取り付け
た遊び歯車においても、駆動歯車を別途作製し、遊び歯
車の該当箇所に熔接して取り付けた遊び歯車におけると
同様の問題がある。
【0013】本発明は、上記従来技術における問題点を
解決して、コンパクト、軽量で、かつ熱処理時に噛合い
歯車に不規則な変形が生じることがなく、駆動歯車と噛
合い歯車と台形円錐形部との間の同心性が損なわれるこ
とのない、従来の変速機用の遊び歯車とは異なった構造
を有する、変速機用の遊び歯車及びその製造方法を提供
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の変速機用の遊び歯車は、主軸の歯車と噛み
合う噛み合い歯と、結合スリーブと係合する駆動歯と、
同期リングと共に同期装置を構成する台形円錐形部とを
含む、副軸に取り付け可能な変速機用の遊び歯車におい
て、上記遊び歯車は、互いに固定された第1の部分と第
2の部分とからなり、上記第1の部分は、外周面上に設
けられた上記噛み合い歯と、軸方向の円筒形の孔とを有
する円板からなり、上記第2の部分は、上記駆動歯と、
上記台形円錐形部と、円筒形部とを含むボスからなり、
上記ボスの上記円筒形部は、上記円板の上記円筒形の孔
へ嵌入され、上記円筒形の孔に固定されていることを特
徴とする。
【0015】この場合、上記第2の部分は、リング状の
半径方向の肩を有し、上記第1の部分は、上記半径方向
の肩に、軸方向に当接していることを特徴とする。
【0016】またこの場合、上記第1の部分は、上記第
2の部分の上記肩の側に、リング状の隅切り面を有する
ことを特徴とする。
【0017】またこの場合、上記第1の部分は、上記円
筒形の孔の内面に軸方向の溝を有することを特徴とす
る。
【0018】またこの場合、上記第2の部分の上記駆動
歯は、上記第1の部分の上記円板の側面に設けたリング
状の窪みによって、隣接する半径方向の面から離されて
いることを特徴とする。
【0019】またこの場合、上記第1の部分は、半径方
向の対称面を有することを特徴とする。
【0020】また、本発明の変速機用の遊び歯車の製造
方法は、主軸の歯車と噛み合う噛み合い歯と、結合スリ
ーブと係合する駆動歯と、同期リングと共に同期装置を
構成する台形円錐形部とを含む、副軸に取り付け可能な
変速機用の遊び歯車の製造方法において、軸方向の円筒
形の孔と、外周面上に設けられた上記噛み合い歯と、上
記円筒形の孔の少なくとも一方の端に設けた隅切り面と
を有する第1の部分を製作する工程と、上記駆動歯と、
上記台形円錐形部と、円筒形部と、リング状の半径方向
の肩とを有する第2の部分を製作する工程と、上記第2
の部分の上記円筒形の部分と上記半径方向の肩とが接す
る箇所に、ろう付け材料を載置する工程と、上記第2の
部分の上記円筒形の部分を、上記第1の部分の軸方向の
上記円筒形の孔へ、上記第1の部分が上記半径方向の肩
へ当接するまで、挿入または嵌入して、上記第1の部分
と上記第2の部分とを組み合わせる工程と、上記ろう付
け材料を加熱して熔融する第1工程と、冷却して上記第
2の部分へ上記第1の部分をろう付けする第2工程とを
含む熱処理工程と、からなることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の変速機用の遊び歯車及び
その製造方法の理解を容易にするために、本発明の実施
の形態を添付図面を参照して説明する。但し、以下の説
明は例として記載するものであり、本発明の範囲を限定
するものではない。
【0022】図1は、本発明による遊び歯車の第1の部
分の軸方向の半断面図である。
【0023】図2は、本発明による遊び歯車の第2の部
分の軸方向の半断面図である。
【0024】図3は、本発明による遊び歯車の第1の部
分と第2の部分とを組合わせて一体化した遊び歯車の軸
方向の半断面図である。
【0025】図4は、従来の遊び歯車に代えて本発明に
よる遊び歯車を装着することが可能な、従来の変速機の
軸方向の部分断面図である。
【0026】図1〜図3に、変速機の遊び歯車100の
第1の部分101と、第2の部分102と、第1の部分
101と第2の部分102とからなる変速機の遊び歯車
100を示す。
【0027】図1及び図3に示すように、第1の部分1
01は、中心部に軸方向の円筒形の孔103を有する円
板からなる。該円板の外周面上には噛み合い歯104
を、円板の両側面にはリング状の窪み105、106
を、リング状の窪み105、106の外側の両側面には
リング状の半径方向の平面107、108を、リング状
の窪み105、106の内側の両側面にはリング状の半
径方向の平面109、110を、それぞれ設ける。円筒
形の孔103の端部には、隅切り面111、112を設
ける。
【0028】このように、第1の部分101を形成する
円板は、半径方向の対称な面を有している。
【0029】図2及び図3に示すように、第2の部分1
02は、中心部に軸方向の円筒形の孔113を有するボ
スからなる。該ボスの外周面上には、同期装置の一部を
構成する台形円錐形部114と、外周面上に駆動歯車1
16が設けられたリング状突出部115と、リング状突
出部115の側面に設けたリング状の半径方向の肩11
8と、半径方向の肩118によって限られた滑らかな円
筒形部117とが、この順に、軸方向に相連続して形成
されている。
【0030】上記のように形成された第1の部分101
と第2の部分102とを以下に記載するように組み合わ
せて一体化して、遊び歯車を形成する。
【0031】図2に示すように、第2の部分102の円
筒形部117と半径方向の肩118とが接する箇所に、
ろう付け材料119を置く。
【0032】次いで、第2の部分102の円筒形部11
7を、第1の部分101の軸方向の円筒形の孔103の
中へ、第2の部分102の半径方向の肩118が、第1
の部分101の平面110に当接するまで嵌入させる。
第1の部分101の軸方向の円筒形の孔103と、第2
の部分102の円筒形部117の直径は、それぞれこの
ような処置に対応するように形成されている。
【0033】第1の部分101の円筒形の孔の端部に設
けた隅切り面112は、第2の部分102の円筒形部1
17と肩118とが接する箇所に、ろう付け材料119
を載置することができる空間を定める。また、円筒形の
孔103の内面に、望ましくは、多数の軸方向の微細な
溝を設ける。この微細な溝は、溶融したろう付け材料1
19がその中を流れる毛細管として機能する。
【0034】このようにして、図3に示されているよう
な、第2の部分102と第1の部分101とを互いに組
み合わせる。
【0035】次いで、第1の部分101と第2の部分1
02とが組み合わされた組立て品に熱処理を施す。熱処
理は、短時間加熱する第1工程と、冷却する第2工程と
からなる。第1工程における加熱によって、ろう付け材
料119は熔融し、前述の毛細管現象によって、円筒形
の孔103の内面と円筒形部117の表面との間に、ろ
う付け材料119が浸透する。次いで第2工程における
冷却によって、ろう付け材料が硬化し、第1の部分10
1と第2の部分102との、ろう付けによる固定が達成
される。第1工程における加熱温度は、ろう付け材料1
19に適した温度に定める。その後の熱処理を、ろう付
けの熱操作時の温度よりも低い温度で行うことにより、
ろう付け材料を固体状態に維持することができる。
【0036】以上の工程によって、図3に示すような遊
び歯車100が得られる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る変速
機用の遊び歯車及びその製造方法においては、以下のよ
うな効果がある。
【0038】駆動歯車と噛合い歯車との間に空間部を設
ける必要がないので、遊び歯車をコンパクトにし、軽量
化することが可能になる。
【0039】第1の部分の側面にリング状の窪みを設け
るので、変速機用の遊び歯車の一層の軽量化が可能とな
る。
【0040】第1の部分は、半径方向の対称面を有する
ので、遊び歯車の熱処理過程において噛合い歯車に不規
則な変形が生じることがない。
【0041】第1の部分と第2の部分とは、固有の基準
直径を有しており、それぞれの加工操作を固有の基準直
径に基づいて実施できるので、同心性が十分保たれる。
【0042】第1の部分の噛み合い歯を切削する際、同
じ形の他の第1の部分と組み合わせて同時に切削を行な
うことにより、作業効率を向上させることが可能であ
る。
【0043】遊び歯車の通常の熱処理操作の前にろう付
け操作を実施することなく、通常の熱処理操作中に第1
の部分と第2の部分とを互いにろう付けすることもでき
る。
【0044】異なった寸法の第1の部分と、異なった寸
法の第2の部分とを組み合わせることにより、種々の遊
び歯車の製作が可能となる。
【0045】本発明は以上記載された遊び歯車100に
限定されるものではない。添付された特許請求の範囲に
よって定義された枠を越えることなしに、多くの実施の
形態の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による遊び歯車の第1の部分の軸方向の
半断面図である。
【図2】本発明による遊び歯車の第2の部分の軸方向の
半断面図である。
【図3】本発明による遊び歯車の第1の部分と第2の部
分とを組立てて一体化した遊び歯車の軸方向の半断面図
である。
【図4】従来の遊び歯車に代えて本発明による遊び歯車
を装着することが可能な、従来の変速機の軸方向の部分
断面図である。
【符号の説明】
100…遊び歯車 101…第1の部分 102…第2の部分 103…円筒形の孔 104…噛み合い歯 105、106…窪み 107、108、109、110…平面 111、112…隅切り面 113…円筒形の孔 114…台形円錐形部 115…リング状突出部 116…駆動歯 117…円筒形部 118…半径方向の肩 119…ろう付け材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドワゾン ジャン−クロード フランス国 92500 リュエイユ マルメ ーゾン アブゥニュー デゥ ベルサイユ 2 (72)発明者 ロスク ロベール フランス国 78130 モールパ アレー デゥ パンポル 6

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主軸の歯車と噛み合う噛み合い歯と、結合
    スリーブと係合する駆動歯と、同期リングと共に同期装
    置を構成する台形円錐形部とを含む、副軸に取り付け可
    能な変速機用の遊び歯車(100)において、上記遊び
    歯車(100)は、互いに固定された第1の部分(10
    1)と第2の部分(102)とからなり、上記第1の部
    分(101)は、外周面上に設けられた上記噛み合い歯
    (104)と、軸方向の円筒形の孔(103)とを有す
    る円板からなり、上記第2の部分(102)は、上記駆
    動歯(116)と、上記台形円錐形部(114)と、円
    筒形部(117)とを含むボスからなり、上記ボスの上
    記円筒形部(117)は、上記円板の上記円筒形の孔
    (103)へ嵌入され、上記円筒形の孔(103)に固
    定されている、ことを特徴とする変速機用の遊び歯車。
  2. 【請求項2】上記第2の部分(102)は、リング状の
    半径方向の肩(118)を有し、上記第1の部分(10
    1)は、上記半径方向の肩(118)に、軸方向に当接
    していることを特徴とする、請求項1に記載の変速機用
    の遊び歯車。
  3. 【請求項3】上記第1の部分(101)は、上記第2の
    部分(102)の上記肩(118)の側に、リング状の
    隅切り面(112)を有することを特徴とする、請求項
    2に記載の変速機用の遊び歯車。
  4. 【請求項4】上記第1の部分(101)は、上記円筒形
    の孔(103)の内面に軸方向の溝を有することを特徴
    とする、請求項1〜3のいずれかに記載の変速機用の遊
    び歯車。
  5. 【請求項5】上記第2の部分(102)の上記駆動歯
    (116)は、上記第1の部分(101)の上記円板の
    側面に設けたリング状の窪み(106)によって、隣接
    する半径方向の面から離されていることを特徴とする、
    請求項1〜4のいずれかに記載の変速機用の遊び歯車。
  6. 【請求項6】上記第1の部分(101)は、半径方向の
    対称面を有することを特徴とする、請求項1〜5のいず
    れかに記載の変速機用の遊び歯車。
  7. 【請求項7】主軸の歯車と噛み合う噛み合い歯と、結合
    スリーブと係合する駆動歯と、同期リングと共に同期装
    置を構成する台形円錐形部とを含む、副軸に取り付け可
    能な変速機用の遊び歯車(100)の製造方法におい
    て、 軸方向の円筒形の孔(103)と、外周面上に設けられ
    た上記噛み合い歯(104)と、上記円筒形の孔(10
    3)の少なくとも一方の端に設けた隅切り面(112)
    とを有する第1の部分(101)を製作する工程と、 上記駆動歯(116)と、上記台形円錐形部(114)
    と、円筒形部(117)と、リング状の半径方向の肩
    (118)とを有する第2の部分(102)を製作する
    工程と、 上記第2の部分(102)の上記円筒形の部分(11
    7)と上記半径方向の肩(118)とが接する箇所に、
    ろう付け材料(119)を載置する工程と、 上記第2の部分(102)の上記円筒形の部分(11
    7)を、上記第1の部分(101)の軸方向の上記円筒
    形の孔(103)へ、上記第1の部分(101)が上記
    半径方向の肩(118)へ当接するまで、挿入または嵌
    入して、上記第1の部分(101)と上記第2の部分
    (102)とを組み合わせる工程と、 上記ろう付け材料(119)を加熱して熔融する第1工
    程と、冷却して上記第2の部分(102)へ上記第1の
    部分(101)をろう付けする第2工程とを含む熱処理
    工程と、 からなることを特徴とする変速機用の遊び歯車の製造方
    法。
JP2000036721A 1999-02-18 2000-02-15 変速機用の遊び歯車及びその製造方法 Withdrawn JP2000240762A (ja)

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