JPH03157550A - ミッションギヤ構造 - Google Patents
ミッションギヤ構造Info
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- JPH03157550A JPH03157550A JP1295491A JP29549189A JPH03157550A JP H03157550 A JPH03157550 A JP H03157550A JP 1295491 A JP1295491 A JP 1295491A JP 29549189 A JP29549189 A JP 29549189A JP H03157550 A JPH03157550 A JP H03157550A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/02—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
- F16D23/04—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch
- F16D23/06—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H55/00—Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
- F16H55/02—Toothed members; Worms
- F16H55/17—Toothed wheels
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F16D23/06—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation
- F16D2023/0625—Details of members being coupled, e.g. gears
-
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- F16H—GEARING
- F16H55/00—Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
- F16H55/02—Toothed members; Worms
- F16H55/17—Toothed wheels
- F16H55/171—Toothed belt pulleys
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ミッションギヤ本体と同期歯リング部材とが
電子ビーム溶接等の高密度エネルギービームにより溶接
されるようにした自動車用等のミッションギヤ構造に関
する。
電子ビーム溶接等の高密度エネルギービームにより溶接
されるようにした自動車用等のミッションギヤ構造に関
する。
(従来の技術)
従来より、この種ミッションギヤ構造として、例えば特
開昭56−91977号公報に開示されるように、一端
面側に外方へ突出するコーン部を有するとともに他端面
側にギヤ部を有し、且つ該コーン部とギヤ部との間の外
周部に環状の切欠段部が設けられたミッションギヤ本体
と、該ミッションギヤ本体の切欠段部に嵌合可能な内周
部を有する同期歯リング部材とを備え、該同期歯リング
部材の内周部と上記ミッションギヤ本体の切欠段部の立
壁面とをミッションギヤ本体一端面側(コーン部側)か
らの高密度エネルギービームにより溶接するようにした
ものは知られている。
開昭56−91977号公報に開示されるように、一端
面側に外方へ突出するコーン部を有するとともに他端面
側にギヤ部を有し、且つ該コーン部とギヤ部との間の外
周部に環状の切欠段部が設けられたミッションギヤ本体
と、該ミッションギヤ本体の切欠段部に嵌合可能な内周
部を有する同期歯リング部材とを備え、該同期歯リング
部材の内周部と上記ミッションギヤ本体の切欠段部の立
壁面とをミッションギヤ本体一端面側(コーン部側)か
らの高密度エネルギービームにより溶接するようにした
ものは知られている。
そして、この高密度エネルギービームによる溶接は、通
電加熱されたタングステンフィラメントから放出される
熱電子をアノード電圧で加速して高速の電子ビームを作
り、この電子ビームを、行路中の電磁レンズによって母
材に焦点を結ばせるように集中させて、その際の衝撃の
発熱により母材を溶融・溶接させることによりなされて
いる。
電加熱されたタングステンフィラメントから放出される
熱電子をアノード電圧で加速して高速の電子ビームを作
り、この電子ビームを、行路中の電磁レンズによって母
材に焦点を結ばせるように集中させて、その際の衝撃の
発熱により母材を溶融・溶接させることによりなされて
いる。
また、高密度エネルギービームの出力は電気的に正確に
一定制御されている。
一定制御されている。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、2つの母材を上述の高密度エネルギービーム
により溶接する場合、この電子ビームが溶接部に対して
高速で集中的に作用(衝突)するため、高密度エネルギ
ービームの出力が電気的に一定制御されているにも拘ら
ず、2つの母材間の僅かな隙間の違いなどによって、そ
の2つの母材に対する溶は込み深さが不均一なものとな
る。すなわち、ミッションギヤ本体一端面側からの高密
度エネルギービームにより同期歯リング部材の内周部と
ミッションギヤ本体の切欠段部の立壁面とを溶接する場
合、この溶接部よりもミッションギヤ本体他端面側とな
るギヤ部の径方向内方側まで高密度エネルギービームに
よる溶は込みが侵入する恐れがある。このため、ギヤ部
の径方向内方側のミッションギヤ本体が余分に溶融して
熱収縮し、この熱収縮によりギヤ部が径方向内方側へ引
き込まれるように変形することが危惧される。 本発明
はかかる点に鑑みてなされたもので、その目的とすると
ころは、同期歯リング部材との溶接部よりも径方向外方
側で且つギヤ部の径方向内方側のミッションギヤ本体に
、熱収縮による悪影響がギヤ部まで及ばないような改良
を加えて、該ギヤ部が径方向内方へ引き込まれるような
変形を防止しようとするものである。
により溶接する場合、この電子ビームが溶接部に対して
高速で集中的に作用(衝突)するため、高密度エネルギ
ービームの出力が電気的に一定制御されているにも拘ら
ず、2つの母材間の僅かな隙間の違いなどによって、そ
の2つの母材に対する溶は込み深さが不均一なものとな
る。すなわち、ミッションギヤ本体一端面側からの高密
度エネルギービームにより同期歯リング部材の内周部と
ミッションギヤ本体の切欠段部の立壁面とを溶接する場
合、この溶接部よりもミッションギヤ本体他端面側とな
るギヤ部の径方向内方側まで高密度エネルギービームに
よる溶は込みが侵入する恐れがある。このため、ギヤ部
の径方向内方側のミッションギヤ本体が余分に溶融して
熱収縮し、この熱収縮によりギヤ部が径方向内方側へ引
き込まれるように変形することが危惧される。 本発明
はかかる点に鑑みてなされたもので、その目的とすると
ころは、同期歯リング部材との溶接部よりも径方向外方
側で且つギヤ部の径方向内方側のミッションギヤ本体に
、熱収縮による悪影響がギヤ部まで及ばないような改良
を加えて、該ギヤ部が径方向内方へ引き込まれるような
変形を防止しようとするものである。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため、本発明の解決手段は、一端面
側に外方へ突出するコーン部を有するとともに他端面側
にギーヤ部を有し、且つ該コーン部とギヤ部との間の外
周部に環状の切欠段部が設けられたミッションギヤ本体
と、該ミッションギヤ本体の切欠段部に嵌合可能な内周
部を有する同期歯リング部材とを備え、該同期歯リング
部材の内周部と上記ミッションギヤ本体の切欠段部の立
壁面とをミッションギヤ本体一端面側からの高密度エネ
ルギービームにより溶接するようにしたミッションギヤ
構造を前提とする。そして、上記同期歯リング部材との
溶接部の延長線上におけるミッションギヤ本体の切欠段
部の立壁面下端位置に、耐熱材からなる溶融防止リング
部材を設ける構成としたものである。
側に外方へ突出するコーン部を有するとともに他端面側
にギーヤ部を有し、且つ該コーン部とギヤ部との間の外
周部に環状の切欠段部が設けられたミッションギヤ本体
と、該ミッションギヤ本体の切欠段部に嵌合可能な内周
部を有する同期歯リング部材とを備え、該同期歯リング
部材の内周部と上記ミッションギヤ本体の切欠段部の立
壁面とをミッションギヤ本体一端面側からの高密度エネ
ルギービームにより溶接するようにしたミッションギヤ
構造を前提とする。そして、上記同期歯リング部材との
溶接部の延長線上におけるミッションギヤ本体の切欠段
部の立壁面下端位置に、耐熱材からなる溶融防止リング
部材を設ける構成としたものである。
(作用)
上記の構成により、本発明では、ミッションギヤ本体一
端面側からの高密度エネルギービームにより同期歯リン
グ部Hの内周部とミッションギヤ本体の切欠段部の立壁
面とを溶接する場合、高密度エネルギービームの溶は込
み深さが、溶接部よりもミッションギヤ本体他端面側、
つまり溶接部の延長線上におけるギヤ部の径方向内方位
置のミッションギヤ本体部分まで侵入することが切欠段
部の立壁面下端位置(立壁面他端面側端部)の溶融防止
リング部材により規制されることになる。
端面側からの高密度エネルギービームにより同期歯リン
グ部Hの内周部とミッションギヤ本体の切欠段部の立壁
面とを溶接する場合、高密度エネルギービームの溶は込
み深さが、溶接部よりもミッションギヤ本体他端面側、
つまり溶接部の延長線上におけるギヤ部の径方向内方位
置のミッションギヤ本体部分まで侵入することが切欠段
部の立壁面下端位置(立壁面他端面側端部)の溶融防止
リング部材により規制されることになる。
このため、同期歯リング部材の内周部とミッションギヤ
本体の切欠段部の立壁面との間の僅かな隙間の違いなど
によって、高密度エネルギービームが電気的に出力を一
定制御しているにも拘らず溶接部の延長線上におけるギ
ヤ部の径方向内方位置のミッションギヤ本体部分まで及
ぶことが規制されてこのミッションギヤ本体部分を余分
に溶融させて熱収縮させるといった悪影響を招くことが
なくなり、ギヤ部の径方向内方へ引き込まれるような変
形が確実に防止される。
本体の切欠段部の立壁面との間の僅かな隙間の違いなど
によって、高密度エネルギービームが電気的に出力を一
定制御しているにも拘らず溶接部の延長線上におけるギ
ヤ部の径方向内方位置のミッションギヤ本体部分まで及
ぶことが規制されてこのミッションギヤ本体部分を余分
に溶融させて熱収縮させるといった悪影響を招くことが
なくなり、ギヤ部の径方向内方へ引き込まれるような変
形が確実に防止される。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は本発明の実施例に係るミッション
ギヤ構造を構成するミッションギヤ本体および同期歯リ
ング部材を示す。これらの図において、ミッションギヤ
本体1は環状体をなし、その一端面側(図では上端面側
)には、中空の円錐台状部をなすコーン部2が外方(上
方)へ突出して設けられている。また、斯かるミッショ
ンギヤ本体1の他端面側(Xでは下端面側)には、上記
コーン部2よりも大径なギヤ部としてのヘリカルギヤ部
3を形成しており、例えば、機械切削加工により得られ
るものとされる。そして、上記コーン部2とヘリカルギ
ヤ部3との間に位置するミッションギヤ本体1の外周部
には、環状の切欠段部4が設けられている。
ギヤ構造を構成するミッションギヤ本体および同期歯リ
ング部材を示す。これらの図において、ミッションギヤ
本体1は環状体をなし、その一端面側(図では上端面側
)には、中空の円錐台状部をなすコーン部2が外方(上
方)へ突出して設けられている。また、斯かるミッショ
ンギヤ本体1の他端面側(Xでは下端面側)には、上記
コーン部2よりも大径なギヤ部としてのヘリカルギヤ部
3を形成しており、例えば、機械切削加工により得られ
るものとされる。そして、上記コーン部2とヘリカルギ
ヤ部3との間に位置するミッションギヤ本体1の外周部
には、環状の切欠段部4が設けられている。
また、同期歯リング部材11は、ミ・ソションギャ本体
1に比して厚みが著しく小とされた環状体をなすものと
され、例えば鍛造成形により得られるものとされる。上
記同期歯リング部材11の外周部には、多数のスプライ
ン歯12が設けられている。また、同期歯リング部材1
1の内周部11aは、上記ミッションギヤ本体1の切欠
段部4に嵌合可能に構成されている。
1に比して厚みが著しく小とされた環状体をなすものと
され、例えば鍛造成形により得られるものとされる。上
記同期歯リング部材11の外周部には、多数のスプライ
ン歯12が設けられている。また、同期歯リング部材1
1の内周部11aは、上記ミッションギヤ本体1の切欠
段部4に嵌合可能に構成されている。
斯かるミッションギヤ本体1と同期歯リング部材11と
は、同期歯リング部材11の内周部11aをミッション
ギヤ本体1の切欠段部4の立壁面4aに嵌合せしめた状
態で、ミッションギヤ本体1一端面側(コーン部2側)
からの出力を電気的に一定制御した高密度エネルギービ
ームにより溶接されてミッションギヤ21を構成してい
る。また、上記同期歯リング部材11の内周部11aの
下端位置(他端面側)には断面略し字状の環状切欠部2
2が設けられている一方、上記ミッションギヤ本体1の
切欠段部4の立壁面4a下端位置には、上記環状切欠部
22の立壁面22aに対向して径方向内方側へ凹む断面
略コ字状の環状凹部23が設けられている。そして、上
記同期歯リング部材11との溶接部24の延長線m上に
おけるミッションギヤ本体1の切欠段部4の立壁面4a
下端位置(立壁面4a他端面側端部)には、上記環状切
欠部22および環状凹部23内に当接する耐熱材として
、例えばアルミナ系またはジルコニア系もしくは窒化け
い素糸等のセラミックスからなる円周方向二分割構成の
溶融防止リング部材25゜25が介装されている。
は、同期歯リング部材11の内周部11aをミッション
ギヤ本体1の切欠段部4の立壁面4aに嵌合せしめた状
態で、ミッションギヤ本体1一端面側(コーン部2側)
からの出力を電気的に一定制御した高密度エネルギービ
ームにより溶接されてミッションギヤ21を構成してい
る。また、上記同期歯リング部材11の内周部11aの
下端位置(他端面側)には断面略し字状の環状切欠部2
2が設けられている一方、上記ミッションギヤ本体1の
切欠段部4の立壁面4a下端位置には、上記環状切欠部
22の立壁面22aに対向して径方向内方側へ凹む断面
略コ字状の環状凹部23が設けられている。そして、上
記同期歯リング部材11との溶接部24の延長線m上に
おけるミッションギヤ本体1の切欠段部4の立壁面4a
下端位置(立壁面4a他端面側端部)には、上記環状切
欠部22および環状凹部23内に当接する耐熱材として
、例えばアルミナ系またはジルコニア系もしくは窒化け
い素糸等のセラミックスからなる円周方向二分割構成の
溶融防止リング部材25゜25が介装されている。
したがって、上記実施例では、ミッションギヤ本体1一
端面側からの高密度エネルギービームにより同期歯リン
グ部材11の内周部11aとミッションギヤ本体1の切
欠段部4の立壁面4aとを溶接する場合、第1図の仮想
線(二点鎖線)で示すように、高密度エネルギービーム
の溶は込み深さが、溶接部24よりもミッションギヤ本
体1他端面側、つまり溶接部24の延長線m上における
ヘリカルギヤ部3の径方向内方位置のミッションギヤ本
体1部分まで侵入することが切欠段部4の立壁面4a下
端位置(立壁面4a他端面側端部)の溶融防止リング部
材25.25により規制されることになる。このため、
同期歯リング部材11の内周部11aとミッションギヤ
本体1の切欠段部4の立壁面4aとの間の僅かな隙間の
違いなどによって、高密度エネルギービームが電気的に
出力を一定制御しているにも拘らず溶接部24の延長線
m上におけるヘリカルギヤ部3一端面側の径方向内方位
置のミッションギヤ本体1部分まで及ぶことが規制され
て、このミ・ソションギャ本体部分を余分に溶融させて
熱収縮させるといった悪影響を招くことがなくなり、特
にヘリカルギヤ部3一端面側が径方向内方へ引き込まれ
るような変形を確実に防止することができる。
端面側からの高密度エネルギービームにより同期歯リン
グ部材11の内周部11aとミッションギヤ本体1の切
欠段部4の立壁面4aとを溶接する場合、第1図の仮想
線(二点鎖線)で示すように、高密度エネルギービーム
の溶は込み深さが、溶接部24よりもミッションギヤ本
体1他端面側、つまり溶接部24の延長線m上における
ヘリカルギヤ部3の径方向内方位置のミッションギヤ本
体1部分まで侵入することが切欠段部4の立壁面4a下
端位置(立壁面4a他端面側端部)の溶融防止リング部
材25.25により規制されることになる。このため、
同期歯リング部材11の内周部11aとミッションギヤ
本体1の切欠段部4の立壁面4aとの間の僅かな隙間の
違いなどによって、高密度エネルギービームが電気的に
出力を一定制御しているにも拘らず溶接部24の延長線
m上におけるヘリカルギヤ部3一端面側の径方向内方位
置のミッションギヤ本体1部分まで及ぶことが規制され
て、このミ・ソションギャ本体部分を余分に溶融させて
熱収縮させるといった悪影響を招くことがなくなり、特
にヘリカルギヤ部3一端面側が径方向内方へ引き込まれ
るような変形を確実に防止することができる。
尚、本発明では、環状の溶融防止リング部材25.25
を円周方向二分割構成にしたが、分割しない溶融防止リ
ング部材、又は円周方向に三分割以上に分割構成された
溶融防止リング部材を用いても良いのは勿論である。
を円周方向二分割構成にしたが、分割しない溶融防止リ
ング部材、又は円周方向に三分割以上に分割構成された
溶融防止リング部材を用いても良いのは勿論である。
(発明の効果)
以上の如く、本発明におけるミッションギヤ構造によれ
ば、同期歯リング部材との溶接部の延長線上におけるミ
ッションギヤ本体の切欠段部の立壁面下端位置に、耐熱
材からなる溶融防止リング部材を設けたので、ミッショ
ンギヤ本体一端面側から同期歯リング部材の内周部とミ
ッションギヤ本体の切欠段部の立壁面とを溶接する際の
高密度エネルギービームによる溶は込み深さが溶融防止
リングにより阻まれて、溶接部の延長線上におけるギヤ
部の径方向内方位置のミッションギヤ本体部分に熱収縮
による悪影響を招くことを規制し、ギヤ部が径方向内方
側へ引き込まれるような変形を確実に防止することがで
きる。
ば、同期歯リング部材との溶接部の延長線上におけるミ
ッションギヤ本体の切欠段部の立壁面下端位置に、耐熱
材からなる溶融防止リング部材を設けたので、ミッショ
ンギヤ本体一端面側から同期歯リング部材の内周部とミ
ッションギヤ本体の切欠段部の立壁面とを溶接する際の
高密度エネルギービームによる溶は込み深さが溶融防止
リングにより阻まれて、溶接部の延長線上におけるギヤ
部の径方向内方位置のミッションギヤ本体部分に熱収縮
による悪影響を招くことを規制し、ギヤ部が径方向内方
側へ引き込まれるような変形を確実に防止することがで
きる。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図はミッショ
ンギヤの縦断正面図、第2図はミッションギヤの分解斜
視図である。 1・・・ミッションギヤ本体 2・・・コーン部 3・・・ヘリカルギヤ部(ギヤ部) 4・・・切欠段部 4a・・・立壁面 11・・・同期歯リング部材 11a・・・内周部 21・・・ミッションギヤ 22・・・溶接部 25・・・溶融防止リング部材 ほか2名
ンギヤの縦断正面図、第2図はミッションギヤの分解斜
視図である。 1・・・ミッションギヤ本体 2・・・コーン部 3・・・ヘリカルギヤ部(ギヤ部) 4・・・切欠段部 4a・・・立壁面 11・・・同期歯リング部材 11a・・・内周部 21・・・ミッションギヤ 22・・・溶接部 25・・・溶融防止リング部材 ほか2名
Claims (1)
- (1)一端面側に外方へ突出するコーン部を有するとと
もに他端面側にギヤ部を有し、且つ該コーン部とギヤ部
との間の外周部に環状の切欠段部が設けられたミッショ
ンギヤ本体と、該ミッションギヤ本体の切欠段部に嵌合
可能な内周部を有する同期歯リング部材とを備え、該同
期歯リング部材の内周部と上記ミッションギヤ本体の切
欠段部の立壁面とをミッションギヤ本体一端面側からの
高密度エネルギービームにより溶接するようにしたミッ
ションギヤ構造において、上記同期歯リング部材との溶
接部の延長線上におけるミッションギヤ本体の切欠段部
の立壁面下端位置には、耐熱材からなる溶融防止リング
部材が設けられていることを特徴とするミッションギヤ
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1295491A JPH03157550A (ja) | 1989-11-14 | 1989-11-14 | ミッションギヤ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1295491A JPH03157550A (ja) | 1989-11-14 | 1989-11-14 | ミッションギヤ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03157550A true JPH03157550A (ja) | 1991-07-05 |
Family
ID=17821295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1295491A Pending JPH03157550A (ja) | 1989-11-14 | 1989-11-14 | ミッションギヤ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03157550A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2790052A1 (fr) * | 1999-02-18 | 2000-08-25 | Renault | Pignon fou pour boite de vitesses et procede pour sa fabrication |
CN102705478A (zh) * | 2012-06-19 | 2012-10-03 | 无锡市百顺机械厂 | 七辊初矫机同步齿轮 |
CN104384731A (zh) * | 2014-10-11 | 2015-03-04 | 重庆镭宝激光智能机器人制造有限公司 | 一种大功率光纤激光焊接变速器齿轮的压合焊接装置及工艺 |
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1989
- 1989-11-14 JP JP1295491A patent/JPH03157550A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104384731B (zh) * | 2014-10-11 | 2016-02-24 | 重庆镭宝激光智能机器人制造有限公司 | 一种大功率光纤激光焊接变速器齿轮的压合焊接装置及工艺 |
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