JP2000240025A - 携帯型送風作業機 - Google Patents

携帯型送風作業機

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JP2000240025A
JP2000240025A JP11041512A JP4151299A JP2000240025A JP 2000240025 A JP2000240025 A JP 2000240025A JP 11041512 A JP11041512 A JP 11041512A JP 4151299 A JP4151299 A JP 4151299A JP 2000240025 A JP2000240025 A JP 2000240025A
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blower
air
portable
internal combustion
combustion engine
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Giichi Iida
義一 飯田
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Kioritz Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 要求される送風性能を確保しつつ、騒音を低
減するとともに、全体の重量バランスを考慮した携帯型
送風作業機を提供する 【解決手段】 原動機(20)と、該原動機(20)に
より回転駆動される送風機(30)と、を備えた携帯型
送風作業機(10)において、前記原動機(20)と前
記送風機(30)とが、上下に位置を異にして配設さ
れ、前記送風機(30)が、減速駆動手段である中間駆
動手段(A)を介して前記原動機(20)で回転駆動さ
れてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型送風作業機
に係り、特に、内燃エンジン等の原動機と該原動機によ
って回転駆動される遠心式等の送風機とを備えた、送風
することによって落ち葉やゴミ等を寄せ集めて清掃する
送風掃除機や、薬剤等の散布作業を行う散布機等の、携
帯型送風作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、この種の携帯型送風作業機の一
つである携帯型送風掃除機の従来の一例を示したもので
ある。図示例の携帯型送風掃除機100は、背負式のも
の(実用新案登録第2501215号公報に所載)で、
落ち葉やゴミ等を寄せ集める作業を、ほうき等に代えて
加速・加圧空気の噴出によって吹き寄せて行うようにな
っており、背負いバンド84、84が掛けられた平面視
でコ字状の背負架台82に、送風部として遠心式の送風
機90が図示していない防振ゴムを介して連結されると
ともに、その後側に前記送風機90を回転駆動するため
の始動スタータ89を有する原動機としての強制空冷2
サイクルガソリン内燃エンジン80が直結搭載保持され
ている。また、前記携帯型送風掃除機100は、前記背
負架台82と前記送風機90との間に燃料タンク(図示
省略)を配置している。
【0003】前記遠心式の送風機90は、単段構成であ
り、外部の空気を前記内燃エンジン80とは反対側から
吸入して、それに速度と圧力を与えて、その一側部に斜
め下に向けて突設されている加速・加圧空気噴出口91
から外部へ噴出せしめるようにされている。前記空気噴
出口91には、曲り管92、蛇腹状のフレキシブル管9
3、噴管95等が順次連結されている。該噴管95の上
側には、前記内燃エンジン80の気化器スロットル弁等
を操作するためのレバー、スイッチ類97が設けられた
操作ハンドル96が取り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した如くの従来の
携帯型送風掃除機においては、送風部として、通常、前
記のように遠心式の単段構成の送風機が用いられている
が、最近、この種の送風機が使用されている携帯型送風
作業機が発生する騒音が社会問題化しており、地域(米
国、カリフォルニア州等)によっては、販売禁止の法規
制が検討されている。
【0005】このような携帯型送風作業機が発生する騒
音の低減化を図るべく、例えば、送風機全体を防音材を
貼ったカバーで覆う等の対策が考えられているが、これ
までに考えられている対策では、騒音の抜本的な低減化
は図れず、また、携帯型としての軽量でコンパクトであ
るという特長が失われてしまうという問題があった。
【0006】また、前記内燃エンジン80の回転数を低
速回転とすることによって、騒音の低減を図ることも考
えられているが、前記の如く遠心式の単段構成の送風機
90は、前記内燃エンジン80に直結されており、か
つ、その外部空気の取り入れ口が、該送風機の一側(前
記内燃エンジン80とは反対側)にのみしか形成されて
いないので、前記内燃エンジン80の回転数を低下させ
ると、前記送風機90の吐風性能も低下してしまうとい
う問題が生じる。
【0007】更に、前記携帯型送風掃除機100は、前
後方向に前記内燃エンジン80、前記送風機90、及び
前記燃料タンクを順次連続して配置した構成とされてい
るので、作業者が前記携帯型送風掃除機100を前記背
負いバンド84、84によって背負った場合に、前後方
向に厚みを有する構造となり、その重心位置が作業者の
背中から離れた位置となるので、重量バランス上、安定
感に欠けるきらいがある。本発明は、前記の如き問題に
鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、要求される送風性能を確保しつつ、騒音を低減する
とともに、全体の重量バランスを考慮した携帯型送風作
業機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係る携帯型送風作業機は、基本的には、原
動機と、該原動機により回転駆動される送風機とを備
え、前記原動機と前記送風機とが上下に位置を異にして
配設され、前記送風機が、中間駆動手段を介して前記原
動機で回転駆動されることを特徴としている。
【0009】そして、本発明の携帯型送風作業機の好ま
しい具体的な態様は、前記中間駆動手段が、減速駆動手
段であり、前記原動機に連結された駆動プーリーと、前
記送風機に連結された従動プーリーと、前記駆動プーリ
ーと前記従動プーリーとの間に掛け回されたベルトと、
から成り、かつ、前記駆動プーリーが、前記原動機の出
力軸に連結され、前記従動プーリーが、前記送風機のフ
ァン軸に連結されていることを特徴としている。
【0010】また、本発明の携帯型送風作業機の他の好
ましい具体的な態様は、前記送風機が、渦巻状のファン
ケースと該ファンケース内に回転可能に配置される両面
ファンとを備え、前記ファンケースが、その渦巻中心部
の両側に空気取入口を備えるとともに、前記送風機が、
前記ファンケースに冷却空気取出開口を有し、該冷却空
気取出開口には、前記原動機用の冷却風を導くダクトが
接続されていることを特徴としている。
【0011】更に、本発明のより好ましい具体的な態様
は、前記携帯型送風作業機が、背負式携帯型送風掃除機
であり、前記原動機が、強制空冷式内燃エンジンであ
り、前記送風機が、遠心式送風機であることを特徴とし
ている。このような構成とされた本発明に係る携帯型送
風作業機においては、前記原動機と前記送風機とを上下
に位置を異にして配設したことにより、作業者が、前記
携帯型送風掃除機を背中に背負った場合に、その重心位
置を、作業者の肩側により近づけることができるので、
背負い心地が良くなる。
【0012】また、前記送風機が、中間駆動手段を介し
て前記原動機で回転駆動され、前記中間駆動手段が減速
駆動手段であるので、前記送風機が前記原動機よりも減
速(回転数を低く)されるので、発生する騒音を低減
し、振動の発生も低減される。更に、前記送風機を前記
原動機の下部に配置したので、前記送風機の前記ファン
ケースの両側に空気吸入口を備えることができるので、
送風機を小型・軽量化でき、回転数も低くすることがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
の携帯型送風作業機の一実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態の携帯型送風作業機の一つである携
帯型送風掃除機の一部破断右側面図であり、図2は、図
1の携帯型送風掃除機の背面図である。図示の実施形態
の携帯型送風掃除機10は、背負いバンド(図示省略)
が掛けられる側面視でL字状の背負架台12と、該背負
架台12の上部に配置された強制空冷2サイクルガソリ
ン内燃エンジン20(以下、内燃エンジン20と云う)
と、下部に配置された送風機30と、を備えていて、前
記図4に示される従来の携帯型送風掃除機100と同様
に、落ち葉やゴミ等を寄せ集める作業をほうき等に代え
て行う構成になっている。
【0014】前記携帯型送風掃除機10は、前記背負架
台12の縦枠12aと底枠12bとで区画された内空間
に、前記内燃エンジン20と前記送風機30とを、その
上下位置を異にして配置し、前記内燃エンジン20と前
記送風機30とは、前記縦枠12aと平行に配置された
深皿状断面の支持枠部材13に固定され、適宜の防振ゴ
ム17,17を介して前記背負架台12の前記縦枠12
aに連結固定されている。
【0015】前記内燃エンジン20は、前記送風機30
を回転駆動するための原動機として機能するもので、正
立姿勢(縦置き)で搭載保持され、また、前記内燃エン
ジン20と前記送風部30との間には、前記内燃エンジ
ン20用の燃料タンク40が配設されている。前記内燃
エンジン20は、多数の冷却フィン26が設けられると
ともに導風カバー27で覆われたシリンダ21と、クラ
ンク軸25を軸支するクランクケース22と、を備え、
その上方の前記シリンダ21の左側にはエアークリーナ
28と気化器24及び始動スタータ70が配され、右側
にはマフラー50が配備されている。
【0016】さらに、前記シリンダ21の頭部には、点
火プラグ23が装着され、前記クランク軸25の前記背
負架台12側には、マグネットロータを兼ねるフライホ
イール65と、駆動プーリー66とが、一体回転可能に
連結されている。前記送風機30は、基本的には、遠心
式で、図3の拡大断面図に示されているように、ファン
ケース31を備え、該ファンケース31の内部には、単
体の両面ファン32が配置され、該両面ファン32は、
その中心に固定されたファン軸33によって、前記支持
枠部材13に固定されている軸支持体34に軸受35,
36を介して回転可能に支持されている。
【0017】前記単体の両面ファン32は、前記ファン
軸33にハブ37を介して一体的に固定された円盤状の
主板32aの前後(図3で見て左右)両面に、それぞれ
前面ファンブレード32b及び背面ファンブレード32
cを配設している。前記ファンケース31の前後の鏡板
部31a、31bの中心部には、空気取入口38a、3
8bがそれぞれ形成されるとともに、該後側の空気取入
口38bには、多数のルーバー状空気流入孔39a、・・
・が形成された円盤状のカバー39が取付られている。
前記ファン軸33の前記両面ファン32の前側の端に
は、従動プーリー67が一体に回転可能に連結されてい
る。
【0018】外部空気は、前記送風機30と前記支持枠
部材13との間の間隙空間を通じて、前記前側空気取入
口38aから吸入される一方、前記カバー39の前記空
気流入孔39a、・・・を介して前記後側空気取入口38
bから吸入されて、前記両面ファン32で、所定の速度
と圧力を与えられ、加速及び加圧せしめられて、前記フ
ァンケース31の空気噴出口31cから外部に噴出され
るようになっている。
【0019】前記送風機30の前記空気噴出口31c
は、当該携帯型送風掃除機10を背負った作業者の右側
の脇下近くで、斜め下方に突出するようになっている。
この空気噴出口31cには、前述した図4に示される従
来例のものと同様に、向き可変の曲り管92、蛇腹状の
フレキシブル管93、及び、操作ハンドル96が取り付
けられた噴管95等が順次連結されるようになってい
る。
【0020】一方、図1に見られるように、前記送風機
30の前記ファンケース31の左側上部の一側(前記背
負架台12の前記縦枠12a側)には、前記内燃エンジ
ン20への冷却風を取り出すための、冷却空気取出開口
61が形成され、該冷却空気取出開口61には、前記内
燃エンジン20への冷却空気風を導くダクト62の一端
62aが取付られ、該冷却風胴62の他端62bは、前
記内燃エンジン20の多数の冷却フィン26が設けられ
た前記シリンダ21の前記導風カバー27部分に導か
れ、前記送風機30の送風によって前記内燃エンジン2
0を強制冷却するようになっている。
【0021】前記内燃エンジン20側の前記駆動プーリ
ー66と前記送風機30側の前記従動プーリー67との
間には、無端体の平帯状ベルト68が掛け回されてい
て、前記駆動プーリー66、前記従動プーリー67、及
び、前記帯状ベルト68とは、中間駆動手段Aとして機
能し、前記駆動プーリー66と前記従動プーリー67と
の間の中間には、テンションプーリー69が配置され、
前記平帯状ベルト68に与える張力を調節自在としてい
る。なお、これ等の部材は、前記支持枠部材13の凹部
と前記縦枠12aとで囲まれているので、安全性も確保
されている。前記駆動プーリー66と前記従動プーリー
67とは、その直径が異なるように形成すること、つま
り、前記従動プーリー67の直径を前記駆動プーリー6
6よりも大きくして、前記内燃エンジン20からの動力
を減速して前記送風機30に伝達するようにしている。
【0022】即ち、前記内燃エンジン20の回転数に対
して、前記送風機30の前記両面ファン32の回転数を
低回転(等速回転以下)とすることで、前記送風機30
のファン騒音の源であるファン舌端の風切音の低減を行
うように、前記駆動プーリー66と前記従動プーリー6
7とは、その直径を異なるように形成している。例え
ば、前記内燃エンジン20の回転数が7,000〜8,
000r/min程度で駆動される場合には、前記送風機3
0は、その約7割程度の回転数の5,000〜6,00
0r/min程度になるように、前記駆動プーリー66と前
記従動プーリー67との直径を設定するのがよい。
【0023】このような構成とされた本実施形態の携帯
型送風作業機10においては、作業者が、前記背負架台
12を背中側として前記背負いバンド(図示省略)で背
負って、落ち葉やゴミ等を寄せ集める作業をするもので
あるが、該作業に当たって、前記内燃エンジン20を始
動させると、前記クランク軸25の前記駆動プーリー6
6が回転し、前記平帯状ベルト68を介して前記従動プ
ーリー67を回転させる。該従動プーリー67が回転す
ると、前記ファン軸33を介して前記両面ファン32が
回転し、該回転により圧風を起成して、該圧風を前記空
気噴出口31c送風機30から噴出して、前記作業を行
う。
【0024】前記送風機30は、円盤状の前記主板32
aの前後両面に、前記ファンブレード32b、32cを
有する前記両面ファン32を備えた構成とされているの
で、前記ファンケース31の前後両側に形成されている
前記空気取入口38a、38bから空気を吸入して前記
ファンケース31内に導き、加速・圧風として前記空気
噴出口31cに導びくので、吐出空気を大風量として吐
出させることができる。
【0025】本実施形態においては、前記内燃エンジン
20から前記送風機30への動力の伝達を、前記駆動プ
ーリー66、平帯状ベルト68、及び、従動プーリー6
7から成る前記中間駆動手段Aを介して行う構成となっ
ているので、前記内燃エンジン20の回転速度を減速し
て前記送風機30に伝達することができ、従来の内燃エ
ンジンと送風機とが直結駆動されて回転数が下げられな
いものに比べて、発生する騒音の抜本的な低減化が図
れ、振動も低減される。
【0026】また、前記送風機30は、前記ファンケー
ス31の両側から空気を吸入して前記両面ファン32で
圧風とすることができるので、ファンケースの片側から
空気を吸引するものに比べて、同じ送風量を得るには、
送風機(ファン径等)を小型・軽量化することができ、
かつ、回転数も低くすることができる。その結果、内燃
エンジンの常用回転速度を同様に低くすることができる
ことから、その摺動部分の摩耗を低減でき、寿命を延ば
すことができる。かつ、騒音に加えて振動も低減される
ことから、作業者の疲労を軽減することができる。
【0027】更に、本実施形態においては、前記内燃エ
ンジン20と前記送風機30とを上下に切り放して分離
したことによって、従来の、内燃エンジンと送風機との
全体を防音材を貼ったカバーで覆う等の対策を施したも
のに比べて、前記内燃エンジン20と前記送風機30と
の各々を、個々の防音対策に適応するように、分離して
覆うことができるので、より適切な防音処理を施すこと
ができる。
【0028】更にまた、本実施形態においては、前記内
燃エンジン20と前記送風機30とを、上下に方向に位
置を異にして配置したことにより、作業者が、前記携帯
型送風掃除機10を背中に背負った場合に、従来の内燃
エンジンと送風機とを前後方向に配置した携帯型送風掃
除機(図4参照)に比べて、その重心位置を、作業者の
肩側により近づけることができるので、背負い心地が良
くなる。以上、本発明の一実施形態について説明した
が、本発明は、前記実施形態に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載されている発明の精神を逸脱
しない範囲で、設計において適宜変更できるものであ
る。
【0029】例えば、本発明は、前記実施形態の携帯型
送風掃除機10に限らず、バキュームクリーナや散布機
等の他の携帯型送風作業機にも適用できる。また、前記
実施形態のような背負式のものだけでなく、手持ち式や
肩掛け式及び手押し台車付式等の携帯型送風作業機にも
同様に適用できる。さらに、原動機としては、前記空冷
2サイクルガソリン内燃エンジンに限らず、他のエンジ
ンあるいは電動式のモーターを採用しても良い。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係る携帯型送風作業機は、原動機と送風機とを上下
方向に位置を異にして分離して配置し、その動力伝達を
プーリーとベルトを介して減速して行う形式としたの
で、従来のものに比べて、同じ送風量であっても、騒音
を低減できるとともに、重量と外形寸法を小さくするこ
とがでる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯型送風作業機の一つである携
帯型送風掃除機の一実施形態を示す一部破断右側面図。
【図2】図1の携帯型送風掃除機の背面図。
【図3】図2の携帯型送風掃除機の送風部を示すIII-II
I矢視断面図。
【図4】従来の携帯型送風掃除機の使用状態を示す図。
【符号の説明】
10 携帯型送風作業機(携帯型送風掃除機) 20 強制空冷2サイクル内燃エンジン(原動機) 25 出力軸(クランク軸) 30 送風機 31 ファンケース 32 両面ファン 33 ファン軸 38a 空気取入口 38b 空気取入口 61 冷却空気取出開口 62 ダクト 66 駆動プーリー 67 従動プーリー 68 ベルト(平帯状ベルト) A 中間駆動手段(減速駆動手段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月12日(1999.3.1
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】 さらに、前記シリンダ21の頭部には、
点火プラグ23が装着され、前記クランク軸25の前記
背負架台12側には、マグネトロータを兼ねるフライホ
イール65と、駆動プーリー66とが、一体回転可能に
連結されている。前記送風機30は、基本的には、遠心
式で、図3の拡大断面図に示されているように、ファン
ケース31を備え、該ファンケース31の内部には、単
体の両面ファン32が配置され、該両面ファン32は、
その中心に固定されたファン軸33によって、前記支持
枠部材13に固定されている軸支持体34に軸受35,
36を介して回転可能に支持されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】 このような構成とされた本実施形態の携
帯型送風作業機10においては、作業者が、前記背負架
台12を背中側として前記背負いバンド(図示省略)で
背負って、落ち葉やゴミ等を寄せ集める作業をするもの
であるが、該作業に当たって、前記内燃エンジン20を
始動させると、前記クランク軸25の前記駆動プーリー
66が回転し、前記平帯状ベルト68を介して前記従動
プーリー67を回転させる。該従動プーリー67が回転
すると、前記ファン軸33を介して前記両面ファン32
が回転し、該回転により圧風を起成して、該圧風を前記
空気噴出口31cから噴出して、前記作業を行う。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原動機(20)と、該原動機(20)に
    より回転駆動される送風機(30)と、を備えた携帯型
    送風作業機(10)において、 前記原動機(20)と前記送風機(30)とは、上下に
    位置を異にして配設され、前記送風機(30)は、中間
    駆動手段(A)を介して前記原動機(20)で回転駆動
    されることを特徴とする携帯型送風作業機。
  2. 【請求項2】 前記中間駆動手段(A)は、前記原動機
    (20)に連結された駆動プーリー(66)と、前記送
    風機(30)に連結された従動プーリー(67)と、前
    記駆動プーリー(66)と前記従動プーリー(67)と
    の間に掛け回されたベルト(68)と、から成ることを
    特徴とする請求項1に記載の携帯型送風作業機。
  3. 【請求項3】 前記駆動プーリー(67)は、前記原動
    機(20)の出力軸(25)に連結され、前記従動プー
    リー(67)は、前記送風機(30)のファン軸(3
    3)に連結されていることを特徴とする請求項2に記載
    の携帯型送風作業機。
  4. 【請求項4】 前記中間駆動手段は、減速駆動手段
    (A)であることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    携帯型送風作業機。
  5. 【請求項5】 前記送風機(30)は、渦巻状のファン
    ケース(31)と該ファンケース(31)内に回転可能
    に配置される両面ファン(32)とを備え、前記ファン
    ケース(31)は、その渦巻中心部の両側に空気取入口
    (38a、38b)を備えていることを特徴とする請求
    項1に記載の携帯型送風作業機。
  6. 【請求項6】 前記送風機(30)は、前記ファンケー
    ス(31)に冷却空気取出開口(61)を有し、該冷却
    空気取出開口(61)には、前記原動機(20)用の冷
    却風を導くダクト(62)が接続されていることを特徴
    とする請求項5に記載の携帯型送風作業機。
  7. 【請求項7】 携帯型送風作業機は、背負式携帯型送風
    掃除機(10)であり、前記原動機は、強制空冷式内燃
    エンジン(20)であり、前記送風機は、遠心式送風機
    (30)であることを特徴とする請求項1乃至6のいず
    れか一項に記載の携帯型送風作業機。
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