JP2000239559A - 強力な干渉顔料 - Google Patents

強力な干渉顔料

Info

Publication number
JP2000239559A
JP2000239559A JP2000036833A JP2000036833A JP2000239559A JP 2000239559 A JP2000239559 A JP 2000239559A JP 2000036833 A JP2000036833 A JP 2000036833A JP 2000036833 A JP2000036833 A JP 2000036833A JP 2000239559 A JP2000239559 A JP 2000239559A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
interference pigment
pigments
interference
pigment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000036833A
Other languages
English (en)
Inventor
Christoph Schmidt
シュミト クリストフ,
Klaus Bernhardt
ベルナルト クラウス,
Dieter Heinz
ハインツ ディーター,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Merck Patent GmbH
Original Assignee
Merck Patent GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Merck Patent GmbH filed Critical Merck Patent GmbH
Publication of JP2000239559A publication Critical patent/JP2000239559A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09CTREATMENT OF INORGANIC MATERIALS, OTHER THAN FIBROUS FILLERS, TO ENHANCE THEIR PIGMENTING OR FILLING PROPERTIES ; PREPARATION OF CARBON BLACK  ; PREPARATION OF INORGANIC MATERIALS WHICH ARE NO SINGLE CHEMICAL COMPOUNDS AND WHICH ARE MAINLY USED AS PIGMENTS OR FILLERS
    • C09C1/00Treatment of specific inorganic materials other than fibrous fillers; Preparation of carbon black
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D5/00Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
    • C09D5/36Pearl essence, e.g. coatings containing platelet-like pigments for pearl lustre
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C1/00Ingredients generally applicable to manufacture of glasses, glazes, or vitreous enamels
    • C03C1/04Opacifiers, e.g. fluorides or phosphates; Pigments
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K9/00Use of pretreated ingredients
    • C08K9/02Ingredients treated with inorganic substances
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D17/00Pigment pastes, e.g. for mixing in paints

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 有利な応用性を有し、製造が簡単な、色強度
が高い、隠蔽力のある金色および橙赤色の干渉顔料を提
供することにある。 【解決手段】 本発明は、多層コーティング小板状基材
に基づく強干渉顔料において、 (A)10:1〜1:3の混合比でのTiO2およびF
23ならびに所望により層(A)に基づいて≦20重
量%の量での1以上の金属酸化物からなる混合物を含む
高屈折率コーティング; (B)≦1.8の屈折率を有する無色コーティング;な
らびに所望により (C)外側保護層からなる積層膜1以上を有することを
特徴とする干渉顔料に関するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多層コーティング
を施した小板状基材に基づく強力な干渉顔料に関する。
【0002】
【従来の技術】光沢顔料や差し色顔料は、工業的に、特
に自動車コーティング剤、装飾用コーティング剤、プラ
スチック、塗料、印刷インクおよび化粧用製剤において
広く使用されている。
【0003】多くの干渉色間で角度依存的に色が変化す
る光沢顔料は色の相互作用を示すことから、自動車コー
ティング剤および偽作対策分野で特に有用なものとなっ
ている。多層コーティングを施した小板状基材に基づく
この種の顔料は公知である(例えば、米国特許4434
010号、特開平7−759号、米国特許343879
6号、米国特許5135812号、DE4405494
号、DE4437753号、DE19516181号お
よびDE19515988号から)。
【0004】WO 93/12182には、けばけばし
い金属光沢のない、透明小板状基材に基づく光沢顔料が
開示されている。雲母小板を、TiO2などの高屈折率
金属酸化物層および非選択的吸光層でコーティングして
いる。そのような顔料には、真上から見ると、ある種の
干渉色があり、それはTiO2層の厚さによって決ま
り、見る角度の傾きを徐々に大きくすると次第に弱くな
り、最終的には灰色もしくは黒色に急変する。該干渉色
は変化しないが、飽和状態では、知覚できるだけの低下
がある。
【0005】JP1992/93206には、不透明金
属層および交互に設けられたSiO 2層・TiO2層でコ
ーティングしたガラス小板または雲母小板に基づく光沢
顔料が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】EP0753545A
2には、低屈折率の無色コーティング層および反射性で
選択的もしくは非選択的吸光性コーティング層の組み合
わせを1以上有する、可視光に対して少なくとも部分的
に透明である、多層コーティングされた高屈折率の非金
属性小板状基材に基づく角度着色性(goniochromatic)
光沢顔料が開示されている。 EP0753545A2
に記載の製造方法では、流動床リアクタ中で化学蒸着
(CVD)によって顔料基材のコーティングを行う。基
材(例えば、微粉砕雲母)を、不活性キャリアガス流中
で流動化させる。酸化物層を形成するのに必要な試薬
を、該不活性ガス流で、あるいは別の不活性ガス注入口
から供給する。しかしながら、雲母/顔料およびキャリ
アガス間で密度差が大きいために、その方法における非
常に重要な問題は、固体粒子を均一に分散させることで
あり、従って均一にコーティングすることである。従っ
て、その発明の欠点は、製造方法が技術的に非常に複雑
で経費を要するものであり、所望の品質を有する顔料を
再現するのが非常に難しい場合が多い点である。
【0007】EP0768343A2には、含シリコン
コーティングおよび多層コーティングされた小板状金属
基材とを有する角度着色性光沢顔料が開示されている。
【0008】先行技術の多層顔料はいずれも、色強度が
不十分で、比較的隠蔽力が低い。さらに、一部の顔料
は、製造または再現が非常に困難である。
【0009】そこで本発明の目的は、有利な応用性を有
し、製造が簡単な、色強度が高い、隠蔽力のある金色お
よび橙赤色の干渉顔料を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】驚くべきことに本発明者
らは、ある一定の配列の光学機能層を有する多層コーテ
ィング小板状基材に基づく金色および橙赤色顔料であっ
て、特定の視覚効果をもたらすものを見いだした。
【0011】本発明の強力な干渉顔料は、その極めて高
い色強度すなわち色度C*、非常に高い隠蔽力および輝
色効果を特徴とする非常に顕著な光沢において注目すべ
きものである。例えばEP0211351B1に開示の
ような金色真珠光沢顔料とは異なり、本発明の金色干渉
顔料は、かなり高い色強度および高い隠蔽力を有する。
本発明の金色顔料は、特にテキスタイルへのグラビア印
刷において、既存の金属青銅色と同等であり、光沢およ
び色強度に関しては勝っている。
【0012】角度着色性顔料とは異なり、本発明の顔料
は、ほとんど角度依存性のない色効果を提供するもので
ある。
【0013】従って本発明は、多層コーティング小板状
基材に基づく強干渉顔料において、 (A)10:1〜1:3の混合比でのTiO2およびF
23ならびに所望により層(A)に基づいて≦20重
量%の量での1以上の金属酸化物からなる混合物を含む
高屈折率コーティング; (B)≦1.8の屈折率を有する無色コーティング;な
らびに所望により (C)外側保護層からなる積層膜1以上を有することを
特徴とする顔料を提供するものである。
【0014】本発明はさらに、塗料、コーティング剤、
印刷インク、プラスチック類、セラミック材料、ガラス
類、化粧用製剤、紙およびプラスチック類のレーザマー
キング、特に印刷インクでの本発明の顔料の使用をも提
供するものである。本発明の顔料はまた、顔料製剤の製
造ならびに例えば顆粒、チップ、ペレット、ブリケット
などの乾燥品の製造にも有用である。該乾燥品は、コー
ティング剤および印刷インクに特に有用である。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の多層顔料向けに有用な基
材は、不透明小板状基材および透明小板状基材である。
好ましい基材は、シート状ケイ酸塩および金属酸化物を
含む小板状材料である。特に有用なものは、天然および
合成の雲母、タルク、カオリン、小板状の酸化鉄もしく
は酸化アルミニウム、ガラス、SiO2、TiO2または
合成セラミック小板、合成無担体小板、液晶ポリマー
(LCPS)、ホログラフィー顔料、BiOCl、金属
小板(例:アルミニウム小板)、アルミ青銅、真鍮青
銅、亜鉛青銅、チタン真鍮その他の同等の材料である。
【0016】基材の大きさ自体は重要ではなく、特定の
末端用途に応じて調節することができる。概して、小板
状基材は、厚さが0.1〜5μm、特には0.2〜4.
5μmである。他の2種類の寸法については通常、1〜
250μm、好ましくは2〜200μm、特には5〜6
0μmの範囲である。
【0017】高い屈折率を有する層(例えば、擬板チタ
ン石)および低い屈折率を有する層のそれぞれの層の基
材の厚さが、顔料の光学特性には非常に重要である。強
い干渉色を提供する顔料を得るには、それら個々の層の
厚さを相互間で正確に調節する必要がある。
【0018】薄層の屈折率をnとし、その厚さをdとす
ると、その層の干渉色は、積n・d(n・d=光学的厚
さ)によって決まる。法線入射光の反射光で得られるそ
のような薄層の色は、
【0019】
【数1】 の波長の光の増幅と
【0020】
【数2】 (式中、Nは正の整数である)の波長の光の減弱によっ
て得られるものである。
【0021】薄層の厚さを大きくすることで生じる色の
変化は、干渉によって、光の一部の波長が増幅もしくは
減衰されるためである。多層顔料における複数の層が同
じ光学的厚さを有すると、反射光の色は、層の数が多い
ほど強度が大きくなる。しかしながら、層厚についての
好適な選択を考慮すると、光学的厚さが異なる層によっ
て非常に興味深い干渉顔料を得ることもできる。屈折率
とは無関係に、1個の金属酸化物層の厚さは、所期の用
途に応じて、10〜1000nmの範囲内、好ましくは
15〜800nmの範囲内、特には20〜600nmの
範囲内とする。
【0022】本発明の干渉顔料の場合、TiO2および
Fe23の混合物(好ましくは擬板チタン石)を含む高
屈折率コーティング(A)と無色の低屈折率コーティン
グ(B)とを組み合わせて、交互に配列している。該顔
料には、複数の(同一でも異なっていても良い)組み合
わせの層群を持たせることができるが、好ましくは、基
材をただ1個の層群(A)+(B)および所望により
(C)でコーティングする。色強度を高めるため、本発
明の顔料には4個以下の層群を持たせることができる
が、その場合には、基材上の全層の厚さは3μmを超え
てはならない。好ましくは、小板状基材に奇数の層を設
け、最内層と最外層の両方に高屈折率層を設ける。特に
好ましいものは、(A)(B)(A)および所望により
(C)の順序で光学干渉層が構成されたものである。
【0023】高屈折率層(A)は、屈折率がn≧2.
0、好ましくはn≧2.1であり、混合比10:1〜
1:3、特には1:3〜1:2.5でのTiO2とFe2
3の混合物である。層(A)は好ましくは、高い色強
度を有する擬板チタン石である。層(A)の厚さは、1
0〜550nm、好ましくは15〜400nm、特には
20〜350nmである。
【0024】層(A)の色強度を高くするには多くの場
合、TiO2/Fe23混合物を1以上の金属酸化物
(例えばAl23、Ce23、B23、ZrO2、Sn
2)と混合することが望ましい。Fe23/TiO2
合物以外の金属酸化物の層(A)での重量%は、20重
量%以内、好ましくは10重量%以内とする。
【0025】コーティング(B)として有用な無色低屈
折率材料は好ましくは、金属酸化物または相当するオキ
シ水和物であり、例えば、SiO2、Al23、AlO
(OH)、B23、MgF2、MgSiO3またはそれら
の混合物である。層(B)の厚さは、10〜1000n
m、好ましくは20〜800nm、特には30〜600
nmである。
【0026】基材を高屈折率擬板チタン石層、低屈折率
層(B)および高屈折率層(A)でコーティングするこ
とで、色、光沢および隠蔽力が広い範囲で変動し得る干
渉顔料が得られる。
【0027】本発明の顔料は、微粉砕小板状基材上に、
正確に規定された厚さおよび平滑面を有する複数の高屈
折率および低屈折率干渉層を設けることで容易に製造さ
れる。金属酸化物層は好ましくは、例えば真珠光沢顔料
の製造向けに開発された湿式化学コーティング法を用い
ることで、湿式化学的に設ける。そのような方法は例え
ば、DE1467468、DE1959988、DE2
009566、DE2214545、DE221519
1、DE2244298、DE2313331、DE2
522572、DE3137808、DE313780
9、DE3151343、DE3151354、DE3
151355、DE3211602、DE323501
7またはさらに別の特許文書および他の刊行物に記載さ
れている。
【0028】湿式コーティングでは、基材粒子を水に懸
濁させ、金属酸化物またはオキシ水和物が共沈殿を起こ
さずに小板上に直接沈殿するように選択された好適な加
水分解pHで1以上の加水分解可能な金属塩と混合す
る。通常、塩基および/または酸を同時に計量しながら
加えることで、そのpHは一定に保つ。次に、顔料を分
離し、洗浄し、乾燥し、所望により焼成する。その場
合、焼成温度は、存在する個々のコーティングに関して
至適化することができる。通常、焼成温度は、250〜
1000℃、好ましくは350〜900℃とする。所望
に応じて、個々のコーティングを施してから顔料を分離
・乾燥し、所望により焼成し、次に再度懸濁させて別の
層を施すことができる。
【0029】さらに、気相コーティングにより、コーテ
ィングを流動床リアクタで行うこともできる。その場合
例えば、真珠光沢顔料の製造に関してEP004585
1およびEP0106235で提案されている方法を、
適切な変更を加えて用いることができる。コーティング
速度および得られる層の厚さを変えることで、顔料の色
調を広い範囲で変えることができる。純粋に定量的な手
段以外に、視覚的または機械的制御下に所望の色に近づ
けることで微調整を行って、ある種の色調を得ることが
できる。
【0030】光安定性、水安定性および耐候性を高める
ため、末端用途に応じて、既に製造された顔料に対して
後コーティングまたは後処理を施すことが望ましい場合
が多い。有用な後コーティングまたは後処理には例え
ば、DE−C−2215191、DE−A−31513
54、DE−A−3235017またはDE−A−33
34598に記載の手順などがある。その後コーティン
グ(層C)によって、顔料の耐薬品性や取り扱い性が高
まり、特にそれの各種媒体への取り込み性が高まる。
【0031】本発明の顔料は、好ましくはコーティン
グ、塗料および印刷インクの分野での複数の色彩系と適
合性である。印刷インクの製造用には、非常に多数の好
適な結合剤、特に多くの企業(BASF、Marabu、Proell、
Sericol、Hartmann、Gebr. Schmidt、Sicpa、Aarberg、
Siegberg、GSB-Wahl、Follmann、RucoまたはCoates Scr
een INKS GmbH)によって市販されているような水溶性
結合剤がある。印刷インクは、水性または溶媒性とする
ことができる。さらに顔料は、紙およびプラスチックの
レーザマーキングにも有用であり、農業部門(例:温室
用フィルム)での利用にも有用である。
【0032】本発明はさらに、塗料、印刷インク、コー
ティング剤、プラスチック類、セラミック材料、ガラス
類、化粧品などの製剤において、さらには紙およびプラ
スチックのレーザマーキング、顔料製剤および乾燥品
(例えば、ペレット、チップ、顆粒、ブリケット)の製
造での上記顔料の使用をも提供するものである。
【0033】各種末端用途において、上記多層顔料は、
有機染料、有機顔料または例えば透明および遮蔽性白
色、着色および黒色顔料などの他の顔料と、さらには小
板状鉄酸化物、有機顔料、ホログラフィー顔料、LCP
S類(液晶ポリマー)および金属酸化物でコーティング
された雲母およびSiO2小板に基づいた従来の透明、
着色および黒色の光沢顔料などとの混合で有効に使用す
ることもできる。前記多層顔料は、所望の比率で、市販
の顔料および充填剤と混合することができる。
【0034】本発明の顔料はさらに、本発明の顔料、結
合剤および適宜に1以上の添加剤を含有する、特に印刷
インクおよびコーティング(好ましくは自動車コーティ
ング)用のフロアブル顔料製剤および乾燥品を製造する
のに有用である。
【0035】以下、実施例によって本発明についてさら
に具体的に説明するが、本発明はそれによって限定され
るものではない。
【0036】
【実施例】実施例1 脱イオン水2リットルに入れた粒径10〜60μmの雲
母100gを加熱して75℃とする。その温度に達した
時点で、FeCl3・6H2O(130.5g)、TiC
4(46.5g)およびAlCl3・6H2O(11.
6g)の脱イオン水(84.3g)溶液を高攪拌しなが
ら徐々に計量しながら加える。32%NaOH溶液を用
いて、pHを2.6の一定に維持する。溶液を加えた
ら、混合物を約15分間攪拌する。次に、32%NaO
H溶液を用いてpHを7.5まで上昇させ、水ガラスナ
トリウム溶液(SiO2が13.5%)431gをその
pHで徐々に計量しながら加える。その後、10%塩酸
を用いてpHを2.6に下げ、 FeCl3・6H2
(130.5g)、TiCl4(46.5g)およびA
lCl3・6H2O(11.6g)の脱イオン水(84.
3g)溶液を徐々に計量しながら加える。32%NaO
H溶液を用いて、pHを2.6の一定に維持する。その
溶液を加えたら、混合物を約15分間攪拌する。次に、
32%NaOH溶液を用いてpHを5.0まで上昇さ
せ、混合物をさらに15分間攪拌する。
【0037】顔料を濾取し、脱イオン水で洗浄し、11
0℃で16時間乾燥させる。最後に顔料を850℃で3
0分間焼成する。それによって、強い色、高い隠蔽力お
よび顕著な光沢を有する若干赤色様の金色顔料が得られ
る。
【0038】実施例2 脱イオン水2リットルに入れた粒径10〜60μmの雲
母100gを加熱して75℃とする。その温度に達した
時点で、FeCl3・6H2O(121.5g)、TiC
4(43.3g)およびAlCl3・6H2O(10.
6g)の脱イオン水(77.0g)溶液を高攪拌しなが
ら徐々に計量しながら加える。32%NaOH溶液を用
いてpHを7.5まで上昇させ、水ガラスナトリウム溶
液(SiO2が13.5%)394gをそのpHで徐々
に計量しながら加える。その後、10%塩酸を用いてp
Hを2.6に下げる。その混合物を15分間攪拌し、
FeCl3・6H2O(135.0g)、TiCl4(5
1.7g)およびAlCl3・6H2O(11.0g)の
脱イオン水(87.2g)溶液を徐々に計量しながら加
える。32%NaOH溶液を用いて、pHを2.6の一
定に維持する。その溶液を加えたら、混合物を約15分
間攪拌する。次に、32%NaOH溶液を用いてpHを
5.0まで上昇させ、混合物をさらに15分間攪拌す
る。顔料を濾取し、脱イオン水で洗浄し、110℃で1
6時間乾燥させる。
【0039】最後に顔料を850℃で30分間焼成す
る。それによって、強い色、高い隠蔽力および顕著な光
沢を有する若干緑色様の金色顔料が得られる。
【0040】先行技術に従って得られる真珠光沢金色顔
料と金色黄銅顔料との比較での比色データは以下の通り
である(光沢を有する黒色背景に対して22.5°/2
2.5°で測定したハンター実験値)。
【0041】
【表1】 特にb値および色度C*に関しての比色データは、比較
用の顔料に対して本発明の干渉顔料が優れていることを
明瞭に示している。
【0042】実施例3 脱イオン水に入れた粒径10〜60μmの雲母100g
を加熱して75℃とする。その温度に達した時点で、F
eCl3・6H2O(188.0g)、TiCl 4(7
7.0g)およびAlCl3・6H2O(16.7g)の
脱イオン水(121.4g)溶液を高攪拌しながら徐々
に計量しながら加える。32%NaOH溶液を用いて、
pHを2.6の一定に維持する。溶液を加えたら、混合
物を約15分間攪拌する。32%NaOH溶液を用いて
pHを7.5まで上昇させ、水ガラスナトリウム溶液
(SiO2が13.5%)484.6gをそのpHで徐
々に計量しながら加える。その後、10%塩酸を用いて
pHを2.6に下げ、その混合物を15分間攪拌し、
FeCl3・6H2O(188.0g)、TiCl4(7
7.0g)およびAlCl3・6H2O(16.7g)の
脱イオン水(121.4g)溶液を1ml/分の速度で
計量しながら加える。32%NaOH溶液を用いて、p
Hを2.6の一定に維持する。その溶液を加えたら、混
合物を約15分間攪拌する。次に、32%NaOH溶液
を用いてpHを5.0まで上昇させ、混合物をさらに1
5分間攪拌する。顔料を濾取し、水で洗浄し、110℃
で16時間乾燥させる。最後に顔料を850℃で30分
間焼成する。それによって、強い色、高い隠蔽力および
顕著な光沢を有する赤色様橙赤色光沢顔料が得られる。
【0043】実施例4 脱イオン水1.8リットルに入れた実施例1の金色顔料
200gを攪拌しながら加熱して75℃とする。75℃
に達したら、塩酸(5%HCl)を用いてpHを2.5
に調節し、水酸化ナトリウム水溶液(5%NaOH)を
用いてpHを一定に維持しながら、ZrOCl2・8H2
O(11.5g)、NaH2PO4・H2O(11.4
g)および塩酸(37%HCl)(10mL)の脱イオ
ン水(856mL)溶液を計量しながら加える。30分
間攪拌後、水酸化ナトリウム水溶液(5%NaOH)を
用いてpHを9.2まで上昇させる。その後30分間攪
拌してから、Z6040(ダウ・コーニング(Dow Corn
ing)からの有機シロキサン)4.1gの脱イオン水
(200mL)溶液を計量しながら加え、30分間攪拌
する。生成物を濾取し、洗浄し、140℃で16時間乾
燥する。 使用例 実施例5:織物へのスクリーン印刷 ヘリツァリン(Helizarin)MT、抑制剤(2%)およ
び実施例1の干渉顔料(15%)を含む印刷インクを、
フラットベッドスクリーン印刷機(Schenk;スクリー
ン:T43;スキージ:70ショア)上の木綿に印刷す
る。該印刷は、黒色ファブリック上だけでなく白色ファ
ブリック上でも、優れた光沢とともに高い色強度および
高い隠蔽力を有している。
【0044】実施例6:紙へのスクリーン印刷 MZラッカー093(fr. Proell)および実施例1の顔
料(15%)から成る印刷インクを、フラットベッドS
DR機(esc. Atma)上で印刷する。該印刷は、黒色紙
上だけでなく白色紙上でも、優れた光沢とともに高い色
強度および高い隠蔽力を有している。
【0045】実施例7:紙へのグラビア印刷 GS95MB011TW(fr. Gebr. Schmidt)70
g、1−エトキシ−2−プロパノール30gおよび実施
例1からの金色顔料30gからなる印刷インクを、グラ
ビア印刷機(Moser and a Saueressig apparatus)で印
刷する。印刷は、極めて顕著な光沢、強い色彩および高
い隠蔽力を有する優れたものである。
【0046】実施例8:粒状プラスチックの着色 PE、PPおよびPSの粒子をそれぞれ、1%の実施例
1からの干渉顔料と混合する。該顔料は、時計回りに
2.5分間、反時計回りに2.5分間、粒子上に叩いて
塗布する。
【0047】 加工 上記の方法に従って製造されるこれらの「外部着色」粒
子を、標準的な射出成形機で加工して、小さい段のある
プレートに成形する。
【0048】
【表2】 実施例9:自動車コーティング 実施例1の干渉顔料 1.20% ホスタペルングリュン(Hostaperngrun)8G 0.30% 顔料用カーボンブラックFW200 0.30% ミクロタイタン(Microtitan)MT500HD 0.50% クロノス(Kronos)2310 0.10% P/B=0.21/1 結合剤系=アクリル系/メラミン系 使用濃度:0.5〜6% 好ましい濃度:0.5〜2%
【0049】
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B32B 9/00 B32B 9/00 A (71)出願人 591032596 Frankfurter Str. 250, D−64293 Darmstadt,Fed eral Republic of Ge rmany (72)発明者 クリストフ, シュミト ドイツ連邦共和国 64271 ダルムシュタ ット メルク カーゲーアーアー内 (72)発明者 クラウス, ベルナルト ドイツ連邦共和国 64271 ダルムシュタ ット メルク カーゲーアーアー内 (72)発明者 ディーター, ハインツ ドイツ連邦共和国 64271 ダルムシュタ ット メルク カーゲーアーアー内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多層コーティング小板状基材に基づく強
    干渉顔料において、 (A)10:1〜1:3の混合比でのTiO2およびF
    23ならびに所望により層(A)に基づいて≦20重
    量%の量での1以上の金属酸化物からなる混合物を含む
    高屈折率コーティング; (B)≦1.8の屈折率を有する無色コーティング;な
    らびに所望により (C)外側保護層からなる積層膜1以上を有することを
    特徴とする干渉顔料。
  2. 【請求項2】 前記小板状基材が、天然もしくは合成の
    雲母、ガラス、Al 23、SiO2もしくはTiO2小板
    ならびに金属酸化物でコーティングされた小板状材料か
    ら選択される請求項1に記載の干渉顔料。
  3. 【請求項3】 前記層(A)が擬板チタン石を含有する
    請求項1または2に記載の干渉顔料。
  4. 【請求項4】 前記層(B)が、本質的に1以上の金属
    酸化物から成る請求項1ないし3のいずれかに記載の干
    渉顔料。
  5. 【請求項5】 前記層(B)が、本質的に二酸化ケイ
    素、酸化アルミニウム、フッ化マグネシウムまたはそれ
    らの混合物から成る請求項1ないし4のいずれかに記載
    の干渉顔料。
  6. 【請求項6】 前記層(A)が、さらに別の金属酸化物
    としてAl23、Ce23および/またはB23を含む
    請求項1ないし5のいずれかに記載の干渉顔料。
  7. 【請求項7】 層群(A)+(B)を4回以下で有する
    請求項1ないし6のいずれかに記載の干渉顔料。
  8. 【請求項8】 層群(A)+(B)+(A)および所望
    により(C)を1回のみ有する請求項1ないし7のいず
    れかに記載の干渉顔料。
  9. 【請求項9】 前記金属酸化物層を、水系媒体中での金
    属塩の加水分解により、前記小板状基材に湿式化学的に
    形成する請求項1ないし8のいずれかに記載の干渉顔
    料。
  10. 【請求項10】 塗料、コーティング剤、印刷インク、
    プラスチック類、セラミック材料、ガラス類、化粧品製
    剤での;紙およびプラスチックのレーザマーキングで
    の;顔料製剤および乾燥品の製造での請求項1に記載の
    干渉顔料の使用。
  11. 【請求項11】 1以上の結合剤および1以上の請求項
    1に記載の干渉顔料を含む顔料製剤。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の干渉顔料を含む、ペ
    レット、チップ、顆粒、ブリケットなどの乾燥品。
JP2000036833A 1999-02-15 2000-02-15 強力な干渉顔料 Pending JP2000239559A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19915153A DE19915153A1 (de) 1999-02-15 1999-02-15 Farbstarke Interferenzpigmente
DE19915153/9 1999-02-15

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000239559A true JP2000239559A (ja) 2000-09-05

Family

ID=7903438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000036833A Pending JP2000239559A (ja) 1999-02-15 2000-02-15 強力な干渉顔料

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6579355B1 (ja)
EP (1) EP1029900B1 (ja)
JP (1) JP2000239559A (ja)
KR (1) KR20000058037A (ja)
CN (1) CN1137221C (ja)
DE (2) DE19915153A1 (ja)
MX (1) MXPA00001548A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002121492A (ja) * 2000-10-19 2002-04-23 Nippon Paint Co Ltd 光輝性塗料組成物、塗膜形成方法および塗装物
KR20020097084A (ko) * 2002-10-26 2002-12-31 주식회사동진정밀화학공업 적색 안료의 제조 방법
US6656259B2 (en) * 2001-08-02 2003-12-02 Merck Patent Gesellschaft Mit Beschraenkter Haftung Multilayered interference pigments
US6767633B2 (en) * 2000-04-11 2004-07-27 Merck Patent Gmbh Transparent medium having angle-selective transmission or reflection properties and/or absorption properties
JP2005502738A (ja) * 2001-07-12 2005-01-27 メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフトング ガラスフレークに基づく多層顔料
JP2005307155A (ja) * 2003-10-01 2005-11-04 Merck Patent Gmbh 光沢黒色干渉顔料
JP2008509068A (ja) * 2004-08-10 2008-03-27 汕頭市龍華珠光顔料有限公司 角度によって色が異なる多層変色顔料及びその製造方法
JP2010525125A (ja) * 2007-05-02 2010-07-22 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 効果顔料のための強化金属酸化物フレーク
TWI395794B (zh) * 2002-12-17 2013-05-11 Merck Patent Gmbh 干涉顏料
KR20150052254A (ko) * 2012-09-06 2015-05-13 메르크 파텐트 게엠베하 금색 안료
JP2015120350A (ja) * 2013-12-23 2015-07-02 トヨタ モーター エンジニアリング アンド マニュファクチャリング ノース アメリカ,インコーポレイティド 金属及び誘電体層から作られる赤色全方向構造色

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3686775B2 (ja) * 1999-03-29 2005-08-24 触媒化成工業株式会社 複合粉体およびこれを配合した化粧料と塗料
DE19951869A1 (de) * 1999-10-28 2001-05-03 Merck Patent Gmbh Farbstarke Interferenzpigmente
DE10317862A1 (de) * 2003-04-16 2004-11-04 Basf Ag Verwendung von beschichteten metallischen Glanzpigmenten zur Pigmentierung von hochmolekularen Materialien
DE102004052544A1 (de) * 2004-02-09 2005-08-25 Merck Patent Gmbh Interferenzpigmente
CN1323117C (zh) * 2004-04-19 2007-06-27 付建生 随角异色颜料及其生产方法
DE102004039554A1 (de) * 2004-08-13 2006-02-23 Merck Patent Gmbh Perlglanzpigmente
JP4756443B2 (ja) * 2004-11-26 2011-08-24 Basfコーティングスジャパン株式会社 金属調光輝性塗膜形成方法および塗装物品
KR100980177B1 (ko) * 2005-10-03 2010-09-03 다이니치 세이카 고교 가부시키가이샤 진주 광택 안료, 그 제조 방법, 도료 조성물 및 다층 코트
DE102006006716A1 (de) * 2006-02-13 2007-08-16 Eckart Gmbh & Co. Kg Kosmetikum enthaltend farbige Effektpigmente und Verfahren zu dessen Herstellung
DE102006009130A1 (de) * 2006-02-24 2007-08-30 Eckart Gmbh & Co. Kg Wetterstabile Perlglanzpigmente auf Basis dünner Glasplättchen und Verfahren zu deren Herstellung
CN104761927A (zh) * 2006-04-05 2015-07-08 日本板硝子株式会社 薄片状粒子及光亮性颜料和含有它们的化妆料、涂料组合物、树脂组合物及油墨组合物
DE102006021784A1 (de) * 2006-05-09 2007-11-15 Merck Patent Gmbh Effektpigmente und deren Verwendung in der Kosmetik und im Lebensmittel- und Pharmabereich
US20100218703A1 (en) * 2007-07-31 2010-09-02 Patrice Bujard Optical variable effect pigments
DE102007039086B3 (de) * 2007-08-18 2008-10-30 J. S. Staedtler Gmbh & Co. Kg Beschichtungsmittel auf wässriger Basis, sowie dessen Verwendung
DE102007062945A1 (de) 2007-12-21 2009-06-25 Rehau Ag + Co. Karosserie-Kunststoffbauteil für ein Kraftfahrzeug sowie dessen Verwendung
DE102009029763A1 (de) 2009-06-18 2010-12-23 Rehau Ag + Co. Karosserie-Kunststoffbauteil für ein Kraftfahrzeug
WO2014016908A1 (ja) * 2012-07-24 2014-01-30 Ykk株式会社 スライドファスナー用ファスナーエレメント
US9168209B2 (en) 2013-03-13 2015-10-27 Johnson & Johnson Consumer Inc. Pigmented skin-care compositions
US9168393B2 (en) 2013-03-13 2015-10-27 Johnson & Johnson Consumer Inc. Pigmented skin-care compositions
US9168394B2 (en) 2013-03-13 2015-10-27 Johnson & Johnson Consumer Inc. Pigmented skin-care compositions
US9320687B2 (en) 2013-03-13 2016-04-26 Johnson & Johnson Consumer Inc. Pigmented skin-care compositions
US11202739B2 (en) 2014-12-19 2021-12-21 Eckart Gmbh Red-coloured decorative pigments with high chroma and high brilliancy, method for their production and use of same
SI3034566T1 (sl) 2014-12-19 2019-05-31 Eckart Gmbh Pigmenti s kovinskim efektom, ki imajo visoko kromo in visok sijaj, postopek za njihovo pripravo in njihova uporaba
TR201816042T4 (tr) 2014-12-19 2018-11-21 Eckart Gmbh Yüksek renk koyuluğuna ve yüksek parlaklığa sahip absorbe edici etki pigmentleri, üretimlerine yönelik yöntem ve kullanımları.
SI3034563T1 (sl) 2014-12-19 2019-06-28 Eckart Gmbh Zlato obarvani efektni pigmenti z visoko kromo in visokim sijajem, postopek za njihovo pripravo in njihova uporaba
PL3034564T3 (pl) 2014-12-19 2018-07-31 Eckart Gmbh Pigmenty efektowe o wysokiej transparentności, wysokim nasyceniu i wysokiej czystości barwy, sposób ich wytwarzania i ich zastosowanie
CN106867280A (zh) * 2015-12-12 2017-06-20 福建坤彩材料科技股份有限公司 基于合成云母的高色度高亮度的铁系珠光颜料及其制备方法和用途
CA2988898C (en) 2016-12-21 2021-05-11 Viavi Solutions Inc. Particles having a vapor deposited colorant
CA2988904C (en) 2016-12-21 2020-05-05 Viavi Solutions Inc. Hybrid colored metallic pigment
DE102019003072A1 (de) * 2019-04-30 2020-11-05 Merck Patent Gmbh Effektpigmente

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3087828A (en) 1961-06-28 1963-04-30 Du Pont Nacreous pigment compositions
DE3151355A1 (de) * 1981-12-24 1983-07-07 Merck Patent Gmbh, 6100 Darmstadt "perlglanzpigmente mit verbesserter lichtbestaendigkeit, ihre herstellung und verwendung"
DE3528256A1 (de) * 1985-08-07 1987-02-19 Merck Patent Gmbh Eisenoxidbeschichtete perlglanzpigmente
DE3730505A1 (de) * 1987-09-11 1989-03-30 Merck Patent Gmbh Goldfarbene farbglanzpigmente
DE3938055A1 (de) * 1989-11-16 1991-05-23 Merck Patent Gmbh Mit plaettchenfoermigen pigmenten beschichtete materialien
DE4120747A1 (de) * 1991-06-24 1993-01-07 Merck Patent Gmbh Pigmente
DE4137860A1 (de) * 1991-11-16 1993-05-19 Merck Patent Gmbh Interferenzpigmente
US5540769A (en) * 1992-03-26 1996-07-30 Merck Patent Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung Platelet-like colored pigments and process for producing the same
US5273576A (en) * 1992-10-19 1993-12-28 Mearl Corporation Intensely colored pearlescent pigments
DE4323744A1 (de) * 1993-07-15 1995-01-19 Basf Ag Kohlenstoffhaltige Glanzpigmente
US6019831A (en) * 1993-11-25 2000-02-01 Merck Patent Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung Non-lustrous pigments
DE4415357A1 (de) * 1994-05-02 1995-11-09 Basf Ag Verwendung von Interferenzpigmenten zur Herstellung von fälschungssicheren Wertschriften
DE19539116A1 (de) * 1995-10-20 1997-04-24 Merck Patent Gmbh Verfahren zur Herstellung von Einschlußpigmenten
JPH09272815A (ja) * 1996-04-02 1997-10-21 Merck Japan Kk 金属酸化物複合微粒子及びその製造方法
DE19614637A1 (de) * 1996-04-13 1997-10-16 Basf Ag Goniochromatische Glanzpigmente auf der Basis von beschichteten Siliciumdioxidplättchen
JP2000515927A (ja) * 1997-05-23 2000-11-28 メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフトング 金属酸化物を塗布した二酸化チタン薄片
US5951750A (en) * 1997-06-19 1999-09-14 Engelhard Corporation Anti-yellowing polyolefin compositions containing pearlescent pigment to prevent yellowing and method therefore
US6290766B1 (en) * 1999-02-24 2001-09-18 Engelhard Corporation Lustrous interference pigments with black absorption color

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6767633B2 (en) * 2000-04-11 2004-07-27 Merck Patent Gmbh Transparent medium having angle-selective transmission or reflection properties and/or absorption properties
JP2002121492A (ja) * 2000-10-19 2002-04-23 Nippon Paint Co Ltd 光輝性塗料組成物、塗膜形成方法および塗装物
JP2010174255A (ja) * 2001-07-12 2010-08-12 Merck Patent Gmbh ガラスフレークに基づく多層顔料
JP2013177639A (ja) * 2001-07-12 2013-09-09 Merck Patent Gmbh ガラスフレークに基づく多層顔料
JP2005502738A (ja) * 2001-07-12 2005-01-27 メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフトング ガラスフレークに基づく多層顔料
JP2017128743A (ja) * 2001-07-12 2017-07-27 メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングMerck Patent Gesellschaft mit beschraenkter Haftung ガラスフレークに基づく多層顔料
US6656259B2 (en) * 2001-08-02 2003-12-02 Merck Patent Gesellschaft Mit Beschraenkter Haftung Multilayered interference pigments
KR20020097084A (ko) * 2002-10-26 2002-12-31 주식회사동진정밀화학공업 적색 안료의 제조 방법
TWI395794B (zh) * 2002-12-17 2013-05-11 Merck Patent Gmbh 干涉顏料
JP2005307155A (ja) * 2003-10-01 2005-11-04 Merck Patent Gmbh 光沢黒色干渉顔料
JP2008509068A (ja) * 2004-08-10 2008-03-27 汕頭市龍華珠光顔料有限公司 角度によって色が異なる多層変色顔料及びその製造方法
JP2010525125A (ja) * 2007-05-02 2010-07-22 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 効果顔料のための強化金属酸化物フレーク
KR20150052254A (ko) * 2012-09-06 2015-05-13 메르크 파텐트 게엠베하 금색 안료
JP2015532676A (ja) * 2012-09-06 2015-11-12 メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングMerck Patent Gesellschaft mit beschraenkter Haftung 金色顔料
KR102100906B1 (ko) * 2012-09-06 2020-04-14 메르크 파텐트 게엠베하 금색 안료
JP2015120350A (ja) * 2013-12-23 2015-07-02 トヨタ モーター エンジニアリング アンド マニュファクチャリング ノース アメリカ,インコーポレイティド 金属及び誘電体層から作られる赤色全方向構造色

Also Published As

Publication number Publication date
CN1137221C (zh) 2004-02-04
CN1265405A (zh) 2000-09-06
EP1029900A1 (de) 2000-08-23
US6579355B1 (en) 2003-06-17
KR20000058037A (ko) 2000-09-25
EP1029900B1 (de) 2004-09-15
DE50007715D1 (de) 2004-10-21
MXPA00001548A (es) 2001-01-31
DE19915153A1 (de) 2000-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000239559A (ja) 強力な干渉顔料
KR100829302B1 (ko) 은색 광택 안료
US6692561B1 (en) Intensely colored interference pigments
KR100724175B1 (ko) 높은 색 강도를 갖는 간섭 안료
JP6166594B2 (ja) ガラスフレークに基づく多層顔料
KR100903223B1 (ko) 유리 플레이크를 포함하는 효과안료
US6747073B1 (en) Multilayer pearl lustre pigment
US6648957B1 (en) Multilayer nacreous pigment
KR101168792B1 (ko) 유리 플레이크 기재를 포함하는 효과 안료
AU2013312024B2 (en) Gold pigment
KR20120104634A (ko) 효과 안료
US9611390B2 (en) Pigments with an iron silicate-containing coating
MXPA01007285A (es) Pigmento multicapa nacarado o con lustre aperlado