JP2000238773A - 合成樹脂製パレット - Google Patents
合成樹脂製パレットInfo
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- JP2000238773A JP2000238773A JP11046281A JP4628199A JP2000238773A JP 2000238773 A JP2000238773 A JP 2000238773A JP 11046281 A JP11046281 A JP 11046281A JP 4628199 A JP4628199 A JP 4628199A JP 2000238773 A JP2000238773 A JP 2000238773A
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Abstract
各隅部にほぼ直交する仕切壁と桁壁とによって表面部か
ら裏面部に到達する桁内筒状部が形成されている合成樹
脂製パレット。 【効果】 各筒状桁内に桁内筒状部が形成されているこ
とにより、大きな耐荷重強度、耐曲げ強度を有してい
る。
Description
したり、保管したりする際に好適に使用することができ
る合成樹脂製パレットに関する。
を連結する隅部に形成された隅部の筒状桁と、周辺の中
間部に形成された中間部の筒状桁と、中央部に形成され
た中央部の筒状桁とを有し、且つ筒状桁の間にフォーク
挿入孔が井の字状に形成された合成樹脂製パレット上に
物品を載せて運搬することが行われているが、従来の合
成樹脂製パレットは、重量の大きい物品を載せた際の耐
荷重強度が充分ではなかった。
せ、倉庫内で合成樹脂製パレットの左右両側縁をラック
で保持して物品を保管することが行われているが、従来
の合成樹脂製パレットは、物品を載せて左右両側縁をラ
ックで保持した際の耐曲げ強度が充分ではなかった。
させる為に、各筒状桁の桁壁を厚くすることが試みられ
ているが、合成樹脂製パレットを成形する際に使用する
合成樹脂の量が増大し、且つ合成樹脂製パレットの重量
が大きくなるにも拘わらず、充分な効果を得ることがで
きなかった。
度、耐曲げ強度の大きい合成樹脂製パレットについて研
究を進めた結果、本発明に到達した。
面部と、表面部及び裏面部を連結する隅部に形成された
隅部の筒状桁と、周辺の中間部に形成された中間部の筒
状桁と、中央部に形成された中央部の筒状桁とを有し、
且つ筒状桁の間にフォーク挿入孔が井の字状に形成され
た合成樹脂製パレットに於いて、隅部、中間部及び中央
部の各筒状桁内の各隅部にほぼ直交する仕切壁と桁壁と
によって表面部から裏面部に到達する桁内筒状部が形成
されている合成樹脂製パレットに関する。
一片が、表面部及び裏面部に於いて平行方向に形成され
たそれぞれの桟に連結された平行仕切壁である前記合成
樹脂製パレットに関する。
縁と裏面部の桟の側縁に連結して形成されている前記合
成樹脂製パレットに関する。
樹脂製パレットのコーナー部に形成される桁内筒状部が
表面部及び裏面部の桟と直交する直交仕切壁によって形
成され、且つ残りの桁内筒状部が直交仕切壁と平行仕切
壁とによって形成されている前記合成樹脂製パレットに
関する。
部が直交仕切壁と平行仕切壁とによって形成されている
前記合成樹脂製パレットに関する。
る合成樹脂製パレットの好適な実施の形態について説明
する。
の実施の一形態を示す平面図であり、図2は図1に示し
た合成樹脂製パレットの底面図であり、図3は図1に示
した合成樹脂製パレットの正面図であり、図4は図1に
示した合成樹脂製パレットの側面図であり、図5は図1
に於ける線A−Aに沿った断面図であり、図6は図1に
於ける線B−Bに沿った断面図であり、図7は図1に於
ける線C−Cに沿った断面図であり、図8は図1に於け
る線D−Dに沿った断面図であり、図9は図1に於ける
線E−Eに沿った断面図であり、図10は図3に於ける
線F−Fに沿った断面図であり、図11は図1乃至図1
0に示す合成樹脂製パレットから桁内筒状部を形成する
仕切壁の一部を除去した合成樹脂製パレットを示す図1
0に相当する断面図である。
面部1と、裏面部2と、表面部1及び裏面部2を連結す
る隅部に形成された隅部の筒状桁3と、周辺の中間部に
形成された中間部の筒状桁4と、中央部に形成された中
央部の筒状桁5とを有するとともに筒状桁の間にフォー
ク挿入孔6が井の字状に形成され、且つ隅部の筒状桁
3、中間部の筒状桁4及び中央部の筒状桁5の桁内の各
隅部にほぼ直交する仕切壁と桁壁とによって表面部1か
ら裏面部2に到達する桁内筒状部8が形成されている。
面部1及び裏面部2に桟が形成され、且つ桁内筒状部8
を形成する仕切壁の一片が、同一方向に延びた表面部1
及び裏面部2の桟に対して平行に設けた平行仕切壁72
であることが好ましい。表面部1及び裏面部2の桟は、
パレットを一体成形する場合には上下に重ならない位置
で形成されているのが好ましいが、他の成形方法の場合
には上下に重なりあって形成されていてもよい。また、
平行仕切壁72は、同一方向に延びた表面部1及び裏面
部2の桟の間で、且つそれらの側縁を連結して形成する
ことが好ましい。尚、桁内筒状部8を形成する仕切壁の
他の片は通常表面部1及び裏面部2の桟に直交する方向
に設けた直交仕切壁71である。
に前後方向に延びた桟31aが形成されるとともに裏面
部2に桟31aと上下に重なり合わない位置で同じく前
後方向に延びた桟32aがされ、且つ表面部1に左右方
向に延びた桟31bが形成されるとともに裏面部2に桟
31bと上下に重なり合わない位置で同じく左右方向に
延びた桟32bが形成されているのが好ましい。この
際、隅部の筒状桁3の内部には、桟31a及び桟32a
と直交する方向に直交仕切壁71が形成されるとともに
桟31a及び桟32aの間でそれらの側縁を連結した平
行仕切壁72が形成され、且つ桟31b及び桟32bと
直交する方向に直交仕切壁71が形成されるとともに桟
31b及び桟32bの間でそれらの側縁を連結した平行
仕切壁72が形成されている。これにより、隅部の筒状
桁3の内部には、合成樹脂製パレットのコーナー部に相
当する隅部に直交する直交仕切壁71が形成されること
によって桁内筒状部8が形成され、且つ残りの隅部に直
交する直交仕切壁71と平行仕切壁72とが形成される
ことによって桁内筒状部8が形成される。
中間部の筒状桁4の内部に於いて、表面部1に前後方向
に延びた桟41aが形成されるとともに裏面部2に桟4
1aと上下に重なり合わない位置で同じく前後方向に延
びた桟42aがされているのが好ましい。この際、これ
らの中間部の筒状桁4の内部には、桟41a及び桟42
aと直交する方向に直交仕切壁71が形成されるととも
に桟41a及び桟42aの間でそれらの側縁を連結した
平行仕切壁72が形成されている。これにより、これら
の中間部の筒状桁4の内部には、各隅部に直交する直交
仕切壁71と平行仕切壁72とが形成されることによっ
て桁内筒状部8が形成される。
れた中間部の筒状桁4の内部に於いて、表面部1に左右
方向に延びた桟41bが形成されるとともに裏面部2に
桟41bと上下に重なり合わない位置で同じく左右方向
に延びた桟42bがされている。これらの中間部の筒状
桁4の内部には、桟41b及び桟42bと直交する方向
に直交仕切壁71が形成されるとともに桟41b及び桟
42bの間でそれらの側縁を連結した平行仕切壁72が
形成されている。これにより、これらの中間部の筒状桁
4の内部には、各隅部に直交する直交仕切壁71と平行
仕切壁72とが形成されることによって桁内筒状部8が
形成されているのが好ましい。
1に前後方向に延びた桟51aが形成されるとともに裏
面部2に桟51aと上下に重なり合わない位置で同じく
前後方向に延びた桟52aがされ、且つ表面部1に左右
方向に延びた桟51bが形成されるとともに裏面部2に
桟51bと上下に重なり合わない位置で同じく左右方向
に延びた桟52bが形成されている。中央部の筒状桁5
の内部には、桟51a及び桟52aと直交する方向に直
交仕切壁71が形成されるとともに桟51a及び桟52
aの間でそれらの側縁を連結した平行仕切壁72が形成
されている。これにより、中央部の筒状桁5の内部に
は、各隅部に直交する直交仕切壁71と平行仕切壁72
とが形成されることによって桁内筒状部8が形成されて
いるのが好ましい。
に於いて、表面部1にはフォーク挿入方向に延びた桟1
1と、フォーク挿入方向と直交する方向に延びた桟12
とが形成され、且つ裏面部2には裏面に格子状に交差し
た桟21が設けられた板状部22が形成され、該板状部
22の両側縁に沿ってそれぞれ下段板状部23が形成さ
れ、該下段板状部23上にそれぞれ傾斜リブ24が形成
されているのが好ましい。
間に於いて、表面部1には中間部の筒状桁4と中央部の
筒状桁5とを連結する桟15が形成され、且つ裏面部2
には桟15と上下に重なり合わない位置で中間部の筒状
桁4と中央部の筒状桁5とを連結する桟25が形成され
ているのが好ましい。
て、表面部1には縦横に交差した桟16が形成され、且
つ裏面部2には大きな開口部27が形成されているのが
好まし。
リエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂によって形成
することができ、合成樹脂中に着色剤、充填剤等の添加
剤を適宜に用いてもよい。
に形成される桟11、桟12と、裏面部2に形成される
板状部22、格子状に交差した桟21、下段板状部2
3、傾斜リブ24とを除いて空間を介して上下に重なり
合うアンダーカット部分が存在しない為に、側方から表
面部1に形成される桟11、桟12と、裏面部2に形成
される板状部22、格子状に交差した桟21、下段板状
部23、傾斜リブ24との間に入り込む金型ブロック
と、合成樹脂製パレットの表側に接触する金型ブロック
と、合成樹脂製パレットの裏側に接触する金型ブロック
とによって一体に射出成形することができるが、本発明
は、例えば合成樹脂製パレットを上下に分割した形状の
合成樹脂製パレット上部形成部材と、合成樹脂製パレッ
ト下部形成部材とを射出成形によって別々に成形した後
に、合成樹脂製パレット上部形成部材と、合成樹脂製パ
レット下部形成部材とを溶融接着させて一体化する合成
樹脂製パレットにも適用することができる。尚、射出成
形の際に、金型内に射出した溶融合成樹脂中にガスを注
入することにより、合成樹脂製パレットの肉厚となる所
定部分に中空部分を形成してもよい。
フターで作業できるように裏面部2に大きな開口部27
を形成した片面使用型合成樹脂製パレットとされている
が、本発明は、裏面部2に大きな開口部27を形成しな
い両面使用型合成樹脂製パレットにも適用することがで
きる。
m、長さ1100mm、高さ150mmのポリエチレン
製パレットを成形した。
て、JIS Z0602に従い、「曲げ強度試験」を行
ったところ、撓みは18.7mmであり、また「下面デ
ッキ曲げ試験」を行ったところ、撓みは4.9mmであ
った。
8を形成する仕切壁の一部を取り除き、図11に示す桁
内筒状部8の一部を除去したポリエチレン製パレット、
即ち各隅部の筒状桁3内で3カ所の桁内筒状部8を除去
し、且つ各中間部の筒状桁4内で4カ所の桁内筒状部8
を除去したポリエチレン製パレットを作成した。
て、JIS Z0602に従い、「曲げ強度試験」を行
ったところ、撓みは20.6mmであり、また「下面デ
ッキ曲げ試験」を行ったところ、撓みは6.1mmであ
った。
は、桁内筒状部8の一部が除去されていることにより、
曲げ強度及び下面デッキ曲げ強度が、著しく低下した。
隅部の筒状桁3、中間部の筒状桁4及び中央部の筒状桁
5の各隅部にほぼ直交する仕切壁と、桁壁とによって表
面部1から裏面部2に到達する桁内筒状部8が形成され
ていることにより、大きな耐荷重強度、耐曲げ強度を有
している。
形態を示す平面図である。
る。
る。
る。
る。
ら桁内筒状部を形成する仕切壁の一部を除去した合成樹
脂製パレットを示す図10に相当する断面図である。
1b、42b、51a、52a、51b、52b、1
1、12、15、16、25 桟
Claims (5)
- 【請求項1】 表面部と、裏面部と、表面部及び裏面部
を連結する隅部に形成された隅部の筒状桁と、周辺の中
間部に形成された中間部の筒状桁と、中央部に形成され
た中央部の筒状桁とを有し、且つ筒状桁の間にフォーク
挿入孔が井の字状に形成された合成樹脂製パレットに於
いて、隅部、中間部及び中央部の各筒状桁内の各隅部に
ほぼ直交する仕切壁と桁壁とによって表面部から裏面部
に到達する桁内筒状部が形成されていることを特徴とす
る合成樹脂製パレット。 - 【請求項2】 桁内筒状部を形成する仕切壁の一片が、
表面部及び裏面部に於いて平行方向に形成されたそれぞ
れの桟に連結された平行仕切壁である請求項1記載の合
成樹脂製パレット。 - 【請求項3】 平行仕切壁が、表面部の桟の側縁と裏面
部の桟の側縁に連結して形成されている請求項2記載の
合成樹脂製パレット。 - 【請求項4】 隅部の筒状桁内に於いて、合成樹脂製パ
レットのコーナー部に形成される桁内筒状部が表面部及
び裏面部の桟と直交する直交仕切壁によって形成され、
且つ残りの桁内筒状部が直交仕切壁と平行仕切壁とによ
って形成されている請求項2又は請求項3記載の合成樹
脂製パレット。 - 【請求項5】 中間部及び中央部の各桁内筒状部が直交
仕切壁と平行仕切壁とによって形成されている請求項2
又は請求項3記載の合成樹脂製パレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11046281A JP2000238773A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 合成樹脂製パレット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11046281A JP2000238773A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 合成樹脂製パレット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000238773A true JP2000238773A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=12742857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11046281A Pending JP2000238773A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 合成樹脂製パレット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000238773A (ja) |
-
1999
- 1999-02-24 JP JP11046281A patent/JP2000238773A/ja active Pending
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