JP2000238361A - シリアルプリンタ - Google Patents

シリアルプリンタ

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JP2000238361A
JP2000238361A JP11047416A JP4741699A JP2000238361A JP 2000238361 A JP2000238361 A JP 2000238361A JP 11047416 A JP11047416 A JP 11047416A JP 4741699 A JP4741699 A JP 4741699A JP 2000238361 A JP2000238361 A JP 2000238361A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
carrier
speed
print head
constant speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP11047416A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironori Ishii
裕基 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP11047416A priority Critical patent/JP2000238361A/ja
Publication of JP2000238361A publication Critical patent/JP2000238361A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダンピング現象を抑えつつ高速で印字するこ
とができるシリアルプリンタを提供する。 【解決手段】 外部機器から受け取った印字データを調
べて、次に印字する予定の1ラインのフルスパン全13
6桁中で、両端に位置する最初の1桁目および最後の1
36桁目が印字範囲に含まれているか否かを判断する
(ステップS3)。最初の1桁目または最後の136桁
目に印字文字がないときは(ステップS3のN)、通常
モードの場合より高速である一定速までキャリアをスロ
ーアップする(高速モード)(ステップS4)。ステッ
プS3で、最初の1桁目または最後の136桁目に印字
文字があるときは(ステップS3のY)、高速モードの
場合より低速である一定速までキャリアをスローアップ
する(通常モード)(ステップS6)。そして、高速モ
ードまたは通常モードでの定速に達した後に印字を開始
する(ステップS9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シリアルドット
プリンタその他のシリアルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシリアルプリンタでは、キャリア
を駆動してプリントヘッドをスローアップして定速にも
っていき、定速になってから印字を行っていた。
【0003】しかしながら、この従来技術では、短時間
に印字を行うことができないので、スローアップ中から
印字を開始させる従来技術もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スローアップ
中から印字を開始する前記従来技術では、ダンピング現
象が生じてスムーズな加速ができないという不具合があ
る。
【0005】この発明の目的は、ダンピング現象を抑え
つつ高速で印字することができるシリアルプリンタを提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、プリントヘッドと、このプリントヘッドをライン方
向に搬送するキャリアと、前記プリントヘッドで印字す
るための印字データを調べて1ラインのフルスパン中で
両端の所定数文字分が印字範囲に含まれているか否かを
判断する印字範囲判断手段と、前記キャリアによる前記
プリントヘッドの前記1ライン分の搬送を開始して前記
キャリアにより前記プリントヘッドをスローアップして
定速にもっていく過程およびスローダウンして停止する
過程で前記スローアップ中および前記スローダウン中の
制御を異ならせることで前記定速を可変するものであ
り、所定数文字分が印字範囲に含まれていないと前記印
字範囲判断手段が判断したときのほうが判断しなかった
ときより前記定速を高速にする速度可変手段と、前記定
速時に前記プリントヘッドで印字を行う印字制御手段
と、を備えている。
【0007】したがって、定速時に印字を行うのでダン
ピング現象は生じない。1ラインのフルスパン中で両端
の所定数文字分が印字範囲に含まれていないときは、印
字ヘッドを定速にもっていくまでの助走距離、定速時か
ら停止させるまでの停止距離をかせげるので、印字を開
始する前に印字ヘッドを高速まで加速することができ、
印字の高速化を図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の一実施の形
態について図1〜図4を参照して説明する。
【0009】図1(a)は、この発明の実施の形態であ
るシリアルドットプリンタの平面図である。このプリン
タは、プリントヘッド2と、インクリボンカセット18
とを搭載したキャリア3を備えている。キャリアモータ
4はキャリア3をライン方向に搬送するモータである。
ラインフィードモータ5は用紙の紙送りを行う。回転セ
ンサ6はキャリアモータ4の回転を検出する。
【0010】図1(b)は、キャリア3の速度推移とキ
ャリア3の位置との関係を示すグラフである。同図に示
すように、キャリア3がライン方向を左から右に移動開
始すると、助走距離内で加速して定速に移る。そして、
定速に移ってから印字を開始し、印字を終了すると停止
距離内で減速して停止する。
【0011】図2は、シリアルドットプリンタの各部の
電気的な接続を示すブロック図である。このシリアルド
ットプリンタは、各部を集中的に制御するCPU7を備
え、このCPU7には各種の制御プログラムや固定デー
タを記憶したROM8と、書き換え可能にデータを記憶
しCPU7の作業エリアともなるRAM9とがバス10
により接続されている。また、ROM8には、後述する
通常モードおよび高速モードでのスローアップとスロー
ダウン中の動作のパターンテーブルが記憶されている。
【0012】バス10には、このシリアルドットプリン
タをパソコンなどの外部機器に接続したときのインター
フェースとなるホストI/F11が接続され、シリアル
ドットプリンタの操作パネル12を制御する操作パネル
制御回路13も接続されている。さらに、バス10に
は、ゲートアレイで構成されるプリントコントローラ1
4が接続されている。このプリントコントローラ14に
は、プリントヘッド2を駆動するヘッドドライバ15、
キャリアモータ4を駆動するモータドライバ16、ライ
ンフィードモータ5を駆動するモータドライバ17およ
び回転センサ6が接続されている。
【0013】図3は、このシリアルドットプリンタが行
う印字処理のフローチャートである。この処理はROM
8に記憶されている。この処理において、まず、キャリ
ア3を所定のホームポジションにセットした後(ステッ
プS1)、このシリアルドットプリンタが接続されてい
る外部機器から印字命令を受け取ると(ステップS2の
Y)、ステップS3以降の処理を行う。
【0014】まず、外部機器から受け取った印字データ
を調べて、次に印字する予定の1ラインのフルスパン全
136桁中で、両端に位置する最初の1桁目および最後
の136桁目が印字範囲に含まれているか否かを判断す
る(ステップS3)。このステップS3により印字範囲
判断手段の機能を実現している。キャリアモータ4によ
るキャリア3の駆動には高速モードと通常モードがあ
る。ステップS3で、最初の1桁目または最後の136
桁目に印字文字がないときは(ステップS3のN)、高
速モードによりキャリア3をスローアップする(ステッ
プS4)。この高速モードでは通常モードの場合より高
速である一定速までキャリア3をスローアップする。そ
して、高速モードでの定速に達したときは(ステップS
5のY)、ステップS8に進む。ステップS3で、最初
の1桁目または最後の136桁目に印字文字があるとき
は(ステップS3のY)、通常モードによりキャリア3
をスローアップする(ステップS6)。この通常モード
では高速モードの場合より低速である一定速(従来の速
度)までキャリア3をスローアップする。そして、通常
モードでの定速に達したときは(ステップS7のY)、
ステップS8に進む。なお、ステップS4,S6により
速度可変手段の機能を実現している。
【0015】高速モードまたは通常モードでの定速に達
した後(ステップS5のY、ステップS7のY)、キャ
リア3が印字開始位置に達したときは(ステップS8の
Y)、印字を開始する(ステップS9)。なお、ステッ
プS9により印字制御手段の機能を実現している。そし
て1ライン分の印字が完了したときは(ステップS10
のY)、高速モードにあるか通常モードにあるか判断す
る(ステップS11)。高速モードにあるときは(ステ
ップS11のY)、キャリア3を高速モードでスローダ
ウンする(ステップS12)。すなわち、高速モードで
の定速からキャリア3をスローダウンさせて停止させ
る。通常モードにあるときは(ステップS11のN)、
キャリア3を通常モードでスローダウンする(ステップ
S13)。すなわち、通常モードでの定速からキャリア
3をスローダウンさせて停止させる。なお、ステップS
12,S13により速度可変手段の機能を実現してい
る。
【0016】図4は、高速モードの場合および通常モー
ドの場合のキャリア3の移動距離と移動速度の関係を示
すグラフである。図4からわかるように、スローアップ
中、スローダウン中のキャリア3の速度は、高速モード
の場合と通常モードの場合とで異なっており、これによ
り高速モードでの定速と通常モードでの定速が異なる。
また、高速モードでの定速の方が通常モードでの定速よ
り高速であるため、助走距離および停止距離は高速モー
ドの方が長くなる。しかし、高速モードは最初の1桁目
および最後の136桁目に印字文字がないので、この1
桁目および最後の136桁目を助走距離および停止距離
として用いることができ、高速モードでの定速を高速な
ものとすることができる。また、最初の1桁目と少なく
とも同じ桁数だけ最後に文字がないことを確認している
ので、高速モードで印字してもキャリア3の移動範囲内
でキャリア3を停止させることができる。
【0017】以上説明した本発明の実施の形態のシリア
ルドットプリンタによれば、定速時に印字を行うのでダ
ンピング現象は生じない。また、1ラインのフルスパン
中で最初の1桁目および最後の136桁目が印字範囲に
含まれていないときは、前記のように助走距離、停止距
離をかせげるので、印字を開始する前にキャリア3を急
激な加速制御をすることなく高速まで加速することがで
き、印字の高速化を図ることができる。
【0018】なお、本発明の実施の形態では、1ライン
のフルスパン中の最初の1文字分および最後の1文字分
が印字範囲に含むか否かを判断しているが、この発明は
1文字分に限定されるものではなく、1ラインのフルス
パン中の最初および最後の2文字分、あるいは3文字分
(あるいはそれ以上)が印字範囲に含むか否かを判断す
るようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、定速時
に印字を行うのでダンピング現象は生じない。1ライン
のフルスパン中で両端の所定数文字分が印字範囲に含ま
れていないときは、印字ヘッドを定速にもっていくまで
の助走距離、定速時から停止させるまでの停止距離をか
せげるので、印字を開始する前に印字ヘッドを高速まで
加速することができ、印字の高速化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態であるシリアルドット
プリンタのキャリアの平面図(a)およびキャリアの速
度推移とキャリアの位置との関係を示すグラフ(b)で
ある。
【図2】前記シリアルドットプリンタの各部の電気的な
接続を示すブロック図である。
【図3】前記シリアルドットプリンタが行う印字処理の
フローチャートである。
【図4】前記キャリアの移動距離と移動速度の関係を示
すグラフである。
【符号の説明】
2 プリントヘッド 3 キャリア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリントヘッドと、 このプリントヘッドをライン方向に搬送するキャリア
    と、 前記プリントヘッドで印字するための印字データを調べ
    て1ラインのフルスパン中で両端の所定数文字分が印字
    範囲に含まれているか否かを判断する印字範囲判断手段
    と、 前記キャリアによる前記プリントヘッドの前記1ライン
    分の搬送を開始して前記キャリアにより前記プリントヘ
    ッドをスローアップして定速にもっていく過程およびス
    ローダウンして停止する過程で前記スローアップ中およ
    び前記スローダウン中の制御を異ならせることで前記定
    速を可変するものであり、所定数文字分が印字範囲に含
    まれていないと前記印字範囲判断手段が判断したときの
    ほうが判断しなかったときより前記定速を高速にする速
    度可変手段と、 前記定速時に前記プリントヘッドで印字を行う印字制御
    手段と、を備えているシリアルプリンタ。
JP11047416A 1999-02-25 1999-02-25 シリアルプリンタ Pending JP2000238361A (ja)

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