JP2000238010A - 携帯用丸のこ - Google Patents

携帯用丸のこ

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JP2000238010A
JP2000238010A JP11041318A JP4131899A JP2000238010A JP 2000238010 A JP2000238010 A JP 2000238010A JP 11041318 A JP11041318 A JP 11041318A JP 4131899 A JP4131899 A JP 4131899A JP 2000238010 A JP2000238010 A JP 2000238010A
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JP
Japan
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safety cover
wire
handle
operating tool
operating
Prior art date
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Withdrawn
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JP11041318A
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English (en)
Inventor
Naoya Eto
直哉 衛藤
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯用丸のこの安全カバーの回動操作を容易
に行うことができ、操作性の良い携帯用丸のこを提供す
ることである。 【解決手段】 安全カバー11の一部にワイヤ20の一
端を連結すると共にワイヤ20の他端をハンドル2近傍
に位置する操作具21に連結させ、操作具21をハンド
ル2を把持する方向に操作することにより安全カバー1
1が回動するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、安全カバーの回動
操作を工夫した携帯用丸のこに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯用丸のこの一例を図6、図7
に示す。
【0003】携帯用丸のこは、図示しない電動機を内蔵
した本体1と、本体1に一体に設けられ電動機の駆動を
制御する図示しないスイッチを有したハンドル2と、本
体1に回転可能に取付けられるのこ刃4と、のこ刃4を
保持する第一フランジ5及び第二フランジ6と、電動機
の回転を受けのこ刃4の回転軸となるスピンドル7と、
第一、第二フランジ5、6及びのこ刃4をスピンドル7
に固着させるフランジボルト8と、スピンドル7の回転
を支持する軸受9と、軸受9を収納し本体1に固定され
るホルダ10と、ホルダ10に回動可能に取付けられ、
一部にレバー12を有する安全カバー11と、安全カバ
ー11及び軸受9の抜け止め用としてホルダ10に取付
けられるカバー13と、一端が安全カバー11に設けら
れた取付穴15に取付けられ、他端が本体1の一部に取
付けられ、安全カバー11がのこ刃4のほぼ下半分を覆
うように回動するよう安全カバー11を常時付勢するス
プリング14と、安全カバー11の端部に当接し回動位
置を規制するストッパ16とを備えた構成をしている。
【0004】安全カバー11は、ホルダ10の形状に沿
って摺動させることができ、のこ刃4と同回転軸でスト
ッパ16に抑止されるまでの範囲内で自在に回動させる
ことができる。一方スプリング14が本体1と安全カバ
ー11とを連結しているため、安全カバー11が外力に
より回動させられても外力が無くなれば即座にスプリン
グ14の付勢力により回動前の位置に復帰することにな
る。
【0005】すなわち切断作業を行なう際には安全カバ
ー11をレバー12を用いて回動させなくても図7に示
すように被切断材17端部に安全カバー11を直接突き
当てることにより安全カバー11が回動・開口してのこ
刃4が露出していくので切断作業が可能である。切断終
了後に本体1が被切断材17から離れれば安全カバー1
1が回動前の位置に復帰するので作業者とのこ刃4との
接触が防止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た構成の携帯用丸のこの安全カバー11は、回動方向に
対する外力が加わった場合にはスムーズに回動するが、
図8に示すように被切断材17の端部に対して斜め方向
に切断作業を行なった場合には安全カバー11を傾斜さ
せる分力18が働くためホルダ10、カバー13との摩
擦が大きくなり安全カバー11の回動運動が円滑に行な
われにくくなる。
【0007】また、図9に示すように被切断材17上面
に切り込みを入れる作業の場合には安全カバー11を回
動させる外力が加わらない。
【0008】このため、上記したような作業を行う場合
には、安全カバー11に一体に設けられたレバー12を
ハンドル2を把持する反対側の手により操作することで
安全カバー11を直接回動させる必要があると共に場合
によっては切断作業中安全カバー11を回動させた状態
を保持しなければならず操作性が悪く、定規等を用いた
切断作業を行なう際には不便であるという欠点があっ
た。
【0009】また、特開昭58−87004号公報に示
されたように安全カバーと連結する板材の操作部材を設
け、操作部材を押圧することにより安全カバーが開口す
るようにした構造の携帯用丸のこがあるが、操作部材は
のこ刃の回転方向延長線付近に設けられるものであるた
め、上記した欠点を解消するような構造とする場合には
操作部材をハンドルを把持する手により操作することが
できるようにハンドルの位置を限定する必要がある、す
なわち本体形状が異なる携帯用丸のこには採用すること
ができないものであると共に操作部材を押圧する際には
ハンドルから指が離脱することになるため携帯用丸のこ
本体の保持が不安定になり操作性が低下するという欠点
があった。
【0010】本発明の目的は、上記欠点を解消し、安全
カバーの回動操作を容易に行うことができ、操作性の良
い携帯用丸のこを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、安全カバー
の一部にワイヤの一端を連結すると共に弾性体の他端を
ハンドル近傍に位置する操作具に連結させ、操作具をハ
ンドルを把持する方向に操作することにより安全カバー
が回動するようにすることにより達成される。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明携帯用丸のこの一実施形態
を図1、図2に示す。
【0013】図1は、安全カバー11がスプリング14
の付勢力により初期位置にある状態を示し、安全カバー
11は端部がストッパ16に突き当たり回動が規制され
ている。
【0014】図1に示すようにスプリング14の一端が
取付けられる安全カバー11の取付穴15にはワイヤ2
0の一端が取付けられている。ワイヤ20の他端は、安
全カバー11の回転軸であるホルダ10外周を介してハ
ンドル2近傍まで延び、ハンドル2近傍に位置する操作
具21に取付けられている。
【0015】ワイヤ20の他端が取付けられる操作具2
1はハンドル2の近傍に位置し、図1に示す状態ではワ
イヤ20の長手方向に移動可能なように本体1に保持さ
れている。
【0016】図2はハンドル2を把持する手の一部によ
りワイヤ20を引き操作した状態を示す。ワイヤ20の
一端がホルダ10外周を介して安全カバー11と連結し
ているため、操作具21を介してワイヤ20を引き操作
することにより、図に示すように安全カバー11は回動
する。
【0017】このようにハンドル2を把持する一方の手
によりワイヤ20を引き操作するのみで安全カバー11
を回動させることができるようになるため操作性が向上
すると共に、図8や図9に示すような切断作業において
も定規等を用いた切断作業を容易に行なうことができる
ようになる。
【0018】また、ハンドル2近傍に位置する操作具2
1を介してワイヤ20を引き操作することにより安全カ
バー11が回動する構成としたため、ハンドル2を把持
する方向と操作具21を操作する方向とが同一であり、
操作具21を操作することにより本体1の保持が不安定
になることを防止することができる。
【0019】また、操作具21の操作方向が、ハンドル
2に設けられたスイッチ3の操作方向とも同一であるた
め、操作具21を操作することにより、スイッチ3の操
作性が低下してしまうことを防止することができる。
【0020】また、本発明携帯用丸のこは、ワイヤ20
の引き操作により安全カバー11を回動させる構成とし
たので、のこ刃4の回転方向延長線近傍にハンドル2が
位置しない構成であったとしても、同様に安全カバー1
1を回動させる構成とすることができる。すなわち、安
全カバー11を回動させるためのワイヤ20が変形自在
な紐材であるため、紐材の一端と他端とが同鉛直方向に
位置しない構成であっても安全カバー11を回動させる
ように働くため、本体形状が異なる種々の携帯用丸のこ
に採用することができ、携帯用電気丸のこの本体形状を
限定することがない。
【0021】なお、切断作業後、操作具21の引き操作
を解除する、例えば操作具21から指を放すと、安全カ
バー11を常時付勢するスプリング14により安全カバ
ー11、操作具21及びワイヤ20は図1に示す状態に
復帰する。
【0022】図3に本発明携帯用丸のこの他の実施形態
を示す。本実施形態は上記実施形態に比べ、操作具21
の形状を変更したものである。
【0023】操作具21は、外周が円形状をし、一部に
取付穴21bを有した胴体部21aと、胴体部21aに
設けられた操作レバー21cとからなり、胴体部21a
がハンドル2に回動可能に取付けられている。ワイヤ2
0の端部は胴体部21aの一部外周を介して取付穴21
bに取付けられる。
【0024】操作具21の操作レバー21cはハンドル
2を把持した際に親指が位置する付近に設けられ、親指
により操作レバー21cを親指がハンドル2を把持する
方向に操作することにより、胴体部21aは回動する。
【0025】胴体部21aが回動すると、ワイヤ20の
端部が取付けられた取付穴21bの位置が移動し、ワイ
ヤ20が引き操作されたこととなり上記実施形態と同様
に安全カバー11が回動する。
【0026】切断作業後に、操作レバー21cから指を
放すと、スプリング14の付勢力により安全カバー1
1、操作具21及びワイヤ20は操作前の状態に復帰す
る。
【0027】なお、上記実施形態は親指により操作具2
1を操作するようにした構成であるが、同様の構成で親
指以外の指により操作具21を操作する構成とすること
もできる。
【0028】図4に本発明携帯用丸のこの一切断作業状
態を示す。図4は操作具21を操作せずに、被切断材1
7端部に安全カバー11を突き当て安全カバー11を自
動的に回動させながら切断を行った状態を示すが、ワイ
ヤ20が引き操作されずに安全カバー11が回動するた
め、図に示すように安全カバー11が回動するにつれワ
イヤ20は弛んでしまう。このようにワイヤ20が弛む
ことにより、ワイヤ20が他部材に接触する等して安全
カバー11が回動不良となる恐れがある。これを解消す
るための構成を図5に示す。
【0029】図5は本発明を構成するワイヤの他の実施
形態を示す要部拡大説明図であり、(a)は安全カバー
11が回動する前の状態、あるいは操作具21を介して
ワイヤ20が引き操作された際の状態を示し、(b)は
操作具21が操作されずに安全カバー11が回動した際
の状態を示す。
【0030】図に示すようにワイヤ20には、長手方向
がワイヤ20の長手方向と同一方向となり、内部にワイ
ヤ20が位置するようにコイルスプリング22が取付け
られている。コイルスプリング22は、伸ばした状態で
ワイヤ20に取付けられる、あるいは(b)に示すよう
にワイヤ20が弛んだ状態である時に取付けられるもの
であり、スプリング14よりもばね定数が小さいもので
ある。
【0031】このため、安全カバー11が回動していな
い通常時には、コイルスプリング22は(a)に示すよ
うに伸びた状態にあり、上記したように操作具21を操
作せずに安全カバー11を回動させた際には、(b)に
示すように収縮する。
【0032】従って、操作具21を操作せずに安全カバ
ー11を回動させると、安全カバー11が回動するにつ
れ、コイルスプリング22が収縮するようになりコイル
スプリング22内においてはワイヤ20は弛むが、これ
以外ではワイヤ20は弛まないようになる。従って、コ
イルスプリング22内に弛んだワイヤ20が位置するよ
うになるので、ワイヤ20が他部材に接触する等の恐れ
を解消することができる。
【0033】なお、上記した構成以外に弛んだワイヤ2
0が他部材に接触する恐れを解消する方法として、ワイ
ヤ20の中間部に巻取り装置を取付ける、ワイヤ20自
体に伸縮材を用いる等の種々の方法がある。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、安全カバーの一部にワ
イヤの一端を連結すると共にワイヤの他端をハンドル近
傍に位置する操作具に連結させ、操作具をハンドルを把
持する方向に操作することにより安全カバーが回動する
ようにしたことにより、安全カバーの回動操作を容易に
行うことができ、操作性の良い携帯用丸のこを提供する
ことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明携帯用丸のこの一実施形態を示す要部断
面正面図。
【図2】図1の携帯用丸のこにおける安全カバー回動操
作状態を示す要部断面正面図。
【図3】本発明携帯用丸のこの他の実施形態を示す要部
拡大説明図。
【図4】図1の携帯用丸のこにおける一切断作業状態を
示す要部断面正面図。
【図5】本発明を構成するワイヤの他の実施形態を示す
要部拡大説明図。
【図6】従来の携帯用丸のこの一例を示す要部断面上面
図。
【図7】従来の携帯用丸のこの一例を示す要部断面正面
説明図。
【図8】図6の携帯用丸のこにおける一切断作業状態を
示す要部断面上面図。
【図9】図7の携帯用丸のこにおける一切断作業状態を
示す正面図。
【符号の説明】
1は本体、2はハンドル、4はのこ刃、10はホルダ、
11は安全カバー、14はスプリング、15は取付穴、
20はワイヤ、21は操作具、22はコイルスプリング
である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機を内蔵した本体と、本体に設けら
    れ、電動機の駆動を制御するスイッチを備えたハンドル
    と、電動機により駆動されるのこ刃と、回動可能に設け
    られのこ刃のほぼ半分を覆う形状をした安全カバーと、
    安全カバーがのこ刃のほぼ下側半分を覆うように回動す
    るよう常時安全カバーを付勢する付勢手段とを有する携
    帯用丸のこにであって、 前記安全カバーの一部にワイヤの一端を連結すると共に
    ワイヤの他端をハンドル近傍に位置する操作具に連結さ
    せ、操作具をハンドルを把持する方向に操作することに
    より安全カバーが回動するようにしたことを特徴とする
    携帯用丸のこ。
  2. 【請求項2】 前記ワイヤの一部の二点をばね材で連結
    したことを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の
    携帯用丸のこ。
JP11041318A 1999-02-19 1999-02-19 携帯用丸のこ Withdrawn JP2000238010A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004223775A (ja) * 2003-01-20 2004-08-12 Hitachi Koki Co Ltd 携帯用切断工具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004223775A (ja) * 2003-01-20 2004-08-12 Hitachi Koki Co Ltd 携帯用切断工具

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060509