JP2004223775A - 携帯用切断工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の目的は、保護カバーの回動性を向上させ、作業性の良い携帯用切断工具を提供することである。
【解決手段】保護カバー6の反電動機側壁面6bの切断方向前方端面6cと上端面6fとの交点6eが常にベース4底面よりも上方に位置する構成とした。
【選択図】 図1
【解決手段】保護カバー6の反電動機側壁面6bの切断方向前方端面6cと上端面6fとの交点6eが常にベース4底面よりも上方に位置する構成とした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、本体に回動可能に設けられ、ベース底面より下方に突出した鋸刃外周の一部を覆う形状をした保護カバーを有する携帯用切断工具に関するものである。以下、携帯用切断工具を携帯用電気丸鋸として説明する。
【0002】
【従来の技術】
図1に示すような携帯用電気丸鋸に採用されるベース4底面より下方に突出した鋸刃5外周の一部を覆う形状をした従来の保護カバー6を図8に示す。
【0003】
保護カバー6は、鋸刃5の回動軸心と同心上で回動可能なようにソーカバー2内部に保持されているが、図8に示すように保護カバー6にはソーカバー2内壁の一部に一端が取付けられたスプリング7の他端が取付けられており、保護カバー6が鋸刃5の外周を露出するように図示反時計回り方向に回動すると、スプリング7は伸びるため、保護カバー6はスプリング7の復帰力によって図8に示す初期状態に復帰するよう付勢される。すなわち、保護カバー6の回動操作を解除すると保護カバー6はスプリング7の伸縮力によって時計回り方向に回動し図8に示す初期状態に復帰する。
【0004】
このように保護カバー6は鋸刃5の外周を覆うものであるが、被切断材の切断作業時には、切断作業開始時に被切断材の端面に当接し、更に被切断材上で携帯用電気丸鋸本体が摺動すると、反力によって保護カバー6は鋸刃5の回転軸心と同心上で回動し、鋸刃5の外周を自動的に露出させ鋸刃5による切断作業を可能とする。
【0005】
なお、保護カバー6には図8に示すようにレバー部6aが設けられており、レバー部6aを操作することによっても保護カバー6の回動を行うことができるようになっている。
【0006】
従来の携帯用電気丸鋸の保護カバー6は、反電動機側(図8の手前側)の壁面6bが鋸刃5のほぼ外周部付近のみを覆う形状をしており、反電動機側壁面6bの切断方向前方側端面6cはベース4底面よりも下方に位置する構成をしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように従来の携帯用電気丸鋸は、切断作業開始時に保護カバー6が被切断材端面に当接することにより、保護カバー6がベース4底面より突出する鋸刃5外周を露出させるように自動的に回動するものであるが、図9に示すような作業状態にあっては保護カバー6の回動がスムーズに行われず、または回動不能となり作業性の低下を招く恐れがあるものであった。
【0008】
図9は被切断材8の端面に対して傾斜した切断を行う切断開始時の状態を示す要部断面平面図であるが、図に示すような切断作業の場合、被切断材8の端面には保護カバー6の電動機側壁面6dよりも先に反電動機側壁面6bが当接することとなる。この場合であって材料厚さがベース4底面からの切断方向前方端面6cの上端までの寸法とほぼ等しい被切断材8aである場合、図10に示すように被切断材8aの下方端部が反電動機側壁面6bの切断方向前方端面6cの上端に当接するが、被切断材8a上を丸鋸本体が摺動することにより発生する反力9aが保護カバー6の回動方向と沿わなくなると共に保護カバー6の回動を被切断材8aが妨げることとなり、保護カバー6の回動がスムーズに行われない、もしくは保護カバー6が回動不能となってしまう。その際には、レバー6aを回動操作することにより保護カバー6を回動させる必要があるが、切断作業性が低下してしまうと共に切断面に段差を発生させてしまう等の不具合があった。
【0009】
これは、図10に示すように、材料厚さがベース4底面からの切断方向前方端面6c上端までの寸法よりも小さい被切断材8b、8cであっても同様である。この場合には、被切断材8b、8cが反電動機側壁面6bの上端面6fに当接し、更に保護カバー6の回動を被切断材8b、8cが妨げることとなり、保護カバー6の回動性が悪い。
【0010】
なお、図10に示す被切断材8aの切断作業の場合、図に示す状態から保護カバー6が回動すると被切断材8aと保護カバー6との当接が一度解消され、その際に保護カバー6がスプリング7の働きによって図示時計回り方向に回動し、その後被切断材8aと上端面6fとが当接するが、被切断材8b、8cの場合と同様に保護カバー6の回動性が悪い。
【0011】
また、図11に示すように切断作業開始時に保護カバー6が反力9dによって回動するが、保護カバー6の回動位置によって被切断材8dと当接する端面6cの個所が変化しこれによって反力が図に示すように9e、9f、9gと徐々にベース4底面から離れる方向に変化し、保護カバー6の回動がスムーズに行われない、もしくは保護カバー6が回動不能となってしまう場合がある。
【0012】
本発明の目的は、上記欠点を解消し、保護カバーの回動性を向上させ、作業性の良い携帯用切断工具を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、保護カバーの反電動機側壁面の切断方向前方端面と上端面との交点が常にベース底面よりも上方に位置する構成とすることにより達成される。
【0014】
更に、最大切込み深さでベース底面と鋸刃との角度が最大に傾斜した状態であっても保護カバーの前記交点が、ベース底面よりも上方に位置する構成とすることによって達成される。
【0015】
更に、保護カバーがいずれの回動位置にあっても保護カバーの前記交点が、ベース底面よりも上方に位置する構成とすることによって達成される。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明携帯用電気丸鋸の一実施形態を図1〜図6を用いて説明する。
【0017】
図に示すように携帯用電気丸鋸は、電動機(図示せず)を内蔵すると共にハンドル部1aを有したハウジング1と、ハウジング1に連結されたソーカバー2と、ソーカバー2の切断方向前後に設けられた連結部3a、3bによってソーカバー2と連結されたベース4と、前記電動機に機械的に連結され電動機により回転駆動する鋸刃5と、ソーカバー2内部に回動可能に保持され、ベース4底面より下方に突出する鋸刃5の外周の一部を覆う形状をした保護カバー6とを有する構成をしている。
【0018】
図に示すようにベース4には、鋸刃5がベース4底面よりも下方に突出可能なように開口部4aが設けられた構成をしている。
【0019】
また、ソーカバー2とベース4とを連結する連結部3a及び3bにはそれぞれ同心上に位置する傾斜支点3cが設けられており、この傾斜支点3cを支点としてソーカバー2及び本体1がベース4に対して相対的に回動することにより、ベース4底面に対する鋸刃5の角度を変更することができ、これによって任意の傾斜角度での切断作業を行うことができるようになっている。なお、ベース4底面に対する鋸刃5の角度を調整した後に、ソーカバー2とベース4との傾斜位置を固定する固定手段3eによってベース4底面に対する鋸刃5の角度を決定する構成をしている。
【0020】
また、連結部3aに鋸刃5の軸方向に平行に延びる回動支点3dを設けた構成をしており、回動支点3dを支点としてベース4に対しソーカバー2を回動させることにより、ベース4底面よりも下方に突出する鋸刃5の突出量、すなわち切込み深さを変更可能となっている。なお、他方の連結部3bには図示しないが回動支点3dを支点とした回動位置を固定する固定手段が設けられている。
【0021】
従来と同様、保護カバー6はスプリング7によって図2に示す初期状態に復帰する構成となっている。
【0022】
図2に示す携帯用電気丸鋸の状態は、切込み深さが最大であり、ベース4底面に対する鋸刃5の角度が直角に設定された状態であるが、この状態において、保護カバー6の反電動機側壁面6bの切断方向前方側端面6cは、ベース4底面よりも上方に突出するよう延びた形状をしている。
【0023】
この保護カバー6の端面6cは、図2に示す初期状態においてベース4底面側上方部が下方部よりも切断方向後方側に傾斜した形状をしており、ベース4底面側に向かうに従って回動中心からの距離が随時小さくなる、もしくはそのラインに近似した形状をしている。
【0024】
保護カバー6を上記した形状とすることにより、図9に示すような被切断材8の端面に対して傾斜した切断作業を行う場合にあって、種々の材料厚さの被切断材8を切断するとしても、保護カバー6を自動的にスムーズに回動させることができるようになる。
【0025】
これは、図3に示すように材料厚さの異なる被切断材8a〜8cであっても被切断材8a〜8cの端面が必ず切断方向前方側端面6cに当接すると共に、図4に示すように保護カバー6の回動位置に応じて反力9d〜9fの方向が保護カバー6の回動方向とほぼ同じ方向となるためである。
【0026】
図に示すように保護カバー6の反電動機側壁面6bの切断方向前方側端面6cと上端面6fとはベース4の底面よりも上方位置において交差している。
【0027】
この交点6eは、交点6eから保護カバー6の回動中心までの距離Cが、保護カバー6の回動中心からベース4底面までの垂直方向の距離Dよりも大きくなるよう設定されており、これによって保護カバー6がどの回動位置にあっても常に保護カバー6の端面6cがベース4底面よりも上方に突出するため、切断作業途中で保護カバー6の回動がスムーズでなくなる、もしくは回動不能となることを防止することができる。
【0028】
また、傾斜支点3cを支点として丸鋸本体1をベース4に対して相対的に回動させ、ベース4底面に対する鋸刃5の角度を傾斜させた状態のベース4と、鋸刃5及び保護カバー6の関係を表す要部断面図を図5に示す。図に示す状態は、本実施形態の携帯用電気丸鋸が最大に傾斜可能な角度である45度に傾斜した状態である。
【0029】
図5に示すようにベース4底面に対する鋸刃5の角度を傾斜させた場合には、ベース4底面に対する鋸刃5の角度が直角である場合に比べ、保護カバー6の交点6eがベース4底面側に移動する。本実施形態の携帯用電気丸鋸では、このようにベース4底面に対する鋸刃5の角度を傾斜させたとしても、保護カバー6の反電動機側端面6bの切断方前方側端面6cがベース4底面よりも上方まで延びる形状をしている、すなわち切断方前方側端面6cと上端面6dとの交点6eがベース4底面よりも上方に位置する構成をしている。
【0030】
次に上記したように保護カバー6の交点6eが常にベース4底面よりも上方に位置するよう構成するために必要な図2に示す初期状態における交点6eからベース4底面までの垂直方向の距離Eを図6に示す模式図を用いて算出した結果を示す。
【0031】
図6に表される各符号は下記の通りであり、
θ1・・・携帯用電気丸鋸の最大傾斜角度
0・・・傾斜支点
A・・・切込み深さが最大でベース4底面に対する鋸刃5の角度が直角である際の保護カバー6の交点6d部分の鋸刃5側端部
B・・・切込み深さが最大でベース4底面に対する鋸刃5の角度が最大に傾斜してある際の保護カバー6の交点6d部分の鋸刃5側端部
F・・・ベース4底面
L1・・・0からAまでの水平方向距離
L2・・・ベース4底面から0までの垂直方向距離(Bから0までの垂直方向距離)
L3・・・0からAまでの垂直方向距離
L4・・・AからBまでの垂直方向距離
【0032】
これらの関係式として下記(1)〜(6)が成り立つ。
L4=L2−L3 ・・・(1)
L3=L1・tanθ2 ・・・(2)
θ1+θ2+θ3=π/2 ・・・(3)
θ2=π/2−θ1−θ3 ・・・(4)
θ3=cos−1(L2/L1・cosθ2) ・・・(5)
(3)を(5)に代入
θ1+θ2+cos−1(L2/L1・cosθ2)=π/2
θ2=tan−1((L2/L1−sinθ1)/cosθ1) ・・・(6)
(6)を(2)に代入
L3=L1・tan(tan−1(L2/L1−sinθ1)/cosθ1)
L3=(L2/cosθ1)−L1・tanθ1 ・・・(7)
(7)を(1)に代入
L4=L2−(L2/cosθ1)+L1・tanθ1 ・・・(8)
図6に示す状態はBがベース4底面の平行線上に位置する構成とした時の関係式であり、図2に示す初期状態における交点6eからベース4底面までの距離Eが(8)の関係式を満足する構成とすれば、Bがベース4底面の平行線上に位置する構成とすることができる。
【0033】
図2に示す初期状態より最大に傾斜させた際に変化するベース4底面からの保護カバー6の交点6eまでの距離がL4であり、図2に示す初期状態においてこのL4よりも交点6eがベース4底面から離れる構成とすることにより、すなわち下記関係式を満足する構成とすることにより、最大傾斜時にも交点6eがベース4底面より上方に位置するように構成することができる。
L4≧L2−(L2/cosθ1)+L1・tanθ1
【0034】
また、本実施形態の携帯用電気丸鋸では、図2に示す初期状態より保護カバー2を回動させ、保護カバー6の回動中心の垂直線上に交点6eが位置すると、図6に示すAの位置がA’の位置まで変化することとなる(変化する垂直方向距離L5)。
【0035】
このため、上記の関係式に保護カバー6の回動に伴う変化量を考慮した下記関係式を満足する構成とすることにより、常に交点6eがベース4底面よりも上方に位置する構成とすることができる。
L1≧L2−(L2/cosθ1)+L1・tanθ1+L5・cosθ1
【0036】
次に本発明携帯用電気丸鋸の他の実施形態を図7を用いて説明する。
【0037】
図に示す保護カバー6は上記した関係式を満足する構成となっており、保護カバー6の反電動機側壁面6bの切断方向先方側端面6cと上端面6fとの交点6eが常にベース4底面よりも上方に突出する構成となっているが、本実施形態では、上記した実施形態と比べ、保護カバー6の反電動機側壁面6bの形状を工夫することにより、鋸刃5の交換作業の作業性が低下することを抑制するようにしたものである。
【0038】
図に示すように本実施形態の反電動機側壁面6cは、ベース4底面より上方に突出する交点6e付近の部分が鋸刃5から離れるように段差を有する形状をしている。このような構成とすることによって、鋸刃5をソーカバー2内部に固定させるための鋸刃固定具10の取付け取外し作業の際に、保護カバー6が邪魔となり作業性が低下することを抑制することができるようになる。
【0039】
これは、保護カバー6の交点6eがベース4底面よりも上方に突出した構成で、且つ保護カバー6の回動中心から交点6eまでの距離を、回動中心からベース4底面までの垂直方向の距離よりも小さくした構成、すなわち鋸刃5の回動中心部分に位置する鋸刃固定具10に保護カバー6を近づけた構成である本発明携帯用電気丸鋸において顕著な効果を奏し出す構成である。
【0040】
なお、上記実施形態では、ベース4底面に対する鋸刃5の傾斜角度の最大角度を45度としたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば50度、55度と種々の角度に設定可能である。
【0041】
また、上記実施形態では、図2等に示すように保護カバー6の反電動機側壁面6bの上端面6fの形状を凹部形状としたものであるが、これによって保護カバー6の軽量化を図ることができると共に、鋸刃固定具10に近接した部分を少なくすることにより鋸刃5の交換作業の作業性の低下を抑制することができるものである。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば、保護カバーの反電動機側壁面の切断方向前方端面と上端面との交点が常に前記ベース底面よりも上方に位置する構成としたことにより、保護カバーの回動性を向上させ、作業性の良い携帯用切断工具を提供することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明携帯用切断工具の一実施形態を示す斜視図。
【図2】本発明携帯用切断工具の一実施形態を示す要部拡大正面図。
【図3】図2に示す携帯用切断工具の切断作業状態を示す説明図。
【図4】図2に示す携帯用切断工具の切断作業状態を示す説明図。
【図5】図2に示す携帯用切断工具であってベースに対する鋸刃の角度を最大に傾斜させた状態を示すF−F線相当断面図。
【図6】本発明携帯用切断工具を構成する保護カバー、ベース底面、傾斜支点との関係を模式図。
【図7】本発明携帯用切断工具の他の実施形態を示す図2のF−F線相当断面図。
【図8】従来の携帯用切断工具の一例を示す要部拡大正面図。
【図9】携帯用切断工具の一切断作業状態を示す要部断面平面図。
【図10】図8に示す携帯用切断工具の切断作業状態を示す説明図。
【図11】図8に示す携帯用切断工具の切断作業状態を示す説明図。
【符号の説明】
1はハウジング、2はソーカバー、3a、3bは連結部、3dは回動支点、3e固定手段、4はベース、4aは開口部、5は鋸刃、6は保護カバー、6aはレバー部、6bは反電動機側壁面、6cは切断方向前方壁面、6dは電動機側壁面、6eは切断方向前方壁面6cと上端面6fとの交点、7はスプリング、8は被切断材、9は反力、10は鋸刃固定具である。
【発明の属する技術分野】
本発明は、本体に回動可能に設けられ、ベース底面より下方に突出した鋸刃外周の一部を覆う形状をした保護カバーを有する携帯用切断工具に関するものである。以下、携帯用切断工具を携帯用電気丸鋸として説明する。
【0002】
【従来の技術】
図1に示すような携帯用電気丸鋸に採用されるベース4底面より下方に突出した鋸刃5外周の一部を覆う形状をした従来の保護カバー6を図8に示す。
【0003】
保護カバー6は、鋸刃5の回動軸心と同心上で回動可能なようにソーカバー2内部に保持されているが、図8に示すように保護カバー6にはソーカバー2内壁の一部に一端が取付けられたスプリング7の他端が取付けられており、保護カバー6が鋸刃5の外周を露出するように図示反時計回り方向に回動すると、スプリング7は伸びるため、保護カバー6はスプリング7の復帰力によって図8に示す初期状態に復帰するよう付勢される。すなわち、保護カバー6の回動操作を解除すると保護カバー6はスプリング7の伸縮力によって時計回り方向に回動し図8に示す初期状態に復帰する。
【0004】
このように保護カバー6は鋸刃5の外周を覆うものであるが、被切断材の切断作業時には、切断作業開始時に被切断材の端面に当接し、更に被切断材上で携帯用電気丸鋸本体が摺動すると、反力によって保護カバー6は鋸刃5の回転軸心と同心上で回動し、鋸刃5の外周を自動的に露出させ鋸刃5による切断作業を可能とする。
【0005】
なお、保護カバー6には図8に示すようにレバー部6aが設けられており、レバー部6aを操作することによっても保護カバー6の回動を行うことができるようになっている。
【0006】
従来の携帯用電気丸鋸の保護カバー6は、反電動機側(図8の手前側)の壁面6bが鋸刃5のほぼ外周部付近のみを覆う形状をしており、反電動機側壁面6bの切断方向前方側端面6cはベース4底面よりも下方に位置する構成をしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように従来の携帯用電気丸鋸は、切断作業開始時に保護カバー6が被切断材端面に当接することにより、保護カバー6がベース4底面より突出する鋸刃5外周を露出させるように自動的に回動するものであるが、図9に示すような作業状態にあっては保護カバー6の回動がスムーズに行われず、または回動不能となり作業性の低下を招く恐れがあるものであった。
【0008】
図9は被切断材8の端面に対して傾斜した切断を行う切断開始時の状態を示す要部断面平面図であるが、図に示すような切断作業の場合、被切断材8の端面には保護カバー6の電動機側壁面6dよりも先に反電動機側壁面6bが当接することとなる。この場合であって材料厚さがベース4底面からの切断方向前方端面6cの上端までの寸法とほぼ等しい被切断材8aである場合、図10に示すように被切断材8aの下方端部が反電動機側壁面6bの切断方向前方端面6cの上端に当接するが、被切断材8a上を丸鋸本体が摺動することにより発生する反力9aが保護カバー6の回動方向と沿わなくなると共に保護カバー6の回動を被切断材8aが妨げることとなり、保護カバー6の回動がスムーズに行われない、もしくは保護カバー6が回動不能となってしまう。その際には、レバー6aを回動操作することにより保護カバー6を回動させる必要があるが、切断作業性が低下してしまうと共に切断面に段差を発生させてしまう等の不具合があった。
【0009】
これは、図10に示すように、材料厚さがベース4底面からの切断方向前方端面6c上端までの寸法よりも小さい被切断材8b、8cであっても同様である。この場合には、被切断材8b、8cが反電動機側壁面6bの上端面6fに当接し、更に保護カバー6の回動を被切断材8b、8cが妨げることとなり、保護カバー6の回動性が悪い。
【0010】
なお、図10に示す被切断材8aの切断作業の場合、図に示す状態から保護カバー6が回動すると被切断材8aと保護カバー6との当接が一度解消され、その際に保護カバー6がスプリング7の働きによって図示時計回り方向に回動し、その後被切断材8aと上端面6fとが当接するが、被切断材8b、8cの場合と同様に保護カバー6の回動性が悪い。
【0011】
また、図11に示すように切断作業開始時に保護カバー6が反力9dによって回動するが、保護カバー6の回動位置によって被切断材8dと当接する端面6cの個所が変化しこれによって反力が図に示すように9e、9f、9gと徐々にベース4底面から離れる方向に変化し、保護カバー6の回動がスムーズに行われない、もしくは保護カバー6が回動不能となってしまう場合がある。
【0012】
本発明の目的は、上記欠点を解消し、保護カバーの回動性を向上させ、作業性の良い携帯用切断工具を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、保護カバーの反電動機側壁面の切断方向前方端面と上端面との交点が常にベース底面よりも上方に位置する構成とすることにより達成される。
【0014】
更に、最大切込み深さでベース底面と鋸刃との角度が最大に傾斜した状態であっても保護カバーの前記交点が、ベース底面よりも上方に位置する構成とすることによって達成される。
【0015】
更に、保護カバーがいずれの回動位置にあっても保護カバーの前記交点が、ベース底面よりも上方に位置する構成とすることによって達成される。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明携帯用電気丸鋸の一実施形態を図1〜図6を用いて説明する。
【0017】
図に示すように携帯用電気丸鋸は、電動機(図示せず)を内蔵すると共にハンドル部1aを有したハウジング1と、ハウジング1に連結されたソーカバー2と、ソーカバー2の切断方向前後に設けられた連結部3a、3bによってソーカバー2と連結されたベース4と、前記電動機に機械的に連結され電動機により回転駆動する鋸刃5と、ソーカバー2内部に回動可能に保持され、ベース4底面より下方に突出する鋸刃5の外周の一部を覆う形状をした保護カバー6とを有する構成をしている。
【0018】
図に示すようにベース4には、鋸刃5がベース4底面よりも下方に突出可能なように開口部4aが設けられた構成をしている。
【0019】
また、ソーカバー2とベース4とを連結する連結部3a及び3bにはそれぞれ同心上に位置する傾斜支点3cが設けられており、この傾斜支点3cを支点としてソーカバー2及び本体1がベース4に対して相対的に回動することにより、ベース4底面に対する鋸刃5の角度を変更することができ、これによって任意の傾斜角度での切断作業を行うことができるようになっている。なお、ベース4底面に対する鋸刃5の角度を調整した後に、ソーカバー2とベース4との傾斜位置を固定する固定手段3eによってベース4底面に対する鋸刃5の角度を決定する構成をしている。
【0020】
また、連結部3aに鋸刃5の軸方向に平行に延びる回動支点3dを設けた構成をしており、回動支点3dを支点としてベース4に対しソーカバー2を回動させることにより、ベース4底面よりも下方に突出する鋸刃5の突出量、すなわち切込み深さを変更可能となっている。なお、他方の連結部3bには図示しないが回動支点3dを支点とした回動位置を固定する固定手段が設けられている。
【0021】
従来と同様、保護カバー6はスプリング7によって図2に示す初期状態に復帰する構成となっている。
【0022】
図2に示す携帯用電気丸鋸の状態は、切込み深さが最大であり、ベース4底面に対する鋸刃5の角度が直角に設定された状態であるが、この状態において、保護カバー6の反電動機側壁面6bの切断方向前方側端面6cは、ベース4底面よりも上方に突出するよう延びた形状をしている。
【0023】
この保護カバー6の端面6cは、図2に示す初期状態においてベース4底面側上方部が下方部よりも切断方向後方側に傾斜した形状をしており、ベース4底面側に向かうに従って回動中心からの距離が随時小さくなる、もしくはそのラインに近似した形状をしている。
【0024】
保護カバー6を上記した形状とすることにより、図9に示すような被切断材8の端面に対して傾斜した切断作業を行う場合にあって、種々の材料厚さの被切断材8を切断するとしても、保護カバー6を自動的にスムーズに回動させることができるようになる。
【0025】
これは、図3に示すように材料厚さの異なる被切断材8a〜8cであっても被切断材8a〜8cの端面が必ず切断方向前方側端面6cに当接すると共に、図4に示すように保護カバー6の回動位置に応じて反力9d〜9fの方向が保護カバー6の回動方向とほぼ同じ方向となるためである。
【0026】
図に示すように保護カバー6の反電動機側壁面6bの切断方向前方側端面6cと上端面6fとはベース4の底面よりも上方位置において交差している。
【0027】
この交点6eは、交点6eから保護カバー6の回動中心までの距離Cが、保護カバー6の回動中心からベース4底面までの垂直方向の距離Dよりも大きくなるよう設定されており、これによって保護カバー6がどの回動位置にあっても常に保護カバー6の端面6cがベース4底面よりも上方に突出するため、切断作業途中で保護カバー6の回動がスムーズでなくなる、もしくは回動不能となることを防止することができる。
【0028】
また、傾斜支点3cを支点として丸鋸本体1をベース4に対して相対的に回動させ、ベース4底面に対する鋸刃5の角度を傾斜させた状態のベース4と、鋸刃5及び保護カバー6の関係を表す要部断面図を図5に示す。図に示す状態は、本実施形態の携帯用電気丸鋸が最大に傾斜可能な角度である45度に傾斜した状態である。
【0029】
図5に示すようにベース4底面に対する鋸刃5の角度を傾斜させた場合には、ベース4底面に対する鋸刃5の角度が直角である場合に比べ、保護カバー6の交点6eがベース4底面側に移動する。本実施形態の携帯用電気丸鋸では、このようにベース4底面に対する鋸刃5の角度を傾斜させたとしても、保護カバー6の反電動機側端面6bの切断方前方側端面6cがベース4底面よりも上方まで延びる形状をしている、すなわち切断方前方側端面6cと上端面6dとの交点6eがベース4底面よりも上方に位置する構成をしている。
【0030】
次に上記したように保護カバー6の交点6eが常にベース4底面よりも上方に位置するよう構成するために必要な図2に示す初期状態における交点6eからベース4底面までの垂直方向の距離Eを図6に示す模式図を用いて算出した結果を示す。
【0031】
図6に表される各符号は下記の通りであり、
θ1・・・携帯用電気丸鋸の最大傾斜角度
0・・・傾斜支点
A・・・切込み深さが最大でベース4底面に対する鋸刃5の角度が直角である際の保護カバー6の交点6d部分の鋸刃5側端部
B・・・切込み深さが最大でベース4底面に対する鋸刃5の角度が最大に傾斜してある際の保護カバー6の交点6d部分の鋸刃5側端部
F・・・ベース4底面
L1・・・0からAまでの水平方向距離
L2・・・ベース4底面から0までの垂直方向距離(Bから0までの垂直方向距離)
L3・・・0からAまでの垂直方向距離
L4・・・AからBまでの垂直方向距離
【0032】
これらの関係式として下記(1)〜(6)が成り立つ。
L4=L2−L3 ・・・(1)
L3=L1・tanθ2 ・・・(2)
θ1+θ2+θ3=π/2 ・・・(3)
θ2=π/2−θ1−θ3 ・・・(4)
θ3=cos−1(L2/L1・cosθ2) ・・・(5)
(3)を(5)に代入
θ1+θ2+cos−1(L2/L1・cosθ2)=π/2
θ2=tan−1((L2/L1−sinθ1)/cosθ1) ・・・(6)
(6)を(2)に代入
L3=L1・tan(tan−1(L2/L1−sinθ1)/cosθ1)
L3=(L2/cosθ1)−L1・tanθ1 ・・・(7)
(7)を(1)に代入
L4=L2−(L2/cosθ1)+L1・tanθ1 ・・・(8)
図6に示す状態はBがベース4底面の平行線上に位置する構成とした時の関係式であり、図2に示す初期状態における交点6eからベース4底面までの距離Eが(8)の関係式を満足する構成とすれば、Bがベース4底面の平行線上に位置する構成とすることができる。
【0033】
図2に示す初期状態より最大に傾斜させた際に変化するベース4底面からの保護カバー6の交点6eまでの距離がL4であり、図2に示す初期状態においてこのL4よりも交点6eがベース4底面から離れる構成とすることにより、すなわち下記関係式を満足する構成とすることにより、最大傾斜時にも交点6eがベース4底面より上方に位置するように構成することができる。
L4≧L2−(L2/cosθ1)+L1・tanθ1
【0034】
また、本実施形態の携帯用電気丸鋸では、図2に示す初期状態より保護カバー2を回動させ、保護カバー6の回動中心の垂直線上に交点6eが位置すると、図6に示すAの位置がA’の位置まで変化することとなる(変化する垂直方向距離L5)。
【0035】
このため、上記の関係式に保護カバー6の回動に伴う変化量を考慮した下記関係式を満足する構成とすることにより、常に交点6eがベース4底面よりも上方に位置する構成とすることができる。
L1≧L2−(L2/cosθ1)+L1・tanθ1+L5・cosθ1
【0036】
次に本発明携帯用電気丸鋸の他の実施形態を図7を用いて説明する。
【0037】
図に示す保護カバー6は上記した関係式を満足する構成となっており、保護カバー6の反電動機側壁面6bの切断方向先方側端面6cと上端面6fとの交点6eが常にベース4底面よりも上方に突出する構成となっているが、本実施形態では、上記した実施形態と比べ、保護カバー6の反電動機側壁面6bの形状を工夫することにより、鋸刃5の交換作業の作業性が低下することを抑制するようにしたものである。
【0038】
図に示すように本実施形態の反電動機側壁面6cは、ベース4底面より上方に突出する交点6e付近の部分が鋸刃5から離れるように段差を有する形状をしている。このような構成とすることによって、鋸刃5をソーカバー2内部に固定させるための鋸刃固定具10の取付け取外し作業の際に、保護カバー6が邪魔となり作業性が低下することを抑制することができるようになる。
【0039】
これは、保護カバー6の交点6eがベース4底面よりも上方に突出した構成で、且つ保護カバー6の回動中心から交点6eまでの距離を、回動中心からベース4底面までの垂直方向の距離よりも小さくした構成、すなわち鋸刃5の回動中心部分に位置する鋸刃固定具10に保護カバー6を近づけた構成である本発明携帯用電気丸鋸において顕著な効果を奏し出す構成である。
【0040】
なお、上記実施形態では、ベース4底面に対する鋸刃5の傾斜角度の最大角度を45度としたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば50度、55度と種々の角度に設定可能である。
【0041】
また、上記実施形態では、図2等に示すように保護カバー6の反電動機側壁面6bの上端面6fの形状を凹部形状としたものであるが、これによって保護カバー6の軽量化を図ることができると共に、鋸刃固定具10に近接した部分を少なくすることにより鋸刃5の交換作業の作業性の低下を抑制することができるものである。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば、保護カバーの反電動機側壁面の切断方向前方端面と上端面との交点が常に前記ベース底面よりも上方に位置する構成としたことにより、保護カバーの回動性を向上させ、作業性の良い携帯用切断工具を提供することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明携帯用切断工具の一実施形態を示す斜視図。
【図2】本発明携帯用切断工具の一実施形態を示す要部拡大正面図。
【図3】図2に示す携帯用切断工具の切断作業状態を示す説明図。
【図4】図2に示す携帯用切断工具の切断作業状態を示す説明図。
【図5】図2に示す携帯用切断工具であってベースに対する鋸刃の角度を最大に傾斜させた状態を示すF−F線相当断面図。
【図6】本発明携帯用切断工具を構成する保護カバー、ベース底面、傾斜支点との関係を模式図。
【図7】本発明携帯用切断工具の他の実施形態を示す図2のF−F線相当断面図。
【図8】従来の携帯用切断工具の一例を示す要部拡大正面図。
【図9】携帯用切断工具の一切断作業状態を示す要部断面平面図。
【図10】図8に示す携帯用切断工具の切断作業状態を示す説明図。
【図11】図8に示す携帯用切断工具の切断作業状態を示す説明図。
【符号の説明】
1はハウジング、2はソーカバー、3a、3bは連結部、3dは回動支点、3e固定手段、4はベース、4aは開口部、5は鋸刃、6は保護カバー、6aはレバー部、6bは反電動機側壁面、6cは切断方向前方壁面、6dは電動機側壁面、6eは切断方向前方壁面6cと上端面6fとの交点、7はスプリング、8は被切断材、9は反力、10は鋸刃固定具である。
Claims (4)
- 電動機を内蔵した本体と、該本体に回転可能に保持され、前記電動機により回転駆動する鋸刃と、前記本体下方に取付けられ、被切断材上面を摺動可能で切断作業時に案内面となる底面を有するベースと、前記本体に回動可能に設けられ、前記ベース底面よりも下方に突出する前記鋸刃外周の一部を覆う形状をした保護カバーとを有し、前記ベースに対して相対的に前記本体を傾斜可能とし、前記ベース底面に対する前記鋸刃の角度を調整可能とした携帯用切断工具であって、
前記保護カバーの反電動機側壁面の切断方向前方端面と上端面との交点が常に前記ベース底面よりも上方に位置する構成としたことを特徴とする携帯用切断工具。 - 前記切断方向前方端面は前記ベース底面に向かうに従って前記保護カバーの回動中心からの距離が小さくなるよう傾斜した形状を有することを特徴とする請求項1記載の携帯用切断工具。
- 前記ベース底面に対する前記鋸刃の角度が直角である際の前記ベース底面から前記保護カバーの前記交点までの垂直方向距離を、前記角度が直角である際の前記交点と前記角度が最大に傾斜した際の前記交点との垂直方向の移動距離よりも大きくしたことを特徴とする請求項1記載の携帯用切断工具。
- 前記保護カバーの前記交点から前記保護カバーの回動中心までの距離を、前記回動中心から前記ベース底面までの垂直方向の距離よりも小さくしたことを特徴とする請求項1記載の携帯用切断工具。
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- 2003-01-20 JP JP2003011681A patent/JP2004223775A/ja active Pending
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